JPS62107063A - スパツタリング装置 - Google Patents

スパツタリング装置

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JPS62107063A
JPS62107063A JP24704285A JP24704285A JPS62107063A JP S62107063 A JPS62107063 A JP S62107063A JP 24704285 A JP24704285 A JP 24704285A JP 24704285 A JP24704285 A JP 24704285A JP S62107063 A JPS62107063 A JP S62107063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
substrate
plasma
sputtering apparatus
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP24704285A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Ogawa
小川 恒雄
Hikari Nishijima
西島 光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24704285A priority Critical patent/JPS62107063A/ja
Publication of JPS62107063A publication Critical patent/JPS62107063A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は真空中で薄膜を形成するスパッタリング装置に
かかわ夛、特に成膜される基板上のパターン段差部への
付着率の高い膜を、高スループツトで生成するのに好適
なスパッタリング装置に関するものである。
〔発明の背景〕
従来の装置では1例えば特公昭59−22788号公報
に記載のように、径の異なる大小2個の電磁石を同心状
に配置して大小2つの環状プラズマを発生させ、基板の
回路パターン上に平担な膜を生成する方法がある。
一方1回路パターンの高集積化に伴い、パターン段差部
壁面の基板面に対する角度は直角に近付くので、基板全
面に亘って段差部への十分な付着率を確保するためには
、基板外周付近には小径プラズマによ)スパッタされさ
粒子の付着量を小さくシ、大径プラズマによ勺スパッタ
された粒子の付着量を大きくすることが必要であ)、従
って。
第2図に示すような、内側に垂直な壁面201をもつタ
ーゲット202を用いて成膜を行う方法が考えられる。
しかし、従来の装置で垂直壁面にプラズマを発生させ基
板上に成膜する場合、ターゲットからスパッタされた粒
子の基板上に付着する割合が小さく、成膜速度が遅くな
ってしまうという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、スループットが高く、かつ成膜する基
板上のパターン段差部付着率(以下、ステップカバレジ
という)が高くなるような成膜を行い得る電極構造をも
つスパッタリング装置を提供することKある。
〔発明の概要〕
本発明は、真空成膜室を挾んで一対の電磁石を同軸上に
対向して配置し、ターゲットをその中間に曾き、基板を
ターゲットの両側に置く構造とし、かつ、該ターゲット
を、基板に対して垂直な円筒内面を有して小径プラズマ
を発生する内側ターゲットと、基板に対して傾斜したi
t有して大径プラズマを発生する外側ターゲットとで構
成するものであシ、小径プラズマで内側ターゲットの円
筒内面からスパッタされた粒子の効果によシステノプカ
パレジの改善を図シ、さらに基板をターゲットの両側に
置くことにより成膜効率を高めるようにしたものである
〔発明の実施例〕
以下1本発明の一実施例を第1図および第3図〜第8図
によシ説明する。
第1図は該実施例の装置の断面図である。図において、
1は真空容器、2a、2bは電磁石、3&3bはヨーク
、4は内側ターゲット、5a、5bは外側ターゲット、
6は内側ターゲット4の冷却水用管路、7Q、7bは外
側ターゲット5a、 5bの冷却水用管路、8および9
a、9bはアノード電極、10および11は絶縁体、1
2および15a、13bは冷却水導入管、14a、14
bは基板ホルダ、15a−15bは基板、16はガス導
入口、17はガス排出口である。
次に、プラズマ発生位置と基板上回路パターンだ対する
ステップカバレジとの関係について、第3図〜第7図を
用いて説明する。
第3図において、101は基板上の回路パターン、10
2はパターン上に形成された膜である。
回路パターン段差部のステップカバレジは、平坦部10
3と段差部104とKそれぞれ付着した膜の厚さtlと
tlとの比で表わされる。基板の全面に亘って平坦部1
03の膜厚t1をほぼ均一にするために、一般に、基板
外径よ勺も径の小さい小径プラズマと、基板外径よシも
径の大きい大径プラズマとによって成膜を行っている。
第4図に示す基板105とターゲット106との関係に
おいて、小径プラズマ107によシスバッタされた粒子
は、基板全面に亘って平坦部103に付着し、また、基
板中心付近では回路パターン1010両側の段差部10
4,104′にも十分な量が付着するが、基板の小径プ
ラズマ107の径ψ1よシ大きな範囲、すなわち基板周
辺付近の回路パターン101の外向きの段差部104に
は付着しない。そこで、そのような外向きの段差部10
4に成膜するために、基板の外径りよシも大きな径ψ2
をもつ大径プラズマ10Bを用いる。しかし。
大径プラズマ108によりスパッタされた粒子は。
同時に平坦部103にも付着するため、基板周辺では、
外向きの段差104に付着する膜の厚さtlに比べて、
平坦部103Vc付着する膜の厚さtlの方がはるかに
大きくなシ、従ってs t+とtlとの比。
すなわちステップカバレジが小さくなってしまう。
上記の問題の対策として、小径プラズマ107による基
板周辺の平坦部103へのスパッタ粒子付着量を少なく
する方法がある。以下、これについて説明する。
ターゲット106の小径プラズマ107が発生する面1
09の傾きθ1と、基板1050周辺部分の平坦部10
3への付着量tI′との関係は、第5図に示すようにな
る。この図から、ステップカバレジを良くするためKは
、小径プラズマ10フ0発生面109の傾きθ1は大き
いほど有利であシ、θ1の最適な値は90°であること
がわかる。
一方、大径プラズマ108が発生する面110の傾きθ
2と、基板1050周辺部分のステップカバレジとの関
係は、第6図のようになる。この図から、θ2は小さい
方がステップカバレジが良くなることがわかる。しかし
、θ2と基板105の周辺部分の平坦部103の成膜速
度との関係は、第7図に示したようKなシ、θ2が小さ
いと成膜速度は小さくなる。そこで、θ2については1
両者の兼ね合いから、ある適当な値を選んで用いる。
以上の検討に基づいてなされた本発明の実施例の装置の
動作原理を、以下に説明する。
ヨーク3aおよびヨーク3bの真空容器1を挾んで対向
する側が互いに逆極性となるように電磁石2aおよび2
bに電圧を印加すると、印加電圧の値、電磁石2aと2
bとの間隔、およびヨーク3a、3bの寸法形状を適当
に決めることによう。
第8図の実線で示したような磁力線の分布パターンが得
られる。すなわち、ヨーク5aおよび3bの面18a、
18bでは、中心付近からは面18゜から18bにほぼ
直線的に磁力線19が延び、その一部は内側ターゲット
4の円筒状内面20にほぼ平行に走っている。一方1面
18&および18bの周辺部からは、ヨーク3aのN極
とS極、ヨーク3bのN極と8%とを結ぶ磁力線が発生
し、その一部は、外側ターゲラ)5a、5bの表面付近
で、ターゲット表面の傾きとほぼ同じ傾きになっている
また、真空容器1の内部には、ガス導入口16からアル
ゴン(Ar)ガスが導入され、ガス排出口17から外部
へ排出されて、内部は常に一定の圧力に保たれている。
この状態で、内側ターゲット4および外側ターゲット5
a、5bと、アノード電極8および9a、9bとの間に
電圧を印加すると、各ターゲットの表面近傍にはそれぞ
れのターゲットの表面に直角な方向に電界が発生し、電
界と磁界とが直交する図中破線で囲んだAおよびB、B
’の環状領域に、マグネトロン放電によるプラズマが発
生する。
プラズマに曝された内側ターゲット4および外側ターゲ
ット5m、5bの面から、ターゲット材料の粒子がスパ
ッタされて、飛散する。このとき、Aの環状領域のプラ
ダiによシ内側ターゲット4からスパッタされた粒子の
一部は、内側ターゲット40両側の基板ホルダ14..
14bによ)保持されている基板15a、15bK付着
するので、ターゲットに対して基板が片側にしかない従
来構造に比べて、成膜効率が向上する。
また、内側ターゲット4のスパッタされる円筒内面20
は、基板15a、15bの表面に対して直角釦なってい
るために、第5図に示したように。
内側ターゲット4からスパッタされた粒子の基板15a
、15bの周辺部への付着量は少ない、一方、B、 B
’の環状領域のプラズマによシ外側ターゲッ)5a、5
bからスパッタされた粒子は、基板15a、15b上で
は周辺部分によシ多く付着し、第3図に示した回路パタ
ーン101の周辺部分の外向き段差部104にも十分な
量が付着するため、良好なステップカバレジが期待でき
る。
以上説明したように1本実施例によれば、基板全面に亘
ってステップカバレジの良い成Mk行うことができ、か
つスループッ)1従来の装置に比べて高くできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、基板の直径よシ小さな径のプラズマを
、基板に対して直角なターゲツト面K、また基板の直径
よ)大きな径のプラズマを、基板に対しである角度をも
ったターゲツト面に、同時に発生させることができると
ともに、基板をターゲラ)1−挾んで両側に設置できる
ので、基板上の配線パターンに対するステップカバレジ
が良好なMを高スループツトで生成できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるスパッタリング装置の
断面図、第2図はターゲットの断面図である。第3図〜
第7図はプラズマ発生位置と基板上回路パターンに対す
るステップカバレジを説明するための図で、第3図は基
板上の回路パターンと薄膜とを示す断面図、第4図はタ
ーゲットと基板の断面図、第5図は基板周辺平坦部の付
着量とターゲットの面の傾斜角θ1との関係を示す特性
図、第6図は基板周辺部のステップカバレジとターゲッ
トの面の傾斜角θ2との関係を示す特性図、第7図は成
膜速度と傾斜角θ2との関係を示す特性図である。第8
図は第1図のスパッタリング装置における磁力線の分布
を示す説明図である。 1・・・真空容器、2a、2b・・・電磁石、 5a、
3b・・・ヨーク、4・・・内側ターゲット、 5a、
5b・・・外側ターゲット、8.9a、9b・・・アノ
ード電極、15a、 15b−基板。 代理人弁理士 小 川 勝 男  ゝ 第1図 ’il、qa、t74  アノポtオb晃 2 図 箋 3 図 第4図 ’jAs口       箪60 算ゴロ ひ2大

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真空成膜室、電界発生手段および磁界発生手段と、
    薄膜材料からなるターゲットとで構成されるスパッタリ
    ング装置において、前記磁界発生手段は、前記真空成膜
    室を挾んで同軸上に対向した一対の電磁石を有し、前記
    ターゲットは、前記同軸上で前記一対の電磁石の中間に
    位置し、かつ前記電界発生手段と接続され小径プラズマ
    を発生させる内側ターゲットと、前記電界発生手段と接
    続され大径プラズマを発生させる外側ターゲットとを有
    し、前記内側ターゲットおよび前記外側ターゲットから
    スパッタされた粒子を付着させて薄膜を堆積させる基板
    を、前記同軸上で前記ターゲットの両側に配置するよう
    にしたことを特徴とするスパッタリング装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載のスパッタリング装置
    において、内側ターゲットは、基板に対して垂直な円筒
    内面を有し、外側ターゲットは、該基板に対して傾斜し
    た面を有し、前記内側ターゲットと前記外側ターゲット
    とは互いに電気的に絶縁されており、かつそれぞれに冷
    却手段を有することを特徴とするスパッタリング装置。 3、特許請求の範囲第2項に記載のスパッタリング装置
    において、小径プラズマは、内側ターゲットが有する円
    筒内面に発生し、大径プラズマは、外側ターゲットの有
    する傾斜した面に発生することを特徴とするスパッタリ
    ング装置。
JP24704285A 1985-11-06 1985-11-06 スパツタリング装置 Pending JPS62107063A (ja)

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JP (1) JPS62107063A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02274874A (ja) * 1989-04-17 1990-11-09 Materials Res Corp 基板被覆堆積用スパッタ装置及び方法
US20160099135A1 (en) * 2014-10-01 2016-04-07 Kurt J. Lesker Company Rectangular Hollow Sputter Source and Method of use Thereof

Cited By (2)

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JPH02274874A (ja) * 1989-04-17 1990-11-09 Materials Res Corp 基板被覆堆積用スパッタ装置及び方法
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