JPS62105872A - 軸方向短縮可能な巻管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、軸方向短縮可能な巻管であって、互いに同軸
的に配置された瑠状の２つの巻管区分から成っており、
該巻管区分が、全周にわたって均一に分配配置てれてい
て巻管の軸方向て延びている舌状の保持部材をそれぞれ
有しており、この場合巻管区分から延びている各保持部
材が、他方の巻管区分から延びている隣接した２つの保
持部材の間における間隙にそれぞれ係合している形式の
ものに関する。

糸巻き体及びこれを締め固めするために働（このような
形式の巻管は、ｒイツ連邦共和国実用新案第７１０２２
３０号明細書に開示されており、２つの巻管部分から成
っている。両巻管部分は、両者がそれぞれ端リングから
成っており、該端リングに、全周にわたって均一に分配
配置されていて軸方向に延びている舌状の保持部材が接
続されている点においては互いに同一の構成を有してい
る。しかしながら一方の巻管部分の舌状の保持部材の端
部が支持リングと結合されているのに対して、他方の巻
管部分にはこのような支持リングは存在せず、従って両
巻管部分のためには各１つの特殊な成形工具が必要であ
る。しかしながら一方の巻管部分に支持リングが設けら
れていないということは、別別に製造された巻管部分が
その保持部材で交互に噛み合わされて軸方向において互
いにシフト可能１あるための前提条件である。この場合
におけるシフト可能性は、一方の巻管部分の保持部材の
端部が他方の巻管部分の端リングに当接することによっ
てのみ制限されている。それゆえに公知の巻管は、ほぼ
保持部材長さに相当する高さまでしか短縮され得ない。

公知の巻管の製造が異なった構成をもつ２つの成形工具
を必要としゆえに極めて高価フあるということを無視し
たとしても、糸状の繊維材料から成る巻き体は例えば均
一な湿式処理のために所定の締め固めを必要とし、この
所定の締め固めは巻管の軸方向における短縮によって実
施されるが、この軸方向短縮は締め固められていない巻
き体の高さの半分よりも明らかに小さな値に相当してい
る。また公知の巻管の軸方向短縮を適当な値に強制的に
制限することはｆきない。公知の巻管のさらに別の欠点
としては次のことが挙げられる。すなわち、特に綾振り
によって巻かれた巻き体では端面の近くにおける巻き体
縁部範囲はそこで重畳する糸の変向位置に基づいて中央
の巻き体範囲に比イて著しく大きな巻き体硬てを有して
いるにもかかわらず、公知の巻管ではほぼ巻管高さにわ
たって延びている保持部材が巻管短縮時に巻き体のどの
範囲にも等しい短縮作用を加えてｌ−まう。従って中央
の巻き体範囲は巻き体練部範囲に比べて強く圧縮もしく
は締め固めされねばならず、さもないと巻き体はその全
高にわたって均一に締め固められ得ない。

発明の課題 ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の軸方向短縮
可能な巻管を改良して、特に安価に製造することができ
、しかも、短縮されていない巻管状態において巻管に巻
き付けられている巻き体がその中央範囲において、巻管
の所定の軸方向短縮後に巻き体密度が巻き体の全高にわ
たって均一になるように、締め固められるような巻管を
提供することである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、両巻管区
分がそれぞれ半径方向の切欠きを除いて閉じられた周壁
から成っており、該周壁が、巻管の短縮されていない場
合には巻管全長の約１／３にわたって延びており、保持
部材がその半径方向外側に位置する保持面の少なくとも
１部分で、巻管区分の内径に相当する直径に位置してお
り、両巻管区分が保持部材を介して目標破損箇所によっ
て互いに結合されていて、両巻管区分の軸方向間隔の変
化時に結合部が破損可能であるようにした。

発明の作用並びに効果 本発明による巻管は全体で３つの巻管区分から、つまり
それぞれほぼ閉じられた周壁によって形成された２つの
巻管区分と、両巻管区分の間に配置されていて舌状の保
持部材から形成されている中央の巻管区分とから成って
おり、この場合保持部材は外側の両巻管区分から延びて
いて、互い違いに組み合わされて真中の巻管区分を形成
している。巻管の軸方向短縮は単に、真中の巻管区分に
おける舌状の保持部材の目に見える長さが短縮可能であ
ることに基づいている。短縮時には保持部材は巻管区分
の各周壁によって取り囲まれる。本発明による巻管の最
大軸方向短縮可能性は従って保持部材の長さに制限され
ており、この場合保持部材は巻管の短縮されていない状
態において真中のき管区分を形成し、この真中の巻管区
分は最大短縮状態において完全になくなる。

半径方向の切欠きを除いて閉じられた周壁からそれぞれ
成る巻管区分はそれ自体を管の短縮に直接的には関与し
ないの１、同を管区分に巻き付けられた巻き体範囲つま
り比較的硬い巻き体区域はほとんど変形されないまま当
該巻管区分にとどまる。これに対して巻き体の圧縮もし
くは締め固めは、直接その有効長さが規定の値だけ短縮
可能である舌状の保持部材に巻き付けられている真中の
巻き体範囲の巻き体区域に集中する。従って巻き体は巻
き体の形成時に必然的に最もわずかな密度しか有してい
ない巻き体範囲において量的に最も強く締め固められる
。

また本発明のように巻管区分が目標破損箇所を介して結
合されていることによって得られる第１の利点としては
、有利にはプラスチックから成る巻管が完全に１つの型
において製造され得ることが挙げられ、これはコストの
低下に役立つ。巻管の一体的な製造によって得られる別
の利点としては、複数の巻管部分からの組立て作業が省
かれろことのみならず、巻管のうつかりとした短縮が排
除されて巻管がすべて一様な長さを有しているというこ
とが挙げられる。これによって、高回転数時におけ、る
巻付は作業のために巻管を緊締することが容易になる。

実施態様 本発明の有利な実施態様では、目標破損箇所が、保持部
材の自由端部とそれぞれ他方の巻管区分との間にかつ（
又は）保持部材の互いに隣接した長辺の間に配置されて
いる。

もちろんこの場合目標破損箇所は、一方では巻付けのた
めの巻管の緊締時における力が結合部を切り離さないよ
うにかつ他方〒は巻き体の軸方向圧縮時における力が有
利にはせん断による結合部の切離しを惹起するように、
設定されている。

特に、保持部材の互いに隣接した長辺の間に目標破損箇
所が配置されていることによって、せん断のためにもた
らされる力によ、つて保持部材が曲げられることなしに
、せん断を行うことが１きる。なぜならばせん断を達成
するためにはせん断力のすべてが保持部材の長さ全体に
わたって伝達される必要がないからである。

本発明の別の有利な実施態様では、目標破損箇所が、保
持部材の長さにわたって分配配置されたニードル状の複
数の切離しブリッ、ノから成っており、該切離しブリッ
ジがそれぞれ尖端部で保持部材の側面に接続されている
か又は、該切離しブリツノがそれぞれ真中に減径部を有
していて、該減径部のところで、切離しブリッジ部分の
互いに向かって延びた２つの尖端部が互いに移行してい
る。

切離しブリッジがこのように分配配置されていることに
よって、また短縮されていない巻管の真中範囲も極めて
高い強度を半径方向において有しており、さらにこの場
合切離しブリッジがニードル尖端状の構成を有している
ことによって、比較的わずかな軸方向圧力によって所望
のように巻管な短縮させることも保証されている。また
切離しブリッジがニードル尖端状の構成を有しているこ
とによってさらに次のことも保証されている。すなわち
せん断後にブリッジ部分は保持部材において留まるので
、ばらの個別部分として処理媒体流によって連行される
ことひいては処理過程の妨げとなることが回避される。

本発明による巻管は冒頭に述べた形式の公知の巻管に比
べてその材料必要量に関しても安価であるので、巻管の
繰返し使用をあきらめることができる。また本発明によ
る巻管は材料必要量がわずかであるにもかかわらず、特
に、ほぼ閉じられた周壁の形ｆ製造される２つの巻管区
分つまり短縮された巻管な具現する両巻管区分によって
、形状安定的である。付言するならばこのような両巻管
区分１−か巻き体の処理過程に基づく負荷にさらされな
い。

本発明による巻管がもし保持部材の長さ分だけすべて短
縮されると仮定すると、保持部材はその基部において半
径方向内側に向かって著しく曲げられねばならず、この
場合最大の短縮は、保持部材が完全に真中の巻管区分か
ら半径方向内側に向かってずらされた場合に初めて達成
されること；（なる。このようにして行われる短縮は著
しく大きな力の消費を前提とするが、実地において望ま
れている短縮値は本来の巻管高さの１／３よりもわずか
なので、本発明の別の実施態様では、一方の巻管区分の
、巻管全周にわたって分配配置された少なくとも幾つか
の舌状ノ保持部材が、その基部範囲においてそれぞれ片
側又は両側に広幅部を有しており、該広幅部に、他方の
巻管区分の保持部材の基部範囲における広幅部がそれぞ
れ対向して位置している。

このような広幅部によって巻管の最大短縮は、保持部材
が広幅部の軸方向長さを差し引いて有している長さに相
当する値に決定的に制限されている。

本発明の別の有利な実施態様では、各巻管区分の周壁が
、その全周にわたって均一に分配配置されていて軸方向
に延びている凹設部をそれぞれ有しており、該凹設部の
底に、半径方向内側に向かって延びている脚を備えた横
断面Ｕ字形の保持部材がそれぞれ接続されている。

このように構成されていることによって巻き体はただ間
隔をおいて条片状（巻管区分の周壁の外側に接触してお
り、内側から外側に向かつて半径方向の切欠きを霞いて
流れる処理媒体が接近し易（、従って例えば巻き体の均
一な着色が達成され得る。また、Ｕ字形の横断面構成に
よって曲げに対して強い保持部材を凹設部に接続するこ
とは、成形技術上特に有利である。なぜならば保持部材
はこれによってほぼその全長にわたって、両性側の巻管
区分の内径に適合した外径を有する局面部分を形成する
からマある。

これによって巻管区分への保持部材の導入時にも保持部
材の偏位を回避することが１きる。

また巻管の短縮された状態を固定するために。

本発明の別の実施態様ｔは、巻管の全周にわたって分配
配置された少なくとも幾つかの保持部材がその保持面に
、くさび状の突出部を有しており、該突出部が巻管の所
定の短縮後に、それぞれ他方の巻管区分の周慕に設けら
れた切欠きに係止するようになっている。

一方の巻管区分の保持部材に他方の巻管区分の内部にお
いて案内を与えるために本発明のさらに別の実施態様ｆ
は、互いに隣接した２つの凹設部の間の間隔が、保持部
材の幅よりも大であり、該保持部材の幅が凹段部自体の
幅よりも犬である。

このように構成されていると、一方の巻管区分の各保持
部材は他方の巻管区分の２つの凹設部の間に十分なスペ
ースを見い出すことができる。

さらにまた他方の巻管区分の内部における一方の巻管区
分の保持部材の案内は、巻管区分の周壁外側に設けられ
た凹設部に対応する隆起部が、周壁内側に対向して設け
られており、周壁がほぼ均一な壁厚を有していることに
よって、助成され得る。このような均一な壁厚は製造を
容易にするだけではなく、巻管の半径方向における強度
にも有利な影響を与える。

本発明の別の実施態様ｆは、半径方向の切欠きが孔列を
形成しており、該孔列が凹設部の底に配置されていて、
ほぼ該凹設部の長さにわたって延びている。巻き体が凹
設部の１底における孔列を介して、負圧下１供給される
処理媒体によツテ半径方向内側から外側に向かって負荷
されると、この処理媒体は巻き体全体を半径方向外側に
向かって巻管から持ち上げ、この結果前に巻管に巻き付
けられた巻き体条片でさえも直接処理媒体流にさらされ
、これによって均一な処理が最適化される。

本発明の別の実施態様によれば、凹設部がそれぞれ巻管
端部から間隔をおいて始まり、舌状の保持部材の基部範
囲において終っている。これによって、凹設部によって
生ぜしぬられる巻管の半径方向における形状安定性の低
下が狭い範囲内に保たれ、この結果巻管の壁厚が比較的
わずかな場合でさえも巻管の強度特性はいずれにせよ該
巻管に課せられた要求を満たすことができる。

凹設部がそれぞれ巻管端部から間隔をおいて始まってい
ることによって本発明の別の実施態様によれば、巻管区
分の周壁の、凹設部の存在しない端部範囲が、周壁外側
に環状溝を有することがｆきる。この環状溝には糸貯え
を取り付けておくことができ、この糸貯えは羨き体及び
巻管の短縮状態においてさえも自由に接近可能であり、
巻き体の糸路端部と後続の巻き体の糸始端部との早期の
結合を可能にしている。

本発明のさらに別の実施態様ｔは、巻管区分が巻管の両
端面においてそれぞれカラーによって制限されていて、
この場合一方のカラーの内径が他方のカラーの外径に適
合している。このように構成されていると本発明による
巻管から柱体を形成することができ、この場合同軸的に
上下に接合された巻管のカラーがテレスコープ式に互い
に係合して、同心的な巻管配置を容易にする。

本発明による複数の巻管な互いに同軸的な配置形式で互
いに堅（結合することもまたもちろん本発明の有利な実
施態様ｔあり、これによって、相応に大きな巻付は容量
の点で傑出しているだけ）な（、連続的に巻付は可能で
もある巻管ユニットが得らｈる。

実施例 巻管はほぼ、同軸的に配置された２つの巻管区分１．２
から成っており、両巻管区分１，２は第３の巻管区分３
を介して互いに結合されている。

巻管区分１．２は半径方向の切欠き４，５を除いて閉じ
られた各１つの周壁６，７から成っており、各周壁６，
７は巻管の短縮されていない状態で見て巻管高さの約１
／３にわたって延びている。

第３の巻管区分５は巻管の全周にわたって均一に分割さ
れていて互いに向かい合っている長辺において、ニーＰ
ル状に構成された切離しブリッジ１５（第４図参照）を
介して互いに結合された舌状の保持部材８，９を形成し
ている。

これらの保持部材８．９は巻管の軸方向においてそれぞ
れ他方の巻管区分１，２にまで延びている。

保持部材８．９は、巻管区分１，２の各周壁６．７にお
ける軸方向に延びた凹設部１０，１１にそれぞれ接続し
ている。切欠きヰ、５は凹設部１０，１１の底に孔列の
形ｆ設けられており、これらの孔列はほぼ凹設部１０，
１１の長さにわたって延びている。

保持部材８の端部１３及び保持部材９の端部１４は、付
加的な目標破損箇所を介して巻管区分２もしくは１と結
合されていてもよい。巻管の軸方向短縮時には切離しブ
リッジ１５が切断され、この結果巻管区分１，２は第３
図に示された位置へと互いに向かって移行され得る。こ
の際に、保持部材８，９の保持面を越えて半径方向外側
に向かって突出している突出部１６が巻管区分１，２の
切欠き１７に係止する。これによって、保持部材８，９
０基部範囲において互いに向かい合っている広幅部１３
ａ、９ａによって決定的に制限されている、巻管の軸方
向における短縮が固定され得る。

周壁７の、凹設部のない端部範囲１８は、巻管を型動す
る摩擦ローラのための中断されていない円形の係合面を
提供しており、これによって、次いで摩擦ローラが支持
きれ得ろ第１の巻層が巻管にもたらされる前に、既に巻
管の均一な回転が保証される。さらに、凹設部のない端
部範囲１８は環状溝１８ａにおける自由に接近可能な糸
貯えを取り付けるための場所をも提供する。

特に第４図及び第５図かられかるように、巻管区分１，
２は巻管の両端部においてそれぞれカラー１９．２０に
よって制限されており、この場合カラー１９の外径はカ
ラー２０の内径に相当しているので、巻管な同心的に軸
方向で互いに積み重ねろと同方向に整合された巻管はカ
ラー１９．２０の高さだけテレスコープ式に互いに差し
込まれ得る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による巻管の実施例を示すものであって、
第１図は短縮されていない状態における巻管を示す斜視
図、第２図は第１図に示された巻管とはわずかに異なっ
た構成をもつ巻管を同じ（短縮されていない状態で示す
斜視図、第３図は第１図に示された巻管の短縮された状
態を示す斜視図、第牛図は第１図〜第３図に示された保
持部材とは異なった構成をもつ保持部坂を備えた巻管セ
グメントの側面図、第５図は第４図の■−ｖ線に沿った
鉛直断面図、第６図は巻管の平面図、第７図は第５図の
■−■線に沿った水平断面図、第８図は第５図の■−■
線に泊った水平断面図である。 １．２．３・・・巻管区分、牛、５・・・切欠き、６．
７・・・周壁、８，９・・・保持部材、８ａ　、９ａ・
・・広幅部、１０．１１・・・凹設部、１３．１４・・
・端部、１５・・・切離しブリッジ、１６・・・突出部
、１７・・・切欠き、１８・・・端部範囲、１８ａ・・
・環状溝、１９．２０・・・カラー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、軸方向短縮可能な巻管であつて、互いに同軸的に配
   置された環状の２つの巻管区分から成つており、該巻管
   区分が、全周にわたつて均一に分配配置されていて巻管
   の軸方向に延びている舌状の保持部材をそれぞれ有して
   おり、この場合巻管区分から延びている各保持部材が、
   他方の巻管区分から延びている隣接した２つの保持部材
   の間における間隙にそれぞれ係合している形式のものに
   おいて、 両巻管区分（１、２）がそれぞれ、半径方 向の切欠き（４、５）を除いて閉じられた周壁（６、７
   ）から成つており、該周壁が、巻管の短縮されていない
   場合には巻管全長の約１／３にわたつて延びており、 保持部材（８、９）がその半径方向外側に 位置する保持面の少なくとも１部分で、巻管区分（１、
   ２）の内径に相当する直径に位置しており、 両巻管区分（１、２）が保持部材（８、９）を介して目
   標破損箇所によつて互いに結合されていて、両巻管区分
   （１、２）の軸方向間隔の変化時に結合部が破損可能で
   ある。 ことを特徴とする軸方向短縮可能な巻管。 ２、目標破損箇所が、保持部材（８、９）の自由端部（
   １４）とそれぞれ他方の巻管区分（２、１）との間にか
   つ（又は）保持部材（８、９）の互いに隣接した長辺の
   間に配置されている、特許請求の範囲第１項記載の巻管
   。 ３、目標破損箇所が、保持部材（８、９）の長さにわた
   つて分配配置されたニードル状の複数の切離しブリツジ
   （１５）から成つており、該切離しブリツジがそれぞれ
   尖端部で保持部材（８、９）の側面に接続されているか
   又は、該切離しブリツジがそれぞれ真中に減径部を有し
   ていて、該減径部のところで、切離しブリツジ部分の互
   いに向かつて延びた２つの尖端部が互いに移行している
   、特許請求の範囲第１項又は第２項記載の巻管。 ４、一方の巻管区分（１、２）の、巻管全周にわたつて
   分配配置された少なくとも幾つかの舌状の保持部材（８
   、９）が、その基部範囲においてそれぞれ片側又は両側
   に広幅部（８ａ、９ａ）を有しており、該広幅部に、他
   方の巻管区分（２、１）の保持部材（９、８）の基部範
   囲における広幅部（９ａ、８ａ）がそれぞれ対向して位
   置している、特許請求の範囲第１項から第３項までのい
   ずれか１項記載の巻管。 ５、各巻管区分（１、２）の周壁（６、７）が、その全
   周にわたつて均一に分配配置されていて軸方向に延びて
   いる凹設部（１０、１１）をそれぞれ有しており、該凹
   設部の底に、半径方向内側に向かつて延びている脚を備
   えた横断面Ｕ字形の保持部材（８、９）がそれぞれ接続
   されている、特許請求の範囲第１項から第４項までのい
   ずれか１項記載の巻管。 ６、巻管の全周にわたつて分配配置された少なくとも幾
   つかの保持部材（８、９）がその保持面に、くさび状の
   突出部（１６）を有しており、該突出部が巻管の所定の
   短縮後に、それぞれ他方の巻管区分（２、１）の周壁（
   ７、６）に設けられた切欠き（１７）に係止する、特許
   請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の
   巻管。 ７、互いに隣接した２つの凹設部（１０、１１）の間の
   間隔が、保持部材（８、９）の幅よりも大であり、該保
   持部材の幅が凹設部（１０、１１）自体の幅よりも大で
   ある、特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか
   １項記載の巻管。 ８、巻管区分（１、２）の周壁外側に設けられた凹設部
   （１０、１１）に対応する隆起部が、周壁内側に対向し
   て設けられており、周壁（６、７）がほぼ均一な壁厚を
   有している、特許請求の範囲第１項から第７項までのい
   ずれか１項記載の巻管。 ９、半径方向の切欠き（４、５）が孔列を形成しており
   、該孔列が凹設部（１０、１１）の底に配置されていて
   、ほぼ該凹設部の長さにわたつて延びている、特許請求
   の範囲第１項から第８項までのいずれか１項記載の巻管
   。 １０、凹設部（１０、１１）がそれぞれ巻管端部から間
   隔をおいて始まり、舌状の保持部材（８、９）の基部範
   囲において終つている、特許請求の範囲第１項から第９
   項までのいずれか１項記載の巻管。 １１、巻管区分（２）の周壁（７）の、凹設部の存在し
   ない端部範囲（１８）が、周壁外側に環状溝を有してい
   る、特許請求の範囲第１項から第１０項までのいずれか
   １項記載の巻管。 １２、巻管区分（１、２）が巻管の両端面においてそれ
   ぞれカラー（１９、２０）によつて制限されていて、こ
   の場合一方のカラー（２０）の内径が他方のカラー（１
   ９）の外径に適合している、特許請求の範囲第１項から
   第１１項までのいずれか１項記載の巻管。