JPS6210584Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210584Y2 JPS6210584Y2 JP15294281U JP15294281U JPS6210584Y2 JP S6210584 Y2 JPS6210584 Y2 JP S6210584Y2 JP 15294281 U JP15294281 U JP 15294281U JP 15294281 U JP15294281 U JP 15294281U JP S6210584 Y2 JPS6210584 Y2 JP S6210584Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- pressure chamber
- hole
- water supply
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000009428 plumbing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は湯沸器等に用いる先止式水圧応動装置
に関する。
に関する。
従来、湯沸器の設置工事に際しては給水側に逆
流防止装置を組み入れて配管工事をするようにメ
ーカー側は説明書等でPRしていたが、実際には
逆流防止装置が取り付けられずに水圧応動装置の
作動不良等によりバーナの残火状態が生じたとき
には給水管内で逆流をおこしてしまい残火消火装
置が働かずに器具や配管の破損をひきおこしてい
る。又、配管工事時に給水と給湯の配管を逆にし
て接続されると、器具内には通水されるが水圧応
動装置は作動しないためバーナに点火せず、これ
がバーナの点火不良としてメーカーに苦情がきて
しまう。
流防止装置を組み入れて配管工事をするようにメ
ーカー側は説明書等でPRしていたが、実際には
逆流防止装置が取り付けられずに水圧応動装置の
作動不良等によりバーナの残火状態が生じたとき
には給水管内で逆流をおこしてしまい残火消火装
置が働かずに器具や配管の破損をひきおこしてい
る。又、配管工事時に給水と給湯の配管を逆にし
て接続されると、器具内には通水されるが水圧応
動装置は作動しないためバーナに点火せず、これ
がバーナの点火不良としてメーカーに苦情がきて
しまう。
一方、先止式水圧応動装置の構造は正常に給水
がなされるとオリフイス前後に位置する高圧室と
低圧室に圧力差が生じ圧力の低い低圧室側へダイ
ヤフラムが撓んでダイヤフラムに連動するガス弁
又はスイツチ等が開閉するもので、この水圧応動
装置内を逆流するときもオリフイス前後の高圧室
と低圧室に圧力差は生じるがこの場合は高圧室側
が低圧となりダイヤフラムが高圧室側へ撓み給水
管との通孔を塞ごうとするが弁機能を備えていな
いために完全閉塞ができずに逆流を可能にしてし
まつている。
がなされるとオリフイス前後に位置する高圧室と
低圧室に圧力差が生じ圧力の低い低圧室側へダイ
ヤフラムが撓んでダイヤフラムに連動するガス弁
又はスイツチ等が開閉するもので、この水圧応動
装置内を逆流するときもオリフイス前後の高圧室
と低圧室に圧力差は生じるがこの場合は高圧室側
が低圧となりダイヤフラムが高圧室側へ撓み給水
管との通孔を塞ごうとするが弁機能を備えていな
いために完全閉塞ができずに逆流を可能にしてし
まつている。
本考案はかかる現状に鑑みなされたもので、こ
れを図面の一実施例について説明すると、1は熱
交換器2に連通する給水管で、該給水管1の途中
には後で詳述する先止式水圧応動装置3が設けら
れている。4はメインバーナ5に連通するメイン
ガス通路で、該メインガス通路4にはメイン弁6
と水圧応動弁7が設けられると共に、パイロツト
ガス通路8を分岐しパイロツト弁9を介してパイ
ロツトバーナ10に連通している。次に先止式水
圧応動装置3について詳述すると、本体11内の
水室はダイヤフラム12により2分されその一側
は通孔13を介して給水管1が接続される高圧室
14に構成し、他側はオリフイス15以降の給水
管1と連通管16により連通する低圧室17に構
成されている。18は通孔13の周囲に設けた弁
座で、該弁座18にダイヤフラム12のフラム座
19を密着させることにより通孔13を閉塞する
もので、これら弁座18とダイヤフラム12のフ
ラム座19により逆流防止機能を構成している。
この際弁座18を通孔13の周囲に設けた抜け防
止用の傾斜20を有する溝21に嵌入したOリン
グ22により構成するか、又はフラム座19の弁
座18に当接する部分を弾性体23により形成す
るときは密着性が向上し通孔19を完全閉塞でき
るものである。24はダイヤフラム12に連結さ
れる弁で、該弁24とダイヤフラム12とスプリ
ング25等により水ガバナを構成している。図中
26はスピンドル、27は給湯管を示す。
れを図面の一実施例について説明すると、1は熱
交換器2に連通する給水管で、該給水管1の途中
には後で詳述する先止式水圧応動装置3が設けら
れている。4はメインバーナ5に連通するメイン
ガス通路で、該メインガス通路4にはメイン弁6
と水圧応動弁7が設けられると共に、パイロツト
ガス通路8を分岐しパイロツト弁9を介してパイ
ロツトバーナ10に連通している。次に先止式水
圧応動装置3について詳述すると、本体11内の
水室はダイヤフラム12により2分されその一側
は通孔13を介して給水管1が接続される高圧室
14に構成し、他側はオリフイス15以降の給水
管1と連通管16により連通する低圧室17に構
成されている。18は通孔13の周囲に設けた弁
座で、該弁座18にダイヤフラム12のフラム座
19を密着させることにより通孔13を閉塞する
もので、これら弁座18とダイヤフラム12のフ
ラム座19により逆流防止機能を構成している。
この際弁座18を通孔13の周囲に設けた抜け防
止用の傾斜20を有する溝21に嵌入したOリン
グ22により構成するか、又はフラム座19の弁
座18に当接する部分を弾性体23により形成す
るときは密着性が向上し通孔19を完全閉塞でき
るものである。24はダイヤフラム12に連結さ
れる弁で、該弁24とダイヤフラム12とスプリ
ング25等により水ガバナを構成している。図中
26はスピンドル、27は給湯管を示す。
本考案は上述の如く構成されるものであるか
ら、正しく配管工事がなされたときはパイロツト
バーナ10に点火後メイン弁6を開き給水管1内
を水が流れるとオリフイス15前後に位置する高
圧室14と低圧室17に圧力差が生じ圧力の低い
低圧室17側へダイヤフラム12が撓んでダイヤ
フラム12に連動する水圧応動弁7が開きメイン
バーナ5に着火するもので、給水と給湯の配管を
逆にしたりメインバーナ5の残火状態が生じたり
して給水管1内を逆流してきた場合には、オリフ
イス15前後に位置する高圧室14と低圧室17
の関係が逆になり低圧室17側が高圧となりダイ
ヤフラム12が高圧室14側に撓んでダイヤフラ
ム12のフラム座19が弁座18に密着し通孔1
3を閉塞するもので、弁座18をOリング22に
より構成するか、又はフラム座19の弁座18に
当接する部分を弾性体23により形成するときは
密着性が高くなるものである。通孔13閉塞後逆
流が停止するとオリフイス15前後の圧力は同一
となるがダイヤフラム12の両側にかかる圧力は
低圧室17側が大きいため、つまり低圧室17側
のダイヤフラム面は全面積が有効面積となるが高
圧室14側のダイヤフラム面は通孔13を閉塞し
ている部分を除いた面が有効面積となるため低圧
室17側のダイヤフラム面にかかる圧力が高いの
で通孔13の閉塞を継続できるものである。
ら、正しく配管工事がなされたときはパイロツト
バーナ10に点火後メイン弁6を開き給水管1内
を水が流れるとオリフイス15前後に位置する高
圧室14と低圧室17に圧力差が生じ圧力の低い
低圧室17側へダイヤフラム12が撓んでダイヤ
フラム12に連動する水圧応動弁7が開きメイン
バーナ5に着火するもので、給水と給湯の配管を
逆にしたりメインバーナ5の残火状態が生じたり
して給水管1内を逆流してきた場合には、オリフ
イス15前後に位置する高圧室14と低圧室17
の関係が逆になり低圧室17側が高圧となりダイ
ヤフラム12が高圧室14側に撓んでダイヤフラ
ム12のフラム座19が弁座18に密着し通孔1
3を閉塞するもので、弁座18をOリング22に
より構成するか、又はフラム座19の弁座18に
当接する部分を弾性体23により形成するときは
密着性が高くなるものである。通孔13閉塞後逆
流が停止するとオリフイス15前後の圧力は同一
となるがダイヤフラム12の両側にかかる圧力は
低圧室17側が大きいため、つまり低圧室17側
のダイヤフラム面は全面積が有効面積となるが高
圧室14側のダイヤフラム面は通孔13を閉塞し
ている部分を除いた面が有効面積となるため低圧
室17側のダイヤフラム面にかかる圧力が高いの
で通孔13の閉塞を継続できるものである。
このように本考案によるときは、先止式水圧応
動装置3内の通孔13の周囲に弁座18を設ける
だけの簡単な構造で先止式水圧応動装置3の作動
を利用して安価にして確実に給水管1内の逆流を
防止できる性能の優れた逆流防止装置を提供でき
るものである。
動装置3内の通孔13の周囲に弁座18を設ける
だけの簡単な構造で先止式水圧応動装置3の作動
を利用して安価にして確実に給水管1内の逆流を
防止できる性能の優れた逆流防止装置を提供でき
るものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体構成図、第2図は要部の縦断面図、第3図
及び第4図は要部の他の実施例を示す縦断面図で
ある。 1…給水管、3…先止式水圧応動装置、12…
ダイヤフラム、13…通孔、14…高圧室、15
…オリフイス、17…低圧室、18…弁座、19
…フラム座、22…Oリング、23…弾性体。
は全体構成図、第2図は要部の縦断面図、第3図
及び第4図は要部の他の実施例を示す縦断面図で
ある。 1…給水管、3…先止式水圧応動装置、12…
ダイヤフラム、13…通孔、14…高圧室、15
…オリフイス、17…低圧室、18…弁座、19
…フラム座、22…Oリング、23…弾性体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ダイヤフラムにより2分される水室の一側を
通孔を介して給水管が接続される高圧室に構成
すると共に、他側をオリフイス以降の給水管と
連通する低圧室に構成する先止式水圧応動装置
において、通孔の周囲に弁座を設け該弁座とフ
ラム座により通孔を閉塞するようにしたことを
特徴とする逆流防止機能を備える先止式水圧応
動装置。 2 前記弁座をOリングにて構成したことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の逆
流防止機能を備える先止式水圧応動装置。 3 前記フラム座を弾性体にて形成したことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
逆流防止機能を備える先止式水圧応動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15294281U JPS5857646U (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 逆流防止機能を備える先止式水圧応動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15294281U JPS5857646U (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 逆流防止機能を備える先止式水圧応動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857646U JPS5857646U (ja) | 1983-04-19 |
JPS6210584Y2 true JPS6210584Y2 (ja) | 1987-03-12 |
Family
ID=29945579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15294281U Granted JPS5857646U (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 逆流防止機能を備える先止式水圧応動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857646U (ja) |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP15294281U patent/JPS5857646U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5857646U (ja) | 1983-04-19 |
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