JPH0626616B2 - ガス遮断弁付自動消火装置 - Google Patents

ガス遮断弁付自動消火装置

Info

Publication number
JPH0626616B2
JPH0626616B2 JP62204926A JP20492687A JPH0626616B2 JP H0626616 B2 JPH0626616 B2 JP H0626616B2 JP 62204926 A JP62204926 A JP 62204926A JP 20492687 A JP20492687 A JP 20492687A JP H0626616 B2 JPH0626616 B2 JP H0626616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire extinguisher
gas
fire
diaphragm
shutoff valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62204926A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6449576A (en
Inventor
秀司 深澤
匡址 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAGAWAKEN
YUU JII KK
Original Assignee
KANAGAWAKEN
YUU JII KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANAGAWAKEN, YUU JII KK filed Critical KANAGAWAKEN
Priority to JP62204926A priority Critical patent/JPH0626616B2/ja
Publication of JPS6449576A publication Critical patent/JPS6449576A/ja
Publication of JPH0626616B2 publication Critical patent/JPH0626616B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蓄圧式消火器による自動消火装置に関し、特に
ガスコンロからの火災を防止するものである。
〔従来の技術〕
従来ガスコンロ用の蓄圧式自動消火装置は第4図に示す
ように厨房等の壁(22)に蓄圧式自動消火器本体(1)を取
り付け、その頭部には消火剤噴射用の薬剤供給管(6)の
一端をねじ止継手(5)で連結しているバルブケース(10)
が装着され、該供給管(6)は消火器本体(1)内に設けられ
ている消火剤用噴出サイホン管(図示せず)に連通して
いる。また上記供給管(6)の他端には先端に低融点金属
により熱感知板を固着してある感知ノズル(23)を取り付
けてあるため、該供給管(6)をガスコンロ(21)の上部に
導いて感知ノズル(23)を火元(A)に向けて設置しておけ
ば万一火災が発生しても感知ノズル(23)の低融点金属が
溶融して熱感知板が脱落することにより開口し、消火剤
(B)を火元(A)に向けて噴射するので自動的に消火を行な
うことができる。なお(27)は厨房上部の排煙ダクトを示
す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような自動消火装置ではガスコンロからの火災を
一度は確実に消火することはできるが、この場合でも依
然としてガスは放出され続けているので人がこれに気付
いて速やかにガス栓を止めなければ消火後の残り火や他
の火種により再着火してガス爆発等の二次災害を引き起
す危険性がある。
さらに従来のガスコンロ用の自動消火装置は設置する際
に壁,天井,柱等に取付金具や接着剤等で取り付けなけ
ればならず設置工事を伴ない、またガスコンロの場所の
条件によっては設置工事の困難な場合が多い。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、これら問題点を解
消するガス遮断弁付自動消火装置を開発したもので、蓄
圧式消火器の頭部に装着したバルブケースに消火剤噴射
用消火剤供給管の一端を連結し該供給管の他端部に感知
ノズルを設けて該供給管の内部と消火器内部とを連通し
た自動消火装置において、消火剤噴射時の内圧の低下に
より作動するガス遮断弁をバルブケースに装着すること
を特徴とするものである。
本発明において蓄圧式消火器本体はガス器具に沿って横
置きにすることもでき、さらに圧力漏れ又は消火剤噴射
による消火器内部の内圧の低下により作動するマイクロ
スイッチを装着することも有効である。
〔作用〕
蓄圧式消火器の消火剤噴射時における内圧の低下により
作動するガス遮断弁をバルブケースに装着するのは消火
しようとするガス器具のガス供給路の途中に上記ガス遮
断弁を取り付けることにより、該ガス器具の火災の際に
消火剤噴射と同時にガス遮断弁が作動して、該ガス器具
へのガスの供給を停止するため、その後のガス放出によ
る二次災害を防止できるからである。
また蓄圧式消火器を横置きにするのはガスコンロの横長
背面と壁面との空間に設置することが可能となり、設置
工事の困難さが解消できるからである。
さらに圧力漏れ又は消火剤噴射による消火器内部の圧力
の低下により作動するマイクロスイッチを装着するのは
火災発生により消火器が作動したことをマイクロスイッ
チで感知させることにより、この信号を用いて火災の集
中管理室への自動通報やガスの元栓遮断等に利用できる
からであり、また配管や部品の接続不良等の原因で長期
間設置しておく間に内部の圧力が漏れてしまった場合、
この圧力低下をマイクロスイッチで報知することによ
り、新たな正常圧力の消火器本体との交換に早期に対処
でき、万が一火災のときに確実に作動する消火器を常時
配置しておくことができるからである。
〔実施例〕
本発明を実施例により更に詳しく説明する。
実施例(1) 第1図(イ)(ロ)に示すように蓄圧式消火器本体(1)
を横向きに寝かせてケース(2)内に設置しその頭部にダ
イヤフラム本体(3)を密嵌装着させ、該本体(3)内に設け
られた流通孔(4)を通して消火器本体(1)の内部の消火剤
用噴出サイホン管(図示せず)はダイヤフラム本体(3)
に一端をねじ止継手(5)で連結している消火剤供給管(6)
に連通し、かつ該本体(3)内で流通孔(4)を分岐させてダ
イヤフラム室(7)を形成し、該ダイヤフラム室(7)内に設
けたダイヤフラム(8)の周囲をダイヤフラム押え板(9)と
ダイヤフラム本体(3)とで挟持するようにバルブケース
(10)にて上記押え板(9)を固設し該バルブケース(10)は
Oリング(11)を介してダイヤフラム本体(3)とねじ止め
する。
上記バルブケース(10)とダイヤフラム押え板(9)を貫通
して摺動し、一端にダイヤフラム(8)と当接するスライ
ドピン(12)を設け他端にバルブケース(10)内のガス流路
(13)を開閉するバルブステム(14)を設けたスライドバー
(15)をバルブケース(10)内に押しバネ(16)により常時ダ
イヤフラム(8)側へ押圧するように設け、平常時は消火
器の内部圧によりダイヤフラム(8)に押され、スライド
ピン(12)を介してスライドバー(15)により押しバネ(16)
は圧縮され、かつバルブステム(14)はガス入口(17)側へ
押されガス流路(13)は開いた状態を保持しており、該ガ
ス入口(17)とガス出口(18)にガス管を接続することによ
りガスコンロ等を通常の状態で使用できる。
一方上記消火剤供給管(6)は先端に熱感知板を低融点金
属により固着した感知ノズルを取りつけてある。なお図
中(19)は消火器本体(1)をケース(2)に着脱するためのク
ランピングレバーを示す。
このようなガス遮断弁付自動消火装置(20)は第3図に示
すようにガスコンロ(21)と厨房の壁(22)との間に横向き
に置くことができ、特別な設置工事も不要である。さら
にフレキシブルな消火剤供給管(6)の感知ノズル(23)を
ガスコンロ(21)へ向けておきガスコンロ(21)のガス管を
自動消火装置に接続しておけば、感知ノズル(23)が火災
を感知したときには先端が開口して消火剤が噴出するた
め、第1図に示すように消火器本体(1)内部の圧力が下
がり、これによりスライドバー(15)に取り付けた押しバ
ネ(16)の反発力によりダイヤフラム(8)は消火器本体(1)
側に移動し同時にバルブステム(14)はガス出口(18)側に
移動してガス流路(13)を閉ざし、ガスコンロへのガスの
供給を停止させるので、火災が消火したときにガスが噴
出していることはなくガス爆発等の危険を回避できる。
実施例(2) 第2図に示すようにダイヤフラム本体(3)に形成した2
つのダイヤフラム室(7)(7′)と消火剤供給管(6)に連通
する流通孔(4)を消火器本体(1)内の消火剤用噴出サイホ
ン管(図示せず)とも連通するようにダイヤフラム本体
(3)内部に形成し、一方のダイヤフラム室(7)内のダイヤ
フラム(8)はガス流路(13)を開閉するバルブステム(14)
を作動させ、他方のダイヤフラム室(7′)内のダイヤフ
ラム(8′)はその周囲をダイヤフラム押え板(9′)とダイ
ヤフラム本体(3)とで挟持され、スライドピン(12′)を
介してダイヤフラム本体(3)に取り付けられた2回路マ
イクロスイッチ(24)を作動させるようにしておき、マイ
クロスイッチ(24)の出力端子(25)(25′)のうち一方はガ
スの元栓用の電磁遮断弁へ接続し、他方は火災等の緊急
時の情報を集合させる集中管理室等へ連絡しておくこと
により、火災発生時に消火剤が供給管(6)を通して噴出
されたとき上記流通路(4)即ちダイヤフラム室(7′)の圧
力が下がりマイクロスイッチ(24)に内蔵されたバネの反
発力がダイヤフラム室(7′)の圧力より大きくなるため
にスライドピン(12′)がダイヤフラム(8′)を押してマ
イクロスイッチ(24)の回路を閉じ、集中管理室への通報
と、ガスの元栓の遮断を同時に実行する。さらにこの時
ガスコンロ等使用ガス器具へのガスの供給も他方のダイ
ヤフラム室(7)の圧力低下によるバルブステム(14)の移
動により遮断されることになる。なお(26)はマイクロス
イッチ(24)用の電源端子である。
〔発明の効果〕
このように本発明によればガスコンロ火災等の場合の自
動消火装置が、特別な設置工事を必要とせずに簡単に取
り付けることができ、さらに火災発生と同時にガスの供
給を瞬時に停止して二次災害の発生を回避し、しかも自
動報知機能を具備できる等実用上顕著な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部断面を示す側面図、第
2図は本発明の他の実施例を示す要部断面図、第3図は
本発明装置の使用状態を示す説明図、第4図は従来装置
の使用状態を示す説明図である。 1……蓄圧式消火器本体 2……ケース 3……ダイヤフラム本体 4……流通孔 5……ねじ止め継手 6……消火剤供給管 7,7′……ダイヤフラム室 8,8′……ダイヤフラム 9,9′……ダイヤフラム押え板 10……バルブケース 11……Oリング 12,12′……スライドピン 13……ガス流路 14……バルブステム 15……スライドバー 16……押しバネ 17……ガス入口 18……ガス出口 19……クランピングレバー 20……ガス遮断弁付自動消火装置 21……ガスコンロ 22……壁 23……感知ノズル 24……2回路マイクロスイッチ 25,25′……出力端子 26……電源端子 27……排煙ダクト A……火元 B……消火剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄圧式消火器の頭部に装着したバルブケー
    スに消火剤噴射用の消火剤供給管の一端を連結し該供給
    管の他端部に感知ノズルを設けて該供給管の内部と消火
    器内部とを連通した自動消火装置において、消火剤噴射
    時の内圧の低下により作動するガス遮断弁をバルブケー
    スに装着したことを特徴とするガス遮断弁付自動消火装
    置。
  2. 【請求項2】蓄圧式消火器をガス器具に沿って横置きに
    使用する特許請求の範囲第(1)項記載のガス遮断弁付自
    動消火装置。
  3. 【請求項3】消火器内部の内圧低下により作動するマイ
    クロスイッチをバルブケースに装着した特許請求の範囲
    第(1)項又は第(2)項記載のガス遮断弁付自動消火装置。
JP62204926A 1987-08-18 1987-08-18 ガス遮断弁付自動消火装置 Expired - Lifetime JPH0626616B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62204926A JPH0626616B2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18 ガス遮断弁付自動消火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62204926A JPH0626616B2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18 ガス遮断弁付自動消火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6449576A JPS6449576A (en) 1989-02-27
JPH0626616B2 true JPH0626616B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=16498651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62204926A Expired - Lifetime JPH0626616B2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18 ガス遮断弁付自動消火装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626616B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556817B2 (ja) * 1994-03-02 1996-11-27 株式会社カネミツ 板金製プーリの製造方法
US8448715B2 (en) 2006-10-04 2013-05-28 Sensorjet Holdings Limited Fire suppression
CN107864585B (zh) * 2017-12-24 2023-08-18 黑龙江省汉泽石油设备有限公司 一种带有灭火且排烟功能的控制箱

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50126096U (ja) * 1974-03-30 1975-10-16
JPS50141197A (ja) * 1974-04-27 1975-11-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6449576A (en) 1989-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5992532A (en) Wet pipe fire protection system
US8230939B1 (en) Cookstove fire extinguishing system
AU2007258308B2 (en) Pre-primed preaction sprinkler system
KR102064947B1 (ko) 동파방지구조를 구비한 스프링클러 및 스프링클러 시스템
KR20110021450A (ko) 복수 개의 자동 작동장치를 구비한 무인 자동 소화 장치
KR100760178B1 (ko) 자동소화기가 구비된 레인지후드
JPH0626616B2 (ja) ガス遮断弁付自動消火装置
KR100679675B1 (ko) 소화약재 방출헤드 자동개방장치
KR101460707B1 (ko) 상업용 주방화재 소화장치
CN213466574U (zh) 一种机械与电控相结合的厨房灭火系统
RU2682431C2 (ru) Сборочный узел гидравлического регулирующего клапана и привода клапана
KR100914729B1 (ko) 소화액분사노즐이 내장된 렌지후드
KR101505897B1 (ko) 과유량 자동차단장치를 이용한 복합 소화시스템
JPH059563U (ja) 住宅用自動消火設備
JP3937381B2 (ja) 屋内消火設備
KR0147502B1 (ko) 물분무식 자동소화장치
KR0123879Y1 (ko) 자동소화장치
CN217612659U (zh) 一种油田加热炉的燃烧系统
CN217612660U (zh) 一种油田加热炉的灭火装置
KR200287134Y1 (ko) 스프링쿨러 장치
JP4471345B2 (ja) スプリンクラー装置
JP3099563U (ja) スプリンクラー装置
KR100378523B1 (ko) 화재감지기겸 자동소화작동기와 이를 이용한자동소화시스템
KR970011354B1 (ko) 자동 화재경보 및 소화장치
JPS6449577A (en) Fire extinguisher supply pipe for automatic fire extinguishing apparatus