JP2571163B2 - 感熱応動弁 - Google Patents

感熱応動弁

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JP2571163B2
JP2571163B2 JP3170213A JP17021391A JP2571163B2 JP 2571163 B2 JP2571163 B2 JP 2571163B2 JP 3170213 A JP3170213 A JP 3170213A JP 17021391 A JP17021391 A JP 17021391A JP 2571163 B2 JP2571163 B2 JP 2571163B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器等に用いる弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガスバーナを用いた熱交換器
と、この熱交換器を通る給湯路とを備えた給湯器は、通
常、その給湯路の途中箇所に水ガバナや水流スイッチ等
の通水検知手段が設けられ、この通水検知手段により通
水が検知されると、これに応動させてガスバーナにガス
を供給・点火して熱交換器を作動させるようにしてい
る。
【0003】そして、この種の給湯器においては、水ガ
バナや水流スイッチ等の作動不良が生じると、給湯路に
通水がない場合や、ごく少量の通水である場合にも、熱
交換器が作動して、所謂、残火が生じることがあり、こ
のような残火が生じると、給湯路内の水が過加熱される
こととなる。
【0004】このため、この種の給湯器においては、給
湯路内の水が過加熱されるのを防止するために、過加熱
防止装置が設けられ、この過加熱防止装置は、給湯路内
の水が異常に高温となった時に、熱交換器の作動を強制
的に停止させるようにしている。
【0005】しかしながら、かかる給湯器においては、
上記のように残火が生じた時には、熱交換器の作動が停
止されても、その熱交換器内の給湯路内には高温の湯が
残り、このため、このような残火が生じた直後に給湯路
の通水を行った場合には、台所や浴室等の給湯栓に使用
者が予期しない高温の湯がある程度継続して供給される
虞れがあった。
【0006】この場合、かかる不都合を防止するために
は、熱交換器の下流側で給湯路内に湯温センサ及び電磁
弁を設け、湯温センサにより検出された湯温が高温であ
る時には、これに応じて電磁弁を閉塞するようにするこ
とが考えられる。
【0007】しかしながら、かかる手法では、給湯器の
コントローラ等が湯温センサの信号を受け取った後に、
電磁弁を閉塞するという作動となるため、応答遅れが生
じ、従って、台所や浴室等への高温の給湯は、多少その
量が軽減されるものの、依然としてある程度継続して高
温の湯が供給される虞れがある。
【0008】このため、この種の給湯器においては、給
湯路内の湯温に感応して迅速に自動的に開閉する弁が望
まれていた。
【0009】また、この種の給湯器においては、給湯路
の上流端部は、その入水温が比較的低いことから、安価
で、また取り回しも容易な塩化ビニル等から成る樹脂製
の配管部材を介して水道管等に接続されるものがある。
【0010】そして、かかる給湯器において、上記のよ
うに残火が生じた時には、熱交換器における給湯路内の
高温の湯が、その水圧も高圧なものとなるため、高温の
湯が給湯路内を上流側に急激に逆流することがあり、こ
のような事態が生じると、給湯路と水道管等とを接続す
る樹脂製の配管部材が熱により損傷を受ける虞れがあっ
た。
【0011】かかる不都合を防止するためには、給湯路
の熱交換器と樹脂製の配管部材との間の箇所に逆止弁を
設け、この逆止弁により、熱交換器側から樹脂製の配管
部材側に高温の湯が逆流しないようにすることが考えら
れる。
【0012】しかしながら、この種の給湯器において
は、給湯路の上流部の箇所から排水管を介して該給湯路
内の排水を行うようにしたものが一般的であり、このた
め、上記のような逆止弁を設けると、この逆止弁より下
流側における給湯路内の排水を行うことができず、ま
た、この排水を行うことができるように、給湯路の下流
側に新たに排水路を形成することは、給湯器の配管構成
が複雑になると共に、大型化してしまう。
【0013】このため、この種の給湯器においても、給
湯路内の湯温に感応して迅速に自動的に開閉する弁が望
まれていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる背景を
考慮し、給湯器の給湯路等の流体通路において、これを
流れる流体の温度に応じて応答性良く、該流体通路の開
閉を行うことができ、特に該流体通路に高温の流体が流
れるのを確実に阻止することができる感熱応動弁を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の感熱応動弁はか
かる目的を達成するために、流体通路の途中に介装され
る有底筒状の本体部と、該本体部の内部を前記流体通路
の上流部及び下流部に連通させて接続すべく該本体部の
端部開口及び側部開口にそれぞれ設けられた第1配管接
続部及び第2配管接続部と、前記本体部内にその端部開
口側から底部側にかけて該本体部の側部開口に第2配管
接続部に外周面を臨ませて内挿され、前記第1及び第2
配管接続部を連通する開位置と両配管接続部を遮断する
閉位置との間で前記本体部の軸方向に移動自在に設けら
れた弁体と、該弁体にその内部を前記本体部の軸方向に
貫通して設けられた貫通孔と、前記弁体の開位置におい
て前記本体部の第2配管接続部よりも底部寄りの内周部
と該弁体の先端部の外周部との間に形成される第1の間
隙と、前記弁体の開位置において前記本体部の第2配管
接続部よりも端部開口寄りの内周部と該弁体の後端部の
外周部との間に形成される第2の間隙と、前記弁体の先
端部の外周部に設けられ、該弁体の閉位置において前記
第1の間隙を全周にわたって遮断するよう該第1の間隙
の位置で前記本体部の内周部に形成された環状弁座に当
接する第1の閉止部と、前記弁体の後端部の外周部に設
けられ、該弁体の閉位置において前記第2の間隙を全周
にわたって遮断するよう該第2の間隙の位置で前記本体
部の内周部に形成された環状弁座に当接する前記第1の
閉止部と略同径の第2の閉止部と、前記弁体を前記開位
置に付勢する付勢手段と、前記本体部内で流体に接触す
る位置で該流体の温度に応じて伸縮自在に前記弁体を閉
位置に付勢する形伏記憶合金から成るスプリングとを備
え、前記弁体は、その開位置において前記第1及び第2
配管接続部を前記貫通孔及び前記第1の間隙を介して連
通すると共に、前記第2の間隙を介して連通し、前記ス
プリングは、これに接触する流体の温度が所定温度以上
の高温となったとき、前記付勢手段の付勢力を上回る付
勢力で前記弁体を前記閉位置に移動させる伸長状態とな
り、且つ前記流体の温度が前記所定温度以下の低温状態
であるときは前記付勢手段の付勢力により前記弁体が前
記開位置側に移動する短縮状態となるよう構成されてい
ることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の感熱応動弁によれば、流体の温度が所
定温度以下の低温であるとき、前記弁体が前記付勢手段
により開位置に付勢される一方、流体の温度が所定温度
以上の高温となったとき前記形状記憶合金から成るスプ
リングにより閉位置に付勢される。
【0017】すなわち、該スプリングは、前記流体通路
から前記本体部内に流入して該スプリングに接触する流
体の温度が前記所定の温度以上の高温となると、前記付
勢手段の付勢力を上回る付勢力で伸長状態となり、それ
により、前記弁体が前記閉位置に移動される。そして、
該閉位置においては、弁体の前記第1及び第2の閉止部
がそれぞれ本体部の内周部の環状弁座に当接すること
で、前記第1及び第2配管接続部を連通する前記第1及
び第2の間隙が遮断され、これにより両配管接続部の間
が閉弁される。また、前記流体の温度が前記所定の温度
以下の低温状態では、前記スプリングが短縮状態となっ
て前記付勢手段の付勢力により、前記弁体が前記開位置
側に移動される。そして、該開位置においては、弁体の
前記第1及び第2の閉止部がそれぞれ本体部の内周部の
環状弁座から離反して前記第1及び第2の間隙が形成さ
れ、この時、前記両配管接続部は、弁体の貫通孔及び第
1の間隙を介して連通すると共に、第2の間隙を介して
連通し、両配管接続部の間が開弁される。
【0018】
【0019】
【実施例】本発明の感熱応動弁の一例を図1(a),
(b)に従って説明する。図1(a),(b)はそれぞ
れ該感熱応動弁の開状態及び閉状態における縦断面図で
ある。
【0020】図1(a),(b)で、この感熱応動弁1
は、その略筒状の本体部2内に、これに同心に内挿され
た略筒状の弁体3と、この弁体3を開位置に付勢するス
プリング4と、この弁体3を開閉駆動する形状記憶合金
から成るスプリング5とを備えている。
【0021】本体部2の先端部はその外周側部と一体に
形成された底壁部2aにより閉塞され、その開口した後
端部には、入口側配管接続部6が形成されている。そし
て、本体部2の外周側部の底壁部2a寄りの位置には、
本体部2の内部を介して入口側配管接続部6に連通する
出口側配管接続部7が形成されている。これらの両配管
接続部6,7はそれぞれ流体通路8の途中位置でその上
流部及び下流部に接続される。
【0022】弁体3は、本体部2内にその軸方向に移動
自在に内挿されており、その移動により、本体部2の内
部を両配管接続部6,7の間で開閉するようにしてい
る。
【0023】すなわち、本体部2の内周面には、両配管
接続部6,7の間の箇所(配管接続部7よりも本体部2
の端部開口寄りの箇所)と、出口側配管接続部7及び底
壁部2aの間の箇所(配管接続部7よりも本体部2の底
壁部2a寄りの箇所)とにそれぞれ本体部2の底壁部2
a側に向かって徐々に縮径する傾斜面9,10(環状弁
座)が形成されており、弁体3の後端部の外周部と、先
端部の外周部とには、それぞれ該弁体3が底壁部2a側
に向かって移動された時に、図1(b)に示すように傾
斜面9,10にその全周にわたって摺接するOリング1
1,12(閉止部)が装着されている。そして、弁体3
は、図1(a)に示すように、入口側配管接続部6側に
移動されてOリング11,12がそれぞれ傾斜面9,1
0から離反した状態では、該弁体3の後端部及び先端部
と本体部2の内周面との間にそれぞれ間隙13,14を
形成するようにしている。
【0024】従って、弁体3は、図1(a)に示すよう
に入口側配管接続部6側に移動された位置(以下、開位
置という)では、両配管接続部6,7を間隙13を介し
て、あるいは弁体3の内部及び間隙14を介して連通さ
せ、また、図1(b)に示すように底壁部2a側に移動
されてOリング11,12がそれぞれ傾斜面9,10に
摺接する位置(以下、閉位置という)では、両配管接続
部6,7をOリング11,12を介して遮断する。
【0025】尚、弁体3の後端部と入口側配管接続部6
との間の位置には本体部2の内周面に環状のスプリング
シート15が固着されており、弁体3の入口側配管接続
部6側への移動は、該弁体3の後端部に固着されたスト
ッパ16がスプリングシート15に当接することにより
規制される。
【0026】一方、前記スプリング4は、弁体3の内周
面の中間部に形成された環状顎部17と本体部2の底壁
部2aとの間に介装され、弁体3を前記開位置に向かっ
て付勢している。また、形状記憶合金から成るスプリン
グ5は、弁体3の環状顎部17と前記スプリングシート
15との間に介装され、弁体3を前記閉位置に向かって
付勢している。
【0027】この場合、形状記憶合金から成るスプリン
グ5は、本体部2内の入口側配管接続部6から流入する
流体の温度に応じて、伸縮して発生する弾性力が変化す
る形状記憶合金から成り、これに接触する流体の温度が
所定の温度以下の時(例えば、80℃以下の時)には、
比較的小さな弾性力を生じる短縮状態となり、所定の温
度以上の時(例えば、90℃以上の時)には、比較的大
きな弾性力を生じる伸長状態となるようにされている。
【0028】そして、図1(a)に示すように、スプリ
ング5の発生弾性力の小さい状態においては、その弾性
力はスプリング4の弾性力よりも、充分小さくなるよう
にされており、この状態では、スプリング4の弾性力が
スプリング5の弾性力よりも大きくなって、弁体3がス
プリング4の付勢力により開位置に移動されるようにな
っている。
【0029】これと逆に、図1(b)に示すように、ス
プリング5の発生弾性力の大きい状態においては、その
弾性力はスプリング4のそれよりも、充分大きくなるよ
うにされており、この状態では、スプリング5の弾性力
がスプリング4の弾性力よりも大きくなって、弁体3が
スプリング5の付勢力により閉位置に移動されるように
なっている。
【0030】従って、形状記憶合金から成るスプリング
5は、本体部2内に流入する流体の温度に応じた形状変
化により、弁体3の開閉を行うようにしている。
【0031】尚、この感熱応動弁1の弁体3はその内部
が貫通しているので、入口側配管接続部6から本体部2
内に流入する流体の圧力によっては、開位置から閉位置
に移動するようなことはない。
【0032】次に、かかる感熱応動弁1の作動を説明す
る。
【0033】この感熱応動弁1においては、流体通路8
内を入口側配管接続部6から本体部2内に流入する流体
の温度が、あらかじめ設定されたある所定の温度以下の
時、例えば80℃以下の時には、形状記憶合金から成る
スプリング5は、図1(a)に示すように、発生弾性力
の小さい状態(短縮状態)となり、この場合には、前記
したようにスプリング4の付勢力により弁体3が開位置
に移動され、従って、流体通路8をその上流部から下流
部に流れる流体は、感熱応動弁1をその入口側配管接続
部6から出口側配管接続部7まで支障なく本体部2内を
流れる。
【0034】一方、入口側配管接続部6から本体部2内
に流入する流体の温度が、あらかじめ設定されたある所
定の温度以上、例えば90℃以上となると、形状記憶合
金から成るスプリング5は、図1(b)に示すように、
その流体との直接的な接触により、即座に発生弾性力の
大きい状態(伸長状態)となり、この場合には、前記し
たようにスプリング5の付勢力により弁体3が閉位置に
移動される。そして、この状態では、流体通路8が感熱
応動弁1の位置で遮断され、流体が感熱応動弁1を通過
するのが阻止される。
【0035】この場合、形状記憶合金から成るスプリン
グ5は、入口側配管接続部6を介して流体通路8の上流
側に常時、連通する箇所に設けられているので、該スプ
リング5の発生弾性力の大きい状態は流体通路8の上流
側の流体温度が低下するまで維持され、従って、弁体3
が閉位置に維持される。
【0036】次に、本発明の感熱応動弁の他の例を図2
(a),(b)に従って説明する。図2(a),(b)
はそれぞれ該感熱応動弁の開状態及び閉状態における縦
断面図である。
【0037】この感熱応動弁18は、その略筒状の本体
部19内に、一端部が閉塞された略筒状の弁体20と、
この弁体20を開位置に付勢する付勢手段であるスプリ
ング21と、この弁体20を通水温に応じて開閉駆動す
るための形状記憶合金から成るスプリング22とを備え
ている。
【0038】この場合、本体部19の開口された両端部
には、それぞれ入口側配管接続部23及び出口側配管接
続部24が形成され、これらの配管接続部23,24
は、流体通路25の途中位置でその上流部及び下流部に
接続される。そして、本体部19の内周面部は、入口側
配管接続部23側に形成された小径内周部19aと、該
小径内周部19aから内周段部19bを介して出口側配
管接続部24側に形成された大径内周部19cとにより
構成されている。
【0039】弁体20は、本体部19の大径内周部19
cの内部に軸方向に移動自在に内挿されており、その移
動により本体部19の内部を開閉するようにしている。
【0040】すなわち、弁体20の入口側配管接続部2
3側の端部は、該弁体20の外周側部と一体に形成され
た底壁部26により閉塞され、この底壁部26は、本体
部19の小径内周部19aよりも大径に形成されてい
る。そして、この底壁部26の小径内周部19a側の端
面部の周縁部には、弁体20が小径内周部19a側に移
動された時に本体部19の前記内周段部19bに当接す
る環状パッキング27が固着されている。また、弁体2
0の開口端部28は本体部19の大径内周部19cに全
周にわたって摺接され、さらに、弁体20の外周側部に
は、複数の流体通路穴29が穿設されている。
【0041】従って、弁体20は、図2(a)に示すよ
うに、出口側配管接続部24側に移動されて底壁部26
が本体部19の内周段部19bから離反した位置(以
下、開位置という)では、入口側配管接続部23を本体
部19の小径内周部19aの内部、弁体20の流体通路
穴29及び本体部19の大径内周部19cを介して出口
側配管接続部24に連通させ、また、図2(b)に示す
ように、入口側配管接続部23側に移動されて底壁部2
6が環状パッキング27を介して内周段部19bに圧接
された位置(以下、閉位置という)では、両配管接続部
23,24を底壁部26及び環状パッキング27を介し
て遮断する。
【0042】尚、弁体20の開口端部28と出口側配管
接続部24との間の位置には、本体部19の大径内周部
19cに、複数の流体通路穴30が穿設された環状のス
プリングシート31が固着されており、弁体20の出口
側配管接続部24側への移動は、弁体20の開口端部2
8がスプリングシート31に当接することにより規制さ
れる。
【0043】一方、前記スプリング21は、弁体20の
開口端部28と本体部19の内周段部19bとの間に介
装され、弁体20を前記開位置に付勢している。また、
形状記憶合金から成るスプリング22は、弁体20の底
壁部26とスプリングシート31との間に介装され、弁
体20を前記閉位置に向かって付勢している。
【0044】この場合、形状記憶合金から成るスプリン
グ22は、本体部19内の出口側配管接続部24の位置
における流体の温度に応じて発生する弾性力が変化する
形状記憶合金から成り、これに接触する流体の温度が所
定の温度以下の時(例えば、80℃以下の時)には、比
較的小さな弾性力を生じる短縮状態となり、所定の温度
以上の時(例えば、90℃以上の時)には、比較的大き
な弾性力を生じる伸長状態となるようにされている。
【0045】そして、図2(a)に示すように、スプリ
ング22の発生弾性力の小さい状態においては、その弾
性力はスプリング21の弾性力よりも、充分小さくなる
ようにされており、この状態では、スプリング21の弾
性力がスプリング22の弾性力よりも大きくなって、弁
体20がスプリング21の付勢力により開位置に移動さ
れるようになっている。
【0046】これと逆に、図2(b)に示すように、ス
プリング22の発生弾性力の大きい状態においては、そ
の弾性力はスプリング21のそれよりも、充分大きくな
るようにされており、この状態では、スプリング22の
弾性力がスプリング21の弾性力よりも大きくなって、
弁体20がスプリング22の付勢力により閉位置に移動
されるようになっている。
【0047】従って、形状記憶合金から成るスプリング
22は、本体部19の出口側配管接続部24の位置にお
ける流体の温度に応じた形状変化により、弁体20の開
閉を行うようにしている。
【0048】次に、かかる感熱応動弁18の作動を説明
する。
【0049】この感熱応動弁18においては、流体通路
25内を入口側配管接続部23から本体部19内に流入
する流体の温度が、あらかじめ設定されたある所定の温
度以下の時、例えば80℃以下の時には、形状記憶合金
から成るスプリング22は、図2(a)に示すように、
発生弾性力の小さい状態(短縮状態)となり、この場合
には、前記したようにスプリング21の付勢力により弁
体20が開位置に移動され、従って、流体通路25をそ
の上流部から下流部に流れる流体は、本体部19の内部
をその入口側配管接続部23から出口側配管接続部24
まで支障なく流れる。
【0050】一方、なんらかの原因により、例えば、感
熱応動弁18の下流側で流体通路25内の流体の温度が
流体通路25の上流側に比べて充分、高温(例えば、9
0℃以上)となると、その高温の流体がその圧力の上昇
により、流体通路25の下流側から感熱応動弁18を通
って上流側に逆流しようとすることがあり、このような
場合には、形状記憶合金から成るスプリング22は、図
2(b)に示すように、出口側配管接続部24から本体
部19内に逆流しようとする高温の流体との直接的な接
触により、即座に発生弾性力の大きい状態(伸長状態)
となり、これにより、前記したようにスプリング22の
付勢力により弁体20が閉位置に移動される。そして、
この状態では、流体通路25が感熱応動弁18の位置で
遮断され、流体が感熱応動弁18を逆流して流体通路2
5の上流側に流れようとするのが阻止される。
【0051】この場合、形状記憶合金から成るスプリン
グ22は、出口側配管接続部24を介して流体通路25
の上流側に常時、連通する箇所に設けられているので、
該スプリング22の発生弾性力の大きい状態は流体通路
25の下流側の流体温度が低下するまで維持され、従っ
て、弁体20が閉位置に維持される。
【0052】次に、以上、説明した感熱応動弁1,18
を例えば給湯器に適用した実施例について図3に従って
説明する。図3はこの給湯器の説明的構成図である。
【0053】図3で、この給湯器32は、その本体ケー
ス33内に、図示しないガス管からガス通路34を介し
てガスが供給されるガスバーナ35を有する熱交換器3
6と、前記流体通路8,25(図1及び図2参照)に相
当する流体通路である給湯路37とを備え、この給湯路
37の中間部は熱交換器36の本体部38に巻装されて
いる。そして、給湯路37における熱交換器36の下流
側の箇所と熱交換器36の上流側の箇所とには、それぞ
れ前記感熱応動弁1,18が設けられている(図1及び
図2参照)。
【0054】この場合、給湯路37は、例えば、その上
流端部が塩化ビニル等から成る樹脂製配管39を介して
図示しない水道管等に接続されると共に、その下流端部
が給湯栓40,41をそれぞれ介して給湯蛇口42及び
シャワーヘッド43に接続され、樹脂製配管39を介し
て導入される水を通水検知機構44、水量調節子45、
感熱応動弁18、過圧逃がし弁46、熱交換器36及び
感熱応動弁1を順に介して蛇口42及びシャワーヘッド
43に供給するようにしている。
【0055】また、ガス通路34は、その上流端部が本
体ケース33の外部において図示しないガス管に接続さ
れ、このガス管から、安全ガスバルブ47、ガス量調節
機構48、ガスバルブ49、ガスガバナ50及びガスノ
ズル51を順に介してガスバーナ35にガスを供給する
ようにしている。そして、熱交換器36は、ガスバーナ
35にガスが供給されると、このガスを該ガスバーナ3
5により燃焼させて、本体部38を介して給湯路37の
通水を適宜、加熱し、これにより、給湯路37から蛇口
42及びシャワーヘッド43に給湯を行わしめるように
している。
【0056】尚、給湯路37の通水検知機構44は、公
知の水ガバナ52及びダイヤフラム53を有するもので
あり、周知のように、ダイヤフラム53が受ける水圧に
より給湯路37における通水を検知し、これに応動させ
て、ガス通路34の前記ガスバルブ49を水ガバナ52
を介して開くようにしている。
【0057】次に、かかる給湯器32の作動を説明す
る。
【0058】図3で、この給湯器32においては、前記
給湯栓40,41のいずれかを開くと、前記樹脂製配管
39から給湯路37を介して蛇口42あるいはシャワー
ヘッド43への通水が行われる。
【0059】この時、給湯路37の通水検知機構44に
より、給湯路37の通水が検知され、これに応動してガ
ス通路34のガスバルブ49が開かれる。そして、ガス
バルブ49が開かれると、前記したように、ガス通路3
4を介して熱交換器36のガスバーナ35にガスが供給
されて、このガスの燃焼が行われ、これにより、給湯路
37内の通水が熱交換器36の本体部38を介して加熱
される。そして、この加熱により、蛇口42あるいはシ
ャワーヘッド43への給湯が行われる。
【0060】尚、この場合、熱交換器36は、通常時
は、給湯温が例えば40〜50℃等の通常的な温度とな
るように、図示しないコントローラによりその作動が適
宜、制御される。
【0061】そして、このような通常的な給湯温におい
ては、図1(a)及び図2(a)に示すように、前記感
熱応動弁1,18の形状記憶合金から成るスプリング
5,22は発生弾性力の小さい状態となっており、従っ
て、前記したように、各感熱応動弁1,18の弁体3,
20は開位置に移動されている。
【0062】一方、かかる給湯器32において、例えば
通水検知機構44の水ガバナ52やダイヤフラム53の
作動不良等が生じた場合には、給湯路37に通水がない
にもかかわらず、ガス通路34のガスバルブ49が開い
て熱交換器36が一時的に作動し、所謂、残火が生じる
ことがあり、この場合には、図示しない過加熱防止装置
により熱交換器36の作動は停止されるようになってい
るものの、給湯路37内の水は熱交換器36の箇所にお
いて、その残火により高温に加熱されると共に、その圧
力が高圧になることがある。この場合、給湯路37の前
記過圧逃がし弁46により給湯路37の圧力は例えば1
7.5kg重/cm2 以上となることはないように設定され
るものの、このように高圧となると水の沸点も上昇し
て、熱交換器36の箇所における給湯路37内の水は例
えば150〜180℃まで加熱されることがある。
【0063】そして、このように、給湯路37内の水が
熱交換器36の箇所において高温に加熱された状態で、
前記給湯栓40,41を開くと、その高温の湯が感熱応
動弁1を介して給湯栓40,41側に流れようとする。
【0064】ところが、図1(a)に示すように、この
時、給湯路37において、熱交換器35側から感熱応動
弁1の入口側配管接続部6を介して本体部2内に高温の
湯が流入すると、その高温の湯が感熱応動弁1の形状記
憶合金から成るスプリング5に直接触れるため、即座
に、図1(b)に示すように、該スプリング5が発生弾
性力の大きい状態となって、弁体3が閉位置に移動さ
れ、これにより、感熱応動弁1の出口側配管接続部7
は、前記したように入口側配管接続部6側から遮断され
る。
【0065】従って、給湯路37の熱交換器36側から
本体部2に流入する高温の湯は、感熱応動弁1の下流側
に流出することはなく、これにより、その高温の湯が蛇
口42やシャワーヘッド43に供給されるのが阻止され
る。
【0066】そして、この場合、形状記憶合金から成る
スプリング5は、入口側配管接続部6を介して給湯路3
7の上流側、すなわち、熱交換器36側に常時、連通す
る箇所に設けられているので、前記したように、感熱応
動弁1の閉状態は熱交換器36の箇所における給湯路3
7の湯温が低下するまで維持される。
【0067】また、図2及び図3において、上記のよう
に熱交換器36の残火が生じたときには、前述のように
熱交換器36の箇所における給湯路37内の水が高温と
なると共に、高圧となるので、この高温・高圧の湯が、
前記感熱応動弁18を介して給湯路37の上流側、すな
わち、樹脂製配管39側に逆流しようとし、このような
逆流が生じると、配管39が高温の湯により損なわれる
虞れがある。
【0068】ところが、この時、図2(b)に示すよう
に、感熱応動弁18の形状記憶合金から成るスプリング
22が出口側配管接続部24から本体部19内に逆流し
ようとする高温の湯との接触により即座に発生弾性力の
大きい状態となって弁体20が閉位置に移動され、これ
により、高温の湯が給湯路37の熱交換器36の箇所か
ら感熱応動弁18の上流側に逆流するのが阻止される。
また、この場合においては、出口側配管接続部24から
本体部19内に逆流しようとする高温の湯は高圧となっ
ているので、その圧力が弁体20の底壁部26に作用し
て弁体20の閉位置への移動が助長される。
【0069】従って、高温の湯が給湯路37内を配管3
9まで逆流することはなく、配管39が高温の湯により
損傷を受けることはない。
【0070】そして、この場合、形状記憶合金から成る
スプリング22は、熱交換器36の箇所における給湯路
37に出口側配管接続部24を介して常時、連通する箇
所に設けられているので、前記したように、感熱応動弁
18の閉状態が給湯路37の熱交換器36の箇所におけ
る湯温が低下するまで維持され。
【0071】このように、かかる給湯器32において
は、給湯路37に感熱応動弁1,18を設けたことによ
って、熱交換器36の残火が生じた場合等に、高温の湯
が蛇口42やシャワーヘッド43に供給されるのが感熱
応動弁1により速やかに防止され、また、高温・高圧の
湯が樹脂製配管39に逆流するのが、感熱応動弁18に
より速やかに防止される。
【0072】尚、以上説明した実施例では、感熱応動弁
1,18のスプリング5,22を形状記憶合金により構
成したが、これと逆にスプリング4,21を形状記憶合
金により構成して本実施例と同様の作動を行わしめるよ
うにすることも可能であることはもちろんである。
【0073】また、感熱応動弁1,18は、本実施例の
ように給湯器32に適用することができるだけでなく、
流体の温度に応じて迅速に開閉する必要のある各種の流
体通路においても適用することができ、さらには、流体
通路を通常時は閉じ、流体の温度が所定の温度以上とな
った時に流体通路を開くように感熱応動弁を構成するこ
とも可能であることはもちろんである。
【0074】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の感熱応動弁によれば、流体通路の途中に設けた開閉自
在な弁体を、付勢手段により開位置に付勢する一方、形
状記憶合金から成るスプリングにより付勢手段と逆に閉
位置に付勢し、このとき、スプリングに接触する流体の
温度が所定の温度以上の高温となるとスプリングを伸長
させて弁体を閉位置に移動させると共に、該流体の温度
が所定の温度以下の低温状態では、スプリングを短縮状
態として前記付勢手段の付勢力により弁体を開位置側に
移動させるようにしたことによって、流体通路を流れる
流体の温度に応じて迅速に流体通路の開閉を行うことが
できて、温度に対する応答性のよい開閉弁を提供するこ
とができ、特に流体通路に高温の流体が流れるのを確実
且つ迅速に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の感熱応動弁の一例の開状態に
おける縦断面図、(b)は該感熱応動弁の閉状態におけ
る縦断面図、
【図2】(a)は図1の感熱応動弁と共に給湯器に使用
する感熱応動弁の開状態における縦断面図、(b)は該
感熱応動弁の閉状態における縦断面図。
【図3】本発明の感熱応動弁を適用した給湯器の説明的
構成図。
【符号の説明】
1…感熱応動弁、2…本体部、3…弁体、4…付勢手段
(スプリング)、5…形状記憶合金から成るスプリン
グ、6,7…配管接続部、8…流体通路、9,10…環
状弁座(傾斜面)、11,12…閉止部(Oリング)、
13,14…間隙。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体通路の途中に介装される有底筒状の本
    体部と、該本体部の内部を前記流体通路の上流部及び下
    流部に連通させて接続すべく該本体部の端部開口及び側
    部開口にそれぞれ設けられた第1配管接続部及び第2配
    管接続部と、前記本体部内にその端部開口側から底部側
    にかけて該本体部の側部開口に第2配管接続部に外周面
    を臨ませて内挿され、前記第1及び第2配管接続部を連
    通する開位置と両配管接続部を遮断する閉位置との間で
    前記本体部の軸方向に移動自在に設けられた弁体と、該
    弁体にその内部を前記本体部の軸方向に貫通して設けら
    れた貫通孔と、前記弁体の開位置において前記本体部の
    第2配管接続部よりも底部寄りの内周部と該弁体の先端
    部の外周部との間に形成される第1の間隙と、前記弁体
    の開位置において前記本体部の第2配管接続部よりも端
    部開口寄りの内周部と該弁体の後端部の外周部との間に
    形成される第2の間隙と、前記弁体の先端部の外周部に
    設けられ、該弁体の閉位置において前記第1の間隙を全
    周にわたって遮断するよう該第1の間隙の位置で前記本
    体部の内周部に形成された環状弁座に当接する第1の閉
    止部と、前記弁体の後端部の外周部に設けられ、該弁体
    の閉位置において前記第2の間隙を全周にわたって遮断
    するよう該第2の間隙の位置で前記本体部の内周部に形
    成された環状弁座に当接する前記第1の閉止部と略同径
    の第2の閉止部と、前記弁体を前記開位置に付勢する
    勢手段と、前記本体部内で流体に接触する位置で該流体
    の温度に応じて伸縮自在に前記弁体を閉位置に付勢する
    形状記憶合金から成るスプリングとを備え、 前記弁体は、その開位置において前記第1及び第2配管
    接続部を前記貫通孔及び前記第1の間隙を介して連通す
    ると共に、前記第2の間隙を介して連通し、 前記スプリングは、これに接触する流体の温度が所定温
    度以上の高温となったとき、前記付勢手段の付勢力を上
    回る付勢力で前記弁体を前記閉位置に移動させる伸長状
    態となり、且つ前記流体の温度が前記所定温度以下の低
    温状態であるときは前記付勢手段の付勢力により前記弁
    体が前記開位置側に移動する短縮状態となるよう構成さ
    れていることを特徴とする感熱応動弁。
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