JPH0611070A - チェック弁 - Google Patents

チェック弁

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JPH0611070A
JPH0611070A JP18759792A JP18759792A JPH0611070A JP H0611070 A JPH0611070 A JP H0611070A JP 18759792 A JP18759792 A JP 18759792A JP 18759792 A JP18759792 A JP 18759792A JP H0611070 A JPH0611070 A JP H0611070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
spring
check valve
poppet
leak test
Prior art date
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Pending
Application number
JP18759792A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Komiya
光昇 小宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
APURIORI KK
Original Assignee
APURIORI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by APURIORI KK filed Critical APURIORI KK
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Publication of JPH0611070A publication Critical patent/JPH0611070A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リークテストが必要な配管系に使用されるの
に有効で、リークテストを簡単に行なうことができるチ
ェック弁の提供。 【構成】 バルブボディ2内に開弁位置と閉弁位置との
間で変位可能に配置され、且つ使用状態でばね4により
閉弁位置に付勢されたポペット3を備える。加熱される
と記憶された形状に変形してポペットを付勢力に抗して
開弁位置に変位させる形状記憶合金ばね5が、内部に設
けられている。ばね5が加熱されると、このばねが記憶
された形状に変形して閉弁位置にあるポペットをその付
勢力に抗して開弁位置に変位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チェック弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチェック弁としては、弁胴内に開
弁位置と閉弁位置との間で変位可能に配置され、且つ使
用状態で自重又はばねにより閉弁位置に付勢された弁体
を有し、一方向にのみ流体を流すようにしたものが公知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチェック弁では、弁体に開弁方向の力を作用させな
い限り弁体は開弁位置に変位しないので、チェック弁
を、全ての配管の接続完了後に厳密なリークテスト(漏
れ試験)を行なう必要のある配管系、例えば可燃性ガ
ス、有毒性ガス等が使用される配管系内に設けた場合に
は、配管系内を真空引きして配管系のリークテストを行
なう際に、配管系内がチェック弁のある箇所でその上流
側と下流側とに分断されてしまうため、この両側でリー
クテストを分けて行なわなければならず、リークテスト
が煩雑になると共に時間がかかってしまうという問題点
があった。
【0004】また、上記リークテストを1回で行なうた
めには、チェック弁により分断された両側を止め弁をつ
けたバイパス管で接続すればよいが、このようなバイパ
ス管をリークテストのためにわざわざ設けて接続するの
も非常に面倒である。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
して為されたもので、リークテストが必要な配管系に使
用されるのに有効で、リークテストを簡単に行なうこと
ができるチェック弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、弁胴内に開弁位置と閉弁位置との間で変
位可能に配置され、且つ使用状態で自重又はばねにより
閉弁位置に付勢された弁体を備えたチェック弁におい
て、加熱されると記憶された形状に変形して前記弁体を
前記付勢力に抗して開弁位置に変位させる形状記憶合金
ばねが、内部に設けられているものである。
【0007】
【作用】上記チェック弁では、内部にある形状記憶合金
ばねが加熱されると、このばねが記憶された形状に変形
して閉弁位置にある弁体をその付勢力に抗して開弁位置
に変位させる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の各実施例を説
明する。
【0009】図1及び図2は本発明の第1実施例に係る
チェック弁を示している。
【0010】チェック弁1は、図1に示すように、2つ
のバルブボディ部材20、21からなるバルブボディ
(弁胴)2内に閉弁位置(図1に示す位置)と開弁位置
(図2に示す位置)との間で変位可能に配置され、且つ
クラッキング圧設定用ばね4により閉弁位置に付勢され
たポペット(弁体)3と、ポペット3の上流側(図中左
側)の流路20a内に設けられた形状記憶合金ばね5
と、バルブボディ2の外側に設けられたヒータ6とを備
えている。
【0011】バルブボディ2内のポペット3は閉弁位置
でOリング7と当接する。
【0012】バルブボディ2の両端には、配管接続部2
a,2bがそれぞれ形成され、この配管接続部2a,2
bにそれぞれ設けられた配管固定部材9,10により配
管8a,8bがチェック弁1の両端に固定されている。
また、配管接続部2a,2b内には流路2c,2dがそ
れぞれ形成されている。
【0013】前記形状記憶合金ばね5は、前記配管接続
部2a内の流路2cに連通する流路20a内に配置され
ている。このばね5の一端側はばね止め段部2eに、そ
の他端側は前記ポペット3の頭部3aの端面にそれぞれ
当接している。このばね5は、その変態温度以上になる
まで加熱されると、図1に示す収縮した形状から、図2
に示す記憶された形状に変形し、これによって図1の閉
弁位置にあるポペット3を図2の開弁位置に変位させる
ようになっている。
【0014】ポペット3がばね5により強制的に開弁位
置に変位されると、前記両流路2cと2dとが連通して
両配管8a、8bが連通する。
【0015】上記構成を有する第1実施例に係るチェッ
ク弁1では、ヒータ6に通電してヒータ6により又は熱
風発生ドライヤ(不図示)等により形状記憶合金ばね5
を加熱すると、このばね5は、図1に示す収縮した形状
から図2に示す記憶された形状に変形し、これによって
図1の閉弁位置にあるポペット3を図2の開弁位置に強
制的に変位させる。これによって、前記両流路2cと2
dが連通して両配管8a、8bが連通する。
【0016】次に、この第1実施例に係るチェック弁1
を、リークテストを行なう必要のある配管系、例えば図
3に示すような原料ガス供給装置の配管系内に用いた場
合における、この配管系のリークテストについて説明す
る。
【0017】図3に示す原料ガス供給装置30は、ボン
ベ31内の原料ガス(可燃性ガス、有毒性ガス等)が圧
力調整弁32により調圧されて配管系33内の継手部3
3aに圧送され、この継手部33aでキャリアガス供給
部34から供給されるキャリアガス(N2、Ar等)と
混合されて混合気となり、この混合気がフロート式流量
計35乃至37等を通って反応炉側へ送られるようにな
っている。
【0018】上記原料ガス供給装置30の配管系33の
リークテストを行なう場合、まず、筐体33A内に配置
された配管系33内の真空引きをリークディテクタ38
内蔵の真空ポンプにより行なう。このとき、前記ヒータ
6に通電してヒータ6により前記チェック弁1の形状記
憶合金ばね5を加熱する。この加熱により、ばね5は、
図1に示す収縮した形状から図2に示す記憶された形状
に変形し、図1の閉弁位置にあるポペット3を図2の開
弁位置に強制的に変位させる。これによって、チェック
弁1により分断されていた配管系33内の配管33b、
33cが連通し、配管系33内全体が真空化される。
【0019】この状態で、前記筐体33Aを密閉し、こ
の筐体33A内にリークテスト用のガス、例えばHeガ
スを充満させる。このとき、もし配管系33内の一部に
漏れ箇所があれば、Heガスがリークディテクタ38に
より検出される。
【0020】このようにして、前記ヒータ6によりチェ
ック弁1の形状記憶合金ばね5を加熱するだけで、この
チェック弁1により分断されていたその上流側及び下流
側の両配管を連通させることができ、これよって配管系
33のリークテストを1回で終了させることができ、リ
ークテストを短時間で且つ簡単に行なうことができる。
【0021】図4及び図5は、本発明の第2実施例に係
るチェック弁を示している。
【0022】この第2実施例に係るチェック弁100
は、ユニオンボンネット型のリフト式チェック弁であ
る。
【0023】このチェック弁100のポペット103
は、図4に示す使用状態で自重により同図の閉弁位置に
付勢されている。また、このチェック弁100内には、
第1実施例と同様の前記形状記憶合金ばね5が配置され
ている。
【0024】この第2実施例に係るチェック弁100で
は、前記ばね5の周囲を、外部にあるヒータ104へ通
電することによって又は熱風発生ドライヤ等によって加
熱すると、上記第1実施例の場合と同様に、図4に示す
収縮した形状から、図5に示す記憶された形状に変形
し、これによって図4の閉弁位置にあるポペット103
を上昇させて図5の開弁位置に変位させるようになって
いる。これによって、チェック弁100内の流路100
A及び100Bが連通する。
【0025】従って、この第2実施例に係るチェック弁
100を図3に示すような配管系33内に設けた場合に
も、上記第1実施例のチェック弁1と同様に、上記リー
クテストを短時間で且つ簡単に行なうことができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るチェ
ック弁によれば、弁胴内に開弁位置と閉弁位置との間で
変位可能に配置され、且つ使用状態で自重又はばねによ
り閉弁位置に付勢された弁体を備えたチェック弁におい
て、加熱されると記憶された形状に変形して前記弁体を
前記付勢力に抗して開弁位置に変位させる形状記憶合金
ばねが、内部に設けられている構成により、内部にある
形状記憶合金ばねが加熱されると、このばねが記憶され
た形状に変形して閉弁位置にある弁体をその付勢力に抗
して開弁位置に変位させる。従って、リークテストが必
要な配管系に使用されるのに有効で、リークテストを簡
単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るチェック弁を示す断
面図で、閉弁状態を示す図である。
【図2】図1と同様の断面図で、開弁状態を示す図であ
る。
【図3】リークテストが必要な原料ガス供給装置を示す
概略図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るチェック弁を示す断
面図で、閉弁状態を示す図である。
【図5】図4と同様の断面図で、開弁状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 チェック弁 2 バルブボディ(弁胴) 3 ポペット(弁体) 5 形状記憶合金ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁胴内に開弁位置と閉弁位置との間で変
    位可能に配置され、且つ使用状態で自重又はばねにより
    閉弁位置に付勢された弁体を備えたチェック弁におい
    て、加熱されると記憶された形状に変形して前記弁体を
    前記付勢力に抗して開弁位置に変位させる形状記憶合金
    ばねが、内部に設けられていることを特徴とするチェッ
    ク弁。
JP18759792A 1992-06-22 1992-06-22 チェック弁 Pending JPH0611070A (ja)

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JP18759792A JPH0611070A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 チェック弁

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JP18759792A JPH0611070A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 チェック弁

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