JPS62104402A - 集電舟装置 - Google Patents

集電舟装置

Info

Publication number
JPS62104402A
JPS62104402A JP24361685A JP24361685A JPS62104402A JP S62104402 A JPS62104402 A JP S62104402A JP 24361685 A JP24361685 A JP 24361685A JP 24361685 A JP24361685 A JP 24361685A JP S62104402 A JPS62104402 A JP S62104402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
pieces
boat
slide plate
current collector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24361685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0376082B2 (ja
Inventor
Shigeo Kuwabara
重雄 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority to JP24361685A priority Critical patent/JPS62104402A/ja
Priority to EP19860301867 priority patent/EP0195616B1/en
Priority to DE8686301867T priority patent/DE3684025D1/de
Priority to DE19863689548 priority patent/DE3689548T2/de
Priority to EP19900202389 priority patent/EP0406987B1/en
Publication of JPS62104402A publication Critical patent/JPS62104402A/ja
Publication of JPH0376082B2 publication Critical patent/JPH0376082B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパンタグラフなどの電気車用の集電装置にかか
り、特に集電部の電車線に対する追随性を高めるため、
複数のすり板をそれぞれ舟体に弾性支持して一体化する
集電装置の支持構造体に関するものである。
〔従来の技術〕
電気車用の集電装置(以下パンタグラフと称す)は、電
車線から車両内に電力を円滑に集電するたP3 めに用いられるものであり、舟体に増り付けられたすり
板を電車線に摺動させるt−め、舟体を支持するパンタ
グラフのわく組をばね力などIこより付与し、舟体を介
してすり板を電車線に一定の力で押し付ける構成となっ
ている。
車両の走行速度が速かったり、電車線の施工精度が悪い
などの場合には、w1車線からパンタグラフの摺動部が
離間してアークを発生することがある。このアークの発
生は電車線およびパンタグラフの摺動部の内命を縮める
ばかりでなく、場合によっては電車線の沿線地竣に電波
障害を与え、生活環境を損うことがあるので、アークの
発生を極力抑制しなくてはならない。
アークの発生を抑制するためには、パンタグラフの摺動
部が電、車線から離間しないよう、追随性の向上を図れ
ばよく、運動質量をできるだけ小さくする努力がなされ
てきた。
先に本出願人等が実願昭58−150672号番こより
出願した「車両用集電装置」および実願昭60−387
26号により出願した「年電装置のすり板支持構造」を
、電車線に対するすり板の追従性を向上した一例として
鋭1明する。
第7図は舟体部の平面図であり、第8図は舟体要部側面
図であって、通常2本の舟体4′を連結アーム6などに
より一体化した舟体組立品を、わく粗管部(図示せず)
へばねなどを介して取着している。
一本の舟体4′の」−に複数のずり板1a’、Ib’が
一列状にそれぞわばね8を介して支持され、両端部の上
面には補助すり板3′が取り付けられており、両端部の
すり板1a’の補助すり板3′に相対する部分では、ビ
ン9により回動可能に舟体4′に支持され、その他端と
中間に位置するすり板ib’の端部との相方間は、弾性
連結部材7により隣接端部を互いに連接されて、総ての
すり板の上面が同一平面を形成するように構成されてい
る。なお、各すり板1a’およびlb’からはそれぞれ
シャント10が舟体4′に接続され、通電に供されてい
る。
以上のように構成された舟体組立品が、図示してないわ
く粗管部に取着され、図示してない主ばねなどによって
すり板表面がvII線5に押し付けられる。
このような構造におけるすり板1a’、lb’と電車線
5との動的挙動について説明する。電車線5は一般tこ
走行方向−こ対して一直線に張架すると、すり板の同一
箇所を摺動し集中的な溝磨耗を生じるので、走行方向に
対してジグザグに設置され、そのレール面からの距離は
極カ一定に保つように張架されているが、完全に一定距
離に保つことは不可能である。
従って、パンタグラフが走行すると、電車線5は舟体4
′の長手方向で往復運動をしながら、電車線5のレール
面からの距離に応じてすり板面は電車線に接触し、走行
摺動して集電を行う。
この電車線5とすり板1a’ 、 Ib’の追随性を向
上させるためには、パンタグラフの押付力を一定とすれ
ば運動質量を小さくした分だけ追随加速度が増加する。
従って増加加速変分に相応してより大きい振動に対して
も電車線5とすり板1a’、lb’は追随を保ち、円滑
な集電がなされてアーク発生などという極めて有害な現
象を避けることができる。
このように第7図、第8図に示した集電装置の構成では
、すり板をla’ 、 Ib’と複数化してそれぞれを
ばね81ごて支持し、電車線5との対応部のW、を化を
図ることにより追随性を高めている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の従来装置には2つの問題がある。談ず、すり板1
a’とlb’の隣接端部において、電車線5が一方から
他方へ移行する際の段差の問題である。第9図はすり板
の隣接端部の部分拡大側面図であり、すり板1a’の最
端部に電車線5が到来した場合、電車線5の押付力はす
り板1a’には直接付与されるが、すり板ib’には弾
性連結部材7を介して間接的に伝達される。弾性連結部
材7が全く剛である場合は、すり板1a’側に付与され
た力は同等にすり板1b’側に伝達されるので、隣接部
の段差は生ぜず問題はない。しかし、これではすり板を
分割し軽量化を図る目的が失われてしすう。逆に隣接す
るすり板1a’111質1″、:1b’側質量との力学
的な絶縁を図るためには、弾性連結部材7を極めて柔軟
なばね特性を有P7 するものにしなければならず、この場合にはすり板1a
’への押付力はすり板1b’には伝達されず、すり板l
aI側とすり板1b’側とにけ上下方向に段差が生じて
しまい、w車#i!5のすり板扉からlb’への移行が
円滑には行えなくなってしまう。
第7図に示されるように、すり板】a′とlb’の隣接
部分は相互に傾斜角を持たせて、一部を重複させてはい
るが、このことによって上記の現象を完全には避けるこ
とができない。
そこで、弾性連結部材7のばね特性は、前記の両者のあ
んばいにより設定されるが、何れにしでも弾性連結部材
7の柔軟性は必要なので、これに相応して押圧力が直接
付りされる側と間接的に伝達される側との段差の発生は
避けられず、この部分での溝磨耗や、段差移行による振
動の誘発などの問題が生ずる。
さらに、第2の問題点として、すり板を分割した場合の
大きさが他の構成部品の大きさに制約されて、さほど小
さくはできず、逆ζこ付加される部品の質量増加により
その効果は実質的に低い点である。
すなわち、第8図に示されるように、すり板1a1およ
びlb’を支持するための必要部品は、弾性連結部材7
.ばね8.ビン9.シャント10などで、これらの各部
品の長手方向の寸法を合算した値以下にすり板1a’ 
、 lb’の長さを小さくすることはできず、幅方向に
ついても各部品が強度および構造上の制約を受け、あま
り小さくはできない。特に弾性連結部材7の長手方向寸
法は、強度を持たせた上でばね特性が必要となるので第
9図に示す有効ばね長さ1が大きくなり、極端には寸法
を短縮できない。
従って、すり板1a’、lb’の分割寸法はあまり小さ
くはできず、逆に必要構成部品である弾性連結部材7I
ばね8.ピン9.シャント10などの増加をまねき、こ
の分質量が増加すると共に、信頼性および経済性が低下
するという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記のような従来の欠点を解消し、分割したす
り板の単体の大きさを極めて小さくし、併せて隣接部の
段差の発生を防止しながら電車線に当接するすり板の運
動質量を減することにより追随性を向上させ、さらに隣
接部などにおける溝磨耗や振動誘発を生じない優れたす
り板の支持構造体を提供することを目的としている。
その目的を達成するための手段とし゛C1本発明は舟体
の長手方向の各すり板小片の隣接端部における互いのす
り板小片を、長手方向で凹凸形状などにより互いにラッ
プさせ、おおむねそのラップ部の長さ部位では板ばね体
と固着せず、ラップの終端部位にて板ばね体に固着し、
さらにすり板小片の隣接部において互いの上面が丘−で
なく傾斜をなす運動がなされても互いのラップ部の先端
側面が当接することのないよう適宜隙間を付し、それぞ
れのすり板小片が独文して傾斜運動を可能ならしめ、そ
れと同時に電車線が舟体の長手方向に摺接する際それぞ
れのすり板小片の隣接端部における例えば凹凸形状とな
したラップ部が案内となるこさにより段差などが生じず
、円滑に運動がなされるような寸法、形状をなして一体
形成されたIO ものから構成するようにしたものである。
また、すり板小片を互いに舟体の長手方向で凹凸f、i
−どの形状にう、グさせて連係せしめろカ(、さらにそ
の隣接した凸形状および凹形ヰ大の先端側面部を、板ば
ね体の曲げ応力を軽ヅならしめるように厚み方向におい
てラップ先端より下面lと向けて下り勾配形状となし、
且つすり板小片の隣接部か凸状Jζ傾斜運動がなされて
も電車線の舟体長手方向の摺接運動に対し段差を生じせ
しめぬようにラップの先端より上面に向けて上り勾配形
状となし、板ばね体に連係して一体形成する。
υ下、本発明にかかるものを、図面を参照して詳述する
〔実 施 例〕
第1図は本発明にかかる集電装置のすり枦支持檜造体の
一実施例の要部平面図、第2図は同じく正面図、第3図
IJ第1図、第2図のア〜ア断面矢ネー図、第4図は紀
1図のイ〜イ断面矢視拡大図であって、給71望、第8
図と同一の符月は同一または同一機能を有する部分を示
す。
pH 第1図〜第4図に才5いて、Ia 、 Ibはすり板小
片、2は板ばね体、3は補助すり板、4は舟体、6は連
絡アーム、8はばねでありすり板を多数の小片に分割し
て一本の舟体に対して長手方向に列状にそれぞれ隣接し
て複数個配し、月っ名列内聞の隣接部を舟体4の長手方
向tこ例えば凹凸形状になして備え、各連係をばね特性
を有するものとな[7、さらにこれらの小片を舟体に弾
性的に支持さ?12るようにしたものである。
すなわち、各すり板小片1a 、 7bの列内間を連係
する例えばステンレスや燐青銅などの弾性を有する1枚
の導電性の板ばね体2にすり板の分割小片を隣接せしめ
て固着し、且つこの板ばね体2を舟体4に対して導電性
のばね8によりすり板小片1a。
1bに対応させて弾性支持せしめるように一体形成した
ものである。
これらの構成をさらに詳細tこ説明するき、2本の舟体
4(1本しか図示してない)は連結アーム6により一体
化され、パンタグラフの枠組に取り付けられて、ばね力
などにより電車線5に舟体4ヒ面のすり板を押用するよ
うに構成されている。
舟体4の上面(rはそれぞわすり桁を多数の小片に分H
1:l !)戸=すり板小片IR、lhが長手方向に1
列状Jこ14接して配設されでお杓、その隣接端部にお
いては各々のすり板小片1a 、 1))を凹凸形状と
なして互いがラップするように配されている。またすり
板小片1a 、 lbけ一枚の連続し7た91i1性を
有する例えばステンレス鋼板上(こボルトなどにより固
着されている。本5F、施例ではステンレス鋼板を用い
たが、ばね作用を有し防錆性、導電性が良好であれば、
燐青銅などの他の弾性を有する板材を使用してもよい。
才だ、本実施例では板げね体2き補助すり板3を分離1
7て示1−7たが、一体物として形成してもよい。さら
に、ラップ部を凹凸形状のもので説明を行った力1、で
こぼこ形状のものであってもよい。
次tこ、すり板小片1a 、 lbのラップ部の厚さに
ついて第5図1.第6図を参照して説明する〇第5図は
電車線によってすり板小片の隣接附近が降下したときの
拡大断面図、第6図は電車線にT’13 よってずりイ1小汁のli#接附近力fF眉したときの
拡大断面図である。
哨5図、第6+¥′Jにおいて、すり板小片1 a−、
と13−1が互いに凹および凸′:す態に傾斜した場合
、その最大傾斜角に相応してすり板小片1a sと18
−mの上面をw車線5が舟体長手方向に移動する際に間
隙など生じず適切な案内機能を果す長ささなっている。
さらに、その先端側面を厚みの方向でト下の両角を斜め
に勾Q、形状となし、先端部分を半円径すなわちまるく
面取りされている。これらの寸法、形状はすり板小片1
a−1とla tが隣接する互いの傾斜状態が例えば第
5図に示す凹状聾の場合、下面の角部の勾配形状を最大
頌斜角廣に相応させて板げね体2の曲げ応力が最小古な
るように決定する。もし勾配形状を付けない場合その先
端角部は一点鎖線のつ部のごとく下方へ大きく下るので
、ここに接している板ばね体2は相応して曲がりが大き
くなり破横を招くことになる。
次に第6図に示す凸状態に傾斜した場合、上面にて段差
および間隙など生じないように最大傾斜角度に相応させ
てラップ部の先端角部の上面勾配形状を決定する。もし
勾配形状を付けない場合その先端角部は一点鎖線の工部
のごとく先端角部が互いに摺動し、上面に対して段差を
生じる。このことは電車線5の移動を阻害し段差部で離
線振動を誘発しアークを発生することになる。
ここに第1図において、電車線5がすり板小片1aおよ
び1bの上面を舟体長手方向に移動する際、その隣接部
の挙動が凹または凸状態の何れに傾斜しても段差2間隙
など生じず円滑に移行するように案内機能を果すように
本ラップ部の寸法、形状を決定することが要旨である。
このようにすり板小片1a Iと1a−1のラップ部を
形成してこのすり板小片1a 、 lbをそれぞれ板ば
ね体2にボルトなどにより固着し、隣接部を板ばね体2
により連係させ、これ化すり板小片1a 、 lbに対
応させてはね8を前記のボルトと共締にして取着し、ば
ね8を舟体4にボルトなど番こより一体固着する。これ
によりすり板1a 、 lbは各々独立運動を可能とな
して舟体4に対し弾性支持されたものとなる。また、両
PI3 端に位Wするすり板小片1bはいずれもその最端部が板
ばね体2と共に車両走行方向に対して斜めに切り取られ
てお番]この切り増られな部分に一部が入り込むように
なして補助すり板3が舟体4に増殖され、電車線5の相
互間の摺動移行が円滑に行われるようになっている。こ
のとき、電車線5がすり板小片1bからさらに外れて補
助すり板3と摺接するようなことはほとんどない。
ここで、すり板小片1a−1とIa−1とのラップ部に
おいて本発明の構造の代オ)りにすり板小片1a−sと
18−1とを間隙をもって配設し下部にてビンなどによ
り蝶番作用をさせて構成することも幾何学的には可能で
あるが、ビン部は走行による多くの繰り返し振動により
岸滅する。また、間隙の最大値は凹状の傾斜角度により
決定されるので、最大価以下の傾斜の場合、間隙および
上下の段差を生じ電車線5の移行を阻害するので大きな
問題となる。
これに比べ本発明では前記のごとく単純な構造にしてそ
の目的を達しているので極めて実用性が高い。
次に、かような構造iこて電車線5が第1図に示すすり
板小片1aと1aの上面を摺動移行する際の挙動につい
て第5図、第6図により曲、明する。なお、すり板小片
】aと1bの挙動はすり板小片1aと18の場合と同じ
であるため、その説明を割愛する。
第5図において、すり板小片1as、lagがその隣接
部で互いに凹状態の傾斜をなす場合、いま電車線5がす
り板小片1a−rの端部に到来したとすればその摺接面
には押圧力が作用し、すり板小片】a−1はばね8で支
持されているのでその力に相応して下方向へ傾斜をもっ
てたわむ。この傾斜はばね8の中心と作用力の中心がす
ればね8のばね特甲 性を左右の回転モメントに対し例えば板ばねなどにより
やわらかくしておくことにより容易になされる。同時に
この押圧力はすり板小片1a−1の先端にラップして1
a−1の先端が入り込んでいるので同様に受力する。し
かして、すり板小片】a−8も、たわみ段差を生じない
。さらに時ゲ刻々とその傾斜角度が便化しても互いのラ
ップ部が電車線5の移行に際し案内役となる。さらにこ
れらすり板小片l7 Ia rとIa−、は1枚の板ばね体2により互いに連
係されているので、その曲りは容易で且つ一平面上で極
めて接近された位置でなされるなど多くの好条件により
この隣接部での電車@5の移行は円滑になされ離線、ア
ークの発生、振動舖発など防止される。ここに、電車線
5の運動に吋応するすり板小片は電車線5に摺接してい
る1a−1と13−1のみとなり、他の外側に配設され
たすり板小片(第5図では一方のすり板小片1a−$の
み示し他側は省略している)は極めて柔らかに板ばね体
2により連係され、月つ各々独立して押圧力が付与され
、無負荷の状態では水平を保持するよう?こなしている
故に負荷側のすり板小片1a+、1a*と他側のすり板
小片1a−[有]との隣接部では傾斜をなして連係され
ているので、他側のすり板小片1a−1は動じないので
la−、とla mの慣性質素のみが力学的挙動の対称
となり従来のように身体部全体が運動するのではなく、
極めて小さな址となる。すなわち押圧カ一定とすれば慣
性質量の減じた分だけ追随加速度は向上される。
次に第6図において、すり板小片1a lとIa−、と
が互いの隣接部で凸状態になった場合これは電車線5が
到来した後のすり板小片1a−++1a−sが残留振動
している間に再度市、車線5が到来し、上下運動の位相
が反転した場合が想定される。この場合でも互いのすり
板小片1a Iとla−婁とはその先端部でラップして
いるので隣接部の曲がりの頂上部においても間隙を生じ
ず互いの先端角部を凹状態の最大傾斜角に相応させて斜
形となしている。故に工部のごとく段差など生じず電車
線5は円滑に摺動移行する。ここにパンタグラフは離線
、アークなど発生せず良好な集電作用がなされる。
また、すり板小片1a 、 lbを一体的に支持構築す
る部品として、前記第7図、第8図で説明した従来例の
ような、特別の弾性連結部材7や、ばね8゜ビン9およ
びシャント10などを必要としないので、すり板を分割
する場合に長手方向にも幅方向ζども極めて自在に小さ
くすることができる。しかも、他部品による質量の増加
をまねくことがないので、その運動質量は僅少となり、
追随性が極めて向上PI3 する。
例えば、新幹線のパンタグラフの基準を適用して、前記
従来例と本実施例のものとを実質的な運動質量について
比較した場合、少なくとも1/ 〜1/30にすること
が可能で、飛躍的な効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上詳細Iこ説明したように、本発明にかかる集電装置
のすり板支持構造体によれば、電車#11i!5に対応
して運動するパンタグラフ側のすり板の運動質量は僅少
となるので、その追随性は飛躍的ζ〔向上し、連係部の
溝磨耗および段差に誘発される振動などを防止できるの
で、アークなどの極めて有害な現象を発生せず、板ばね
体2およびばね8などの少ない部品点数でその目的を達
するので信頼性も高く、経済的にも有利な上、保守も簡
単容易であるなど、多大の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる集電装置のすり板支持構造体の
一実施例の要部平面図、第2図は第1図の正面図、第3
図は、第1図、第2図のγ〜ルア視断面図、第4図は第
1図のイ〜イ矢視断面拡大図、第5図および第6図は電
車線と摺接するすり板小片の隣接附近の拡大断面図、第
7図〜第9図は従来の実施例で第7図は舟体部の平面図
、第8図はその舟体要部正面図、第9図はすり板の隣接
端部にぢいて電車線と摺接するすり板の拡大断面図であ
る。 la 、 lb 、 Ia−r + la−口、1a−
1・・・・・・すり板小片、1a′。 lb’・・・・・・すり板、2・・・・・・板ばね体、
3,3′・・・・・・補助すり板、4.4′・・・・・
・舟体、5・・・・・・電車線、6・・・・・・連結ア
ーム、7・・・・・・弾性連結部材、8・・・・・・ば
ね、9・・・・・・ピン、10・・・・・・シャント。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電車線に接するすり板を多数の小片に分割しこの
    分割したすり板小片を舟体の長手方向に隣接して列状に
    配設し、さらにこれらのすり板小片を舟体上において一
    列状に連係せしめる導電性で且つ弾性を有する板ばね体
    に固着し、該板ばね体と舟体の間に導電性ばねを配設し
    て一体形成せしめるすり板支持構造において、前記舟体
    上に配設されているそれぞれのすり板小片の隣接部を、
    前記電車線が舟体の長手方向に摺接する際それぞれのす
    り板小片間に段差を生じさせず案内となるように舟体の
    長手方向に対し互いにその端部を入り込ませた形状にラ
    ップ部を形成し、さらにラップ部以外の部位にて前記板
    ばね体とすり板小片とを一体固着し、それぞれのすり板
    小片が独立して上下方向および傾斜運動が円滑に行われ
    るような所要の形状としたことを特徴とする集電装置の
    すり板支持構造体。
  2. (2)前記ラップ部を凹凸形状とすることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の集電装置のすり板支持構造
    体。
  3. (3)前記ラップ部の厚さを、電車線によるラップ部で
    の上昇運動に対して互いの隣接端部にて段差が生じず下
    降運動に対して板ばね体の曲げ応力を軽減せしめるよう
    先端に向って上下方向に傾斜を付すことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の集電装置のすり板支持構造体
JP24361685A 1985-03-18 1985-10-30 集電舟装置 Granted JPS62104402A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24361685A JPS62104402A (ja) 1985-10-30 1985-10-30 集電舟装置
EP19860301867 EP0195616B1 (en) 1985-03-18 1986-03-14 Sliding plate support structure for current collector
DE8686301867T DE3684025D1 (de) 1985-03-18 1986-03-14 Schleifplattentragstruktur fuer stromabnehmer.
DE19863689548 DE3689548T2 (de) 1985-03-18 1986-03-14 Schleifplattenstützstruktur für Stromabnehmer.
EP19900202389 EP0406987B1 (en) 1985-03-18 1986-03-14 Sliding plate support structure for current collector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24361685A JPS62104402A (ja) 1985-10-30 1985-10-30 集電舟装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62104402A true JPS62104402A (ja) 1987-05-14
JPH0376082B2 JPH0376082B2 (ja) 1991-12-04

Family

ID=17106468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24361685A Granted JPS62104402A (ja) 1985-03-18 1985-10-30 集電舟装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62104402A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016226148A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 公益財団法人鉄道総合技術研究所 すり板、パンタグラフ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5602567B2 (ja) * 2010-09-30 2014-10-08 東日本旅客鉄道株式会社 すり板片の衝撃緩和構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016226148A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 公益財団法人鉄道総合技術研究所 すり板、パンタグラフ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0376082B2 (ja) 1991-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5199674A (en) Multi-articulation switch
CA1196399A (en) Current collection apparatus for a transportation system
RU2518116C2 (ru) Система воздушной контактной сети
JPS62104402A (ja) 集電舟装置
EP0258049B1 (en) Rail clip assembly
EP0406987B1 (en) Sliding plate support structure for current collector
US4155435A (en) Current collecting assembly
CN208674396U (zh) 轨道车辆的接地装置及接地系统
JP3104199B2 (ja) 鉄道車両用集電装置の集電舟
JP2019054689A (ja) 鉄道車両用のパンタグラフ
JP2622036B2 (ja) 電動軌道車用の連結2ヘッド付きパンタグラフ
JPH04262929A (ja) 走行体用集電線の連結装置
JPH0564303A (ja) 第3軌條用集電装置
JPH0326727Y2 (ja)
JPS62118703A (ja) 集電舟装置
JP2706780B2 (ja) 懸垂鉄道の軌道構造における軌条伸縮装置
JPS6218901A (ja) 集電舟装置
JPH04503544A (ja) 磁気浮上式車両のための走行路レール
JP2001270348A (ja) 架線の支持装置
JPH0326724Y2 (ja)
CN115742885A (zh) 一种接触轨结构
JPS6348103A (ja) 集電舟装置
JPS62101539A (ja) 正負極一体形電車線と集電装置
JPS5924012B2 (ja) 架線配置装置
JPS6020213B2 (ja) 関節式軌道分岐装置における架線構造