JPS62103564A - 電解質濃度測定装置 - Google Patents

電解質濃度測定装置

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JPS62103564A
JPS62103564A JP60243642A JP24364285A JPS62103564A JP S62103564 A JPS62103564 A JP S62103564A JP 60243642 A JP60243642 A JP 60243642A JP 24364285 A JP24364285 A JP 24364285A JP S62103564 A JPS62103564 A JP S62103564A
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鈴木 十五郎
Toshimi Kadota
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Mitsuhito Fujimura
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Norihiro Sato
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、フロースルー方式の電解質濃度測定¥を置に
関し、特に、血液、血漿、血清、尿、その他体液及び分
泌液等の検体分析用のフロースルー方式の電解質測定装
置に関する。また、本発明は、フロースルー方式の電解
質分析装置のフロースルー方式の電位差測定セルの吸引
部の改良に関する。
(ロ)従来の技術 血液等の体液中の電解質は、細胞の内外に分布して、細
胞の代謝活動の媒体となっており、例えば、水分代謝、
酸−塩基平衡の調節、浸透圧の調節、骨格の形成、神経
刺激の伝達及び酵素等の活性化に寄与しており、その組
成は、その他の成分と同様に、ホメオスタシスの作用に
より、正常時、狭い範囲内で一定に保たれている。例え
ば血清中のこれら電解質の正常値をみると、ナトリウム
が135−147mEq/41カリウムが3.3〜4,
8m Eq / fl、塩素98−98−1O8/4と
その範囲は極微量である。
しかし、体液中のナトリウム、カリウム、塩素等の電解
質の濃度の正常値からの変動は、種々の疾患に白米して
起るために、これら電解質濃度の正常値からの変動をも
って、特定の疾患の診断の手掛かりとすることはできな
いが、体液中のこれら電解質濃度の変動、つまり電解質
の不調は、生命現象に重大な影響を及ぼすために、体液
中のこれら電解質成分の分析値は、電解質の不調の治療
指針とし重要である。殊に、脱水、シayり等、手術後
回復期成は人工透析治療等に際しては、−刻も早く、輸
液等の適正な治療を行わなければならないので、これら
電解質濃度の測定は、例えば、変動係数(CV)が1%
以内という正確さで、迅速に行われる必要がある。
このような電解質濃度測定装置として、フロースルー方
式の電位差測定セルを具備する電解質濃度測定装置があ
る。この分析装置は、全血の優直接測定もでき、非破壊
的であって、溶血現象が避けられ、しかも、嫌気性下の
測定、例えばカルシウム濃度の測定ができ、ナトリウム
、カリウム及び塩素等の電解質濃度に対する応答が瞬間
的であるので、緊急検査にも適している。
このフロースルー方式の電解質濃度測定装置の電位差測
定セルには、試料、例えば検体が通過する流路が設けら
れており、この流路に、夫々、イオン電極のイオン選択
性膜部を露出させて、例えば、ナトリウムイオン電極、
カリウムイオン電極、塩素イオン電極、カルシウムイす
膜電極等のイオン電極が設けられると共に、比較電極を
備える比較電極室が設けられている。
イオン電極としては、種々のものが提供され、実用化さ
れているが、一般に、主として使用されているものとし
ては、例えば、ナトリウムイオン電極ではガラス膜電極
であり、カリウムイオン電極では、パリノマイシン液膜
電極或はクラウンエーテル液膜電極であり、塩素電極と
しては、銀−塩化銀の固体膜電極であり、カルシウム電
極としては、イオン交換体として有機リン酸カルシウム
を用いた液体膜電極が使用されている。
このようなフロースルー方式の電解質濃度測定装置によ
り、試料、例えば検体中の電解質濃度の測定は、検体を
、電位差測定セルのイオン電極、例えば塩素イオン電極
カリウムイオン電極、ナトリウムイオン電極、カルシウ
ムイオン電極等に順次送ると共に、比較電極内n液を比
較電極室に送り、夫々の電極毎に電位差を測定して行わ
れる。
しかし、イオン電極の感度は、周囲温度の変化及び振動
により変化するために、長時間に亘り一定した感度に保
つことは難しい。また、フロースルー方式の電解質濃度
測定装置では、全血、血漿又は血清を希釈しないで、そ
の侭測定に供する場合があり、この場合は、イオン電極
面に、検体中の脂質や蛋白質が付着し易く、感度の低下
をきたし易い。
そこで、フロースルー方式の電解質濃度測定装置におい
ては、電解質濃度の測定を安定して行うために、検体と
標準液を交互に測定している。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 このように、フロースルー方式の電解質濃度測定装置に
おいて、試料、例えば検体と標準液とを交互に、イオン
電極及び比較電極室を備えるフロースルー方式の電位差
測定セルに送り測定するには、吸引ノズル、例えばサン
プルプローブ或はサンプリングノズルにより、検体と標
準液を交互に  ”吸引する必要がある。
そこで、従来のフロースルー方式の電解質濃度測定装置
においては、検体と標準液を交互に吸引するための吸引
切換え機構として、例えば、内部中空部が標準液供給源
に連通するセプタムを、検体容器のサンプリング位置の
上方に配設している。
この場合、サンプリングノズルは、前記セプタムの中空
部に挿通されており、サンプリングノズルの上下移動動
作によって、前記中空部と検体容器の開を、上下方向に
往復動じて、検体と標準液とを交互に吸引する。
しかし、このような吸引切換え機構は、材質上からも8
!構上からも耐久性に乏しく、長期間の使用に適するも
のでなく、例えばシリコンゴム製のセプタムの場合には
、概略−千検体を吸引したところで、新しいセプタムと
取替えている。このような吸引切換え機構の取替えは、
電解質濃度測定装置の作動を中断するために、検体処理
を遅らせる結果となり問題である。
本発明は、従来の吸引切換え機構の耐久性にらとづく問
題点を解決することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、サンプリングノズルによる検体と標準液との
交互の吸引を長時間に亘って正確でかつ安定して行うこ
とができる吸引切換えIff構を提供するものである。
すなわち、本発明は、流体流路、該流体流路に接するイ
オン電極及び該流体流路に連通する比較電極室を備える
′フロースルー方式電位差測定セルを有するフロースル
ー方式電解質濃度測定装置において、フロースルー方式
電位差測定セルに連通する吸引ノズルが、互に水平方向
に異なる位置にある薬液吸引位置と試料吸引位置の間を
移動可能に支持されており、上部に薬液排出口を有し、
下部に薬液供給口を有する薬液容器が薬液吸引位置に設
けられていることを特徴とするフロースルー方式電解質
濃度測定装置にある。
本発明において、吸引ノズルは、水平方向の移動と上下
方向の移動を行って、夫々の液の吸引位置において、夫
々の液の吸引を行うものであり、このように吸引ノズル
を移動させるには、エアシリングやそのfl[械的運動
fivIを使用することができる。したがって、本発明
において、吸引ノズルの薬液吸引位置と試料吸引位置は
、水平方向に互に異なる位置に設けられる。吸引ノズル
の上下動による薬液の吸引が一律に行えるように、薬液
容器には、薬液が絶えず溢流により液位が一定となるよ
うに、管路、溢流堰等の薬液排出口が設けられ、下方に
薬液供給口が設けられる。この薬液供給口は、薬液供給
源に接続しており、電解質濃度測定装置の作動中に、薬
液を絶えず供給することができる。この場合、薬液容器
は、管状、有底筒状、その他適宜の形状とすることがで
き、また、適宜の大きさとすることができるが、薬液の
液位を一定に保つために、薬液供給口からの薬液の供給
量は、吸引ノズルの吸引量よりも多くなるから、潅流に
よる薬液のロスをできるだけ少くすることが必要であり
、例えば、薬液供給量を吸引ノズルの吸引量の2倍以上
とするのが、吸引ノズルの動作を容易にするなどの点か
ら好ましい。
薬液供給源の薬液としては、標準液、洗浄液等があげる
ことができる。薬液供給口は、複数の薬液供給源に接続
することができる。この場合、薬液供給口は流路切換弁
を介して、複数の薬液供給源に接続され、流路切換弁を
切換えることによって、目的の薬液を薬液容器に導入す
ることができる。このように新しく薬液を導入すること
によって、薬1容器に前に入っていた薬液を追出し、薬
液容器内の薬液を新しい薬液で更新することができる。
このように、流路切換弁を介して、薬液容器の薬液供給
口を複数の薬液供給源に接続すると、電解質濃度測定装
置の測定操作に使用される標準液の供給源や洗浄液の供
給源と接続できることになり、流路切換弁の流路切換に
よって、簡単に標準液や洗浄液を選択して、電位差測定
セルに送ることができるので好ましい。標準液について
は、一定濃度の標準液に限られるものではなく、濃度の
異なる複数の標準液とすることができる。このようにす
ると、一方を低濃度校正液とし、他方を高濃度校正液と
して、校正のスロープを設定することができる。いずれ
の場合にしでも、流路切換弁の作動は、溢流による薬液
の流出の無駄を避けるために、所定時間間隔で薬液容器
に薬液が補給できるように、薬液の供給を制御するのが
好ましい。このような制御(よ、例えば、シーケンスプ
ログラム、タイムスイッチ等により、例えば、薬液供給
源からの薬液供給用開閉弁の開閉を制御することにより
、或は、薬液供給源における薬液送出用の空気の導入弁
の開閉を制御することにより行うことがでさる。
試料容器の試料吸引位置への送りを自動的に順次行うよ
うにすると、全工程の自動化を行うことができるので好
ましい。このような試料容器の送り機構としては、例え
ば、自動分析装置における試料容器の送す機構、例えば
間欠送り機構等を適用することができる。もとより、容
器の配列の順に吸引ノズルを移動させるようにすること
もできる。
吸引ノズルの試料吸引位置と薬液吸引位置間の移動装置
は、自動分析装置における吸引ノズル、例えばサンプリ
ングノズル等にみちれる吸引移動機構を適用することが
できる。このような機構としては、例えば前後方向及び
左右方向に架設した案内に沿って、上下移動可能の吸引
ノズルを袴部を移動可能に設けるか、或は前記吸引ノズ
ル支持部を回動可能の支軸に取付けることによって行う
ことができる。
(ホ)作用 本発明は、上部に薬液排出口を有し、下部に薬液供給口
を有する薬液容器を吸引ノズルの薬液吸引位置に設けた
ので、薬液容器内の薬液の液位を常に一定に保つことが
できることになり、フロースルー方式の電位差測定セル
に連通する吸引ノズルを、吸引時、試料吸引位置から薬
液吸引位置に移動させ、吸引位置に至ったところで、所
定の吸引動作により、試料の吸引と薬液の吸引を行うこ
とができる。殊に、標準液等の薬液の吸引については、
薬液の液位が、少くとも吸引時常に一定に保たれるので
、薬液の液位の変動の影響を受けることなく、常に一定
量の薬液の吸引を行うことができる。
また、電位差測定セルの洗浄の際には、薬液供給口に連
通する流路切換弁を切換えることによって薬液容器内に
洗浄液を一定の液位に保つことができるので、電位差測
定セルの洗浄を、一定した吸引ノズルの吸引動作により
行うことができる。
したがって、例えば、血液用標準液、床用標準液等につ
いての試料に応じた標準液の選択を行う場合濃度の異な
る複数の標準液により、精度の高い測定値の校正を行う
場合にも、薬液供給口に連通する流路切換弁の切換え操
作によって簡単に行うことができる。
しかも、本発明においては、吸引ノズルの移動及び吸引
動作は、機械的動作で完結しているので、電位差測定セ
ルに連通するノズル支持部材及び移動部材等を耐ma性
の剛性材料とすることができ、フロースルー方式の電解
質濃度測定装置のサンプリング部は、耐磨耗性で長期の
使用に酎えるものとなる。
(へ)実施例 以下、添付図面を参照して、本発明の実施の一態様につ
いて、説明するが、本発明は、この説明及び例示によっ
て何らの制限を受けるものではな(1゜ 図は、本発明のフロースルー方式の電解質濃度測定装置
の一実施例について、その要部の概略を示す説明図であ
る。
本例におけるフロースルー方式の電解質濃度測定波(i
!1において、電位差測定セル2には、塩素イオン電極
3、カリウムイオン電極4、ナトリウムイオン1Hfi
5が、流路に接して設けられており、排出側には比較電
極室6が位置している。電位差測定セル2の吸引側には
、吸引/ズル7が連通しており、この吸引ノズルは、試
料吸引位置8と薬液吸引位置9の間を移動可能に、ノズ
ル支持装置(図示されていない。)に支持されている。
試料吸引位置8には、試料容器10が間欠的に順次移送
され、一定時間停止するようになっている。薬液吸引位
rl19には、薬液容器11が設けられる。
薬液容器11は、上部に溢流流路12が接#Ij、され
、下部に薬液供給路13が接続されている。上部の溢流
流路12を溢流堰を設けて形成する場合には、堰の外方
に溢流液流路(図示されていない。)が形成される。薬
液供給路13は、三方流路切換弁14に接続している。
三方流路切換弁14は、ステータ側流路15.16.1
7を有しており、この流路15は、薬液供給路13と接
続し、流路16は、標準液容器18に接続17、流路1
7は、洗浄液容器16に接続している。流路の切換えは
ロータ20を回動して、ロータ側流路21.22.23
をステータ側流路15.16.17のいずれか二流路に
適宜連通させて行う。本例においては流路切換弁として
、三方流路切換弁を使用するが、四方流路切換弁を用い
て、洗浄液容器、低濃度標準液容器及び高濃度標準液容
器と接続させるようにすることができる。標準液24の
容器18及び洗浄′e、25の容器19には、夫々、標
準液供給用空気導入流路26及び洗浄液供給用空気導入
流路27が接続している。
一方、比較電極室6には、比較電極内部液供給路28に
は、三方流路例えばT字路29が設けられ、T字路29
の水路には、電磁弁30及び31が接続しており、他の
一路にシリングポンプ32が接続している。電磁弁31
には、比較電磁内部液容器33が接続しており、シリン
グポンプ32の作動により、一定量の比較電極内部液3
4が比較電極内部液供給路28から比較電極室6に送入
される。比較電極室の排出側に排液路35が接続してい
る。排液路35には、三方流路例えばT字路36が設け
られており、その水路は電磁弁37及び38に接続し、
他の一路は、シリングポンプ39に接続している。シリ
ングポンプ39は、シリングポンプ32の吐出量と試料
吸引量の合計量を吸込み吐出しできる容量を有しており
、したがって、排液用シリングポンプ39と比較電極内
部液用シリングポンプ32は、一方が吸込み動作の時に
、他方が吐出動作をするように、全く反対の動作をする
ようにビニオンを挟む二基のラックスはタイミングベル
ト等に連結されている(例えば実願昭60−44667
号)。
本例は、このように構成されているので、試料容器10
は、移送路40を適宜の間欠送り装置(図示されていな
い。)により、矢印41の方向に間欠的に送られ、順次
試料吸引位置8で停止するが、停止したところで、吸引
ノズル7により吸引される。この吸引動作は、電磁弁3
8を閉じ、電磁弁37を開きポンプ39のピストン42
を吸込側に移動させることにより行なわれる。この際比
較電極内部液供給路28では、電磁弁31を閉じ、電磁
弁30を開くと共にシリングざンブ32のピストン43
を吐出側に移動させて、シリング32内に吸込まれた比
較電極内部液34を比較電極室6に送入する。ナトリウ
ムイオン電極、カリウムイオン電極及び塩素イオン電極
の夫々の電位を比較電極の電位と比較して、試料、例え
ば、検体中の電解質成分のナトリウム、カリウム、塩素
について定量を行う。
標準液により校正を行う場合には、吸引ノズル7を薬液
吸引位置9に移動させる。この移動の間に排液側シリン
グポンプ39は、電磁弁37を閉じ電磁弁38を開いて
吐出し動作を行い、比較電極内部a側のシリングポンプ
32は、電磁弁30を閉じ、電磁弁31を開さ、ピスト
ン43を吸込み側に移動させて、比較電極内部8134
のシリング32内への吸込みを行う。吸引7ズル7が7
′の位置に至ったところで、吸引ノズルの移動を停止1
−L、排滴価シリンダポンプ39のピストン42を吸込
側に移動して標準液24を吸込/ズル7がら吸引する。
この吸引の間、比較′NLN内極液側のシリングポンプ
32は、シリング内の比V電極内部液34を、ピストン
43を吐出側に移動させて、比較電極室6に送入する。
吸引ノズル7による標牟wL24の吸引の開、標準液の
液位は、溢流レベルに常に保たれるので、標準液の吸引
を何の支障もなく行うことができる。
このようにして、標準液について、ナトリウムイオン電
極、カリウムイオン電極、塩素イオン電極の電位を比較
電極の電位と比較し、夫々について電位差を求め、標準
液について、ナトリウム、カリウム、塩素の測定を行う
。標準液の測定値を標準液の既知の値と比較して、試料
の測定値についての校正を行う。標準液についての測定
を終えたところで試料吸引位置8に吸引/ズル7を移動
させて、次の試料容器10がら試料の吸引を行い、測定
する。
電位差測定セル2の洗浄に当っては、吸引ノズル7を7
′の位置にg勤させると1しにゴji焙昭冬180°回
転させて、洗浄wL25を薬液容器11に送り、薬液容
器11を洗浄t25で充満させる。
洗浄液25は、電磁弁38を閉じ電磁弁37を開いた状
態で、排液側シリンダポンプ39のピストン42吸引動
作により、吸引され、電位差測定セルに流通させて、セ
ル内を洗浄する。この際比較電極内部amのシリンダポ
ンプの作動は停止させる。この場合でも、薬液容器11
内には洗浄液25が溢流レベルまで常に満たされている
から、電位差測定セル2の洗浄を何の支障もなく行うこ
とができる。
(ト)発明の効果 本発明は、上部に薬液排出口を有し、下部に薬液供給口
を有する薬液容器を吸引ノズルの薬液吸引位置に設ける
ことにより、薬液の吸引を一定の吸引動作で行うことが
できる。しかも、このようにすることによって、薬液容
器に薬液を短時間で充満できるように、小形化しでも何
の不都合もなく薬液の吸引を行うことができることにな
り、従来、複雑な工程を要し、困難とされていた吸引ノ
ズルの水平方向の移動によるサンプリング法を可能にす
るものである。しかも、このようにすることによって、
電解質濃度測定装置の吸引部すなわちサンプリング部を
it磨耗性の剛性の材料で形成することができることに
なり、従来装置にみられるようなセプタムの交替等によ
りフロースルー方式の電解質濃度測定装置を停止させる
ことなく、連続的な長期間の測定を可能とするものであ
る。
また、本発明においては、薬液容器の薬液供給口に流路
切換弁を設けることにより、標準液及び洗浄液の切換等
が流路切換弁の切換え撹作で行えることになり、従来装
置と比較して、自動化が簡単化すると共に、作業工程が
部用となる。さらに、例えば高濃度校正液、低濃度校正
液等の二種の標準液の使用が、流路切換弁の切換えとい
う簡単な操作によって行われることになり、高精度の電
解質濃度測定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明のフロースルー方式の電解質濃度測定i置
の一実施例について、その要部の概略を示す説明図であ
る。 図中符号については、1はフロースルー方式の電解質濃
度測定装置、2は電位差測定セル、3は塩素イオン電極
、4はカリウムイオン電極、5はナトリウムイオン電極
、6は比較電極室、7は吸引ノズル、8は試料吸引位置
、9は薬液吸引位置、10は試料容器、11は薬液容器
、12は溢流流路、13は薬液供給路、14は三方流路
切換弁、18は、標準液容器、19は洗浄液容器、20
はロータ、32及び39はシリンダポンプ、33は比較
電極内部液、30.31.37及び38は電磁弁である
。 代   理   人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体流路、該流体流路に接するイオン電極及び該
    流体流路に連通する比較電極室を備えるフロースルー方
    式電位差測定セルを有するフロースルー方式電解質濃度
    測定装置において、フロースルー方式電位差測定セルに
    連通する吸引ノズルが、互に水平方向に異なる位置にあ
    る薬液吸引位置と試料吸引位置の間を移動可能に支持さ
    れており、上部に薬液排出口を有し、下部に薬液供給口
    を有する薬液容器が薬液吸引位置に設けられていること
    を特徴とするフロースルー方式電解質濃度測定装置。
  2. (2)薬液容器の薬液供給口が流路切換弁を介して、複
    数種の薬液供給源に接続していることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のフロースルー方式の電解質濃
    度測定装置。
  3. (3)薬液容器の薬液供給口が、流路切換弁を介して、
    濃度が異なる複数の薬液供給源に接続していることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のフロースルー方
    式の電解質濃度測定装置。
  4. (4)試料吸引位置が、間欠駆動の移送路上に設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    フロースルー方式の電解質濃度測定装置。
JP60243642A 1985-10-30 1985-10-30 電解質濃度測定装置 Expired - Lifetime JPH0652247B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5629769A (en) * 1979-08-17 1981-03-25 Sharp Corp Word storing system

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JPS5629769A (en) * 1979-08-17 1981-03-25 Sharp Corp Word storing system

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