JPS62102901A - 光学部品製作方法 - Google Patents

光学部品製作方法

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JPS62102901A
JPS62102901A JP23937785A JP23937785A JPS62102901A JP S62102901 A JPS62102901 A JP S62102901A JP 23937785 A JP23937785 A JP 23937785A JP 23937785 A JP23937785 A JP 23937785A JP S62102901 A JPS62102901 A JP S62102901A
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JP
Japan
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workpiece
corner
cutting tool
optical component
manufacturing
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JP23937785A
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Katsunobu Ueda
上田 勝宣
Hiroshi Amano
啓 天野
Mitsuo Sumiya
住谷 充夫
Akiya Goto
後藤 顕也
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、切削加工によりたとえば同心円の鋸歯状溝を
形成することによりレンズを製作するための光学部品製
作方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近時、同心円をなす鋸歯状m(Blazed grat
ing;ブレーズ化グレーティング)を形成することに
より、例えばコンパクトディスク・プレーヤ用のPUH
(Pick Up )fead )用のブ5スチ−tり
製クレ−ティングレンズを製作することが行われている
っこのグレーティングレンズは、入射光を回折および屈
折させ、また、平行光(平面波)を集光あるいは、点光
源からの光を平行光にするものである。このグレーティ
ングレンズげ、ガラス製の組合わせレンズと同等の機能
を有し、なおかつ小形、軽量化できる利点を有している
このような鋸歯状溝の刻設方法としては、(1)電子ビ
ーム描画法(電子ビーム照射量変調によりブレーズ化す
る方法。) 、(1)イオンビームエツチング法(ホロ
グラフィック・グレーティングをマスつてしてエツチン
グ。) 、(ill)ルーリングエンジによる方法、(
V)体積ホログラムを利用した屈折率変調による方法s
、 (v) フォーカス・イオンビームによる超微細加
工、等がある。
しかしながら、上記(1)の方法は、電子ビームを走査
する角度を大きく取ることができず、加工する大きさに
限界がある。そのため精度よく鋸歯状溝を加工すること
ができない。また、描画時間が、数〜】0数時間と長く
なシ、加工能率が極めて低い。さらに、上記(It)の
方法は、同心円を高精度で加工することが困難である。
また、鋸歯状溝の先端を鋭利に加工することができない
さらに、上記(ill)の方法は、ダイヤモンド工具に
よるパニシ加工であり、ブレーズ角θの大きいもの例え
ばtanθ<0.1〜0.2の加工は困難である。また
、同心円の溝の加工はできない。さらに、上記θV)の
方法は、赤外の半導体レーザ光に感度の高いホログラム
用感光剤がないので、半導体レーザを光源とするグレー
ティングレンズが作れ々い問題を有している。さらに、
上記(V)の方法は、大寸法レンズの製作が困難である
とともに、装置が高価である難点をもっている。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事情を勘案してなされたもので、グレー
ティングレンズを高精度かつ高能率で製作するととので
きる光学部品製作方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
稜線が丸コーナあるいは面取シコーナに欠截されてなる
コーナ部を有するダイヤモンド切削工具を用いて正面切
削を行い、鋸歯状溝を形成するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一1f[i例を図面を参照して詳述する
まず、例えば円柱透明なアクリル樹脂でできた円柱をな
す被加工物(1)を、分解能0.1μmを有するC N
 C(Computer Numerical Con
trol )旋盤C1f −wツク(図示せず)に、加
工物(1)の端面(1a)とCNC旋盤の回転軸線が直
交するように、同軸に保持させる。ついで、チャックが
連結されている主軸(図示せず)を矢印(2)方向に毎
分1000回転で回転させ、第2図に示す刃先角εが例
えばお度のダイヤモンド切削工具(3)により、すくい
面(3a)が被4工加 物(1)の回転方向とほぼ直交するように、加工物(1
)の端面(la)の正面削りを行う。この場合、切削工
具(3)の面堆りコーナ(4)の幅Wは0.25μm、
第1切れ刃(5)と副切れ刃(6)とのなす実質刃先角
α及び第2切れ刃(力と副切れ刃(6)とのなす実質刃
先角αは106.5度に設定されている。また、すくい
角はゼロ、第1及び第2切れ刃(5) 、 を力のなす
逃げ角は、4.5度並びに副切れ刃(6)の逃げ角は1
0度である。
ついで、第3図に示すように、切削工具(3)を、ブレ
ーズ角θが最大45度となるような運動軌跡(8)に浴
って切込まず。すなわち、まず、切削工具(3)を第1
ブレーズ面(9)の延長線上から矢印10方向に所定の
溝幅A(例えば1.6μm)かつ所定の溝深さB(例え
ば1.6μm)となるように切込オす。このときの送り
速度は、1回転あたり0.5μmとする。tた切込み方
向(11は、加工物+1)の回転軸線と交差するように
設定されている。この切込みが終了すると被加工物(1
)の回転軸線−に平行な矢印(I2方向に切削工具(3
)を動かし、被加工物(1)から切削工具(3)を離間
させる。その結果、断面が直角三角形をなし溝幅Aが例
えば1.6μm及び溝深さBが例えば1.6μm及び最
大ブレーズ角45度の円形、17J歯状溝(131が形
成される。ついで、同様にして、運動軌跡(8)に沿っ
て切削工具(3)を動かし、同心円をなす鋸歯状溝αト
・・を相互に隣接して刻設させる。
かくして、この実施例においては、切れ刃を0.001
μmオーダ程度にまで非常に高精度に研磨することので
きるダイヤモンド切削工具(3)によシ切削加工するよ
うにしているので、同心かつ互に隣接した鋸歯状溝03
)・・・を高精度に加工することができる。とくに、切
削工A (3)には、面取りコーナ(4)が形成されて
いるので、表面粗さ0.03μm程度まで転写できる。
かりに、面取りコーナ(4)のない切削工具を用いた場
合、第4図に示すように、幾何的理想表面粗さが、面取
りコーナ(4ンがある場合にくらべて大幅に劣化する。
したがって、この実施例により例えばフレネルレンズな
どのブレーズ化光′学部品を高精度かつ高能率で製作す
ることができる。とりわけ、ルーリングエンジンを用い
る場合のようなバニシング仕上げ(Burnisyin
g )と異なり、tanθ≦1のブレーズ角が大きいブ
レーズ化光学部品をも得ることができる。
なお、上記美施例においては、透明な部材を用いて直接
、光学部品を作るようにしているが、例えば、無酸素銅
盤に鋸歯状溝を切削加工して光学設計された形状を反転
したものを形成したのち、透明板に転写するようにして
もよい。また、光学設計された形状に切削加工し、その
反転した形状を’It鋳加工によシ転写し、それをさら
に透明板に転写することによりレンズを製作できる。さ
らに上記実施例においては、切削工具(3)の先端には
面取りコーナ(4)が形成されているが、第5図に示す
ようにコーナ半径Rの丸コーナIを形成してもよい。し
かし、丸コーナーα心のコーナ半径の2倍あるいは面取
りコーナ(4ンの幅Wは、鋸歯状溝α■の最小の溝幅A
よりも小さく設定する必要がある。さらにまた、切削工
具(3)の刃先角εは、上記実施例においては、お度に
設定しているが、角度(π/2−θmaX )、つまり
、90度から最大のブレーズ角θmaxを減算したとき
の角度以下に刃先角εがなっている限り、任意に設定し
てよい。
〔発明の効果〕 本発明の光学部品製作方法によれば、刃先に丸み部又は
面取り部などの欠落部を有するダイヤモンド切削工具に
よりブレーズ化グレーティンク(鋸歯状溝)を形成する
ようにしたので、例えばコンパクトディスク、プレーヤ
のPUH用グレグレーティングレンズどのブレーズ化光
学部品を高精度つ)つ高能率で製作することができる。
とくに、本発明は、ルーリングエンジンを用いる場合の
ようなバニシング仕上げ(Burnishing )と
異なり、ブレーズ角が大きいものも加工することができ
る。
【図面の簡単な説明】
WJ1図は本発明の一実施例におけるダイヤモンド工具
による切削を示す説明図、第2図は第1図におけるダイ
ヤモンド切削工具の要部拡大斜視図、第3図はダイヤモ
ンド切削工具の移動軌跡を示す図、第4図は面取り部を
もたないダイヤモンド切削工具による被加工物の1@面
図、第5図は本発明の他の実施例におけるダイヤモンド
切削工具の要部拡大斜視図である。 m・・・被加工物、  (1a)・・・端面(被加工面
)、(3)・・・ダイヤモンド切削工具、(4)・・・
面取りコーナ、Il八・・・鋸歯状溝っ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被加工面を有する被加工物を支持体に支持させる
    工程と、上記支持体に支持されている被加工物をその被
    加工面にほぼ直交する回転軸線のまわりに回転させる工
    程と、稜線部が欠截されたコーナを有するダイヤモンド
    切削工具により上記被加工面を正面削りし上記回転軸と
    上記被加工面との交点を中心とする同心円形の鋸歯状溝
    を複数本形成する工程とを具備することを特徴とする光
    学部品製作方法。
  2. (2)コーナは、面取りコーナであり、上記面取りコー
    ナの幅は鋸歯状溝の幅より小さく形成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光学部品製作方
    法。
  3. (3)コーナは、丸コーナであり、上記丸コーナのコー
    ナ半径の2倍の長さは鋸歯状溝の幅より小さく形成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光
    学部品製作方法。
  4. (4)ダイヤモンド切削工具の刃先角は、90度と鋸歯
    状溝の最大ブレーズ角との差以下に設定されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の光
    学部品製作方法。
  5. (5)被加工物は光学部品素材であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の光学部品製作方法。
  6. (6)被加工物は転写により光学部品を製作する原版用
    素材であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の光学部品製作方法。
JP23937785A 1985-10-28 1985-10-28 光学部品製作方法 Granted JPS62102901A (ja)

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JPH0234721B2 JPH0234721B2 (ja) 1990-08-06

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