JPS62102880A - 磁気テ−プと摺接する金属部材の洗浄方法 - Google Patents

磁気テ−プと摺接する金属部材の洗浄方法

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Publication number
JPS62102880A
JPS62102880A JP24323485A JP24323485A JPS62102880A JP S62102880 A JPS62102880 A JP S62102880A JP 24323485 A JP24323485 A JP 24323485A JP 24323485 A JP24323485 A JP 24323485A JP S62102880 A JPS62102880 A JP S62102880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
cleaning
kerosene
magnetic tape
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP24323485A
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English (en)
Inventor
篠原 和芳
賢二 岩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62102880A publication Critical patent/JPS62102880A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気テープと摺接する金属部品、特にテープカ
セットのテープガイドの洗浄方法に関するものである。
従来の技術 従来、この種の金属部材の洗浄方法は第2図に示すよう
な手順であった。水溶性の研削液を用いて研削された、
磁気テープと摺接する金属部材、例えばステンレス鋼の
表面にクロームめっきを施してさらに研削加工を行った
テープガイドは、金属メ・フシュのかと1に100ない
し1 、000箇が入れられて水洗槽2に浸漬され、次
に灯油槽3に浸漬され、この段階でマクロな汚れや油脂
が取り除かれている0 次にかと1はトリクロールエタンを用いた超音波洗浄槽
4、同じくトリクロールエタンの冷液の入った冷却槽5
に浸漬されたあと、同じくトリクロールエタンを洗浄剤
として用いる蒸気洗浄槽6のトリクロールエタンの蒸気
中に懸架されて蒸気洗浄される。
超音波洗浄槽4、冷却槽6及び蒸気洗浄槽6は通常は1
台の洗浄機7として構成されていて、かご1は各槽中に
0.5ないし3分間程度留まるようにして洗浄を行なっ
ている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の方法では、テープガイドやかと1に付
着する水分、灯油及び水溶性研削液等の汚れが各段階で
完全に洗浄されずに、次々に次の槽に持ち込まれ、特に
最終工程である蒸気洗浄中の液6aの中に持ち込まれた
灯油は、トリクロールエタンと共沸してかと1の中のテ
ープガイドに付着して、テープガイドの表面に分子膜程
度の厚さの被膜を作る。
液6a中には初めは灯油は含まれないが、微少量の灯油
が付着したテープガイド及びかご1を蒸気洗浄する結果
、トリクロールエタンの蒸気がテープガイド等の表面で
冷却されて液化する際にその表面の灯油を溶解して槽6
に滴下して、洗浄を重ねるに従って液6aの中の灯油は
増加するのである。
16aは新液との交換回数を増やすと非経済的で、実用
的でない。
このようにしてテープガイドの表面に灯油の薄模が残留
していると、テープガイドに磁気テープが摺接するとき
の摩擦係数が高くなって好ましくない。
また、灯油の持ち込みを避けるために灯油槽3への浸漬
を行わないと、多量の水分が超音波洗浄槽4に持ち込ま
れて溶剤の劣化を極端に早めて好ましくない。
本発明はこのような問題点を解決するもので、表面が高
度に清浄な金属表面を得られる洗浄法を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、従来の洗浄を行
なった後に、トリフリ化エチレンによる冷却と蒸気洗浄
を2回以上繰返すようにしたのである。
作  用 この方法により金属表面上にわずかに残った灯油を主成
分とする汚れの被膜は殆ど完全に取り去られることにな
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例による洗浄方法の概念図であ
り、従来例と同じ番号を用いて説明すると、水溶性の研
削液を用いて研削されたテープガイドはかと1に入れら
れて水洗槽2、灯油槽3、洗浄機7の順に浸漬あるいは
洗浄され、さらに2組の冷却槽8,8、蒸気洗浄槽9,
9を備えてトリフッ化エチレンを洗浄剤とする洗浄機1
oで洗浄されるのである。
本発明者らはこの方法以外にも、従来の方法においてト
リクロールエタンの代りにトリフッ化エチレンを用いた
場合、水洗槽2あるいは1および灯油槽3を廃止した場
合、洗浄機7の直前又は直後にトリツウ化エチレン槽を
設けて浸漬を行った場合、洗浄機7の直後、あるいは灯
油槽3の代りに、中性洗剤と真水による洗浄を加えた場
合、及び洗浄機7の中の3槽での洗浄時間を増やした場
合等についても実験を行なったが、いずれも効果がない
か、効果があっても大量のテープガイドを洗浄したとき
の効果の低下が著しかった。
発明の効果 以上のように本発明によれば清浄な金属表面を得ること
ができ、従来、ビデオ用の磁気テープのベースフィルム
側をテープガイドに1800巻付けて、バンクテンンヨ
ン2o2、引張速度1cm/sで摺動させたときの摩擦
力が平均的65yで゛あったものが、本発明の方法によ
ると平均的55yに低下して、より床几な種類の磁気テ
ープに対して使用できるようになる、という効果が得ら
れた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による洗浄方法の工程を示す
概略図、第2図は従来の方法の工程を示す概略図である
。 3・・・−灯油槽、4・・・・超音波洗浄槽、5.8 
・・・・冷却槽、6,9・・・・・・蒸気洗浄槽、7 
・・・・洗浄機、1o・・・洗浄機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テープカセットに用いるテープと摺接する金属部材を機
    械加工の後に灯油に浸漬し、次いで超音波洗浄槽、冷却
    槽、蒸気洗浄槽の3槽から成るトリクロールエタンを溶
    剤として用いる洗浄機で洗浄した後、トリフッ化エチレ
    ンによる冷却と蒸気洗浄を2回以上繰り返すようにした
    磁気テープと摺接する金属部材の洗浄方法。
JP24323485A 1985-10-30 1985-10-30 磁気テ−プと摺接する金属部材の洗浄方法 Pending JPS62102880A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7758321B2 (en) 2004-07-21 2010-07-20 Smc Kabushiki Kaisha Pump apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7758321B2 (en) 2004-07-21 2010-07-20 Smc Kabushiki Kaisha Pump apparatus

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