JPS6210226A - 優れた還元性および強度を有する焼成塊成鉱 - Google Patents

優れた還元性および強度を有する焼成塊成鉱

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JPS6210226A
JPS6210226A JP14827885A JP14827885A JPS6210226A JP S6210226 A JPS6210226 A JP S6210226A JP 14827885 A JP14827885 A JP 14827885A JP 14827885 A JP14827885 A JP 14827885A JP S6210226 A JPS6210226 A JP S6210226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pores
ore
diameter
strength
pellets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14827885A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
斎藤 汎
Noboru Sakamoto
登 坂本
Yoshito Iwata
岩田 嘉人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPS6210226A publication Critical patent/JPS6210226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、高炉用原料として、優れた還元性および実
用上十分な強度を有する焼成塊成鉱に関するものである
〔従来技術とその問題点〕
近時、高炉用原料として、焼成塊成鉱を使用することが
多くなってきた。このような焼成塊成鉱は、粉粒状鉄鉱
石【媒溶剤または媒溶剤と粉粒状固体燃料とを添加しそ
して混合した混合物を造粒して得られた生ペレット、ま
だは、前記混合物を造粒して得られた造粒物の表面に粉
粒状固体燃料が被覆された生ベレットを焼成することに
より製造される。
上記のようにして製造された焼成塊成鉱は、多数の気孔
を有している。従来の焼成塊成鉱の大部分の気孔の直径
は0.5μm以下で小さい。従って、従来の焼成塊成鉱
は、還元時における還元ガスの拡散が悪いため、焼結鉱
に比べて還元性が劣る間順を有していた。
上述のような問題を解決するために、例えば、特公昭5
7−14417号公報には、全気孔の5〜20 気孔の
直径が0.1〜3ffIII+である焼成塊成鉱が開示
されている。上記のように気孔の直径が大きいと還元ガ
スの拡散がよくなるため、還元性が良好になる。しかし
ながら、気孔の直径が大きいと、強度の低下を招くため
、焼成塊成鉱が移送中に破壊したり、高炉内において粉
化する問題が生ずる。
〔発明の目的〕
従って、この発明の目的は、還元性に優れ、しかも移送
中に破壊しだシ高炉内において粉化することがない実用
上十分な強度を有する焼成塊成鉱を提供することにある
〔発明の概要〕
この発明は、粉粒状鉄鉱石に媒溶剤を添加しそして混合
した混合物を造粒して得られた生ペレットを焼成してな
る、多数の気孔を有する焼成塊成鉱において、 前記気孔の・直径が100μm以下であシ、そして、全
気孔の30〜80チの気孔の直径が10〜100μmで
あることに特徴を有するものである。
〔発明の構成〕
この発明において、焼成塊成鉱の気孔の直径は100μ
m以下でなければならない。気孔の直径が100μmを
超えると、その強度が低下し、移送時の衝撃等てよって
焼成塊成鉱が破壊し、また、高炉内において粉化しやす
くなる問題が生ずる。更に、この発明において、焼成塊
成鉱の全気孔の30〜80チの気孔の直径は、10μm
以上、100μm以下でなければならない。全気孔の3
0〜80%の気孔の直径が10μm未満では、還元時に
焼成塊成鉱中への還元ガスの拡散が抑制される結果、還
元性が劣化する問題が生ずる。
また、10〜100μmの直径の気孔が全気孔の30チ
未満では、焼成塊成鉱中への還元ガスの拡散が抑制され
る結果、還元性が劣化する問題が生ずる。一方10〜1
00μmの直径の気孔が全気孔の80%を超えると、焼
成塊成鉱の組織全体が著しく多孔性となる結果、その強
度が低下し、前述したように、移送時の衝撃等によって
焼成塊成鉱が破壊し、また、高炉内において粉化しやす
くなる問題が生ずる。
第1図は、10〜100μmの直径の気孔の、全気孔に
対する割合(気孔率)と、還元率との関係を示すグラフ
である。なお、還元率は、JIS  M8713に定め
られている方法で求めた。第1図に示すように、10〜
100μmの直径の気孔が全気孔の30係未満の場合は
、還元率が低下し、70チ以下になる。
第2図は、10〜100μmの直径の気孔の、全気孔に
対する割合(気孔率)と、シャッター強度との関係を示
すグラフである。なお、シャッター強度は、JIS M
8711に定められている方法で求め、+5閣の指数を
強度指数とした。第2図に示すように、10〜100μ
mの直径の気孔が全気孔の80%を超えるとシャッター
強度が低下し、90チ以下になる。
第3図は、全気孔の30〜80チの範囲の気孔の直径と
還元率との関係を示すグラフである。第3図に示すよう
に、全気孔の30〜80チの範囲の気孔の直径が1μm
以上、10μm未満の場合は、還元率が低下し、約62
%になる。
第4図は、全気孔の30〜80%の範囲の気孔の直径と
シャッター強度との関係を示すグラフである。第4図に
示すように、全気孔の30〜80チの範囲の気孔の直径
が100μm超、1000μm以下の場合は、シャッタ
ー強度が低下し、約86チになる。
上記第1図〜第4図から明らかなように、全気孔の30
〜80%の気孔の直径が10〜100μmの場合は、優
れた還元性および実用上支障のない優れたシャッター強
度が得られる。
次に、この発明の焼成塊成鉱の製造方法の一例を説明す
る。
下記第1表に示す粒度分布および下記第2表に示す成分
組成を有する粉粒状鉄鉱石に、媒溶剤としての生石灰5
.3wt、%を添加し、ミキサーによって混合した。こ
のようにして得られた混合物を第1ペレタイザに供給し
て水を加えながら造粒し、次いで、得られた造粒物と、
この造粒物に対し、6wt、%の粉コークスとを第2ベ
レタイザに供給して、造粒物の表面に粉コークスをコー
ティングし、水分含有量が9.2wt、%で、下記第3
表に示す粒径の生ベレットを調製シタ。
上記により調製された生ペレットを、下向き乾燥ゾーン
、点火ゾーンおよび焼成ゾーンを有する無端移動グレー
ト式焼成炉に供給し、下向き乾燥ゾーンにおいて250
℃の温度のガスにより3分間乾燥し、点火ゾーンにおい
て1100℃の温度で1分間点火し、焼成ゾーンにおい
て1350℃以下の温度で焼成し次いで冷却(焼成、冷
却時間18分間)することによシ、第4表に示す気孔の
本発明の焼成塊成鉱を製造することができた。
第4表 (wt、チ) 上記第4表に示す気孔は、水銀が収容された容器内に焼
成塊成鉱を入れ、水銀を1−105PSIまで加圧した
ときにおける、焼成塊成鉱の各気孔に浸透する水銀の量
によっそ測定した。
比較のために、0.044m以下の粒径の微粉を72w
t4含有する微粉鉄鉱石に媒溶剤としての生石灰をa 
6 wt、%添加しそして混合した混合物を造粒して得
られた生ペレットを、無端移動グレート式焼成炉によシ
焼成してなる従来の焼成塊成鉱の気孔を上記方法で調べ
たところ、大部分の気孔の直径は、0.05〜へ5μm
であった。また、従来の焼結鉱の気孔を上記方法で調べ
たところ、大部分の気孔の直径は、0.1〜100μm
であった。従って、上記のようだして製造された本発明
の焼成塊成鉱の還元率は、前記従来の塊成鉱および前記
従来の焼結鉱に比べて高かった。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、還元性に優れ、
しかも移送中に破壊しだシ高炉内において粉化すること
がない実用上十分な強度を有する焼成塊成鉱が得られる
工業上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は10〜100μmの直径の気孔の全気孔f対す
る割合と還元率との関係を示すグラフ、第2図は10〜
100μmの直径の気孔の全気孔に対する割合とシャッ
ター強度との関係を示すグラフ、第3図は全気孔の30
〜80%の範囲の気孔の直径と還元率との関係を示すグ
ラフ、そして、第4図は全気孔の30〜80チの範囲の
気孔の直径とシャッター強度との関係を示すグラフであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉粒状鉄鉱石に媒溶剤を添加しそして混合した混合物を
    造粒して得られた生ペレットを焼成してなる、多数の気
    孔を有する焼成塊成鉱において、前記気孔の直径が10
    0μm以下であり、そして、全気孔の30〜80%の気
    孔の直径が10μm以上、100μm以下であることを
    特徴とする、優れた還元性および強度を有する焼成塊成
    鉱。
JP14827885A 1985-07-08 1985-07-08 優れた還元性および強度を有する焼成塊成鉱 Pending JPS6210226A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14827885A JPS6210226A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 優れた還元性および強度を有する焼成塊成鉱

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JP14827885A JPS6210226A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 優れた還元性および強度を有する焼成塊成鉱

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Publication Number Publication Date
JPS6210226A true JPS6210226A (ja) 1987-01-19

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ID=15449186

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JP14827885A Pending JPS6210226A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 優れた還元性および強度を有する焼成塊成鉱

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JP (1) JPS6210226A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0578253A1 (en) * 1986-12-15 1994-01-12 Nippon Kokan Kabushiki Kaisha Method for manufacturing agglomerates of fired pellets
RU2743435C1 (ru) * 2020-01-31 2021-02-18 Виктор Михайлович Павловец Способ получения окатышей

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419847A (en) * 1977-07-13 1979-02-14 Tokyo Shibaura Electric Co Control system for sewing process

Patent Citations (1)

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