JPS62102144A - 情報記憶媒体の欠陥検査装置 - Google Patents
情報記憶媒体の欠陥検査装置Info
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- JPS62102144A JPS62102144A JP60242405A JP24240585A JPS62102144A JP S62102144 A JPS62102144 A JP S62102144A JP 60242405 A JP60242405 A JP 60242405A JP 24240585 A JP24240585 A JP 24240585A JP S62102144 A JPS62102144 A JP S62102144A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、フロッピーディスク等の情報記憶媒体につい
て、表面欠陥等を検査する装置に関する。 [発明の技術的背崇とその問題点] フロッピーディスク等の情報記憶媒体は、例えばその表
面に傷、異物何着があり、又は、媒体自体が隆起、陥没
していると、出き込まれた情報を正確に読み出すことが
不能となる。そこで、これら情報記憶媒体の製造過程で
上記各種欠陥の有無を検知し、正常な情報記憶媒体のみ
を出荷する品質管理が不可欠となっている。 ところで、従来よりこの種の情報記憶媒体の検査は、例
えばディスク盤を一枚ずつ目視によって行うことが一般
的であり、大最の媒体を迅速かつ正確に検査することが
不可能でおった。 [発明の目的] 本発明は上記情報に鑑みて成されたものであり、情報記
憶媒体の欠陥検査を迅速かつ正確に行うことができ、ざ
らには欠陥の種類を出力することにより情報記憶媒体の
製造工程毎の管理に反映させることができる情報記憶媒
体の欠陥検査装置を提供することを目的とするものであ
る。 [発明の概要] 上記目的を達成するための本発明の概要は、情報記憶媒
体を撮影する撮影手段と、前記ml影画像に画像強調処
理を行う画像強調処理部と、媒体正常部の階調レベルを
閾値として、強調処理された画像を2値化処理する2値
化処理部と、強調処理画像及び2値化処理画像に基づい
て欠陥部の特徴を検出する欠陥検出部とを有することを
特徴ものである。 [発明の実施例] 以下、本発明を図示の実施例を参照して説明する。 第1図は、本発明に係るフロッピーディスクの表面欠陥
検査装置のブロック図である。同図において、第1.第
2のTVカメラ1.2は、それぞれフロッピーディスク
3の表面3A、裏面3B@撮影するものである。この第
1.第2のTVカメラ1,2は、前記表面3A、裏面3
Bをそれぞれ4分割でN影し、その−撮影領域(図示a
Xaの領域)を、水平、垂直走査線が1024本XIO
24本の高解像度でi影するようになっている。 尚、この第1.第2のTVカメラ1.2は、フロッピー
ディスク3の製造工程後段側に配置され、搬送途中のフ
ロッピーディスク3の表面Aを第1のTVカメラ1によ
って撮影し、その後このフロッピーディスク3の表裏を
反転してその裏面3Bを第2のTVカメラ2によって撮
影するようになっている。尚、第2のTVカメラ2によ
って撮影が行なわれている間には、次に搬送された来た
フロッピーディスク3を第1のTVカメラ1によって撮
影し、このようにして順次搬送されるフロッピーディス
ク3を効率よく撮影するようになっている。 この第1.第2のTVカメラ1,2で撮影された画像は
、横1024X縦1024x8b i t(256段階
の濃淡階調/点)の画像情報となって画像バス4に出力
されるようになっている。 前記画像バス4には、画像メモリ51画像強調処理部6
.2値化処理部7及び欠陥検出部8がそれぞれ接続され
、ざらに、CPU9からの指令をCPUバス10を介し
て入力して所定の動作を行うようになっている。 前記画像メモリ5は、例えば複数枚のメモリ媒体から成
り、第1.第2のTVカメラ1.2での分割撮影像を記
憶すると共にワーキングメモリとして供するようになっ
ている。尚、この画像メモリ5は、1024X1024
の各画素毎に8ビツトの濃淡階調を記憶できるようにな
っている。 前記画像強調処理部6は、前記画像メモリ5より読み出
された画像を入力し、ノイズ除去、n画素×n画素のフ
ィルタリング及び照明ムラ補正を行う。 前記2値化処理部7は、前記画像強調処理部6で処理さ
れた画像を入力し、フロッピーディスク3の正常部の階
調レベルを閾値として前記画像を2値化処理するもので
ある。 前記欠陥検出部8は、前記画像強調処理部6での処理画
像、及び前記2値化処理部7での2値化処理画像を入力
し、フロッピーディスク3の表面欠陥の検出を行うもの
である。この欠陥検出部8は、前記2値化処理画保(例
えば「O」は正常部。 []1は異常部となっている)の「1」の画素を検査検
知することにより、欠陥部の位置と面積(形状)とを求
める。また、求められた欠陥部の位置情報に基づいて、
前記強調画像における欠陥部の階調レベルを検知し、こ
の階調レベルと欠陥部の形状とから欠陥の種類を検知す
るようになっている。 尚、欠陥検出部8で検知された欠陥部の位置1面積1種
類の情報は、CPUバス10に接続されたインターフェ
ース11を介して検査装置12に出力されるようになっ
ている。この検査装置12は、フロッピーディスク3の
搬送ライン途中に設けられ、前記欠陥部の情報に基づい
て、正常なフロッピーディスクと欠陥のあるフロッピー
ディスクとを振り分けるようになっている。 また、この欠陥検査装置の出力装置として、プリンタ1
3と、モニタ14とが設けられている。 プリンタ13は、欠陥部の位置1面積9種類等を記録用
紙にハードコピーして出力するものであり、モニタ14
は前記2値化処理部7での2値化処理画像を表示するも
のである。 以上のように構成された装置の作用について第2図に示
すフローチャートを参照して説明する。 表面3Aを上に向けて搬送ラインに沿って搬送されるフ
ロッピーディスク3は、先ず、第1のTVカメラ1によ
ってその表面3Aがta影され、その後反転されて裏面
3Bが第2のTVカメラ2によって倣形される。尚、前
記第1.第2のTVカメラ1,2は、前記表面3A、裏
面3Bをそれぞれ4分割でr影し、その−倣形領域を、
水平、垂直走査線が1024本X1024本の高解像度
で走査を行ない倣形するようになっている。従って、例
えば5.25インチのフロッピーディスク3を倣形した
際には1画素がほぼ100μ角となり、最小寸法100
μ角で欠陥部の検出が可能となる。 そして、この第1.第2のTVカメラ1,2で泥影され
た画像は、横1024X縦1024X8bitの画像情
報として画像バス4に出力され、CPU9の制御に基づ
いて画像メモリ5に記憶され、画像入力が完了する(ス
テップ1)。 次に、画像強調処理部6では、画像メモリ5より読み出
された!l影画像に対して、ステップ2〜ステツプ4の
画像強調処理を行う。画像強調処理部6は、先ず、TV
カメラの画像センサにおいて付加される雑音を除去しく
ステップ2)、次に、例えば3×3あるいは5×5等の
微分フィルタリングによって強度が急激に変化する部分
の強調処理を行う(ステップ3)。そして、最後に補正
パターンとの°差をとることにより、照明ムラ補正を行
って(ステップ4)、画像強調処理が完了する。 この画像強調処理画像は、前記画像メモリ5内に一旦記
憶されることとなる。 次に、2値化処理部7において、強調処理された画像を
2値化処理する(ステップ5)。即ち、強調処理された
画像は各画素毎に8ビツト(O〜255)の階調レベル
を有しているため、例えば第3図に示すようにフロッピ
ーディスク3の正常部の階調レベルを196〜206の
範囲と設定したときには、この正常部の階調レベル域内
のレベルを持つ画素をrOJとし、前記階調レベル域外
のレベルを持つ画像に11」を立てて2値化処理する。 例えば、第4図に示すようにエリア1.3内に階調レベ
ルの低い点状の欠陥部21.23が有り、エリア2内に
は階調レベルの高い点状の欠陥部22が有り、エリア4
.5内に階調レベルの高い線状の欠陥部24.25が有
ったものとする。この各欠陥部の階調レベルは第3図に
示すようになっており、正常部の階調レベル域外となる
ので、この欠陥部に対応する画素は「1」が立ら、欠陥
部の特徴が強調化される−ことになる。このようにして
、欠陥部の特徴が強調化された2値化像は前記画像メモ
リ5内に記憶されることになる。 次に、欠陥検出部8においてステップ6〜9を実行して
欠陥の検出を行う。欠陥検出部8は、先ず、2値化像を
入力し、この像とマスクパターン(予め作成されている
)とのANDをとって輪郭等の余分な個所を除去する(
ステップ6)。その後、この2値化像の各画素を走査し
て欠陥部(「1」の情報を持つ画像の集合)の座標位置
及び面積を求める。その後、上記欠陥部の座標位置を利
用してこの位置に対応する画素の階調レベルを調べる(
ステップ7)。例えば、第4図図示の欠陥部21〜25
の各階調レベルが検知される。そして、欠陥部の階調レ
ベルとその形状(点状であるか線状であるか等)とから
、欠陥の種類が判別されることになる(ステプ9)。 情報記憶媒体がフロッピーディスクの場合には、以下の
ようにして判別が行なわれる。階調レベルが正常階調レ
ベル域よりも低く(正常部よりも黒い)、かつ、形状が
点状であれば、媒体自体が隆起又は陥没した欠陥部であ
ると判別される(以下、この欠陥を突起と呼ぶ)。一方
、階調レベルが正常部階調レベル域よりも高く(正常部
よりも白い)、かつ、形状が点状であれば、媒体表面に
異物が付着した欠陥部であると判別される(以下、この
欠陥を付着と呼ぶ)。また、階調レベルが正常部階調レ
ベル域よりも高く(正常部よりも白い)、かつ、形状が
線状であれば、媒体表面が傷付けられている欠陥である
と判別される(以下、この欠陥をキズと呼ぶ)。 例えば、上記欠陥部21〜25について欠陥の種類を判
別すると、欠陥部21.23は“′突起″であり、欠陥
部22は“付着″であり、欠陥部24.25は゛キズ″
となる。 このように、欠陥部の有無だけでなくその種別を判別で
きる利益としては、フロッピーディスクの製造■稈毎に
固有の欠陥があるため、欠陥の種別が分ればどの工程で
欠陥の発生がめったかを認識することができ、工程管理
にフィードバックすることにより欠陥発生の低減に寄与
することができる。従って、単にフロッピーディスクの
欠陥物の出荷を未然に阻止するたけでなく、品質水準の
向上に寄与できる。 尚、上述したような各処理はソフトウェアによる処理が
可能であり、その処理時間の一例を示せば、画像入力に
0.03秒、照明ムラ補正に0゜2秒、微分フィルタリ
ングに0.05秒、2値化処理に0.04秒であり、最
も時間を要する座標の抽出も1秒あれば足りる。従って
、金処理時間も一視野当り1.3秒程度であり、目視検
査よりも充分に速く処理でき、しかも欠陥検知が正確と
なる。 このような欠陥検査結果は、プリンタ13よりハードコ
ピーされて出力される。この−例を第5図に示す。同図
において、ON、”は欠陥座標を走査検知した際の各欠
陥毎の走査順の番号である。(X、Y)は各欠陥の初期
座標である。面積は各欠陥を構成する画素数を示す。種
別は、前)ホした突起、付着又はキズの分類を示す。尚
、参考として各欠陥とザーテイファイヤーとめ対応を示
すと、第5図のようになった。ここで“’MS”とはミ
ッシングレベルの略号で、書き込んだ情報量に対して読
み出すことができる情報量の百分率である。同図に示す
ように、ミッシングレベルが70%、45%等の欠陥が
検出することができた。 前記プリンタ]3では、上)ホしたようなフロッピーデ
ィスク毎の欠陥状態を検出するものに限らず、フロッピ
ーディスクの各ロット毎の欠陥部h4を出力することも
てきる。第6図は、5インチ及び3.5インチの各フロ
ッピーディスクの欠陥統訓をグラフ状に出力したもので
あり、このような出力を得ることにより、上述したフロ
ッピーディスクの’AK4工程管理に供することができ
る。 また、前記画像バス4にはモニタ14が接続され、前記
2値化処理部7での2値化処理画像を表示するようにな
っている。このモニタ]4での画像表示例を写真2.写
真4に示す。写真2.4に示す画像は、写真1,3に示
す入力画像をそれぞれ2値化処理することによって得ら
れた画像であり、入力画像に比べて欠陥の特徴がより鮮
明に表示されている。このような表示によって欠陥の存
在及びその形状が一目瞭然となる。 また、上述したような欠陥検査結果は、ハードコピー又
は画像表示されるだけでなく、検査装置12にフィード
バックされるようになっている。 検査装置12では、欠陥検査結果に基づいて例えば振り
分はゲート等を駆動制御することにより、搬送ライン上
のフロッピーディスクを、正常なものと欠陥を有するも
のとに無人で撮り分けることができ、省力化に寄与でき
るだけでなく、従来より検査Qに課されていた負担を大
幅に軽減することができる。 尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能でおる。本
発明が適用される情報記憶媒体としては、フロッピーデ
ィスクに限らず他の磁気ディスクおるいは光ディスクで
あってもよい。光ディスクの場合には透過光に基づき画
像入力することによって、表面欠陥だけでなく内部欠陥
の検出も可能となる。また、画像強調処理部は、欠陥検
出のための2値化処理の前処理として画像の強調化を行
う意義を持ち、上記実施例の各処理部てを行うものに限
らず、公知の種々の51!!理を採用し得る。 また、2値化処理部における閾値は、上記実施例のよう
に固定とせずに媒体表面の階調レベルに応じて可変する
ことにより適正な2値化処理を行うこともできる。 欠陥検出部としては、欠陥の種別をも検出することが工
程管理上最適であるが、必ずしもこれに限らず欠陥部の
特徴を検知するものであっても品質管理は可能である。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば情報記憶媒体の欠
陥検査を迅速かつ正確に行うことができ、さらに欠陥の
種別を検知することによって製造工程管理に反映させて
欠陥の発生の低減にも寄与することができる。
て、表面欠陥等を検査する装置に関する。 [発明の技術的背崇とその問題点] フロッピーディスク等の情報記憶媒体は、例えばその表
面に傷、異物何着があり、又は、媒体自体が隆起、陥没
していると、出き込まれた情報を正確に読み出すことが
不能となる。そこで、これら情報記憶媒体の製造過程で
上記各種欠陥の有無を検知し、正常な情報記憶媒体のみ
を出荷する品質管理が不可欠となっている。 ところで、従来よりこの種の情報記憶媒体の検査は、例
えばディスク盤を一枚ずつ目視によって行うことが一般
的であり、大最の媒体を迅速かつ正確に検査することが
不可能でおった。 [発明の目的] 本発明は上記情報に鑑みて成されたものであり、情報記
憶媒体の欠陥検査を迅速かつ正確に行うことができ、ざ
らには欠陥の種類を出力することにより情報記憶媒体の
製造工程毎の管理に反映させることができる情報記憶媒
体の欠陥検査装置を提供することを目的とするものであ
る。 [発明の概要] 上記目的を達成するための本発明の概要は、情報記憶媒
体を撮影する撮影手段と、前記ml影画像に画像強調処
理を行う画像強調処理部と、媒体正常部の階調レベルを
閾値として、強調処理された画像を2値化処理する2値
化処理部と、強調処理画像及び2値化処理画像に基づい
て欠陥部の特徴を検出する欠陥検出部とを有することを
特徴ものである。 [発明の実施例] 以下、本発明を図示の実施例を参照して説明する。 第1図は、本発明に係るフロッピーディスクの表面欠陥
検査装置のブロック図である。同図において、第1.第
2のTVカメラ1.2は、それぞれフロッピーディスク
3の表面3A、裏面3B@撮影するものである。この第
1.第2のTVカメラ1,2は、前記表面3A、裏面3
Bをそれぞれ4分割でN影し、その−撮影領域(図示a
Xaの領域)を、水平、垂直走査線が1024本XIO
24本の高解像度でi影するようになっている。 尚、この第1.第2のTVカメラ1.2は、フロッピー
ディスク3の製造工程後段側に配置され、搬送途中のフ
ロッピーディスク3の表面Aを第1のTVカメラ1によ
って撮影し、その後このフロッピーディスク3の表裏を
反転してその裏面3Bを第2のTVカメラ2によって撮
影するようになっている。尚、第2のTVカメラ2によ
って撮影が行なわれている間には、次に搬送された来た
フロッピーディスク3を第1のTVカメラ1によって撮
影し、このようにして順次搬送されるフロッピーディス
ク3を効率よく撮影するようになっている。 この第1.第2のTVカメラ1,2で撮影された画像は
、横1024X縦1024x8b i t(256段階
の濃淡階調/点)の画像情報となって画像バス4に出力
されるようになっている。 前記画像バス4には、画像メモリ51画像強調処理部6
.2値化処理部7及び欠陥検出部8がそれぞれ接続され
、ざらに、CPU9からの指令をCPUバス10を介し
て入力して所定の動作を行うようになっている。 前記画像メモリ5は、例えば複数枚のメモリ媒体から成
り、第1.第2のTVカメラ1.2での分割撮影像を記
憶すると共にワーキングメモリとして供するようになっ
ている。尚、この画像メモリ5は、1024X1024
の各画素毎に8ビツトの濃淡階調を記憶できるようにな
っている。 前記画像強調処理部6は、前記画像メモリ5より読み出
された画像を入力し、ノイズ除去、n画素×n画素のフ
ィルタリング及び照明ムラ補正を行う。 前記2値化処理部7は、前記画像強調処理部6で処理さ
れた画像を入力し、フロッピーディスク3の正常部の階
調レベルを閾値として前記画像を2値化処理するもので
ある。 前記欠陥検出部8は、前記画像強調処理部6での処理画
像、及び前記2値化処理部7での2値化処理画像を入力
し、フロッピーディスク3の表面欠陥の検出を行うもの
である。この欠陥検出部8は、前記2値化処理画保(例
えば「O」は正常部。 []1は異常部となっている)の「1」の画素を検査検
知することにより、欠陥部の位置と面積(形状)とを求
める。また、求められた欠陥部の位置情報に基づいて、
前記強調画像における欠陥部の階調レベルを検知し、こ
の階調レベルと欠陥部の形状とから欠陥の種類を検知す
るようになっている。 尚、欠陥検出部8で検知された欠陥部の位置1面積1種
類の情報は、CPUバス10に接続されたインターフェ
ース11を介して検査装置12に出力されるようになっ
ている。この検査装置12は、フロッピーディスク3の
搬送ライン途中に設けられ、前記欠陥部の情報に基づい
て、正常なフロッピーディスクと欠陥のあるフロッピー
ディスクとを振り分けるようになっている。 また、この欠陥検査装置の出力装置として、プリンタ1
3と、モニタ14とが設けられている。 プリンタ13は、欠陥部の位置1面積9種類等を記録用
紙にハードコピーして出力するものであり、モニタ14
は前記2値化処理部7での2値化処理画像を表示するも
のである。 以上のように構成された装置の作用について第2図に示
すフローチャートを参照して説明する。 表面3Aを上に向けて搬送ラインに沿って搬送されるフ
ロッピーディスク3は、先ず、第1のTVカメラ1によ
ってその表面3Aがta影され、その後反転されて裏面
3Bが第2のTVカメラ2によって倣形される。尚、前
記第1.第2のTVカメラ1,2は、前記表面3A、裏
面3Bをそれぞれ4分割でr影し、その−倣形領域を、
水平、垂直走査線が1024本X1024本の高解像度
で走査を行ない倣形するようになっている。従って、例
えば5.25インチのフロッピーディスク3を倣形した
際には1画素がほぼ100μ角となり、最小寸法100
μ角で欠陥部の検出が可能となる。 そして、この第1.第2のTVカメラ1,2で泥影され
た画像は、横1024X縦1024X8bitの画像情
報として画像バス4に出力され、CPU9の制御に基づ
いて画像メモリ5に記憶され、画像入力が完了する(ス
テップ1)。 次に、画像強調処理部6では、画像メモリ5より読み出
された!l影画像に対して、ステップ2〜ステツプ4の
画像強調処理を行う。画像強調処理部6は、先ず、TV
カメラの画像センサにおいて付加される雑音を除去しく
ステップ2)、次に、例えば3×3あるいは5×5等の
微分フィルタリングによって強度が急激に変化する部分
の強調処理を行う(ステップ3)。そして、最後に補正
パターンとの°差をとることにより、照明ムラ補正を行
って(ステップ4)、画像強調処理が完了する。 この画像強調処理画像は、前記画像メモリ5内に一旦記
憶されることとなる。 次に、2値化処理部7において、強調処理された画像を
2値化処理する(ステップ5)。即ち、強調処理された
画像は各画素毎に8ビツト(O〜255)の階調レベル
を有しているため、例えば第3図に示すようにフロッピ
ーディスク3の正常部の階調レベルを196〜206の
範囲と設定したときには、この正常部の階調レベル域内
のレベルを持つ画素をrOJとし、前記階調レベル域外
のレベルを持つ画像に11」を立てて2値化処理する。 例えば、第4図に示すようにエリア1.3内に階調レベ
ルの低い点状の欠陥部21.23が有り、エリア2内に
は階調レベルの高い点状の欠陥部22が有り、エリア4
.5内に階調レベルの高い線状の欠陥部24.25が有
ったものとする。この各欠陥部の階調レベルは第3図に
示すようになっており、正常部の階調レベル域外となる
ので、この欠陥部に対応する画素は「1」が立ら、欠陥
部の特徴が強調化される−ことになる。このようにして
、欠陥部の特徴が強調化された2値化像は前記画像メモ
リ5内に記憶されることになる。 次に、欠陥検出部8においてステップ6〜9を実行して
欠陥の検出を行う。欠陥検出部8は、先ず、2値化像を
入力し、この像とマスクパターン(予め作成されている
)とのANDをとって輪郭等の余分な個所を除去する(
ステップ6)。その後、この2値化像の各画素を走査し
て欠陥部(「1」の情報を持つ画像の集合)の座標位置
及び面積を求める。その後、上記欠陥部の座標位置を利
用してこの位置に対応する画素の階調レベルを調べる(
ステップ7)。例えば、第4図図示の欠陥部21〜25
の各階調レベルが検知される。そして、欠陥部の階調レ
ベルとその形状(点状であるか線状であるか等)とから
、欠陥の種類が判別されることになる(ステプ9)。 情報記憶媒体がフロッピーディスクの場合には、以下の
ようにして判別が行なわれる。階調レベルが正常階調レ
ベル域よりも低く(正常部よりも黒い)、かつ、形状が
点状であれば、媒体自体が隆起又は陥没した欠陥部であ
ると判別される(以下、この欠陥を突起と呼ぶ)。一方
、階調レベルが正常部階調レベル域よりも高く(正常部
よりも白い)、かつ、形状が点状であれば、媒体表面に
異物が付着した欠陥部であると判別される(以下、この
欠陥を付着と呼ぶ)。また、階調レベルが正常部階調レ
ベル域よりも高く(正常部よりも白い)、かつ、形状が
線状であれば、媒体表面が傷付けられている欠陥である
と判別される(以下、この欠陥をキズと呼ぶ)。 例えば、上記欠陥部21〜25について欠陥の種類を判
別すると、欠陥部21.23は“′突起″であり、欠陥
部22は“付着″であり、欠陥部24.25は゛キズ″
となる。 このように、欠陥部の有無だけでなくその種別を判別で
きる利益としては、フロッピーディスクの製造■稈毎に
固有の欠陥があるため、欠陥の種別が分ればどの工程で
欠陥の発生がめったかを認識することができ、工程管理
にフィードバックすることにより欠陥発生の低減に寄与
することができる。従って、単にフロッピーディスクの
欠陥物の出荷を未然に阻止するたけでなく、品質水準の
向上に寄与できる。 尚、上述したような各処理はソフトウェアによる処理が
可能であり、その処理時間の一例を示せば、画像入力に
0.03秒、照明ムラ補正に0゜2秒、微分フィルタリ
ングに0.05秒、2値化処理に0.04秒であり、最
も時間を要する座標の抽出も1秒あれば足りる。従って
、金処理時間も一視野当り1.3秒程度であり、目視検
査よりも充分に速く処理でき、しかも欠陥検知が正確と
なる。 このような欠陥検査結果は、プリンタ13よりハードコ
ピーされて出力される。この−例を第5図に示す。同図
において、ON、”は欠陥座標を走査検知した際の各欠
陥毎の走査順の番号である。(X、Y)は各欠陥の初期
座標である。面積は各欠陥を構成する画素数を示す。種
別は、前)ホした突起、付着又はキズの分類を示す。尚
、参考として各欠陥とザーテイファイヤーとめ対応を示
すと、第5図のようになった。ここで“’MS”とはミ
ッシングレベルの略号で、書き込んだ情報量に対して読
み出すことができる情報量の百分率である。同図に示す
ように、ミッシングレベルが70%、45%等の欠陥が
検出することができた。 前記プリンタ]3では、上)ホしたようなフロッピーデ
ィスク毎の欠陥状態を検出するものに限らず、フロッピ
ーディスクの各ロット毎の欠陥部h4を出力することも
てきる。第6図は、5インチ及び3.5インチの各フロ
ッピーディスクの欠陥統訓をグラフ状に出力したもので
あり、このような出力を得ることにより、上述したフロ
ッピーディスクの’AK4工程管理に供することができ
る。 また、前記画像バス4にはモニタ14が接続され、前記
2値化処理部7での2値化処理画像を表示するようにな
っている。このモニタ]4での画像表示例を写真2.写
真4に示す。写真2.4に示す画像は、写真1,3に示
す入力画像をそれぞれ2値化処理することによって得ら
れた画像であり、入力画像に比べて欠陥の特徴がより鮮
明に表示されている。このような表示によって欠陥の存
在及びその形状が一目瞭然となる。 また、上述したような欠陥検査結果は、ハードコピー又
は画像表示されるだけでなく、検査装置12にフィード
バックされるようになっている。 検査装置12では、欠陥検査結果に基づいて例えば振り
分はゲート等を駆動制御することにより、搬送ライン上
のフロッピーディスクを、正常なものと欠陥を有するも
のとに無人で撮り分けることができ、省力化に寄与でき
るだけでなく、従来より検査Qに課されていた負担を大
幅に軽減することができる。 尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能でおる。本
発明が適用される情報記憶媒体としては、フロッピーデ
ィスクに限らず他の磁気ディスクおるいは光ディスクで
あってもよい。光ディスクの場合には透過光に基づき画
像入力することによって、表面欠陥だけでなく内部欠陥
の検出も可能となる。また、画像強調処理部は、欠陥検
出のための2値化処理の前処理として画像の強調化を行
う意義を持ち、上記実施例の各処理部てを行うものに限
らず、公知の種々の51!!理を採用し得る。 また、2値化処理部における閾値は、上記実施例のよう
に固定とせずに媒体表面の階調レベルに応じて可変する
ことにより適正な2値化処理を行うこともできる。 欠陥検出部としては、欠陥の種別をも検出することが工
程管理上最適であるが、必ずしもこれに限らず欠陥部の
特徴を検知するものであっても品質管理は可能である。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば情報記憶媒体の欠
陥検査を迅速かつ正確に行うことができ、さらに欠陥の
種別を検知することによって製造工程管理に反映させて
欠陥の発生の低減にも寄与することができる。
第1図は本発明に係るフロッピーディスクの欠陥検査装
置のブロック図、第2図は画像処理から欠陥検出に至る
動作手順の一例を示すフローチャート、第3図は2値化
処理の閾値を示す概略か2明図、第4図(A>、(B)
はそれぞれ欠陥の種類を示す概略説明図、第5図はプリ
ンタからの出力の一例を示す概略説明図、第6図はプリ
ンタからの統計出力の一例を示す概略説明図である。 1.2・・・撮影手段、3・・・情報記憶媒体、6・・
・画像強調処理部、7・・・2値化処理部、8・・・欠
陥検出部、12・・・検査装置。 1!INの浄書(内容に′5更なし) (A) 第4図 HSイシテフロ・ソじ6−テ′イクク 〇−一−03,δυプフ口・ゾど・−ティマク第6図 手続補正書(方式) 昭和61年2月19日
置のブロック図、第2図は画像処理から欠陥検出に至る
動作手順の一例を示すフローチャート、第3図は2値化
処理の閾値を示す概略か2明図、第4図(A>、(B)
はそれぞれ欠陥の種類を示す概略説明図、第5図はプリ
ンタからの出力の一例を示す概略説明図、第6図はプリ
ンタからの統計出力の一例を示す概略説明図である。 1.2・・・撮影手段、3・・・情報記憶媒体、6・・
・画像強調処理部、7・・・2値化処理部、8・・・欠
陥検出部、12・・・検査装置。 1!INの浄書(内容に′5更なし) (A) 第4図 HSイシテフロ・ソじ6−テ′イクク 〇−一−03,δυプフ口・ゾど・−ティマク第6図 手続補正書(方式) 昭和61年2月19日
Claims (5)
- (1)情報記憶媒体を撮影する撮影手段と、前記撮影画
像に画像強調処理を行う画像強調処理部と、媒体正常部
の階調レベルを閾値として、強調処理された画像を2値
化処理する2値化処理部と、強調処理画像及び2値化処
理画像に基づいて欠陥部の特徴を検出する欠陥検出部と
を有することを特徴とする情報記憶媒体の欠陥検査装置
。 - (2)欠陥検出部は、2値化処理画像より欠陥部の位置
及び形状を検知し、かつ、前記強調処理画像上の欠陥部
の階調レベルと欠陥部の形状とから欠陥部の種別を検知
するものである特許請求の範囲第1項に記載の情報記憶
媒体の欠陥検査装置。 - (3)画像強調処理部は、ノイズ除去処理、n画素×n
画素の微分フィルタリング処理及び照明ムラ補正処理を
行うものである特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
の情報記憶媒体の欠陥検査装置。 - (4)撮影手段は、搬送ライン上の情報記憶媒体を撮影
するものである特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
れかに記載の情報記憶媒体の欠陥検査装置。 - (5)搬送ライン途上には検査装置が配置され、前記欠
陥検出部からの情報に基づいて、情報記憶媒体の振り分
けを行うものである特許請求の範囲第4項に記載の情報
記憶媒体の欠陥検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60242405A JPS62102144A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 情報記憶媒体の欠陥検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60242405A JPS62102144A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 情報記憶媒体の欠陥検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62102144A true JPS62102144A (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=17088649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60242405A Pending JPS62102144A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 情報記憶媒体の欠陥検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62102144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02108165A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-04-20 | Allen Bradley Co Inc | 映像イメージ処理装置 |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP60242405A patent/JPS62102144A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02108165A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-04-20 | Allen Bradley Co Inc | 映像イメージ処理装置 |
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