JPS62102008A - 融灰式燃焼室を持つ石炭だきボイラ - Google Patents
融灰式燃焼室を持つ石炭だきボイラInfo
- Publication number
- JPS62102008A JPS62102008A JP24504985A JP24504985A JPS62102008A JP S62102008 A JPS62102008 A JP S62102008A JP 24504985 A JP24504985 A JP 24504985A JP 24504985 A JP24504985 A JP 24504985A JP S62102008 A JPS62102008 A JP S62102008A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion chamber
- burner
- molten ash
- coal
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Solid-Fuel Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、灰を溶融状態として排出する触法式燃焼室を
持つ石炭だきボイラに関する。
持つ石炭だきボイラに関する。
従来の技術
例えば、微粉炭、粗粉炭、ＣＷＭ （微粉炭と水を７：
３程度の割合で混合しスラリー状にした燃料）等を燃料
と育る石炭だきボイラでは、石炭中の灰を完全に溶融す
る触法式燃焼室を備えている。
３程度の割合で混合しスラリー状にした燃料）等を燃料
と育る石炭だきボイラでは、石炭中の灰を完全に溶融す
る触法式燃焼室を備えている。
この触法式燃焼室は、石炭中の灰の溶融温度が低い場合
、或いは燃焼性が悪い場合に燃焼効率の向上を企図して
設置されたものである。
、或いは燃焼性が悪い場合に燃焼効率の向上を企図して
設置されたものである。
しかし、灰を完全に溶融して連続的に燃焼室より排出す
るためには燃焼室の温度を常に灰の溶融温度以上の高温
に保持しておく必要があり、このため、ボイラ負荷の下
限は溶融灰の排出より制限される。
るためには燃焼室の温度を常に灰の溶融温度以上の高温
に保持しておく必要があり、このため、ボイラ負荷の下
限は溶融灰の排出より制限される。
従って、従来の燃焼室の構造は一般に、第３図に示すよ
うに燃料をバーナ（Ｃ）により高温燃焼させる一次燃焼
室（Ａ）と、燃焼ガスをさらに完全燃焼させる二次燃焼
室（Ｂ）とで構成されていたが上記一次燃焼室（＾）が
単純な空間とされているためこの燃焼室全体を常に灰の
溶融温度より高く保つ必要があった。なお、第３図にお
いて（０）は水封ホッパ、（Ｅ）はボトムアッシュコン
ベアを示し、燃焼室出口より落下した溶融灰は急激に冷
却され、排出される。
うに燃料をバーナ（Ｃ）により高温燃焼させる一次燃焼
室（Ａ）と、燃焼ガスをさらに完全燃焼させる二次燃焼
室（Ｂ）とで構成されていたが上記一次燃焼室（＾）が
単純な空間とされているためこの燃焼室全体を常に灰の
溶融温度より高く保つ必要があった。なお、第３図にお
いて（０）は水封ホッパ、（Ｅ）はボトムアッシュコン
ベアを示し、燃焼室出口より落下した溶融灰は急激に冷
却され、排出される。
発明が解決しようとする問題点
しかし、上記構成によれば高負荷の操業時は問題はない
が、低負荷時には燃焼室の温度が低下し、溶融灰が内壁
に固着して溶融排出が円滑にゆかないという問題がある
。
が、低負荷時には燃焼室の温度が低下し、溶融灰が内壁
に固着して溶融排出が円滑にゆかないという問題がある
。
本発明はこの問題点を解決するものであり、低負荷時に
おいても溶融灰の排出を容易に行なえる触法式石炭だき
ボイラを捉供することを目的とする。
おいても溶融灰の排出を容易に行なえる触法式石炭だき
ボイラを捉供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記問題点を解決するために、微粉炭、粗粉
炭等を燃料として用い、バーナにより高温燃焼させる一
次燃焼室と、該−次燃焼室に続く二次燃焼室とを６え、
前記−次燃焼室より溶融状態の灰分を除去するようにし
た石炭だきボイラにおいて、前記−次燃焼室を上下２段
に分け、上段部に上段バーナを、下段部に下段バーナを
それぞれ先端が下方に向くように配設したものである。
炭等を燃料として用い、バーナにより高温燃焼させる一
次燃焼室と、該−次燃焼室に続く二次燃焼室とを６え、
前記−次燃焼室より溶融状態の灰分を除去するようにし
た石炭だきボイラにおいて、前記−次燃焼室を上下２段
に分け、上段部に上段バーナを、下段部に下段バーナを
それぞれ先端が下方に向くように配設したものである。
作用
上記構成により、ボイラが低負荷になった場合には、下
段に配設しであるバーナのみを燃焼させることにより、
−次燃焼室内の下部温度を高温に保つことができ、溶融
灰をか壁に固着させることなく溶融排出を容易に行なう
ことができる。
段に配設しであるバーナのみを燃焼させることにより、
−次燃焼室内の下部温度を高温に保つことができ、溶融
灰をか壁に固着させることなく溶融排出を容易に行なう
ことができる。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
１図は本発明の一実施例を示１断面図、第２図（イ）〜
（ハ）はそれぞれ他の実施例を示す断面図である。
１図は本発明の一実施例を示１断面図、第２図（イ）〜
（ハ）はそれぞれ他の実施例を示す断面図である。
図において１は微粉炭、粗粉炭、ＣＷＭなどの燃料を燃
焼させる一次燃焼室であり、内部空間は上段部２及び下
段部３の２段に分けられ、上段部２及び下段部３にそれ
ぞれ上段バーナ４および下段バーナ５がそれぞれの先端
が下方に向くようにして配設されている。６は一次燃焼
室１で発生した燃焼ガス（ａ）をさらに完全燃焼させる
二次燃焼室で、該二次燃焼室６と一次燃焼室１との間に
は、スクリーン７が付設されている。８は一次燃焼室１
の下部に設けられた出口ホッパで、−次燃焼室１で生成
された溶融灰（ｂ）は内壁を伝って該出口ホッパ８に流
れ込む。９は出口ホッパ８の直下に配された水封ホッパ
で、流下して来る溶融灰（ｂ）を固化するためのもので
あり、該水封ホッパ９内には固化された灰（ｂ′）を外
部に排出させるために、ボトムアッシュコンベア１０の
一端が配置されており、このボトムアッシュコンベア１
０の他端はアッシュサイロ１１に１ｍ／υでいる。
焼させる一次燃焼室であり、内部空間は上段部２及び下
段部３の２段に分けられ、上段部２及び下段部３にそれ
ぞれ上段バーナ４および下段バーナ５がそれぞれの先端
が下方に向くようにして配設されている。６は一次燃焼
室１で発生した燃焼ガス（ａ）をさらに完全燃焼させる
二次燃焼室で、該二次燃焼室６と一次燃焼室１との間に
は、スクリーン７が付設されている。８は一次燃焼室１
の下部に設けられた出口ホッパで、−次燃焼室１で生成
された溶融灰（ｂ）は内壁を伝って該出口ホッパ８に流
れ込む。９は出口ホッパ８の直下に配された水封ホッパ
で、流下して来る溶融灰（ｂ）を固化するためのもので
あり、該水封ホッパ９内には固化された灰（ｂ′）を外
部に排出させるために、ボトムアッシュコンベア１０の
一端が配置されており、このボトムアッシュコンベア１
０の他端はアッシュサイロ１１に１ｍ／υでいる。
１２は、Ｖ配出ロホッパ８と水１４ホッパ９との間に分
岐して設けられたノズルで、該ノズル１２から高温の燃
焼ガス（ａ）を抜くことによって溶融灰（ｂ）の流下を
スムーズにする。
岐して設けられたノズルで、該ノズル１２から高温の燃
焼ガス（ａ）を抜くことによって溶融灰（ｂ）の流下を
スムーズにする。
一次燃焼室１の上段バーナ４と下段バーナ５により発生
した燃焼ガス（ａ）はスクリーン７を通り二次燃焼室６
に流れる。一方、−次燃焼室１内で燃焼により発生した
灰は高温のため溶融状態となり、壁面をったって出口ホ
ッパ８へ流れ込む。この出口ホッパでの溶融灰の排出を
容易にするために、同時に高温燃焼ガスをノズル１２か
ら抜く。出口ホッパ８より落下した溶融灰は水１１ホッ
パ９に急冷δれ、ボトムアッシュコンベア１０によりア
ッシュサイロ１１へ排出される。
した燃焼ガス（ａ）はスクリーン７を通り二次燃焼室６
に流れる。一方、−次燃焼室１内で燃焼により発生した
灰は高温のため溶融状態となり、壁面をったって出口ホ
ッパ８へ流れ込む。この出口ホッパでの溶融灰の排出を
容易にするために、同時に高温燃焼ガスをノズル１２か
ら抜く。出口ホッパ８より落下した溶融灰は水１１ホッ
パ９に急冷δれ、ボトムアッシュコンベア１０によりア
ッシュサイロ１１へ排出される。
ボイラ高負荷時には、上段バーナ４及び下段バーナ５を
使用し、−次燃焼室１全体を高温とするが、低負荷時に
おいては、燃焼量が低下するため、下段バーナ５のみを
燃焼させることにより、−次燃焼室１の下部温度を高温
に保つことができる。
使用し、−次燃焼室１全体を高温とするが、低負荷時に
おいては、燃焼量が低下するため、下段バーナ５のみを
燃焼させることにより、−次燃焼室１の下部温度を高温
に保つことができる。
−なお、第２図（イ）（ロ）に示づようにスクリーン７
の形状や、二次燃焼室２どの区画壁１３の形状は任意で
あってよく、また、第２図（ハ）に示すように、一つの
二次燃焼室６に対し二つの一次燃焼室１，１を有するも
のに対しても適用できる。
の形状や、二次燃焼室２どの区画壁１３の形状は任意で
あってよく、また、第２図（ハ）に示すように、一つの
二次燃焼室６に対し二つの一次燃焼室１，１を有するも
のに対しても適用できる。
発明の詳細
な説明したように本発明によれば、−次燃焼室の空間を
２段に形成し、各段にバーナをそれぞれ先端が下方に向
くように配設したので、低負荷時には下段バーナのみを
使用して一次燃焼室の下部温度を高温に保つことができ
、溶融灰の固着あるいは流動の遅速化が防止でさ、円滑
な操業をできるものであり、しかもこれを簡単な構成に
よって得られるという利点を有する。
２段に形成し、各段にバーナをそれぞれ先端が下方に向
くように配設したので、低負荷時には下段バーナのみを
使用して一次燃焼室の下部温度を高温に保つことができ
、溶融灰の固着あるいは流動の遅速化が防止でさ、円滑
な操業をできるものであり、しかもこれを簡単な構成に
よって得られるという利点を有する。
第１図は本発明の一実施例を示づ断面図、第２図（イ）
〜（ハ）はそれぞれ他の実施例を示す断面図、第３図は
従来構成の説明図である。 １・・・−次燃焼室、２・・・上段部、３・・・）１段
部、４−・・上段バーナ、５・・・下段バーナ、８・・
・出口ホッパ、１２・・・ノズル、（ａ）・・・燃焼ガ
ス、（ｂ）・・・溶融灰代理人 森 本 義
弘 第２図（イ） 第２図Ｃ口） 第２ 図（ハ）
〜（ハ）はそれぞれ他の実施例を示す断面図、第３図は
従来構成の説明図である。 １・・・−次燃焼室、２・・・上段部、３・・・）１段
部、４−・・上段バーナ、５・・・下段バーナ、８・・
・出口ホッパ、１２・・・ノズル、（ａ）・・・燃焼ガ
ス、（ｂ）・・・溶融灰代理人 森 本 義
弘 第２図（イ） 第２図Ｃ口） 第２ 図（ハ）
Claims (1)
- １、微粉炭、粗粉炭等を燃料として用い、バーナにより
高温燃焼させる一次燃焼室と、該一次燃焼室に続く二次
燃焼室とを備え、前記一次燃焼室より溶融状態の灰分を
除去するようにした石炭だきボイラにおいて、前記一次
燃焼室を上下２段に分け、上段部に上段バーナを、下段
部に下段バーナをそれぞれ先端が下方に向くように配設
したことを特徴とする融灰式燃焼室を持つ石炭だきボイ
ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24504985A JPS62102008A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 融灰式燃焼室を持つ石炭だきボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24504985A JPS62102008A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 融灰式燃焼室を持つ石炭だきボイラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62102008A true JPS62102008A (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=17127816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24504985A Pending JPS62102008A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 融灰式燃焼室を持つ石炭だきボイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62102008A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003031873A1 (fr) * | 2001-10-05 | 2003-04-17 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Chaudiere de combustion a allumage en u du type a fusion des cendres et procede de fonctionnement de la chaudiere |
| CN102563688A (zh) * | 2012-03-02 | 2012-07-11 | 西安交通大学 | 一种燃用低灰熔点高钠钾含量燃料的锅炉热力系统 |
| CN104534458A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 山西蓝天环保设备有限公司 | 采用立式前置炉膛燃用低灰熔点煤的锅炉 |
| CN104534457A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-04-22 | 山西蓝天环保设备有限公司 | 一种燃用低挥发分、高灰分劣质煤的锅炉 |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP24504985A patent/JPS62102008A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003031873A1 (fr) * | 2001-10-05 | 2003-04-17 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Chaudiere de combustion a allumage en u du type a fusion des cendres et procede de fonctionnement de la chaudiere |
| US7077069B2 (en) | 2001-10-05 | 2006-07-18 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | U-type slag-tap firing boiler and method of operating the boiler |
| CN1318795C (zh) * | 2001-10-05 | 2007-05-30 | 川崎重工业株式会社 | 液态排渣式u型燃烧锅炉及其运转方法 |
| CN102563688A (zh) * | 2012-03-02 | 2012-07-11 | 西安交通大学 | 一种燃用低灰熔点高钠钾含量燃料的锅炉热力系统 |
| CN104534457A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-04-22 | 山西蓝天环保设备有限公司 | 一种燃用低挥发分、高灰分劣质煤的锅炉 |
| CN104534458A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 山西蓝天环保设备有限公司 | 采用立式前置炉膛燃用低灰熔点煤的锅炉 |
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