JPS6210197A - 非イオン性界面活性剤水溶液用粘度向上剤 - Google Patents

非イオン性界面活性剤水溶液用粘度向上剤

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JPS6210197A
JPS6210197A JP14791385A JP14791385A JPS6210197A JP S6210197 A JPS6210197 A JP S6210197A JP 14791385 A JP14791385 A JP 14791385A JP 14791385 A JP14791385 A JP 14791385A JP S6210197 A JPS6210197 A JP S6210197A
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JP
Japan
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nonionic surfactant
ethylene oxide
aqueous solution
oleic acid
surfactant aqueous
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Application number
JP14791385A
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English (en)
Inventor
樋口 久夫
秀樹 高橋
立花 英子
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は非イオン性界面活性剤水溶液を対象とした粘
度向上剤に関する。
〔従来の技術〕
脂肪酸アルカノールアミドまたはそのエチレンオキシド
付加物が陰イオン性界面活性剤とコンプレックスを形成
して、陰イオン性界面活性剤水溶液に対して増粘作用を
有するということは既に公知の事実である。
したがって、たとえば特開昭58−149999号公報
、特開昭59−1579号公報、特開昭59−9379
7号公報および特開昭59−1)7594号公報などに
記載されているように、脂肪酸アルカノールアミドまた
はそのエチレンオキシド付加物が、シャンプー、衣料用
、台所用液体洗浄剤のような液体洗浄剤組成物の有効成
分のひとつとして用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、脂肪酸アルカノールアミドまたはそのエ
チレンオキシド付加物、特に上記の特許公開公報に具体
的に開示されているようなりシ油脂肪酸またはラウリン
酸などのヤシ系の脂肪酸から誘導されたものは、非イオ
ン性界面活性剤単独の水溶液に対しては粘度向上効果が
みられないというのが常識であった。
したがって、非イオン性界面活性剤単独では、そのコス
トの安価な点、あるいは低温安定性の良好な点にもかか
わらず、通常のシャンプー、衣料用、台所用液体洗浄剤
のような液体洗浄剤組成物に適用される濃度では粘度が
低すぎるため、商品として用いることができなかった。
一方、非イオン性界面活性剤単独の水溶液に対して水溶
性ポリマーなどを用いるとある程度の増粘効果は得られ
るが、この水溶性ポリマーは洗浄剤成分とはなり得ず、
かえって洗浄力を阻害する場合があった。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明者らは、上記の観点から、非イオン性界面活性
剤単独の水溶液に対して大きな増粘効果を示すとともに
、前記水溶性ポリマーとは異なって洗浄力になんらの悪
影響をおよぼさず、むしろそれ自身が良好な洗浄力を示
すような粘度向上剤を得るべく鋭意研究した結果、オレ
イン酸アルカノールアミドのエチレンオキシド付加物が
この種の粘度向上剤として極めて適したものであること
を見い出し、この発明を完成するに至った。
すなわち、この発明は、オレイン酸アルカノールアミド
のエチレンオキシド付加物からなる非イオン性界面活性
剤水溶液用粘度向上剤に係るものである。
〔発明の構成・作用〕
この発明に用いられるオレイン酸アルカノールアミドの
エチレンオキシド付加物の原料となるオレイン酸アルカ
ノールアミドは、オレイン酸またはその誘導体にアルカ
ノールアミンを反応させることにより得られるもので、
上記オレイン酸としては、一般にオレイン酸含量が70
重量%以上の工業用オレイン酸、たとえば牛脂脂肪酸分
別液体油、大豆油微水添脂肪酸などが用いられる。また
、場合によりオレイン酸含量が40重量%以上の牛脂脂
肪酸や豚脂脂肪酸を用いてもよい。
上記のアルカノールアミンとしては、モノエタノールア
ミン、ジェタノールアミン、モノイソプロパノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、アミノエチルエタノー
ルアミンなどがあり、これらのうちの1種または2種以
上の混合物として使用する。
このようなオレイン酸アルカノールアミドのエチレンオ
キシド付加物は、そのエチレンオキシドの付加モル数が
1〜50.好ましくは1〜2oの範囲にあるのがよい。
この付加モル数が多くなりすぎると親水性が強くなりす
ぎ、また付加モル数が0になると親油性が強くなりすぎ
て水に溶解しにくくなるため、いずれもこの発明の目的
とするような粘度向上剤とはなりえない。
なお、エチレンオキシドの付加モル数を多くする場合に
は、親水性親油性のバランスに好結果を得るために必要
に応じてエチレンオキシドの一部をプロピレンオキシド
などの低級アルキレンオキシドなどに置換してもよい。
この発明のオレイン酸アルカノールアミドのエチレンオ
キシド付加物を非イオン性界面活性剤水溶液の粘度向上
剤として使用するにあたっては、上記水溶液中に含まれ
る非イオン性界面活性剤1に対してオレイン酸アルカノ
ールアミドのエチレンオキシド付加物が重量比で0.0
2〜10倍、好ましくは0.05〜1倍となるように添
加すればよく、これにより上記水溶液の粘度を適度に増
粘できるとともに、上記付加物が有する良好な洗浄力に
よって洗浄性の向上をも図りうる。
この発明に適用される非イオン性界面活性剤水溶液とし
ては、非イオン性界面活性剤としてたとえばポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、エチレンオキシド・プロピレンオ
キシドのブロックまたはランダム共重合物などのうちの
1種もしくは2種以上を用いたものが挙げられる。水溶
液中の非イオン性界面活性剤の濃度は、その用途目的に
よって異なるが、液体洗浄剤組成物用としては、一般に
10〜40重量%程度である。
このような液体洗浄剤組成物用などとして応用される非
イオン性界面活性剤水溶液には、必要により非イオン性
界面活性剤以外の界面活性剤として、少量の陰イオン性
界面活性剤や、その他陽イオン性界面活性剤、両性界面
活性剤、第3級アミンオキシドのような界面活性剤が含
まれていてもよく、さらにビルダーその他の副成分が添
加されたものであってもよい。
上記の陰イオン性界面活性剤としては、たとえばアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル硫酸塩、高級アルコール硫酸塩、α−オレフィ
ンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、脂肪酸
石けんなどが挙げられる。その使用量は、一般に非イオ
ン性界面活性剤との合計量中40重量%未満であるのが
よい。
また、陽イオン性界面活性剤としては、たとえばジアル
キルジメチルアンモニウムクロリド、ポリオキシエチレ
ンジアルキルモノメチルアンモニウムクロリド、アルキ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、アルキルイミダゾ
リウムクロリド、アルキルジメチルベンジルアンモニウ
ムクロリド、ポリオキシエチレンアルキルモノメチルア
ンモニウムクロリド、アルキルイソキノリニウムブロマ
イド、アルキルアミン酢酸塩などが挙げられる。
さらに、第3級アミンオキシドとしてはラウリルジメチ
ルアミンオキシドが挙げられ、両性界面活性剤としては
ジメチルアルキルベタイン、アルキルジ(アミノエチル
)グリシンなどが挙げられる。
ビルダーとしては、たとえばエチレンジアミンテトラ酢
酸ソーダ、ニトリロトリ酢酸ソーダ、クエン酸ソーダ、
リンゴ酸ソーダ、ポリアクリル酸ソーダ、グルコン酸ソ
ーダ、ケイ酸ソーダ、マレイン酸−ビニルアルコールコ
ポリマー、無水マレイン酸−エチレンコポリマー、ポリ
マレイン酸ソーダなどの非リン系のビルダーや、リン酸
、ビロリン酸、トリポリリン酸、ヘキサメタリン酸など
のアルカリ金属塩であるリン系のビルダーが挙げられる
その他の副成分としては、たとえばpH調整剤、防腐剤
、香料、脱臭剤、着色剤、尿素などのハイドロトロープ
剤、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリンなどの粘度調整剤、水溶性高分子などの増粘剤な
どが挙げられる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明においては、オレイン酸アルカ
ノールアミドのエチレンオキシド付加物を非イオン性界
面活性剤水溶液の粘度向上剤として用いたことにより、
非イオン性界面活性剤水溶液を容易に増粘させることが
できるとともに、上記付加物がそれ自身洗浄力を有する
ため、この付加物によって増粘された非イオン性界面活
性剤水溶液は、たとえばシャンプー、ボディシャンプー
、ハンドソープ、衣料用液体洗浄剤、食器・野菜用液体
洗浄剤などの各種の液体洗浄剤組成物として幅広く応用
することができる。
〔実施例〕
以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。
実施例 つぎの第1表に示されるオレイン酸アルカノールアミド
のエチレンオキシド付加物を粘度向上剤とし、これと同
表に示される非イオン性界面活性剤およびこれ以外の界
面活性剤、ビルダー、その′他の成分を同表に示される
組成比(重量比)にて混合して試料ぬ1〜10の非イオ
ン性界面活性剤水溶液を調製した。また比較のために、
同表の組成比(重量比)にて示される試料隘1)〜15
に係るオレイン酸アルカノールアミドのエチレンオキシ
ド付加物を含まない非イオン性界面活性剤水溶液を調製
した。これら各水溶液の粘度は同表に併記されるとおり
であった。
なお、第1表中の界面活性剤における〔 〕内表示はエ
チレンオキシドの重合モル数ないし付加モル数を示す。
上記の表から明らかなように、この発明のオレイン酸ア
ルカノールアミドのエチレンオキシド付加物を用いた試
料隘1〜10に係る非イオン性界面活性剤水溶液では、
液体洗浄剤組成物として応用可能な高い粘度を存してい
るが、比較用の試料1)hll〜15に係る非イオン性
界面活性剤水溶液では、上記組成物として応用しにくい
低い粘度を有するものであることがわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オレイン酸アルカノールアミドのエチレンオキシ
    ド付加物からなる非イオン性界面活性剤水溶液用粘度向
    上剤。
  2. (2)オレイン酸アルカノールアミドのエチレンオキシ
    ド付加物におけるアルカノールアミドがモノエタノール
    アミン、ジエタノールアミン、モノイソプロパノールア
    ミン、ジイソプロパノールアミン、アミノエチルエタノ
    ールアミンのうちの1種または2種以上の混合物のアミ
    ドである特許請求の範囲第(1)項記載の非イオン性界
    面活性剤水溶液用粘度向上剤。
  3. (3)オレイン酸アルカノールアミドのエチレンオキシ
    ド付加物におけるエチレンオキシドの付加モル数が1〜
    50である特許請求の範囲第(1)項または第(2)項
    記載の非イオン性界面活性剤水溶液用粘度向上剤。
JP14791385A 1985-07-05 1985-07-05 非イオン性界面活性剤水溶液用粘度向上剤 Pending JPS6210197A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63223097A (ja) * 1987-03-11 1988-09-16 川崎 健一 漬け置き洗浄専用の液体洗剤
JPH01192869A (ja) * 1988-01-26 1989-08-02 Kenichi Kawasaki 絹製品洗浄用液体洗剤
US5124079A (en) * 1989-03-04 1992-06-23 Dsm N.V. Amidated fatty acid mixtures and use thereof as thickeners
JP2016044195A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 日華化学株式会社 液体洗浄剤組成物
EP1969106B1 (en) 2005-11-30 2017-03-15 Innospec Performance Chemicals Europe Limited Liquid nonionic surfactants for emulsion polymerization and other applications

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EP1969106B2 (en) 2005-11-30 2020-04-22 Innospec Performance Chemicals Europe Limited Liquid nonionic surfactants for emulsion polymerization and other applications
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