JPS6210195A - 冷間圧延鋼板の製造方法及び装置 - Google Patents

冷間圧延鋼板の製造方法及び装置

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JPS6210195A
JPS6210195A JP14962685A JP14962685A JPS6210195A JP S6210195 A JPS6210195 A JP S6210195A JP 14962685 A JP14962685 A JP 14962685A JP 14962685 A JP14962685 A JP 14962685A JP S6210195 A JPS6210195 A JP S6210195A
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rolling
steel plate
cold
coating
oil
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JP14962685A
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English (en)
Inventor
Koichi Ito
紘一 伊東
Kazuhito Kenmochi
一仁 剣持
Hiroyuki Nagamori
弘之 永森
Yuzo Yamamoto
裕三 山本
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JFE Steel Corp
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冷間圧延鋼板の製造方法および装置に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
鋼板の冷間jf延工程においては、圧延用ロールと被圧
延材の冷却と#1渭を目的として、従来から鉱油、脂肪
酸エステル、牛脂2.e−ム油等を基油とした圧延油エ
マルションが大量に用いられている。
また、近年では鋼板製造ライン全体の省力、省エネルギ
ー化、生産性の向上、安全、公害防止対策が強く要求さ
れており、冷間圧延工程においてもこの要求に充分対応
できる圧延システム、圧延油の開発が望まれている・し
かしながら、高生産性が得られるタンデム圧延機と従来
の圧延油を組み合せ次男法では、圧延の初期(第1)ス
タンドでの罵圧下率圧延が難かしいため、圧延効率を上
げられず圧延システムの短縮化が阻まれていた。しかも
、圧延油の供給方法として現在最も広く普及している方
法は循環給油方式によるものであるが、この方法では大
容量のクーラントタンク、給油のための長大な配管設備
などが必要であり、またこれらの設備の保守や、圧延油
の一度、温度、エマルション状態などの日常的な管理、
機械油などの他の油類や、圧延時に発生する摩耗粉の混
入の監視、除去などの作業に多大な労力と費用を必要と
した。
一方、IQ−ム油系圧延油を用いる直接給油方式では、
大量に発生する廃油、廃水処油のために大規模な設備が
必要となるなどの問題があった。
斯かる従来の冷間圧延工程における問題点を解決する方
法として、冷間圧延に先立って鋼板に億性wI質をゾレ
コートして水又は圧延油エマルションを供給しつつ圧延
する方法が提案され友(%公昭59−20716号、特
公昭59−24888号、特公昭59−28360号、
特公昭59−26363号)。
しかしながら、この方法ではタンデム圧延機列の後段側
で、あるいはリバース圧延での圧延、Qス回数を重ねた
場合に←板が伸ばされるにつれて塗膜が減少し、しかも
部分的に塗膜がなくなって、ヒートストリーク等の温調
加工に起因する鋼板疵を発生はせたり、圧延所要動力が
上昇する等の問題をかかえていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、前述の問題点を解決し、鋼板に温調性、展
伸性に優れた塗りを形成させることにより、従来のよう
に大量の圧延油を使用することなく鋼板を冷間圧延しう
る方法を提供すべく抽々検討を重ねたところ、特定の活
性エイ・ルギー線硬化性もしくは熱硬化性物質を鋼板表
面に7”レコードし、次いでプレコート層に紫外線、電
子線若しくは放射線尋の活性エネルギー線を照射するか
、あるいはこれを熱処理することKより硬化膜を形成さ
せてから冷間圧延工程に供すれば、従来のように大蓋の
圧延油を使用することなく冷間圧延可能なことを見出し
、本発明を完成した。
すなわち本発明は鋼板を冷間圧延するに際し、その表面
に活性エネルギー線硬化性もしくは熱硬化性のモノマー
、オリゴマー、?リマー〇うちの1棟または2種以上を
生成分とする混合物(以下、比延用塗刺という〕を塗布
し、この塗膜に活性エネルギー1Mを照射するか、また
は塗膜を熱処理することにより得られた温調性硬化膜を
有する予備処理鋼板を冷間圧延に供することを特徴とす
る冷間圧延鋼板の製造方法である第1の発明、並びに冷
間圧延機の前工程位置に鋼板表面に圧延用塗料をプレコ
ートするプレコーターとプレコート層を硬化して潤滑性
硬化膜を形成させるための塗膜硬化装置とからなる鋼板
予備処理装置を備えたことを特徴とする冷間圧延鋼板の
製造装置を提供するものである。
本発明に使用される圧延用塗料は、主鎖あるいは側鎖ま
たは末端に重合性の不飽和基又は他の反応基を有する活
性エネルギー練硬化性もしくは熱硬化性のアクリル糸、
メタクリル系、アクリルウレタン系、?リエステル系1
.15 +7ビニルエステル系、ぼり塩化ビニル系、?
リウレタン系、ポリアミド系、メラミン系、フェノール
系、工?キシ系等のポリマー、オリゴマーおよびモノマ
ーを生成分として含有する混合物である。但し、ポリマ
ーおよび低重合体のオリゴマーはそれ単独で流動性を示
すもの、もしくはモノマーに?aかして流動性を持たし
つるものに限られる。このようなポリマー、オリゴマー
あるいはモノマーの好適なものとしては、例えば次の■
〜Oに示す化合物の1樵もしくは2fi1以上を生成分
として含有するものが挙けられる。
■ アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル
酸ラウリル、アクリル酸エチル、アクリル酸シクロヘキ
シル、アクリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル等
に代表される炭素数1〜18のアクリル酸エステル類ま
たはメタクリル酸エステル類あるいはそのオリゴマーま
たはポリマー。
■ フマル酸、マレイン酸等で代表される不飽和ジカル
ボン酸と?リエチレングリコール、破りプロピレングリ
コール、エチレングリコール、ブタンジオール等の一般
公知の?リオールとをエステル化して得られる不飽和ポ
リエステル類 ■ アゾビン1!12等で代表される飽和ジカルボン酸
と?リオールをエステル化して得られる飽和ポリエステ
ル類 ■ 酢酸ビニルの乳化重合により得られる破り酢酸ビニ
ルエマルション ■ 可塑化され念?す塩化ビニル組成物■ ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート
、ヒドロキシゾロビルメタクリレート等のヒドロキシル
基含有のアクリレート類またはメタクリレート類のイン
シアネート変成物あるいはそのオリゴマーまたはポリマ
ー ■ 末趨にヒドロキシル基を有する飽和または不飽和ポ
リエステル類とヒドロキシル基含有のアクリレート類ま
之はメタクリレート類混合物のトルエンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ンジイソシアネートの如きジインシアネート変性物 ■ メラミンとホルマリンとの反応により得られるメラ
ミン樹脂組成物 ■ フェノール類とホルマリンとの反応により得られる
フェノール樹脂組成物 [相] 各種分子量の?リエチレングリコールあるいは
ポリプロピレングリコールの如き1分子中に2個以上の
工?キシ基を有するニーキシ化合物とアミン類または酸
類などとの反応から得られる工献キシ樹脂組成物 (ロ) 1分子中に1個以上のエポ゛キシ基を有するニ
ーキシ化合物とアクリル酸またはメタクリル酸との反応
から得られるエステル化物これらの化合物のうち、活性
エネルギー線硬化性のものが特に好ましい。
本発明で使用される圧延用塗料には、圧延@滑性を高め
るために祠鋼性成分(以下、潤湧性向上剤という)を混
入させることができる。11ili3嘴性向上剤として
は、例えば鯨油、牛脂、豚脂、ナタネ油、ヒマシ油、ノ
Q−ム油、ヤシ油等の肋植物油;スピンドル前、マシン
油、タービン油、シリング−油等の鉱物油;牛脂、ノ♀
−ム油、ヤシ油、ヒマシ油等から得られる脂肪酸と炭素
数1〜22の脂彷族1価アルコール、エチレンクリコー
ル、ネオペンチルアルコール、ペンタエリスリトール等
ノエステル、例えば2−エチルへキシルステアレート等
;硫化油脂、硫化ペンチル、硫化オレフィン、サルファ
イド等の硫黄系極圧剤;塩素化IQラフイン、塩素化油
脂等の塩素系極圧剤;ホスファイト、ホスフェート、ア
ミンホスフェート等のリン系傷圧刑;ゾアルキルゾチオ
ホスフエート、トリアルキルチオフォスフェート、ゾア
ルキルゾチオカルパメート、ナフチネート等の有機金属
系極圧剤;グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タ
ングステン、窒化ホウ素、雲母、フッ化物、テフロン・
フェノール樹脂などの複合樹脂粉末などの固体潤滑剤が
あげられる。これらの成分は、それぞれ1種でもよいが
2a1以上を混合して使用することもできる。
圧延用塗料と鋼板との間の密着力は、初期スタンドで高
圧下率圧延を行なう際と<icx要である。密着力が弱
いと初期スタンドを通過する段階で塗膜剥離現象が生じ
て問題となる。反対に密着力が強すぎると冷間圧延工程
を経穴あとの脱膜工程に負荷が生じて問題となる。した
がって圧延用塗料には、鋼板との適当な密着力を付与す
ることが必要である。
この目的は、例えば圧延用塗料の化学組成を調節するこ
とによって達成される。すなわち前記した?リマー、オ
リゴマーあるいはモノマーの主鎖あるいは側鎖または末
端にリン酸基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミ
ノ基、シアノ基、スルホン酸基等の極性基等の導入をは
かり、その導入割合をコントロールすることによって達
成される。また、必要に応じて鋼板との密着性にすぐれ
た組成物(以下、密着性改良剤という〕を圧延用塗料中
に添加混合することによっても達成できる。
密着性改良剤としては、主鎖あるいは側鎖または末端に
リン酸基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミノ基
、シアノ基、スルホン酸基等の億性基を有する化合物が
好ましく、例、tばアクリロキシエチルホスフェート、
メタクリロキシエチルホスフェート、ビスアクリロキシ
エチルホスフェート、ビスメタクリロキシエチルホスフ
ェート、アクリロキシゾロビルホスフェート、メタクリ
ロキシゾロビルホスフェート等のリンati 含有モノ
マー;アクリル酸、メタクリル酸などのモノマーおよび
飽和もしくは不飽和ポリエステル末端カルボキシル基残
留オリゴマーなどのカルボキシル基含有モノマーまたは
オリゴマー;アクリル[2−ヒドロキシルエチル、メタ
クリル酸 2−ヒドロキシルエチル、アクリル酸2−ヒ
ドロキシルゾロビル、メタクリル酸2−ヒドロキシルゾ
ロビル 、I?ビリチレングリコールのアクリルまたは
メタクリル酸エステルなどのヒドロキシル基含有するモ
ノマー類;ニゲキシ化合物などを酸等で開場重合せしめ
ることにより得られるヒドロキシル基を有するオリゴマ
ー類;ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルア
ミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアク
リレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、ジメ
チルアミノプロビルアクリルアミド、ジメチルアミノプ
ロビルメタクリルアミド、ジエチルアミノゾロビルアク
リルアミド、ジメチルアミノプロビルメタクリルアミド
、4−ビニルビリゾン等のアミノ基含有モノマーまたは
オリゴマー;アクリロニトリル、メタクリレートリル等
のシアノ基含有モノマーまたはオリゴマー:2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロノQンスルホン酸、p−スチ
レンスルホン酸、アクリルスルホン酸、メタクリルスル
ホン酸、3−スルホプロピルアク!JL/−)、3−ス
ルホゾロビルメタクリレート等のスルホン酸基含有モノ
マーまたはオリゴマーなどがあげられる。これらの成分
はそれぞれ1種でもよいが2種以上を混合して使用する
こともできる。
圧延用塗料破化後の膜厚は圧蝙閥渭性に顕著な影響を与
える。温調性は稿渭性向上剤を圧延用塗料中に添加する
ことによりがなり改善することができ、また塗膜のロー
ル表面への付着量も塗膜硬度t−Th節することによっ
てかなり改善することができるが、本発明効果を奏する
ためには膜厚を0.3〜15μmz%に1〜8触 とす
るのが好ましい。薄すぎると温調性が低下し、厚すぎる
と塗膜組成物がロール次面に付着して好ましくない。
圧延用塗′#4組成物中の硬化性物質(モノマー、オリ
ゴマー、j?ビリー)の好ましい配合割合は3O−10
0fr看慢の範囲にあり、特に好ましくは60〜100
重量うの範囲にある。30i量斧より少ないと+lj!
化性物質以外の添加組成物が塗料の硬化反応と阻署する
ため、十分な皮膜硬度が得られず、高圧下率圧延に+N
見られなくなって問題である。
次に本発明の冷間lf延用予備処理鋼板の製造方法及び
装置について第1図に示す製造装置の概略図と共に説明
する。
本発明の製造装置はコイル5の熱間圧延終了後の鋼板ま
たは熱間圧延終了後スケールを除去しfc素鋼板圧延用
塗料を塗布する友めのプレコーター1と圧延用塗料を硬
化きせるための塗膜硬化装f2及び冷間圧延機3とを基
本に構成される。
プレコーター1としては、例えば過密使用されるロール
コータ−を使用することができる。
!また、塗膜硬化装置2としては、例えば■コツククロ
フト・ウオルトン型、変圧器型、パン・デ・グラーフ型
、高周彼加速型等の各種電子線照射装置、■高圧水銀灯
、低圧水銀灯、キセノン、タングステンランプ等を具備
した各種紫外線照射装置、■高周波加熱型、マイクロ波
加熱型、従来の抵抗、熱風型の谷種加熱装f(100〜
500℃)を用いることができる。■〜■の1種または
2種以上を組み合わせて使用することもできるが、高速
圧延を考慮すると■ま念は■のものが好ましく、特に■
の電子線照射装置が好適である。
電子線、紫外線の照射あるいは加熱は鋼板の表裏から同
時に行なうのが好ましいが、片面ずつ交互に行なうこと
も可能である。
冷間圧延機3としては、従来使用されているタンデム圧
延機、リバース比延機等の各種冷間圧延機が使用できる
。不発明の冷間圧延鋼板の製造方法では、天童の圧延油
を必要としないため、冷間圧延機は圧延油クーラントT
r8環設備及び@液処理設備の大幅な軽装化が可能であ
る。また、タンデム圧延機を用いる場合には、初期スタ
ンドでの圧下率を高くとった圧延スケジュールの採用が
可能であり、生産性の向上を図ることができる。
圧延後の塗膜の除去は、脱膜装置4の高温アルカリ水溶
液中に鋼板を浸漬・通過きせることにより容易に達成す
ることができ、このアルカリ脱膜により極めてm沖な鋼
板を得ることができる。また、脱膜を更に短時間で行な
うために、液1盾環、空気攪拌、超音波等による攪拌装
置を併用することができる。
〔作用〕
本発明に係る圧姫用α斜?活性エネルギー線あるいはき
〜により硬化して得られる硬化膜は扁圧下率圧廷ンこお
いても十分な測置性を示し、更にif砥後、防錆剤や密
着防止剤と同様の機能を4果すことができる。
〔実施例〕
次に実施例を挙けて説明する。なお、実施例中の鋼板塗
布用の圧延用塗料α)〜α尋は次のものを示す。
圧延用塗料(1): トルエンゾイソシアネー) 1. O0モルとハイドロ
キノン0.4IPに空気を吹き込みながら、60℃でア
クリル酸 2−ヒドロキシルエチル2.04モルを徐々
に滴下し、その後90℃で6時間保ち、残存インシアネ
ート基が0.1−以下になった時に反応を終了させ、酸
価2.6、水酸基価25.4の淡黄色粘稠液体のアクリ
ルウレタン−1を得た。これを用いて次の組成の混合物
を調製した。
(組成) アクリルウレタン−150重量部 アクリル酸 2−ヒドロキシルエチル  35メタクリ
ロキシエチルホスフエート    5ベンゾフエノン/
ミヒラーズケトン    5(5:1) 精製牛脂            5 圧延用塗料(z: ビスフェノールAの酸化ゾロピレン2モル付加物を2.
00モル、アゾピン酸1.00モルおよびハイドロキノ
ン01851に窒素ガスを吹き込みながら反応温度を2
20℃まで昇温保持し、生成物の酸価が5以下となるま
で反応を続けポリエステルグリコールを得た。このポリ
エステルグリコールを100℃に冷却し、アクリル酸 
2−ヒドロキシエチル2.02モルを添加混合し、空気
を吹き込みながら75〜115℃の範凹でトルエンゾイ
ソシアネー)2.00モルを徐々に滴下する。この混合
物を引き続き125〜128℃で4時間保持し、残存イ
ンンアネート基が0.1重量優になった時反応を止め、
酸価2.4、水酸基価11.0の淡黄色の透明固体のア
クリルウレタン−2を得た。これを用いて次の組成の混
合物を調製し念。
(組成) アクリルウレタン−245N蛍部 アクリルe112−ヒドロキシルエチル  40アクリ
ロキシゾロビルホスフエート     7ベンゾインイ
ソプチルエーテル       5トリアルキルチオホ
スフエート3 圧延用塗料の): ビスフェノールAの酸化プロピレン2モル付加物を2.
00モル、ポリエチレングリコール$1540を0.1
2モル、?リエチレングリコール#1000を0.06
モル、フマル酸2.00モルおよびハイドロキノン0.
6 t ’l:混合し窒素ガスを吹き込みながら反応温
度を210℃まで徐々に昇温、保持し酸価が約20とな
った後、125℃まで冷却し、得られ次生成物を囚とす
る。別の容器に水2600fを入れ60〜70℃に昇温
し、攪拌しながら125℃に保温された生成物囚全量を
徐々に添加し、乳化後温度を40℃以下に保持したもの
を生成物の)とする。さらに別の容器に生成物(B)を
7961(酸価換算1モル)にジメチルアミンエタノー
ル1.05モルを添加後80℃2時間保持した後冷却し
、アミン中和された末端カルボキシル基含有ぼりエステ
ルエマルゾヨンヲ得り。この?リエステルエマルゾヨン
を用いて次の組成の混合物を得た。
(組成) ?リエステルエマルゾヨン  85MMWI5アクリル
酸 2−ヒドロキシルエチル  10ペンタエリスリト
ールモノラ’7レー)5圧延用塗料(勺: フマル酸2.20モルと1.6−ヘキサンジオール2.
00モルとに窒素ガスを吹き込みながら徐々に昇温して
210℃とし、酸価が約20となるまで反応を行ない、
酸価が21.0の淡黄色固体の末端カルボキシル基残存
ポリエステルを得た。この不飽和?リエステルを用いて
次の組成の混合物を調製した。
(組成) 不飽和?リエステル     50重量部アクリル酸ブ
チル      32 メタクリル酸ラウリル    10 メタクリロキシエチルホスフエート    7スピンド
ル油          1 圧延用塗料(ω: エビコート828(シェル社製、エポキシ樹脂、エポキ
シ当量186)5582とハイドロキノン0.39fK
空気を吹き込みながら110℃まで加熱し、これにアク
リル[3,00モルとトリツメチルアミノメチルフェノ
ール(ロームアンドハース社製、DMP−30)3.9
fを混合したものを徐々に滴下する。さらに120℃に
4時間保ち酸価が3.0以下になるまで反応させ、オキ
シラン酸素のxio、03%、酸価1.47の淡黄色透
明粘稠、側鎖にヒドロキシル基を有するニゲキシアクリ
ルを得た。このニーキシアクリルを用いて次の組成の混
合物を調製した。
(組成) ニゲキシアクリル      45重量部破りエチレン
グリコールの アクリル酸エステル          401.6−
ヘキサンゾオールゾ アクリレート               5ビスメ
タクリロキシエチルホスフエート  52−エチルへキ
シルステアレート5 圧延用塗料帖): トルエンジイソシアネート2.00モルとハイドロキノ
ン0.83 tに空気を吹き込みながら、60℃でアク
リル酸 2−ヒドロキシエチル2.02モルを徐々に滴
下する。次いで、末端ヒドロキシル基含有?リプタゾエ
ン(日本ソーダ社製、PBD−45HT、水酸基価46
.6)1.00モルを加え、滴下終了後110℃で5時
間保持し、残存インシアネート基が0.1重量−以下に
なったことを確かめた後反応を止め、酸価0.6、水酸
基価10.9の淡黄色粘稠性液体のアクリルウレタンを
得た。このアクリルウレタンを用いて次の組成の混合物
をM裂した。
(組成) アクリルウレタン      40重量部アクリル酸 
2−ヒドロキシルエチル  40メタクリル酸ブチル 
    10 (1:1)           5 トリアルキルチオホスフエート      5圧延用塗
料(7): (組成) アクリルウレタン−1*1    a5mh部アクリル
酸 2−ヒドロキシルエチル  60メタクリロキシエ
牛ルホスフエート5 *1圧延用塗料(1)で用いたものと同じ)E処用塗料
(8): (組成) アクリルウレタン−1*”   50重量部アクリル酸
 2−ヒドロキシをエチル  42(1:1)    
            5トリアルキルチオホスフエ
ート      3圧延時に0.5%精製牛脂系圧延油
を少量供給*1圧延用塗料(1)で用いたものと同じ実
施例1〜8 鋼板塗布用の圧延用塗料α〕〜(8)を板厚2.4Iu
LX板巾50U×板長さ200Uの熱延酸洗鋼板(5P
CC用)に、バーコーターを用いて7.0μm の厚さ
に塗布を行なった。この掌面鋼板を紫外線硬化装置、電
子線硬化装置、乾燥機による熱硬化などによって塗膜を
形成し念。このようにして得られたa!装鋼板を250
wダX250111巾の銀銅ロールを用いた2段圧延機
により圧延速度100 mpmで圧延時に約25℃の冷
却水あるいは0.5 %牛脂系圧延油を少」スプレー供
給し、下記スケジュールに従い4ノ9ス圧延を行ない圧
延材の伸び率を次式により求めた。
また、4.eス後のロール表面への塗膜の付着状態、鋼
板の塗膜密着状態について目視観察により評価した。な
お、比較例としては、5%牛脂系圧延油又は5%鉱鉱物
基糸圧延油用い、上記と同様に4 、Qス圧延を行なっ
た。
(圧延スケジュール) 圧延スケジュールは1 、eス目圧下軍3396(板厚
1.61種、圧延前の板厚2−4R11)、2ノQス目
圧下率30%(板厚1.13U)、3ノqス目圧下率2
6%(板厚0.841LII )、4ノQス目圧下率1
0%(板厚0.76 ml )である。
結果を表−1に示す。
以下余白 表−1に示す如く、実施例1〜7では、伸び率にみる圧
延性能が比較例(1)の牛脂系圧延油、比較例(2)の
鉱物油系圧延油を用いた場合に比べ優れており、従来の
ように圧延油エマルションの供給を行なわないで冷間圧
延が可能であった。また、実施例8にみられるように、
牛脂系圧延油の希薄溶液を少量供給すれば一層圧延性が
向上することもe′認された。
叙上の如く、冷間圧延前の熱#;酸洗鋼板表面に潤m性
を有する圧延用塗料をゾレコートし、塗膜を硬化させた
後冷間圧延に供することにより、圧延時に冷却水のみ、
あるいは希薄圧延油を補助的に供給する程度で良好に冷
間圧延を行なうことができた。
〔発明の効果〕
本発明の大きな効果としては、特に次の5点をあげるこ
とが出来る。すなわち、まず冷間圧延に際して大量の圧
延油を使用しないためK (1)  圧延循環設備および廃液処理設備が不必要、
あるいは軽装化が可能である。したがって付帯設備の簡
素化から冷間圧延工程の省力、省エネルギー化を図るこ
とが出来、作業性もきわめて良好となる。
に)従来のような圧延油を使用する方法に比べて、汚水
の混入がないため清浄な遺板が製造できる。
0) 圧延機周辺の油による汚染が避けられ、作業環境
が向上し、汚染の除去に要する労力が省略できる。
(4)圧延油の濃度、粒径分布などの変化による内情状
態の変動を考慮する必要がなく、圧延油の管理に要した
煩雑な作業を省くことが出来る。
さらに塗膜を潤滑層として用いる効果として、 (5)  塗膜厚塗膜組成により温情性の調節が容易で
あるばかりでなく、特に初期スタンドでの安定した高圧
下率圧延が可能となる。すなわチ、従来タンデムミルの
初期スタンドでは、プレコート油または温水洗浄後の残
留したプレコート油による圧延が行なわれているが、こ
の方法では初期スタンドでの圧下率を低くとらざるを得
なかつ九〇 しかるに、本発明品の塗膜を用いた場合は、塗膜が高い
温情性を有している九め、初期スタンドでの安定した高
圧下率圧延を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷間圧延鋼板の製造装置の概略説明図
である。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鋼板を冷間圧延するに際し、その表面に活性エネル
    ギー線硬化性もしくは熱硬化性のモノマー、オリゴマー
    、ポリマーのうちの1種または2種以上を生成分とする
    混合物を塗布し、この塗膜に活性エネルギー線を照射す
    るか、または塗膜を熱処理することにより得られた潤滑
    性硬化膜を有する予備処理鋼板を冷間圧延に供すること
    を特徴とする冷間圧延鋼板の製造方法。 2、冷間圧延機の前工程位置に、鋼板表面に活性エネル
    ギー線硬化性もしくは熱硬化性のモノマー、オリゴマー
    、ポリマーのうちの1種または2種以上を生成分とする
    混合物をプレコートするプレコーターとプレコート層を
    硬化して潤滑性硬化膜を形成させるための塗膜硬化装置
    とからなる鋼板予備処理装置を備えたことを特徴とする
    冷間圧延鋼板の製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4425342B4 (de) * 1993-07-16 2007-06-06 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Verfahren zum Herstellen eines Transferfilmes
CN106155011A (zh) * 2015-04-27 2016-11-23 鞍钢股份有限公司 一种冷轧钢卷数据能源分析方法

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