JPS62101647A - 耐衝撃性、耐候性の熱可塑性ポリブレンド - Google Patents

耐衝撃性、耐候性の熱可塑性ポリブレンド

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JPS62101647A
JPS62101647A JP61250914A JP25091486A JPS62101647A JP S62101647 A JPS62101647 A JP S62101647A JP 61250914 A JP61250914 A JP 61250914A JP 25091486 A JP25091486 A JP 25091486A JP S62101647 A JPS62101647 A JP S62101647A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/04Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明は耐候性と衝撃強度とか共に良好な熱可塑性ポリ
ブレンド、およびこのような組成物の製遣方法に関する
衝撃強度が良好な熱可塑性組成物は知られており、ポリ
ブタジェンのようなジエンゴムに、スチレンおよびアク
リロニトリルのようなビニルモノマーをグラフト重合す
ることによってえられる。
このようなジエンを重合してゴムを製造したとき、二重
結合が残り、ゴムの架橋およびビニルモノマーをこれに
グラフトするのに十分な不飽和個所が存在する。しかし
ながら、このようなジエンゴムを用いてえられる重合体
は、重合後に残る不飽和結合のため、光および酸素によ
って攻撃され易(、耐候性が不良となるという問題があ
る。本明細書で言う耐候性とは、耐候性を論する場合に
一般にあげられる、高温、紫外線、高湿度、雨、その他
の環境にさらされた場合、組成物がその強度をはじめ望
ましい性質を保持する能力を言う。
一方良好な耐候性を有する熱可塑性組成物もまた知られ
ており、それは典型的にはジエンゴムの代りに飽和ゴム
を用いることによってえられる。
しかし、これらの組成物は、共役ジエンゴムを用いて製
造されるゴムを同量含有する組成物に比べ、強度が不足
している。
米国特許3,509,237号に示されているように、
粒径の異なる2種のゴムのグラフト共重合体を混合する
と、高い衝撃強度、良好な光沢、および良好な引張特性
が同時にえられることも当業界で認められている。
しかし、耐候性と強度が共に良好な熱可塑性重合体混合
物かえられることが当業界において望まれている。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、性質のバランスがとくに好適な、ゴム
・グラフト共重合物と、芳香族モノビニリデン炭化水素
と不飽和ニトリルとからなる共重合体との新規のポリブ
レンドを提供することである。
他の一つの目的は、比較的容易にしかも経済的に調合さ
れ、種々の用途に適合するよう特定の性質を容易に与え
ることができる、上記の種類のポリブレンドを提供する
ことである。
さらに他の一つの目的は、耐衝撃性および耐候性が改良
された、上記の種類のポリブレンドを提供することであ
る。
上記の目的およびそれに関連した目的、および利点は、
下記のポリブレンドによって達成される。
すなわち、 (i)重量平均粒径DWが約0.6〜約10ミクロンの
共役ジエンゴムからなる第1幹ポリマー(substr
ate)と、芳香族モノビニリデン炭化水素と不飽和ニ
トリルとからなる第1技ポリマー(superstra
te)とからなる第1グラフト共重合体と、 (ii )重量平均粒径Dwが約0.05ないし約1ミ
クロンのエチレン・プロピレン・ジエンモノマー・ゴム
(EPDMゴム)、重量平均粒径り一が約0.05〜約
0.5ミクロンのアクリル酸アルキルゴム、および両者
の混合物からなる群から選ばれた飽和ゴムからなる第2
幹ポリマーと、芳香族モノビニリデン炭化水素と不飽和
ニトリルとからなる第2枝ポリマーとからなる第2グラ
フト共重合体とからなり、 ゴムの全含有量が約5〜約40重量%であり、上記共役
ジエンゴムと上記飽和ゴムとの重量比が約5:95〜約
30=70、より好ましくは約10:90〜約20:8
0、である重合体を提供することによって達成される。
第1グラフト共重合体中のゴムがゴムの全量の30重重
量以上になると、紫外線促進暴露試験後の逆ダート衝撃
(IDI、後述)強度の保持率が極端に低下する。ジエ
ンゴムの重量平均粒径DWと飽和ゴムの重量平均粒径り
、4との比は約l:1より前者が大きい方が望ましい。
また望ましい性質の種々のポリブレンドを得るため、え
られたポリブレンドに必要に応じてさらに芳香族モノビ
ニリデン炭化水素と不飽和ニトリルとのインターポリマ
ー(interpolymer)を配合してもよい。
第1および第2のグラフト重合体およびインターポリマ
ー中の芳香族モノビニリデン炭化水素と不飽和ニトリル
との比が約90:10〜約30:70であることが好ま
しく、約80220〜約60:40がさらに好ましい。
このような配合によって、ゴムの全部を耐候性が良好な
EPDMゴムまたはアクリル酸アルキルゴムにする場合
よりも少ない全ゴム量で、改良された衝撃強度かえられ
る。しかもこの場合ジエンゴムの存在は衝撃強度の耐候
性に悪影響を与えことはなくむしろ耐候性が向上する。
このことは、共役ジエンゴムのグラフト共重合体の劣化
によって生ずる副生物が飽和ゴムグラフト共重合体の耐
候性に悪影響を与えると予想されていたことからして、
驚くべきことである。
〔詳細な説明〕
1グーフト北 ム  ゴム 第1グラフト共重合体用として好適な共役ジエンゴムま
たはその混合物は二次転移点がASTM試験法D−74
6−52Tによる測定値で0℃以下、より好ましくは一
20℃以下のものである。
このようなゴムは、例えばブタジェン、イソプレン、ク
ロロ−1,3−ブタジェン、1−クロロ−1,3−ブタ
ジェン、ピペリレン等の共役1,3−ジエンを1種また
はそれ以上重合させることによってえられる。このよう
なゴムは、共役1,3−ジエンと、これと同重量以下の
、共重合可能なモノエチレン性不飽和七ツマー1種又は
それ以上との共重合体乃至ブロック共重合体をも包含す
る。
このようなモノエチレン性不飽和モノマーとしては、芳
香族モノビニリデン炭化水素(例えば、スチレン;0−
1m−1およびp−メチルスチレン、2.4−ジメチル
スチレン等のアラルキルスチレン類;アレチルスチレン
類、p−メチルスチレン;ビニルナフタレン等)、芳香
族アルハロモノビニリデン炭化水素(例えば、0−1m
−1およびp−クロロスチレン等);アクリロニトリル
;メタクリロニトリル;アクリル酸アルキル(例えば、
メチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチル
へキシルアクリレート等)、これらに相当するメタクリ
ル酸アルキル;アクリルアミド類(例えば、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−ブチルアクリルアミド等
):不飽和ケトン(例えば、ビニルメチルケトン、メチ
ルイソプロペニルケトン、等);α−オレフィン(例え
ばエチレン、プロピレン等);ピリジン類;ビニルエス
テル(例えば、酢酸ビニル、ステアリン酸ビニル等);
ハロゲン化ビニルおよびハロゲン化ビニリデン(例えば
、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、臭化ビニ
リデン等)、などがあげられる。
このゴムは架橋剤を、ゴム形成モノマーの重量に対し、
2重量%以下含有してもよいが、架橋剤を含むと、グラ
フト反応のためゴムを七ツマ−に溶解するのに問題が生
ずる。また架橋が過度に進むとゴムの特性が損なわれる
1.3−ブタジェンの重合でえられる立体特異性ポリブ
タジェンゴムがより好ましい。これはシス異性体約30
〜98%、トランス異性体約70〜2%からなり、1.
4付加体を約85%以上含み、1,2付加体は約15%
以下しか含まない。
ムー二粘度(ML−4,212”F)は約20〜70と
することができ、ASTM  D−746−527でよ
って測定した二次転移点は約−50゜〜105℃である
2グーフト北 ム  ゴム EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン−モノマー)
型ゴム、アクリル酸アルキルゴム、あるいはこれらの混
合物が第2グラフト共重合体に用いるのに適している。
EPDMゴムは式CH2=CHR(Rは水素原子または
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル等の飽和
アルキル基)で示されるα−モノオレフィンから造られ
る。この共重合ゴムで好ましいものは、α−モノオレフ
ィンとして、エチレンとプロピレンとを、重量比で20
/80〜80/20、より好ましくは35/65〜65
/35共重合体に含まれるように用いる。用いるジエン
モノマー成分は、非共役の直鎖または環状で、α−オレ
フィンと共重合可能なものである。このようなジエンモ
ノマーとしては、直鎖状又は分枝ジオレフィンで、1.
4−ペンタジェン、1,5−へキサジエン、2−メチル
−1,5−へキサジエン、3.3−ジメチル−1,5−
へキサジエン、1.7−オクタジエン、1,9−デカジ
エン、1゜19−エイコサジエン等の2個の二重結合が
両端にあるもの;1,4−へキサジエン、1,9−オク
タデカジエン、6−メチル−1,5−へブタジェン、7
−メチル−1,5−オクタジエン、11−エチル−1,
11−)リゾカシエン等の二重結合の1個だけが端部に
あるものがあげられる。同様な性質なもので、架橋環を
存するジエン炭化水素、とくにメタノまたはエタノ架橋
を有するものも用いられる。このようなジエン炭化水素
の例としては、(i)ビシクロ(2,2,1)へブタ−
2,5−ジエン、5−メチレン−2−ノルボーネン、5
−エチリデン−2−ノルボーネン、ジシクロペンタジェ
ン(3a、4.7.7a−テトラヒドロ−4,7−メタ
ノインデンとも呼ばれる)、トリシクロペンタジェン、
およびテトラシクロペンタジェン等少なくとも2個の二
重結合を有するビシクロ(2,2,1)へブタンの不飽
和誘導体、(ii )ビシクロ(2,2,2)オクタ−
2,5−ジエンなどの少(とも2個の二重結合を有する
ビシクロ(2,2,2)オクタンの不飽和誘導体、(i
ii )少くとも2個の二重結合を有するビシクロ(3
,2,1)オクタンの不飽和誘導体、(iv )少くと
も2個の二重結合を有するビシクロ〔3゜2.2〕ノナ
ンの不飽和誘導体があげられる。このうち、ノルボーネ
ン類がより好ましい。ジエンモノマーの共重合ゴム中の
含有量は約1〜約20重量%である。
これらの共重合ゴムの製法はよく知られており、こ\で
述べる必要はない(例えば、米国特許、3.000.8
66号、3,000.867号、および2.933.4
80号を参照)。
本発明で用いるアクリル酸アルキルゴムは、フリーラジ
カル開始エマルジョン重合によってえられるガラス転移
点Tgが好ましくは0℃より低い架橋アクリル重合体ま
たは共重合体からなる。これらのゴム粒子は架橋されて
いるので、次の重合体の加工工程において、その大きさ
および形状を保つことができる。重合の際、多官能性エ
チレン性不飽和モノマーを共存させることよって、架橋
を容易にする。架橋したゴムは室温ではテトラヒドロフ
ランやシクロヘキサノン等の有機溶媒に実質的に溶解し
ない。
こ\で使用できるアクリルゴムとしては、C2Cl0ア
ルキルアクリレート、C8〜CtZアルキルメタクリレ
ート、と(に好ましくはポリ (2−エチルへキシルア
クリレート)のような04〜c8アルキルアクリレート
の架橋重合体があげられる。
重合では1種以上のアクリレートモノマーが用いられる
。所望によってはスチレン、アクリロニトリル、メタク
リレートリル、メチルメタクリレート、メタクリル酸、
アクリル酸、塩化ビニリデン、ビニルトルエン等任意の
モノマーを少量、すなわち、アクリレートモノマーに対
し1〜20重量%を加えてもよい。
0℃以下のガラス転移点をもち、ポリブレンドの低温衝
撃強度を改良する好ましいアクリレートゴムはブチルア
クリレートモノマーと共重合させて2−エチルヘキシル
・アクリレートから得られ、その2−エチルヘキシル・
アクリレートは、重合した全アクリレートモノマーにた
いして20ないし60重量%、好ましくは40ないし6
0重量%含まれる。
アクリレートモノマーを架橋させるためには、重合の際
、少くとも1種の架橋剤をアクリレ−十モノマーの重量
に対し、約0.05〜約10重量%、より好ましくは0
.1〜5重量%用いる。本発明にはこの架橋剤は、弐H
,C=CR−(こ\でRは水素原子又は低級アルキル基
)で表わされるビニル系原子団を有する二官能性又は多
官能性エチレン性不飽和モノマーでなければならない。
当業界でよく知られているように、この架橋剤モノマー
中の複数のビニル系原子団は同一(例えば、ジビニルヘ
ンセン、トリメチロールプロパン) IJメタクリレー
トのモノマー)でも異なって(例えば、アリルメタクリ
レート、ジアリルフマレート、ジアリルマレエート等の
モノマー)いてもよい。当業者に知られており、こ\で
の使用に適した他の架橋剤には、例えば1.3−ブチレ
ンジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート、エチレングリコールジメタクリレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、メチレンビスア
クリルアミド、ジエチレングリコールジアクリレート、
エチレングリコールジアクリレート、ジビニルエーテル
、ジアリルフタレート、ジビニルスルホン、ジビニルソ
ルビトール、トリエチレングリコールジメタクリレート
、トリメチレングリコールジアクリレート、ブチレング
リコールジアクリレート、ブチレングリコールジメタク
リレート、ペンタメチレングリコールジアクリレート、
グリセリルトリアクリレート、オクチレングリコールジ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、および
各種のホスホン酸ジアリルがある。
アクリルゴム生成重合反応にグラフト剤を用いてもよい
。このようなグラフト剤というものは、実質的に異なる
速度で重合可能な反応性の不飽和の基を2個以上有する
化合物である。グラフト剤およびその応用については、
引用文献とじてこ\にあげる米国特許3,843,75
3号明細書5欄11行から9欄17行にもっと詳しく記
載されている。
n−ブチルアクリレートを約95〜99.9重量%と、
ブチレングリコールジアクリレートを約0.1〜5重量
%含有する架橋した共重合体を用いることによって最適
結果かえられる。
アクリル酸アルキルの重合に用いる乳化剤は、次にあげ
る従来使用されているものから少くとも一種選択する。
例えば02〜C2□カルボン酸、C6〜C2□アルコー
ルの硫酸塩又はスルホン酸塩、アルキルフェノール等の
陰イオン性乳化剤;例えば脂肪酸、アミン、又はアミド
への酸化アルキレン付加物等の非イオン性乳化剤;これ
らの陰イオン性乳化剤と非イオン性乳化剤との混合物;
例えば第四級アンモニウムを有する化合物などの陽イオ
ン性乳化剤。乳化剤の使用量は乳化液に対し約0.5〜
約5重量%である。
乳化液中にはまた重合開始剤をアクリルモノマーに対し
、約0.005〜2重量%加える。例えば過酸化水素、
過硫酸アルカリ、過硫酸アンモニウム等の水溶性過酸化
物、例えばベンゾイルパーオキサイド、アゾビスイソブ
チロニドリール等の油溶性有機過酸化物又はアゾ化合物
が開始剤として使用に適しており、これらを1種又は混
合して用いる。また例えば、ヒドラジン、アルカリ金属
の重亜硫酸塩、チオ硫酸塩、ハイドロサルファイド、酸
化可能な可溶性スルホキシル化合物等の還元剤と過酸化
物とからなるレドックス触媒もまた使用できる。
例えば、L−ドデシルメルカプタンのようなアルキルメ
ルカプタン、トルエン、キシレン、クロロホルム、ハロ
ゲン化炭化水素、テルピノーレン、等の連鎖移動剤を使
用してもよい。
乳化液中の成分として最後にあげられるものは、pHを
6.0以上に保つための緩衝剤である。
アクリル共重合体の製法はよく知られており、こ\に述
べる必要はない(引用文献としてこ\に組入れた米国特
許第3,944,631を参照)。
ポリマーおよびインターポリマー 技ポリマーとしてグラフトする共重合体およびグラフト
されていないインターポリマー用のモノマーは、芳香族
モノビニリデン炭化水素と不飽和ニトリルとからなるが
、これらのモノマーは技ポリマー又は共重合体中に、少
くとも50重量%、より好ましくは75重量%以上、、
最も好ましくは90重量%以上含有される。通常この種
の組成物として市販されているものは、はとんどこれら
のモノマーだけからなるが、連鎖移動剤、改質剤等信の
成分を少量、すなわち、5重量%未満含有することがで
きる。
容易に理解されるようにグラフトされた技ポリマーは、
良好な性質をうるため、グラフトされていないインター
ポリマーと相溶性でなければならない。従って同様の七
ツマ−を含有するものでなければならない。化学的性質
が調和するよう両者の化学組成が極めて近似しているこ
とが最も好しく、従って、第1および第2の技ポリマー
も互いに類似したものであることが望ましい。また、枝
ポリマーとインターポリマーとの相溶性がよいほど化学
的性質がバランスよく向上すると考えられる。しかしな
がら、製品に用途によっては、インターポリマーと枝ポ
リマーとの間に、モノマーの相異および/又はその比率
など相異がある方が望ましいことがある。
技ポリマーおよびインターポリマーに用いられる芳香族
モノビニリデン炭化水素としては、スチレン、ベンゼン
核が1個のα−アルキルモノビニリデン化合物(例えば
、α−メチルスチレン、α−エチルスチレン、α−メチ
ルビニルトルエン、α−メチルジアルキルスチレン)、
核置換アルキルスチレン(例えば、ビニルトルエン、〇
−エチルスチレン、p−エチルスチレン、2.4−ジメ
チルスチレン)、核!換ハロゲン化スチレン(例えば0
−クロロスチレン、p−クロロスチレン、0−ブロモス
チレン、2.4−ジクロロスチレン)核アルキルおよび
核ハロゲン置換スチレン(例えば、2−クロロ−4−メ
チルスチレン、2.6−ジクロロ−4−メチルスチレン
)、ビニルナフタレン、ビニルアントラセン等があげら
れる。この場合のアルキル置換基は一般に炭素原子数1
〜4個のもので、イソプロピルおよびイソブチルもこれ
に包含される。所望によっては、これら芳香族モノビニ
リデンモノマーを混合して用いてもよい。
インターポリマーに用いられる不飽和ニトリルとしては
、アクリロニトリル、メタクリレートリル、およびこれ
らの混合物があげられる。
芳香族モノビニリデン炭化水素および不飽和ニトリルと
共重合してもよいモノマーの例をあげると、ブタジェン
、イソプレンなどの1.3−ジエン;アクリル酸、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレ
ート、2−エチルへキシルアクリレート、メチルメタク
リレート、メタクリル酸、上記と同様のメタクリル酸エ
ステル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等のα−
又はβ−不不飽和基塩基酸よびその誘導体;塩化ビニル
、臭化ビニル等のハロゲン化ヒニル;塩化ビニリデン、
臭化ビニリデン;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の
ビニルエステル;ジメチルマレエート、ジエチルマレエ
ート、シブチルマレエート、フマル酸のこれらと同様の
エステル等のマレイン酸又はフマル酸のエステルである
また、重合開始の際モノマー処方中に、部分的に重合ま
たは共重合した芳香族ビニリデン炭化水素(プレポリマ
ー)を予め添加してもよい。
技ポリマーとしての共重合体およびインターポリマーと
しての重合用のモノマー混合物は、芳香族モノビニリデ
ン炭化水素を20%、より好しくは50重量%、不飽和
ニトリルを5、より好しくは10重量%含有する。工業
的に極めて有利に生産を実施する観点から、モノマー処
方中の芳香族モノビニリデンの量は20〜95重景%、
より好ましくは60〜85重量%とし、不飽和ニトリル
の量は80〜5重量%、より好ましくは40〜15重量
%とする。
最終ポリブレンドにおける第1および第2枝ポリマーお
よびインターポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水
素と不飽和ニトリルとの比率は90:10〜3’0:7
0、より好ましくは80:20〜60 : 40とする
。枝ポリマーとインターポリマーは相溶性でなければな
らないが、上記の比率は特定のポリブレンド中で変えて
もよい。
当業界でよく知られているように、グラフト共重合体は
予め製造したゴムの存在下にモノマーを重合することに
よって製造される。グラフト重合でえられた重合体中で
ゴムの一部は共重合体と実際に化学的に結合していない
かもしれないが、通常のゴム用の溶媒でゴムを抽出する
ことは一般に不可能であるから、共重合体の一部は、予
め製造したゴムにグラフトしていると考えられる。
100%のグラフト効率は通常達成できないから、予め
製造したゴムの存在下に重合させたモノマーの一部はゴ
ムと化学的には結合せず、グラフトしていないポリマー
となる。この実際にはグラフトしていないポリマーの割
合は、ゴムに対する用いるモノマーの割合、特定のモノ
マー処方、ゴムの種類、および重合条件によって、増加
又は減少する。通常、好ましい組成物をうるために、ゴ
ムを存在させずに調製したインターポリマーを、グラフ
ト重合でえられた重合体に配合する。
このインターポリマーを製造するための重合は、通常の
重合方法、すなわち、塊状重合、連続塊状−懸濁重合、
塊状−懸濁重合、乳化重合、あるいはこれらを組合せた
重合方法のいずれを用いて行なうことができる。このよ
うな方法はよく知られており、こ\では次のグラフト共
重合体の製造の項で述べる。
インターポリマーの分子量もまた耐候性に影響をおよぼ
す。インターポリマーのメチルエチルケトン中で濃度0
.8 g/ 100 ml、25℃で測定した比粘度η
spは約0.4を越える必要があり、0.45を越える
ことがより好ましい。
1グーフト丑 八 の11゛告 本発明のブレンドの共役ジエンゴム成分を構成する第1
グラフト共重合体は、予め製造したゴム幹ポリマーの存
在下に、懸濁、乳化、塊状、連続塊状、あるいはこれを
組合せた方法等の従来のグラフト重合方法によって通常
製造される。このような方法は、こ\に引用文献として
あげる米国特許3,509,237号、4,254,2
36号、および4,417,030号に開示されている
。米国特許3,509.237明細書第6欄第11行目
〜第7欄第10行目に開示されている塊状−懸濁重合法
、同4,417,030明細書第841jl第43行目
〜第11欄第2行目に開示されている連続塊状重合法が
特に好しい。このようなグラフト重合反応の場合、予め
製造した幹ポリマーとなるゴムは通常モノマーに溶解し
、えられた混合物を重合し、幹ポリマ−ゴム上に技ポリ
マーを形成するモノマーの少くとも一部をゴムに化学的
に結合またはグラフトさせる。モノマーのゴムに対する
比率および重合条件によって、ゴムに結合した枝ポリマ
ーの所望のグラフト率と、結合していない技ポリマーの
重合を同時に達成することができる。
幹ポリマ−ゴムにグラフトした技ポリマーの量は幹ポリ
マ−100部に対し10部程度の少量か、ら250部又
はそれ以上の大量まで変化させることができるが、より
好しい枝ポリマー/幹ポリマーの比率は約30〜200
 : too、最も好ましくは約70〜150 : 1
00である。この比率が30:100を越える場合、一
般に種々の性質を大いに好ましい程度に向上させること
ができる。
一般にグラフト共重合体の粒度は用いる幹ポリマ−ゴム
の粒度によって変化させることができる。
例えば、通常比較的粒度が小さいゴムラテックスを、多
価の金属塩を用いてゴムの多数の小さい粒子を、より大
きな粒子にクリミーングによって変えるような従来の技
法によって凝集又は凝固してもよい。グラフト反応中に
、重合するモノマーがこの凝集粒子にグラフトし、より
大きな粒度のグラフト共重合体かえられる。また、ゴム
の製造および/又はグラフト共重合体の製造の際、シー
ディング(seeding )技術を利用して生成する
粒子の大きさを変化させてもよい。加熱および他の重合
条件、すなわち、触媒、モノマーの割合、モノマーの添
加速度等もまたえられるグラフト共重合体の粒度に影響
する傾向がある。
連鎖移動剤、すなわち、分子量調節剤も、生成するグラ
フト共重合体の粒度に影響をおよぼす。
特に塊状および懸濁重合の場合そうである。連鎖移動剤
の添加速度の影響については後述する。重合反応混合物
の粘度もまたえられる重合体の凝集粒度(conden
sate particle 5ize)に影響をおよ
ぼす傾向がある。
グラフト共重合体中の架橋および枝ポリマーと幹ポリマ
ーとの比率もある程度グラフト共重合体の粒度に影響す
る傾向がある。と言うのは、グラフト量および/又は架
橋量が少くなるにつれ、粒子が集合または凝集する明ら
かな傾向が見られるからである。
実際には、高度に球状の粒子がしかも比較的狭い粒度範
囲でえられる点で、塊状−懸濁重合法または連続塊状重
合法が大きい粒子を形成するのに用いられる。一般にグ
ラフト重合では本来架橋が生ずるものであるが、工程条
件を選択して架橋度を高くし、グラフト共重合体粒子の
個々の独立性を確保する。
2グーフト丑 八 の1゛告 EPDMへのグラフト共重合体は、従来の、このような
グラフト共重合体の製造に適した方法であれば、いかな
る方法によって製造してもよい。
米国特許3,489,822号、3,642.950号
、3,819.765号、および3,849,518号
はこのような方法を開示しており、これらの特許は引用
文献とじてこ\に組入れである。
先に述べたアクリルゴムに技ポリマーをグラフトしてグ
ラフト共重合体を製造する重合は、従来用いられている
どの乳化重合法によっても行える。
通常アクリル酸アルキルモノマーは、粒度分布が単一モ
ードの架橋粒子をうるため、前述のような多官能性架橋
剤モノマーを0.05〜10重量%共存させて、乳化重
合する。
幹ポリマ−ゴムを製造した後、技ポリマー用のモノマー
を乳化重合するが、この場合ゴムの架橋に用いたものと
同類の架橋剤から選ばれた第2の架橋剤を共存させても
よい。最後に架橋剤を追加せずに枝ポリマー用モノマー
を加えて重合し、共重合体をグラフトさせることなく、
また架橋させずに生成させる。このような方法は米国特
許3.944,631号にさらに詳しく記載されており
、この特許は引用文献とじてこ\に組入れである。
プL/7上皇盟遣 上記2種のグラフト共重合体は、必要に応じてインター
ポリマーと共に種々の方法によってブレンドできる。好
適な方法では、グラフト共重合体を押出機、バンバリー
ミキサ−1またはローラーミキサーによって混合するが
、この混合は、混合するゴム・グラフト共重合体中のグ
ラフトしていない枝ポリマーの量および目的とする混合
物中のゴム・グラフト共重合体の所望の含有量に応じて
、追加的にインターポリマーを添加してもよい。あるい
は、第1および第2のグラフト共重合体の混合ラテック
スを調製し、凝固させて、所望の2種の共重合体を所望
の割合で含有するゴム・グラフト重合物のクラムを得る
こともできる。
本重合体混合物は一般的には2種の幹ポリマ−ゴムを合
計1〜70重景%重量する。全グラフトに対する第1の
グラフトの割合を一定に保ってゴムグラフト(Rubb
er graft)の全量を増加させると、一般に組成
物のアイゾツト衝撃強度が増加し粘度も急激に増加する
が、抗張力が低下する。従ってゴムグラフトの全含有量
は約5〜40重量%である方が好ましく、約10〜35
重量%が最も好ましい。
重合体混合物の性質のバランスを得ることが望ましく、
またゴムの全含有量を一定とした場合、一般に第1のグ
ラフト共重合体ゴムの粒度が混合物の性質に最も重大な
影響をおよぼすので、第1のグラフトの粒度が大きくな
ると全グラフトに対する第1のグラフトの割合を少くす
る方が好ましい。一般に第1のグラフトゴムと第2のグ
ラフトゴムとの重量比は5:95〜30:70でなけれ
ばならない。より好しくは10:90〜20:80であ
る。
組成物の意図する用途および組成物の性質によって、例
えば充填剤、顔料などの成分を随意添加してもよいこと
は容易に判る。グラフト共重合体の劣化およびしばしば
マトリックスのインターポリマーの劣化を防止するため
、安定剤およ゛び酸化防止剤を添加する必要がある。安
定剤と酸化防止剤は最後の混合段階で加えてもよいが、
加工および貯蔵の際の劣化傾向を最少比にするため、そ
れぞれのグラフト共重合体の製造直後に添加するの一般
に最も有利である。
本発明に方法によると、2種のグラフト共重合物、さら
に別°々に製造し、またインターポリマーも別に製造し
長期間保存し、必要に際してブレンドして所望の組成を
調製することができる。このように、数種の成分の含有
率を選んで変化させることによって、ゴムの量、したが
って組成物の性質をバランスを容易に変化させることが
できる。
圀翫操作 次の特定の実施例1〜14に従ってえた重合体混合物の
射出成型試料について次の試験を行った。
試験結果は表1および図1〜3に示す。試料はすべて試
験前に21±2℃の一定温度、相対湿度50部2%で1
6時間以上状態調節を行なった。
1.逆ダート衝撃(IDI):径0.013mの半球状
先端を有するダートに対して試験片を1.86m/秒の
一定速度でぶつける。
2、 ノツチ付アイゾツト衝撃(ジュール/mハツチ)
、:ASTM  D−256−84゜3、比粘度(ηs
p)  :メチルエチルケトン中、濃度0.8 g/ 
100 mA。温度25℃で測定。
4、粒度(ミクロン):本明細書で言う重量平均粒径D
wおよび数平均粒径Dnは両方とも光学的沈降分析計を
用い、エム・ジエイ・グレーブスらが発表した操作〔“
遠心式光学式沈降分析計を用いるサブシーブ(subs
ieve)粉体の粒度分析”プリティシュ・ケミカル・
エンジニアリング、工、742−744 (1964)
)に従って測定した。
重量平均粒度はインディアナ州、ニューアルバニイ、1
00コリテイ街、テクニイダイン社(Technidy
ne Carp、)’の粒度分析器モデル3000を用
いて測定し、データの解析はミイー(Mie )の光散
乱理論を適用した。
5、 ゲル百分率:試料をメチルエチルケトンに分散し
、遠心分離によってゲルを沈澱させた。上澄液を除き、
ゲルを乾燥した。乾燥したゲルの重量と試料中のゴム含
有量とからグラフト度を計算した。この方法は次の文献
に記載されている方法と同様である。ビ・ディ・ジエス
ナー(B、 D、 Ge5ner)“成る種のアクリロ
ニトリル−ブタジェン−スチレン樹脂の相分離”、ジャ
ーナル・ポリマー・サイエンス、パートA、3.382
5−3831(1965)およびエル・ディ・ムーア(
L、 D。
Moor)ら、′グラフトポリマーの分子構造の解析”
、アプライド・ポリマー・シンポジウム、ユ、67−8
0  (1968)。
6、IDI保持率ニアトラス・ニブコン(’At1as
U V CON、商標)の紫外/コンデンセイション・
スクリーニング装置を用い曝露試験を行なった。
試料を7日問および14日間次のサイクル試験にかけた
。すなわち、70℃で8時間曝露後、高湿度下55℃で
4時間暗所に放置し、次に30分間加熱した。アトラス
・ニブコン装置は長さ4フイートのF540UVB昼光
色蛍光灯4個を2列にならべ、400時間に1回回転さ
せ1回転毎に1灯を交換するようになっている。曝露前
後にIDIを測定しその保持率を求めた。この促進試験
によって、重合体混合物の長期耐候性を予測できる。
ス」ぎ例」=(比較例) この実施例では、粒度が異なるジエンゴムを含有する2
種のグラフト共重合体からなる従来法のポリブレンドの
調製法を例示する。
パートA 粒度が小さいグラフト共重合体の製造 固形分48%とゴム分散用石鹸(乳化剤)約3部とを含
有するブタジェン/アクリロニトリル(93: 7)ラ
テックス100部に水100部、ゴム分散用石鹸0.4
部、および過硫酸カリ0.61部を加えた。
この乳液を攪拌下に80℃に加熱した後、約3時間かけ
て、スチレン43部、アクリロニトリル18.5部、テ
ルピン1フ0.54部を加えた。この乳液をその後1時
間攪拌下に同温度に保った。次にこれを冷却し、硫酸マ
グネシウムを加えてグラフト共重合体ラテックスを凝固
し、水洗、乾燥した。えられたゴム・グラフト共重合体
中の技ポリマーと幹ポリマーとの比は約ioo:aoで
、重量平均粒度は約0.18ミクロンであった。
パートB 第1グラフト共重合体の製造オハイオ州アク
ロンのファイアストン・シンセティク・ラバー・アンド
・ラテックス社がジエン35として販売している可溶性
ブタジェンゴム12.6部をアクリロニトリル26.0
部とスチレン55.6部の混合液に溶解し、90°Cに
加熱した。
これに過酢酸t;ブチル0.02部、ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド0.072部、およびテルピルン0.11
部を連鎖移動剤および安定剤として加えた。この混合物
を攪拌下に約4時間90℃に保った後、テルピン1フ0
.66部をさらに添加した。
モノマーが23%転化したとき、この部分重合液を12
0部の水に分散し、これにスチレン5.1部と、懸濁剤
としてアクリル酸/2−エチルへキシルアクリレート共
重合体0.07部を加えた。えられた懸濁液を攪拌下に
150℃に加熱し残りのモノマーを4時間にわたって重
合した。次いで、冷却、遠心分離、洗浄、乾燥を行なっ
て、ゴム・グラフト共重合体を小球状ビーズとしてえた
。えられた生成物中の技ポリマーと幹ポリマーとの比率
は約100:14.5で、その中のゴムの重量平均粒度
は約0.9ミクロンであった。懸濁前の実際にはグラフ
トされていない共重合体中の重合しているアクリロニト
リルは25.6重量%で、一方懸濁重合完了後の実際に
はグラフトしていない共重合体中のアクリロニトリルの
全量は27.4重量%であった。
パートCインターポリマーの製造 スチレン/アクリロニトリル67.5 / 32.5部
、テルピルン0.22部からなる混合液を反応器の16
8℃に保った反応帯に約0.9時間の間連続的に供給し
た。この帯域はその容積の約65%が上記の液で充され
、残りは液相と実質的に平衡状態にある上記モノマーの
蒸気相である。この液相を連続的に取出し、揮発分を除
去し、重合したスチレン/アクリロニトリル67.5 
/ 32.5重量%の共重合体をえた。
バートD ポリブレンドの8周製 バンバリーミキサ−にパートAでえたゴム・グラフト共
重合体37部、バートBでえたゴム・グラフト共重合体
12部、パートCでえたインターポリマー57部、イル
ガノックス抗酸化剤2部、およびチヌビンP紫外線吸収
剤とチヌビン770光安定剤をそれぞれ最終混合物中に
1〜1.5重量%および0.2〜0.5重量%含有され
るに十分な量を入れ混合した。上記の安定剤はすべてニ
ューヨーク州アーズレイのチバ・ガイギー社が市販して
いるものである。えられた混合物は20部のゴムを含有
し、第1グラフト共重合体中のゴムはゴム・グラフト共
重合体の全量に対し15重量%であった。
大血拠叢 この実施例は本発明に従うもので、ゴムの85重量%(
ポリブレンドの全重量に対し17重量%)をブチルアク
リレートゴムで置換えると、耐候性が向上することを例
示するものである。
実施例1のパー)Aでえた共重合体の代りに、アクリル
ゴムを含有する第2グラフト共重合体を置きかえた本実
施例のポリブレンドを調製するため、実施例1のバート
Dと同様の方法で次の成分を混合した。
パー)Bでえた第1グラフト共重合体 22部バートC
でえたインターポリマー   21部第2グラフト共重
合体        57部(これはニューヨーク州シ
ェネクタディのゼネラル・エレクトリック社がジェロイ
(GEI、QY)1120という登録商標で市販してい
るブチルアクリレート共重合である) ジエロイ1120ブチルアクリレート共重合体の分析結
果は次のとおり:ゴム27〜32重量%、アクリロニト
リル15〜17重量%、スチレン51〜58重量%、η
5p25℃:0.44〜0.6(0,8%、メチルエチ
ルケトン溶液)、ゲル分率45%、Mw 122,00
0部Mn 65,000、Dwo、14、Dno、0B
このグラフト共重合体は、米国特許3,944,631
号に開示されている乳化重合法によって製造されており
、われわれの知る限りでは、スチレン−アクリロニトリ
ル技ポリマー用のグラフトならびに架橋剤としてジビニ
ルベンゼンを使用し、幹ポリマー用の架橋剤としてブチ
レングリコールジアクリレートを用いている。
このポリブレンドのニブコンを用いた7日間曝露の促進
耐候試験の結果は、IDIの保持率で測定した衝撃強度
は対照実施例1混合物の衝撃強度よりも高い値を示した
(表1)。
大血斑主 この実施例は本発明に従うもので、ゴムの85重量%(
ポリブレンドの全重量に対し17重量%)をEPDMゴ
ムで置換えると耐候性が向上することを例示するもので
ある。
実施例1のパー)Aでえた共重合体の代りに、EPDM
ゴムを含有す第2グラフト共重合を含む本実施例のポリ
ブレンドを調製するため、実施例1のパー)Dと同様の
方法で次の成分を混合した。
パー)Bでえた第1グラフト共重合体 22部パートC
でえたインターポリマー   15部第2グラフト共重
合体        63部(これはミシガン州ミツド
ランドのダウ・ケミカル社がローベル(ROVEL)7
01という登録商標で市販しているEPDM共重合体で
ある)ローベル701EPDM共重合体の分析結果は次
のとおり:ゴム25〜30重量%、アクリロニトリル2
0〜23重量%、スチレン47〜55重量%、η5p2
5℃:0.52(0,8%、メチルエチルケトン溶液)
、ゲル分率32〜33%、M−l 14.000. M
n 57,000〜67.000、D袈0.84、Dn
O,25゜このグラフト共重合体は米国特許3,489
,822号および3,819,765号に開示されてい
るように溶液または溶液−懸濁法で製造されており、わ
れわれの知る限りでは、5−エチリデン−2−ノルボー
ネンをジエンモノマーとして含有している。このポリブ
レンドのニブコンを用いた7日間曝拮の促進耐候試験の
結果は、IDIの保持率で測定した衝撃強度は対照実施
例1の混合物よりも高い値を示した(表1)。
清1」「(扛ス夏」−(比較±) この実施例は本発明に従うものでなく、実施例2および
3の夫々の混合物ではブタジェンゴムを少量(3重量%
)加えることによって衝撃強度が大巾に増加することを
例示する。
飽和のゴムを含む第2グラフト共重合体とスチレン・ア
クリロニトリル・インターポリマーとだけを含有する対
照実施例4および5のポリブレンドを調製するため、ジ
エンゴムを含むパートBの第1グラフト共重合体を用い
ず、十分な量のインターポリマー(パートCでえた)を
加えた以外は実施例2.3と同様の方法でポリブレンド
100部あたり飽和ゴム17部を含むものをえた。
実施例2.3のポリブレンドのアイシフト衝撃強度は本
対照実施例4.5のものより実質的に高い値を示した(
表1)。また意外にも前者の方が高い耐候性保持率を示
した。すなわち、ニブコン曝露後のIDI保持率は前者
の方が後者より大であった(表1)。ニブコン曝露14
日後の衝撃強度あるいは7日後の衝撃強度も3重量%の
ポリブタジェンゴム(これはこのような条件下で急速に
劣化する)に帰因するものとは考えられず、またこれら
4種の混合物はすべて飽和の耐候性ゴムを17重量%含
有するから、重量%2.3のIDI保持率は最良の場合
でも対照実施例4.5と同等にしかならず、ポリブタジ
ェンの分解副生物の攻撃によってむしろ低くなるであろ
うと予想された。
しかし結果は反対であって、この予期しない結果は図1
にさらに例示する。
図1はポリブタジェン・グラフト共重合体の添加により
耐候性が向上することを示すもので、グラフは、対照実
施例4のポリブレンド〔n−ブチルアクリレートゴム(
ジェロイ1120)を17重量%を含有する〕と実施例
2のポリブレンド(同n−ブチルアクリレートゴム17
重量%とポリブタジェンゴム3重量%を含有する)との
下記のニブコン曝露7日間後IDI保持率として測定し
た耐候性を、また対照実施例5のポリブレンド(EPD
Mゴム(ローベル701)を17重量%含有する〕と実
施例3の混合物(同EPDMゴム17重量%とポリブタ
ジェンゴム3重量%を含有する)との耐候性を比較して
いる。ニブコン曝露後、ポリブタジェン3重量%を含む
実施例2および3のポリブレンドは、飽和の耐候性ゴム
だけを含む対照実施例4および5の混合物と比較してI
DI保持率が高い。
尖施■エニ上■ IDI保持率を撰うことなく耐衝撃性を向上するための
ジエンゴムの最適含有量を求めるため、実施例〉と同様
に、但し、ジエンゴムをそれぞれ0.2.3.5、およ
び7重量%含有し、ゴム全含有量が20重量%の実施例
6〜10の混合物を調製した。結果を表1に示し、ブタ
ジェンゴムの含有率に対してIDI保持率ならびにアイ
ゾツト衝撃強度をプロットしたグラフを図2に示す。こ
れらの結果は、7日間のニブコン曝露で実質的衝撃強度
の低下を受けることなく、ブレンドの約6重量%までの
飽和ゴムを共役ジエンゴムで置換できること、また約5
重量%までは認められるほど低下なしに置換できること
を示している。飽和ゴムを共役ジエンゴムでどの程度ま
で置換えるかは、混合物の性質の意図するバランスによ
って決まる。
図2の左の縦座標は、ゴムの全量の約20〜23重量%
(ブレンドの4〜4.5重量%)を越える量まで共役ジ
エンゴム(ポリブタジェン)を混入した場合の耐候性保
持率を示し、右の縦座標は共役ジエンゴム(ポリブタジ
ェン)の含有量の増加に対する衝撃強度の増加を示す。
爽施叢工上二上↓ 実施例11〜14はさらに、ゴムの全量の中受量だけを
ジエンゴムで置換えたときの衝撃強度の著しい増力1を
示すものである。
こ\での試料は実施例2の操作に従って調製したが実施
例11ではブチルアクリレートゴムが13重量%を含有
されるよう、実施例12ではブチルアクリレートゴムが
10重重量とポリブタジェンゴムが3重量%含有さ水る
よう、実施例13ではブチルアクリレートゴムが200
重量%含有れるよう、実施例14ではブチルアクリレー
トゴムが17重量%とポリブタジェンゴムが3重量%含
有されるように、各グラフト共重合体およびインターポ
リマーの量を調節した。結果を表1および図3に示す。
表  1 □ 1°”20 0 0 500 24 −4°′″OO1
742497 5°′″0 17 0 77 86 176 0 0 
20 33 78 −= 11°“0 0 13 27 −− −−13°”0 
0 20 80 −− −−* ノツチ付(ジュール/
m) ** ユフ゛コン曝露後のIDI保持率(%)*** 
 対照例
【図面の簡単な説明】
図1.2、および3は本発明の重合体混合物の性能と本
発明の範囲外の重合体混合物の性能とを比較したグラフ
である。 出願  人 : モンサンド カンパニーFI6.1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(i)重量平均粒径D_Wが約0.6ないし約10ミ
    クロンの共役ジエンゴムからなる第1幹ポリマーと、芳
    香族モノビニリデン炭化水素と不飽和ニトリルとからな
    る第1枝ポリマーとからなる第1グラフト重合体と、 (ii)重量平均粒径D_Wが約0.05ないし約1ミ
    クロンのEPDMゴム、重量平均粒径D_Wが約0.0
    5〜約0.5ミクロンのアクリル酸アルキルゴム、およ
    びそれらの混合物からなる群から選ばれた飽和ゴムから
    なる第2幹ポリマーと、芳香族モノビニリデン炭化水素
    と不飽和ニトリルとからなる第2枝ポリマーとからなる
    第2グラフト重合体とからなり、 ゴムの全含有量が約5〜約40重量%であり、上記共役
    ジエンゴムと上記飽和ゴムとの重量比が約5:95〜約
    30:70であるポリブレンド。 2 さらに、芳香族モノビニリデン炭化水素と不飽和ニ
    トリルとからなるインターポリマーを含む、特許請求の
    範囲第1項に記載のポリブレンド。 3 前記共役ジエンゴムの粒径D_Wと前記飽和ゴムの
    粒径D_Wとの比が約1:1よりも大きい特許請求の範
    囲第1項に記載のポリブレンド。 4 第1枝ポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水素
    と不飽和ニトリルとの比が約90:10ないし約30:
    70である特許請求の範囲第1項に記載のポリブレンド
    。 5 第1枝ポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水素
    と不飽和ニトリルとの比が約90:10ないし約30:
    70である特許請求の範囲第2項に記載のポリブレンド
    。 6 第1枝ポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水素
    と不飽和ニトリルとの比が約80:20ないし約60:
    40である特許請求の範囲第1項に記載のポリブレンド
    。 7 第1枝ポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水素
    と不飽和ニトリルとの比が約80:20ないし約60:
    40である特許請求の範囲第2項に記載のポリブレンド
    。 8 第2枝ポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水素
    と不飽和ニトリルとの比が約90:10ないし約30:
    70である特許請求の範囲第1項に記載のポリブレンド
    。 9 第2枝ポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水素
    と不飽和ニトリルとの比が約90:10ないし約30:
    70である特許請求の範囲第2項に記載のポリブレンド
    。 10 第2枝ポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水
    素と不飽和ニトリルとの比が約80:20ないし約60
    :40である特許請求の範囲第1項に記載のポリブレン
    ド。 11 第2技ポリマー中の芳香族モノビニリデン炭化水
    素と不飽和ニトリルとの比が約80:20ないし約60
    :40である特許請求の範囲第2項に記載のポリブレン
    ド。 12 第1および第2の枝ポリマー中の芳香族モノビニ
    リデン炭化水素と不飽和ニトリルとの比が約80:20
    ないし約60:40である特許請求の範囲第1項に記載
    のポリブレンド。 13 第1および第2の枝ポリマー中の芳香族モノビニ
    リデン炭化水素と不飽和ニトリルとの比が約80:20
    ないし約60:40である特許請求の範囲第2項に記載
    のポリブレンド。 14 (i)重量平均粒径D_Wが約0.6ないし約1
    0ミクロンのポリブタジエンゴムからなる第1幹ポリマ
    ーと、スチレンとアクリロニトリルとからなり、その比
    が約80:20ないし約60:40である第1枝ポリマ
    ーとからなる第1グラフト重合体と、 (ii)重量平均粒径D_Wが約0.05〜約1ミクロ
    ンのEPDMゴム、重量平均粒径D_Wが約0.05〜
    約0.5ミクロンのアクリル酸n−ブチルゴム、および
    それらの混合物からなる群から選ばれた飽和ゴムからな
    る第2幹ポリマーと、スチレンとアクリロニトリルとか
    らなり、その比が約80:20ないし約60:40であ
    る第2枝ポリマーとからなる第2グラフト重合体とから
    なり、 ゴムの全含有量が約5〜約40重量%であり、ポリブタ
    ジエンゴムと飽和ゴムとの重量比が約5:95ないし約
    30:70であるポリブレンド。 15 さらに、スチレンとアクリロニトリルとからなり
    、その比が約80:20ないし約60:40であるイン
    ターポリマーを含む特許請求の範囲第14項に記載のポ
    リブレンド。 16 前記ポリブタジエンゴムの粒径D_Wと前記飽和
    ゴムの粒径D_Wとの比が約1:1よりも大きい特許請
    求の範囲第14項に記載のポリブレンド。 17 前記インターポリマーの比粘度が約0.4以上で
    ある特許請求の範囲第2項に記載のポリブレンド。 18 前記インターポリマーの比粘度が約0.45以上
    である特許請求の範囲第2項に記載のポリブレンド。 19 前記ジエンゴムと前記飽和ゴムとの比が約10:
    90ないし約20:80である特許請求の範囲第1項に
    記載のポリブレンド。 20 前記ジエンゴムと飽和ゴムとの比が約10:90
    ないし約20:80である特許請求の範囲第2項に記載
    のポリブレンド。 21 前記飽和ゴムがEPDMゴムである特許請求の範
    囲第1、3、14、又は16項のいずれかに記載のポリ
    ブレンド。 22 前記飽和ゴムがアクリル酸アルキルゴムであると
    ころの特許請求の範囲第1又は3項のいずれかに記載の
    ポリブレンド。 23 前記飽和ゴムがアクリル酸n−ブチルゴムである
    特許請求の範囲第14又は16項のいずれかに記載のポ
    リブレンド。
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