JPS6210091Y2 - - Google Patents

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JPS6210091Y2
JPS6210091Y2 JP10206082U JP10206082U JPS6210091Y2 JP S6210091 Y2 JPS6210091 Y2 JP S6210091Y2 JP 10206082 U JP10206082 U JP 10206082U JP 10206082 U JP10206082 U JP 10206082U JP S6210091 Y2 JPS6210091 Y2 JP S6210091Y2
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JP
Japan
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sheet
trimming
molding
molded
lifting
Prior art date
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JP10206082U
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English (en)
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JPS597825U (ja
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続押出成形ラインにおけるトリミン
グ装置に係り、特に成形されて送り出されるシー
ト状押出物を、トリミング装置の前後において所
定のトリミング位置まで昇降せしめる手段の改良
に関するものである。
一般に、熱可塑性樹脂の連続押出成形ラインに
おいては、第1図及び第2図に示されるように、
押出機2から連続的に押し出された熱可塑性樹脂
のシート(シート状押出物)Sは両縁部をクラン
プされた状態でチエーンコンベヤ4等にて成形装
置6に搬送され、この成形装置6にて所定の成形
操作を施された後、かかる成形操作の施されたシ
ートSは連続体のままトリミング装置8に送ら
れ、所定のトリミングによつて所望の成形品が取
り出されるのであり、またその抜きかすは連続体
として次の粉砕機10に送られて粉粒体に破砕さ
れた後、ブロアー12にて圧送されて前記押出機
2のホツパー14へ戻される。そして、そこで新
材と再生材とが混合させられ、押出機2にて再び
押し出されて再利用がはかられるのである。
ところで、従来のトリミング装置8において
は、第3図、第4図に示されるように、そのシー
ト入口側と出口側とに大型のエアシリンダ16が
トリミング装置8のフレーム18にそれぞれ固定
されており、これらエアシリンダ16のそれぞれ
のピストン20の下端にはバランススプリング2
2を介して門形吊具24が吊設され、更にその門
形吊具24の下端には、シートSの両縁部に沿つ
て延び、その下方からこれを支える1組の成形シ
ート受けレール26がそれぞれ吊されている。そ
して、トリミング装置8のトリミング作動ごと
に、1組のエアシリンダ16が周期的に伸縮して
成形されたシートSを受ける成形シート受けレー
ル26を昇降せしめて、所定のトリミング位置ま
で移動せしめ、トリミングに支障ないようにし、
残材は連続した帯状にて粉砕機10へ円滑に搬送
し得るようになつているのである。
しかしながら、前記エアシリンダ16はその特
性上微妙なスピードコントロールが困難で、しか
もそのストロークの正確な調整も困難である。そ
の上、成形シート受けレール26を昇降させるた
めには、前記トリミング装置8の前後2箇所にエ
アシリンダ16を設ける必要があるが、その若干
の設置距離が問題であつて、同一回路上に設けた
場合でも、2個のエアシリンダ16の作動には若
干のばらつきが生起するのである。そして、この
作動のばらつきのために、凸型の下型に成形品を
かぶせて凹型の上型を降下させてトリムする場合
にうまくかぶさらず、トリミング時にずれを生じ
て不良製品ができる虞が大であつたのである。
ここにおいて、本考案は、かかる事情に鑑みて
為されたものであつて、熱可塑性樹脂を所定の押
出機からシート状に押し出した後、そのシート状
押出物を成形装置に搬送せしめて所定の成形操作
を施し、次いでかかる成形操作の施されたシート
状押出物を連続体のままトリミング装置に搬送せ
しめてトリミングすることにより、所定の成形品
を取り出すようにした連続押出成形ラインにおい
て、成形シートの両縁部を支持する成形シート受
けレールの昇降速度とその昇降ストロークの厳密
な制御を可能とするトリミング装置を提供するこ
とを目的とするものである。
そして、かかる目的を達成するために、本考案
に係るトリミング装置は、該装置のシート入口側
と出口側とにそれぞれ電動モータによつて駆動さ
れる昇降手段を設け、該昇降手段にて前記成形装
置から導かれた成形シートを受ける成形シート受
けレールを昇降せしめて、所定のトリミング位置
まで移動せしめ得るようにしたことを特徴とする
ものである。
かくして、かくの如き本考案に従えば、従来の
エアシリンダ駆動に代えて、昇降モータによつて
駆動される昇降手段を該装置のシート入口側と出
口側に設けることによつて、成形シートの昇降運
動を電気的にコントロールすることが可能とな
り、それ故に成形シートの昇降速度の制御も、昇
降ストロークの制御も厳密に実施し得ることとな
り、成形シートを所定のトリミング位置まで確実
に移動せしめて、所望のトリミング操作に支障を
きたさぬようにし、切断不良製品の発生を効果的
に阻止し得るようにする等の優れた効果を奏し得
るのである。
以下、本考案に係るトリミング装置の一実施例
を示す図面にもとづいて、更に詳細に説明するこ
ととする。
先ず、第5図乃至第7図において、30はトリ
ミング装置であり、そのフレーム32は上部フレ
ーム34と下部フレーム36とが4本のコラム3
8によつて強固に結合されたものである。そし
て、パンチスライド40は上部フレーム34に固
定の油圧シリンダ42のラム44に取り付けられ
ており、前記4本のコラム38に案内されて上下
に移動可能とされている。そしてまた、パンチス
ライド40の下面には上型46が固定され、下部
フレーム36に据付けられたボルスタ48の上面
には下型50が固定されており、高圧の油が油圧
シリンダ42に供給されるとラム44が押し下げ
られ、パンチスライド40が降下し、上型46が
下型50の上へ押しつけられて、両型間に介在さ
せられる成形シートが所望の形状にトリミングさ
れるようになつている。
以上の構成に加えて、本装置においては、成形
シートのトリムに際して、該成形シートを昇降せ
しめる電気モータ駆動の昇降装置52が配設され
ている。
この昇降装置52は、トリミング装置30の前
後部、即ちシート入口側と出口側とにおいて、下
部フレーム36からの張り出し部54に、コラム
38に平行にそれぞれ立設された取付台56に取
り付けられている。そして、取付台56の上端に
はそれぞれ軸受58(第5図)が固定され、該軸
受58には、シートSの幅方向の2本の軸60が
それぞれ支承されている。また、第5図に示され
るように、前記軸60の一端には、減速機付の昇
降モータ62(昇降手段)がそれぞれ取付けら
れ、且つまた、該昇降モータ62は取付台56に
固定のステー64(第7図)に固定されている。
そして、軸60には前記軸受58の近傍にそれぞ
れスプロケツト66が固定され、このスプロケツ
ト66に噛み合うチエーン68の一端には、成形
シートの両縁部に沿つて延び、該シートを受ける
成形シート受けレール70の端部が吊されてお
り、チエーン68の他端には昇降運動を軽快にす
るためのバランスウエイト72がそれぞれ取付け
られている。
さて、連続押出成形ラインにおけるトリミング
装置では、搬送されるシートSと同一平面上にて
トリムする場合以外ではトリムを円滑にするため
に、該シートSを昇降せしめることが必要とされ
る。しかも、深絞り成形シートのトリムにあつて
は特に、シート入口側と出口側との2つの昇降装
置52が周期的に作動しなければ良好なトリムが
不可能となる。
従つて、上述のトリミング装置30の昇降モー
タ62には、このような理由から速度調整のため
のコントローラを備えたパルスモータが好適に使
用される。かくすることによつて、シート入口側
と出口側の2つの昇降モータ62が同角度だけ回
転する特性によつて、昇降装置52の昇降運動は
完全に同期させられるのであり、従来のように昇
降運動のばらつきによつて成形シートがうまく型
にかぶさらず、トリミング時にずれを生じて不良
製品ができる虞は全く解消されたのである。
更にまた、第6図における取付台56に装着さ
れたリミツトスイツチ74によつて前記成形シー
ト受けレール70の停止位置を所望の位置に定め
ることも可能となり、かくして、昇降装置52の
ストローク調整に対して、より一層の信頼性が得
られることとなつたのである。
なお、上述の実施例においては、昇降モータ6
2に完全な同期性を有するパルスモータを使用し
たのであるが、本考案は何等これに限定されるも
のではなく、例えばシンクロモータを使用しても
差支えなく、またその他の誘導モータでも他の手
段を付加して使用することが可能である。
また、昇降手段としてスプロケツト66、チエ
ーン68等を用いたが、その他の手段も勿論可能
であり、バランスウエイト72、リミツトスイツ
チ74等も他のものに代替することができる。
また、その他、本考案には、その趣旨を逸脱し
ない範囲内において、当業者の知識に基づいて
種々なる変形・改良などを加え得ることは言うま
でもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図はトリミング装置を含む一般の連続押出
成形ラインの平面略図であり、第2図は同じくそ
の正面略図である。第3図は従来のトリミング装
置の正面図、第4図はその側面図で、いずれも右
半分は型開き時、左半分は型締め時を示す。第5
図は本考案の一実施例の平面図、第6図はその正
面図、第7図はその側面図で、第6図、第7図は
右半分が型開き時、左半分が型締め時を示すもの
である。 2:押出機、6:成形装置、30:トリミング
装置、46:上型、50:下型、52:昇降装
置、62:昇降モータ(昇降手段)、66:スプ
ロケツト、68:チエーン、70:成形シート受
けレール、72:バランスウエイト、74:リミ
ツトスイツチ、S:シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱可塑性樹脂を所定の押出機からシート状に押
    し出した後、そのシート状押出物を成形装置に搬
    送せしめて所定の成形操作を施し、次いでかかる
    成形操作の施されたシート状押出物を連続体のま
    まトリミング装置に搬送せしめてトリミングする
    ことにより、所定の成形品を取り出すようにした
    連続押出成形ラインにおいて、 前記トリミング装置のシート入口側と出口側と
    にそれぞれ電動モータによつて駆動される昇降手
    段を設け、該昇降手段にて前記成形装置から導か
    れた成形シートを受ける成形シート受けレールを
    昇降せしめて、所定のトリミング位置まで移動せ
    しめ得るようにしたことを特徴とする連続押出成
    形ラインにおけるトリミング装置。
JP10206082U 1982-07-06 1982-07-06 連続押出成形ラインにおけるトリミング装置 Granted JPS597825U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206082U JPS597825U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 連続押出成形ラインにおけるトリミング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206082U JPS597825U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 連続押出成形ラインにおけるトリミング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS597825U JPS597825U (ja) 1984-01-19
JPS6210091Y2 true JPS6210091Y2 (ja) 1987-03-09

Family

ID=30240742

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JP10206082U Granted JPS597825U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 連続押出成形ラインにおけるトリミング装置

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JPS597825U (ja) 1984-01-19

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