JPS62100668A - 油入電気機器の内部診断方法 - Google Patents

油入電気機器の内部診断方法

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JPS62100668A
JPS62100668A JP60242349A JP24234985A JPS62100668A JP S62100668 A JPS62100668 A JP S62100668A JP 60242349 A JP60242349 A JP 60242349A JP 24234985 A JP24234985 A JP 24234985A JP S62100668 A JPS62100668 A JP S62100668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
valve
opened
gas
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP60242349A
Other languages
English (en)
Inventor
Yaichiro Takeda
竹田 弥一郎
Takeo Yoshioka
武男 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62100668A publication Critical patent/JPS62100668A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、油入電気機器の内部放電の有無を検出する
油入電気機器の内部診断方法に関するものである。
〔従来の技術〕
油入電気機器で内部放電が発生すると、絶縁油が分解し
て可燃性ガス(水素、アセチレン、プロパン、プロピレ
ン、イソブタン)を生ずることが知られている。
rOHMJ誌(’78/6.オーム社)、第113頁「
変圧器油中ガス自動分析装置の開発」では、変圧器の容
器の底部から一定1の油を計量して採油し、こノ試料油
にバブリングガスの気泡を送り込むことによって、気泡
中に溶は出した溶解ガスをガスjごめに集めてガス量を
計測し、ガスクロマトグラフで分析するものが示されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の方法は上記のように行われるので、内部放電によ
って生成されたガスが絶縁油中に均等になるように溶解
していないと、検出が困難である。
したがって、運転中の機器のように絶縁油が循環してい
る場合には、一定時間放置して均一化を図ればよいが、
工場試験等において絶縁油を循環させないで行う場合に
は適用できない。また、油量が多い場合に循環させると
しても均一化を図るには多くの時間が必要になり、放電
時のエネルギーが小さいと発生ガス量も少ないので、希
釈されて検出器の能力によって制限されるという問題点
があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、内部放電の発生の有無を精度よく検出できる
油入電気機器の内部診断方法を提供する。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る油入電気機器の内部診断方法は、′庖気
機器の容器の底部から所定の量の試料油を抽出して攪拌
し、攪拌によって抽出された溶解ガス内のアセチレンの
有無を検出するのを順次繰返して行うものである。
なお、アセチレンガスに注目した理由として、アセチレ
ンは局部加熱あるいは全体的な温度上昇では生成しない
ので、放電発生の判定の信頼度が高いためである。
〔作用〕
この発明における油入電気機器の内部診断方法は、内部
放電で発生したアセチレンガス(発生する数種のガスの
うち、最も量が多い)がhl」中(こ均等に溶解するの
が緩慢であるのを利用して、絶縁油の底部から抽出した
試料油中のアセチレンガスを検出することを順次繰返し
て行う。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。図に
おいて、(1)は第1の容器、(2)はコイル、(3)
は絶縁油、(4)〜(7)は電磁弁、(8)は第1の容
器(1)から所定の量、例丸ば全油量の1/200の油
を貯留できる第2の容器、(9)は攪拌装置、qlはア
セチレンガス検出器、αυは送油ポンプ、(6)は油回
収槽、Qは真空ポンプである。
電磁弁(4)の部分で変圧器本体と接続した後、電磁弁
(5) (7)を閉、(6)を開として真空ポンプ(8
)を起動する。所定の真空度に達したとき、電磁弁(6
)を閉、電磁弁(7)を開として真空ポンプ(8)を停
止する。電磁弁(4)を開として所定量の試料油を導入
する。次に攪拌装置(9)を起動して溶解ガス成分の抽
出を促進する。次ぎに電磁弁(4)を開として所定量の
油を@2の容器(8)の空問いっばいまで追加導入する
とともに抽出された可燃性ガスをアセチレンガス検出1
ttoに押し出して、アセチレンガスを計測する。
計測終了後、電磁弁(6)を開、電磁弁(7)を閉とし
て真空ポンプa3を起動して抽出ガス成分を排気する。
次いて、γa電磁弁7)を開とし真空ポンプ(至)を停
止する。電磁弁(5)を開とし、送油ポンプαυを起動
して油を回収槽04に回収する。以下、同じ操作をくり
返して、このときのアセチレンガス量を計測する。
このようにして、試験に供した試料油を区分導入しなが
ら、その区分毎にアセチレンガス量を知ることにより、
短時間で精度の高い内部放電の有無を判別することがで
きる。
ここでは−例について説明したが、以下の工夫を加える
といっそう効果が発揮できる。
(イ)アセチレンガス検出器を溶解ガス抽出部の第2の
容器内に収納するとともに、ヒーターを設ける。・・・
・・・・・・溶解ガスの抽出が容易になり、かつ、アセ
チレンガス検出器の感応が進行しゃすくなる。
(0)溶解抽出ガスのアセチレンガス量測定を逐次毎回
行なうことなく、2回に1回、あるいは3回に1回等間
欠測定が行われるよう電磁弁および送油ポンプの起動・
停止回路が備丸られていること。
(ハ)第2の容器の容積が可変にできること。・・・四
・・1回の試料導入量が対象とする油入機器油量の17
′100程度が適切であると思われる。
に)アセチレンがスセンサーの代替としてガスクロマト
グラフを用いてもよいが、この場合にはアセチレンガス
のみ出力としてとり出せればよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、絶縁油を底部から抽出してアセチレ
ンガスを検出し、順次繰返すことによって、微小の内部
放電でも高感度に検出できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す構成図である。 図において、(1)は第1の容器、(3)は絶縁油、(
8)は第2の容器、(9)は攪拌装置、QOはアセチレ
ンガス検出器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気機器が収容され絶縁油が封入された第1の容
    器の底部から所定の量の試料油を第2の容器に抽出する
    第1の工程と、上記第2の容器内の試料油を攪拌して溶
    解ガスを抽出する第2の工程と、抽出した上記溶解ガス
    内のアセチレンの有無を検出する第3の工程とを上記第
    1の工程から順次繰返して、上記第1の容器内の内部放
    電の有無を検出することを特徴とする油入電気機器の内
    部診断方法。
JP60242349A 1985-10-28 1985-10-28 油入電気機器の内部診断方法 Pending JPS62100668A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0607984A2 (en) * 1993-01-22 1994-07-27 Sentech Corporation Method and apparatus for sampling and detecting gases in a fluid
KR100485519B1 (ko) * 2000-06-24 2005-04-28 주식회사 포스코 변압기 절연유의 가스 추출장치
CN107525879A (zh) * 2017-09-26 2017-12-29 国网上海市电力公司 一种测定绝缘油中丙烷含量的方法

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