JPS62100480A - セラミツクス成形体の脱脂方法 - Google Patents
セラミツクス成形体の脱脂方法Info
- Publication number
- JPS62100480A JPS62100480A JP60238182A JP23818285A JPS62100480A JP S62100480 A JPS62100480 A JP S62100480A JP 60238182 A JP60238182 A JP 60238182A JP 23818285 A JP23818285 A JP 23818285A JP S62100480 A JPS62100480 A JP S62100480A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded body
- degreasing
- powder
- ceramic
- degreased
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、セラミックス製品の製造一般に好適に利用さ
れる。
れる。
「従来の技術−１
セラミックス製品は、通常セラミックス粉末に有機質成
形助剤を添加混合し成形後、加熱により脱脂し次いで高
温焼成して製造される。この場合製品の形状が複雑に々
るほど成形性を良くするために多罐の成形助剤の添加を
要する。
形助剤を添加混合し成形後、加熱により脱脂し次いで高
温焼成して製造される。この場合製品の形状が複雑に々
るほど成形性を良くするために多罐の成形助剤の添加を
要する。
然るに高性能な製品を得るには脱脂工程において成形助
剤を完全に除去することが不可欠とされている。
剤を完全に除去することが不可欠とされている。
「発明が解決しようとする問題点」
従来の脱脂方法では、昇温時に成形助剤が熱分解後急激
に膨張して成形体に発泡、割れ、亀裂等の不具合が生じ
るのを防止するため、昇温連層を極めて遅くし、数百時
間かけ°Ｃ脱脂を行っていたが、これでは製品コストが
高くなるうえ、生産性も悪くなるという問題点があった
。
に膨張して成形体に発泡、割れ、亀裂等の不具合が生じ
るのを防止するため、昇温連層を極めて遅くし、数百時
間かけ°Ｃ脱脂を行っていたが、これでは製品コストが
高くなるうえ、生産性も悪くなるという問題点があった
。
本発明は−に記問題点を解決し、短時間で曳好にセラミ
ックス成形体から脱脂する方法を提供することを目的と
する。
ックス成形体から脱脂する方法を提供することを目的と
する。
［−問題点を解決するだめの手段］
その手段は、セラミックス成形体を無機質粉末で覆い、
加圧雰囲気中で加熱して有機質成形助剤を除去するとこ
ろにある３、 ことで無機質粉末ｉ１成形助剤の分解温度で成形体中の
セラミックスと反応しないものであれば良く、一般的な
成形助剤に対してはアルミニウム、シリコン、チタン、
タンタル、ジルコニウム、マグネシウム、カルシウム、
ハフニウム、ボロンの酸化物、窒化物、炭化物又は炭窒
化物が挙げられる。かかる無機質粉末で成形体を覆う方
法としては、無機質粉末中に成形体を埋め込む方法、無
機質粉末をペースト状にｖ４製して成形体表面に塗付す
る方法等が挙げられる。
加圧雰囲気中で加熱して有機質成形助剤を除去するとこ
ろにある３、 ことで無機質粉末ｉ１成形助剤の分解温度で成形体中の
セラミックスと反応しないものであれば良く、一般的な
成形助剤に対してはアルミニウム、シリコン、チタン、
タンタル、ジルコニウム、マグネシウム、カルシウム、
ハフニウム、ボロンの酸化物、窒化物、炭化物又は炭窒
化物が挙げられる。かかる無機質粉末で成形体を覆う方
法としては、無機質粉末中に成形体を埋め込む方法、無
機質粉末をペースト状にｖ４製して成形体表面に塗付す
る方法等が挙げられる。
セラミックスが非酸化物の場合、加圧雰囲気は、ゲージ
圧力０．６〜１００ Ｋ１！／（ｄの窒素雰囲気が望ま
しい。
圧力０．６〜１００ Ｋ１！／（ｄの窒素雰囲気が望ま
しい。
「作用」
加圧雰囲気中で加熱することから、成形助剤が熱分解後
に急激に膨張するのが抑制される。
に急激に膨張するのが抑制される。
そして成形体を無機質粉末で覆っていることから、熱分
解によって生じ、成形体内部から表面に拡散してきた気
体が、表面から一気に雰囲気中に揮散するのではなく、
一旦無機質粉末中を通過してから揮散するため、成形体
内部と表面付近との成形助剤の濃度勾配が緩和される。
解によって生じ、成形体内部から表面に拡散してきた気
体が、表面から一気に雰囲気中に揮散するのではなく、
一旦無機質粉末中を通過してから揮散するため、成形体
内部と表面付近との成形助剤の濃度勾配が緩和される。
「実施例」
実施例１
重量基準で平均粒径４μｍのアルミナ粉末８０チ、ポリ
エチレン６チ、アクリル樹脂６チ、パラフィンワックス
４チ及びＤＢＰ４％を加熱混合し真空脱気し、温度７０
℃、圧力１００に−ｆ／ｃｄで射出成形して大きさ１１
０Ｘ１０Ｘ５０ｓの成形体を得た。次いでステンレス容
器に純度９９％。
エチレン６チ、アクリル樹脂６チ、パラフィンワックス
４チ及びＤＢＰ４％を加熱混合し真空脱気し、温度７０
℃、圧力１００に−ｆ／ｃｄで射出成形して大きさ１１
０Ｘ１０Ｘ５０ｓの成形体を得た。次いでステンレス容
器に純度９９％。
半均粒径２００μ層のアルミナ粉末を入れておき、その
中に上記成形体を１０本埋め込み、容器ごと電気炉内に
セットし、圧縮空気を用いてゲージ圧９Ｋｆ／−まで加
圧した後、速度１℃／分で昇温し、６００℃で５時間保
持し、速度２０℃／分で室温まで降温することによって
成形体から有機質成形助剤を除去して樹脂体を得た。
中に上記成形体を１０本埋め込み、容器ごと電気炉内に
セットし、圧縮空気を用いてゲージ圧９Ｋｆ／−まで加
圧した後、速度１℃／分で昇温し、６００℃で５時間保
持し、速度２０℃／分で室温まで降温することによって
成形体から有機質成形助剤を除去して樹脂体を得た。
脱脂体の表面及び内部について肉眼及び透過Ｘ線を用い
て検査したところ、どの脱脂体も亀裂が確認されず、良
好に脱脂されていた。
て検査したところ、どの脱脂体も亀裂が確認されず、良
好に脱脂されていた。
実施例２
成形体を覆うための埋め込み用粉末を純度９９チ以上、
試薬−級のシリカ粉末としたことを除くほかは実施例１
と同一条件で脱脂体を得て検査したところ、良好に脱脂
されていた。
試薬−級のシリカ粉末としたことを除くほかは実施例１
と同一条件で脱脂体を得て検査したところ、良好に脱脂
されていた。
実施例８
成形体を覆うための埋め込み用粉末を純度９９チ以上、
平均粒径５θμ屑の炭化ケイ素粉末としたことを除くほ
かは実施例１又は実施例２と同一条件で脱脂体を得て検
査したところ、良好に脱脂されてい友。
平均粒径５θμ屑の炭化ケイ素粉末としたことを除くほ
かは実施例１又は実施例２と同一条件で脱脂体を得て検
査したところ、良好に脱脂されてい友。
比較例１
炉内圧力を大気圧としたことを除くほかは実施例１、実
施例２又は実施例８と同一条件で脱脂体を得て検査した
ところ、表面に亀裂が確認されたものがアルミナ粉末に
埋め込んだ成形体では６本、シリカ粉末に埋め込んだ成
形体では８本、炭化ケイ素粉末に埋め込んだ成形体では
４本あった。
施例２又は実施例８と同一条件で脱脂体を得て検査した
ところ、表面に亀裂が確認されたものがアルミナ粉末に
埋め込んだ成形体では６本、シリカ粉末に埋め込んだ成
形体では８本、炭化ケイ素粉末に埋め込んだ成形体では
４本あった。
比較例２
成形体を覆うための埋め込み用粉末を使用しないことを
除くほかは実施例１と同一条件で脱脂体を得て検査した
ところ、表面に亀裂が確認されたものが８本、内部に亀
裂が確認されたものが５本あった。
除くほかは実施例１と同一条件で脱脂体を得て検査した
ところ、表面に亀裂が確認されたものが８本、内部に亀
裂が確認されたものが５本あった。
「発明の効果」
以上のように本発明脱脂方法によれば、短時間で良好に
脱脂することができる。
脱脂することができる。
手 続 補 正 ＊（自発）
昭和６０年１１月２０日
特許庁兼官宇賀道部殿 月？４
１、事件の表示
昭和６０年特許願 第２８８１８２号
２、発明の名称
セラミックス成形体の脱脂方法
８、補正をする者
事件との関係 特許出願人
〔住所〕 郵便番号 ４６７−９１
４、補正の対象
（１）明細書第８頁第６行目中、
「化物が挙げられる。」を「化物（ボロンの酸化物を除
く）が挙げられる。」に訂正します。
く）が挙げられる。」に訂正します。
以上
Claims (2)
- （１）セラミックスと有機質成形助剤とでなる成形体を
無機質粉末で覆い、加圧雰囲気中で加熱して有機質成形
助剤を除去することを特徴とするセラミックス成形体の
脱脂方法。 - （２）セラミックスが非酸化物の場合、加圧雰囲気が、
ゲージ圧力０．５〜１００ｋｇ／ｃｍ＾２の窒素雰囲気
である特許請求の範囲第１項記載のセラミックス成形体
の脱脂方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60238182A JPS62100480A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | セラミツクス成形体の脱脂方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60238182A JPS62100480A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | セラミツクス成形体の脱脂方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62100480A true JPS62100480A (ja) | 1987-05-09 |
Family
ID=17026386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60238182A Pending JPS62100480A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | セラミツクス成形体の脱脂方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62100480A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02172853A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-04 | Ngk Insulators Ltd | セラミックス焼結体の製造方法 |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP60238182A patent/JPS62100480A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02172853A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-04 | Ngk Insulators Ltd | セラミックス焼結体の製造方法 |
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