JPS6210042Y2 - - Google Patents

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JPS6210042Y2
JPS6210042Y2 JP1980137032U JP13703280U JPS6210042Y2 JP S6210042 Y2 JPS6210042 Y2 JP S6210042Y2 JP 1980137032 U JP1980137032 U JP 1980137032U JP 13703280 U JP13703280 U JP 13703280U JP S6210042 Y2 JPS6210042 Y2 JP S6210042Y2
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JP
Japan
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tool
gauge
sensor switch
machine
attached
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JP1980137032U
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JPS5759041U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ホブ盤とかせん盤等の工作機械に
おいて、加工量を所定の値に制御するための定寸
制御装置に、関するものである。
例えばホブ盤の工具ないしカツターは、摩耗に
対処すべく再々リグラインデイングされるが、こ
のような工具を用いてギヤ切削加工を行なうに先
立つて従来は、第4図aに示すように、被加工物
Wを微小量宛、工具T方向に前進させ、工具Tと
被加工物Wとが接触するに至る実線図示位置まで
の被加工物W前進量を求め、これに所要切込み代
dを加えた値から所定切込み量を求めて、加工時
に該量だけ被加工物Wを矢印A方向に前進させ
て、次いで矢印B方向に工具Tを送つて切込みを
行なうときにちようど所要切込み代dの切込みが
達成されるように図るとか、第4図bに示すよう
に、所定量dよりも少なく目に切込んで試し削り
を行ない、そこで加工寸法を測定し、所定量との
差△dだけ再送りを行なう等の手段が、採られて
おり、能率が不良であつた。
この考案の目的とするところは、このような不
都合を解消する、工作機械における新規な定寸制
御装置を、提供するにある。
図示の実施例について、この考案に係る定寸制
御装置の構成を説明すると、水平方向で可動のテ
ーブル1上の上下の支持部材2,3にワークアー
バー4上で歯車材を支持させるようにされ、また
上下方向で可動のホブヘツド5にホブ工具を取付
けるようにされていて、歯車材をテーブル1ごと
矢印A方向に沿い所定位置まで送つた上で、ホブ
工具をホブヘツド5ごと矢印B方向に沿い下降さ
せて、歯車材の切削加工を行なうように構成され
たホブ盤において、この考案は、次のように実施
されている。
すなわち、テーブル1に固定具6により基端を
固定して加工部S外方向へと延出させてある支持
バー7を設けてあり、この支持バー7の先端部上
には、固定具8にて固定したフレーム9に取付け
て高感度の第1のセンサースイツチ10A及び第
2のセンサースイツチ10B(以下、実施例の説
明では各センサースイツチを「高感度スイツチ」
と称することにする。)を、設けてある。他方、
機械端面上に固定されたボツクス11の上面に固
定具12により固定して支持枠13を設けてあ
り、この支持枠13上には、支持バー7の上方で
該支持バー7に直交する方向に沿わせて支持枠1
3に固定した工具取付軸14と、該工具取付軸1
4に平行させて支持枠13に固定した上下のプレ
ート15a,15b及び上方側のプレート15a
に螺合して下方側のプレート15b向きに突出さ
せた押えボルト15cより成るゲージ支持手段1
5とを、ゲージ支持手段15を高感度スイツチ1
0A,10B側に位置させて、設けてある。工具
取付軸14にはホブ工具Tを着脱可能に外挿して
取付け得るようにされており、またゲージ支持手
段15には加工済み歯車材相当の寸法を有するゲ
ージGを、両プレート15a,15b間で工具取
付軸14方向に遠近調節した上で押えボルト15
cを螺廻し該ボルト15cで押えて、取外し可能
に固定支持させる得るように、されている。工具
取付軸14及びゲージ支持手段15の高感度スイ
ツチ10A,10Bに対する相対的な配置は、上
記のようにホブ工具Tの取付け及びゲージGの固
定支持を行なわせると、該ホブ工具T及びゲージ
Gが高感度スイツチ10A,10Bと前記送り方
向Aにおいて直列せしめられるように、設定され
ている。また、高感度スイツチ10A,10Bと
工具取付軸14間の間隔は、ワークアーバー4と
ホブヘツド5の工具取付軸間の間隔に一致するよ
うに、図られている。
ゲージGは、工具取付軸14上の工具Tに一端
面を接当させてゲージ支持手段15に支持させる
こととされており、このゲージGの他端には大径
のヘツドGhを設けてあり、このヘツドGh端面へ
の接当により高感度スイツチ10A,10Bがオ
ン作動せしめられるように、図られている。各高
感度スイツチ10A,10Bは、例えば0.01mmの
繰返し精度のものとされているが、図示の場合に
は、第2の高感度スイツチ10Bを、第1の高感
度スイツチ10Aよりも例えば0.02mmといつた僅
少量だけ工具取付軸14及びゲージ支持手段15
から遠去けて、設けている。
図示のホブ盤は、歯切り加工を自動サイクルで
もつて行なえるものに構成されていて、第3図に
示す16は、自動サイクル起動釦を押すことによ
つて励磁せしめられ自動サイクル起動を行なうリ
レーである。そして、このリレー16の電源回路
には、第1の高感度スイツチ10Aのオン作動に
よりオンせしめられる常開型のリレースイツチ1
7と第2の高感度スイツチ10Bのオン作動によ
りオフせしめられる常閉型の他のリレースイツチ
18とを、直列させて挿入してある。
第1図において、19は、テーブル1を支持す
るテーブルサドルから垂設されたナツト部材20
に螺合された送りねじで、手動操作軸21をハン
ドル操作で回転させることにより回転せしめられ
てテーブル1送りを行なうものであり、また22
は、自動サイクル時にテーブル1を所定切込み量
が得られる位置まで前進させるべく、ピストンロ
ツドを上記送りねじ19に連結して設けた油圧シ
リンダである。
この考案に係る図示の定寸制御装置は、以上に
説明して来たように構成されていて、次のように
用いられる。すなわち、一連の歯車材について歯
切り加工を行なうに先立ち、使用するホブ工具T
を工具取付軸14に取付けると共に、加工済み歯
車材相当の寸法を有するゲージGを、ホブ工具T
に一端面を当てて、ゲージ支持手段15に支持さ
せる。そして、油圧シリンダ22は前進ストロー
ク端におき、テーブル1を手動操作軸21のハン
ドル操作により最後退位置から徐々に矢印Aのよ
うに前進させる。このときは、支持バー7が矢印
A方向に移動せしめられることにより、高感度ス
イツチ10A,10BがゲージG方向へと徐々に
近付き、先ず第1の高感度スイツチ10Aが、ゲ
ージGのヘツドGh端面に接当することでオン作
動せしめられ、リレースイツチ17がオンせしめ
られる。この状態に至ると、自動サイクル起動釦
を押しリレー16を励磁させることで自動サイク
ル運転に入ることが出来、この状態への到達は、
第1図に図示の補助パネル24上の青色パイロツ
トランプBLの点灯により知らされる。上記の手
動操作による矢印A方向への送りが過剰気味とな
つて、第2の高感度スイツチ10BもゲージGの
ヘツドGh端面に接当するに至ると、リレースイ
ツチ18がオフせしめられるから、自動サイクル
起動釦を押しても自動サイクル運転に入らない、
自動サイクル運転不能の状態となる。この状態
は、上記補助パネル24上の赤色パイロツトラン
プRLの点灯により知らされる。このときは、テ
ーブル1を矢印A反対方向に僅かに戻すことで、
上記の青色パイロツトランプBLは点灯を続け赤
色パイロツトランプRLは消えた状態を得ると、
再び自動サイクル運転可能な状態が得られる。
高感度スイツチ10A,10Bと工具取付軸1
4間の間隔が前記のように設定され、またゲージ
Gの寸法が前記のように設定されていることか
ら、上記した運転可能状態では、両高感度スイツ
チ10A,10B間の、前記の例えば0.02mmとい
つた作動距離差の範囲内で、油圧シリンダ22に
対し所定切込み量ないし所定切込み完了位置がセ
ツトされた状態となつている。すなわち、上記の
状態でワークアーバー4上に歯車材を設けホブヘ
ツド5にホブ工具Tを装備させたとすると、その
状態からホブヘツド5を下降させると歯車材に所
定切込み代での切削が施されることと、なつてい
る。したがつて、上記のような運転可能状態が得
られると、手動操作軸21とナツト部材20間を
クランプし、ホブ工具Tを工具取付軸14から取
外し、ホブヘツド5に該工具Tを装備させた上
で、自動サイクル起動釦を押し、自動サイクル運
転に入れば、油圧シリンダ22が縮小状態から最
伸長状態まで伸長動するときに、テーブル1が、
その上の歯車材が所定切込み完了位置に位置せし
められるように、前進せしめられ、次いでのホブ
ヘツド5の下降により歯車材に所要切込み代の切
削が施されることとなる。以後は、テーブル1の
後退、ホブヘツド5の上昇といつた順で、加工サ
イクルが進行する。
以上の実施例では、高感度スイツチ10A,1
0Bを支持バー7上に設けたが、この構成は勿
論、工具取付軸14及びゲージ支持手段15を支
持バー7上に設け、高感度スイツチ10A,10
Bを固定設置するように、変更してもよい。また
以上の実施例は、被加工物を所定切込み完了位置
まで送るべく構成された工作機械例において、こ
の考案を実施した例に係るが、工具を所定切込み
完了位置まで送るべくされた工作機械において
も、この考案を同様に実施できる。
以上の説明から明らかなように、この考案の工
作機械における定寸制御装置は、被加工物または
工具を支持して所定切込み完了位置まで送る機械
可動部1に取付けて加工部S外方向へと延出させ
た支持バー7と位置を固定して設けた支持枠13
とのうちの一方の上にセンサースイツチ10A,
10Bを、他方の上に工具Tを着脱可能に取付け
得る工具取付け手段14及びゲージGを該工具取
付け手段14方向に遠近調節して取外し可能に固
定支持させ得るゲージ支持手段15を、工具取付
け手段14へ取付けられる工具T及びゲージ支持
手段15に支持させるゲージGがセンサースイツ
チ10A,10Bと機械可動部1による送り方向
において直列せしめられるように配して、設け
て、工具取付け手段14へ取付けられた工具Tに
対しゲージG一端面を接当させてゲージ支持手段
15にゲージGを支持させた状態で機械可動部1
を送り動作させゲージG他端面によりセンサース
イツチ10A,10Bを作動させて、所定切込み
完了位置を予め検出できるように構成してなるも
のであつて、一連の加工前の段どり替えに際し、
作業容易な加工部S外においてセンサースイツチ
10A,10B作動で迅速に、且つ、使用する工
具Tそのものを用い精度良く、所定切込み完了位
置を検出でき、段どり替えを含めての加工能率を
大巾に向上させるものとなつている。
なお、この考案の一実施態様に従つて、前記セ
ンサースイツチとして、第1のセンサースイツチ
10Aとこの第1のセンサースイツチ10Aより
も僅少最大な送り量で作動せしめられる第2のセ
ンサースイツチ10Bとを、設け、第1のセンサ
ースイツチ10Aの作動により機械運転を可能に
すると共に第2のセンサースイツチ10Bの作動
により機械運転を不能にするように、構成すると
きは、所定切込み完了位置が検出された場合にの
み機械運転可能となつて安全であると共に、検出
作業自体も一層容易に行なえることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を装備したホブ盤
の側面図、第2図は同実施例要部の斜視図、第3
図は同実施例における電気回路の一部を示す簡略
回路図、第4図a,bはそれぞれ、従来方法を示
す説明図である。 T……ホブ工具、W……被加工物、S……加工
部、G……ゲージ、Gh……ヘツド、1……テー
ブル、4……ワークアーバー、5……ホブヘツ
ド、7……支持バー、9……フレーム、10A…
…第1の高感度スイツチ、10B……第2の高感
度スイツチ、13……支持枠、14……工具取付
軸、15……ゲージ支持手段、15a,15b…
…プレート、15c……押えボルト、16……リ
レー、17,18……リレースイツチ、19……
送りねじ、20……ナツト部材、21……手動操
作軸、22……油圧シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 被加工物または工具を支持して所定切込み完
    了位置まで送る機械可動部に取付けて加工部外
    方向へと延出させた支持バーと位置を固定して
    設けた支持枠とのうちの一方の上にセンサース
    イツチを、他方の上に工具を着脱可能に取付け
    得る工具取付け手段及びゲージを該工具取付け
    手段方向に遠近調節して取外し可能に固定支持
    させ得るゲージ支持手段を、工具取付け手段へ
    取付けられる工具及びゲージ支持手段に支持さ
    せるゲージがセンサースイツチと機械可動部に
    よる送り方向において直列せしめられるように
    配して、設けて、工具取付け手段へ取付けられ
    た工具に対しゲージ一端面を接当させてゲージ
    支持手段にゲージを支持させた状態で機械可動
    部を送り動作させゲージ他端面によりセンサー
    スイツチを作動させて、所定切込み完了位置を
    予め検出できるように構成してなる、工作機械
    における定寸制御装置。 2 前記センサースイツチとして、第1のセンサ
    ースイツチとこの第1のセンサースイツチより
    も僅少量大な送り量で作動せしめられる第2の
    センサースイツチとを、設け、第1のセンサー
    スイツチの作動により機械運転を可能にすると
    共に第2のセンサースイツチの作動により機械
    運転を不能にするように、構成してなる、実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の定寸制御装
    置。
JP1980137032U 1980-09-25 1980-09-25 Expired JPS6210042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980137032U JPS6210042Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980137032U JPS6210042Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5759041U JPS5759041U (ja) 1982-04-07
JPS6210042Y2 true JPS6210042Y2 (ja) 1987-03-09

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ID=29497129

Family Applications (1)

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JP1980137032U Expired JPS6210042Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54102675A (en) * 1978-01-31 1979-08-13 Hitachi Seiki Co Ltd Automatic measuring device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54102675A (en) * 1978-01-31 1979-08-13 Hitachi Seiki Co Ltd Automatic measuring device

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JPS5759041U (ja) 1982-04-07

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