JPS6199435A - エンベロ−プデイレ−測定方式 - Google Patents

エンベロ−プデイレ−測定方式

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JPS6199435A
JPS6199435A JP59221084A JP22108484A JPS6199435A JP S6199435 A JPS6199435 A JP S6199435A JP 59221084 A JP59221084 A JP 59221084A JP 22108484 A JP22108484 A JP 22108484A JP S6199435 A JPS6199435 A JP S6199435A
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amplitude
circuit
measurement
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Yuuji Amiki
網木 勇二
Hiroshi Hikima
引間 洋
Takehiko Yoshino
吉野 武彦
Isamu Misonoo
御園生 勇
Toshikazu Ikenaga
池永 敏和
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Shibasoku Co Ltd
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Shibasoku Co Ltd
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、信号伝送路のエンベロープディレーを測定す
る方式に関するものである。
更に詳述すれば、本発明は、伝送路に起因して生じるサ
グや振幅歪の影響を除去して正確なエンベロープディレ
ーを測定する方式に関するものである。
[従来技術] 従来から知られているエンベロープディレーの一般的測
定方法では、基準信号を有線により供給して測定を行う
構成を採っていたので、入出力が同一場所にある被測定
機器単体についてのみしかエンベロープディレーを測定
することができなかった。その結果、例えばテレビジョ
ン放送用中継放送機の測定においては当該中継放送機を
回線から切り離して測定用信号を入力する必要が生じた
。かくして、放送終了後の夜間作業時に測定を行わざる
を得ないことになり、測定を効率的に行い得ないという
欠点があった。
また、VITS(Vertical Interval
 Te5t Signa1)によって放送時間中に測定
することも試みられているが、この方法ではエンベロー
プディレー特性については高域の特性を測定することが
できず、不十分であった。
そこで、第3図に示す試験信号の如く、搬送波を約20
K)lzの正弦波で振幅変調した波形を1サイクルだけ
抜き出し、かかる試験信号をVBL(垂直帰線消去期間
)に多重し、伝送路の出力側において試験信号の包絡線
波形の遅延量を求め、これによってエンベロープディレ
ー量を測定する方法がとられていた(特開昭58−85
88号公報参照)。
しかし、このようなVBL多重形エンベロープディレー
測定方法によっても、伝送路にサグがある場合、ペデス
タルレベルをクランプしただけではサグの影響により測
定誤差を生じるという欠点があった。すなわち、第4図
に示す如く、真のエンベロープディレーflE2の他に
、サグによル誤差Elが生じる。
また、伝送路に振幅歪があった場合には、試験信号の包
絡線波形が振幅変化する。よって、固定したレベルで包
絡線波形の遅延量を判定すると、第5図1こ示すように
、振幅歪による誤差E3を生じるという欠点があった。
換言すれば、テレビジョン信号におけるVBLの1水平
走査期間にエンベロープディレー測定用信号を重畳して
送出し、また受信端においては、水平走査期間(水平同
期信号)をもとにして測定用の基準信号を再生し、もっ
て基準信号の送出を不要としているが(上記公開特許公
報参照)、この場合にもエンベロープディレーの゛°測
定原理”自体は公知の技術と大差はなく、受信側におけ
る測定回路の影響や、被測定伝送路で生じたサグの影響
によって測定精度が低下するという欠点がみられた。
このように、テレビジョン信号の垂直帰線消去期間内に
おける特定水平走査期間を用いて、テレビジョン映像信
号の伝送と両立したエンベロープディレー測定を行うこ
とは、測定回路のサグ補償回路および位相検波回路が複
雑となり、実用化が困難であった。
〔目  的] 本発明の第1の目的は、被測定伝送路で生じた測定信号
の従来方法によるサグ補償を不要とし、これによる測定
精度の低下を防止したエンベロープディレー測定方式を
提供することにある。
本発明の第2の目的は、被測定伝送路および受信側回路
の振幅特性の影響を排除して測定精度を高めたエンベロ
ープディレー測定方式を提供することにある。
[発明の構成] かかる目的を達成するために、本発明では、試験信号発
生部とエンベロープディレー測定部とを分離し、基準信
号情報を含んだ振幅変調試験波を被測定伝送路に送出す
るエンベロープディレー測定方式において、前記測定部
によって受信された前記試験波から前記振幅変調に対応
する包絡線信号を抽出すると共に、該包絡線信号を所定
時間だけ遅延させて遅延包絡線信号を生じさせ、該遅延
包絡線信号と前記包絡線信号とのレベル比較を行ってレ
ベル一致点を検出し、前記試験波に含まれる前記基準信
号情報に基づいて再生した基準信号の特定基準時刻と、
前記レベル一致点の発生時刻との時間差を検出し、該時
間差をエンベロープディレー量に変換することを特徴と
するものである。
本発明の好適実施例によれば、テレビジョン伝送路のエ
ンベロープディレー測定を行う際に、被測定伝送路に送
出せんとするテレビジョン信号の垂直帰線消去期間を用
いて、当該テレビジョン信号の色副搬送波周波数もしく
は同期信号周波数またはこれら双方を再生し、得られる
同期関連信号をもとに振幅変調試験波の重畳位置を固定
し、変調波の包絡線の波数で数えて工ないし数サイクル
分を前記テレビジョン信号に重畳して被測定伝送路に送
出し、当該伝送路の受端において、この信を 号を取り出して包絡線検波器で包絡線信号を再生しくこ
れをWlとし)、さらに伝送されてきたテレビジョン信
号から色副搬送波周波数もしくは同期信号周波数または
これら双方を再生し、得られる同期関連信号をもとに基
準信号を再生する(これをweとする)0次に、包絡線
信号Wlの1/2周期の遅延量を持つ遅延線に上述の信
号誓1を通過させてこの出力をw3とし、これら出力W
lおよびW3を電圧比較器で比較し、その出力をl11
5として、このW5を上述のW8と位相検波することに
よりエンベロープディレー量を測定することができる。
なお、上記においてW1〜w6までの符号は後述する第
1O図の説明に一致させて付したものである。
また、本発明の上記好適実施例について詳述すれば、ま
ず、間欠的に送出するエンベロープディレー測定用信号
の一部にその信号のセンタ電位と等しい振幅の水平サグ
補償用グレー信号を加えて送信し、受信側では水平サグ
補償のために、この信号の1/2H付近の電圧を数4s
にわたってサンプルホールドし、得られた電圧をエンベ
ロープディレー測定用信号における時間的中心位置のD
C電位としてゲート回路のDCバランスをとり、水平サ
グによるエンベロープディレー測定誤差を除去している
さらに、上述のゲート回路を通ったエンベロープディレ
ー測定用信号を一般に用いられている同期検波器で検波
し、得られたエンベロープ波形をその周期とほぼ等しい
遅延量を持つディレーラインに入力する。そして、その
入力信号とディレーラインの出力信号とを電圧コンパレ
ータで比較することにより、上記エンベロープ波形の半
値幅位置に対応してレベル変化する方形波を発生させる
。同期検波器の出力であるエンベロープ波形は水平サグ
補償が行われているので、上述のエンベロープディレー
測定用信号は被測定伝送路の周波数特性によって振幅が
増減したとしても、それによる半値幅位置の変化は生じ
ない、すなわち、上述の方形波のレベルが変化する時間
的位置が変化するのは、被測定伝送路にエンベロープデ
ィレー歪がある場合に限られる。
この方形波におけるレベル変化の時間的位置の変化量に
ついて、上述の受信再生した色副搬送周波数または同期
信号周波数をもとに生成した基準信号のレベルが変化す
る時間的位置と対比させ測定すれば、エンベロープディ
レー測定を正確に行うことができる。また、上述の方形
波に適当なディレーを与え、サンプルパルスを作り、デ
ィレーラインから送出される出力信号のピーク値をサン
プルホールドすれば、エンベロープディレー苧に影響さ
れない正確な振幅特性が得られる。
[実 施 例] 以下、実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明を実施するための概略回路構成を示す
0本図において4Aは同期回路であり、入力したテレビ
ジョン映像信号11に基づき、カラー副搬送波を基準と
して安定なジッタのない同期系を再生する。また、5は
ディジタル式の試験信号発生回路であり、同期回路4A
からの安定した同期によって位相の固定された試験信号
を発生する。
そして、多重化回路6においては、テレビジョン映像信
号の特定VBL期間におけるlライン上に43号を多重
する0以上により試験信号送出部20を構成する。
第2図(A)〜(C)は、試験信号送出部20からテレ
ビジョン映像信号伝送路12(第1図参照)へ送出され
る信号の概略波形図である。送出される信号は、図示の
通り、3種類がある。すなわち、第2図(A)に示す第
1の信号は、エンベロープディレー測定の開始を示し、
送出部と測定部の同期をとるために必要な識別信号であ
る。
第2図(B)に示す第2の信号は、サグ補償を行うため
の試験信号であり、後に詳述するDCレベルを設定する
ために用いる。
第2図(C)に示す第3の信号は、エンベロープディレ
ー特性および振幅特性を測定するための試験信号である
。この信号の中央部に示す包絡線は正弦波となっており
、後に詳述するように、測定を進めるにあたって、変調
波である測定周波数(wi送波周波数)をパラメータと
して測定ごとに順次変化させていく。
再び第1図に戻り、これを説明する。テレビジョン映像
信号伝送路12によってエンベロープディレーおよび振
幅歪を受けた信号は、測定部30に到達する。
測定部30は、同期回路4B、識別信号受信回路7、エ
ンベロープディレー・振幅特性測定回路9、データ処理
回路10により構成する。
測定部30の同期回路4Bは、送出部20の同期回路4
Aと同様に、テレビジョン映像信号に基づき、安定化さ
れた同期系と試験信号の多重位置を示す信号(多重位置
情報)とを識別信号受信回路7およびエンベロープディ
レー・振幅特性測定回路9に出力する。
識別信号受信回路7では、同期回路4Bから得られる多
重位置情報に基づいて、識別信号をテレビジョン映像信
号から抜き出す、かくして、第2図(A)に示す識別信
号がまず検出される。
エンベロープディレー舎振幅特性測定回路9では、識別
信号受信回路7から送出される識別信号に応答して1次
に到来するサグ補償用の試験信号(第2図CB)に示す
信号)を受信する。これによりエンベロープディレー特
性および振幅特性を測定するための試験信号(第2図C
C)に示す信号)のサグ補償を行う、サグ補償後、πラ
ジアンだけ遅延させた試験信号との比較を行うと、振幅
歪に影響されず且つ感度の一番高い部分でエンベロープ
ディレー量を測定することができる(詳細な具体的内容
については、後に説・明する)。
最後に、測定値をデータ処理回路10に与えて加算平均
し、その処理結果をCRTもしくはプリンタを用いて表
示する。この場合には、グラフ表示などが好適である。
本発明の一実施例を更に具体的に説明するために、各種
波形図および詳細ブロック図を参照して、以下に詳細な
説明を行っていく。
第6図(A)〜(D)はさらに詳細なエンベロープディ
レー測定用信号波形を示す。
ここで、第6図(A)は第2図(A)に示した識別信号
であるが、周波数Fhおよび1文を有するFSK信号を
示し、エンベロープディレー測定を行うための送信側(
送出部20)と受信側(測定部30)とを同期させるた
めの信号である。
第6図(B)は受信側(測定部30)でサグ補償を行う
ためのグレー信号波形を示す。
第6図(C)は100%AM変調を行ったエンベロープ
ディレー測定用信号波形を示す。
第6図(D)は第6図(C)に示した信号に対して、搬
送波周波数のみを変化させた状態を示している。すなわ
ち、個々のエンベロープディレー測定周波数に応じて搬
送波周波数をパラメータとして逐次変化させることによ
り、所望の測定周波数範囲を設定することが可能となる
!7111N(A)〜(E)は、エンベロープディレー
測定用信号の送出順序を時間の経過と共に詳しく描いた
ものである。
第8図(A)〜(E)は、第7図に示す測定用信号を被
測定伝送路に供給したとき、その伝送路で水平サグが発
生した場合の受信端における波形を示している。
第9図(A)〜(E)は、水平サグを伴ったエンベロー
プディレー測定用信号についてサグ補償を行い、元のエ
ンベロープ波形を再生する方法を示している。すなわち
、第9図(A)はサグ補償用の信リを示すものであり、
エンベロープディレー測定用信号に先行して送出される
(第7図(A)〜(E)参照)、これによりペデスタル
クランプを行って、補償用基準点PのレベルE0をサン
プルホールドしておく。
第9図(B)は、水平サグの発生したエンベロープディ
レー測定用信号をペデスタルクランプすることにより、
P点の電位E0が振幅2ESの中間になることを表して
いる。
第9図(C)は、測定用信号のゲートアウト波形を示す
ものである。すなわち、電圧EoによりDCバランスを
とり、クランプ後の信号(第9図(B)参照)をゲート
して水平同期信号を除去しである。
第9図(D)は、上記基準点Pのレベルを中心と、  
  して負側の信号を折返した波形を示す、すなわち、
電圧Eoを中心にした信号(第9図(C)参照)を両波
整流すると、Eoより下側の信号は一点鎖線で表わされ
るよう上側へ反転される。
第9図(E)は、第9図(D)に示した信号の搬送波を
ローパスフィルタで除去してエンベローフヲ再生した状
態を表している。これにより、本発明の位相検波に必要
な半値幅位置T点はサグ補償されていることが明らかで
ある。
第10図は、再生したエンベロープ波形から半値幅位置
を検出し、後述する同期関連信号から得た基準信号と位
相を比較し、エンベロープディレー量を測定する方法並
びに振幅特性を測定する方法について示しである。ここ
で、波形Wlは第9図で述べた手法によって再生された
エンベロープ波形を表している(被測定伝送路で水平サ
グが発生していたとしても、第9図(A)〜(E)に説
明した手法で除かれている)。
そして、波形Wlで示される信号をπ/2(πラジアン
相当)の遅延量を持つディレーラインに入力すると、そ
の出力波形はw3に示すような波形となる。さらに、波
形Wlと波形w3とを電圧コンパレータで比較すること
により、波形WlおよびW3のA点およびB点で信号レ
ベルの大小が反転することに起因して、波形w5で示す
方形波が出力される。この場合、波形W1の振幅が変化
すると波形W3の振幅も全く同量に変化するので、上記
A点およびB点における位相の変動は生じない、すなわ
ち、エンベロープディレー測定用信号が被測定伝送路の
周波数特性に応じて振幅変化したとしても、波形も!5
のD点は位相の変動を生じない。
波形W5におけるD点の位相が変化する条件は、エンベ
ロープディレー測定用信号が被測定伝送路のエンベロー
プディレーによりその位相が変化した場合に限られるの
で、同期関連信号から得た基部信号(波形W6)を用い
てD点とE点との位相差(時間差しに相当する)を測定
することにより、エンベロープディレー量を測定するこ
とができる。
また、波形W5のD点からπ/4(π/2ラジアン相当
)だけ遅延させたサンプルパルスFを生じさせ、このタ
イミングで、波形W3の0点をサンプルホールドすれば
、波形W8で表わされるように振幅Esのステップパル
スが得られる。これにより、エンベロープディレー測定
用信号の°振幅を取り出すことにより、被測定伝送路の
振幅特性を併せて測定することが可能となる。
第11図は、本発明を実施するために用いる測定部(受
信側装置)の詳細ブロック図である。
本図において、信号入力コネクタ31にはエンベロープ
ディレー測定を行うための信号が被測定伝送路(図示せ
ず)を介して入力される0次に、FM復調器32により
、FSK(周波数シフトキーイング)信号で形成された
識別信号(第6図(A)に示す信号)が復調され、送信
側(送出部)と受信側(測定部)との同期が行われる。
ペデスタルクランプ回路33は、同期分離回路57から
の信号に基づき、入力テレビジョン信号のペデスタルレ
ベルをクランプし、サグ補償回路34を用いて水平サグ
の補償を行う、そのタイミングはFM復調器32.デコ
ーダ35およびデコーダ61により設定される。
ゲート回路36はデコーダ81により制御され、エンベ
ロープディレー測定用信号のみが取り出され、る(第9
図(C)参照)0次に、同期検波回路(両波整流回路)
37ではその信号の包絡線検波がなされ(第9図(0)
参照)、位相補償されたローパスフィルタ38から包絡
線を表す信号が得られる(第9図(E)参照)。
ローパスフィルタ38の出力信号を電圧コンパレータ4
0の一方の入力端に入力し、また、ディレーライン39
を通ったフィルタ出力信号を電圧コンパレータ40の他
方の入力端に入力する。その結果として、電圧コンパレ
ータ40の出力端には、包絡線信号の半値幅位置に対応
した方形波(第1O図の波形−5参照)が得られる。こ
のパルスを位相検波回路41に入力し、水平カウンタ5
5のデコーダ56で作られた基準信号(第10図の波形
W6参照)と位相比較を行い、得られたDC電圧(位相
差に比例する)をアナログスイッチ(セレクタ)44に
入力する。
サンプル/ホールド回路43にはディレーライン39を
通った信号を入力し、また、電圧コンパレータ40から
の出力パルスをディレー回路42で所定時間だけ遅延さ
せ(第1O図の波形W7$照)、サンプル/ホールド回
路43に加える。これにより、ディレーライン3Sから
送出される信号のピーク価をサンプルホールドし、アナ
ログスイッチ(セレクタ)44に入力する。
アナログスイッチ(セレクタ)44は、位相検波回路4
1およびサンプル/ホールド回路43から送出されるD
C信号を導入し、これら信号を選択的にデコーダ56の
制御するタイミングに従ってA/Dコンバータ45に送
出する。 A/Dコン八−へ45はその48号をディジ
タル化し、ディジタル信号を導入したコントローラ46
は表示器47上にエンベロープディレー特性を表示させ
る。
また、48〜56は一般的なゲンロック回路を示す、す
なわち、カラーバースト−ゲート回路48を用いてカラ
ーバースト信号Aを分離する。49はセレクタ、50は
位相比較器である。
51は4 fsc(fsc =色副搬送波周波数 3.
579545にH2)を中心に発振する電圧制御形水晶
発振器(以下、VCOという)であり、その出力はt/
4分周器53により分周され、セレクタ52を介して位
相比較器50に加えられ、もってVCO51がカラーへ
−ストーゲート回路48の周波数×4にカラーロックさ
れる。 VCO51の出力信号は水平カウンタ55に供
給され、デコーダ5Gから送出される基準信号は既述の
位相検波回路41およびアナログスイッチ(セレクタ)
44に加えられる。
同期分離回路57および水平同期信号分離回路58によ
り水平カウンタ55はリセットされ、カウンタ55のス
タートが水平同期信号と一致される。
また、垂直同期信号分離回路59は垂直カウンタ60を
リセットし、これによりカウンタ60のスタートを垂直
同期信号と一致させる。そして、デコーダ61により、
垂直帰線消去期間内に送られてくるエンベロープディレ
ー測定用信号をゲートするためのパルス(すなわち、V
BLの特定1)1を選択するための信号)を形成する。
上述のテレビジョン映像信号が白黒信号の場合は、セレ
クタ49.52をA側からB側に切替え、VCo 51
の出力を1/910分周器54で分周し、水平同期信号
分離回路58から得られる水平同期信号にゲンロックさ
せて用いる。
第12図は、本発明を実施するために用いる伝送部(送
信側装置)の詳細ブロック図である0本図は、垂直帰線
消去期間内の特定水平走査期間を用いてエンベロープデ
ィレー測定用信号を発生させるよう構成した装置の一例
を示す。
図示した入力コネクタ100には、カラーテレビジ目ン
映像信号を入力する。また、148〜161で示す各ブ
ロックは、それぞれ、第11図に示した各ブロック48
〜81と同様な動作を行う、すなわち、148はカラー
バースト・ゲート回路、149はセレクタ、150は位
相比較器、151はVCo 、 152はセレクタ、1
53および154は分周器、155は水平力′ウンタ、
157は同期分離回路、158は水平同期信号分離回路
、159は垂直同期信号分離回路、180は垂直カウン
タ、1ullはデコーダを示す。
また、+80は各種の測定用信号波形を記憶しであるR
OM、182はD/Aコン/ヘータであり、一体として
ディジタル式信号発生回路を構成する。このディジタル
式信号発生回路から送出された出力信号をローパスフィ
ルタ184に導入し、もって第6図(A)〜(D)に示
した信号を順次VITSインサータ186に送出する。
そして、出力コネクタ190を介して被測定伝送路側に
エンベロープディレー測定用信号を送り出す。
なお、これまでの説明は、通常のテレビジョン放送につ
いて説明を行ってきたが、文字放送あるいはその他の一
般的なディジタル通信など、一般的な信号伝送路のエン
ベロープディレー特性を測定するに際しても、本発明を
適用し得ることは勿論である。
[効  果] 以上説明したとおり、本発明によれば、測定部(受信側
装置)にサグあるいは振幅補償を行うための特殊な手段
を挿入することなくエンベロープI    ディレーを
正確に測定し得るばかりでなく、送受装置および信号伝
送路をも含めた伝送系全体のエンベロープディレーを測
定することができるので、廉価にして精度よい測定をな
し得るという格別の効果が得られる。
また、本発明によれば、簡単な回路を付加するだけで被
測定伝送路の振幅特性も併せて測定することができるの
で、汎用性がある測定方式を実現することが可能となる
更に1本発明を繰り返し測定して加算平均を行うことに
より、雑音の影響による測定誤差を軽減したエンベロー
プディレー特性の測定を行うことができる。
本発明の一実施例では、テレビジョン映像信号に試験信
号を多重し、特別の方法によりエンベロープディレーを
測定しているため、テレビジ、ン映像信号伝送系のエン
ベロープディレー特性を、伝送路のサグや振幅歪に影響
されずに測定することができる。
更に、本発明の一実施例によれば、かかる効果に加えて
、次に殊挙するような利点が得られる。
■ 同期検波により両波整流を行っているので、低域周
波数の測定誤差が減少する。
■ 検波して得られたエンベロープ波形とπラジアンだ
け位相をずらした波形とを比較することにより、被測定
伝送路の振幅歪によるエンベロープディレーの測定誤差
をなくすと共に、測定感度を上げることができる。
■ 上記比較によって得られるパルスを適当なディレー
ラインに供給し、それによりサンプルパルスを生じさせ
、ディレーラインの出力信号のピーク値をサンプルホー
ルドすることにより、エンベロープディレー歪に影響さ
れない正確な振幅特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための概略回路構成を示すブ
ロック図、 第2図(A)〜(C)は試験信号送出部からテレビジョ
ン映像信号伝送路へ送出される種々の信号を示す概略波
形図、 第3図はVBL多重形エンベロープディレー測定に用い
る試験信号を示す波形図、 第4図は包絡線波形の遅延量がサグによって影響を受け
る様子を説明する波形図、 第5図は振幅歪によって包絡線波形の遅延量が変化する
様子を説明する波形図、 第6図(A)〜(D)はさらに詳細なエンベロープディ
レー測定用信号を示す波形図、 第7図(A)〜(E)はエンベロープディレ−7Tll
I定用信号の送出順序を示す波形図、 第8図(A)〜(E)は第7図に示す測定用信号を被測
定伝送路に供給したとき、その伝送路で水平サグが発生
した場合の受信端における出力状態を示す波形図、 第9図(A)〜(E)は水平サグを伴ったエンベロープ
ディレー測定用信号についてサグ補償を行い元のエンベ
ロープ波形を再生する方法を示す波形図、 第10図は再生したエンベロープ波形に基づいてエンベ
ロープディレー量および振幅特性を測定する方法を示す
波形図、 第11図は本発明を実施するために用いる測定部(受信
側装置)の構成を示す詳細ブロック図。 第12図は本発明を実施するために用いる伝送部(送信
側装置)の詳細ブロック図である。 4A、4B・・・同期回路、 5・・・試験信号発生回路、 6・・・多重化回路、 7・・・識別信号受信回路、 9・・・エンベロープディレーΦ 振幅特性測定回路、 10・・・データ処理回路、 11・・・テレビジョン映像信号、 12・・・テレビジョン映像信号伝送路20・・・試験
信号送出部。 30・・・測定部、 31・・・信号入力コネクタ。 32・・・FMi l器、 33・・・ペデスタルクランプ回路、 34・・・サグ補償回路、 35・・・デコーダ。 36・・・ゲート回路、 37・・・両波整流回路、 38・・・ローパスフィルタ、 38・・・ディレーライン、 40・・・電圧コンパレータ、 41・・・位相検波回路、 42・・・ディレー回路、 43・・・サンプル/ホールド回路、 44・・・セレクタ、 45・・・A/Dコンバータ、 48・・・コントローラ、 47・・・表示器、 48・・・カラーバーストψゲート回路、48・・・セ
レクタ。 50・・・位相比較器、 51・・・VCOl 52・・・セレクタ、 53・・弓74分周器、 54・・弓/810分周器、 55・・・水平カウンタ、 56・・・デコーダ、 57・・・同期分離回路、 58・・・水平同期信号分離回路、 58・・・垂直同期信号分離回路、 60・・・垂直カウンタ、 61・・・デコーダ、 100・・・入力コネクタ、          11
48・・・カラーバースト・ゲート回路、   114
9・・・セレクタ、 150・・・位相比較器、          115
1 ・VCOl 152・・・セレクタ、 153・・弓74分周器、 154・・弓/91O分周器、 155・・・水平カウンタ。 157・・・同期分離回路、 158・・・水平同期信号分離回路、 158・・・垂直同期信号分離回路、 160・・・垂直カウンタ、 tei・・・デコーダ、 180・・・ROM、 182・・・D/Aコン八−へ、 184・・・ローパスフィルタ、 18B・・・VITSインサータ、 190・・・出力コネクタ。 与許出願人   株式会社 シへツク 町出願人  日本放送協会 (理   大     弁理士  谷   義−第3図 第4図 とノ 第5図 E3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)試験信号発生部とエンベロープディレー測定部とを
    分離し、基準信号情報を含んだ振幅変調試験波を被測定
    伝送路に送出するエンベロープディレー測定方式におい
    て、 前記測定部によって受信された前記試験波から前記振幅
    変調に対応する包絡線信号を抽出すると共に、 該包絡線信号を所定時間だけ遅延させて遅延包絡線信号
    を生じさせ、 該遅延包絡線信号と前記包絡線信号とのレベル比較を行
    ってレベル一致点を検出し、 前記試験波に含まれる前記基準信号情報に基づいて再生
    した基準信号の特定基準時刻と、前記レベル一致点の発
    生時刻との時間差を検出 該時間差をエンベロープディレー量に変換することを特
    徴とするエンベロープディレー測定方式。 2)前記基準信号は、 前記振幅変調試験波を構成する振幅変調されてなる測定
    信号を生じさせるに必要な基準信号を、前記試験信号発
    生部にて前記基準信号情報から発生させるのと同一手法
    により再生することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のエンベロープディレー測定方式。 3)前記振幅変調されてなる測定信号は、 その振幅変調された測定信号を送出するに先き立ち送出
    されたサグ補償用グレー信号の時間的中心位置に等しい
    電圧レベルのセンター電位を有する信号とし、前記時間
    的中心位置に等しい電圧レベルを基準にして前記振幅変
    調された測定信号を抽出することによりサグ補償可能な
    信号としたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    のエンベロープディレー測定方式。
JP59221084A 1984-10-20 1984-10-20 エンベロ−プデイレ−測定方式 Granted JPS6199435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100643938B1 (ko) * 2000-11-23 2006-11-10 넥스원퓨처 주식회사 에이엠 변조신호의 캐리어 주파수 측정장치

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KR100643938B1 (ko) * 2000-11-23 2006-11-10 넥스원퓨처 주식회사 에이엠 변조신호의 캐리어 주파수 측정장치

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