JPS619937A - 転造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は歯車等を転造により底形する転造装置に関し、
より詳しくは、一対のラック型工具間で棒状素材を回転
させることによりその素材に歯形を成形する転造装置に
関するものである。

〔従来技術〕

一対のラック型工具間に丸棒状素材を配置し、両工具金
相対移動させることによりその間で素材ヲｕ転させ、こ
の素材に歯形等を成形する従来の転造装置では、加工中
に素材が振ｎることによって歯丁じにうねり誤差が生じ
る等の欠点が８つもそこで、加工中の素材の撮れ全防止
して精度の高い歯車を製造する装置が種々提案されてい
る。

例えば、ラック工具の両側もしくは片側に案内部材を＠
ジ付け、この案内部材によって素材を上下から押えつつ
回転さぜることによジ、ラック工具による転造加工中の
素材の振ｔ′Ｌ全防止するようにしたものである。この
ような案内部材を用いたものにも構成の異なるものがら
り、その１は、素材が案内部材と接触する部分の軸径と
、ラック工具によって歯形が成形さｎる部分の軸径との
相違に応じて、案内部材が素材とすベク接触をするもの
であり、その２は、素材の、案内部材と接触する部分の
回転ピッチ円径と、歯形が成形−６ｎる部分のピンチ円
径とが同一になるよう設定して、ある程度の押しつけ加
工を施すものである。しかしながら、第１のものは、上
下の案内部材の間隔と素材の軸径とを略同−にしである
ため、素材の上下方向への振れは防止することができる
が、軸方向への振几に対しては有効ではなかった。又、
第２のものは、強制的にワークを抑えつけているため、
素材の振九に対しては有効であるが、素材の接触部の軸
径が歯形成形部のコロガリピンチ円と同径でないと加工
することができず、素材の形状によって大きな制約を受
けるという欠点があっち〔発明の概要〕 本発明は以上の点Ｔ／ｃ鑑みなさｎたもので、案内部材
を、ラック型工具に対してその進行方向に向かって相対
移動可能に構成することにより、転造加工中の素材の振
れを防止しうるとともに、異なる外径金有する素材に対
しても適用することができる転造装置を提供するもので
ある。

〔発明の実施例〕

以下図示実施例に基づいて本発明を説明する。

第１図及び第２図は本発明の一実施例に係る歯車転造装
置を示すもので８９、一対のラック型工具（１）　、　
（２）が上下の工具台（３）、（４）にそ九ぞれ取り付
けられでおり１これら工具（１）　、　（２）の相対移
動によって両者間に配置さｎた丸棒状素材（５）全回転
させて、この素材（５）に歯形を成形する。各ラック型
工具（１）。

（２）ノ両１１１１　Ｋは案内部材（６）　、　（７）
　、　（８）＋　（９）が配置さｎている。これら案内
部材（６）　、　（７）　、　（ａｔ　、　（９）と工
具台（３）、（４）との間ＶＣは複数のローラα０）が
介装さ九て２ジ、案内部材（６’）　、　（７）　、　
（ａｔ　、　（９）は工具台（８１、＜４１及びラック
工具（１）　、　（２）　Ｋ対して、ラック工具の進行
方向に相対移動できるようになっている。本実施例では
、素材（５）の歯形が成形さｎる部分（５ａ）の軸方向
両側にそれぞｎ大径部（５ｂ）及び小径部（５ｃ）が形
成さｎており（第２図参照）、この軸径に応じて素材表
面が若干（例えば０．１關程度）押しつぶさｎるよう案
内部材（６Ｌ（γ）　、　（＋３１　、　（９）の高さ
が設定さｎる。なお、これら案内部材（６）〜（９）が
素材（５）　Ｖｃ接触する面は摩擦を大きくするため面
粗さの大きいものが好ｉしい。さらに、各案内部材（６
）　ｌ　（γ）、（１３）。

（９）の側部Ｖｃは、工具台（３）、（４）ＶＣ論定さ
ｎたホルダＣ１１ｌ　、　（１２）　、　０８）　、　
０４１が配置されている。こｎら各ホルダ（１１）　、
　（焔、　＜１３）　、　Ｃ１句の先端部には案内部材
（６）、（７）。

（ｓｌ　、　（９）側へ向けたフランジ（１１ａ）、（
１２ａ）、（１３ａ）。

（１４ａ）が設けらｎており、案内部材（６）、（７）
、　（８）　。

（９）はこのフランジ（１１ａ）、（１２ａ）、（１３
ａ）、（１４ａ）によって軌道逸脱が規制さＡ、−ｔ＊
ホルダ（１１）　、■、（１３Ｌ（１旬内側面によって
左右方向（素材（５）の軸方向）への動きが規制さバる
ようになっている。なお、ホルダのフランジ（１１ａ）
、（１２ａ）、（１３ａ）、（１４ａ）は必ずしも必要
ではなく、また上下に対向するホルダ０η。

（１９）及び（１２７、Ｃ１４１ｋそｎぞｎ一体に構成
することもできる。さらに、各ホルダＣ１１）　〜ｏａ
には孔（１１ｂ）、（１２ｂ）。

（１３ｂ）、（１４ｂ）が形成さｎ、ｃの孔（１１ｂ）
−（１４ｂ）内に収容さｆ′したスプリング（１１ｃ）
、（１２ｃ）、（１３ｃ）、（１４ｃ）によって位置決
めボール（１１ｄ）、（１２ａ）、（１３ａ）、（１４
１１）が各案内部材（６）〜（９）側へ付勢さｎている
。そして案内部材（６）〜（９）には位置決めボール（
１１ｄ）〜（１４ｄ）が係合しうるとともに案内部材（
６）〜（９）が移動した際ＶＣは容易に離脱可能な浅い
凹部（６ａ）　、　（７ａ）、　（８ａ）　。

（９ａ）が設けらｎて２り、これらボール（１１ｄ）−
（１４ｄ）と凹部（６ａ）〜（９ａ）とが係合した位置
が、転造加工を開始する初期位置となるよう設定してい
る。なお、初期位置の設定は他の手段により行ないうる
ことはいう迄もない。

以上の構成に係る歯車転造装置により転造カロエをする
場合には、第１図に示す如く、上下に対向配置さｎたラ
ック型工具（１）　＃　（２）の先端部（１ａ）、（２
ａ）間に丸棒状の歯車素材（５）全配置し、その後向ラ
ック型工具（１）　、　（２１を図示矢印方向に相対的
に移動させる。

上記両工具（１）　＋　（２）は第１図に破線で示すよ
うに進行方向後方に行くに従い次第に高くなるよう傾斜
状に形成さｎておジ、ラック型工具（１）　、　（２）
の前進に伴なつ又ラック歯が次第に素材（６）外面ＶＣ
深く喰み込んで歯形が成形さｎるようＶＣなっている。

上記転造工程において素材（５）Ｋ歯形が成形さｎる部
分（５ａ）と、その両側の案内部材（旬〜ｏ４）ＶＣよ
って抑えられる大径部（５ｂ）及び小径部（５Ｃ）との
Ｃろがクビンテ円が異なるため、ラック型工具（１）　
、　（２）の移動量と案内部材（６）〜（９）の移動量
とが異なり、この移動量の差を、案内部材（６）〜（９
）がラック型工具（１）　、　（２）に対して相対移動
しうろことにより吸収丁る。すなわち、素材（５ンの大
径部（５ｂ）側は歯形が成形される部分（５ａ）よりも
ピンチ円径が大きいので、この部分全案内する案内部材
ＣＩＱＩ　、（資）はラック型工具（１）　、　（２）
よりも前方へ進み、小径部（５ｃ）ＶＣ対応する案？３
部材Ｃ１ｔｌ　、　０：ｌ）は工具（１）　＋　（２）
よりモ遅ｎ−ｃ進むこととなる。

このように、ピニオン等の転造加工中における素材の振
れ全防止するために設けた案内部材を、ラック型工具に
対して相対移動可能に構成したので、より有効に素材の
振ｎｌ防止して精度のよい歯車を製造することができ、
また、素材の各部分の外径が異なっている場合にも適用
することができる。

なお、上記実施例では、案内部材を各工具の両側に設け
たが、片側だけに設けるようにし、でも良い。また、工
具台と案内部材との間にローラを介在させたが、こ几ら
両者がすベク接触するよう構成することもてきる。さら
に、上述した転造装置は、歯車の転造に限らず、ねじ、
セレーション。

スプライン、キー溝、チャンファ−等の加工にも応用し
うろことは勿論である。また、案内部材をねじ、セレー
ション、スプライン、キー溝、チャンファ−等の工具に
置きかえ、ギヤと同時加工ができるようにしても良い。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明装置によｎば、転造加工中の素
材の振れを有効に防止して精度の良い歯車等を製造する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示し、第１図は
側面図、第２図は横断面図である。 （１）　、　（２）　ニラツク型工具 （５）：素材 （６）　、　（γ）、　（ｓｊ　、　（９）：案内部付
文し・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一対のラック型工具と、これら各工具の側部に設けられ
   互に対向配置された案内部材とを備え、上記両ラック型
   工具を相対移動させて、これらラック工具間に挾持した
   素材を上記案内部材で案内しつつ回転させることにより
   転造加工を行なう転造装置において、上記案内部材を、
   ラック型工具に対してその進行方向に向かって相対移動
   可能に構成したことを特徴とする転造装置。