JPS6196092A - Ｃｒ系ステンレス鋼熱延鋼帯の酸洗方法 - Google Patents
Ｃｒ系ステンレス鋼熱延鋼帯の酸洗方法Info
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- JPS6196092A JPS6196092A JP59215097A JP21509784A JPS6196092A JP S6196092 A JPS6196092 A JP S6196092A JP 59215097 A JP59215097 A JP 59215097A JP 21509784 A JP21509784 A JP 21509784A JP S6196092 A JPS6196092 A JP S6196092A
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- stainless steel
- nitric acid
- time
- steel sheet
- pickling
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/02—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with acid solutions
- C23G1/08—Iron or steel
- C23G1/085—Iron or steel solutions containing HNO3
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
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- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はステンレス鋼の酸洗方法、特ＩＣＣｒ系ステン
レス鋼の熱延鋼板を８００〜１１００℃の高温で短時間
焼鈍した材料、あるいは熱延ままで、熱延板焼鈍を省略
した材料の酸洗方法に関するものでちる。
レス鋼の熱延鋼板を８００〜１１００℃の高温で短時間
焼鈍した材料、あるいは熱延ままで、熱延板焼鈍を省略
した材料の酸洗方法に関するものでちる。
（従来の技術）
熱間圧延ｔま、あるいは熱延後焼鈍されたＣｒ系ステン
レス鋼の酸洗法としては一般に連続焼鈍酸洗ライン（通
称好ライン）において、ショツトブラスト等のメカニカ
ルな予備脱スケールを施した後、硫酸および硝弗酸溶液
中において酸洗する方法が知られている。
レス鋼の酸洗法としては一般に連続焼鈍酸洗ライン（通
称好ライン）において、ショツトブラスト等のメカニカ
ルな予備脱スケールを施した後、硫酸および硝弗酸溶液
中において酸洗する方法が知られている。
しかし硝弗酸を使用するとＮＯｘの問題や、粒界腐食が
生する等の問題があることが判明し、その対策として、
特開昭５９−８３７８３号公報は硫酸水溶液に浸漬して
酸化スケールを除去する第１工程（（ａ） 、（ｂ）
、 （ｃ）の条件を満たす）と硝酸水溶液に浸漬させて
表面の汚れを除去する（スマット除去）と共に不働態化
処理する第２工程（（ｄ） 、 （＠）の条件を満たす
）よりなる酸洗方法を開示している。
生する等の問題があることが判明し、その対策として、
特開昭５９−８３７８３号公報は硫酸水溶液に浸漬して
酸化スケールを除去する第１工程（（ａ） 、（ｂ）
、 （ｃ）の条件を満たす）と硝酸水溶液に浸漬させて
表面の汚れを除去する（スマット除去）と共に不働態化
処理する第２工程（（ｄ） 、 （＠）の条件を満たす
）よりなる酸洗方法を開示している。
Ｃ１≧１０ ・・・・・・ （ａ）Ｃ１＋０．８
Ｔ、〉７６−（ｂ） Ｔ、≧５５ ・・・・・・ （、）−τＴ２”Ｔ
≦Ｃ２≦−６Ｔ２ ＋ ］「・・・・・・（ｄ）４０≦
Ｔ２≦８０ ・”−（ｅ） 本発明者らもＣｒ系ステンレス鋼の熱延鋼板を焼鈍省略
したもの、及び８００〜１１００℃の高温で短時間焼鈍
したものについての酸洗法會検討した。
Ｔ、〉７６−（ｂ） Ｔ、≧５５ ・・・・・・ （、）−τＴ２”Ｔ
≦Ｃ２≦−６Ｔ２ ＋ ］「・・・・・・（ｄ）４０≦
Ｔ２≦８０ ・”−（ｅ） 本発明者らもＣｒ系ステンレス鋼の熱延鋼板を焼鈍省略
したもの、及び８００〜１１００℃の高温で短時間焼鈍
したものについての酸洗法會検討した。
特１１ＣＣｒ系ステンレス鋼は薄板の製品表面特性とし
て、光沢の良好なこと、ＢＡ製品ではが一ルドダストと
呼ばれる表面欠陥の生じないことが要求される。
て、光沢の良好なこと、ＢＡ製品ではが一ルドダストと
呼ばれる表面欠陥の生じないことが要求される。
また、硫酸や塩酸デスケーリング後のスマット処理とし
て硝酸による処理を検討した。その結果スマット除去に
関しては特開昭５９−８３７８３号公報忙述べられてい
る通り硝酸濃度が大でかつ時間が長い程有効であるが、
実は硝酸中においても粒界腐食が生ずることを見出し、
この点からＨＮＯ。
て硝酸による処理を検討した。その結果スマット除去に
関しては特開昭５９−８３７８３号公報忙述べられてい
る通り硝酸濃度が大でかつ時間が長い程有効であるが、
実は硝酸中においても粒界腐食が生ずることを見出し、
この点からＨＮＯ。
濃度、温度１時間が規制されることを見出した。
（発明が解決しようとする問題点）
Ｃｒ系ステンレス鋼熱延板は熱延のままで焼鈍を省略し
たり、あるいは８００〜１１００℃の温度範囲で１０分
以内の高温短時間熱処理後の冷却中に鋭敏化する可能性
があり、これをＨ２ＳＯ４やＨＣｔでデスケーリング後
に％ＨＮＯ，中でスマット処理をすると、ごく表層の粒
界に粒界腐食が生じ、その後の冷間圧延時に最表面が粒
界割れ状となり、製品板では肌荒れとなって、製品の光
沢を害し、光輝焼鈍板のゴールドダストの原因となる。
たり、あるいは８００〜１１００℃の温度範囲で１０分
以内の高温短時間熱処理後の冷却中に鋭敏化する可能性
があり、これをＨ２ＳＯ４やＨＣｔでデスケーリング後
に％ＨＮＯ，中でスマット処理をすると、ごく表層の粒
界に粒界腐食が生じ、その後の冷間圧延時に最表面が粒
界割れ状となり、製品板では肌荒れとなって、製品の光
沢を害し、光輝焼鈍板のゴールドダストの原因となる。
本発明はＨＮＯ，Ｋよるスマット処理のかかる問題点を
解決したものである。
解決したものである。
（問題を解決するための手段）
以下、本発明の詳細な説明する。
Ｈ２ＳＯ４やＨＣｌで酸洗しデスケールを完了した試験
片を各也濃度の硝酸中で温度、時間を変更して浸漬試験
し、スマット処理状況を調査し、更に曲げテストを実施
して粒界腐食の発生の有無を調査した。更にスマット処
理として、Ｈ２ＳＯ４やＨＣｔによるデスケーリング後
に、メカニカルに除去する方法としてナイロンを主とし
たブラシ忙よる除去法との併用も合わせて検討した。そ
の結果、表面に傷をつけない程度の範囲でブラシによる
メカニカル除去法は有効で、スマ２． ）処理に要する
ＨＮＯ。
片を各也濃度の硝酸中で温度、時間を変更して浸漬試験
し、スマット処理状況を調査し、更に曲げテストを実施
して粒界腐食の発生の有無を調査した。更にスマット処
理として、Ｈ２ＳＯ４やＨＣｔによるデスケーリング後
に、メカニカルに除去する方法としてナイロンを主とし
たブラシ忙よる除去法との併用も合わせて検討した。そ
の結果、表面に傷をつけない程度の範囲でブラシによる
メカニカル除去法は有効で、スマ２． ）処理に要する
ＨＮＯ。
濃度、温度１時間を軽減し、粒界腐食の防止に有効であ
るが、メカニカルな方法のみではスマット除去は完結せ
ず、）ＩＮＯ，によるケミカル作用が有効であることが
判明した。
るが、メカニカルな方法のみではスマット除去は完結せ
ず、）ＩＮＯ，によるケミカル作用が有効であることが
判明した。
そこでメカニカル作用の有、無の条件において、スマッ
トを除去し、かつ粒界腐食を生じないＨＮＯ３濃度、温
度、時間の条件を求めた結果第１図、第２図の通りとな
った。供試した材料は１７Ｃｒ系。
トを除去し、かつ粒界腐食を生じないＨＮＯ３濃度、温
度、時間の条件を求めた結果第１図、第２図の通りとな
った。供試した材料は１７Ｃｒ系。
１ ＢＣｒ系を主としたフェライト系ステンレス鋼板の
熱延まま材と、８００〜１１００℃の温度範囲で短時間
熱処理（連続焼鈍）をした材料をショットプラストや砂
鉄を高圧水で吹きつけるメカニカル予備デスケーリング
を施した後、 ２ｙ０１１／ｌ Ｈ２Ｓｏ４９０℃で４
０秒から６０秒浸漬して脱スケールを行ない、スクラバ
ーを経由したもの、しないものを使用して、）［ＮＯ，
によるスマット処理実験を実施した結果である。
熱延まま材と、８００〜１１００℃の温度範囲で短時間
熱処理（連続焼鈍）をした材料をショットプラストや砂
鉄を高圧水で吹きつけるメカニカル予備デスケーリング
を施した後、 ２ｙ０１１／ｌ Ｈ２Ｓｏ４９０℃で４
０秒から６０秒浸漬して脱スケールを行ない、スクラバ
ーを経由したもの、しないものを使用して、）［ＮＯ，
によるスマット処理実験を実施した結果である。
第１図の通り、硝酸濃度が５１７！以下（図中点Ａ、Ｂ
以下）ではメカニカル作用を併用しても完全表スマット
処理は得られなかった。硝酸濃度が増加するとスマット
処理は進み、特に温度の上昇と合わせてスマット処理は
良好となるが、ＨＮＯ３による粒界腐食を起こしやすく
なる。したがってその点での限界が生じ、１００１１／
ｌ ＨＮＯ，では４０℃以上、５ＩＩ／１ＨＮ０３では
９０℃以上で（点ＣｌＢ以上）は粒界腐食が顕著となる
。点Ｃ，Ｂの関係はｙ（硝酸濃度（ｇ／１））＝１７６
−坦ＸＸ（液温（６））で表示される。したがって点Ｃ
，Ｂを超えないことが必要である。又硝酸濃度が１００
ＩＩ／ｌを超えると粒界腐食が起こるので点り、Ｃを超
えないことが必要である。液温は３０℃以下では反応時
間が遅く、スマット処理が不十分である。したがって液
温は３０℃（点Ａ、Ｄ）よりも高温が望ましい。
以下）ではメカニカル作用を併用しても完全表スマット
処理は得られなかった。硝酸濃度が増加するとスマット
処理は進み、特に温度の上昇と合わせてスマット処理は
良好となるが、ＨＮＯ３による粒界腐食を起こしやすく
なる。したがってその点での限界が生じ、１００１１／
ｌ ＨＮＯ，では４０℃以上、５ＩＩ／１ＨＮ０３では
９０℃以上で（点ＣｌＢ以上）は粒界腐食が顕著となる
。点Ｃ，Ｂの関係はｙ（硝酸濃度（ｇ／１））＝１７６
−坦ＸＸ（液温（６））で表示される。したがって点Ｃ
，Ｂを超えないことが必要である。又硝酸濃度が１００
ＩＩ／ｌを超えると粒界腐食が起こるので点り、Ｃを超
えないことが必要である。液温は３０℃以下では反応時
間が遅く、スマット処理が不十分である。したがって液
温は３０℃（点Ａ、Ｄ）よりも高温が望ましい。
一方、特に粒界腐食の進展にはＨＮＯ，との接触時間の
影響が大きく、硝酸の濃度との関係で規制しなければな
らないことが判明した。
影響が大きく、硝酸の濃度との関係で規制しなければな
らないことが判明した。
スクラバーの使用の有、無においてスマット処理を完結
し、かつ粒界腐食を起こさない時間を求めた結果、第２
図に示す通り、硝酸濃度が８０１１７１以上では、２０
秒以上で粒界腐食が生じる（図中点ｄ、ｃ以上）。
し、かつ粒界腐食を起こさない時間を求めた結果、第２
図に示す通り、硝酸濃度が８０１１７１以上では、２０
秒以上で粒界腐食が生じる（図中点ｄ、ｃ以上）。
すでに述ぺた通り１００．９７Ａ以上では粒界腐食が生
じる（点ｅ、ｂ以上）。硝酸濃度が５０１／１では４０
秒以上で、８０１１／ＩＩでは２０秒以上で粒界腐食が
生じる。（点ｓａｄ以上）。硝酸濃度が５０１１／ｌ以
下では浸漬時間の影響は回着でなくなり、第１図の液温
の影響が大である。浸漬時間としては９０秒以上（点ｇ
、ｆ）では酸洗能率を阻害する。なおＨＮＯ３５ｌ／ｌ
以下では９０秒でスマット処理は不十分（点ａｓｇ以下
）であり、ＨＮＯ３濃度が５１／ｌ〜１００．９／ｌに
おいても５秒以下の浸漬（点ａ＋ｂ以下）ではスマット
処理が不十分である。
じる（点ｅ、ｂ以上）。硝酸濃度が５０１／１では４０
秒以上で、８０１１／ＩＩでは２０秒以上で粒界腐食が
生じる。（点ｓａｄ以上）。硝酸濃度が５０１１／ｌ以
下では浸漬時間の影響は回着でなくなり、第１図の液温
の影響が大である。浸漬時間としては９０秒以上（点ｇ
、ｆ）では酸洗能率を阻害する。なおＨＮＯ３５ｌ／ｌ
以下では９０秒でスマット処理は不十分（点ａｓｇ以下
）であり、ＨＮＯ３濃度が５１／ｌ〜１００．９／ｌに
おいても５秒以下の浸漬（点ａ＋ｂ以下）ではスマット
処理が不十分である。
以上の第１図、第２図の範囲を式で表示すれば次のよう
になる。
になる。
第１図において、Ｘを硝酸温度（６）、ｙを硝酸濃度（
１１／ｌ ）とすると、 ３０＜ｘ＜４０において５＜３Ｆ＜１００
（１）４０≦ｘ〈９０において５ （ｙ ＜ １７
６−− ｘ （２）第２図において、ｔを硝酸
酸洗時間（秒）とすると、 ５＜ｙ＜ ５０において ｓ＜ｔ＜９ｏ
（３）５０≦ｙ＜ ５ｏＶｃおいて１５＜３ｔ＜−
２ｙ＋２２０ （４）８０≦７（１００において ｓ
ａｔ＜２ｏ （５）となり、硝酸の温度、
濃度、酸洗時間の上記各式を満足する条件が第１図、第
２図の範囲となる。
１１／ｌ ）とすると、 ３０＜ｘ＜４０において５＜３Ｆ＜１００
（１）４０≦ｘ〈９０において５ （ｙ ＜ １７
６−− ｘ （２）第２図において、ｔを硝酸
酸洗時間（秒）とすると、 ５＜ｙ＜ ５０において ｓ＜ｔ＜９ｏ
（３）５０≦ｙ＜ ５ｏＶｃおいて１５＜３ｔ＜−
２ｙ＋２２０ （４）８０≦７（１００において ｓ
ａｔ＜２ｏ （５）となり、硝酸の温度、
濃度、酸洗時間の上記各式を満足する条件が第１図、第
２図の範囲となる。
以上のようにＣｒ系ステンレス鋼即ち、５ＵＳ４３０゜
ＳＵＳ ４１０８ 等（ＪＩＳ規定）のステンレス鋼の
酸洗法としてのスマット処理条件としてＨ２ＳＯ４やＨ
Ｃｌによる脱スケール後のスマットを処理し、かつ粒界
腐食の生じないＨＮＯ，スマット処理条件として第１図
の点ＡＢＣＤで囲まれた硝酸濃度と液温の条件が求まり
、この硝酸濃度に対して、第２図の点ａ。
ＳＵＳ ４１０８ 等（ＪＩＳ規定）のステンレス鋼の
酸洗法としてのスマット処理条件としてＨ２ＳＯ４やＨ
Ｃｌによる脱スケール後のスマットを処理し、かつ粒界
腐食の生じないＨＮＯ，スマット処理条件として第１図
の点ＡＢＣＤで囲まれた硝酸濃度と液温の条件が求まり
、この硝酸濃度に対して、第２図の点ａ。
ｂ ＊ ｅ ｅ ｄ ＋ ＠ ＋ ｆ ＊ ｇで囲まれ
た濃度−酸洗時間の条件即ち、上記各式を満足する条件
が望ましい範囲でちる。なお実験の結果、硝酸によるス
マット処理としては硝酸液中に浸漬する方法、硝酸をス
プレーする方法共に、第１図、第２図の酸洗時間範囲が
良好なことが判明した。以下に本発明の実施例について
述べる。 “ （実施例） 通常の１７Ｃｒ系ステンレス鋼（ＳＵＳ ４３０ ）及
び、１３Ｃｒ系ステンレス鋼（ＳＵＳ ４１０Ｓ ）
を熱延し、８００℃〜６００℃の範囲で巻取ったもの
、及びそれらの銅帯を９００℃と１０００℃の間で短時
間熱処理したものを、砂鉄を含んだ高圧水を吹きつけて
メカニカルデスケーリングした後、３００１１／ｌＨ２
ＳＯ４の９０℃の酸洗槽を４０〜９０秒浸漬時間を取っ
て通過させた。その後槽間スクラバーを使用してメカニ
カルにスマット処理を加えたものと、加えないものを硝
酸スプレ一槽においてスマット処理をした。硝酸濃度は
３ｏ、９／１ 、５ｏ１／ｌ 。
た濃度−酸洗時間の条件即ち、上記各式を満足する条件
が望ましい範囲でちる。なお実験の結果、硝酸によるス
マット処理としては硝酸液中に浸漬する方法、硝酸をス
プレーする方法共に、第１図、第２図の酸洗時間範囲が
良好なことが判明した。以下に本発明の実施例について
述べる。 “ （実施例） 通常の１７Ｃｒ系ステンレス鋼（ＳＵＳ ４３０ ）及
び、１３Ｃｒ系ステンレス鋼（ＳＵＳ ４１０Ｓ ）
を熱延し、８００℃〜６００℃の範囲で巻取ったもの
、及びそれらの銅帯を９００℃と１０００℃の間で短時
間熱処理したものを、砂鉄を含んだ高圧水を吹きつけて
メカニカルデスケーリングした後、３００１１／ｌＨ２
ＳＯ４の９０℃の酸洗槽を４０〜９０秒浸漬時間を取っ
て通過させた。その後槽間スクラバーを使用してメカニ
カルにスマット処理を加えたものと、加えないものを硝
酸スプレ一槽においてスマット処理をした。硝酸濃度は
３ｏ、９／１ 、５ｏ１／ｌ 。
ＢｏＩＩ／ｌとし、比較法として１５０１／ｌを加えた
。
。
）ｌＮＯ３の温度とスプレ一時間を変えてホワイトニン
グした後、酸洗板でスマット処理の状況と粒界腐食の状
況をテストした後通常の冷延焼鈍を行なって、２Ｂ製品
とし一部はＢＡ製品を製造した。それら製品表面におい
ても評価した。これらの結果をまとめて第１表に示した
。本発明法である低濃度の硝酸による短時間スマット処
理によって粒界腐食がなく、シたがって製品表面特性の
きわめてすぐれたステンレス鋼製品を得ることが出来た
。
グした後、酸洗板でスマット処理の状況と粒界腐食の状
況をテストした後通常の冷延焼鈍を行なって、２Ｂ製品
とし一部はＢＡ製品を製造した。それら製品表面におい
ても評価した。これらの結果をまとめて第１表に示した
。本発明法である低濃度の硝酸による短時間スマット処
理によって粒界腐食がなく、シたがって製品表面特性の
きわめてすぐれたステンレス鋼製品を得ることが出来た
。
（発明の効果）
本発明は１７Ｃｒ ｆ主とするフェライト系ステンレス
鋼の新らしい酸洗法に関するものである。特に熱延板焼
鈍を省略したり、・短時間の焼鈍材に対して、硝弗酸に
代わるＨ２ＳＯ４−ＨＮＯ，法を提供し１粒界腐食のな
い、したがって製品表面特性のすぐれたステンレス鋼製
品を得ることが出来る新酸洗法を提供するもので、高価
で取扱いの困難な弗酸を使用せず、Ｈ′ＮＯ３＃度も１
００．９／７以下と極めて低濃度で、ＮＯｘの発生を防
止し、かつ、経済的な新酸洗法を提供するものである。
鋼の新らしい酸洗法に関するものである。特に熱延板焼
鈍を省略したり、・短時間の焼鈍材に対して、硝弗酸に
代わるＨ２ＳＯ４−ＨＮＯ，法を提供し１粒界腐食のな
い、したがって製品表面特性のすぐれたステンレス鋼製
品を得ることが出来る新酸洗法を提供するもので、高価
で取扱いの困難な弗酸を使用せず、Ｈ′ＮＯ３＃度も１
００．９／７以下と極めて低濃度で、ＮＯｘの発生を防
止し、かつ、経済的な新酸洗法を提供するものである。
第１図は本発明におけるスマット処理の為の硝酸濃度と
液温の関係を示す図、第２図は本発明におけるスマット
処理のための硝酸濃度と酸洗時間の関係を示す図である
。 特許出願人 新日本製鐵株式貴社 第１図 凍温（０Ｃ） 第２図 イ１ζ西莢）糺々ｔ（りＩン
液温の関係を示す図、第２図は本発明におけるスマット
処理のための硝酸濃度と酸洗時間の関係を示す図である
。 特許出願人 新日本製鐵株式貴社 第１図 凍温（０Ｃ） 第２図 イ１ζ西莢）糺々ｔ（りＩン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｃｒ系ステンレス鋼の熱延鋼帯を高温短時間焼鈍し又は
熱延板焼鈍省略の状態で予備的脱スケールを施し、次い
で硫酸或いは塩酸により脱スケールを行った後、下記式
を満足する条件で硝酸によるスマット処理を行うことを
特徴とするＣｒ系ステンレス鋼熱延鋼帯の酸洗方法。 ３０＜ｘ＜４０において５＜ｙ＜１００（１）４０≦ｘ
＜９０において５＜ｙ＜１７６−（１９／１０）ｘ（２
）５＜ｙ＜５０において５＜ｔ＜９０（３） ５０≦ｙ＜８０において１５＜３ｔ＜−２ｙ＋２２０（
４）８０≦ｙ＜１００において５＜ｔ＜２０（５）ｘ：
硝酸温度（℃） ここで、｛ｘ：硝酸温度（℃） ｙ：硝酸濃度（ｇ／ｌ） ｔ：硝酸酸洗時間（秒）｝
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59215097A JPS6196092A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | Ｃｒ系ステンレス鋼熱延鋼帯の酸洗方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59215097A JPS6196092A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | Ｃｒ系ステンレス鋼熱延鋼帯の酸洗方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6196092A true JPS6196092A (ja) | 1986-05-14 |
| JPH0535228B2 JPH0535228B2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=16666700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59215097A Granted JPS6196092A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | Ｃｒ系ステンレス鋼熱延鋼帯の酸洗方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6196092A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5976282A (en) * | 1996-03-22 | 1999-11-02 | Kawasaki Steel Corporation | Method for producing austenitic steel plate with excellent surface brightness and corrosion resistance |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP59215097A patent/JPS6196092A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5976282A (en) * | 1996-03-22 | 1999-11-02 | Kawasaki Steel Corporation | Method for producing austenitic steel plate with excellent surface brightness and corrosion resistance |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0535228B2 (ja) | 1993-05-26 |
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