JPS619566A - 有底円筒体への線爆溶射法 - Google Patents

有底円筒体への線爆溶射法

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Publication number
JPS619566A
JPS619566A JP59128950A JP12895084A JPS619566A JP S619566 A JPS619566 A JP S619566A JP 59128950 A JP59128950 A JP 59128950A JP 12895084 A JP12895084 A JP 12895084A JP S619566 A JPS619566 A JP S619566A
Authority
JP
Japan
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cylinder
cylindrical body
spraying
head
bottomed cylindrical
Prior art date
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Pending
Application number
JP59128950A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiko Arita
有田 重彦
Hideo Urata
秀夫 浦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP59128950A priority Critical patent/JPS619566A/ja
Publication of JPS619566A publication Critical patent/JPS619566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/12Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the method of spraying
    • C23C4/126Detonation spraying

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、有底円筒体の内周面への線爆溶射を行なう線
爆溶射法に関する。
(従来技術) 有底円筒体(例えば内燃liI関のシリンダヘッド一体
形シリンダ)の内周面に線爆溶射を行なう場合には、有
底円筒体自身を電極として平滑な内周面に単に線材を対
向させて線爆溶射を行なっている。
しかしその構成では、円筒体の底面近傍において溶射粒
子の底面からの跳ね返りと溶射ガスの滞留によって、溶
射粒子の溜りが生じる不具合がある。その結果、底面近
傍の膜厚が異常に厚くなり、かつ密着強さが低下して、
しばしば剥離を生じるという問題を有している。
(発明の効果) 線爆溶射による膜厚が均一でかつ密着強さの高い皮膜の
みを形成することによって、皮膜の剥離を防止できる有
底円筒体への線爆溶射法を提供する。
(発明の構成) 本発明は、有底円筒体内周面に線爆溶射を行なう有底円
筒体への線爆溶射法において、上記円筒体内周面のうち
底面近傍への線爆溶射量を減すか或はなくすようにした
ことを特徴とする有底円筒体への線爆溶射法である。
(実施例) 有底円筒体としてシリンダヘッド−・体形機関のシリン
ダを使用した場合を第1図に示す。第1図において、シ
リンダヘッド11が底部となるようにヘッド一体形シリ
ンダ12が例えば銅などの導電体よりなる中間電極13
上に載置されている。
中間電極13は水平方向に絶縁板14上に置かれるとと
もに、中間電極13には交流電源15の・方の電極16
が接続されている。
ヘッド一体形シリンダ12の概ね円筒状のシリンダ部1
7内の中心部には中心線方向に溶射線材18が配置され
ており、溶射線材18の上端部には交流電源15の他方
の電極19が接続されている。電極19と交流電源15
間にはスイッチ20が設けられるとともに抵抗21が設
けられ、又電極16と電極19間には並列にコンデンサ
22が段重Jられている。
ヘッド−・体形シリンダ12内のシリンダヘッド11の
上面には、概ね板状の円盤25が載置されており、円盤
25の上面に溶射線材18の下端が接している。第2図
に示すように、円51825の外周部上面には外周方向
に下がる環状のテーパ面26が形成されており、テーパ
面26の傾斜角は略水平の円盤25の上面に対して角度
Aだ()傾斜している。又円盤25の下面外周部には環
状のテーパ面27が形成されている。円盤25は例えば
、シリンダ部17の円筒内径が70mmのどき、外径6
8mmの板状部材であり、厚みTは7mmに設定されて
いる。テーパ面26の外周端と内周端との間の高さtは
1mmに設定されており、又テーパ面26の半径方向の
幅すは3.5mmに設定されている。
ここで角度AはO″から90’の間で任怠に選択できる
が、好ましくは56から45°の間に設定される。又テ
ーパ面26の半径方向の幅すは3mm以上に設定される
。高さtは、後述する線爆溶射皮膜のうちテーパ面26
に対応する部分が極端に薄くならないようにするため、
2mm以下に設定される。
シリンダ部17の小端部にはシリンダ部17の内周面を
ホーニングするときの不具合(後述)を防止するため環
状のえぐり部28が形成されている。えぐり部28の高
さは上端が概ねテーパ面26の外周方向に対応する程度
に設定されている。
次に上記構成に基づいて、本琴明による線爆溶射法を説
明する。第1図において、スイッチ20をONすると交
流電源15からの交流電流が回路中を流れ、溶射線材1
8からの溶射粒子がシリンダ部17の内周面に飛散して
固着される。即ちこれによって、シリンダ部17の内周
面に線爆溶射による溶射皮膜が形成される。
この場合には、シリンダ部17の下端部は円盤25の外
周部分によって覆われており、えぐり部28(第2図)
には殆んど溶射粒子が到達しない。
線爆溶射後の膜厚分布を第3図に示す。シリンダ部17
の内周面の下端からの距@c (x20)と膜厚M(X
100)との関係を示す第3図において、点Bの部分が
えぐり部28の上端部に対応しており、えぐり部28で
は膜厚が極端に減少しているのが分る。この結果、従来
の方法ではシリンダ部17の一ト端内周面に生じていた
剥離しやすい厚みの大なる溶射皮膜は形成されないこと
となり、剥離による不具合の生じることのない溶射皮膜
のみをシリンダ部17の内周面に形成することができる
上記方法によって得られた溶射皮膜を有するヘッド一体
形シリンダ12は、例えば次のような箇所に採用される
。4勺イクル水冷ディーゼルエンジンの縦断面部分図で
ある第4図において、ピストン30の摺動面を形成する
ライナー31は鋳鉄製で、シリンダ本体32内に鋳ぐる
みにより組込まれている。ライナー31とシリンダ本体
32の接触面には鋳ぐるみに時に合金層が形成され、そ
の合金層によりライブ−31はシリンダ本体32に一体
的に固着されてライナー31とシリンダ本体32により
上記シリンダ部17が形成されている。ライナー31の
先端31aは図示の上死点にあるピストン30のトップ
リング33よりもシリンダヘッド11側へ僅かな距離D
1だけ突出し、かつシリンダヘッド11の爆発面35か
ら比較的離れた位置にある。即ち爆発面35から先端3
1aまでの距離りはトップリング33の摺動に支障のな
い範囲で可及的に大ぎく設定されている。36は爆発面
35の外周近傍のコーナ部分、換言すれば燃焼室37の
近傍においてシリンダ本体32とシリンダヘッド11が
連続する部分である。このコーナ一部分36の燃焼室3
7に面するコーナー面36aの断面は半径R1の円弧状
に成形されている。爆発力に基因する応力はコーナ一部
分36に集中しやすいが、このようにコーナー面36a
にアールを付けることにより、コーナ一部分36に対す
る応力を分散させ、コーナ一部分36に亀裂などが生じ
ることを防止できる。
第4図の拡大部分略図である第5図において、ライナー
31の内面にはホーニングが施されている。そのホーニ
ング面41はライナー内面のクランク室側の部分から先
端寄りの部分42まで設けられている。又ホーニング面
41の内周面には更に上記線爆溶射法によって得られた
溶射皮膜(図示せず)が形成されており、この場合の溶
射皮膜は例えばモリブデンよりなる。部分42は上死点
位置にあるトップリング33から約1〜4mm程度の距
離D2だけ爆発面35側へ偏倚した位置となるように設
定されており、トップリング33は常にホーニング面4
1上を摺動するようになっている。ライナー31の部分
42から先端31aまでのえぐり部28はホーニング面
41に対して0゜1〜0.2mm程度の距離D3だけ半
径方向外方へ窪みホーニング逃げを構成している。これ
により次のような利点を得ることができる。即ち製作時
にホーニング工具はクランク室側からライナー31内に
挿入されるが、その際にシリンダヘッド11が邪魔にな
るので先端31aまでホーニングを施すことはできない
。従っ“C仮にホーニング前のライナー31が先端31
aまで同一直径を有しているとすると、ホーニング後に
先端近傍にホーニングの境目(段差)が生じるとともに
、先端内周面がホーニング面41に比べて小径となり、
ピストン30がその小径先端部に噛みこむが、図示の構
造ではえぐり部28に逃げが形成されているので、その
様な不具合は生じない。又えぐり部28がライブ−31
に設けであるので、アルミニウム製のシリンダ本体32
にホーニングが施されることはなく、従ってホーニング
工具の目詰りが生しることもない。
この場合にも、本発明による線爆溶射法によればえぐり
部28部分に剥離しゃすい溶射皮膜が形成されることが
ないので、常に正常なエンジンの作動を得ることができ
る。
(発明の効果) 有底円筒体(例えばヘッド一体形シリンダ17)内周面
に線爆溶射を行なう有底円筒体への線爆溶射法において
、上記円筒体内周面のうち底面近傍への線爆溶射量を減
すか或はなくすようにしたので;膜厚が均一でかつ密着
強さの高い皮膜のみを形成することによって、皮膜の剥
離を防止できる有底円筒体への線爆溶射法を得ることが
できる。
(別の実施例) (a)円盤25として第6図のような段付の構成を採用
することもできる。第6図では、テーパ面26の外周部
に円盤25の上面と平行な環状の段部50が形成されて
いる。
(b)円盤25として第7図のような構成を採用するこ
とも可能である。第7図において、円盤25(外径=5
8mm)の上面には同心の環状四部51が形成されてお
り、環状凹部51の最底部は円盤25の半径の1/2の
半径を有し−Cいる。円盤25の上面と環状四部51の
内周側のテーパ面52との間の角度A1は例えば20’
に設定されており、又環状凹部51の外周側のテーパ面
53との間の角度A2は例えば300に設定されている
環状凹部51の底部のアールは10Rに設定されており
、円盤25の厚み下が7mmであるのに対し、円盤25
の底面から環状凹部51の底までの距離t1は2mmに
設定されている。
角度A1及び角度A2はOoから90’の間で選択可能
であるが、角度A2としては?6から90°までの間に
設定するのが好ましく、又角度A1としては、角度A2
との関係で、(A2−A1)/A2を0.7±0.1程
度に設定するのが望ましい。又環状凹部51の底のアー
ルは溶射粒子の飛行をよりスムーズにするために設けら
れているが、無くてもよい。
この場合には、中心に配置された溶射線材18からの溶
射粒子のうち外周側下方、に飛散する粒子はテーパ面5
3に衝・突することによってシリンダ部17側へは跳返
らなくなる。従ってこの構成でも、シリンダ部17のド
端部に膜厚が犬で剥離しゃすい溶射皮膜が形成されるこ
とを防止することができる。
(C)本発明による線爆溶射法は、第8図に示すような
一般的な有底円筒体に対して実施することができる。も
ちろん有底円筒体60の円筒部61のうち、底板62近
傍には、第2図のえぐり部28に対応するような窪みが
設けられておらなくてもよい。
(d)第4図、第5図のコーナー面36aのように、シ
リンダ部17の下端にアールが形成されている場合には
、円盤25の外周側下端部に対応するアールを形成して
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をヘッド一体形シリンダへの線爆溶射に
採用した場合の線爆溶射装置のレイアウト略図、第2図
は円盤部分の詳細を示す縦断面部分図、第3図は溶射皮
膜の膜厚分布を示すグラフ、第4図は本発明による線爆
溶射法によって得たヘッド一体形シリンダを4サイクル
水冷デイーゼルエンジンに装着した場合の縦断面部分図
。第5図は第4図の拡大部分図、第6図、第7図はそれ
ぞれ別の実施例の縦断面部分図、第8図は更に別の実施
例の縦断面部分図である。17・・・ヘッド一体形シリ
ンダ(有底円筒体の一例) 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有底円筒体内周面に線爆溶射を行なう有底円筒体への線
    爆溶射法において、上記円筒体内周面のうち底面近傍へ
    の線爆溶射量を減すか或はなくすようにしたことを特徴
    とする有底円筒体への線爆溶射法。
JP59128950A 1984-06-21 1984-06-21 有底円筒体への線爆溶射法 Pending JPS619566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59128950A JPS619566A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 有底円筒体への線爆溶射法

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JP59128950A JPS619566A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 有底円筒体への線爆溶射法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS619566A true JPS619566A (ja) 1986-01-17

Family

ID=14997414

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59128950A Pending JPS619566A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 有底円筒体への線爆溶射法

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JP (1) JPS619566A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415988U (ja) * 1990-05-30 1992-02-10
US8727748B2 (en) 2008-11-14 2014-05-20 Alfred Kaercher Gmbh & Co. Kg High-pressure cleaning device
US8734129B2 (en) 2009-02-13 2014-05-27 Alfred Kaercher Gmbh & Co. Kg Motor pump unit
US8920138B2 (en) 2009-02-13 2014-12-30 Alfred Kaercher Gmbh & Co. Kg Motor pump unit
US9046087B2 (en) 2009-02-13 2015-06-02 Alfred Kaercher Gmbh & Co. Kg Motor pump unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0415988U (ja) * 1990-05-30 1992-02-10
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US8920138B2 (en) 2009-02-13 2014-12-30 Alfred Kaercher Gmbh & Co. Kg Motor pump unit
US9046087B2 (en) 2009-02-13 2015-06-02 Alfred Kaercher Gmbh & Co. Kg Motor pump unit

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