JPS6195190A - 居住環境向上装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、事務所内や住宅での居住環境を向上させるブ
ラインドの操作システムに関するものである。

〔従来技術とその問題点〕

ブラインドで大型のものはモーターの動力を利用して自
動的に開閉されるようにしているが、開閉の始動及び終
了操作はスイッチを押ずなどの人手を介する動作である
。従って、太陽光が差し込むのでブラインドを必要とす
るという判断や室内が暗くなりすぎるのでブラインドを
開けたいという判断など、すなわち要、不要の判断は人
間が行うもので、その都度誰かが操作パネルの所まで行
かねばならず面倒なものであった。

本発明の目的はかかる従来例の不都合を解消し、より自
動化を促進し、人手を全くかけずに必要に応じて開閉で
きるブラインドの操作システムを提供することにある。

〔問題点を解消するための手段〕

本発明は前記問題点を解消するために、日射量センサー
の出力をブラインド制御盤に導入し、日射の有無に応じ
てブラインド制御盤が行うブラインド昇降モーターの駆
動出力を調整することを要旨とする。

〔作用〕

本発明によれば、日射量センサーが１」射の有無を判断
して自動的にブラインドを開閉するので人手を全くかけ
ずにすむ。また、日射の有無以外にブラインドを開閉す
るために手動１桑作にも切換えられるようにしておけば
、自由な利用を妨げるおそれがない。

〔発明の実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の操作システムの実施例を示す縦断説明
図、第２図は操作パネルの正面図で、図中１は室内２の
窓部に設置される断熱若しくは通常のブラインド、３は
ブラインド１の昇降モーター、４はブラインド制御盤、
５は室内２の窓部等に設置する日射量センサー、６はタ
イマー、７は窓際照明、８はその近傍に取付ける照度計
、９は照明制御盤、１０は操作パネルを示す。該操作パ
ネル１０はブラインドの自動←手動切換スイッチ１０ａ
、昇降操作スイッチ１０ｂ、夏冬切替スイッチ１０ｃ、
照明の自動←手動切換スイッチ１０ｄ及びタイマー６の
ＯＮ、ＯＦＦスイッチ１０ｅなどが配設されている。

第３図は本発明の実施例を示すブロック図で、ブライン
ド制御盤４の昇降用出力信号は昇降モーター３に導入さ
れるが、該ブラインド制御盤４へ操作パネル１０からの
出力信号の他に日射量センサー５からの出力信号とタイ
マー６からの出力信号を導入し、またブラインド制御盤
４からの出力信号を図示は省略するがブラインド、ガラ
ス間に設けた排気ファンの排気ファン制御盤１１にも導
入する。

一方、照明制御盤９の点滅信号は窓際照明７に導入され
、この照明制御盤９へは操作パネル１０からの出力信号
の他に照度計８の測定出力を導入するようにした。

次に動作及び作用について説明する。

第４図はブラインドコントロールのフローチャートを示
し、まず、操作パネル１０のスイッチ１０ａで自動か手
動かの選択を行う。自動操作の場合は季節が夏か冬かを
スイッチ１０ｃを押して設定する。

゛　夏の場合は、次にタイマー６がスイッチ１０ｅでオ
ンされているか否かを判断し、このようにタイマー６を
設定することにより、夜間のブラインド”１の昇降を決
定し、夏期はこれを自動的に開いておくようにすること
ができ、また、タイマーは時針機構を持ち、翌朝は再び
日射量センサーによる自動昇降制御にもどすまでの時間
を設定することができる。（なお、冬期の夜間は自動的
に閉じておくようにする。）夏・冬の切換スイッチはこ
の逆動作の切換用のものである。

ブラインド１が上昇して開かれた状態からは、日射量セ
ンサー５の計測値をブラインド制御盤４は受けて、該計
測値が閉設定値よりも大きいとき、すなわち、日射量が
多いときはモーター３を駆動してブラインド１を閉じ、
一方間設定値よりも小さいときはブラインド１を閉じる
。なお、それ以外の時は逆の動作となる。

次に手動動作の場合は、操作パネル１０のスイッチ１０
ｂのうち上昇の釦を押せばブラインド１は開き、停止の
釦を押せば止まり、下降の釦を押せば閉じる。

なお、かかるブラインドの日射に対応した自動操作は昇
降による開閉操作のみであり、スラットの角度の調整は
手動作で行うものである。

同時に、ブラインド制御盤４からの出力が排気ファン制
御盤１１に導入されてブラインド１とガラス間の熱を排
気するがその手順を第５図のフローチャートに示す。

このようにブラインド１の操作が完了した後は、照度を
とらえた窓際照明７の自動点滅制御を行う。

その手順を第６図のフローチャートに示すと、操作パネ
ル１０のスイッチ１０ｄで自動操作を選択した場合、照
度計８が照度を計測しその計測値が設定値の上限を越え
た場合はｏ’ｐｐリレーをパルス動作して窓際照明７を
清澄するように制御盤９は作用する。また、前記計測値
が設定値の下限を下回った場合はＯＮリレーをパルス駆
動して窓際照明７を点灯する。

一方、手動操作の場合は、スイッチ１０ｅのＯＮ釦を押
せば照明７は点灯し、ＯＦＦ釦を押せば、消灯する。こ
のようにして、照明の自動点滅により照明用電気使用量
の削減が図かれる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明のブラインドの操作システムは
、日射量を捉えてブラインドの開閉を自動的にコントロ
ールするようにしたものであり、その都度人間が操作し
なければならない面倒をなくすものである。また、必要
に応じて正確にブラインドを開閉できるので、侵入熱量
又は損失熱量を少なくし、ランニングコストの低減に寄
与し、また、輻射熱の防止を図かり、全体として室内環
境を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のブラインドの操作システムの実施例を
示す縦断説明図、第２図は操作パネルの正面図、第３図
はブロック図、第４図はブラインドコントロールのフロ
ーチャート、第５図は排気ファンコントロールのフロー
チャート、第６図は照明コントロールのフローチャート
である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）日射量センサーの出力をブラインド制御盤に導入
   し、日射の有無に応じてブラインド制御盤が行うブライ
   ンド昇降モーターの駆動出力を調整することを特徴とす
   るブラインドの操作システム。
2. （２）ブラインド制御盤は操作パネルからの手動昇降ス
   イッチの出力も導入され、自動■手動操作切換可能なも
   のである特許請求の範囲第１項記載のブラインドの操作
   システム。