JP2000179258A - 電動式ブラインドの開閉制御装置 - Google Patents

電動式ブラインドの開閉制御装置

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JP2000179258A
JP2000179258A JP10375428A JP37542898A JP2000179258A JP 2000179258 A JP2000179258 A JP 2000179258A JP 10375428 A JP10375428 A JP 10375428A JP 37542898 A JP37542898 A JP 37542898A JP 2000179258 A JP2000179258 A JP 2000179258A
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伸 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開時間帯及び/又は閉時間帯でも気温に応じ
て太陽光を遮光及び/又は採光するようにブラインドを
開閉し、冷房及び/又は暖房効果の低下を防止して、冷
暖房の省エネルギー化を促進できる電動ブラインドの開
閉制御装置を提供する。 【解決手段】 モータ9,10によりブラインド片6 を開閉
及び角度調整可能にした電動式ブラインドにおいて、所
定温度以上の高温時にブラインド片6 を太陽光に追従さ
せて遮光するようにモータ9,10を制御する遮光制御手段
20、及び/又は所定温度以下の低温時にブラインド片6
を太陽光に追従させて採光するようにモータ9,10を制御
する採光制御手段21とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式ブラインド
の開閉制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の窓等の内側に装着して使用する電
動式ブラインドは、上下方向に多数配置されたブライン
ド片の昇降及び角度変更をモータにより行うようにして
いる。この電動式のブラインドには、モータを手動によ
るオンオフ操作で開閉制御する手動制御方式と、予め開
時間帯と閉時間帯とを設定しておき、タイマーによりモ
ータを自動的に開閉制御するタイマー制御方式とがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブラインドの開閉は、
室内の冷暖房に大きく影響する。例えば夏期にはブライ
ンドにより太陽光を遮光して、室内に太陽熱が極力入ら
ないようにし、また冬期にはブラインドを開けて太陽光
を採光し、室内に多くの太陽熱が入るようにすれば、冷
暖房効果が向上し、エネルギーの無駄を防止することが
できる。しかし、タイマー制御方式を採用した従来の開
閉制御装置では、所定の時間帯になれば、温度の高低に
関係なく自動的にブラインドが開閉するため、暑い夏期
の開時間帯に太陽光が室内に入って冷房効果が低下し、
また寒い冬期の閉時間帯に太陽光があるにも拘わらず、
その太陽光を遮断して暖房効果が低下する欠点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、開時間帯及
び/又は閉時間帯でも気温に応じて太陽光を遮光及び/
又は採光するようにブラインドを開閉し、冷房及び/又
は暖房効果の低下を防止して、冷暖房の省エネルギー化
を促進できる電動ブラインドの開閉制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動手段9,10
によりブラインド片6 を開閉及び角度調整可能にした電
動式ブラインドにおいて、所定温度以上の高温時に前記
ブラインド片6 を太陽光に追従させて遮光するように前
記駆動手段9,10を制御する遮光制御手段20、及び/又は
所定温度以下の低温時に前記ブラインド片6 を太陽光に
追従させて採光するように前記駆動手段9,10を制御する
採光制御手段21とを備えている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1及び図2において、1 は建物、
2 は建物1 の窓、3 は窓2 のガラス扉である。4 は電動
式ブラインドで、建物1 の窓2 の室内側に設けられてい
る。ブラインド4 は、窓2 の上側で建物1 の内側に左右
方向に固定された固定枠5 と、この固定枠5 の下側に上
下方向に多数配置された左右方向のブラインド片6 とを
備え、各ブラインド片6 は、左右両端部側の昇降用の開
閉紐7 により昇降自在に連結されると共に、左右両端部
側の調整紐8 により角度調整可能になっている。
【0006】開閉紐7 、調整紐8 は、固定枠5 内の巻き
上げ機構、角度調整機構等を介して昇降モータ9 及び角
度調整モータ10側に夫々連結され、その昇降モータ9 の
作動により各ブラインド片6 が昇降し、また角度調整モ
ータ10の作動により各ブラインド片6 の内外方向の角度
が変化するようになっている。11は各モータ9,10を制御
する制御ボックスで、窓2 の側方近傍で建物1 の内側に
設けられている。12は温度検出手段で、建物1 の室内の
温度を検出するように、窓2 の一側方、上方等の適当箇
所で建物1 側に設けられている。
【0007】ブラインド片6 は、金属板、合成樹脂板等
の薄板からなり、上側が高くなるように緩やかに湾曲し
ている。多数のブラインド片6 の内、下部側の適当なブ
ラインド片6 の上面に、太陽光を検出する日差し検出手
段13が設けられている。日差し検出手段13は、ブライン
ド片6 の内側の端部で一方の開閉紐7 又は調整紐8 の近
傍に配置されている。なお、日差し検出手段13のリード
線は、開閉紐7 又は調整紐8 の内部を経て制御ボックス
11側に導かれている。
【0008】図3は建物1 の東側の窓2 に使用する場合
のブラインド4 の開閉制御装置を示す。図3において、
14はモータ駆動手段で、昇降モータ9 及び角度調整モー
タ10を駆動するためのものである。15は時計で、ブライ
ンド4 をタイマー制御により開閉制御する時刻を計時す
るためのものである。16は開閉時間設定手段で、ブライ
ンド4 の装着場所等に応じて、ブラインド4を開放する
開時間帯と閉じる閉時間帯とを適宜設定するようになっ
ている。この開閉時間設定手段16は、例えば午前9時か
ら午後5時までを業務時間とする事業所等の建物1 の東
側に装着されたブラインド4 において、業務時間の午前
9時から午後5時までは開放し、それ以外の時間は閉じ
ると仮定した場合、午前9時から午後5時までを開時間
帯、午後5時から翌日の午前9時までを閉時間帯として
設定する等、ブラインド4 の開時間帯と閉時間帯とを自
在に設定できるようになっている。
【0009】17はタイマー制御手段で、開閉時間設定手
段16により設定された開時間帯、閉時間帯になれば、そ
の設定に従って自動的にブラインド4 を開閉すべく昇降
モータ9 、角度調整モータ10を制御するようになってい
る。18は温度設定手段で、夏期等の遮光温度、冬期等の
採光温度を適宜設定するようになっている。19は温度判
定手段で、温度設定手段18により設定された遮光温度及
び採光温度を温度検出手段12の検出温度と比較して、検
出温度が遮光温度以上の高温か否か、また採光温度以下
の低温か否かを夫々判定するようになっている。
【0010】20は遮光制御手段で、タイマー制御手段17
によりブラインド4 を開放する開時間帯において、温度
検出手段12が所定温度(例えば摂氏23度)以上の高温
を検出したときに、ブラインド片6 を極力開状態に保ち
ながら各ブラインド片6 で太陽光を遮光するように、温
度検出手段12と日差し検出手段13との出力により昇降モ
ータ9 及び角度調整モータ10を太陽光に追従して制御す
べく構成されている。
【0011】即ち、遮光制御手段20は、タイマー制御手
段17によりブラインド4 を開放する開時間帯であって
も、温度検出手段12が所定温度以上の高温を検出したと
きに、昇降モータ9 、角度調整モータ10を下降、閉方向
に作動させて、ブラインド片6が外下がり状に傾斜する
ようにブラインド4 を閉鎖させる閉鎖指令を出す閉鎖指
令機能と、閉鎖後のブラインド片6 が水平方向に角度変
更するように角度調整モータ10を制御する制御機能と、
角度変更開始後のブラインド片6 が太陽光を遮断するよ
うに日差し検出手段13の出力により角度調整モータ10を
太陽光に追従させてフィードバック制御する追従制御機
能と、各ブラインド片6 が水平状態になったときに追従
制御を停止させる停止機能と、ブラインド片6 の停止後
所定時間が経過して遮光する必要がなくなったときに、
各ブラインド片6 を上昇させて開放するように昇降モー
タ9 及び角度調整モータ10を制御する開放制御機能とを
備えている。
【0012】21は採光制御手段で、タイマー制御手段17
によりブラインド4 を閉じる閉時間帯において、温度検
出手段12が所定温度(例えば摂氏5度)以下の低温を検
出したときに、ブラインド片6 を極力閉状態に保ちなが
ら各ブラインド片6 間から太陽光を採光するように、温
度検出手段12と日差し検出手段13との出力により昇降モ
ータ9 及び角度調整モータ10を太陽光に追従させて制御
すべく構成されている。
【0013】即ち、採光制御手段21は、タイマー制御手
段17によりブラインド4 を閉じる閉時間帯であっても、
日差し検出手段13が朝日の上昇による所定以上の明るさ
を感知した後に、温度検出手段12が所定温度以下の低温
を検出したときに、角度調整モータ10を開方向に作動さ
せて、ブラインド片6 が内下がり状に傾斜した閉状態か
ら開方向へと角度変更する角度変更機能と、この角度変
更動作中に日差し検出手段13が太陽光を検出したときに
角度調整モータ10を停止させる停止制御機能と、この停
止後に日差し検出手段13が再度太陽光を検出したとき
に、日差し検出手段13の出力により、ブラインド片6 の
角度が太陽光と略平行になるように角度調整モータ10を
太陽光に追従させて閉方向にフィードバック制御する追
従制御機能と、その後にブラインド片6 間から太陽光が
入らなくなったときに角度調整モータ10を閉方向に作動
させる閉鎖制御機能とを備えている。
【0014】22は手動開閉・角度調整手段で、スイッチ
等を手動操作することにより、ブラインド4 を開閉し、
ブラインド片6 を角度調整するように昇降モータ9 、角
度調整モータ10を制御するためのものである。上記構成
において、開閉時間設定手段16により開時間帯及び閉時
間帯を設定しておけば、夏期、冬季を問わず、その時間
帯になればタイマー制御手段17が働いて昇降モータ9 及
び角度調整モータ10が作動してブラインド4 を自動的に
開閉する。
【0015】例えば午前9時から午後5時までを開時間
帯とし、午後5時から翌日の午前9時までを閉時間帯と
して、その各時間帯を設定しておけば、午前9時になれ
ば、タイマー制御手段17の制御によりモータ駆動手段14
を介して昇降モータ9 、角度調整モータ10が開方向に作
動し、ブラインド片6 を固定枠5 の下側近傍まで上昇さ
せて、ブラインド4 を自動的に開放して行く。
【0016】逆に午後5時になれば、タイマー制御手段
17の制御によりモータ駆動手段14を介して昇降モータ9
、角度調整モータ10が閉方向に作動し、ブラインド片6
を固定枠5 の下側近傍から下降させて、各ブラインド
片6 が内下がりに傾斜するようにブラインド4 を自動的
に閉じて行く。一方、温度設定手段18により遮光温度、
採光温度を設定しておけば、温度判定手段19が温度検出
手段12の検出温度を遮光温度及び採光温度と比較して高
温、低温を判別し、夏期等で高温の場合には遮光制御を
行い、また冬期等で低温の場合には採光制御を行う。
【0017】夏期等の場合に温度判定手段19が高温と判
定すると、開時間帯でも遮光制御手段20が働いて、極力
開状態を保ちながらブラインド4 により太陽光を遮光す
る。即ち、通常のタイマー制御の場合、午前9時以降の
開時間帯になれば、ブラインド4 を上昇させて開放す
る。しかし、例えば午前9時以降の開時間帯において、
外気温の上昇によって温度判定手段19が高温と判定する
と、遮光制御手段20が働いて昇降モータ9 及び角度調整
モータ10が閉方向に作動し、図4に仮想線で示すよう
に、ブラインド4 が下降してブラインド片6 が外下がり
状になる。そして、ブラインド4 が下限まで下降すれ
ば、角度調整モータ10が作動して外側がa矢示方向に上
昇するようにブラインド片6 の角度調整を行う。
【0018】このときの角度調整によってブラインド片
6 の外側が上昇し始めると、各ブラインド片6 間に所定
の間隙ができるので、ブラインド片6 が図4の実線で示
すように所定角度になれば、b矢示方向から照射する太
陽光が日差し検出手段13に入り、この日差し検出手段13
がその太陽光を検出する。そして、日差し検出手段13が
太陽光を検出すると、太陽光が各ブラインド片6 間の間
隙を経て室内側に照射する前に、遮光制御手段20の制御
により角度調整モータ10が停止する。
【0019】その後、太陽の上昇に伴って日差し検出手
段13が太陽光を検出しなくなると、遮光制御手段20によ
って角度調整モータ10が作動し、日差し検出手段13が太
陽光を検出するようになるまで、ブラインド片6 の外側
を持ち上げて行く。そして、日差し検出手段13が太陽光
を検出すると、前述と同様に太陽光が各ブラインド片6
間の間隙を経て室内側に照射する前に角度調整モータ10
が停止する。
【0020】以下、太陽の上昇に従って太陽光に追従し
ながらブラインド片6 の角度を除々に調整し、ブライン
ド片6 を極力開状態に保ちながら、各ブラインド片6 に
より太陽光を遮光する。このため、夏期等で外気温が高
い場合には、ブラインド4 によって太陽光を遮光できる
ので、冷房効果が良くなり省エネルギー化を促進でき
る。またブラインド片6 を太陽光に追従させて角度調整
するため、ブラインド片6 を極力開に近い状態に維持で
きる。
【0021】ブラインド片6 が水平状態になれば角度調
整モータ10が停止し、それ以降の角度調整は行わない。
これは、遮光しながらブラインド4 を最大の開状態に保
つためである。ブラインド片6 が水平状態に停止した
後、所定時間が経過して窓2 から太陽光が室内に入らな
くなると、遮光制御手段20によるブラインド4 の制御が
終了し、開時間帯でのタイマー制御手段17による制御に
より昇降モータ9 等が開方向に作動して、ブラインド4
上昇させて窓2 を開放する。
【0022】冬期等の場合に温度判定手段19が低温と判
定すると、閉時間帯でも採光制御手段21が働いて、極力
閉状態を保ちながらブラインド片6 間から太陽光を採光
する。即ち、通常のタイマー制御の場合、午前9時以前
の閉時間帯であれば、図5に仮想線で示すようにブライ
ンド片6 の内側を下にした状態でブラインド4 が下降し
ている。しかし、例えば午前9時以前の閉時間帯におい
て、外気温の低下によって温度判定手段19が低温と判定
すると、日差し検出手段13が朝日の上昇による所定以上
の明るさを感知した後に採光制御手段21が働いて角度調
整モータ10が開方向に作動し、ブラインド片6 の内側が
c矢示方向に上昇するように角度調整を行う。
【0023】この角度調整によってブラインド片6 の内
側が下降し始めると、各ブラインド片6 間に所定の間隙
ができるので、図5に実線で示すようにブラインド片6
が所定角度になれば、日差し検出手段13に太陽光がd矢
示方向に照射して、日差し検出手段13がその太陽光を検
出する。そして、ブラインド片6 が太陽光と略平行にな
ると、日差し検出手段13の出力により角度調整モータ10
が停止する。これによって各ブラインド片6 間の間隙を
経て太陽光が室内側に照射し、太陽光を室内に採光でき
る。その後、太陽の上昇に伴って日差し検出手段13が太
陽光を検出し続けると、逆に日差し検出手段13が太陽光
を検出しなくなるまで採光制御手段21によって角度調整
モータ10が同方向へと作動する。そして、ブラインド片
6 の外側が上昇して日差し検出手段13が太陽光を検出し
なくなると、角度調整モータ10が停止する。
【0024】以下、太陽の上昇に従って太陽光に追従し
ながらブラインド片6 の角度を除々に調整し、ブライン
ド片6 を極力閉状態に保ちながら、ブラインド片6 間か
ら太陽光を室内に採光する。このため、冬期等で外気温
が低い場合には、ブラインド片6 間から太陽光を採光で
きるので、午前9時以前であっても太陽熱を室内に取り
入れることにより、その後の暖房効果が良くなり省エネ
ルギー化を促進できる。またブラインド片6 を太陽光に
追従させて角度調整するため、ブラインド4 を極力閉に
近い状態に維持できる。手動開閉・角度調整手段22を操
作すれは、手動操作により昇降モータ9 、角度調整モー
タ10が作動して、ブラインド4 を適宜開閉し、またその
ブラインド片6を適宜角度調整することができる。
【0025】以上、本発明の実施形態を例示したが、本
発明はこれに限定されるものではない。例えば、本実施
形態では、建物1 の東側の窓2 用に使用するブラインド
4 について例示したが、南側、西側の窓2 用のブライン
ド4 においても同様に実施可能であることは言うまでも
ない。また実施形態では遮光制御手段20と採光制御手段
21とを備えた開閉制御装置を例示しているが、採光制御
手段21又は遮光制御手段20のみを採用しても良い。
【0026】遮光制御手段20、採光制御手段21により遮
光制御、採光制御を行う場合、ブラインド4 の開閉に関
係なく太陽光を検出する日差し検出手段13を設ければ、
その制御を容易にできる。また温度検出手段12は、建物
1 の外部に設けても良い。ブラインド4 は、実施形態で
は多数のブラインド片6 を上下方向に連結した昇降型に
ついて例示しているが、上下方向のブラインド片6 を窓
2 等に沿って左右方向に多数配置したものでも同様に実
施可能である。
【0027】また水平方向のブラインド片6 を上下方向
に多数配置したブラインド4 、又は縦方向のブラインド
片6 を左右方向に多数配置したブラインド4 の何れの場
合にも、ブラインド4 を閉じたときに、複数個のブライ
ンド片6 の全体で所定の会社名、商標、宣伝等の表示が
表れるように、各ブラインド片6 の上面等に所定の表示
を付しても良い。駆動手段には、昇降モータ9 、角度調
整モータ10に代替してソレノイド等を使用することも可
能である。
【0028】
【発明の効果】本発明では、駆動手段9,10によりブライ
ンド片6 を開閉及び角度調整可能にした電動式ブライン
ド4 において、所定温度以上の高温時にブラインド片6
を太陽光に追従させて遮光するように駆動手段9,10を制
御する遮光制御手段20、及び/又は所定温度以下の低温
時にブラインド片6 を太陽光に追従させて採光するよう
に駆動手段9,10を制御する採光制御手段21とを備ている
ので、太陽光を遮光及び/又は採光することにより、冷
房及び/又は暖房効果を低下を防止でき、冷暖房の省エ
ネルギー化を促進できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電動式ブラインドの
断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す電動式ブラインドの
正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す電動式ブラインドの
開閉制御装置のブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
4 電動式ブラインド 6 ブラインド片 9 昇降モータ(駆動手段) 10 角度調整モータ(駆動手段) 12 温度検出手段 13 日差し検出手段 16 開閉時間設定手段 17 タイマー制御手段 20 遮光制御手段 21 採光制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段(9)(10) によりブラインド片
    (6) を開閉及び角度調整可能にした電動式ブラインドに
    おいて、所定温度以上の高温時に前記ブラインド片(6)
    を太陽光に追従させて遮光するように前記駆動手段(9)
    (10) を制御する遮光制御手段(20)、及び/又は所定温
    度以下の低温時に前記ブラインド片(6) を太陽光に追従
    させて採光するように前記駆動手段(9)(10) を制御する
    採光制御手段(21)とを備えたことを特徴とする電動式ブ
    ラインドの開閉制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラインド片(6) の開時間帯及び閉
    時間帯を設定する開閉時間設定手段(16)と、前記開閉時
    間設定手段(16)により設定された開時間帯、閉時間帯に
    従って前記駆動手段(9)(10) を開方向、閉方向に制御す
    るタイマー制御手段(17)とを備えた請求項1に記載の電
    動式ブラインドの開閉制御装置。
  3. 【請求項3】 温度を検出する温度検出手段(12)と、太
    陽の日差しを検出する日差し検出手段(13)と、開時間帯
    に前記温度検出手段(12)が所定温度以上の高温を検出し
    たときに、前記ブラインド片(6) を開状態に保ちながら
    該ブラインド片(6) で太陽の光を遮光するように、前記
    温度検出手段(12)と前記日差し検出手段(13)との出力に
    より前記駆動手段(9)(10) を太陽光に追従制御する遮光
    制御手段(20)とを備えたこと特徴とする請求項1又は2
    に記載の電動式ブラインドの開閉制御装置。
  4. 【請求項4】 温度を検出する温度検出手段(12)と、太
    陽の日差しを検出する日差し検出手段(13)と、閉時間帯
    に前記温度検出手段(12)が所定温度以下の低温を検出し
    たときに、前記ブラインド片(6) を閉状態に保ちながら
    該ブラインド片(6) 間から太陽の光を採光するように、
    前記温度検出手段(12)と前記日差し検出手段(13)との出
    力により前記駆動手段(9)(10) を太陽光に追従制御する
    採光制御手段(21)とを備えたことを特徴とする請求項1
    〜3の何れかに記載の電動式ブラインドの開閉制御装
    置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277833A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Toyota Motor Corp 電動シャッタ制御装置、及びそれを備えた建物
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