JPS619490A - コンパウンド - Google Patents

コンパウンド

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JPS619490A
JPS619490A JP13077684A JP13077684A JPS619490A JP S619490 A JPS619490 A JP S619490A JP 13077684 A JP13077684 A JP 13077684A JP 13077684 A JP13077684 A JP 13077684A JP S619490 A JPS619490 A JP S619490A
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JP
Japan
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compound
weight
latex
chloride resin
flame retardant
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JP13077684A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Jogo
城後 裕幸
Masaru Muto
武藤 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の塩化ビニリデン系樹脂ラテックスおよ
び/またはエチレン・塩化ビニル系樹脂ラテックスに特
定の難燃剤が混合されてなる、酸化アンチモンを使用せ
ずとも自消性・遅燃性をファブリックに付与することの
できるコンパウンドに関するものである。
近年、自動車、航空機、船舶、一般家庭用の内装材、例
えば、天井材、壁材、床材、座席材、カーペット等とし
て各種のファブリック、フオーム、紙、繊維板、木材等
の製品が使用されており、その量は年々増大の一途を辿
っている。一方これらの内装材に対する難燃化規制は益
々強化されており、難燃基準を満足した上記製品が要求
されている。
〔従来の技術〕
内装材製品を難燃性にする方法としては、合成樹脂ラテ
ックスに難燃剤を混合してなるコンパウンドを7アプリ
ツクやフオーム等に塗布または含浸して付着させた後乾
燥するのが一般的である。
なお、物の燃えK〈さを表現する言葉は各種JIS規格
によって異なるため、本発明ではJIS D /20/
、 。
JTS Z 2/5O1JIS A /J、2J等KJ
i17+自消性、遅燃性、離燃性、防炎性等の表現をま
とめて難燃性と定義した。
難燃剤とし”ては、酸化アンチモンやリン隈エステル尋
が優れた難燃化効果を示すものとして知られている。各
種離燃剤を組み合わせて優れた難燃化効果を発揮させよ
うとする試みが盛んに実施されており、例えば、スチレ
ン/ブタジェン系等のゴム系樹脂ラテックスK 17ン
酸化合物と水酸化アルミニウムを組み合わせて配合した
コンパウンドでパイル織物を難燃加工することが提案さ
れている(特公昭j/−1!11.232号)。しかし
ながら、諌コンパウ/ドではモケットやカーペット等の
厚手のパイル織物にJTS Zコ/10 Kおける防炎
性を付与できるものの、薄手の7アプリツクを防炎性に
しようとすれば実大なコンパウンド付着量を必要とし実
質的に実用に供し得なかった。ファブリックは風合の良
さが重要視されるため、離燃加工に使用されるコンパウ
ンドの付着量には上限がある。
特に、自動車内装材として用いられる薄手もしくは編織
書度の低い平織、トリコット、モケット勢の7アブリツ
クを難燃化することは非常に難しく、JIS D /2
0/ Kお叶る自消性・遅燃性を咳ファブリックに付与
するためには、−塩化ビニリデン系等の自己消火性樹脂
のラテックスに多量の難燃剤を配合する必要があった。
このために大幅なコスト上昇や耐光性、風合の低下を招
き、それでも十分な自消性・遅燃性には達していない状
況であった。
本発明者らは、以上の問題を解決するために1の特定の
塩化ビニリデン系樹脂2テツクス、■特定のリン酸エス
テルおよび/または酸化アンチモン、■特定の水酸化ア
ルミニウムから成るコンパウンドを提案した(特願昭j
r−rrtar号)。骸コンパウ/ドは優れた難燃化性
能を示すのみならず高周波接着適性をも演足するもので
あったが、リン酸エステルや酸化アンチモンを使用する
ために以下の問題点が生じた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
酸化アンチモンは、塩化ビニリデン系樹脂ラテックスを
ペースとするコンパウンドにおいて最も効果の卓越した
難燃剤であるが、 ■ 毒性が非常に強い金属酸化物であり、環境汚染等の
問題がある。
■ コく一部の高価な五酸化アンチモンゾルを除いては
隠蔽力が非常に大きく、塗面が白くなって外観を損ねる
■ 高価である。
といった欠点のためにその使用を敬遠されるよう罠なっ
てきた6 リン酸エステルも難燃化効果の高い難燃剤であるが、同
時に可塑剤としても作用するために、酸化アンチモンの
代りに多量に添加するとコンパウンドのベース樹脂が可
塑化されて強度を失なったり、タックを生じたシする欠
点があった。さらに添加したリーン酸ニスデルがコンパ
ウンド皮膜表面にブリードしたり他素材に移行した抄す
る問題があった。リン酸エステルの添加tK応じてベー
ス樹脂の柔軟性(キャストフィルム強伸度)や架橋度を
多種変更することは実質上無理であシ、メラミン−ホル
マリン系樹脂の添加型架橋剤を添加してコンパウンド皮
膜の強伸度を調節しているのが現状であった。しかしな
がら、該架橋剤の添加によって、コンパウンドのポット
ライフが極度に短くなるための作業効率低下や、加工時
のポルマリン発生による作業環境汚染といった多くの問
題をかかえていた。
以上の理由によシ、環境汚染の少ない、優れた難燃化性
能を有するコンパウンドの開発が強く要望されていた。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明者ら祉
、酸化アンチモノや添加型架橋剤を使用せずに、優れた
難燃化効果のコンパウンドを開発することに重点を置き
、鋭意検討を重、ねた結果、ハロゲン含量を特定した塩
化ビニリデン系樹脂ラテックスおよび/またはエチレン
・塩化ビニル系樹脂ラテックスとブロム化ビフェニルエ
ーテルとを配合し、さらに特定のリン酸エステルおよび
/咬たけ水酸化アルミニウムを添加してなるコンパウン
ドが優れた難燃化性能を有することを見い出し本発明に
至った。
すなわち、本発明は、■樹脂中の塩素含量が30〜A、
t ′Mfiチておる塩化ビニリデン系樹脂ラテックス
および/またけ塩素含量が30〜jlI重量%のエチレ
ン−塩化ビニル系樹脂ラテックスの樹脂固形分4/θ〜
75重飛チと、■臭素含有率が70重昂チ以上のブロム
化ビフェニルエーテルλθ〜jtO重f#チ、025℃
での水への溶解度がa、O未満のリン酸エステルおよび
/または平均粒径が、20μ以下の水酸化アルミニウム
、20重量−以下の合計 ”/θQ ’g 景チから成
るコンパウンドに関するものである0 本発明は、塩素含量を特定した塩化ビニリデン系樹脂ラ
テックスおよび/またはエチレン・塩化ビニル系樹脂ラ
テックスと臭素含量を特定したブ[Jム化ビフェニルエ
ーテルとの組み合わせKよって優れた難燃化性能を発揮
させ、特定のリン酸エステルおよび/または水酸化アル
ミニウムの併用によってコンパウンド皮膜の風合を調節
し難燃化性能を補助するところに特徴があり、酸化アン
チモンや添加型架橋剤を全く使用しないことがポイント
である。
本発明で述べる塩化ビニリゾ/系樹脂ラテックスとけ、
塩化ビニリデン単量体と、塩化ビニリデン単量体と共重
合可能な一種または二種以上の単量体との共重合樹脂の
水分散体を言い、エチレン。
塩化ビニル系樹脂ラテックスとけ、エチレン単量体と塩
化ビニル単量体、さらに必要に応じてエチレンおよび/
または塩化ビニルと共重合可能な一種または二種以上の
単量体との共重合樹脂の水分散体を言う。本発明の塩化
ビニリデン系樹脂ラテックスとエチレン・塩化ビニル系
樹脂ラテックスは、該樹脂中KtJl*を30重量−以
上含有する必要がある。塩素含量が30重量−に達しな
い場合は難燃性が不足し、実質的にコンパウンドの難燃
化性能が発揮されない。塩化ビニリデン7系樹脂ラテツ
クスの場合、樹脂中の塩素含量が11重量%を超えると
塩化ビニリデンユニットの結晶性に起因して樹脂の強伸
度が経時と共に変化し、また変色も大きいため、該樹脂
ラテックスを用いたコンパウンドは安定した皮膜性能を
示し得ない。エチレン・塩化ビニル系樹脂ラテックスの
場合、樹脂中の塩素含量がjグ型箔チを超えると塩化ビ
ニルユニットの高含有率に起因して樹脂のガラス転移点
が高く、成膜性や柔軟性が劣化する。最も好ましい塩素
含量は塩化ビニリデン系樹脂ラテックスで33−40重
量%、エチレン・塩化ビニル系樹脂ラテックスで35〜
jO重tチである。高い塩素含量を有し得ることがら件
燃性の点で塩化ビニリデン系樹脂ラテックスが好ましい
塩化ビニリデン、エチレン、塩化ビニルト共重合可能な
単量体として、アルキルジ(メタ)アクリレートのごと
き分子内にビニル基を二つ以上含有する架橋性単量体や
グリンジル基のごとき架橋可能な官能基を有する単量体
を適量共重合させることけ、難燃性、高周波接着加工適
性、耐ドライクリーニング性等の内装材加工用コンパウ
ンドへの要求性能を向上させる点で好ましい。
以上のごとき水引の塩化ビニリデン系樹脂ラテックスと
エチレン・塩化ビニル系樹脂ラテックスは本発明のコン
パウンドに優れた難燃化性能とノ(イングー性能を付与
する。塩素を含有する樹脂ラテックスとしてポリクロロ
プレ/樹脂ラテックスとポリ塩化ビニル樹脂ラテックス
があるが、前者では塩素の最大含量がμO重量%と低い
ための難燃性不足の問題とポリマー構造に起因する変色
問題、後者では可塑剤の添加が必須であるための難燃性
、皮膜物性低下の問題があり、いずれもコンパウンドの
ベースラテックスとしては単体では実用に供し得ない。
本発明のブロム化ビフェニルエーテルは臭素含量が70
重量%以上必要である。70重量%に達しないと難燃側
としての性能が不足する。臭素含量が70重量−以上、
好ましくは10重量−以上のブロム化フェニルエーテル
は優れた難燃化性能を本発明のコンパウンドに付与する
。塩素化)(ラフインやプロふ化ビスフェノールA等、
多く+ID)・ロゲン系難燃剤が市販されているが、難
燃性や耐変色性、コンパウンド皮膜性能への影響の点で
臭素含’It 70重量%以上のブロム化ビフェニルエ
ーテルに劣る。
本発明で述べるリン酸エステルとけ1.23℃での水へ
の溶解度が弧θ未満のものを言う。水への溶解度がti
、o以上のリン酸エステルは水相中への溶解分がコンパ
ウンドの安定性を阻害して粘度の経時変化やゲル化を引
き起こし実用的なポットライフを有したコンパウンドを
作ることができない。
水への溶解度がt、θ未満のリン酸エステルとしては、
トリブチルポスフェート、トリオクチルホスフェ−1・
、ドリフトキシエチルホスフェート、トリス(クロロエ
チル)ホスフェート、トリス(クロロプロピル)ホスフ
ェート、トリス(ジクロロプロピル)ホスフェート、ビ
ス(2,3−ジブロモプロピル)、2.3−ジクロロプ
ロピルホスフェート、トリス(2,3−ジブロモプロピ
ル)ホスフェート、ビス(クロロプロピル)モノオクチ
ルホスフェート、トリノエーニルホスフエート、トリク
レジルポス−7エー1−1)リキシレニルホスフエート
、クレジルジフェニルホスフェート、オクチルジフェニ
ルホスフェート等が挙げられる。本発明のリン酸エステ
ルは、本発明のコンパウンドの皮膜強伸度を調節し、か
つ、難燃化性能を補助する。
本発明で述べる水酸化アルミニウムとけ、アンドレアゼ
ンピペット法での平均粒径が20μ以下であるアルミナ
3水和物を言う。平均粒径が、20μを超える水酸化ア
ルミニウムは、コンパウンド中での分散が粗いために十
分な難燃補助効果を発揮することができないし、また、
該コンパウンド乾燥皮膜の強度を低下せしめる。平均粒
径が、20μ以下、好ましくはjμ以下の水酸化アルミ
ニウムは、本発明のコンパウンドの皮膜風合を調節し、
かつ、難燃化性能を補助する。
本発明のコンパウンドは、塩素含量を特定した塩化ビニ
リデン系樹脂ラテックスおよび/またはエチレン・塩化
ビニル系樹脂ラテックスと臭素含量を特定したブロム化
ビフェニルエーテルトノ組み合わせによって優れた難燃
化性能を発揮し、特定のリン酸エステルおよび/または
水酸化アルミニウムの併用によって乾燥皮膜の風合調節
と難燃化性能を補助するところに特徴があり、いずれの
構成要素が欠けても難燃コンパウンドとしての優れた性
能を十分に発揮することができない。
本発明の塩化ビニリデン系樹脂ラテックスおよび/また
はエチレン・塩化ビニル系樹脂ラテックスは、コンパウ
ンドの乾燥皮膜中に樹脂固形分としてグθ〜7タ71i
′景チ含有されてなる必要がある。
≠0重量−に満たない場合はコンパウンドの皮膜が脆く
なりバインダーとしての性能に欠ける。7!xisを超
える場合は他のコンパウンド構成材料との組み合わせに
よっても難燃化性能と風合とのバランスをとることがで
きない。最も好ましくけpt−+、を重量%である。本
発明の樹脂ラテックスは各々単体にて使用してもブレン
ドにて使用してもよい。本発明の樹脂ラテックスにアク
リル酸エステル系、スチレン・ブタジェン系、塩化ビニ
ル系、クロロプレン系等の種々の合成樹脂ラテックスを
ブレンドして用いてもかまわないが、ブレンドラテック
スの乾燥樹脂中の塩素含量が30重量%以上でなくては
ならないことは言うまでもない。
本発明のブロム化ビフェニルエーテルは、コンパウンド
の乾燥皮膜中に20〜SO重量%含有されてなる必要が
ある。、20重量−に満たない場合はコンパウンドの難
燃化性能が不足する。10重量%を超えるとコンパウン
ドの皮膜が脆く実用に供し得々い。コンパウンドの乾燥
皮膜中に3O−1I−0重量多含有されてなることが最
も好ましい。本発明のブロム化ビフェニルエーテルはそ
のまま添加してもよいが、あらかじめ水に分散させてか
ら添加することが好ましい。
本発明のリン酸エステルおよび/または水酸化アルミニ
ウムはコンパウンドの乾燥皮膜中の、20重量−以下に
て使用し、コンパウンド床層の風合を調節し難燃化性能
を補助する。20重量%を超えると、リン酸エステルの
場合は樹脂ラテックスを可塑化してコンパウンド皮膜の
強度を低下させる。この強度低下を防止するには架橋剤
の添加等の対策が必要となり、素材・用途に合わせてリ
ン酸エステルおよび/i九は水酸化アルミニウムによっ
てコンパウンド皮膜の強伸度・風合を調節するという本
発明の主旨から外れる。水酸化アルオニウムが、20重
量%を超えた場合に社、コンパウンド皮膜の風合用化と
離燃化性能不足を生じる。
本発明のリン酸エステルおよび/または水酸化アルミニ
ウムは、その合計量でコンパウンド乾燥皮膜中2.0重
flt%以下にて使用される。リン酸エステルを添加し
てコンパウンドを作成する時は、その1ま添加してもエ
マルジョン化して添加してもよい。水酸化アルミニウム
はそのまま添加してもよいが、あらかじめ水に分散させ
てから添加することが好ましく、またヘキサメタリン酸
ナトリウム等の分散剤を併用することも好ましい。
本発明のコンパウンドは、酸化アンチモンや路加型架橋
剤を全く使用しなくとも、優れた難燃4L性能とバイン
ダー性能を発揮できる点に特徴があるが、目的に応じて
酸化アンチモンや水酸化マグネシウム等をけじめとする
程々の難燃剤や充填剤、−fだ添加型架橋剤を使用して
もか1わがいことはhう寸でもない。
本発明のコンパウンドは水に分散された混合物あるいは
該混合物から形成された乾燥皮膜である。
該混合物は各構成材料の沈降分離を防止するだめK B
H型粘度計(液温、20℃)Kて/θOcps (Ha
 41’ローター、 、20℃%) 〜10Q、θ0θ
cps (k 70−ター、2Orpm)K増粘される
ことが好ましい。/ 00 cps未満では沈降分離を
防ぐととができないし、/θ0.0θ(7cpsを超え
ると7アプリツク等への塗工性を低下させ、いずれの場
合も難燃コンパウンドとしての性能を劣化させてしまう
。増粘の方法は本発明の樹脂ラテックスの乳化重合と同
時にカルボン酸ユニット等を主成分としたポリソープを
形成させておいてアルカリ増粘させてもよいし、各種の
非イオン増粘剤やアルカリ増粘型増粘剤を添加して増粘
させてもよい。最も好ましいのけ、含浸加工の場合で/
りθ〜3.θθ0cps (Nn4’ o−ター、 、
201−ン、ドクターナイフ、ロール等での塗布の場合
でよθOO〜りo、ooo申(FJa7 rff−タ+
、 20nM> テアル。
以上のどと<Kl、て調製された本発明のコンパウンド
はファブリック等の内装材製品に対し、実用上十分なる
難燃化性能とバインダー性能を示し、かつ、安価である
以下に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。な
お、実施例中のコンパウンドの調製方法、コンパウンド
塗布方法、l#燃性評価方法、剛軟度評価方法は以下に
記載する方法によった。
(イ)コンパウンドのpi製製法 法形分弘り士/%の樹脂ラテックスに消泡剤を適量添加
し、攪拌を続行しながら以下の順序で該樹脂ラテックス
中に各材料を添加混合して総固形分gj〜jθチ、BH
型粘度計(陰70−タ−、,217rII11 、20
℃)での粘度がtto、oθ0+:2θ00 cpHの
コンパウンドを作成した。
■ 水酸化アルミニウムを、水酸化アルミニウムに対し
て/重量−のへキサメタリン酸ナトリウムを溶解させた
水に分散させてから添加した。
■ ブロム化ビフェニルエーテルを添加した。
■ リン酸エステルを添加した。
■ アルカリ増粘型の増粘剤(日本アクリル化学「プラ
イ々ルASE−xOJ )を添加した。
■ ♂チアンモニア水を添加しコンパウンドのp)Iを
7〜7.5に調整した。
(ロ)コンパウンド塗布方法 各素材のファブリックの裏面にコンパウンドをワーナー
マチス社[コーティング装置LTF/Sv型」(ドクタ
ーナイフ方式)を用いて塗布し/、20℃で7分間乾燥
した。
(→難燃性評価方法 MVSS−30,2CJIS D /20/ (/り7
7)〕の評価方法に従い燃焼速度を測定した。また、燃
焼方向はタテ方向(MD)のみとし、評価を厳しくする
ために非塗布面を下にして着火した。A標線に達するま
でに消火した場合けNB % 、! Owan以内かつ
AO秒以内に消火した場合はSEと表示した。
(→剛軟度評価方法 JIS L 1096 (/り7り)A法(グj度カン
チレバー法)に従い剛軟度を測定した。測定方向はタテ
方向(MD)のみとした。
なお、実施例中の樹脂組成の各モノマーユニットtま以
下の略号を用いて示した。
VD’C:  *化ビニリデン λ−EHA  :  、2−エチルへキシルアクリレー
トBA  : れ−ブチルアクリレート E人  = エチルアクリレート MA  : メチルアクリレート GMA  :  グリシジルメタアクリレートAA :
 アクリル酸 MAΔ 二 メタアクリル酸 HEA  :  、2−ヒドロキンエチルアクリレート
NP−A  :  ネオペンチルグリコールジアクリレ
ートVC= 塩化ビニル Et:  エチレン 〔実 施 例〕 実施例1 下記組成の塩化ビニリデン系樹脂之テックス〔/〕をペ
ースラテックスとして用い、表1に示す各配合処方にて
コンパウンド〔A〕〜〔釦を作成した。各々のコンパウ
ンドをポリニス、チル平織(目付量3109/d)とナ
イロン平織(目付量3ho t/w? )に乾燥重量に
て/ / 0 +:j t/n?塗布して、難燃性と剛
軟度を評価した。
樹脂組成(重量qb> VDC/ BA/NP−A/AA  *素含量頓ラテッ
クス[/):40311 0グ /   グl実施例λ 表2に示す樹脂組成のラテックス〔2〕〜〔りをペース
ラテックスとして用い、下記組成の配合処方にてコンパ
ウンドを作成した。、名々のコンパウンドをポリエステ
ル平織(目付量3ro t/lr? )とナイロントリ
コット(目付量λりOf/l?)に乾燥重量にて100
±j f/nl塗布して、離燃性と剛軟度を評価した。
乾燥重量% 実施例3 表3に示す樹脂組成のラテックス[3)〜〔7〕をペー
スラテックスとして用い、下記組成の配合処方にてコン
パウンドを作成した。各々のコンパウンドをポリエステ
ル不織布(目付量/aotAr?) K乾燥重量にて9
0’r:29/lr?塗布して、難燃性を評価した。
乾燥重量% (以下余白) 〔発明の効果〕 実施例1の評価結果を表/に示す。本発明のコンパウン
ド〔A〕、〔B〕、[C]#′i、優れ九G燃性と風合
をファブリックに付与した。コンパウンド中の樹脂ラテ
ックスの含有比率が乾燥重量(樹脂固形分)チにてグθ
iff量チに達しないコンパウンドCD)では、ファブ
リックの風合を著しく損ね、かつ平織バイルをバインド
して目ずれを防止する効果がなかった。同様に樹脂ラテ
ックスの含有比率が7j重升チを超えたコンパウンド〔
E〕では難燃化性能が大幅に不足し、風合も悪かった。
リン酸エステルと水酸化アルミニウムの合計量が20重
i#チを超えたコンパウンド〔障、〔G〕、〔田を塗布
したファブリックaいずれも難燃性が不足し、風合もコ
ンパウンド[F)を塗布したファブリックではとわく、
フンパウンド(C)を塗布したファブリックでは柔らか
すぎて、いずれも冥用に供し得なかった。本発明のコン
パウンド〔A〕のデカブロモビフェニルエーテルを臭素
含量jgチのテトラブロモビスフェノールAに変えて同
様の評価を実施したところ、塗布ファブリックの燃焼速
度は10θ籠/分を超え難燃不合格であった。
実施例コの評価結果を表2VC示す。本発明の樹脂ラテ
ツク[:、2]、(J)を用いたコンパウンドは優れた
難燃性と風合をファブリックに付与した。樹脂中の塩素
含量がtj重量%を超えたラテックス〔りを用いたコン
パウンドはファブリックの風合を著しく損ねた。該コン
パウンドを塗布したファブリックを室温/力月放置後に
折り曲げたところ、コンパウンド皮膜が脆化していて割
れた。該コンパウンドの柔軟性を改善するまでリン酸エ
ステルを増量したところ、該リン酸エステルのブリード
によってコンパウンド皮膜表面がペトクき全く実用に供
し得なかった。
実施例3の評価結果を表3に示す。本発明の樹脂ラテッ
クスCt) 、(/;)  を用いたコンパウンドはみ
ごとに不織布を難燃化しまたが、樹脂中の塩素含量が3
0重量%に満たないラテックス〔7〕を用いたコンパウ
ンドでは難燃化できなかった。実施例3のコンパウンド
配合処方において、ラテックスr4)を用い、デカブロ
ムビフェニルエーテルに替工て塩素含量70重量%の塩
化パラフィンを用いたところ、該コンパウンドを塗布し
たポリエステル不織布の難燃性は燃焼速度/70J a
rm/分と不合格であり、風合も著しくかたくなった。
以上の本発明のコンパウンドのメリットをまとめると次
のとおりである。
(1)  特定材料の組み合わせKよってなる難燃化性
能に優れたコンパウンドである。
(2)  It境上問題と表る酸化アンチモンを全く使
用しないコンパウンドである。
(3)  添加型架橋剤を全く使用せずに風合調整でき
るコノバウンドであシ、混合・増粘安定性に優れ長いポ
ットライフを有し、作業上、工程管理上のメリットを有
する。
(4)  ファブリック、フオーム、紙、繊維板、木材
等の内装材製品の難燃化に適した安価なフンバウンドで
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、[a]樹脂中の塩素含量が30〜65重量%で
    ある塩化ビニリデン系樹脂ラテックスおよび/または塩
    素含量が30〜54重量%であるエチレン・塩化ビニル
    系樹脂ラテックスの樹脂固形分40〜75重量%と、[
    b]臭素含有率が70重量%以上のブロム化ビフェニル
    エーテル20〜50重量%、[c]25℃での水への溶
    解度が4.0未満のリン酸エステルおよび/または平均
    粒径が20μ以下の水酸化アルミニウム20重量%以下
    の合計100重量%から成るコンパウンド。
  2. (2)、コンパウンドが水に分散された混合物あるいは
    該混合物から形成された乾燥皮膜である特許請求の範囲
    第1項記載のコンパウンド。
  3. (3)、水に分散された混合物がBH型粘度計にて10
    0〜100,000cpsに増粘されたものである特許
    請求の範囲第1項記載のコンパウンド。
JP13077684A 1984-06-25 1984-06-25 コンパウンド Pending JPS619490A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13077684A JPS619490A (ja) 1984-06-25 1984-06-25 コンパウンド

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