JPS6193897A - 超純水製造装置 - Google Patents

超純水製造装置

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Publication number
JPS6193897A
JPS6193897A JP59214822A JP21482284A JPS6193897A JP S6193897 A JPS6193897 A JP S6193897A JP 59214822 A JP59214822 A JP 59214822A JP 21482284 A JP21482284 A JP 21482284A JP S6193897 A JPS6193897 A JP S6193897A
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JP
Japan
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water
pure water
raw water
sent
reverse osmosis
Prior art date
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Pending
Application number
JP59214822A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Koba
木場 和則
Shiro Inoue
司朗 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Publication of JPS6193897A publication Critical patent/JPS6193897A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は超純水製造装置に関する。
従来の技術 最近、半導体工業などでは、極めて高度に精製された水
が必要とされている。そして、その原水としては、通常
、工業用水、市水、井水等が用いられているが、これら
原水中には、懸濁物質、電解質、微粒子、微生物、有機
物、溶存ガス等が、要求される水質に比べれば、多聞に
含まれているため、これら不純物を除去しなければなら
ない。
しかし、このような多種の不純物を一度に処理できる処
理技術はなく、従って従来の超純水製3it装置は、そ
れぞれ不純物に適した処理技術を組合わせたものであっ
た。第3図に基づき、従来の超純水製造装置を説明する
と、この超純水製造装置1は、大きく分けて1次純水系
2と2次純水系3とから成り、また1次純水計2は、濾
過装ff14、逆浸透膜装置5、脱気装置26及びイオ
ン交換装置7から成り、更に2次純水系3は、紫外轢殺
m装置8、デミナー9及び逆浸透m装@10から成って
いる。なお、図中、11はユースポイント(使用地)、
12はイオン交換装置t13と紫外線酸化装@14と活
性炭濾過装置15とから成る廃水回収系である。
発明が解決しようとする問題点 上、記従来構成によれば、特性の異なる多数の処理技術
を組合せるため、多数の装置を必要とすると共に、その
運転監視は複雑となり、更にはイオン交換装置を使用し
ているため、イオン交換樹脂の再生のための費用が高く
つく等の欠点があった。
問題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本発明の超純水装置は、1次
純水系として機械的蒸気圧縮式の蒸溜装置を使用すると
共に、2次純水系として逆浸透膜装置を使用するもので
ある。
作用 不純物を含む原水の水分を蒸溜装置で水蒸気として取出
した後、昇圧凝縮させて蒸溜水即ち1次純水を得、そし
てこの1次純水を逆浸透膜装置で更にその純度を上げて
2次純水即ち超純水を得る。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づき説
明する。21は本発明に係る超純水製造装置で、1次純
水系22として機械的蒸気圧縮式の蒸溜装置23を使用
すると共に、2次純水系24として逆浸透脱装置25が
使用さ゛れている。ここで1次純水系22について詳細
に説明する。即ち、蒸溜装置23は、上部液室26、下
部液溜室21、これら上部液室26と下部液溜室27と
を連通する流下管路28、及びこの流下管路28外側に
形成された水蒸気の凝縮!29e*t8□33゜、つ。
、□30(7)工。
設番フられると共に下部液溜室27に連通された気水分
離器31と、この気水分離器31を通った水蒸気を凝縮
室29に導く水蒸気導入管32と、この水蒸気導入管3
2途i1.:設けられて水蒸気を圧縮する圧縮機33と
、原水を上記上部液室2Gに導く供給管34と、下部液
溜室27内に残った濃縮水を排出する排出管35と、凝
縮室29内で凝縮された蒸溜水を2次純水系24に移送
する第1移送管36と、濃縮水ポンプ37と、蒸溜水ポ
ンプ28と、上記供給管34途中と排出管35途中とを
連通すると共に開閉弁39を有するバイパス管40と、
上記排出管35及び第1移送管36内を流れる濃縮水及
び蒸溜水の熱を供給管34内を流れる原水に与える熱交
換器41とから構成されている。また、2次純水系24
は、上記第1移送惰36途中に設けられて蒸溜水を昇圧
する高圧ポンプ42と、昇圧された蒸溜水から2次純水
即ち超純水を取出す逆浸透膜モジュール43と、この超
純水をユースポイント44に移送する第2移送管45と
、逆浸透膜モジュール43から分離された残液を回収水
として供給管34m1に戻す回収管46とから構成され
ている。
なお、41は廃水回収系であるが、従来のものど同一で
あるため、説明を省略する。
次に作用について説明する。
まず、工業用水、市水、井水などの原水に、従来と同様
に酸を注入してpHコントロールを行ない、蒸発器30
におけるスケール析出の防止を図る。
なお、酸の替わりとして、カルボン門ポリマーを主体と
する高温用スケール抑制剤を使用してもよい。前処理は
この薬注のみでよ(、濾過等は全く不要である。前処理
された原水は、熱交換器41で予熱された後、蒸発器3
0の上部液室26に供給され、流゛下管路28内を流乍
する途中でその一部が熱せられて蒸発する。蒸発により
発生した水蒸気と未蒸。
発の原水は下部液溜室27に入り、ここで未蒸餞の原水
即ち濃縮水は、濃縮水ポンプ31により、その一部がバ
寄バス管4Gを介して再び上部液室26に循環され、ま
たその残部は排出管35を介して熱交換器41に送られ
て原水に熱を与えた後、廃゛棄される。
なお、濃縮水の濃度としては、TDS夕5000ppm
程度までであれば、沸点上昇も0.1℃未満であり、蒸
゛気圧縮動力にほとんど影響しない。一方、水蒸気は気
水分離器31を通って圧縮8133により昇圧されて凝
縮室29に送られ、ここで流下管路28内を流下する原
水に熱を与えることによって凝縮して蒸溜水即ち1次純
水となる。そして、この蒸溜水は蒸溜水ポンプ38によ
り、第1移送管36を介して熱交換器41に送られ、こ
こで原水に熱を与えた後、2次純水系24に送られて更
に純度が上げられて2次純水即ち超純水となる。この超
純水は第2次移送管45を介して所定のユースポイント
44に送られて使用に供される。使用された水は、再び
原水として供給管34に戻される。また、逆浸透膜モジ
ュール43で分離された残液も、原水として供給管34
に戻される。なお、余分な超純水は高圧ポンプ42′手
前の第1移送管36途中に戻される。
ところで、蒸発器の操作温度、圧力は特に規定  ′さ
れるものではないが、ベントを大気開放すると、凝縮圧
が大気圧となり、圧縮機による昇圧分だけ、蒸発側(圧
縮機吸込み側)は真空となる。この場合、蒸発器は法的
な意味での圧力容器とはならない。また、圧縮機の動力
を小さくして省エネルギ−を図るためには、圧縮比を小
さくすればよい。
例えば、蒸発温度二98℃、凝縮温度=100℃とすれ
ば、圧縮機の所要動力は、約4.8KW −h /l。
n−蒸溜水となる。但し、圧縮機の機械損失を含んだ全
断熱圧縮効率η、 −0,7とした場合。
次に、蒸発による処理技術がどの不純物に対して有効で
あるかを示すと第1表のようになる。
表中:Oきわめて有効、O有効 第1表から分かるように、はとんどの不純物に対して非
常に有効であり、わずかに揮発性の有機物が凝縮水中に
再溶解してくる可能性があることと、装置構成材料であ
る金属のイオンが微量溶解してくるのみである。実際、
第2図に示したと同形式の蒸発器を多数組合せた多重効
用の海水淡水化装置において、供給濃度: 35,0O
Oppli 、ブローダウ28度: 94,0000+
)1m 、平均蒸発濃度: 64,50Gppmの海水
から得られる蒸留水の水質として、Na :  0.1
50011C(1:  0.27ppm、 Fe : 
 0.044ppm 、 Cu :  0.008pp
m+ 、 Zn :  O,OOlppmのものが得ら
れており、濃度水濃度をセ5G00ppmとすれば、C
Q :  0,02ppa+、 Na :  0.0I
E11)s程度の蒸留水が得られることになる。これら
の値は水質基準にほぼ同等のレベルであり、1次純水の
水質としては十分である。金属イオンについては、装置
材料よりの溶出は海水の場合より大巾に減少するものと
考えられるし、装置材料選定の見直しによっても減少さ
せることができる。また、蒸発温度を98℃程度にして
いるから、微生物も完全に殺菌される。従って、このよ
うな1次純水を2次純水系の逆浸透m装置で処理すれば
、塩排除率91%程度のCpイオン:  0.6ppb
程度になるなど、溶存塩類イオン、金属イオンの更なる
低減、揮発性有機物の除去、微粒子等の完全除去が行わ
れ、非常に厳密な水質要求に応じることができる。
なお、上記実施例においては、蒸発器を垂直管流下液模
式のものとして説明したが、水平管液膜式又は強IQ液
模式のものであってもよい。
発明の効果 上記本発明の構成によると、1次純水系として機械的上
記圧縮式の蒸留装置を使用しているため、従来のように
、逆浸透膜装置を使用した場合に比べて、濾過及び脱気
する必要がないと共にイオン交換をしなくても所定の水
質が得られ、更には水温が蒸発温度まで上昇されるため
、微生物も殺菌され、従って従来必要とされた濾過装置
、脱気装置イオン交換装置、紫外線殺菌装置、デミナー
等を不要にし得るので、設vIa費を安くできると共に
、運転監視も楽になり、更にはランニングコストも安く
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は全体概略構成図、第2図は要部詳細図、第3図は
従来例の全体概略構成図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、1次純水系として機械的蒸気圧縮式の蒸溜装置を使
    用すると共に、2次純水系として逆浸透膜装置を使用す
    ることを特徴とする超純水製造装置。
JP59214822A 1984-10-12 1984-10-12 超純水製造装置 Pending JPS6193897A (ja)

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