JPS6192283A - ドアの密閉構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ドアの開閉により所定の空間を密閉するドア
の密閉構造に関し、特にクリーンルームと該クリーンル
ームより清浄度の低い部屋間に設置して、搬入する物品
の除塵と該物品の受は渡しを行なうパスボックスを密閉
するドアの密閉構造に関する。

（従来の技術） パスボックスは清浄度の異なる部屋間の物品の受は渡し
に使用嬶れており、一般には清浄度の低い部屋より１．
より清浄度の高い部屋）の物品の受は渡し時に社、高清
浄度室側への塵埃の持込みを防ぐ為に、パスボックスの
清浄度の低い部Ｍ　Ｉ＋＋のドアから物品をパスボック
ス内に入れた後にそのドアを閉めて超高性能フィルタを
通過させた空気をパスボックス内壁より高速で一定時間
物品に吹き付けて除塵した後に、パスボックスの高清？
Ｖ度側のドアを開いて物事を、高清浄度室側へ搬入する
事が行なわれている。

（、発明が解決（ようとする問題点） 従来、この種のパスボックスで、ドアの開閉を物品搬送
上の都合により、スライド式ドアを用いた場合ドアが閉
った場合でも、パスボックス本体とスライドするドア部
との間の密閉度は、ドアか可動であるゆえに必ずしも十
分とはいえず、高速で吹き付けた清浄空気による力によ
り除去嘔れた塵埃がパスボックス内部で循環濾過される
だけでなく一部がドアとパスボックス本体の密閉不足の
所より漏れ高清浄度室の汚染源の一つとなる欠点があっ
た。

本発明の目的は以上の欠点を除去し、所定の空間を完全
に密閉でき、パスボックスに用いれば高清浄度室の汚染
を防止できるドアの密閉構造を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明のドアの密閉構造は、開口を設けた隔壁と、前記
開口を開閉するドアと、前記隔壁の前記開口の周囲と閉
じた状態の前記ドアの間に設けられ圧縮空気が導入され
ると膨張する中空部材とを含んで構成される。

（実施例） 以下に実施例に基づき、図面を参照して本発明を説明す
る。

第１図は本発明の一実施例のドアの密閉構造が設けられ
たパスボックスの概要の平面図である。

第１図において、１は低清浄度室であり、２は高清浄度
室であり３はパスボックス本体、４と４′はスライドド
ア、矢印５は物品の流れの方向である。

第２図（ａｌ　、　（ｂ）はそれぞれパスボックスのス
ライドドア４の正曲図およびＡＡ断面図である。ここで
スライドドア４は案内９に沿っ℃移動してパスボックス
を開閉し、６は圧縮空気源より中空部側へ空気を導入す
る空気配管であり、７Ｆｉパスボ。

クス本体３の出入口の周囲Ｉｎｃｈけられ空気配管６か
も圧縮９！気≠；導入されることにより膨張する中空部
材であり、８４づ、中空部材への圧縮空気の込９込みを
制御する′ｋＬ碌ヅｆである。

高清浄反意２へ搬入される物品は、スライドドア４を開
いて、（この時スライドドア４′は後述されるスライド
ドア４と同様の方法で庇閉嘔れている。、）パスボック
ス本体３の中へ入れられる。

次にスライドドア４が閉められる。スライドドア４が閉
められた事を検出し工窒気配龜６の中途に設けである電
磁弁８を作製させ、圧縮空気を中空部材７へ導入し、中
翌翫、＠７をに張させることにより、スライドドア４の
表面へ中空部材７の表面が押し付けられ、パスボックス
３とスライドドア３４の間の堅固な密閉状態を形成する
。しかるのちにパスボックス内に高速の清浄空気を吹き
出せば（この高速空気の吹−き出シロは図では省略しで
ある）清浄空気はパスボックス外部へ漏れることなくパ
スボックス内部のみで循環処理され、高清浄度室２への
汚染無しに搬入する部品の清浄化が行われる。

（発明の効果） 本発明は以上説明したように圧縮空気を導入する事で膨
張する中空部材をドアと隔壁の間に設けることにより、
ドアの密閉度を向上させ、パスボックスを介して物品を
高清浄度室へ搬入する場合に高清浄度室への汚染を防止
する事が可能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はパスボックスの概要を示す平面図であり、第２
図は第１図のパスボックスに設けられた本発明の一実施
例の正面図とＡＡ断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開口を設けた隔壁と、前記開口を開閉するドアと、前記
   隔壁の前記開口の周囲と閉じた状態の前記ドアの間に設
   けられ圧縮空気が導入されると膨張する中空部材とを含
   むことを特徴とするドアの密閉構造。