JPS6190684A

JPS6190684A - 遊技機盤面の遊技玉監視装置

Info

Publication number: JPS6190684A
Application number: JP21238884A
Authority: JP
Inventors: 奥原　徹也; 桂　治
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-10-09
Filing date: 1984-10-09
Publication date: 1986-05-08
Also published as: JPH0422599B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、遊技機盤面の遊技玉監視装置に関するもので
ある。

（従来技術）例えばパチンコゲーム機等の遊技機では、一般にゲーム
機裏面に賞品用の一定数の賞品上を収容した玉溜部を有
しており、遊技者か、あるラッキーホールに遊技玉を打
ち込んだ場合には、当該ラッキーホールによって定めら
れた定数とその打ち込んだ遊技玉の個数の積の数の賞品
上が上記玉溜部よりゲーム機表面側の受皿に放出される
ようになっている。

この場合、上記ラブキーポールに入った遊技玉をセーフ
玉、入らなかった玉をアウト玉と称し、一方玉発射通路
を通して盤面に打ち込まれた遊技玉は、アウト、セーフ
に関係なく全て引上と称している。そして、通常パチン
コゲーム機には、以上の引上を計数するための用土計数
装置か設けられている。

その−例として、例えば玉発射通路を通過４−る遊技玉
の順方向の個数と逆方向（戻り玉）の個数を呂々所定の
電子的な計数手段で３１数し、最終的に順方向の計数値
から逆方向の計数値を減１戸１−ることにより算出する
ようにしたしのがある（例えば実公昭５８−１３８９３
号公報参照）。

従って、盤面内の１存在数の監視に際して、以上のよう
な計数装置を、さらにアウト口およびセーフ口より回収
される回収玉の計数手段と組合わＵて、進入上の実数か
ら回収玉の実数を紘算するようにすると、当該盤面上に
存在している玉の瞬時的な総数を知ることが可能である
。

しかし、このような方法の場合、進入上の各々が全て共
通して一定時間後に回収されるのであれば正確に計数す
ることができ確実な監視機能を果たすことになるのであ
るが、玉発射通路より進入した進入上の盤面内滞在時間
は、全てが一定ではなくバラツキがあることから、連続
的に玉が進入、回収されている状態での正確な計数は困
難であり、一部の玉が盤面内のある部位（こ停滞してい
るような異常状態の検出、監視は不可能である。しかも
、以上のバラツキの状態は盤面毎に固有の特性を有する
とと乙に釘の状態、湿度の違いなど１」に５１゛−・て
乙５１１！なるのてＩうろから、なおさらである。

（発明の目的ン本発明は、以Ｊｚのような欠点を除去するｒこめになさ
れたらので、遊技玉が連続して盤面上に発射されている
場合であってし、盤面内の１存在数を計数することがで
き、その一部が盤面上に停滞していることを検出し得る
遊技機盤面の遊技玉監視装置を提供することを目的とす
るものである。

（目的を達成するための手段）本発明は、以上の目的を達成するために、遊技機の盤面
内に進入する遊技玉の数と盤面を経て盤面外に回収され
る遊技玉の数とから当該盤面内に存在する遊技玉の実数
を５１数する計数手段と、この計数手段の計数値から所
定時間内における盤面内の遊技玉荏在数の平均値を算出
する第１の演算手段と、上記計数手段の計数値から上記
第１の演算手段の上記平均値算出時間よりも大きい時間
内の平均値を算出する第２の演算手段と、上記第１の演
算手段の算出値を上記第２の演算手段の算出値を基準と
して比較し、その比較値によって上記盤面内における１
荏在数の異常状態を判定する比較手段とを備えたことを
特徴とするしのである。

（作用）従って、以上の構成によると、第１の演算手段の算出値
が、当該遊技盤の盤面内に存在する遊技玉の比較的短時
間内の現時点での玉数を示すことになるとともに、第２
の演算手段の算出値が同盤面内の長時間内の本来の正常
状態での１存在数を示すことになり、第２の演算手段の
算出値を基準値として両者の値を比較した比較手段の比
較出力は、本来の正常状態の１存在数に対する正常又は
異常のいずれかの状態を示すことになる。

（実施例）第１図は、本発明の一実施例である遊技機としてのパチ
ンコゲーム機自体の外観構成を示す正面図、第２図は、
本発明の一実施例によるパチンコゲーム機の玉監視装置
の構成を示すブロック図である。

先ず第１図において、符号ｌはパチンコゲーム機の本体
であり、その１ｉｉｉ面側（こはゲーム盤２か設けられ
、また裏面にはその作動機構（図示省略）か設けられて
いる。ゲーム盤２には、周知のよ５に内蔵する玉発射機
構に連通ずる玉発射通路３が構成されており、玉発射機
構により発射された玉は、当該上発射通路３を経て盤面
４内に進入し、釘その他の設置物によって規制された落
下ルートを打金曲折しながら落下して行き、最終的にア
ウト口５またはセーフ口６より回収される。そして、例
えば上記玉発射通路３の末端部には、後に詳述するよう
な進入玉検出部７がもうけられているとともにまた図示
しない盤面の例えば裏側には、やはり後に述べるアウト
玉およびセーフ玉を含めたいわゆる回収玉を検出するた
めの回収玉検出部８が設けられている。

さらに、ゲーム機本体１のゲーム盤２の下方には、玉を
玉発射機構に供給するための下受皿９、玉発射機構を作
動させるための操作部１０、賞品上を収納するための下
受皿ＩＩが各々設けられている。

次に、竿２図について説明する。図中、符号７は、進入
玉検出部であり、上述したように例えば玉発射通路３の
末端部に設けられていて、該玉発射通路３を経て実際に
盤面４内に進入する進入上を検出し、その工数に応した
数のパルス信号を発生する。また、符号８は、回収玉検
出部であり、上述したように例えば盤面４の裏側に設け
られていて、盤面４内に進入後上記所定のルートを経て
アウト口５またはセーフ口６より回収されろ回収玉を検
出し、その玉数に応した数のパルス信号を発生する。

そして、これら各検出部７．８の検出出力は、各々計数
手段１２に入力される。

計数手段１２は、例えば加減算カウンタ或いはそれと同
様の機能を有するもので構成されており、上記進入玉検
出部７の出力を加算入力として、また回収玉検出部８の
出力を減算人力として加減算動作し、その時点における
盤面４内の存在玉数を計数して出力する。そして、この
出力がゲート手段１３に供給される。

ゲート手段１３は、例えばタイミングパルス発生手段Ｉ
４より供給される一定周期のタイミングパルスに同期し
てゲートを開放し、その時の上記計数手段１２の出力（
瞬時値）を第１の記憶手段Ｉ５および第２の記憶手段１
６に各々供給する。

第１の記憶手段１５および第２の記憶手段Ｉ６は、それ
ぞれ例えばリングカウンタ或いはそれと同様の機能を有
するもので構成されており、例えば第１の記憶手段１５
がＮ個（段）の記憶部を、第２の記憶手段１６かＮ　ｘ
　Ｍ個（段）の記憶部を有している。そして、これら第
１および第２の記憶手段１５または１６は、上記ゲート
出力によって示される計数手段１２の計数値データを入
力として当該入力か供給される毎に１〜Ｎまたは１〜（
Ｎｘ　Ｍ　）まで順次記憶データをソフト（その間は、
出力零）して行き、最終的にノフトアソプした時点て当
該各データをそのままの状態で出力する。従って、この
場合、第１の記憶手段Ｉ５の出力は、上記タイミングパ
ルス発生手段１４の周期をＴとすると、ＮＸＴ時間前の
古いデータを示し、第２の記憶手段１６の出力は、（Ｎ
ＸＭ）ＸＴ時間前のより古いデータを示すことになる。

この動作は、上記各時間ＮＸＴまたは（Ｎ　Ｘ　Ｍ）Ｘ
　Ｔで各々繰り返され、当該時間を周期として新しいデ
ータが取り込まれる。

一方、符号１７は、第１の演算手段、符号２１は、第２
の演算手段であり、第１の演算手段１７は、第１の加減
算手段１８と第１の割算手段１９とから、また第２の演
算手段２１は、第２の加減算手段２２と第２の割算手段
２３とから各々構成されている。そして、第１の演算手
段１７の第１の加減算手段１８には、上記ゲート手段１
３の出力が加算入力として、また第１の記憶手段１５の
出力が減算人力として各々Ｔ周期毎にＮｘＴ時間まで入
力され、それらの全ての加算または減算出力か割算手段
１９に供給される。割算手段１９は、上記加減算手段１
８の出力をｌ／Ｎに割算し、Ｎ×Ｔ時間内における各周
期の平均値を算出する。第２の演算手段２１しこれと同
様に、第１の加減算手段２２には上記ゲート手段１３の
出力が加算入力として、また上記第２の記憶手段１６の
出力が減算人力と各々Ｔ周期毎に（ＮＸＭ）Ｘ７時間ま
で人力され、それらの累＝１値が加算または減算され、
その出力か割算手段２３に供給されろ。割算手段２３は
、この出力を１／（ＮＸＭ）に割算し、（ＮｘＭ）×Ｔ
時間内の各周期の平均値を算出オる。そして、これら第
１および第２の割算手段１７および２１の出力は、第２
の割算手段２Ｉの出力が基賭人力として、また第１の割
算手段１７の出力か比較入力として各々比較手段２０に
供給される。

比較手段２０は、第２の割算手段２３の出力を基準とし
て上記第１の割算手段１９の出力を比較゛し、第１の割
算手段Ｉ９の出力が第２の割算手段２３の出力よりも大
きい場合に出力を発生して所定の駆動手段２４を作動さ
せる。この駆動手段２４は、例えば警報部２５および表
示部２６を備えており、当該作動時に警報部２５より警
報を発生してオペレータに異２２状態であることを報知
ずろとともに表示部２６に異常状態にある停滞上の個数
を数値で表示する。

すなわち、ゲート手段Ｉ３を介して供給される上記計数
手段１２の出力か示す瞬時値は、遊技玉の遊技盤面内存
在数を示すこととなり、これを一定の時間Ｔごとに、Ｎ
個の記憶部で構成される第１の記憶手段１５の最も古い
記憶値と入れ替えし、その第１の記憶手段１５のＮ個の
記憶値の平均値を第１の演算手段Ｉ７にて算出すれば、
その平均値は、ＮＸＴＸ開時間前現在までの、その遊技
盤面内存在数の平均的な特徴を示すことになる。また、
同様に、その盤面内存在数を、ＮよりらＭ倍大きい個数
の記憶部で構成される第２の記憶手段１６の最も古い記
憶値と入れ替えすれば、その記憶的の平均値は、Ｎ　Ｘ
　Ｍ　Ｘ　Ｔ時間の特徴を示すことになり、上記ＮＸＴ
時間の平均値が示す短い時間の特徴の異常状態を、当該
長い時間の正常ｌ特徴と比較することによって確実に検
出し得ることになる。したがって、この長い時間の特徴
を平常値として、常時異常値との比較に用いるようにす
ることにより、その盤面におけるその盤面が持つ特有の
比較値を条件変化に対応して人／冒二上ら（゛自己学習
的に設定し得ろことになる。

今仮に、上述の条件下で、盤面４内に進入しｒ二遊技玉
の内＋１１１か回収されないとすると、上記計数手段１
２の値（盤面内玉荏在数）は、その１個か回収されるま
では通常よりら１側多い値を示し、その状態が貼続する
と、上記短い時間の平均値も１側分大きい値を示ｔよう
になる。ところか、上記長い時間の平均値は、その間に
Ｍ分のｌｆコニす大きくなるにすぎないので、短い時間
の・■均値と長い時間の平均値との差は、しばらくの間
、盤面に進入した遊技玉１個か回収されｔいことによっ
ておこる盤面内玉荏在数の増加の特徴を示すことになる
。その結果、盤面に進入した遊技玉の内当該１個が回収
されていないという異常状態が判定され外部に表示され
ることになる。

なお、以上の実施例は、具体的にはハートまｆこはソフ
トのいずれの方法によっても実現することができるしの
であり、いずれかの方法に特定されるものではないこと
は言うまでしない。

また、以上の実施例では平均値を算出するのに加減算手
段と割算手段を用いたが、これは積分器によって行うこ
とらできる。

（発明の効果）本発明は、以上に説明しＲように、遊技機の盤面内に進
入する遊技玉の数と盤面を経て盤面外に回収される遊技
玉の数とから当該盤面内に存在する遊技玉の実数を計数
する計数手段と、この計数手段の計数値から所定時間内
における盤面内の遊技１存在数の平均値を算出する第１
の演算手段と、上記計数手段の計数値から上記第１の演
算手段の上記平均値算出時間よりも大きい時間内の平均
値を算出する第２の演算手段と、上記第１の演算手段の
算出値を上記第２の演算手段の算出値を括準として比較
し、その比較値によって上記盤面内における玉荏在数の
異常状態を判定する比較手段とを備えたことを特徴とす
るものである。

従って、本発明によると、第１の演算手段の出力によっ
て示される短い時間の平均１１Ｉ′ｉの数１ｐ、’ｉの
異常をそれよりら長い時間の平均値によ−て対比判定す
ることができ、確率的に停滞状態にある遊技玉の玉数を
容易に知ることが可能となり、確実な監視機能を実現す
ることができろ。そして、この監視機能は、盤面か異な
ってら、まｆ二釘の状態その他の盤面自体の条件か異な
ってし、それら、◇示す特徴に対し自己学習的に対応て
才ろから、？孔に無茶ｆ’ｌて稼動させることかできろ
。

しかも、その構成と、ハートまｆ二はソフトのいずれの
手段によっても実現することができるので設計ら容易で
あり、判定精度の向上ら短い時間と長い時間の時間比を
大きくすることのみによって容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明か適用される遊技機としてのパチンコゲ
ーム機の構成を示す正面図、第２図は本発明をパチンコ
ゲーム機に適用し几−実施例乙）ブロック図である。２・・・・・ゲーム盤３・・・・・玉発射通路・１・・・・・盤面７・・・・・進入玉検出部８・・・・・回収玉検出部１２・・・・計数手段１５・・・・第１の記憶手段１６・・・・第２の記憶手段１７・・・・第１の演算手段２０・・・・比較手段２Ｉ・・・・第２の演算手段

Claims

【特許請求の範囲】

１、遊技機の盤面内に進入する遊技玉の数と盤面を経て
盤面外に回収される遊技玉の数とから当該盤面内に存在
する遊技玉の実数を計数する計数手段と、この計数手段
の計数値から所定時間内における盤面内の遊技玉存在数
の平均値を算出する第１の演算手段と、上記計数手段の
計数値から上記第１の演算手段の上記平均値算出時間よ
りも大きい時間内の平均値を算出する第２の演算手段と
、上記第１の演算手段の算出値を上記第２の演算手段の
算出値を基準として比較し、その比較値によって上記盤
面内における玉存在数の異常状態を判定する比較手段と
を備えてなる遊技機盤面の遊技玉監視装置。