JPS6190313A

JPS6190313A - フロツピ−ヘツド

Info

Publication number: JPS6190313A
Application number: JP20955384A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Morita; 和郎森田; Kazutatsu Sano; 佐野　千達
Original assignee: TDK Corp
Current assignee: TDK Corp
Priority date: 1984-10-05
Filing date: 1984-10-05
Publication date: 1986-05-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［Ｉ］発明の背景［技術分野〕本発明は１例えば、ワードプロセッサーやパーソナルコ
ンピューターなどに用いられるフレキシブル記録媒体に
情報を記録・再生・消去するためのフロッピーヘッドに
関するものである。

［従来技術とその問題点１フレキシブル記録媒体に情報を記録・再生・消去するた
めのフロッピーヘッドは、その形状について各社のドラ
イブに合わせた最適設計がなされており、いろいろなも
のが提案されている。　この場合、要求される基本特性
は、はとんど同じであるが、ｈｋ近では特に磁気効率の
アツブによる高出力化、小型コンパクト化１組立工程の
簡素化、巻線作！能率の向−になどが、強く要望されて
いる。

フロッピーヘッド構造の従来技術の１例を第５図および
第６図に示した。　これは通常ラミネートタイプと呼ば
れるフロンピーヘッドでリードライトヘッド２１と非磁
性チップ８５との一体化体と、イレーズへット２５１と
非磁性チップ８１１との一体化体と、イレーズヘッド２
５２と非磁性チップ８５との一体化体との３層をラミネ
ートして一体化し、その長手方向の両面をさらにスライ
ダ４１．４５によってはさみ込み固定している。

さらに詳しく述べると、リードライトヘッド２１は磁気
記録媒体に摺接するフロント部にキャップ２１１を有す
る。　さらにリードライトヘッド２１はこの摺接面と、
直角に連接してＥ方へ伸びる２木のサイドコア部２１１
１．２１１２を持つコの字状のコアチップ形状をなして
いる。

そしてこの２本のサイトコア２１１１゜２１１２はバン
クコア５１と固定接続され、閉磁路回路が形成される。

　さらに片方の外側コア２１１１には所定のリードライ
ト用巻線３１が巻かれる。　　さらに、このリードライ
トヘフ１”　２１には、直列に非磁性チップ８５が一体
化されている。

一方、２つのイレーズヘッド２５１．２５２も同様なコ
の字状のコアチップ形状とされそれぞれ非磁性チップ８
１１．８１２と一体化されている。　そしてリードライ
トヘッド２１と一体化されている非磁性チップ８５をは
さみ込んだ状態で、２つのイレーズヘッド２５１．２５
２のサイドコア部２５１１．２５１２（Ｂ。

す２本は図では見えていない、）は、バックコア５５に
よって同定、接続される。　さらにサイドコア２５１１
．２５１２にはイレーズヘッド用巻線３５が巻かれる。

このようにリードライトヘッド２１のサイトコア２１１
に巻線を巻く、従来の方法〒は磁路長が長くなり、磁気
抵抗が高く、その結果として磁気効率のアップによる高
出力化に制約が生じるという問題が有る。　まｆ、磁路
長が長くなるためにヘッドの小型化がむづかしく、さら
にまた組立工程における作業性が悪いという不都合があ
る。

［！Ｉ］１０００的本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その目的は、ヘッドの磁路長を短くし、磁気効率のア
ップを図り、これにより高出力化を実現させ、しかもヘ
ッド全体を小型コンパクト化し、その上さらにヘッド組
立工程において巻線オイル挿入が容易にできる。フロッ
ピーヘッドを提供するものである。

［ｍ］発明の開示このような目的は下記の本９４明によって達成される。

すなわち本発明は、リードライトヘッドと少なくとも１つのイレーズヘッド
とを２つのスライダー間に挟持したフロッピーヘッドに
おいて、少なくともリードライトへヤトの後端にへツク
コアを固定し。

このバックコアに８線を施したことを特徴とするフロッ
ピーヘッドである。

［１７１発明の具体的構成以下、本発明の具体的構成について、詳細に説明する。

第１図〜第４図には本発明の実施例が示される。

第１図および第２図は、いわゆるラミネートタイプのフ
ロッピーヘッドについて本発明の実施例を示している。

この場合、リードライトヘッド２１はフェライトなどの
材質よりなる。　そして磁気記録媒体に摺接するフロン
ト面にはギャップ間隙０．３〜３ＩＬｍのキャップ材を
介在させたギャップ２１１を有する。　このり−Ｆライ
トヘット２１はフロント摺接面とほぼ直角に連接して上
方へ伸びる２木のサイドコア２１１１゜２１１２をもつ
、コの字状のコアチップ形状をなしている。　　リード
ライトヘッド２１は厚さ６０〜３３０ＩＬｍ程度の平板
形状である。　また摺接面の長さは３〜６ｍｍ程度、サ
イトコア部の長さは３〜５ｍｍ程度とする。

さらにこのサイドコア２１１１，２１１２の後端部はリ
ードライトヘッド２１と好ましくは回し材質からなるパ
ックコア５１と固定接続される。　そしてパックコア５
１にはリードライトヘッド用のａＭＡ３１がａきつけら
れる。　あるいはコイルとして挿入される。

通常１巻線の巻線数は１００〜３００ターン×２程度と
する。

すなわち、コイル寸法としては径２〜５ｍｍ、Ｉｔ１２
〜５ｍｍ程度とする。

このように、本発明では、パックコア５１にａ線３１を
設けるので、巻線３１をサイドコア部に設けるときと比
較して、パックコア５１をフロント面側にパックコア厚
さ分近づけることができ、また巻線のフロント面側端面
もフロント面側により一層近づけることができるのでこ
れらの分サイドコア部２１１１．２１１２の長さを、短
かくすることができ、トータルの磁路長が短かくなり、
磁気効率が向上する。

また、サイド側横方向への巻線のでっばりもなくなるた
め、ヘット自体も小型化する。　また、巻線の損傷も少
なくなる。

さらに、パックコア５１がフロント面側に近づくため、
フロントパック間距離も小さくなり、ヘッドはさらに小
型化する。

巻線３１の配設はパックコア５１をサイドコア部２１１
１．２１１２の後端部に固定接続する前に挿入するか巻
線すれば、組立の作業性がきわめて良好となる。

パックコア５１とサイドコア部２１１１゜２１１２の固
定接続方法としては、樹脂付けを行ったり、キャップ１
トめを行ったりすればよい、このようにリードライトヘ
ッド用巻線３１を設けたパックコア５１を固定接着した
リードライトヘッド２１は非磁性チップ８５と一体化さ
れる。一体化は通常接着剤やガラス等を用いて行う。

非磁性チップ８５は、リードライトヘッド２１のフロン
ト面（摺接面）、と同一の巾にてこれに連接するフロン
ト面と、このフロント面とほぼ直角に連接し、リードラ
イトヘッド２１のサイトコア部２１１２と当接するサイ
ド部を有するＬ字状ないしコの字状等の平板形状として
形成する。

なお、チップをＬ字状とする場合には内側サイトコア部
はリードライトヘッド２１の内側サイトコア部２１１２
と当接させる。

なお、非磁性チップ８５１の材質としてはチタン酸バリ
ウム、チタン酸カルシウム、チタン酸カリウム、チタン
酸ストロンチウムなどの非磁性セラミックス等が用いら
れる。

イレーズヘ−／　トは１つのみでよいが、図示のように
通常２つ用いられる。

イレーズヘッド２５１．２５２は通希フェライトなどの
材質からなり、それぞれ磁気記＄１媒体に摺接するフロ
ント面にギヤツブ内陸２〜６ｐｍにてギャップ材を介在
させたギャップ２５５１．２５５２を有する。

さらに、このフロント面を有するフロント部の両端部に
、これとほぼ直角に連接して上方へ伸びる２本のサイド
コア部２５１０．２５１１を有する。

このようなイレーズヘッド２５１．２５２は通常厚さ０
．０６〜２ｍｍ程度の平板形状であり、それぞれ、これ
と通常これと同一の厚さ非磁性チップ８１１．８１２と
一体化される。

そして、これら各一体化体は、リードライトヘッド２１
、イレーズへラド２５１，２５２の一体化体は、イレー
ズヘッド２５１．２５２が非磁性チップ８５を中にはさ
み込んだ状態で一体化積層ラミネートされる。

そして各イレーズヘッド２５１．２５２の合計４本のサ
イドコア部には、パックコア５５を固定接続している。

　そしてパンクコア５５にはイレーズヘッド用巻線３５
が巻きつけられる。

巻線数は、通常２Ｏ−１ｏｏタ一ン程度とされる。　す
なわち巻線コイル寸法としては、径２−５ｍｍ、ｒｌＪ
２−５ｍｍ程度である。

イレーズヘッドの巻線３５は、必ずしもへツクコア５５
を設けずにサイトコアに設けてもよいが、バックコア５
５を付してそれに′４３線を設ければ、ヘッドはより小
型化する。

巻線は、前記同様、コイル巻きないしコイル挿入によれ
ばよい。

バックコア５５の材質はイレーズヘッドの材質と同一で
あるのが好ましいが、パーマロイ等の強磁性金属の薄板
であってもよい、　また図示のようにサイトコア部との
固定、接続方法としては、樹脂づけやバネ１トめなどを
用いればよい。

イレーズヘッド２５１，２５２と一体化される非磁性チ
ップ８１１．８１２は、前記同様チタン酸バリウム、チ
タン酸カリウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロ
ンチウムなどの非磁性セラミックス等の材質からなる。

　そ　して、その形状は、前記同様通常、Ｌ字状ないし
コの字状をなす。

そして、そのフロント面はイレーズヘッド２５１．２５
２のフロント面と同−ｒｌｌとし、これに連接する。

これら非磁性チップ８１１．８１２をコの字状とする場
合、外側のサイド部８１１１は後述のスライダ４１．４
５を接する高さとし、また内側のサイド部はイレーズヘ
ッド２５１゜２５２と接する高さとすることが好ましい
。

これによりヘッド強度が向上する。　なお非磁性チップ
は、必ずしもコの字状ではなく内側サイド部のみをもつ
Ｌ字状をなしていてもよい。

このようなリードライトヘッド２１、非磁性チップ８５
の一体化体と、イレーズヘッド２５１．２５２と非磁性
チップ８１１．８１２の一体化体は、非磁性の接着剤を
介し、ラミネー１される。

さらに、このラミネート積層体の両側平面をはさみ込む
ようにスライダ４１．４５が接着される。

このスライダ４１．４５は２層〜３層ラミネート体を固
定補強するために設けられたものである。

スライダ４１．４５の材質はチタン酎バリウム、チタン
酸カリウム、チタン酸カルシウム。

チタン酸ストロンチウムなどの非磁性セラミックス等が
用いられる。

スライダー形状としては１種々のものが可能である。

ただ、より一層巻線３１の端面をフロント面側に近づけ
て磁路長をより短くシ、かつよりヘット強度を高いもの
とするには、スライダ４１．４５に少なくともリードラ
イトヘッド用の巻線３１を収納するための切欠き部４１
５を設けることが好ましい。

さらに詳しく述べると、本発明の巻線３１は、バックコ
ア５１に在〈ため、巻線３１は磁路長を短かくするため
に、よりフロント面側に近づける必要がある。　このと
き、寸法規格上、スライダ４１．４５を従来と同じよう
な矩形状のものとすることはできないので、スライダ４
１．４５は、巻線３１の収納部分を切欠いて、その部分
以外のイレーズヘッド２５１゜２５２および非磁性チッ
プ８１１，８１２と固着することが好ましい。

このとき接着強度を従来の３／４以上に保ちつつ、磁路
長を従来の１／２〜３／４まで短かくすることができる
。

このような切欠きは、リードライトヘッド用巻線の収納
用の切欠部４１５として設ければよいが、この他、イレ
ーズヘッド用巻線の収納用の切欠部４１８をさらに設け
、全体としてＥ字状のスライダ４１．４５とすれば、ヘ
ット自体はより一層小型化する。

なお１巻線外形はスライダ外形よりはみ出してもいなく
ても良いが、通怒はスライダ厚およひ巻線厚を所定のも
のとして、巻線をスライダ形状に収納することが８線損
傷防Ｉにの点で好ましい。

第３図および第４図には、バルクタイプのフロンピーヘ
ッドについての本発明の実施例を示している。

この場合、リードライトヘッド２１は、前記同様フェラ
イトなどの材質からなり磁気記録媒体に摺接するフロン
ト面に、前記同様のキャップ間隙および０．０６〜０．
３ｍｍ程度のトラック１０ギヤツプ２１１を有する。

ギャップ２１１の長手方向両端部には非磁性材充填部７
１１，７１２を有しており、この非磁性材充填部７１１
，７１２はギャップ長を決定するものである。

この非磁性材充填部７１１，７１２を含むリードライト
ヘッド２１を作成するには、フロント面にギャップ長決
定するための溝を形成したコア半休をつきあわせたのち
、ガラスなどの非磁性充填材を溝部に充填すればよい。

このリードライトヘッド２１の厚さは、０．２５〜５ｍ
ｍ程度のモ板形状である。

そしてこのリードライトヘッド２１はコの字をなし、そ
のサイドコア部２１１１．２１１２の端部にバックコア
５１が同定接続される。

このバックコア５１の材質は前記同様、リードライトヘ
ッドと回じ材質であることが好ましい。

さらに、バックコア５１には、リードライトヘッド用ａ
＆１ａ３１がａきつけられる。　この巻線の巻線数およ
びサイズは前記と同様である。

イレーズヘッド２５は、やはりフェライトなどの材質か
らなり、磁気記録媒体に摺接するフロント部にギヤー、
プ間隙２〜６Ｂｍからなる２つのギャップ２５５１．２
５５２を有する。

このギャップ２５５１、ｚ５５２は、中央部の非磁性材
充填部７５を隔てて対称の位置関係にある。

この非磁性材充填部７５は、通常前記のリードライトヘ
ッドのギャップ２１１のトラ−７り巾と同一とされる。

この非磁性材充填部７５を含むイレーズヘッド２５の作
り方としては、中央部を研削したイレーズコア半体をつ
きあわせたのち、非磁性の充填材を充填すればよい。

そして、リードライトへラド２１およびイレーズヘッド
２５は絶縁性のスペーサー６を介して一体化される。

バックコア５５の固定接続、イレーズヘッド用ａ線３５
の巻きつけ、スライダ４１．４５の形状やその固定接着
については、前述第１図およびｆ：ｊＳ２図にて説明し
たラミネートタイプの場合と同様である。

［Ｖ］発明の具体的効果本発明によれば、ヘッドの磁路長を従来の１／２〜３／
４まで短くすることが可能になり、磁気効率のアップに
よる高出力化を実現することができる。　この場合、出
力上昇は２〜４ｄＢとなる。　　そしてヘッドを小型コ
ンノくクト化にできる。

そして、このような顕著な出力向上と小型化とは、バッ
クコアへの巻線という簡易な構造で実現する。

また、サイド部外側のでつばりもなくなるため、これに
よっても小型化できる。

その上さらにヘッド組立工程のコイル挿入等が容易にな
り、組立作業能率の向上が期待でき゛る。

また、へツクコアにａＳａを施す構造にすることにより
、従来と同様のスライダ形状では、スライダの接着強度
が下がってしまうという問題に対しても、スライダに切
り欠き部をつけることによって接着強度を従来の３／４
以上に保つとか出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例としてラミネートタイプのフロ
ッピーヘッドの斜視図を示し、第２図は：ｔＳ１図の底
面図を示すものである。第３図は未発ＩＪＩの別の実施例としてへルククイプの
フロッピーヘッドの斜視図を示し、第４図は第３図の底
面（４を示すものである。　第５図は従来技術の１例と
してラミネートタイプのフロッピーヘッドの斜視図を示
し、第６図は第５図の底面図を示すものである。符号の説明２１・・・リードライトヘッド、２５．２５１，２５２・・・イレーズヘッド。３１・・・リードライトヘッド用巻線。３５・・・イレーズヘッド用巻線、４１．４５・・・スライダ、５１．５５・・・バックコア、６・・・非磁性スペーサ。７１１．７１２．７５・・・非磁性材充填部。８１１．８１２．８５・・・非磁性チップＦＩＧ、２ＦＩＧ、３゜ＦＩＧ、４ＦＩＧ、５４１２″１

Claims

【特許請求の範囲】

（１）リードライトヘッドと、少なくとも１つのイレー
ズヘッドとを２つのスライダー間に挟持したフロッピー
ヘッドにおいて、少なくともリードライトヘッドの後端にバックコアを固
定し、このバックコアに巻線を設けたことを特徴とする
フロッピーヘッド。
（２）イレーズヘッドの後端に巻線を設けたバックコア
が固定されている特許請求の範囲第１項に記載のフロッ
ピーヘッド。
（３）スライダがリードライトヘッド用巻線収納用の切
欠き部を有する特許請求の範囲第１項または第２項に記
載のフロッピーヘッド。
（４）スライダがイレーズヘッド用巻線収納用の切欠き
部を有する特許請求の範囲第２項または第３項に記載の
フロッピーヘッド。