JPS6189348A - 糸条の加熱処理方法 - Google Patents

糸条の加熱処理方法

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JPS6189348A
JPS6189348A JP20962784A JP20962784A JPS6189348A JP S6189348 A JPS6189348 A JP S6189348A JP 20962784 A JP20962784 A JP 20962784A JP 20962784 A JP20962784 A JP 20962784A JP S6189348 A JPS6189348 A JP S6189348A
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JP
Japan
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yarn
heat treatment
treatment
opening
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP20962784A
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English (en)
Inventor
安住 敏宣
古里 明彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱可デ性合成重合体からなる糸条を高温で加熱
処理する方法に関する。更に詳しくは、熱可州性合成重
合体からなる多数の単は碓から構成される糸条を効率的
かつ均一に加熱処理するとともに処ミ中に発生するI攻
m IFIすの接着あるいはM后を防止する方法に関す
る。
従来技術 熱可塑性合成重合体からなる糸条は、その延伸工程ある
いは熱処理エリにおいて加熱処理を受けるのが普通であ
り、重合体の石類や糸条に要求される特性等に応じ、か
なりa5 iLで加熱処理を行う場合もある。
しかし、該重合体の融点付近あるいはそれ以上の高Jム
で加熱処理を行う場合は、糸条を構成する単繊維同tの
融着や接着I)を生じゃす(・ばかりでなく、繊維間で
加熱の状態が不均一になりやすく工a調子や製品の均質
性が劣るという問題がある。
すなわち、加熱処理に供せられる糸条は。
その製造工糧中に油剤等の処理剤が付与され、構成単繊
維同士が軽い接着状態を呈している・この状態で糸条を
加熱処理すると、各単繊維の均一加熱が困雅なばかりで
なく、接着した状態で加熱されるため、加熱処理温度に
よっては繊維表面の塗液の固化による単繊維間の接着の
発生がみられ、加熱処理温度が重合体の融点付近又はそ
れ以上の場合には単繊維同士の融着が部分的に発生する
このように加熱処理の過程で単繊維同士の接着あるいは
融着が生じた糸条は、これらのない糸条と比較すると、
集束性の悪化・糸条強度の低下 分はする場合の障害が
認められるばかりでなく、接着又は融着した部分がその
後の加工工程で剥離することにより単繊維の切断、毛羽
の発生等の障害となってあられれる。
発明の目的 本発明の目的は、熱可塑性合成1合体の糸条を加熱処理
する場合における前述の如き諸問題を解決し、加熱処理
を6単はRK対して均一に実施するとともに、単繊維間
の接着や触着のな(・すぐれた品質の糸条を製造できる
加熱処理方法を提供することKある。
発明の構成 本発明は、熱可塑性合成重合体からなる糸条を加熱処理
するに際し、加熱処理前の走行糸条に開繊処理を施して
、該糸条に損傷を与えることなく各単繊維をバラクた状
態又はバラクやすい状態にした後、加熱処理することに
より、前述の目的を達成するものである。
本発明の方法によって処理される糸条は、熱可塑性合成
1合体のマルチフィラメント糸条又はトウの何れでもよ
いが、構成単繊維数が100本以上の糸条が特に好まし
い。また、加熱処理の形式は、熱板あるいは熱−一う等
による接於加熱方式でもよ(、気体浴、チューブヒータ
等による非接触加熱方式でもよい。
加へ〜処F!!詰度は被処理糸条の種類や処理の目的に
よっても異るが、本発明の方法は、重合体の璧点以上の
高温で処理する場合に特に効果的である。
本発明の方法によれば、加へ処理に供せられる糸条は、
加熱処理装raK入る前に開繊処理が施される。すなわ
ち、加熱処理される走行糸条をC対し、 (at  走行糸条の糸導長の変化を)!!杖的に与え
る。
(bl  走行糸条に断続的な衝撃力を付与する。
(c)  走行糸条に擦過力を付与する。
笠の手段により、糸条を構成する単繊維がバラクた状む
又はバラクやすい状態とした後、加熱処理を行う。なお
、これらの開は手段は2種以上組合せてもよ〜・。この
様にすれば。
加熱処町中に各単繊維が糸条走行中に発生する静ヤL気
等の力により量線状態となるため、該糸条は構成単繊維
が互いに殆んど接触することなくそれぞれ独立して加熱
処理を受けることとなる。
前述の開r、JA理は、加熱処理の直前に行うことが好
ましいが、それ以前の段階で行ってもよい。
開繊処理を行う具体的な手段としては、9Jえば(&)
三角歯を有する一対の歯芥、を互Vc長触することなく
回転させ、両tLgの間を糸条を走行させる方法、(b
)複数本のねを並べ、6棒を振動させ工走行糸条に断続
的な振動を与える方法、tel走行糸条を複数本の棒又
はプレートに摺接させる方法1等を採用することができ
る。
なお、この開繊処理に先立って糸条に不活性な無機微粉
末を塗布しておくと特に効果的である。
実施例 以下1図面により本発明方法の好ましい実施g様を説明
し、あわせて実がミ例を詳述する。
第1図は1本発明方法のフローを示す工程概略図であり
、1は糸条、2はp血液付与装置、3は乾iψkcp’
X 、 4は開繊処理装置、5は加熱処理工種へのフィ
ードロール、6は加熱装置、7は引取ロール、8は巻取
機を示すや第1図にお−・て、パンケージから解舒され
た糸条lは、まず塗布液付与装置、t 2 Kより無機
微粉末の水柱分数液、あるいは油剤等が付与された彼、
乾燥装M3内で実質的に水分を含まぬように乾侵される
。次いで開繊モ埋装置4により開繊処理が施された後、
フィードロール5と1堰ロール7との間の加熱装置6に
より、加熱処理が行われる。この際、フィードロール5
と引取ロールフとの速度比を選ぶことによって、加熱逗
伸を行うこともでき、また緊張もしくは収縮熱処理を行
うこともできる。
第2図及び第3図は、開繊処理装置!t4の具体例を示
すもので、8g2図は一対の歯車を用いた開繊処理装置
、第3図は2本の振動棒な用いた開環処理装置である。
12囮の装置では、三角1112を有する1対の@Ip
 lla 、 llbを上下に2all+合すせ、その
間に糸条lを通過させるよ5Kしている。
上下の歯車は互いに接触することなく矢印方向に回転さ
せ、上の歯先と下の歯先で糸条lを少くとも3点以上で
把持し、糸条lが通過する閣ぺ上下の歯先での糸条把持
長さ、即ち糸導長l、が変化する。このように糸導長l
が変化することKより、糸条く対し該糸条の損傷や塑性
変形が生じない範囲内で伸長及び弛緩が連続的に与えら
れ、かつ歯先で糸条のスベリが生ずることにより、糸条
の開繊を行わしめる構造となっている。
一方、第3図の装置は、酸化アルミナの棒21及び22
を2本並べ、該棒を振動発生機23の上に固定し、糸条
lを図のように棒21の下側と棒22の上側に接するよ
うに走行させて、走行糸条に断続的振動を与え、開繊を
行わしめる構造となり【いる。
次に、第1〜3区に示した工程及び装置忙よりアラミド
it維を加熱処理した実験例を示す。
実験例1 第1図に示す工程で処理剤3%を塗布・乾燥した糸条(
フィラメント数1000本)を第2図に示す開繊処理装
置を用いて開繊を行ない、次いで500℃の熱風加熱炉
を通して該糸条を3倍に加熱延伸した。
−線手段を用いた場合と、用いない場合とについてそれ
ぞれ延伸糸条を60CImの長さでサンプリングし、分
線出来る本数を調べた。
なお、本実りでは、糸導変化$ 2.0〜3.6 % 
、スベリぶ0%で実施した。
ここで、糸専変化率及びスベリ率は次の如くにそちされ
る。
糸4変化工=(回転中のlの最大長さ一最小長さ)/j
の平均値×100(至) スベリ$冨(糸条速度−−先周速度)/糸条適度×10
0(イ) その結果は。
ア)開繊処理装置不使用の場合=850〜900本 イ)開繊装置使用の場合==1000本となり、開繊処
理装置を用いることにより、単繊維間での接着あるいは
融着を完全に防止することが出来た。
実験例2 実験例Iにおいて、糸導変化Ig1.4%とし、スベリ
率を0〜±30チの範囲で変化させて同様の実験を繰り
返した。
その結果は次表に示す如くスベリ率を大きくすることK
より、加熱装置内で安定した開繊状聾が得られ、また全
ての単繊維に分繊することが出来た。
実験例3 に固定した装置を用い、走行糸条に断続的振動(60サ
イクル/秒)を与える以外は実験例1と同様に処理した
ところ、単繊維間の接着、融着のない糸条を得た。また
、断続的振動を止め、該棒の接触角度を増加させても接
着、融着のない糸条を得た。
発明の効果 前述の如き本発明方法によれば、熱可塑性合成重合体か
らなる糸条の加熱処理において、単繊維同士の接着ある
いは融着が防止され、後加工工程での障害が解消される
。また、開繊状態で加熱処理することにより、加熱力を
各単線#aK均一に行うことが出来るため糸五の均一化
、安定化をもたらすことカを出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための工程概略図であ
る。 1・・・・・・糸条、 2・・・・・・塗布液付与装置
。 3・・・・・・乾煙装置、 4・・・・・・開繊処理装
置。 5・・・・・・フィードロール、 6・・・・・・加熱
装置。 7・・・・・・引取ロール、 8・・・・・・巻取機。 第2図及び第3図は、それぞれ開繊処理装置の具体例を
示す情略化した側面図である。 l・・・・・・糸条、  11^、−・・・歯車、12
・・・・・・歯車上の三角歯、 l・・・・・・糸導長
、  21.22・・・・・・酸イしアルミナ棒、23
・・・・・・振動発生機。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成重合体からなる糸条を加熱処理する
    に際し、加熱処理前の走行糸条に開繊処理を施すことを
    特徴とする糸条の加熱処理方法。
  2. (2)開繊処理を、走行糸条に対して該糸条の伸度範囲
    内で糸導長の変化を連続的に与える手段により行う、特
    許請求の範囲第(1)項記載の糸条の加熱処理方法。
  3. (3)開繊処理を、走行糸条に対して断続的な衝撃力を
    与える手段により行う、特許請求の範囲第(1)項記載
    の糸条の加熱処理方法。
  4. (4)開繊処理を、走行糸条に対して擦過力を与える手
    段により行う、特許請求の範囲第(1)項記載の糸条の
    加熱処理方法。
  5. (5)開繊処理を、2種以上の手段の組合せにより行う
    、特許請求の範囲第(1)項記載の糸条の加熱処理方法
JP20962784A 1984-10-08 1984-10-08 糸条の加熱処理方法 Pending JPS6189348A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103121606A (zh) * 2013-01-31 2013-05-29 浙江威泰汽配有限公司 热熔胶涂抹装置及绕线机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54131065A (en) * 1978-03-28 1979-10-11 Kobunshi Kako Kenkyusho Method for gathering * drawing and distributing crimped yarn comprising plural paralell yarns
JPS564645A (en) * 1979-06-26 1981-01-19 Dowa Mining Co Ltd Inorganic filler for polyvinyl chloride resin and polyvinyl chloride resin compounded therewith

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