JPS618738A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPS618738A
JPS618738A JP12831984A JP12831984A JPS618738A JP S618738 A JPS618738 A JP S618738A JP 12831984 A JP12831984 A JP 12831984A JP 12831984 A JP12831984 A JP 12831984A JP S618738 A JPS618738 A JP S618738A
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JP
Japan
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recording medium
magnetic recording
substrate
shutter
target
Prior art date
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Pending
Application number
JP12831984A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Kanda
英一 神田
Masahiro Miyazaki
宮崎 正裕
Masaki Shinohara
正喜 篠原
Hiroaki Wakamatsu
若松 弘晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS618738A publication Critical patent/JPS618738A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 +a+  発明の技術分野 本発明は磁気記録媒体の製造方法の改良に関し、特に使
用中の温度変動によっても保磁力の特性が変動せず、か
つ機械的強度が大きく耐久性に優れ、かつS/N比の大
きい高品質の磁気記録媒体の製造方法に関する。
Tbl  技術の背景 アルミニウム等の非磁性体基板上にγ−Fe 203の
ような磁気記録媒体の被膜をスパック法等により形成し
て磁気ディスクを形成し、この磁気ディスクを高速で回
転することで磁気ディスク上に空気流を発生させ、この
空気流によって磁気ディスク上に設置された磁気ヘッド
を浮上させ、この磁気ヘッドと磁気記録媒体間に発生す
る磁界を用いて情報の記録再生を行う磁気ディスク装置
は周知である。
(C1従来技術と問題点 第1図はこのような磁気記録媒体の従来の製造方法に用
いる装置を模式的に示した図で、図示するように容器l
内の基板設置台2上には、ドーナツ型形状の円板状のア
ルミニウムよりなる基板3が設置され、この基板3に対
向してチタン(Ti)コバルト(Go) 、銅(Cu)
をそれぞれ数頭子%添加した鉄(Fe)よりなる鉄合金
ターゲット4が、ターゲント設置台5上に設置されてい
る。この容器1内を排気バルブ6に連なる真空ポンプ(
図示せず)を用いて真空に排気した後、スパックガス導
入用バルブ7を開いて酸素(02)ガスをスパッタ用ガ
スとして導入するとともに、基板3とターゲット5間に
高電圧を印加してターゲット4の成分を酸素ガスと反応
させながら基板3上に被着して前記Tj、 Go、 C
uが添加されたa−Fe 20 a膜を被着する。次い
でこの基板3を水素ガス雰囲気内で加熱処理した後、更
に空気中で加熱処理してα−Fe 203膜をγ−Fe
 203膜に変化させて、基板3上にγ−Fe 203
膜よりなる磁気記録媒体を形成していた。
ところでこのTiは、形成されたα−Fe 203膜を
加熱処理する際の高温領域のマージンを拡大するのと、
基板とその上に形成される磁気記録媒体との間の密着力
を高めるのを目的としてターゲット4を構成する成分と
して添加されている。
更にCuは形成されたα−Fe 203 Kmを加熱処
理する際の加熱温度の低温領域のマージンを拡げるのと
、スパッタされるα−Fe 203の結晶粒の直径が小
さくかつ均一に形成されるようにして、形成された磁気
記録媒体のS/N比を増加させるのを目的としてターゲ
ット4に添加されている。然し、結晶粒径が小さくなる
と結晶粒界が増え、この結晶粒界の部分は結晶の部分に
比較して強度的に弱いので、Cuを添加し過ぎると磁気
記録媒体の膜の機械的強度が弱くなり、耐久性が悪くな
る。
またCuを添加すると保磁力の温度特性が劣化するとい
った問題点もある。
更にcoは形成される磁気記録媒体の保磁力を大きくす
るのを目的としてターゲットに添加されている。ところ
でこの保磁力が大きくなると磁気ヘッドを用いて磁気記
録媒体に情報を書き込む際に磁化の反転が得られにくく
なる。そのため、磁気記録媒体の表面側に至る程、co
を多く添加するようにし、基板側に至る程、磁気記録媒
体に添加されるCoの添加量は少なくして、磁気記録媒
体の膜の深さ方向に対するCoの添加量を連続的に変化
させて、この磁気記録媒体上に設置されている磁気ヘッ
ドが、磁気記録媒体の深さ方向に対して記録磁界強度が
減衰する度合と、対応させることが望ましい。
(dl  発明の目的 本発明は上記した事項に鑑みてなされたもので、−回の
スパッタ作業で、磁気記録媒体に添加されているTi+
 Cu+ Goのそれぞれの添加量を磁気記録媒体の深
さ方向に対して連続的に変化させ、保磁力の温度特性を
損なうことなく、高耐久性で、かつ高S/N特性の磁気
記録媒体が得られるようにした新規な磁気記録媒体の製
造方法の提供を目的とするものである。
fe)  発明の構成 上記目的は、容器内に基板と、該基板上に形成すべき磁
気記録媒体の成分の組成比を変動させたブロックを予め
組み合わせて形成した磁気記録媒体形成用ターゲットと
を、所定のパターンに開口したシャッターを介在させて
対向配置し、前記シャッターを回動させながら、その開
口部を介して基板上にターゲットの成分をスパックして
厚さ方向に組成比の異なる磁性膜を被着させるようにし
た本発明の磁気記録媒体の製造方法によって達成される
−0 げ)発明の実施例 以下図面を用いながら本発明の一実施例につき詳細に説
明する。
第2図は本発明の磁気記録媒体の製造方法の第1の実施
例に用いる装置の模式図、第3図は本発明の磁気記録媒
体の製造方法の第1の実施例に用いる装置の要部平面図
、第4図は本発明の磁気記録媒体の製造方法の第2の実
施例に用いる装置の要部平面図、第5図は本発明の磁気
記録媒体の製造方法の第2の実施例で形成した磁気記録
媒体の厚さ方向に於けるCuとcoの含有量を示す図で
ある。
第2図、および第3図に示すように本発明の磁気記録媒
体の製造方法に用いるターゲット11はFeにCuが例
えば4原子%添加された鉄合金ターゲットブロック11
M と、FeにCuが例えば0.2原子%添加された鉄
合金ターゲットブロック11Bとを組み合わせたものよ
り形成されている。そしてこれ等のターゲットブロック
IIA とターゲットブロック11Bとは、第2図に示
すように組み合わせた面Dが設置面に対して斜め方向と
なるようにして、ターゲット設置台5等より発生する不
純物が、基板3の方向へ飛び出すのを防いでいる。この
ようなターゲット11を容器1内のターゲット設置台5
上に設置し、開口部12を有するシャッター13を介し
て基板設置台2上に設置されている基板3に対向するよ
うにする。まず第2図、第3図に示すようにシャッター
13の開口部12がCuの含有量の多い鉄合金クーゲッ
トブロック11への上に設置されるようにし、この状態
でシャッター13を矢印Aの方向に低速で回転させると
共に、基板3を被着する磁気記録媒体の膜厚にムラがで
きない程度の回転数、例えば10rpmで回転させなか
らスパッタを行う。
この時シャッター13の開口部がCuの添加量の少ない
鉄合金ターゲットブロック11^上にある時は、基板に
被着する磁気記録媒体膜はCuの含有量が多くなり、シ
ャッターが回転しターゲットブロック11八と118の
接合部分りに近づくにつれてCuの含有量は少なくなり
、シャンク−の開口部がターゲラ1−ブロックIIBに
ある時には、Cuの含有量が一番少ない磁気記録媒体が
できる。
このようにすると形成された磁気記録媒体膜の基板に近
い側はCuの添加量の多いα−Fe 203膜が形成さ
れ、形成された磁気記録媒体の表面側には、Cuの添加
量が少なくなるような連続的にCuの含有量が変動する
α−Fe20 g膜が形成される。
このようにして、磁気記録媒体の損傷を受けやすい表面
側はCuの添加量の少ない、機械的強度の大きいα−F
e 203膜が形成され、基板側の磁気記録媒体はCu
の添加量の大きい、結晶粒径の小さいα−Fe 203
膜が形成され、高S/N特性の磁気記録媒体が得られる
尚、本実施例においては、ターゲットをCuの添加量が
異なる二枚のブロックより形成したが、更にCuの添加
量を徐々に変動させたブロックを多数枚組み合わせてタ
ーゲットを形成すると、更に形成される磁気記録媒体の
深さ方向に対するCuの添加量を精度良く制御すること
が可能となる。
次いで第2の実施例としてターゲット21を形成するブ
ロック21AはCoの添加量を0.2原子%とし、Cu
の添加量を4原子%とした鉄合金ブロックとし、ブロッ
ク21BはCoの添加量を1原子%とし、Cuの添加量
を1.0原子%とした鉄合金ブロックとし、ブロック2
1CはGoの添加量を3原子%とし、Cuの添加量を0
.2原子%とした鉄合金ブロックとする。
このようなブロック21A、21B、21Gを組み合わ
せたターゲット21上に於いて、まずシャッター22の
開口部23をターゲット21のブロック2IA上になる
ように設置し、シャッター22を矢印B方向に回転させ
なからスパッタを開始する。シャッター22の開口部2
3がブロック2IA上にある時には、成膜された磁気記
録媒体はCoの含有量が少な(、Cuの含有量が多いが
、ブロック21^とブロック21Bの接合部に近ずくに
つれて、徐々にCOの含有量が多く、Cuの含有量が少
なくなり、シャッターの開口部23がブロック21Bに
到達した時には、磁気記録媒体の組成比はブロック21
Bの組成比に等しくなる。
更に上記したのと同様にシャッターの開口部23がブロ
ック21Bとブロック21Gの接合部上を通過すること
により、形成される磁気記録媒体はGoの含有量が多く
、Cuの含有量が少なくなるような状態で連続的に変化
する。
このようにして形成された磁気記録媒体の表面からの深
さ方向に対するCuとCOの含有量の変化する状態を第
5図に示す。図の曲線31に示すように磁気記録媒体の
表面側に至る程Goの添加量が連続的に大になり、かつ
図の曲線32に示すようにCuの添加量が連続的に少な
くる磁気記録媒体を形成することで、表面側程機械的強
度が大きく、かつ表面側で保磁力が大きく、膜厚の深さ
方向に従って保磁力が小さくなるような、磁気ヘッドの
記録磁界強度に対応した磁気記録媒体が形成される。
また本発明者等は種々実験したところ、機械的強度の大
きい、高S/N特性で、保磁力が磁気記録媒体の深さ方
向で、磁気ヘッドの磁界強度に対応して変動するために
は、鉄合金ターゲットに添加するTi、 Go、 Cu
のそれぞれの原子の添加量は、0.1原子%より5原子
%の範囲が適当であることを実験的に確かめた。
また本実施例においては、ターゲットに添加する原子を
GoとCuの2種類の原子とし、またクーゲットを構成
するブロックを3ブロツクとしたが、これら添加する原
子を2種類以上の原子とし、またターゲットを構成する
ブロックを3ブロツク以上として、このブロックに添加
する原子の量を極く僅かづつ変動させてターゲットを形
成することで、形成される磁気記録媒体の深さ方向に沿
って、磁気記録媒体に添加される原子の量を精度良く制
御することができ、更に高品質な磁気記録媒体が形成で
きる。
1g)  発明の効果 以上述べたように本発明の磁気記録媒体の製造方法によ
れば、形成された磁気記録媒体の深さ方向に沿って形成
される磁気記録媒体の機械的強度、保磁力、S/N特性
に影響を及ぼす原子が、適当量添加されるので機械的強
度の大きい、高S/N特性の磁気記録媒体が得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気記録媒体の形成に用いる装置の概略
図、第2図は本発明の磁気記録媒体の形成方法の第1の
実施例に用いる装置の概略図、第3図は本発明の磁気記
録媒体の形成方法の第1の実施例に用いる装置の要部平
面図、第4図は本発明の磁気記録媒体の製造方法の第2
の実施例に用いる装置の要部平面図、第5図は本発明の
磁気記録媒体の製造方法の第2の実施例で形成した磁気
記録媒体の厚さ方向に於けるCuとGOの含有量を示す
図である。 図に於いて、1は容器、2は基板設置台、3.24は基
板、5はターゲット設置台、6は排気バルブ、7はスパ
ッタ用ガス導入バルブ、11.21はターゲット、11
^、IIB、21^、21B、21Cはブロック、12
.12A。 23は開口部、13.22はシャック−131は本発明
の方法で形成した磁気記録媒体に於けるGoの含有曲線
、32は本発明の方法で形成した磁気記録媒体のCuの
含有曲線、A、Bはシャッターの回転方向を示す矢印、
Dはターゲットの接合部を示す。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 容器内に基板と、該基板上に形成すべき磁気記録媒体の
    成分の組成比を変動させたブロックを予め組み合わせて
    形成した磁気記録媒体形成用ターゲットとを、所定のパ
    ターンに開口したシャッターを介在させて対向配置し、
    前記シャッターを回動させながら、その開口部を介して
    基板上にターゲットの成分をスパッタして厚さ方向に組
    成比の連続的に異なる磁性膜を被着させるようにしたこ
    とを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
JP12831984A 1984-06-20 1984-06-20 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPS618738A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12831984A JPS618738A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 磁気記録媒体の製造方法

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JP12831984A JPS618738A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 磁気記録媒体の製造方法

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JPS618738A true JPS618738A (ja) 1986-01-16

Family

ID=14981828

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JP12831984A Pending JPS618738A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 磁気記録媒体の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63266062A (ja) * 1987-04-23 1988-11-02 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 多元素スパツタ薄膜の製造方法及びスパツタ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63266062A (ja) * 1987-04-23 1988-11-02 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 多元素スパツタ薄膜の製造方法及びスパツタ装置

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