JPS6187014A - 多軸オ−ガ−式軟弱地盤改良装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多軸オーガー式軟弱地盤改良装置に関する。

従来の技術 従来、地盤改良工法として、薬液注入工法、高圧噴射工
法、置換工法、脱水工法及び混合攪拌工法など徨々の工
法が提案されているが、特に混合攪拌工法は、迅速確実
、低コストで施工でき、現在量も注目されている。

発明が解決しようとする問題点 混合攪拌工法に適用される地盤改良装置として種々提案
され、とりわけ多軸オーガー方式は施工をスピードアッ
プし得る点で有利であるが、この方式のものは、多軸で
行なえる本数にも限界があり、また幾ら本数を増やして
も細長い壁状の改良しか出来ないという不便さかあ抄、
施工面積の拡大が望まれていた。本発明はこのような要
望に鑑みなされたものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、中空のカイトロッドと、地盤を強制撹乱し且
つこの強制撹乱地盤内に上記ロッドより供給される液剤
を充填するようＫ、上記ロッドの下端に備えられた、地
盤内へのロッド挿入案内を兼ねる多軸オーガーを具備し
、多軸オーガーは同一直線上に並列された複数本のオー
ガー部を備えていて、オーガー部の並列方向に適宜スラ
イド変位し得るように上記ロッドの下端に備見られ、更
にカイトロッドにこれを適宜回転するための第１駆動装
置が、また多軸オーガーに１これを適宜スライド変位す
るための第２駆動装置と、オーガー部を個別回転するた
めの第３駆動装置が、それぞれ備えられていることを特
徴とする多軸オーガー式軟弱地盤改良装置に係る。

以下に本発明の一実施例を添附図面にもとづき説明する
と、次の通りである。

図に於て、（１）は中空のガイドロッドであり、上端の
周側部に液剤例えばセメント＝Ｉ＋７りの供給口（Ｉａ
）が設けられている。

（２）は上記ガイドロッド（１）の下端に備見られた多
軸太−刀−であり、台盤（２ａ）と、該台盤（２ａ）の
下面に一線上に並列して取付けられた複数本例えば２本
のオーガー部（２ｂ）　（２ｂ’）から構成され、台盤
（２ａ）に於て上記０゛シトｆｌｌの下端に、オーガー
部（２ｂ）（２ｂ′）の並列方向に適宜スライド変位し
得るように支持されている。オーガー部（２ｂ）Ｃ２ｂ
’）は、下端にピット＋３＋　ｔｉ＋を、また周側部に
上下に多段的に攪拌翼（４）・・・・・、　＋４’ｌ・
・・・・を具備し、攪拌翼１１ｔ４’ｌの相互は、上下
に半ピツチずれていて、平面的に多少オーバラップする
ような関係に配置され、仁のような配置によって地盤の
撹乱部をオーガー部Ｃ２ｂ）　Ｃ２ｂ’）の並列方向に
実質的に連続化できる。オーガー部（２ｂ）　（２ｂ’
）は中空であって、中空部（５）（５′）は、任意のス
ライド変位装置に於て、台盤（２ａ）内の液剤通路（図
示せず）を介して、ロッド＋１＋の中空部（６）に連通
されるよう構成されている。＋７＋　＋ｙ’＋はオーガ
ー部（２ｂ）　（２ｂ’　）に形成された液剤の噴出孔
である。

（８）はガイドロッド（１）を適宜回転するための第１
駆動装置であり、図には七−夕が示され、モータの回転
が常法通り、チェーン（９）及びこれと噛合うスづロケ
ット１（至）を介して、クランづ（１１）の回転内環（
図示せず）に伝達されるようＫなっている。クランづ（
１１）の外環（ＩＩ（７）は例えば地上機０謁（第４図
参照）に固定される。ロッド（１）はクランづを確実に
行うために角型に形成しておくことが望ましい。

（１３！は多軸オーガー（２）の台盤（２ａ）上面に備
えられたスライド変位操作用の第２駆動装置であり、図
にはシリジターが示され、シリ：Ｊターのロッド（１３
ａ）の先端はガイドロッド（１）の周側部に結合され、
ロッド（１３ａ）が退去位置（第１図参照）忙あるとき
はロッド（１）が多軸オーガー（２）の中心に位置する
よう罠なっている。

＋１４１は多軸オーガー（２）の台盤（２ａ）の下面に
備えられたオーガー部Ｃ−２ｂ）Ｃ２ｂ′）個別回転用
の第３駆動装置であり、図にはモータが示され、七−夕
の回転が適宜の伝動機構を介して、オーガー部Ｃ２ｂ）
　（２ｂ’）に個別に伝動されるようになっている。

（ｌっは多軸オーガー（２）の台盤（２ａ）の周側部に
巻装されたチェーシソ−ベルトであり、該チェーンツー
ベルト（ｌ＠は側方へ突出された刃部（１５σ）と。

上方へ突出された刃部（＋　５ｂ）を有し、上方突出の
刃部（＋５ｂ）内に上記第２駆動装置（ｌ喝が収められ
ている。千エージツーベルト（ｌ荀の駆動源として第３
駆動装置Ｑ４が利用される。

第４図に本発明装置による地盤改良の実施状況が工程順
に概略的に示されている。第１工程（第４図の左図参照
）に於て、第１図に示す状態で第３駆動装置０４１をし
て、オーガー部（２ｂ）　（２ｂ’）及びチェーンツー
ベルト（１０が個別回転され、之等の回転掘削案内によ
りカイトロッドｌ）が所定深度まで挿入される。

次に第２工程（第４図の中図参照）Ｋ於て、上記の個別
回転を継続しつつ第１駆動装置（８）をしてガイドロッ
ド＋１１を回転せしめ、その下端の多軸オー　ｆｆｌ　
−＋２＋の全体を回転せしめる。斯くすることにより多
軸オーカー（２）の各オーガー部Ｃ２ｂ）　Ｃ２ｂ’　
）は個別回転（自転回転）に加え公転回転を行うことに
なり、オーガー部（２ｂ）　（２ｂ’）の並列長さの略
々バを回転半径として地盤が攪乱される。

次に第３工程（第４図の右図参照）に於て、上記の各部
の回転を継続しつつ、第２駆動装置錦をして、多軸オー
ガー（２）をオーガー部Ｃ２ｂ）　（２ｂ’）の並列方
向にスライド変位して行くと、これにつれ多軸オーガー
（２）の回転半径が増大して行き、最終的にオーガー部
（２ｂ）（２ｂ′）の並列長さの略々全長を回転半径と
して地盤が攪乱される。

而してこの第３工程に於て、オーガー部（２ｂ）（２ｂ
’）の噴出孔＋７１　＋７’ｌよし、攪拌地盤内に液剤
例えばセメシトミルクを噴出し充填しつつ、ガイドロッ
ド［ｉｌを徐々に引上げて行くことにより、円柱状の広
範囲の地盤改良が達成される。

また施工の途中に於て、埋設物等の障害物によりロッド
ｆｉ＋の引上げに支障を生ずる場合には、施工状態を第
２工程更には第１工程の状況に戻すことにより障害物を
容易にクリアーできる。

効　　　　　　　果 このように本発明に於ては、多軸オーが−の個別回転、
全体回転並びにスライド変位により、一度に円柱状の広
範囲の地盤改良部が得られ、改良地盤面積の拡大ひいて
は装置の性能を格段と向上できる特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一部切欠き正面図、第
２図は第１図のＡ−Ａ線に沿う断面図、第３図は多軸オ
ーガーをスライド変位した時の状況を示す正面図、第４
図は本発明装置の施工状況を概略的に示す工程図である
。 図に於て、ｉｌ）はガイドロッド、（２）は多軸オー力
＋、　　（２ａ）はその台盤、（２ｂ）　（２ｂ’）は
そのオーガー部、＋３１　（ｉ＋はピット、（４ン（４
′）は攪拌具、＋５１　＋ｉ）及び（６）は中空部、（
７）げ）は噴出孔、（８）は第１駆動装置、（９）はチ
ェーン、叫はスづロケット、（■）はクランづ、す匂は
地上機、（ｌ□□□は第２駆動装置、０４は第３駆動装
置、（＋５１はチェーシソ−ベルトである。 （以　上）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中空ガイドロッドと、地盤を強制撹乱し且つこの
   強制撹乱地盤内に上記ロッドより供給される液剤を充填
   するように、上記ロッドの下端に備えられた、地盤内へ
   のロッド挿入案内を兼ねる多軸オーガーを具備し、多軸
   オーガーは同一直線上に並列された複数本のオーガー部
   を備えていて、オーガー部の並列方向に適宜スライド変
   位し得るように上記ロッドの下端に備えられ、更にガイ
   ドロッドにこれを適宜回転するための第１駆動装置が、
   また多軸オーガーに、これを適宜スライド変位するため
   の第２駆動装置と、オーガー部を個別回転するための第
   ３駆動装置が、それぞれ備えられていることを特徴とす
   る多軸オーガー式軟弱地盤改良装置。