JPS6186513A - ガス瞬間式給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はガス瞬間式給湯装置に関する。

（従来の技術） 従来ガス瞬間式給湯装置どして秤々の構造があるが、近
年ではガス量により湯温をａ、ＩＩ　１２１する所謂ガ
ス比例式の給温装置が主流を占めるに到っている。

然る処、ガス瞬間式給湯装置はバーナーの構造上、比例
制御することができる最小号数が限定され、通常、最小
号数は最大号数の１　／　４７Ｍ至１１５となっている
。

一方、斯る点を解決し最小号数を小さくするものとして
実開昭５９−２３５５５号公報のものがある。このもの
は１つの熱交換器に対して、比例制御バーナーとオンオ
フ制御バーナーとを設け、オンオフ制御バーナーの燃焼
量（号数）を比例制御バーナーの下限燃焼量（最小号数
）を若干下まわる程度に設定し、初期点火をオンオフ制
御バーナーで行なわせると共に最小能力燃焼をオンオフ
制御バーナーのみで行なわせるようにしたものであるが
、オンオフ制御バーナーは、比例制御バーナーの比例弁
の下流で分岐させて設けであるため、あまり小さな号数
とすることは不可能であり、とても０号近い燃焼量を得
ることはできない。

また、オンオフ制御バーナーの号数が比例制御バーナー
の最小号数を若干下まわる程度に設定されているため、
両バーナーの燃焼量の間に切れ間ができ、最大号数から
最小号数まで切れ間なく連続的に制御り−ることがぐき
ない。

（本発明が解決しようとする問題点） 本発明が解決しようとする問題点は、最小号数を０号近
く迄小さくすると共に最小号数から最大号数までの切れ
口ない制御を可能にＪ゛ることである。

（問題を解決するための手段） 上記問題を解決するために本発明が講する技術手段は、
１つの熱交換器に対して、ガス量を変化させることによ
り熱量を制御する第１バーナーと、燃焼と消火を繰返し
燃焼時間と消火時間の比を変化させることにより熱量を
制御する第２バーナーを備え、これら両バーナーを選択
的若しくは同時に燃焼させるようにするものである。

（作用） 而して、第２バーナーは燃焼と消火を繰返し、燃焼時間
と消火時間の比を変化させることにより熱量を制御する
ので、連続燃焼から、間歇燃焼の燃焼時間に対りる消火
時間の割合を大きくしていくことにより連続号数を連続
的に落として最小号数を０号近くとすることができる。

従って、１つの熱交換器に第１バーナーと、第２バーナ
ーを備えたことにより、給湯機の最大号数は両バー丈−
の最大号数の和となり、最小号数は第２バーナーの最小
号数、即ち０号近くとなる。

そして、第２バーナーの最大号数を第１バーナーの最小
号数と同じかそれ以上にしておけば給湯機は最大号数か
ら最小号数まで切れ目が生じない。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

図中（４）は給湯機で、１つの熱交換器（１）に対して
、第１バーナー（２）及び第２バーナー（３）の２つの
バーナーを備え、ガス配管（５）を介して供給されるガ
スが第１バーナー（２）及び／又は第２バーナー（３）
で燃焼し、給水管路（６）を流動する水が熱交換器（１
）で加熱されるようになっている。

ガス配管（５）は中途部で第１バーナー（２）に連絡す
る第１ガス配管（５ａ）と第２バーナー（３）に連絡す
る第２ガス配管（５ｂ）に分岐しており、この分岐部分
より上流側に元電磁弁（７）を備えている。

また上記第１ガス配管（５ａ）には上流側から第１電磁
弁（８）、ガバナー（９）、比例弁（１０）が順次設け
られ、第２ガス配管（５ｂ）には第２？ｌ１ｉｌａ弁（
１１）　トｊｊハｔ　−（１２）　ｌｆｉ前者（１１）
を上流側に配して夫々設けられている。

従って、第１バーナー（２）は第１電磁弁（８）を開弁
すると比例弁（１０）の開度に応じた量のガスが供給さ
れることになり、比例弁（１０）の開度を変え供給ガス
量を変化させることにより熱量を変えることができる。

一方、第２バーナー（３）は第２電磁弁（１１）の開弁
により常時一定石のガスが供給されることになるので、
第２電磁弁（１１）の開閉を繰返すことにより間歇燃焼
させ火が着いている時間と火が消えている時間の比を変
化させることにより熱量を変えることができ、連続燃焼
で最大熱量が得られる。

そして、この実施例場合、第１バーナー（２）は５本の
バーナー単体く２′）を備えて最小号数が４号で最大号
数が１６号になるように構成され、第２バーナー（３）
は２本のバーナー単体（３′）を備えて最小号数が１．
２号で最大号数が６号になるように構成されている。

従って、給湯機（４）は第２バーナー（３）のみを使用
すれば１．２号乃至６号の範囲で第１バーナー（２）の
みを使用すれば４号乃至１６号の範囲で使用でき、また
第１バーナー（２）と、第２バーナー（３）を同時に使
用すれば１６号乃至２２号の範囲で使用できる。

即ち、全体としては１．２号乃至２２月の範囲の能力を
有することになる。

尚、この実施例では、第２バーナー（３）の最小号数を
１．２号としたが、もつと小さな号数例えば０．５号或
いは１号とすることも可能であり、そうすることにより
給湯（幾（４）金体としての最小号数をちつと小さくす
ることができる。

前述の第１バーナー（２）及び第２バーナー（３）の使
用はコントローラー（１３）により自動釣に制御する。

即ち、コントローラー（１３）は、流量、入水温度、設
定温度、出湯温度、熱交換器の熱効率、比例ゲイン等の
要素に基づいて必要熱量を演口し、この演算された必要
熱量が、第１バーナー（２）によってカバーできるもの
であるときには、第１バーナー（２）のみを使用し、第
１バーナーの最小号数以下、あるいは最小号数より若干
大きい号数で予め定められた号数より小さいときには第
２バーナー（３）のみを使用する。

また必要熱量が第１バーナー（２）の最大号数より大き
いときには第１バーナー（２）と第２バーナー（３）を
使用する。

上記流量は給水管路（６）の熱交換器（１）より上流側
に設けた水量センサー（１４）により、入水温度（ま熱
交換器（１）入口付近に設けたへ水温廿ンザー（１５）
により、出湯温度は熱交換器（１）出口付近に設けた出
湯温センサー（１６）により夫々検出されて、コントロ
ーラー（１３）に信号Ｃ入力され、設定温度はコントロ
ールボックス（１７）の温度設定部（１８）で設定され
てコントローラー（１３）に入力される。

コントローラー（１３）は給湯機（４）の機台内又はコ
ントロールボックス（１１）内に設けられる。

尚、（１９）は運転スイッチで、そのＯＮ。

ＯＦＦにより元電磁弁（７）が開閉する。

（効果） 本発明は上記の構成であるから以下の利点を有する。

（１）　第２バーナーのみを使用することにより給湯機
全体としての最小号数をＯ号近如 くまで小さくする−ができる。

（２）　第１バーナーと第２バーナーを同時に使用する
ことにより両バーナーの最大号数の和に相当する号数と
することができ、最大号数を大きくすることができる。

（３）　第１バー犬−の最小号数と第２バーナーの最大
号数を同じにするか、第１バーナーの最小号数を第２バ
ーナーの最大号数より小さくすることにより最大号数か
ら最小号数まで切れ間なく連続的に制御することができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すガス瞬間式給湯装置の模
式図である。 １・・・熱交換器 ２・・・第１バーナー ３・・・第２バーナー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １つの熱交換器に対して、ガス量を変化させることによ
   り熱量を制御する第１バーナーと、燃焼と消火を繰返し
   燃焼時間と消火時間の比を変化させることにより熱量を
   制御する第２バーナーを備え、これら両バーナーを選択
   的若しくは同時に燃焼させるようにしてなるガス瞬間式
   給湯装置。