JPS6186446A - 低密度および高屈折率を有する眼科および光学用ガラス - Google Patents

低密度および高屈折率を有する眼科および光学用ガラス

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JPS6186446A
JPS6186446A JP20389184A JP20389184A JPS6186446A JP S6186446 A JPS6186446 A JP S6186446A JP 20389184 A JP20389184 A JP 20389184A JP 20389184 A JP20389184 A JP 20389184A JP S6186446 A JPS6186446 A JP S6186446A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は眼科J3よび光学用として用いられる低密度お
よび高屈折率を有するガラスに関するものである。
(従来の技術) 従来のガラスの屈折率(ncl= 1.523)よりも
高い屈折率を有するガラスによれば、同一のパワーにお
いて、端部(負のパワーの場合)もしくは中心部(正の
パワーの場合)の厚さを薄くすることが可能である。し
かしながら、屈折率の増加は通常、アツベ数の減少を招
く。(すなわち、ガラスの分散が増大する。)分散が高
くなり過ぎると色収差が有意となり、その結果、レンズ
端部の外縁が着色された外観を呈するようになる。この
欠点を軽減するため、ガラスは高いアラへ数を有するも
のとすることが必要である。
厚さの変化に関連する無視できない他の利点の1つは重
■が軽いことであり、この特徴は極めて小さな補正を除
く全範囲の補正において得られるべきものである。この
ため、ガラスの密度は高過ぎないようにすることが必要
であり、好ましくは2.65g10I!3未満とする。
このような特徴により、レンズの美観は改善され、また
レンズ着用者はより快適にレンズを着用することができ
るようになる。
(発明が解決しようとする問題点〉 本発明は連続的に製造することが可能な眼科および光学
用レンズとして用いるための軽分ガラスを提供すること
をその目的とするものである。通常の成形(ブレス成形
)による連続製造を可能とするためにはガラスの液相線
温度を1000℃未満とし、この液相線温度における粘
度を数百ボイズとする必要がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明による基礎ガラス系はカリウム、チタン。
硼珪酸塩(K20  T! 02 B2O3  S! 
02)である。この系はリチウムもしくはナトリウムの
硼珪酸塩と比較して失透に対する安定性が良好なために
選択された。屈折率を増加させるための主要成分はTi
O□である。
同様の目的で他の酸化物、例えばMgO,CaO,l’
3a o、Sr O,7n o、 Zr 02およびL
a、203を基礎系に添加することも可能である。
しかしイ【がら、密度をできる限り低く保つため、これ
らの酸化物は後述の特定の条件下においてのみ使用する
また、ガラスはLizOおよびNano等のアルカリ金
属酸化物を含むこともできる。これらを基礎系に添加し
た場合、密度の増加が小さく、また良好な物理・化学特
性を示す組成を選択する上で適応性が増ずという利点が
ある。
本発明によるガラスの屈折率は約1.595〜1.60
7の範囲にあり、アラへ数は約40〜41、密度は約2
、f359 / an ”未満である。10m+厚にお
ける可視光(400nm )透過率は約83%より大で
ある。さらに、これらのガラスは優れた化学耐性(A、
O。
試験)を示す。
上記の特性を有する本発明のガラスを構成する酸化物は
主として、酸化物を基準とする重β%で表わされる以下
の成分、 5iOz       4555 B203       5−13 AQ、zo3     0 5 L!zo        17.5 Naz○       1−9 に20       >1024 Mg0および/もしくはBaOおよび/もしくはSrO
および/もしくはLa2O3 0aOo−12 zno         o−a ZrOz         07 Ti 02      9.5 17.5As2O3お
よび/もしくは811203からなる。
上記のガラス成分の割合の範囲は本発明に要求される物
理・化学特性を得る上で極めt重要である。特にSiO
2含有量は45〜55重量%の範囲とづ゛る。この範囲
は含有量か下記のように限定される他のガラス成分を選
択することによって規定されるものである。
B20jはガラス組成中における必須成分である。その
主要な利点は、S:02の代りに添加した際に粘度の減
少を伴う密度の増加が小さいことぐある。粘度に及ぼす
B2O3の影響、その結果によるカラスの溶融および成
形の容易さは着色を殆ど示さないガラスを得る上におい
ても望ましいものである。したがって、B2O3の含有
量は少なくとも5小量%とする。、B2O3含有聞が1
3重量%を超える場合にはガラスの特性を保つために$
102含何量を減少させねばならないが、このような場
合にはガラスの失透に対する安定性に悪影響が及ぼされ
る。
AgLzO3はガラスの粘度を増加させ、化学耐性を改
善するが、反面、ガラスの耐失透性を急激に劣化させる
。したがって、その含有量は5重量%以下どする。
アルカリ金属酸化物のうち、K2Oは組成物に失透に対
する優れた安定性を付与するものである。
K2Oは3i02の代りに添加されると密度のみならず
屈折率をも減少させる。ガラス中におけるその含有量は
24重a%以下とする。この限界を超えると屈折率の増
加はアツベ数の有意な減少(TiO2との相殺)もしく
は密度の増大(アルカリ金属酸化物との相殺)によって
相殺されてしまう。
K2Oの一部はし120およびNB2O等、同様の酸化
物で置き換えることかできる。しかしながら、前述のよ
うにLizOおよびN’a t O等の酸化物含量が増
大するとガラスの失透が起こりやす(なる。したがって
、ガラス中のに20含有量は10重量%より大とする。
LfzOは屈折率を得る上で最も好ましいアルカリ金属
酸化物である。しかしながら、大量に添加されるとガラ
スの粘度が減少し、失透傾向が増大する。したがって、
Lf 20含有量は7.5重量%以下とする。
Na2OはLizOと同様にして使用されるが、密度お
よび屈折率の点においては後者はど好ましくはない。失
透の点においては、Li 20より多岳のNazOを用
いても許容できる。Na2Oの含有量は9重量%以下と
しなければならない。
一般にLizO,NazOおよびに20からなる3Il
の酸化物の組合せが好ましい。この場合、これらの合計
債は下式、 15重量%<Li 20+Na 20+に20<24.
5重量% を満足するようにする。
TiOzは密度と屈折率との間に最良の妥協点を成立さ
せる成分である。しかしながら、大量に使用すると可視
透過を減少させ、失透を容易にし、密度を増大させ、ア
ラへ数を急激に減少させる。
したがって、TiOzの最小含有量は965重量%。
最大許容量は約11.5重量%である。
同様にZr0zはガラスの屈折率および密度を増大させ
るが、TiO2はど急激にアラへ数を減少さゼることは
ない。また、Zr0zはガラスの耐アルカリ性を改善す
る。したがって、好ましいガラスには少なくとも1重量
%のZr 02が含まれる。しかしながら、有意な結晶
化を防止するた° め、その含有量は7重量%以下とす
る。
他の酸化物のうち、MQ O,Ba o、Sr O。
および1−a203は6重量%まで導入することができ
、一方、CaOおよびZnOはそれぞれ12重量%およ
び8重量%まで導入することができる。
これらの限界値はこれらの酸化物のうちの1つのみがガ
ラスに添加される際の最大値を示すものである。これら
の酸化物は密度および屈折率を増大させる。屈折率を維
持するためには、これらの添加と共にTi1t含有量を
減少させねばならない。
こうすることによってアラへ数がRP!に増加する。
しかしながら、これらの酸化物は密度を大幅に増加させ
るため、その使用は制限される。
CaOおよびZnOは失透の点でMgOよりも好ましく
、密度の点でBaOおよびSrOよりも好ましい。Ca
Oは高アツベ数のガラスに好ましく使用される酸化物で
ある。
物理特性(nd、 ■d、密度)を所定の範囲内に保つ
ためには下記の条件を満足させねばならない。
13.55Ti  02  +Zr 02  + la
 z  03+RO≦23.5 (重量%) (ただし、式中RはM(1、Ga 、 Ba 、 Zn
 オにびSrからなる群より選択された元素である。)
同様の理由で、Nb 20s 、 Gd 203 、 
Ta205.およびY2O3等、他の酸化物を組成中に
少量添加することができる。しかしながら、これらは橿
めて高価なため、ガラスはこれらを含まないことが好ま
しい。
m後に、ガラスをより良く清澄するためにAs2O3お
よび5b2o3等、通常の清澄剤を用いることができる
。ガラスに対する過度の着色を避けるため、これらの含
有量は11邑%未満とする。
屈折率が約1.595〜1.607の範囲にあり、密度
が約2.65 g/、3以下であり、アツベ数が約40
〜47の範囲にあるガラスのためのガラス成分は好まし
くは酸化物を基準とする重量%で表わされる下記の範囲
、 SiO2      5055 B203      7.5−12 △応203           02LizO27,
5 Na  20              14に20
            >10  16Lf  2 
0+Na  2 0+Kz  O1723CaO0−8 ZrOz               03TiOz
           9.5  17M(l  0.
 3a  o、3r  o、  Zn  o、  La
  2 03Ti  02  +Zr  02  +C
a  O1522As2O3            
0−0.6にある。
(先行技術) 米国特許第2,901.365@は、密度が2.7g/
cm3未満、好ましくは2.55〜2,659 / C
rn”であり、屈折率が1.56〜1.58の範囲にあ
るガラスを開示している。このガラスは主として重量%
で表わされる以下の成分、 5iOz      58 64 Na2O017,5 に20         015.5 しI20Q−5 Na 2 0+に2 0+Li  2 012.5−1
7.5 Ca  OHM(J  O7,5−14TI02   
     59 B203         010 AZzO303 からなる。詳細に説明はされていないが、実施例におけ
るアツベ数は48.4〜53.2の範囲にある。
この組成物における5iQ2およびTiO2の含有ff
i !ct本発明のガラスの範囲外にあり、またL12
0およびNa2Oは必須成分ではなく任意の成分である
英国特許出願第2.115.403A4G、を屈折率>
  1.56、アラへ敗>40.a5よび密度< 2.
79/as3を右し、主として重量%で表わされる以下
の成分、5IOz        47−75 A9JzO3010 PzOs            05Si  OX 
 +B2O3  +Aflzz 03  +P20sL
izo           015NazO010 に20            010Li 20+N
a z OHKz O5−17Ca0        
    0−20Mg O0−15 rOQ−4 BaO04 zno             0−5TiOz  
         1−15ZrOz        
    08NbzOs          0−5F
                O−5からなる眼科
および光学用ガラスを開示している。
この組成物におけるに20の含有量は本発明のガラスの
範囲外にあり、またLtzOおよびNa2○は必須成分
ではなく任意の成分である。
(実 施 例〉 以下の表に示す非1111限的な実施例により、本発明
を説明する。好ましい実施例は実施例3および7である
ガラスメルトの例 様々なガラス成分を以下のバッチ原料がら得た。
酸化物     バッチ原料 5iO7S!0z B2O3    B (OH) 3 A免。03   A ’;L (OH) 3Li 20
    Li 2 C03 Na20    Nag CO3、Na N03に20
     Kz C03、K N 03M0OMQCO
3 cao     CaCO3 5ao     BaCO3 3r Q     Sr CO3 Zn OZn 0 La203   La203 ZrOz      Zr02 T +  Of      T i  02AS  z
  03     AS  2 03Sb 203  
  Sb 203 できるだけ「白い」ガラスを得るためには選択されるバ
ッチ原料中に極く少量のFe 203が含まれているこ
とが好ましい。
秤m後、様々なバッチを現行の技術によって混合した。
次いで、バッチを約1100℃の温度においてプラナす
るつぼに入れた。完全に溶融した襖、バッチの温度を約
1300’〜1400℃とし、均質化および清澄化のた
めに約2〜5時間保持した。その後、ガラスのバッチは
調合型中における成形および冷却に適した粘度に対応す
る温度まで冷却した。
ガラスの物理・化学特性の測定 アニールしたサンプルに対し、通常の方法(ndについ
てはHeの黄色線を用いた)による屈折率およびアツベ
数の測定を行なった。密度は浸漬法によって測定し、g
/cI113で表現した。
化学耐性はjiQApplied  0ptics第7
巻、第5号、第847真、 19(38年5月、に記載
されたA。
O9試験によって評価した。この試験方法は研磨したサ
ンプルを25℃において10重量%のHCL水溶液に1
0分間浸漬した後に該サンプルの減少重量を測定Jるこ
とからなるものである。重量の減少は1119 / a
i、で表現した。
液相線温度は熱勾配を有する炉を用いて測定した。測定
は17時間にわたって行ない、結晶の存在は光学顕微鏡
を通して観察することにより検出した。
高温粘度の測定は回転粘度計を用いて行ない、測定値は
ポイズで表わした。
400nmにおけるガラスの透過率は研磨した10m厚
のサンプルをCARY−14分光光度計で測定すること
によって得た。
Si 0251.4     53,1     54
,4     53.3:IB203       1
1,9     7.’9     7.9     
8.24A応203       0.50.5   
   −1−1□0       2.2     2
.5     4.2     5jNa 20   
    2.5     8.0     2.5  
   1%に20        14.4     
1L7     13.7      +2.55Ca
 O2,22,5− MoO− Zr 02        −      −    
 1.0     6.86TiO□        
14.6      +4.0      +5.5 
     +1.96As2O3       0.3
     0,3     0.3      −nd
 (60℃/hr、 )     t6004    
 L5993    1,6040    1.605
5Va <6o℃/hr、 )    41,5   
 42,4    41.0    42,8密   
度       2,60     2.63    
 2,61     2.64へ、Ol(轄/i)  
  −0,013−透過率   −−86,3− 液相線(℃)    〜915     < 875 
   〜895    〜9!15液相線粘度    
   −−〜1350       −j− 54,454,154,44654,650,47,7
7,97,95,48,98,4−0,!I     
 O,5a、o       −−5,24,2G、5
     1.0     4.7     6.22
.0     2,5     1.5     2,
0     1.0     1,5+1.0    
 15.2     10.3     21.2  
    +1.5     42.06.0     
 3,9     6.0     12.06.0= −−1,01,0− +3.7     15.3     11.9   
  16.5      +2.0     9,5−
     0.3      −      −   
  0.3      −1.5989     L5
9fli3    1.6030    1,6003
    1,5998   1.599642.8  
   42,1     44,4     41.0
     44,4     47,02.59   
  2.60     2.62     2.63 
    2.62     2.64−     0.
013    0,010    0.012    
0,009    0.011−     115.8
     87,3     87.1     87
.2     87.0〜945     〜890 
  〜945    〜980    〜980 〜9
8〇−〜1100    〜390        −
       −       −(弁Illの効果) 本発明によるガラスは約2.65 g/ an 3未満
の密度、約1.595〜1.607の範囲の屈折率、約
40〜47の範囲のアツベ数を有する連続製造可能なガ
ラスであり、優れた可視透過率および化学耐性を示し、
眼科および光学用レンズとして用いることのできるもの
であり、その利用価値は極めて大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)主として酸化物を基準とする重量%で表わされる以
    下の成分、 SiO_2 45−55 B_2O_3 5−13 Al_2O_3 0−5 Li_2O 1−7.5 Na_2O 1−9 K_2O >10−24 TiO_2 9.5−17.5 MgO 0−6 BaO 0−6 SrO 0−6 La_2O_3 0−6 MgO+BaO+SrO+La_2O_3 CaO 0−12 ZnO 0−8 ZrO_2 0−7 As_2O_3 0−1 Sb_2O_3 0−1 As_2O_3+Sb_2O_3 0−1 13.5<TiO_2+ZrO_2+La_2O_3+
    MgO+CaO+BaO+ZnO+SrO<23.5か
    らなることを特徴とする眼科および光学用ガラス。 2)前記成分において、15重量%<Li_2O+Na
    _2O+K_2O≦24.5重量%であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のガラス。 3)前記成分において、ZrO_2の含有量が少なくと
    も1重量%であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のガラス。 4)酸化物を基準とする重量%で表わされる以下の成分
    、 SiO_2 50−55 B_2O_3 7.5−12 Al_2O_3 0−2 Li_2O 2−7.5 Na_2O 1−4 K_2O >10−16 Li_2O+Na_2O+K_2O 17−23CaO
     0−8 ZrO_2 0−3 TiO_2 9.5−17 TiO_2+ZKO_2+CaO 15−22As_2
    O_3 0−0.6 からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ガラス。 5)酸化物を基準とする重量%で表わされる以下の成分
    、 SiO_2 54.4 K_2O 13.7B_2O_
    3 7.9 ZrO_2 1.0Al_2O_3 0.
    5 TiO_2 15.5Li_2O 4.2 As_
    2O_3 0.3Na_2O 2.5 からなることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    ガラス。 6)酸化物を基準とする重量%で表わされる以下の成分
    、 SiO_2 54.4 K_2O 10.3B_2O_
    3 7.9 CaO 6.0 Al_2O_3 0.5 ZrO_2 1.0Li_2
    O 6.5 TiO_2 11.9Na_2O 1.5 からなることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    ガラス。
JP20389184A 1984-09-28 1984-09-28 低密度および高屈折率を有する眼科および光学用ガラス Granted JPS6186446A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54105119A (en) * 1978-02-03 1979-08-17 Minolta Camera Kk Optical glass
JPS5918131A (ja) * 1984-01-27 1984-01-30 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 眼鏡レンズ用軽量ガラス

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