JPS6184794A - コツプ入清涼飲料販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコツプを１個づつ充填装置に放出するためのコ
ツプ分配器を具え、このコツプ分配器にその底板上に順
次の重合コツプを位置させるためのマガジンを設け、前
記底板に放出開口を形成し、マガジン内での前進時先の
重合コツプを該放出開口より重力落下させて放出開口の
下側における放出機構の頂部に位置させるようにし、該
放出機構はその作動時最下側のコツプを重合コツプから
離して充填装置に投入するように機能し、コツプ分配器
には更に、放出機病の頂部における先の重合コツプの最
上側のコンブがマガジンの底板以下となったのを検出す
るセンナを設け、このセンサにより、マガジン内の重合
コツプを前進させて次の重合コツプを放出開口に落下さ
せるようにした駆動手段を作動するコップ入清涼飲料販
売機に関するものである。

この種コップ入清涼飲料販売機は周知であり、放出機構
に向け次第に前進させるべき数列の重合コツプを収納す
る容器をコツプ分配器が具える。

しかし、従来の構成では、同じ販売機で大きさの異なる
２種のコツプを放出する必要がある時、販売機に大きな
コツプ収納室が必要であった。このことは例えば、冷た
い飲物を大きなコツプに入れて販売し、熱い飲物を小さ
なコツプに入れて販売する販売機にとって不利となる。

本発明はコツプ分配器に重合カップを夫々に収容する２
個のマガジンを設け、これら各マガジンに駆動手段及び
放出機構付の放出開口を設け、２個のマガジンの重合コ
ツプ収容室が同軸に延在し、両マガジンの放出開口を相
互に近接配置した構成に特徴づけられる。

かかる本発明の構成によれば、販売機のコツプ分配器を
比較的コンパクトにすることができ、又それにもかかわ
らず２種類の大きさのコツプを夫々のマガジン内に収納
することができる。このことは特に、両重合コツプ収容
室を同軸配置したことに、又両放出開口を近接配置した
ことに起因する０ 本発明においては、２個のマガジンに底板の型式の共通
な底部を設け、重合コツプ用の室を同軸配置の円筒壁間
に形成し、これによりコツプ分配器を特にコンパクトに
するのが良い。

又本発明においては、各マガジンの駆動手段を押動アー
ムで構成し、これを円筒壁間の空所内で径方向へ突出さ
せると共に、これら円筒壁の共通中心軸線の周りで回動
し得るよう取付け、前記押動アームの回動を夫々駆動モ
ータにより行なうようにするのが良い０ 更に本発明においては、各駆動モータを釈放自在の連結
手段を介して関連する押動アームに連結し、該連結手段
を押動アームのいかなる位置においても駆動モータに回
転係合し得るようにするのが良い。この場合、同じコツ
プ分配器内にあって共にほぼ環状の２個のマガジンを容
量調整することができ、口の調整に当っては関連する押
動アームを釈放して共通軸線周りの他の位置に再保合さ
せるだけで、一方のマガジンの容量を他方のマガジンの
容量に関係なく増大することができる。

又本発明においては、円筒内壁を２個の同軸対向させた
部分で構成し、これら部分を関連する押動アームに結合
して、共通な中心軸線の周りに回転可能とし、円筒外壁
を販売機内に取付けるのが良い。この場合、構成を特に
簡単にすることができる。

更に本発明においては、円筒外壁に垂直スロットを設け
て追加の重合コツプをマガジン内に供給可能とし、底板
を円筒壁の共通軸線の周りに回転自在に取付け、各マガ
ジンに釈放手段を設けて、底板の回転によりマガジンを
円筒外壁の垂直スロットから重合コツプの前進方向と同
じ方向へ離す間、連結手段を駆動モータから釈放すると
共に押動アームを釈放位置に抑止し得るようにするのが
有利である。この場合、コツプ分配器に新しい重合コツ
プを容易に装填することができ、単に例えば手で底板を
スロットから遠去かるよう回転させて、新しい重合コツ
プを円筒外壁のスロットより釈放状態の押動アームの前
方に位置させ得るようにするだけでよい。かくて、前に
装填された重合コツプから使用され、古いコツプが販売
機内に長期間残在するのを防止できる。

又本発明においては、コツプ分配器の・使用時円筒外壁
のスロットを２個の放出開口間のほぼ中央に位置するよ
うになし、底板に垂直方向へ延在するスロット閉塞手段
を固着し、該手段をコツプ分配器の使用時放出開口間に
あってスロットを閉塞する位置に配置するのが良い。こ
の場合、コツプ分配器の使用時マガジンの内部が汚れる
のを簡単に防止することができる。

更に本発明においては、各マガジンに重合カップ分離手
段を設け、これに先頭の重合コツプの半分が通過した時
該重合コツプ分離手段により先頭の重合コツプを放出開
口まで前進させるようにし、同時に駆動手段が重合コツ
プを放出開口の直近に前進させた時重合コツプ分離手段
により次の重合コツプに所定距離を与えるようにするの
が良い。

この場合特に、前の重合コツプを放出開口より自由落下
させて放出機構に係合させることができる〇又本発明に
おいては、各重合コツプ分離手段を各マガジンに関連す
るフラップで構成し、これら７ラツプを円筒外壁の内部
直近における押動アーム回動軸線に平行な軸の周りに回
動自在に枢着し、前記７ランプをばねで重合コツプ通路
の中央に向け付勢すると共に、自己の回転軸線から放出
開口に向け延在させ、前記ばねのばね力を７ラツプが各
先頭の重合コツプの前進を容易に許容するような値に決
定するのが有利である。この場合、重合コツプ分離手段
を特に簡単に構成することができる。

最後に本発明においては、各重合コツプ分離手段を夫々
の両端に垂直方向に形成したピンにより取付け、この目
的のため該ピンを底板の孔及びスロット閉塞手段の突部
における孔に挿入するのが良い。この場合、重合コツプ
分離手段の取付けが特に簡単となる〇 以下、図示の実施例に基づき本発明の詳細な説明する。

第１図は販売Ｉｆｓ１の全体を示す０この好適例では販
売機を食器だな形状のキャビネット２内に収納する０３
７１分配器の全体を８で示し、これをキャビネット２内
に配置する０販売機の作動時コツプは１個づつ充填装置
４に投入され、このコツプに周知の方法で所定の清涼飲
料が充填され、その後コツプは販売機の前部開口５より
放出される０充填済コツプ６全第１図に点線で示す０図
示の販売機はデンマーク国特許願第４３８８／７１号に
より提案された型式のものであるが、充填装置にコツプ
を１個づつ投入するコツプ分配器は他の型式のものとす
ることができる０なお販売機に係わる残部、例えば粉末
及び水放出位置並びに蓋放出装置は図面の明瞭のため図
示しなかった。

第１図に示すように、又後述するようにコツプ分配器３
は２個のコツプマガジン７．８を具え、各マガジンに重
合コツプ９ａ、９ｂを収納する。

これらコツプは夫々第２図に示す放出機構１０゜１１に
より１個づつ充填装置４に係わるドラム１３内の充填室
１２に投入する０放出機構１０゜１１　＋１米Ｕ特許Ｉ
Ｘ　３，２７９，６５２号ｕＡｍ書等で知られた型式の
ものとし、作動時コツプのコツプを釈放して重力落下さ
せるものとする。

第２図及び第３図に示すように、コツプ分配器３は固定
軸１４を具え、これを販売機内に垂直に取付けると共に
、該固定軸１４の上端を第８図の如く販売機の頂壁１５
に取付ける。固定軸１４は管状とし、その外部に回転ス
リーブ１６を支持し、該スリーブの下端にリング１７を
固着し、このリングを鎖錠リング１８上に休止する０リ
ング１７及び回転スリーブ１６は溶接又は締つばめによ
り相互に一体化する。リング１７には更に円形底板１９
を固着し、これによりコツプ分配器３の底部を形成する
◇底板１９の外周縁に上向き７ランジ２０を形成し、こ
れを固定軸１４及び回転スＩＪ−１１６に同軸な円筒外
壁２１の下端にかぶせる。

円筒外壁２１の上端に頂板２２を取付け、これを固定軸
１４に固着してキャビネット頂壁１５に取付ける。底板
１９の７ランジ２０を円筒外壁２１から離し、これによ
つ底板１９を外壁２１に対し自由に相対＠転し得るよう
にする０ 底板１９に２個の放出開口２３．２４を接近配置して形
成し、第２図及び第３図ではその一方のみが、又第１図
、第５図、第６図ではその双方が見えている。これら放
出開口２３．２４は夫々のコツプマガジンの前端に配置
する０上記放出機構１０．１１は各々放出開口２８．２
４に同軸に、又底板１９の下面に周知の方法で取付ける
０第２図及び第８図に示すように、２個の円筒内壁２５
．２６を底板１９上でこれに同軸に回転自在に取付け、
これら円筒内壁を重合配置する０円筒内壁２５．２６は
後述するようにして回転スリーブ１６の周りで回転し得
るよう取付ける。又円筒内壁２５．２６は相互に端面２
７，２８を介して、或いは適宜図示せざる介挿円板を介
して摺動自在に衝合させる。。

各円筒内ｉ　２５　、２６の内面に夫々ハブブレー）２
９．３０を固着し、これらハブプレートを径方向内方へ
延在させて歯車３１．８２の軸方向突部上に回転自在に
支持する。歯車３１．１２を夫々回転スリーブに回転自
在に嵌合する。歯車３１゜３２の軸方向突部を第３図中
３３．３４で示し、この第３図に示すように歯車３１．
３２を鎖錠リング３５．３６によりハブプレート２９．
３０に対し軸線方向へ相対移動しないようにする。歯車
３１．３２に駆動歯車３７．．３８を噛合させ、これら
駆動歯車をモータ４１．４２の出力軸３９゜４０に固着
する。モータ４１は支持ブラケット４３を介して底板１
９及び回転スリーブ１６に取付け、モータ４２は回転ス
リーブ１６に取付けたブラケット板４５を介して回転ス
リーブ１６に取付ける。

第２図、第３図及び第４図に示すように、２個の円筒内
ｉ２５．２６は半径方向へ突出する押動７−１．４６．
４７に固着する。これら押動アームは板状とし、円筒内
壁２５．２６と円筒外壁２１との間の空所内にその軸線
方向けぼ全長に亘り延在させるが、取付面以外の壁面に
接触しないものとする。

第３図及び第４図に示すように、各押動アーム４６．４
７に夫々連結手段４８．４９を設け、こ１れら連結手段
は第８図及び第４図に示す連結手段４９についてのみ後
述する理由からほぼ同じ形状とする０連結手段４９に連
結アーム５０を設け、これを押動アーム４７の壁土にお
けるピン５１に枢着する。この連結アーム５０は関連す
る円筒内（壁の回転軸線に対しほぼ平行に押動アーム４
７の上端まで延在させ、ここにおいて連結アーム５０に
上方へ突出するピン５２を設ける。ピン５２に近い連結
アーム５０の端部にばね５３を作用させ・これによりこ
の連結アーム端部を円筒内壁２６から遠去かる方向へ付
勢する。

連結アーム５４０の下端にヒンジメンバ５４を設け、こ
れに連結ロッド５６を枢着し、該連結ロッドを関連する
円筒内壁の孔５５にほぼ半径方向へ貫通させる。そして
連結ロッド５６の内端を関連する被駆動歯車３２に共働
させ、これにより連結ロッド５６と歯車３２との噛合時
押動アーム４７に係わる円筒内壁２６が歯車３２と共に
駆動されるようにする。しかし、連結ロッド５６が歯車
３２に係合しない時、押動アーム４７及び円筒内壁２６
はｍ車３２に対し自由に相対回転し、従って回転スリー
ブ１６に対し自白に相対回転されるようにする０これが
ため、ピン５２が回転スリーブ１６の回転軸線に対し内
方に押動される時、連結ロッド５６が歯車３２から釈放
されるようになす。かかるピン５２の押動を可能にする
ため第３図及び第４図に示すように、ピン５２を後述の
如くコツプ分配器の頂板２２に固着したガイド５７に共
働させるようにする。ピン５２がガイド５７に係合しな
い時、ばね５３は連結棒５６を歯車３ｚに係合し、この
歯車がモータ４２により回転されていれば、押動アーム
４７及び円筒内壁２６は歯車ａ２に追従回転する。

第２押動アーム４６に係わる連結手段４８も上記と同様
にはね５８及び上方に突出するピン５９を具え、このピ
ン５９に共働するガイド６０を有する。ガイド６０はガ
イド５７と同様第４図の如くコツプ分配器の頂板２２に
固着する〇連結ロッド５６の案内は第４図の如くガイド
ウェイ６１によりこれを行なう。

第１［ｉＵ、第５図、第６図に示すように、円筒外壁２
１に細長スロット６２を設け、これを使用中゛底板１９
の２個の放出開口２．３．２４間の中間において下方に
延在させる。このスロット６２の円周方向における幅を
適切に選定して、重合コツプが自由に通過し、円筒外壁
２１と円筒内壁２５゜２６との間の空所内に侵入し得る
ようにする。又、外筒２１及び内壁２５’、　２６はそ
の寸法を適切に選定して両者間に第１図、第５図、第６
図の如くコツプを受容し得るようにする。

両放出開ロ２３，２４１間の中間において底板７１９上
にスロット閉塞手段６３を取付け、この手段は第２図に
示すように円筒壁の共通軸線に対し平行な長手方向に延
在させる。スロット閉塞手段６３は第１図、第５図、第
６図に＠図的横断面にて示す如く、コツプ分配器の使用
時円筒外壁２１のスロット６２をその内側から覆うよう
にする。

該スロット閉塞手段６３の上端に水平ブラケット板６４
を支持し、これをスロット閉塞手段６３の両側に対称に
延在させる。該ブラケット板６４の両端に夫々重合コツ
プ分雛手段６５．６６を支持し、これらを枢着フランプ
型式のものとし、ブラケット板６４及び底板１９間にお
いて垂直に延在させる。各手段６５，６６の両端にピン
を設け、これらを夫々円筒外壁２１の直近に配した底板
１９及びブラケット板の孔に挿入する。これらピンのう
ちブラケット板６４の孔に挿入すべき上方のピンを第２
図及び第４図に６３．６９で示す。

かくて重合コツプ分離手段６５．６６は上記ピン、従っ
て円筒外壁２１に近く垂直軸線の周りで回動−可能に取
付けられる◇重合コツプ分離手段６５゜６６を個々に、
円筒外壁２１及び円筒内壁２５゜２６間の空所の中央道
内方へ延在させると共に、放出開口２３．２４の近く迄
前方に延在させる０第２図及び第４図に示すように、重
合コツプ分離手段６５．６６をばね７０．７１により上
記空所内に突出する位置に弾支する。これらはねは手段
６５．６６の上方突起７２．７３と、ブラケット板６４
の上方突出７ランジ７４との間に張設する０図示の如く
突起７２．７３は、手段６５．６６が外力を受けずばね
７０．７１のばね力のみを受けている間、ブラケット板
６４の切欠き内に形成した止め面７５．７６に衝合する
ようにする０ランジ分配器の各部寸法を適切に決定して
、放出開口２３．２４から遠い画側に第５図の如く重合
コツプ９ａ、９ｂを収容する部屋を設定する０押動アー
ム４６．４７は重合コツプ９ａ、９ｂを前方に放出開口
まで押動するようにする０重合コツプ分離手段８５．６
６の配置及び寸法を適切に選定して、重合コツプの前進
中当該手段の内方突出自由端が重合コツプを前の重合コ
ツプに追従させるようにする。前の重合コツプが重合コ
ツプ分離手段６５．６６の半分を通過して放出開口に向
け前進したところで、これら手段及び関連するばねは前
の重合コツプを放出開口２３．２４に向け前方に押動し
て後の重合コツプから分離させ、これにより前の重合コ
ツプを放出開口２３．２４より落下させ得る。

第２図に示すように、放出開口２３及び放出機構１０に
関連して、マイクロスイッチを可とする空センサ７８を
設ける。この空センサ７８は底板１９より下方のレベル
において放出機構１０内にコツプが存在しているかどう
かを検出するものとする。なお図示しないが放出機構１
１に対しても同様な空センナを設ける。これら空センサ
を詳細な説明を省略するが適当な方法で夫々のモータ４
１．４２に接続して対応するモータを作動させるように
する。該モータの作動は関連する押動アーム４６．４７
を所定距離前進させて、新しい重合コツプ９ａ又は９ｂ
を重合コツプ分離手段６５又は６６に通過させ、この重
合コツプを放出開口２３゜２４から落下させる。

コツプ分配器の作用は後述することとし、先ず２〜個の
マガジン７．８の装填につき述べる。マガジン７に重合
コツプを装填するに際しては、底板１９を第５図及び第
６図に＠図的横断面にて示すように時針方向に回転する
。なお、これら図では頂板２２及びブラケット板６４を
除去しである。

かかる底板１９の回転に、回転スリーブ１６、モータ４
、４２、従ってこれらモータの出力歯車３７．３８に噛
合する歯車３１．３２が追従する。

同時に、連結手段４８．４９が歯車３１．３２に係合し
ているので押動アーム４６，４７が追従回転する。更に
、スロット閉塞手段６３及びこれに取付けた重合コツプ
分離手段６５．６６が底板１９に追従する。第４図に示
すように連結手段４８．４９を釈放するガイド５７，６
０は、スロット閉塞手段６３が円筒外壁のスロット６２
を塞ぐ位置にある時、つまりコツプ分配器の通常の使用
位置において、ブラケット板６４上に位置する０底板１
９の回転時ブラケット板６４はガイド６゜から離れ、同
時に連結手段４８のピン５９はガイド６０に係合し、連
結手段４８は釈放される。結果として押動アームは段平
底板１９の第５図及び第６図中時針方向の回転に追従し
ない。第６図は底板がスロット６２から９０’より僅か
に大きな角度に亘り回転したコツプ分配器の状態を示し
、この状態で押動アーム舎６は、コツプ分配器が使用中
のマガジン７に近いスロット６２の側、即ち第５図及び
第６図においてスロット６２の右側の直近に停止する。

従って、底板１９の引続く回転中、次の重合コツプ９ａ
を収納する部屋が残り、第１重合コツプは、最下側のコ
ツプが放出機構１０の頂部に休止するよう放出開口２３
内に位置する。次の重合コツプが重合コツプ分難手段６
５の後方に位置し、その後追加の重合コツプが所定数又
はｆ！Ａ屋へ入り得る数だけ挿入され、第２マガジン８
に係わる押動アーム４１７が釈放された押動アーム４６
に面金する。所定数の重合コツプ９ａがマガジン内に位
置すると、底板１９は第５図の初期位置に戻る。この間
連結手段５９は自動的に関連ガイド６０から釈放され、
関連モータ４１に再係合される。第２マガジン８は底板
の反時針方向回転により同様の方法で装填される。重合
コツプ９ａ、９ｂが所定数装填されると、又底板１９が
初期位置に戻ってスロット閉塞手段６ａが円筒外壁２１
のスロット６２内に位置すると、コツプ分配器は使用準
備を完了する。販売機１の清涼飲料を客が買求めると、
コツプ分配器は周知のように作動し、放出機構ｌＯ又は
１１からコツプを放出する。第９図に示すように、コツ
プは放出機構１１からドラムｌａ内の充填室１２へ直接
落下するが、放出機構１０からのコツプはシュート８０
を経て充填室１２に落下する。放出機構１０又は１１の
空センサ７８は、放出機構内における重合コツプの最上
側コツプが底板１９以下の位置になったのを検出する時
、モータ４１又は４２を作動せしめ、新しい重合コツプ
を重合コツプ分離手段６５又は６６に通過させるべく前
進させる。その後、新しい重合コツプが放出開口２８又
は２４に落下したのを空センサ７８が検出する時、モー
タは再び停止する。以上の動作は、最後の重合コツプが
放出開口２３．２４に前進する迄継続される。

詳細説明を省略するがコツプ分配器にはセンサを設け、
これにより最後の重合コツプが放出開口２３内したのを
検出するようにすることができる。

この場合、放出開口内の重合コツプが使われようとする
のを空センサが検出した時モータを作動させず、販売機
の持主にこのことを知らせる信号を発するようにする。

コツプ分配器は種々の材料で造ることができ、円筒外壁
２１を内部の重合コツプ残存数が確認できるよう透明材
料で造り得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はコツプに清涼飲料を注入して販売する販売機の
＠図的横断平面図、 第２図は第１図の販売機を一部除去してそのコツプ分配
器及び充填ドラムを示す斜視図、第３図はコツプ分配器
を放出開口間を通る垂直面で断面として示す縦断面図、 第４図は同コツプ分配器の一部を除去してその内側上部
を示す一部破断斜視図、 第５図及び第６図は同コツプ分配器を使用状態及び一方
のマガジンが装填されている状態で示す線図的横断平面
図である。 １・・販売機　　　　　　２・・・キャビネット３・・
・コツプ分配器　　　５・・・販売機前部開口６・・充
填済フップ　　　７，８・・・コツプマガジン９ａ　、
　９ｂ・・重合コツプ　　１０　、１１・・・放出機構
１３・・・ドラム　　　　　　１４・・・固定軸１５・
・販売機頂壁　　　　１６・・・回転スリーブ１７・・
・リング　　　　　　１８・・・鎖錠リング１９・・コ
ツプ分配器底板　２０・・・上向７ランジ２１・・円筒
外壁　　　　　２２・・・頂板２３　、２４＋・・・放
出開口　　　２５　、２６・・・円筒内壁２７　、２８
・・・端面　　　　　２９　、８０・・・ハブプレート
３１　、３２・・・被駆動歯車　　３ａ　、　３４・・
・軸方向突部３５　、３６・・・鎮錠リング　　３７　
、３８・・・駆動歯車３９．４０・・・モータ出力軸　
４１．４２　・・モータ４３・・・支持プラテント４５
・・・ブラケット板４６　、４７・・・押動アーム　　
４８　、４９・・・連結手段５０・・連結アーム　　　
　５１　、５２　、５９・・・ピン５３　、５８・・ハ
ネ５４・・・ヒンジメンバ５６・・連結ロッド　　　　
５７　、６０・・・ガイド６１・・ガイドウェイ　　　
６２・・・細長スロット６３・・スロット閉塞手段　６
４・・・水平ブラケット板６５　、６６・・重合コツプ
分離手段 ７０　、７１・・ばね　　　　　７２　、７３・・・上
方突起７４・・・上方突出７ランジ　７５　、７６・・
・止め面７８・・・空センサ　　　　　８０・・・シュ
ートＦｉｇ、　７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コップを１個づつ充填装置（４）に放出するための
   コップ分配器（３）を具え、このコップ分配器（３）に
   その底板（１９）上に順次の重合コップを位置させるた
   めのマガジン（７、８）を設け、前記底板に放出開口（
   ２３、２４）を形成し、マガジン内での前進時先の重合
   コップを該放出開口より重力落下させて放出開口（２３
   、２４）の下側における放出機構（１０、１１）の頂部
   に位置させるようにし、該放出機構はその作動時最下側
   のコップを重合コップから離して充填装置（４）に投入
   するように機能し、コップ分配器（３）には更に、放出
   機構（１０、１１）の頂部における先の重合コップの最
   上側のコップがマガジンの底板（１９）以下となつたの
   を検出するセンサ（７８）を設け、このセンサにより、
   マガジン（７、８）内の重合コップを前進させて次の重
   合コップを放出開口に落下させるようにした駆動手段を
   作動するコップ入清涼飲料販売機において、 コップ分配器（３）に重合コップ（９ａ、 ９ｂ）を夫々に収容する２個のマガジン（７、８）を設
   け、これら各マガジンに駆動手段及び放出機構（１０、
   １１）付の放出開口（２３、２４）を設け、２個のマガ
   ジン（７、８）の重合コップ収容室が同軸に延在し、両
   マガジンの放出開口（２３、２４）を相互に近接配置し
   たことを特徴とするコップ入清涼飲料販売機。 ２、２個のマガジン（７、８）が底板（１９）の型式の
   共通な底部を具え、重合コップ用の室が同軸配置の円筒
   壁（２１）と円筒壁（２５、２６）との間に形成された
   ものである特許請求の範囲第１項記載のコップ入清涼飲
   料販売機。 ３、各マガジンの駆動手段を押動アーム（４６、４７）
   で構成し、これを円筒壁（２１；２５、２６）間の空所
   内で径方向へ突出させると共に、これら円筒壁の共通中
   心軸線の周りで回動し得るよう取付け、前記押動アーム
   （４６、４７）の回動を夫々駆動モータ（４１、４２）
   により行なうようにした特許請求の範囲第１項又は第２
   項記載のコップ入清涼飲料販売機。 ４、各駆動モータ（４１、４２）を釈放自在の連結手段
   （４８、４９）を介して関連する押動アーム（４６、４
   ７）に連結し、該連結手動を押動アーム（４６、４７）
   のいかなる位置においても駆動モータに回転係合し得る
   ようにした特許請求の範囲第３項記載のコップ入清涼飲
   料販売機。 ５、円筒内壁を２個の同軸対向させた部分（２５、２６
   ）で構成し、これら部分を関連する押動アーム（４６、
   ４７）に結合して、共通な中心軸線の周りに回転可能と
   し、円筒外壁（２１）を販売機（１）内に取付けた特許
   請求の範囲第２項乃至第４項のいずれかに記載のコップ
   入清涼飲料販売機。 ６、円筒外壁（２１）に垂直スロット（６２）を設けて
   追加の重合コップ（９ａ、９ｂ）をマガジン（７、８）
   内に供給可能とし、底板（１９）を円筒壁の共通軸線の
   周りに回転自在に取付け、各マガジンに釈放手段（５７
   、６０）を設けて、底板（１９）の回転によりマガジン
   （７、８）を円筒外壁の垂直スロット（６２）から重合
   コップ（９ａ、９ｂ）の前進方向と同じ方向へ離す間、
   連結手段（４８、４９）を駆動モータ（４１、４２）か
   ら釈放すると共に押動アーム（４６、４７）を釈放位置
   に抑止し得るようにした特許請求の範囲第５項記載のコ
   ップ入清涼飲料販売機。 ７、コップ分配器（３）の使用時円筒外壁（２１）のス
   ロット（６２）を２個の放出開口（２３、２４）間のほ
   ぼ中央に位置するようになし、底板（１９）に垂直方向
   へ延在するスロット閉塞手段（６３）を固着し、該手段
   をコップ分配器の使用時放出開口（２３、２４）間にあ
   つてスロット（６２）を閉塞する位置に配した特許請求
   の範囲第６項記載のコップ入清涼飲料販売機。 ８、各マガジン（７、８）に重合コップ分離手段（６５
   、６６）を設け、これに先頭の重合コップの半分が通過
   した時該重合コップ分離手段により先頭の重合コップを
   放出開口（２３、２４）まで前進させるようにし、同時
   に駆動手段が重合コップを放出開口（２３、２４）の直
   近に前進させた時重合コップ分離手段により次の重合コ
   ップに所定距離を与えるようにした特許請求の範囲第１
   項乃至第７項のいずれかに記載のコップ入清涼飲料販売
   機。 ９、各重合コップ分離手段（６５、６６）を各マガジン
   に関連するフラツプで構成し、これらフラツプを円筒外
   壁（２１）の内部直近における押動アーム回動軸線に平
   行な軸の周りに回動自在に枢着し、前記フラツプをばね
   で重合コップ通路の中央に向け付勢すると共に、自己の
   回転軸線から放出開口（２３、２４）に向け延在させ、
   前記ばねのばね力をフラツプが各先頭の重合コップ（９
   ａ、９ｂ）の前進を容易に許容するような値に決定した
   特許請求の範囲第８項記載のコップ入清涼飲料販売機。 １０、各重合コップ分離手段（６５、６６）を夫々の両
   端に垂直方向に形成したピン（５２、５９）により取付
   け、この目的のため該ピンを底板（１９）の孔及びスロ
   ット閉塞手段 （６３）の突部（６４）における孔に挿入した特許請求
   の範囲第９項記載のコップ入清涼飲料販売機。