JPS6184625A - 液晶防眩鏡とその製造方法 - Google Patents
液晶防眩鏡とその製造方法Info
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- JPS6184625A JPS6184625A JP59207541A JP20754184A JPS6184625A JP S6184625 A JPS6184625 A JP S6184625A JP 59207541 A JP59207541 A JP 59207541A JP 20754184 A JP20754184 A JP 20754184A JP S6184625 A JPS6184625 A JP S6184625A
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- G02F1/137—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells characterised by the electro-optical or magneto-optical effect, e.g. field-induced phase transition, orientation effect, guest-host interaction or dynamic scattering
- G02F1/13725—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells characterised by the electro-optical or magneto-optical effect, e.g. field-induced phase transition, orientation effect, guest-host interaction or dynamic scattering based on guest-host interaction
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は液晶防眩鏡とその製造方法に関する。
本発明の液晶防眩読は、構造が簡単であるため機械的強
度に優れ、又、光学的にも均一であるため視認性が良好
である。故に自動車用ルームミラー、サイドミラー、ド
アミラー等として有用である。
度に優れ、又、光学的にも均一であるため視認性が良好
である。故に自動車用ルームミラー、サイドミラー、ド
アミラー等として有用である。
又、本発明の方法によると、上記有用な液晶防眩鎮を比
較的容易に製造することができる。
較的容易に製造することができる。
［従来の技術］
本発明に関連するタイプの液晶防眩鏡は、ゲストホスト
（ＯＨ）型液晶素子、１／４波長板のような位相＆１
ＩＩ ＊子、及び反１）１鏡の三要素から構成される。
（ＯＨ）型液晶素子、１／４波長板のような位相＆１
ＩＩ ＊子、及び反１）１鏡の三要素から構成される。
従来かかる液晶防眩鏡は、上記三要素をそれぞれ別個の
部材として製造した後、重ね合わせ、固着して製造して
いた。このため各部材間の機械的、光学的な一体性が弱
く、耐久性、視認性に劣るという欠点を有していた。
部材として製造した後、重ね合わせ、固着して製造して
いた。このため各部材間の機械的、光学的な一体性が弱
く、耐久性、視認性に劣るという欠点を有していた。
例えば、温痕差の激しい使用条件下では、各部材の熱膨
張率の違いから、位相ｔＩ１１御素子色素子晶素子及び
／又は反射鏡との剥離が発生した。又、位相關Ｉｉｌ素
子と液晶素子及び／又は反射鏡との貼り合わせ而の微細
な凹凸等のため、反射像に歪、干渉縞、二重写りが発生
した。
張率の違いから、位相ｔＩ１１御素子色素子晶素子及び
／又は反射鏡との剥離が発生した。又、位相關Ｉｉｌ素
子と液晶素子及び／又は反射鏡との貼り合わせ而の微細
な凹凸等のため、反射像に歪、干渉縞、二重写りが発生
した。
〔発明が解決しようとする問題点］
本発明は上記した欠点の解消を企図して案出されたもの
であり、耐久性及び視認性に優れた液晶防眩鏡及びその
製造方法を提供するものである。
であり、耐久性及び視認性に優れた液晶防眩鏡及びその
製造方法を提供するものである。
［ｇ！４題点を解決するための手段］
本発明は上記した三要泉を別個に製造した後、これを組
み立てるのではなく、液晶素子の透明基板表面上に、位
相制御素子と反射鏡とを真空成膜法を用いて一体的に形
成するものである。
み立てるのではなく、液晶素子の透明基板表面上に、位
相制御素子と反射鏡とを真空成膜法を用いて一体的に形
成するものである。
第１図は本発明の液晶防眩鏡の構成の一例を示す断面模
式図である。
式図である。
即ち、本第１発明は、
相対向する透明基板１１．１２と該透明基板間に封入さ
れた液晶嘩１７とを具備する液晶素子１と、 少なくとも前記液晶Ｗ４１７を透過した光の位相をｌｉ
Ｉ制御する位相制御素子２と、 少なくとも前記液晶１１１７及び前記位相制御素子２を
透過した光を反射する反射＆ｌＩ３と、を具備する液晶
防眩暁において、 前記位相制御素子２は１１１！体材料の、また、前記反
ｔＪＡｖＡ３は金ｆｆｉ材料の、それぞれ前記透明基板
１２への蒸着によりて形成されていることを特徴とする
液晶防眩鏡である。
れた液晶嘩１７とを具備する液晶素子１と、 少なくとも前記液晶Ｗ４１７を透過した光の位相をｌｉ
Ｉ制御する位相制御素子２と、 少なくとも前記液晶１１１７及び前記位相制御素子２を
透過した光を反射する反射＆ｌＩ３と、を具備する液晶
防眩暁において、 前記位相制御素子２は１１１！体材料の、また、前記反
ｔＪＡｖＡ３は金ｆｆｉ材料の、それぞれ前記透明基板
１２への蒸着によりて形成されていることを特徴とする
液晶防眩鏡である。
又、本第２発明は、
透明基板表面１２に誘電体材料から成る位相制御素子２
、及び金属材料から成る反射鏡３を、真空成膜法によっ
てそれぞれ形成する工程と、前記位相制御素子２が前記
反射鏡３よりも内側となるように配置され、相対向する
表面１１０゜１２０にはそれぞれ電極１３．１４及び配
向膜１５．１６が形成されている一対の透明基板１１．
１２１１ＳＩに液晶１７を封入する工程と、から成るこ
とを特徴とする液晶防眩鏡の製造方法である。
、及び金属材料から成る反射鏡３を、真空成膜法によっ
てそれぞれ形成する工程と、前記位相制御素子２が前記
反射鏡３よりも内側となるように配置され、相対向する
表面１１０゜１２０にはそれぞれ電極１３．１４及び配
向膜１５．１６が形成されている一対の透明基板１１．
１２１１ＳＩに液晶１７を封入する工程と、から成るこ
とを特徴とする液晶防眩鏡の製造方法である。
本発明において液晶素子１としてはゲストホスト（Ｇ
Ｈ）型液晶素子を想定し・でいる。これは入射光の特定
波長く該波長は添加染料によって特定される）の特定方
向の成分を吸収する機能を有し、平行に相対向する一対
の透明基板１１．１２と該基板間に封入された液晶１７
とから成り、基板内側Ｉｎ１１０，１２０には電極１３
．１４と、無電界時における液晶分子軸の配向を規定す
る配向膜１５．１６とがそれぞれ形成されている。
Ｈ）型液晶素子を想定し・でいる。これは入射光の特定
波長く該波長は添加染料によって特定される）の特定方
向の成分を吸収する機能を有し、平行に相対向する一対
の透明基板１１．１２と該基板間に封入された液晶１７
とから成り、基板内側Ｉｎ１１０，１２０には電極１３
．１４と、無電界時における液晶分子軸の配向を規定す
る配向膜１５．１６とがそれぞれ形成されている。
透明基板１１．１２としては、ガラス、プラスチック等
の透光体を用いる。また、その形状としては本発明の液
晶防眩鏡の鏡面の形状に略合致するものを用いる。
の透光体を用いる。また、その形状としては本発明の液
晶防眩鏡の鏡面の形状に略合致するものを用いる。
液晶及びこれに添加する染料としては、公知のものを用
いることができる。
いることができる。
電極１３．１４は一般にはＩ Ｔｏ、二酸化スズ（Ｓｎ
０２）、酸化インジウム（ＩｎｔＯａ）等を用いて透明
電極として構成するが、後方側の電極１４（ｒｍ方Ｊと
は光源より遠い側をいう）は後述する反射鏡によって兼
用することもできる。
０２）、酸化インジウム（ＩｎｔＯａ）等を用いて透明
電極として構成するが、後方側の電極１４（ｒｍ方Ｊと
は光源より遠い側をいう）は後述する反射鏡によって兼
用することもできる。
配向１１１１５．１６としては、ポリイミド、ポリビニ
ルアルコール、ポリアミド、３ｉ Ｑｚ等を用い、ラビ
ング処理等の配向処理を施して液晶分子軸の配向方向を
規定する。
ルアルコール、ポリアミド、３ｉ Ｑｚ等を用い、ラビ
ング処理等の配向処理を施して液晶分子軸の配向方向を
規定する。
位相制御素子２は上記液晶１１１７を透過した上記特定
波長に関する直線偏光を楕円偏光に変え、又後述する反
射＃Ａ３によって反射されて位相が反転し、回転方向が
逆転された楕円偏光を直線偏光に変える機能を有する。
波長に関する直線偏光を楕円偏光に変え、又後述する反
射＃Ａ３によって反射されて位相が反転し、回転方向が
逆転された楕円偏光を直線偏光に変える機能を有する。
これは上記液晶素子１の後方側の透明基板１２の表面に
二酸化珪ｊｌｉ（ＳｉＯｘ）、二酸化チタン（Ｔｉ０２
＞、イツトリア（Ｙ２Ｏ２）、ジルコニア（ＺｒＯｚ＞
、二酸化セリウム（Ｃｅｎｔｉ、アルミナ（Ａｌ２Ｏ２
）笠の誘電体材料を真空蒸着、電子ビーム蒸着、スパッ
タリング、イオンプレーティング等の真空成膜法によっ
て蒸着して形成する。位相制御素子２である１／４波長
板が規定する波長は、上記蒸羽膜の形成物質及びその膜
厚と、該物質を蒸着する際の角度によって決定される。
二酸化珪ｊｌｉ（ＳｉＯｘ）、二酸化チタン（Ｔｉ０２
＞、イツトリア（Ｙ２Ｏ２）、ジルコニア（ＺｒＯｚ＞
、二酸化セリウム（Ｃｅｎｔｉ、アルミナ（Ａｌ２Ｏ２
）笠の誘電体材料を真空蒸着、電子ビーム蒸着、スパッ
タリング、イオンプレーティング等の真空成膜法によっ
て蒸着して形成する。位相制御素子２である１／４波長
板が規定する波長は、上記蒸羽膜の形成物質及びその膜
厚と、該物質を蒸着する際の角度によって決定される。
ここに蒸着する際の角度とは、蒸発源からの誘電体材料
の飛来方向に対して透明基板１２が成す角度をいう。
の飛来方向に対して透明基板１２が成す角度をいう。
反射鏡３は液晶層１７及び位相υ制御素子２を透過した
光を反射し、前方へ送り返す機能を有プる。
光を反射し、前方へ送り返す機能を有プる。
なお、該反射に際し、該反射鏡に入射する楕円■光の位
相が反転する。反射［３は上記真空成膜法によってアル
ミニウム（Ａ Ｉ ） 、銀（ＡＧＩ）等の金属を前記
液晶素子１の後方側の透明基板１２の表面に蒸着して形
成する。尚反ｔ１４鏡３を透明基板１２の内端面１２０
に形成する場合には、これを液晶素子１の後方側の′Ｒ
１！ｉとして兼用することができる。
相が反転する。反射［３は上記真空成膜法によってアル
ミニウム（Ａ Ｉ ） 、銀（ＡＧＩ）等の金属を前記
液晶素子１の後方側の透明基板１２の表面に蒸着して形
成する。尚反ｔ１４鏡３を透明基板１２の内端面１２０
に形成する場合には、これを液晶素子１の後方側の′Ｒ
１！ｉとして兼用することができる。
位相制御素子２と反射鏡３との位置関係は、位相制御ｌ
素子２が液晶素子１の液晶層１７と反射鏡３との間に位
置するようにする。従って位相１１ ＩＩＩ素子２と反
射鏡３との形成に際しては、両者を後方側の透明基板１
２の各反対側の表ＩＩ ２０．１２１にそれぞれ形成す
る場合と、同一の表面１２０又は１２１に２層に形成す
る場合とがあり、該２層に形成する場合はさらに位相制
ｍ素子２を内層側にする場合と、反射Ｉｆｆ ３を内層
側に形成する場合とがある。
素子２が液晶素子１の液晶層１７と反射鏡３との間に位
置するようにする。従って位相１１ ＩＩＩ素子２と反
射鏡３との形成に際しては、両者を後方側の透明基板１
２の各反対側の表ＩＩ ２０．１２１にそれぞれ形成す
る場合と、同一の表面１２０又は１２１に２層に形成す
る場合とがあり、該２層に形成する場合はさらに位相制
ｍ素子２を内層側にする場合と、反射Ｉｆｆ ３を内層
側に形成する場合とがある。
［ｌ￥用］
本発明の液晶防眩鏡では入射光は液晶層、位相１ＩｉＩ
ＩＩＩＩｌ累子を透過し、反ＯＡ鏡で反射されて前方へ
送り返される。ここに透過光ｍは液晶層への電界印加に
よって制御される。
ＩＩＩＩｌ累子を透過し、反ＯＡ鏡で反射されて前方へ
送り返される。ここに透過光ｍは液晶層への電界印加に
よって制御される。
上述の如く位相制御素子と反射鏡とは液晶素子の透明囚
板表面に蒸着によって一体的に形成されている。従りて
光学的に均一であり、視認性が良好である。
板表面に蒸着によって一体的に形成されている。従りて
光学的に均一であり、視認性が良好である。
［実施例１
以下本発明を具体的実施例に基づいて説明する。
（１）第１実施例
第１図は本第１実施例で製造した液晶防眩績の断面模式
図であり、第２図は本第１実施例において位相制御素子
２を液晶素子１の透明基板１２上に形成１６様子を表す
説明図である。
図であり、第２図は本第１実施例において位相制御素子
２を液晶素子１の透明基板１２上に形成１６様子を表す
説明図である。
（ａ）位相制御素子２の形成
まず、透明基板１２（板ガラス６０Ｘ２５０ｘ１．１）
をアルカリ洗剤、イソプロピルアルコール、純水などで
充分に洗浄した後、第２図に示すように、真空槽７１内
の基板ホルダー７２によって蒸発源に対し所定角θ傾け
て保持し、電子Ｒ７３を用いた電子ビーム蒸着法によっ
て二酸化チタン（Ｔｉｄｔ）を、該基板１２の法線に対
してθ−７５度の入射角度でＩＩＩｊｌ［１４０００人
となるように蒸着した。該膜厚１４０００人及び上記角
度θ−７５°はりタープ−ジョンｒ−１３２５人（波長
λ−５３００人の光の１／４波長）の１／４波長板２、
を与える。
をアルカリ洗剤、イソプロピルアルコール、純水などで
充分に洗浄した後、第２図に示すように、真空槽７１内
の基板ホルダー７２によって蒸発源に対し所定角θ傾け
て保持し、電子Ｒ７３を用いた電子ビーム蒸着法によっ
て二酸化チタン（Ｔｉｄｔ）を、該基板１２の法線に対
してθ−７５度の入射角度でＩＩＩｊｌ［１４０００人
となるように蒸着した。該膜厚１４０００人及び上記角
度θ−７５°はりタープ−ジョンｒ−１３２５人（波長
λ−５３００人の光の１／４波長）の１／４波長板２、
を与える。
（ｂ）反射１１３の形成
上記透明基板１２表面上に形成された上記位相制御素子
（１／４波長板）２の上に同じく電子ピ−ム蒸着によっ
てアルミニウム（Ａ１）の薄膜を２０００人の厚さに形
成し、反０１＄１３とした。さらに該反射１１３の上に
二酸化珪素（ＳｉＯ２）の保１１１Ｉ４を形成した。
（１／４波長板）２の上に同じく電子ピ−ム蒸着によっ
てアルミニウム（Ａ１）の薄膜を２０００人の厚さに形
成し、反０１＄１３とした。さらに該反射１１３の上に
二酸化珪素（ＳｉＯ２）の保１１１Ｉ４を形成した。
（Ｃ）透明電極の形成
上記透明基板１２の上記位相制御素子２及び反射ｖＡ３
の形成されていない側の面に透明電極１４とし、てＩＴ
Ｏを３００人の厚さに蒸着した。該透明Ｔｉ１ｉ１４の
シート抵抗値は約４００Ω／口である。又他の透明基板
１１の一表面に同様にして透明１！１１１１３を形成し
た。
の形成されていない側の面に透明電極１４とし、てＩＴ
Ｏを３００人の厚さに蒸着した。該透明Ｔｉ１ｉ１４の
シート抵抗値は約４００Ω／口である。又他の透明基板
１１の一表面に同様にして透明１！１１１１３を形成し
た。
（ｄ）配向膜の形成
上記透明基板１２の上記透明電極１４上にポリイミドを
塗布し、３００℃で焼成して配向ｌ！１６を形成した後
、ラビング処理を施した。又同様にして上記他の透明基
板１１の透明電極１３上にら配向膜１５を形成し、同様
にラビング処理を施した。
塗布し、３００℃で焼成して配向ｌ！１６を形成した後
、ラビング処理を施した。又同様にして上記他の透明基
板１１の透明電極１３上にら配向膜１５を形成し、同様
にラビング処理を施した。
（ｅ）液晶の封入 ・上記他の透明基
板１１の配向膜１５上にスペーサとして平均粒径１４μ
ｍのプラスチック−ビーズを散布し、もう一方の透明基
板１２の配向膜１６の周辺部にエポキシ系接着剤をスク
リーン印刷で後述する注入口の部分のみを残して塗布し
、その後両透明基板をそれぞれの配向膜が向き合うよう
に重ね、接着剤を硬化させて両基板１１．１２を固着し
た。その侵両透明基板１１．１２と上記接着剤とで囲ま
れる空間内にネマチック液晶（メルクＺＬＩ−１８４０
）と二色性染料（三菱化成０３１Ｂ１上記液晶に対して
２．５ｗｔ％溶解）を真空注入法によって前記注入口か
ら注入し、その後該注入口をエポキシ系接着剤で封止し
た。
板１１の配向膜１５上にスペーサとして平均粒径１４μ
ｍのプラスチック−ビーズを散布し、もう一方の透明基
板１２の配向膜１６の周辺部にエポキシ系接着剤をスク
リーン印刷で後述する注入口の部分のみを残して塗布し
、その後両透明基板をそれぞれの配向膜が向き合うよう
に重ね、接着剤を硬化させて両基板１１．１２を固着し
た。その侵両透明基板１１．１２と上記接着剤とで囲ま
れる空間内にネマチック液晶（メルクＺＬＩ−１８４０
）と二色性染料（三菱化成０３１Ｂ１上記液晶に対して
２．５ｗｔ％溶解）を真空注入法によって前記注入口か
ら注入し、その後該注入口をエポキシ系接着剤で封止し
た。
以上のようにして第１図に示す液晶防眩鏡を製造した。
（「）評価
上記製造した液晶防眩鏡によると、タングズテンランプ
に対する反射率は電界印加時（６４Ｈｚの矩系波、１３
■）において３８％、無電界時において１１％であった
。また反射像に二重写り、干渉縞、歪等の異常は見られ
なかった。又これを冷熱耐久試験（−３０℃に１時間、
８０℃に１時間を１００サイクル）にかけたところ、機
械的、光学的共に異常は見られなかった。
に対する反射率は電界印加時（６４Ｈｚの矩系波、１３
■）において３８％、無電界時において１１％であった
。また反射像に二重写り、干渉縞、歪等の異常は見られ
なかった。又これを冷熱耐久試験（−３０℃に１時間、
８０℃に１時間を１００サイクル）にかけたところ、機
械的、光学的共に異常は見られなかった。
（２）比較例 −
上記本発明の液晶防眩鏡と比較するために、従来の方法
により従来の液晶防眩鏡を製造した。
により従来の液晶防眩鏡を製造した。
これは液晶素子に１／４波長板（リターデーションｒ−
１３２５人）としてダイアセテートフィルム（厚さ約２
００μ・）をアクリル系接着剤によって貼り付け、さら
に反射鏡を重ね、周囲をエポキシ系接６剤でシールした
ものである。なお、液晶素子としては、上記第１実施例
と同じ透明基板、透明電極、配向膜、・液晶、染料及び
シール材を用い“たものを用いた。又反射鏡としては、
外寸が上記液晶素子の透明基板１１．１２と同じであり
、厚さが３．Ｑｍｓ＋の板ガラスの片面に、アルミニウ
ムを真空蒸着法によって厚さ２０００人に成膜したちの
を用いた。
１３２５人）としてダイアセテートフィルム（厚さ約２
００μ・）をアクリル系接着剤によって貼り付け、さら
に反射鏡を重ね、周囲をエポキシ系接６剤でシールした
ものである。なお、液晶素子としては、上記第１実施例
と同じ透明基板、透明電極、配向膜、・液晶、染料及び
シール材を用い“たものを用いた。又反射鏡としては、
外寸が上記液晶素子の透明基板１１．１２と同じであり
、厚さが３．Ｑｍｓ＋の板ガラスの片面に、アルミニウ
ムを真空蒸着法によって厚さ２０００人に成膜したちの
を用いた。
このようにして製造した従来の液晶防眩鏡に、上記第１
実施例と同じ評価試験を行なったところ、電界印加時に
おける反射率は３７％、無電界時にお番プる反射率は１
２％とほぼ同様の結果が得られたが、反０４ｆ！ＩＩに
は干渉縞、二重写りが生じ、又全体に歪んだ像であった
。又上記と同じ耐久試験を行なったところ、５０サイク
ルを越えた時点でダイアセテートフィルムの剥離が見ら
れ、１００サイクル終了侵においては液晶素子と反射鏡
とをシールしていた接着剤の一部が剥がれた。
実施例と同じ評価試験を行なったところ、電界印加時に
おける反射率は３７％、無電界時にお番プる反射率は１
２％とほぼ同様の結果が得られたが、反０４ｆ！ＩＩに
は干渉縞、二重写りが生じ、又全体に歪んだ像であった
。又上記と同じ耐久試験を行なったところ、５０サイク
ルを越えた時点でダイアセテートフィルムの剥離が見ら
れ、１００サイクル終了侵においては液晶素子と反射鏡
とをシールしていた接着剤の一部が剥がれた。
（３）他の実施例
第３図乃至第６図に本発明の他の実施例の液晶防眩鏡の
断面模式図を示す。
断面模式図を示す。
第３図は位相υＩＩｌ］素子２及び反射鏡３を透明基板
１２の内側（液晶封入側、）に形成した場合である。従
って該実施例においては、位相ｉＩ＋制御素子２と反射
鏡３との位置関係及び形成順序は第１実施例とは逆とな
る。又第１実施例にお番フる透明電極１４は本実施例に
おいては反射鏡３によって兼用している。
１２の内側（液晶封入側、）に形成した場合である。従
って該実施例においては、位相ｉＩ＋制御素子２と反射
鏡３との位置関係及び形成順序は第１実施例とは逆とな
る。又第１実施例にお番フる透明電極１４は本実施例に
おいては反射鏡３によって兼用している。
第４図は位相制御Ｉ］素子２を内側に又反射ＩＩ ３を
外側に形成した場合である。この場合において位相制ｔ
ｉｔ索子２は透明電極１４上に形成されている。
外側に形成した場合である。この場合において位相制ｔ
ｉｔ索子２は透明電極１４上に形成されている。
第５図は第４図とは逆に透明電極１４と位相制御Ｉ素子
２との形成順序を変えた場合である。
２との形成順序を変えた場合である。
第６図の実施例は液晶防眩鏡を所定の曲率を有する曲面
境に応用した場合である。従来、曲面にノイルム状の位
相ｉ、ＩＪ ＩＩｎ素子２を貼り付ける場合は、均一に
貼るのが困難なばかりでなく、貼り付ける際にか番プる
熱や圧力によってフィルム状の位相ｌ制御素子の延伸が
緩み、リターデーションが不均一になり、反射ムラを引
き起すという欠点を生じていたが、本実施例においては
１位相制御素子は蒸着によって均一に形成されるため、
かかる欠点は除かれている。尚第６図はサイドミラー、
ドアミラーあるいはワイドミラー等を想定している。
境に応用した場合である。従来、曲面にノイルム状の位
相ｉ、ＩＪ ＩＩｎ素子２を貼り付ける場合は、均一に
貼るのが困難なばかりでなく、貼り付ける際にか番プる
熱や圧力によってフィルム状の位相ｌ制御素子の延伸が
緩み、リターデーションが不均一になり、反射ムラを引
き起すという欠点を生じていたが、本実施例においては
１位相制御素子は蒸着によって均一に形成されるため、
かかる欠点は除かれている。尚第６図はサイドミラー、
ドアミラーあるいはワイドミラー等を想定している。
［効果］
以上型するに本発明は、液晶素子と位相ｌｌｌ−素子と
反射鏡とから成る液晶防眩鏡及びその製造方法において
、位相υｌ１ｔｌ子及び反射鏡を液晶素子の透明基板の
表面に真空成膜法によって蒸着形成するものである。
反射鏡とから成る液晶防眩鏡及びその製造方法において
、位相υｌ１ｔｌ子及び反射鏡を液晶素子の透明基板の
表面に真空成膜法によって蒸着形成するものである。
実施例に述べたところからも明らかなように本発明の液
晶防眩鏡は、位相制御素子及び反射鏡が液晶素子の基板
と蒸着によって一体に形成されているため耐久性が良好
である。又光学的にも均一であるため干渉縞、二重写り
、歪等の欠点は発生しない。
晶防眩鏡は、位相制御素子及び反射鏡が液晶素子の基板
と蒸着によって一体に形成されているため耐久性が良好
である。又光学的にも均一であるため干渉縞、二重写り
、歪等の欠点は発生しない。
又本発明の製造方法は、液晶素子、位相ＩＩＩ御素子、
反射鏡を別個の部材として製造した後組み立てるわけで
はなく、これらを一体に製造するために製造工程が簡略
化される。
反射鏡を別個の部材として製造した後組み立てるわけで
はなく、これらを一体に製造するために製造工程が簡略
化される。
従って本発明の液晶防眩鏡は自動車用ルームミラー、ワ
イドミラーあるいはサイドミラー、ドアミラー等にｈ用
である。
イドミラーあるいはサイドミラー、ドアミラー等にｈ用
である。
第１図は本発明の第１実施例の液晶防眩鏡の断面模式図
である。第２図は本発明の第１実施例において透明基板
に位相制御素子を形成する様子を表す説明図である。第
３図乃至第６図は本発明の他の実施例の液晶防眩鏡の断
面模式図である。 １１．１２・・・透明基板 １３．１４・・・透明電極
１５．１６・・・配向膜 １７・・・液晶層２・・・
位相ａ、ＩＩ叩索子 ３・・・反射鏡Ｆｔ許出出願
人 トヨタ自動車株式会社代即人 弁理士 大川
宏 同 弁理士 藤谷 晦 １ｍ 弁理士 丸山明夫 第１図 第２図 第３図 第５旨１ 第４図 第６０
である。第２図は本発明の第１実施例において透明基板
に位相制御素子を形成する様子を表す説明図である。第
３図乃至第６図は本発明の他の実施例の液晶防眩鏡の断
面模式図である。 １１．１２・・・透明基板 １３．１４・・・透明電極
１５．１６・・・配向膜 １７・・・液晶層２・・・
位相ａ、ＩＩ叩索子 ３・・・反射鏡Ｆｔ許出出願
人 トヨタ自動車株式会社代即人 弁理士 大川
宏 同 弁理士 藤谷 晦 １ｍ 弁理士 丸山明夫 第１図 第２図 第３図 第５旨１ 第４図 第６０
Claims (8)
- （１）相対向する透明基板と該透明基板間に封入された
液晶層とを具備する液晶素子と、 少なくとも前記液晶層を透過した光の位相を制御する位
相制御素子と、 少なくとも前記液晶層及び前記位相制御素子を透過した
光を反射する反射鏡と、 を具備する液晶防眩鏡において、 前記位相制御素子は誘電体材料の、また、前記反射鏡は
金属材料の、それぞれ前記透明基板への蒸着によって形
成されていることを特徴とする液晶防眩鏡。 - （２）前記位相制御素子と前記反射鏡とは、前記透明基
板の同一表面上に層状に形成されている特許請求の範囲
第１項記載の液晶防眩鏡。 - （３）前記位相制御素子及び前記反射鏡は、同一の前記
透明基板の各反対側の表面にそれぞれ形成されている特
許請求の範囲第１項記載の液晶防眩鏡。 - （４）前記反射鏡は、前記液晶素子の一方の電極を兼ね
ている特許請求の範囲第１項記載の液晶防眩鏡。 - （５）透明基板表面に、誘電体材料から成る位相制御素
子、及び金属材料から成る反射鏡を、真空成膜法によっ
てそれぞれ形成する工程と、 前記位相制御素子が前記反射鏡よりも内側となるように
配置され、相対向する表面にはそれぞれ電極及び配向膜
が形成されている一対の透明基板間に液晶を封入する工
程と、 から成ることを特徴とする液晶防眩鏡の製造方法。 - （６）前記位相制御素子の形成は、蒸発源からの前記誘
電体材料の飛来方向に対して、前記透明基板を所定角傾
けて行なう特許請求の範囲第５項記載の製造方法。 - （７）前記誘電体材料は、二酸化珪素（ＳｉＯ＿２）二
酸化チタン（ＴｉＯ＿２）、イットリア（Ｙ＿２Ｏ＿３
）、ジルコニア（ＺｒＯ＿２）、二酸化セリウム（Ｃｅ
Ｏ＿２）、アルミナ（Ａｌ＿２Ｏ＿３）の１種である特
許請求の範囲第５項記載の製造方法。 - （８）前記真空成膜法は、真空蒸着、電子ビーム蒸着、
スパッタリング、イオンプレーティングの１種である特
許請求の範囲第５項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59207541A JPS6184625A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 液晶防眩鏡とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59207541A JPS6184625A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 液晶防眩鏡とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184625A true JPS6184625A (ja) | 1986-04-30 |
Family
ID=16541434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59207541A Pending JPS6184625A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 液晶防眩鏡とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6184625A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4813768A (en) * | 1986-11-04 | 1989-03-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Liquid crystal device having an oblique evaporation film which is protected by a protective layer |
| JP2008181112A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-08-07 | Toray Ind Inc | 反射型偏光板及びその製造方法、それを用いた液晶表示装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57208528A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-21 | Toshiba Corp | Guest and host type liquid crystal display element |
| JPS5949508A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | Sony Corp | 複屈折板の製造方法 |
-
1984
- 1984-10-02 JP JP59207541A patent/JPS6184625A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57208528A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-21 | Toshiba Corp | Guest and host type liquid crystal display element |
| JPS5949508A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | Sony Corp | 複屈折板の製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4813768A (en) * | 1986-11-04 | 1989-03-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Liquid crystal device having an oblique evaporation film which is protected by a protective layer |
| JP2008181112A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-08-07 | Toray Ind Inc | 反射型偏光板及びその製造方法、それを用いた液晶表示装置 |
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