JPS6184242A - ポリプロピレン多層フイルム - Google Patents
ポリプロピレン多層フイルムInfo
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- JPS6184242A JPS6184242A JP20727784A JP20727784A JPS6184242A JP S6184242 A JPS6184242 A JP S6184242A JP 20727784 A JP20727784 A JP 20727784A JP 20727784 A JP20727784 A JP 20727784A JP S6184242 A JPS6184242 A JP S6184242A
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- polypropylene
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、極めて低温ヒートシール性が優れ、しかも透
明性、耐ブロッキング性、耐スクラッチ性の良好なポリ
プロピレン多層フィルムに関する。
明性、耐ブロッキング性、耐スクラッチ性の良好なポリ
プロピレン多層フィルムに関する。
結晶性ポリプロピレンの2軸延伸フイルムはその優れた
透明性と剛性を生かして、広く包装用フィルムとして使
用されている。しかし元来、それ自身、ヒートシール出
来なくはないが、非常に高温にしなければならず、又収
縮やしわ発生等が生じるので、そのままでは使用されず
、より低い温度で、ヒートシール可能な樹脂を片面ない
しは両面にコーティングやラミネートあるいは共押出し
た積層フィルムが広く使用されている。このヒートシー
ル樹脂に要求される特性としては、どこまでヒートシー
ル温度を下ケることができるかが重要な特性である。こ
れはヒートシール温度が低下すれば、それだけ、積層フ
ィルムの製袋速度を上げることができるからである。も
ちろん、透明性、耐スクラッチ性、耐ブロッキング性、
滑り性などの特性も重要であることは言うまでもない。
透明性と剛性を生かして、広く包装用フィルムとして使
用されている。しかし元来、それ自身、ヒートシール出
来なくはないが、非常に高温にしなければならず、又収
縮やしわ発生等が生じるので、そのままでは使用されず
、より低い温度で、ヒートシール可能な樹脂を片面ない
しは両面にコーティングやラミネートあるいは共押出し
た積層フィルムが広く使用されている。このヒートシー
ル樹脂に要求される特性としては、どこまでヒートシー
ル温度を下ケることができるかが重要な特性である。こ
れはヒートシール温度が低下すれば、それだけ、積層フ
ィルムの製袋速度を上げることができるからである。も
ちろん、透明性、耐スクラッチ性、耐ブロッキング性、
滑り性などの特性も重要であることは言うまでもない。
従来より、種々のヒートシール樹脂が提案されているが
、上記緒特性を全て満足するヒートシール樹脂は未だな
いのが実状である。即ち、ポリエチレンやエチレン−酢
酸ビニル共重合体は、比較的低温ヒートシール性は良好
であるが、未だ満足できるレベルでなく、シかも透明性
と耐スクラッチ性に劣るという問題が有る。
、上記緒特性を全て満足するヒートシール樹脂は未だな
いのが実状である。即ち、ポリエチレンやエチレン−酢
酸ビニル共重合体は、比較的低温ヒートシール性は良好
であるが、未だ満足できるレベルでなく、シかも透明性
と耐スクラッチ性に劣るという問題が有る。
ポリプロピレン系樹脂として、種々の共重合体が有るが
、単独系では低温ヒートシール性がなかなか達成しがた
いことから、従来ポリプロピレン系樹脂とポリブテン−
1からなる樹脂組成物が知られている(特開昭51−1
50560、特開昭54−28351 )。
、単独系では低温ヒートシール性がなかなか達成しがた
いことから、従来ポリプロピレン系樹脂とポリブテン−
1からなる樹脂組成物が知られている(特開昭51−1
50560、特開昭54−28351 )。
17かしながら、これらの樹脂組成物において、本発明
の主旨に沿った低温ヒートシール性を達成しようとする
と、どうしても多層のポリブテン−1をブレンドせざる
を得す、透明性、耐ブロッキング性、耐スクラッチ性、
滑り性などの物性を犠牲にしなければならないという問
題がある。
の主旨に沿った低温ヒートシール性を達成しようとする
と、どうしても多層のポリブテン−1をブレンドせざる
を得す、透明性、耐ブロッキング性、耐スクラッチ性、
滑り性などの物性を犠牲にしなければならないという問
題がある。
本発明者らは、以上のような状況に鑑み、極めて優れた
低温ヒートシール性を有し、しかも透明性、耐ブロッキ
ング性、耐スクラッチ性、滑り性などの物性の良好なポ
リプロピレン多層フィルムを開発しようとして鋭意検討
した結果、ヒートシール樹脂におけるポリブテン−1と
ブレンドする相手のポリプロピレン共重合体が、特定の
重合法で得られ、さらに共重合成分として特定のコモノ
マーを限定員含有し、しかも特定の冷キシレン可溶部(
CXS)を有し、特定の沸騰n−ヘプタン不溶部(BH
IP)を有する共重合体であれば、上記問題点を解決で
きることを見出すに到り本発明を完成した。
低温ヒートシール性を有し、しかも透明性、耐ブロッキ
ング性、耐スクラッチ性、滑り性などの物性の良好なポ
リプロピレン多層フィルムを開発しようとして鋭意検討
した結果、ヒートシール樹脂におけるポリブテン−1と
ブレンドする相手のポリプロピレン共重合体が、特定の
重合法で得られ、さらに共重合成分として特定のコモノ
マーを限定員含有し、しかも特定の冷キシレン可溶部(
CXS)を有し、特定の沸騰n−ヘプタン不溶部(BH
IP)を有する共重合体であれば、上記問題点を解決で
きることを見出すに到り本発明を完成した。
即ち、本発明は、結晶性ポリプロピレン層の少なくとも
片面上に、下記樹脂組成物を積層しく4) てなるポリプロピレン多層フィルムに関するものである
。
片面上に、下記樹脂組成物を積層しく4) てなるポリプロピレン多層フィルムに関するものである
。
(al プロピレンと炭素数4以上のα−オレフィン
とのランダム共重合体で、実質的に液状媒体の非存在下
に気相重合して得られるものであり、しかも次の条件 ■ 共重合体の炭素数4以上のα−オレフィン含有量が
8〜25モルチ ■ 共重合体の冷キシレン可溶部が15〜6゜wtチ、
および ■ 共重合体の沸騰n−ヘプタン不溶部が7wtチ以上 を満足する共重合体97.5〜75 wt %と、(b
l 結晶性ポリブテン−12,5〜25wt%とから
なる樹脂組成物。
とのランダム共重合体で、実質的に液状媒体の非存在下
に気相重合して得られるものであり、しかも次の条件 ■ 共重合体の炭素数4以上のα−オレフィン含有量が
8〜25モルチ ■ 共重合体の冷キシレン可溶部が15〜6゜wtチ、
および ■ 共重合体の沸騰n−ヘプタン不溶部が7wtチ以上 を満足する共重合体97.5〜75 wt %と、(b
l 結晶性ポリブテン−12,5〜25wt%とから
なる樹脂組成物。
本発明で得られる多層フィルムの第1の特徴は、低温ヒ
ートシール性が極めて優れている点である。第2の特徴
は、低温ヒートシール性が極めて優れているにもかかわ
らず、透明性、耐スクラッチ性、耐ブロッキング性、滑
り性が良好であることである。第3の特徴は高価なポリ
ブテン−1樹脂の必要量が少量で済むことである。
ートシール性が極めて優れている点である。第2の特徴
は、低温ヒートシール性が極めて優れているにもかかわ
らず、透明性、耐スクラッチ性、耐ブロッキング性、滑
り性が良好であることである。第3の特徴は高価なポリ
ブテン−1樹脂の必要量が少量で済むことである。
本発明のヒートシール性樹脂組成物で使用するポリプロ
ピレン共重合体は、いわゆる気相重合法で製造するのが
好ましい。これは一般に広く用いられる不活性炭化水素
中で重合を行なうスラリー重合法では、多量のポリマー
が該不活性炭化水素溶媒に溶解する為重合が著しく困難
になり、本発明の目的にかなったポリマーが得られがた
いばかりでなく、ポリマー収率が著しく低下し、経済的
に不利になる。重合は、公知の流動床型反応器、撹拌機
付き流動床型反応器等により、実施することができる。
ピレン共重合体は、いわゆる気相重合法で製造するのが
好ましい。これは一般に広く用いられる不活性炭化水素
中で重合を行なうスラリー重合法では、多量のポリマー
が該不活性炭化水素溶媒に溶解する為重合が著しく困難
になり、本発明の目的にかなったポリマーが得られがた
いばかりでなく、ポリマー収率が著しく低下し、経済的
に不利になる。重合は、公知の流動床型反応器、撹拌機
付き流動床型反応器等により、実施することができる。
また重合は反応器中でガスが液化することがなく、かつ
重合体粒子が溶融塊化しない温度、圧力の条件下で実施
することが必須であり、特に好ましい重合条件としては
、40〜100℃の温度範囲及び、1〜50即/12(
ゲージ圧、以下Gと略す)の圧力範囲である。また得ら
れる重合体の溶融流動性を調節する目的で、水素等の分
子量調節剤を添加するのが好ましい。重合は、回分式重
合あるいは連続重合あるいは両者の組み合わせの重合の
いずれの方法でも実施することが可能であり、また重合
で消費される単量体及び分子量調節剤は連続的あるいは
間けつ的に反応器へ供給することができる。
重合体粒子が溶融塊化しない温度、圧力の条件下で実施
することが必須であり、特に好ましい重合条件としては
、40〜100℃の温度範囲及び、1〜50即/12(
ゲージ圧、以下Gと略す)の圧力範囲である。また得ら
れる重合体の溶融流動性を調節する目的で、水素等の分
子量調節剤を添加するのが好ましい。重合は、回分式重
合あるいは連続重合あるいは両者の組み合わせの重合の
いずれの方法でも実施することが可能であり、また重合
で消費される単量体及び分子量調節剤は連続的あるいは
間けつ的に反応器へ供給することができる。
又、気相重合の後に触媒残渣の除去あるいは低分子量ポ
リマーの除去を目的に、アルコール類あるいは炭化水素
溶媒等で洗浄することも可能である。
リマーの除去を目的に、アルコール類あるいは炭化水素
溶媒等で洗浄することも可能である。
本発明において、ヒートシール性樹脂組成物で使用する
ポリプロピレン共重合体の製造に使用される触媒系は、
公知のα−オレフィンの立体規則性重合用触媒であり、
例えばT z C/ s 。
ポリプロピレン共重合体の製造に使用される触媒系は、
公知のα−オレフィンの立体規則性重合用触媒であり、
例えばT z C/ s 。
TiC/ −1/ B keCl 3を主要成分とす
る触媒、あるいは塩化マグネシウムにTi化合物を担持
させた担体担持型触媒などの固体触媒成分と、有機アル
ミニウム触媒と、電子供与性化合物等の第3成分とから
なるもので有り、いわゆるチ−グラー・ナツタ触媒すな
わち周期律表第■〜■族遷移金属化合物と周期律表第■
〜■族典聖典型金属機化合物とからなる触媒であり、該
遷移金属化合物あるいはこれを含有する触媒成分が固体
であることが好ましい。遷移金属化合物としては好まし
くは、少なくともチタンおよびハロゲンを含有する化合
物であってそのうちでも一般式Ti(OR)nXm、
(Rは炭素数1ないし20の炭化水素基、Xはハロゲ
ンを表わし、mは2ないし4、nは0ないしm −1の
数を表わす)で表わされるチタンのハロゲン化合物が好
ましい。かかる化合物を具体的に例示するならば Ti
C1,、TiCJ3. Tic、/2. Ti(QC2
H6)CJ、s。
る触媒、あるいは塩化マグネシウムにTi化合物を担持
させた担体担持型触媒などの固体触媒成分と、有機アル
ミニウム触媒と、電子供与性化合物等の第3成分とから
なるもので有り、いわゆるチ−グラー・ナツタ触媒すな
わち周期律表第■〜■族遷移金属化合物と周期律表第■
〜■族典聖典型金属機化合物とからなる触媒であり、該
遷移金属化合物あるいはこれを含有する触媒成分が固体
であることが好ましい。遷移金属化合物としては好まし
くは、少なくともチタンおよびハロゲンを含有する化合
物であってそのうちでも一般式Ti(OR)nXm、
(Rは炭素数1ないし20の炭化水素基、Xはハロゲ
ンを表わし、mは2ないし4、nは0ないしm −1の
数を表わす)で表わされるチタンのハロゲン化合物が好
ましい。かかる化合物を具体的に例示するならば Ti
C1,、TiCJ3. Tic、/2. Ti(QC2
H6)CJ、s。
Ti (QC6H,)C/2iなどである。
遷移金属化合物はそれ自体が主成分であるかあるいは適
当な担体に担持された触媒成分として使用することがで
きる。
当な担体に担持された触媒成分として使用することがで
きる。
チタンのハロゲン化合物のうちTicl!Bは本願発明
において最も好ましい遷移金属化合物の1つであるがα
、β、rおよびδ型の結晶型をとることが知られており
、炭素数3以上のα−オレフィンを立体規則性重合する
ためには層状の結晶性を有するα、rおよびδ型のTi
c/2iが好ましい。Ti C/3は一般にTI C1
!4を水素、金属アルミニウム、金属チタン、有機アル
ミニウム化合物、有機マグネシウム化合物などを還元す
ることによって一般にTI CZa組成物として得られ
る。
において最も好ましい遷移金属化合物の1つであるがα
、β、rおよびδ型の結晶型をとることが知られており
、炭素数3以上のα−オレフィンを立体規則性重合する
ためには層状の結晶性を有するα、rおよびδ型のTi
c/2iが好ましい。Ti C/3は一般にTI C1
!4を水素、金属アルミニウム、金属チタン、有機アル
ミニウム化合物、有機マグネシウム化合物などを還元す
ることによって一般にTI CZa組成物として得られ
る。
好ましいTiC/、組成物はTi C/4を金属アルミ
ニウムで還元し、さらに機械粉砕などによって活性化さ
れたいわゆるTi C/3 A AおよびTiC/4を
有機アルミニウム化合物で還元し、さらに錯化剤とハロ
ゲン化合物を用いて活性化したものである。本発明にお
いては特に後者が好ましい。
ニウムで還元し、さらに機械粉砕などによって活性化さ
れたいわゆるTi C/3 A AおよびTiC/4を
有機アルミニウム化合物で還元し、さらに錯化剤とハロ
ゲン化合物を用いて活性化したものである。本発明にお
いては特に後者が好ましい。
またTi (OR)4 (Rは炭素数1ないし20の炭
化水素基を表わす)を有機アルミニウム化合物で還元し
た後にエーテル化合物とTi C/4で処理して得られ
るアルコキシ基含有の3価チ′タンハロゲン化物も好適
に使用することができる。
化水素基を表わす)を有機アルミニウム化合物で還元し
た後にエーテル化合物とTi C/4で処理して得られ
るアルコキシ基含有の3価チ′タンハロゲン化物も好適
に使用することができる。
Tt CZ3組成物あるいはアルコキシ基含有の゛3価
チタンハロゲン化物は液化プロピレン中、水素の存在下
ジエチルアルミニウムクロリドと組合せて65℃で4時
間重合した時1fあたり6.00011以上のポリプロ
ピレンを生成せしめることができるものが特に好ましい
。かかるTs CZ3組成物は特開昭47−34478
号公報、特公昭55−27085号公報、特願昭57−
26508号公報、特願昭58−138471号公報な
どに開示された方法で製造することができる。
チタンハロゲン化物は液化プロピレン中、水素の存在下
ジエチルアルミニウムクロリドと組合せて65℃で4時
間重合した時1fあたり6.00011以上のポリプロ
ピレンを生成せしめることができるものが特に好ましい
。かかるTs CZ3組成物は特開昭47−34478
号公報、特公昭55−27085号公報、特願昭57−
26508号公報、特願昭58−138471号公報な
どに開示された方法で製造することができる。
またアルコキシ基含有の3価チタンハロゲン化物は特願
昭57−221659 号公報などに開示された方法で
製造することができる。
昭57−221659 号公報などに開示された方法で
製造することができる。
遷移金属化合物を適当な担体に担持された触媒成分とし
て使用する場合、担体としては各種固体重合体、特にα
−オレフィンの重合体、各種固体有機化合物、特に固体
の炭化水素、各種固体無機化合物、特に酸化物、水酸化
物、炭酸塩、ハロゲン化物などを用いることができる。
て使用する場合、担体としては各種固体重合体、特にα
−オレフィンの重合体、各種固体有機化合物、特に固体
の炭化水素、各種固体無機化合物、特に酸化物、水酸化
物、炭酸塩、ハロゲン化物などを用いることができる。
好ましい担体はマグネシウム化合物、すなわちマグネシ
ウムのハロゲン化物、酸化物、水酸化物、ヒドロキシハ
ロゲン化物などである。マグネシウム化合物は他の上記
固体物質との複合体として用いることもできる。マグネ
シウム化合物は市販のものをそのまま用いることもでき
るが機械的に粉砕しであるいは溶媒に溶解した後析出さ
せて、あるいは電子供与性化合物や活性水素化合物で処
理して、あるいはグリニヤール試薬など有機マグネシウ
ム化合物を分解して得たマグネシウム化合物であること
が好ましい。
ウムのハロゲン化物、酸化物、水酸化物、ヒドロキシハ
ロゲン化物などである。マグネシウム化合物は他の上記
固体物質との複合体として用いることもできる。マグネ
シウム化合物は市販のものをそのまま用いることもでき
るが機械的に粉砕しであるいは溶媒に溶解した後析出さ
せて、あるいは電子供与性化合物や活性水素化合物で処
理して、あるいはグリニヤール試薬など有機マグネシウ
ム化合物を分解して得たマグネシウム化合物であること
が好ましい。
これら好ましいマグネシウム化合物を得るための操作は
併用することが多くの場合好ましく、またこれら操作を
あらかじめ担体を製造する際に行なってもよいし、触媒
成分を製造する際に行なってもよい。好に好ましいマグ
ネシウム化合物はマグネシウムのハロゲン化合物であり
、特に好ましい遷移金属化合物は前記のチタンのハロゲ
ン化合物である。かかるチタン、マグネシウム、ハロゲ
ンを主成分とする担体付触媒成分は本発明において最も
好ましい触媒成分の1つであるが特開昭56−3040
7号公報、特開昭57−59915号公報などに開示さ
れた方法で製造することができる。
併用することが多くの場合好ましく、またこれら操作を
あらかじめ担体を製造する際に行なってもよいし、触媒
成分を製造する際に行なってもよい。好に好ましいマグ
ネシウム化合物はマグネシウムのハロゲン化合物であり
、特に好ましい遷移金属化合物は前記のチタンのハロゲ
ン化合物である。かかるチタン、マグネシウム、ハロゲ
ンを主成分とする担体付触媒成分は本発明において最も
好ましい触媒成分の1つであるが特開昭56−3040
7号公報、特開昭57−59915号公報などに開示さ
れた方法で製造することができる。
炭素数3以上のα−オレフィンを立体規則性重合するた
めにはこれらのうち電子供与性化合物を含有し、チタン
、マグネシウム、ノーロゲンを主成分とする担体付触媒
成分を使用することが好ましい。
めにはこれらのうち電子供与性化合物を含有し、チタン
、マグネシウム、ノーロゲンを主成分とする担体付触媒
成分を使用することが好ましい。
周期律表第■〜■族典聖典型金属機化合物として好まし
いのはアルミニウムの有機化合物であって特に一般式R
eAl!XB、 (Rは炭素数1ないし20の炭化水素
基、Xは水素または)10ゲンを表わし、eは1ないし
3の数である)で表わされる有機アルミニウム化合物が
好ましい。
いのはアルミニウムの有機化合物であって特に一般式R
eAl!XB、 (Rは炭素数1ないし20の炭化水素
基、Xは水素または)10ゲンを表わし、eは1ないし
3の数である)で表わされる有機アルミニウム化合物が
好ましい。
かかる化合物を具体的に例示するならばトリエチルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムヒドリド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジ
エチルアルミニウムプロミド、エチルアルミニウムセス
キクロリド、エチルアルミニウムジクロリドなどである
。
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムヒドリド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジ
エチルアルミニウムプロミド、エチルアルミニウムセス
キクロリド、エチルアルミニウムジクロリドなどである
。
最も好ましい化合物はトリエチルアルミニウム、ジエチ
ルアルミニウムクロリドおよびこれらの混合物である。
ルアルミニウムクロリドおよびこれらの混合物である。
本発明における電子供与性化合物としては、酢酸エチル
、C−カプロラクトン、メタクリル酸メチル、安息香酸
エチル、P−アニス酸エチル、P−トルイル酸メチル、
無水フタル酸などのエステルまたは酸無水物、ジーn−
ブチルエーテル、ジフェニルエーテル、ダイグラムなど
のエーテル化合物、トリーローブチルホスファイト、ト
リフェニルホスファイト、ヘキサメチレンホスフォリッ
クトリアミドなどの有機リン化合物などをあげることが
できる。他にもケトン類、アミン類、アミド類、チオエ
ーテル類あるいは5i−0−C結合を有するアルコキシ
シランあるいはアリーロキシシラン等の有機ケイ素化合
物なども使用することができる。
、C−カプロラクトン、メタクリル酸メチル、安息香酸
エチル、P−アニス酸エチル、P−トルイル酸メチル、
無水フタル酸などのエステルまたは酸無水物、ジーn−
ブチルエーテル、ジフェニルエーテル、ダイグラムなど
のエーテル化合物、トリーローブチルホスファイト、ト
リフェニルホスファイト、ヘキサメチレンホスフォリッ
クトリアミドなどの有機リン化合物などをあげることが
できる。他にもケトン類、アミン類、アミド類、チオエ
ーテル類あるいは5i−0−C結合を有するアルコキシ
シランあるいはアリーロキシシラン等の有機ケイ素化合
物なども使用することができる。
又、固体触媒成分は、気相重合を行なう前に、あらかじ
め有機アルミニウム化合物あるいは更に電子供与性化合
物の存在下に少量のオレフィンで処理し、予備重合を行
なったものであってもさしつかえない。
め有機アルミニウム化合物あるいは更に電子供与性化合
物の存在下に少量のオレフィンで処理し、予備重合を行
なったものであってもさしつかえない。
本発明において、ヒートシール性樹脂組成物で使用する
ポリプロピレン共重合体は、コモノマーとして炭素数4
以上のα−オレフィンを使用する。炭素数4以上のα−
オレフィンとしては、フテンー1、ペンテン−1、ヘキ
セン−1,4−メチルペンテン−1等の単独あるいは併
用系があげられるが、なかでも液化しにくいことから分
圧を高くとれるブテン−1が最も好ましい。コモノマー
として、エチレンを少量含有する場合は多層フィルムの
透明性の不良現象やアタクチック成分のブリードによる
と思われる多層フィルムの透明性の経時的な悪化現象が
発生する′などの問題があり好ましくないが、極少量(
1wt%程度)ならば使用可能である。
ポリプロピレン共重合体は、コモノマーとして炭素数4
以上のα−オレフィンを使用する。炭素数4以上のα−
オレフィンとしては、フテンー1、ペンテン−1、ヘキ
セン−1,4−メチルペンテン−1等の単独あるいは併
用系があげられるが、なかでも液化しにくいことから分
圧を高くとれるブテン−1が最も好ましい。コモノマー
として、エチレンを少量含有する場合は多層フィルムの
透明性の不良現象やアタクチック成分のブリードによる
と思われる多層フィルムの透明性の経時的な悪化現象が
発生する′などの問題があり好ましくないが、極少量(
1wt%程度)ならば使用可能である。
本発明において、ヒートシール性樹脂組成物で使用する
ポリプロピレン共重合体の炭素数4以上のα−オレフィ
ンの含有量は8〜25モルチであり、10〜24モルチ
がより好ましい。
ポリプロピレン共重合体の炭素数4以上のα−オレフィ
ンの含有量は8〜25モルチであり、10〜24モルチ
がより好ましい。
炭素数4以上のα−オレフィン含有量が該下限を下廻る
と、多層フィルムの低温ヒートシール性が不充分で好ま
しくなく、該上限界を上廻ると多層フィルムの耐ブロッ
キング性が悪くなったり、該共重合体を気相重合する時
、パウダー性状が悪くなり安定な製造が困難となり好ま
しくない。
と、多層フィルムの低温ヒートシール性が不充分で好ま
しくなく、該上限界を上廻ると多層フィルムの耐ブロッ
キング性が悪くなったり、該共重合体を気相重合する時
、パウダー性状が悪くなり安定な製造が困難となり好ま
しくない。
本発明において該ポリプロプレン共重合体の冷キシレン
可溶部(cxs)は、15〜60wt%であり、17〜
50 WE %がより好ましい。CXSが該下限界を下
廻ると、ポリブテン−1のブレンド量を多くしなければ
本発明の主旨に沿った低温ヒートシール性が達成しがた
かったり、該共重合体の製造時、ポリマー収率上不利益
になるなど好ましくない。 CXSが該上限界を上廻る
と、多層フィルムの耐ブロッキング性が悪くなったり、
該共重合体を気相重合する時、パウダー性状が悪化して
実質的に重合不可能となるなど好ましくない。
可溶部(cxs)は、15〜60wt%であり、17〜
50 WE %がより好ましい。CXSが該下限界を下
廻ると、ポリブテン−1のブレンド量を多くしなければ
本発明の主旨に沿った低温ヒートシール性が達成しがた
かったり、該共重合体の製造時、ポリマー収率上不利益
になるなど好ましくない。 CXSが該上限界を上廻る
と、多層フィルムの耐ブロッキング性が悪くなったり、
該共重合体を気相重合する時、パウダー性状が悪化して
実質的に重合不可能となるなど好ましくない。
本発明において、該ポリプロピレン共重合体の沸騰n−
ヘプタン不溶部(BHIP)は7wt%以上であり、l
Q wt %以−りがより好ましい。
ヘプタン不溶部(BHIP)は7wt%以上であり、l
Q wt %以−りがより好ましい。
BHIPが該下限界を下廻ると、多層フィルムの耐ブロ
ッキング性や耐スクラッチ性が悪くなり好ましくない。
ッキング性や耐スクラッチ性が悪くなり好ましくない。
本発明において、該ポリプロピレン共重合体は気相重合
で得られるが、洗浄工程等の後処理を行なわなくても、
あるいは適度の洗浄工程を行なってもよく、いずれにし
ても使用時の共重合体として上記規定範囲に入っておれ
ばよい。
で得られるが、洗浄工程等の後処理を行なわなくても、
あるいは適度の洗浄工程を行なってもよく、いずれにし
ても使用時の共重合体として上記規定範囲に入っておれ
ばよい。
本発明において、ヒートシール性樹脂組成物で使用する
ポリブテン−1とは、結晶性のブテン−1(#)重合体
であり、ブテン−1ホモポリマーあるいは炭素数が2か
ら10のブテン−1以外のα−オレフィンを少量含んだ
共重合体であり、通常工業的に広く一般に使用されてい
る方法で重合されるものである。
ポリブテン−1とは、結晶性のブテン−1(#)重合体
であり、ブテン−1ホモポリマーあるいは炭素数が2か
ら10のブテン−1以外のα−オレフィンを少量含んだ
共重合体であり、通常工業的に広く一般に使用されてい
る方法で重合されるものである。
本発明のヒートシール樹脂組成物においてポリブテン−
1のブレンド比率は2.5〜25wt%であり、3〜2
2wt%がより好ましい。ポリブテン−1のブレンド比
率が該下限界を下廻ると、低温ヒートシール性の改良効
果が不充分であり好ましくなく、該上限界を上廻ると低
温ヒートシール性の改良効果が鈍化するだけでなく、透
明性、耐スクラッチ性、滑り性が悪化し好ましくない。
1のブレンド比率は2.5〜25wt%であり、3〜2
2wt%がより好ましい。ポリブテン−1のブレンド比
率が該下限界を下廻ると、低温ヒートシール性の改良効
果が不充分であり好ましくなく、該上限界を上廻ると低
温ヒートシール性の改良効果が鈍化するだけでなく、透
明性、耐スクラッチ性、滑り性が悪化し好ましくない。
本発明のヒートシール性樹脂組成物は上記ポリプロピレ
ン共重合体とポリブテン−1とを公知の任意の方法で均
一分散させて得ることができる。例えば、押出溶融ブレ
ンド法、バンバリーブレンド法などである。
ン共重合体とポリブテン−1とを公知の任意の方法で均
一分散させて得ることができる。例えば、押出溶融ブレ
ンド法、バンバリーブレンド法などである。
本発明のヒートシール性樹脂組成物には、少量の他の高
分子物質をブレンドすることもできる。又帯電防止剤、
耐ブロッキング剤、滑り剤、安定剤などの添加剤を添加
することができる。
分子物質をブレンドすることもできる。又帯電防止剤、
耐ブロッキング剤、滑り剤、安定剤などの添加剤を添加
することができる。
本発明のポリプロピレン多層フィルムは、基材となる結
晶性ポリプロピレンフィルムの片面、あるいは両面に、
上記ヒートシール性樹脂を公知の方法によって積層する
ことにより得ることができる。即ち、基体層およびヒー
トシール性樹脂層の予め形成したシートを接着剤を用い
て加圧ローラー間に一緒に通す方法、ヒートシール性樹
脂をトルエン等の溶媒の溶液または分散体として基体層
上に塗布して積層する方法、ヒートシール性樹脂を基体
層に溶融押出コーティングして積層する方法、又はヒー
トシール性樹脂および基体ポリマーを別々の押出機で押
出し共通のダイの中または出口で両者がまだ溶融状態の
うちに接合する方法等によって本発明の多層フィルムが
得られる。
晶性ポリプロピレンフィルムの片面、あるいは両面に、
上記ヒートシール性樹脂を公知の方法によって積層する
ことにより得ることができる。即ち、基体層およびヒー
トシール性樹脂層の予め形成したシートを接着剤を用い
て加圧ローラー間に一緒に通す方法、ヒートシール性樹
脂をトルエン等の溶媒の溶液または分散体として基体層
上に塗布して積層する方法、ヒートシール性樹脂を基体
層に溶融押出コーティングして積層する方法、又はヒー
トシール性樹脂および基体ポリマーを別々の押出機で押
出し共通のダイの中または出口で両者がまだ溶融状態の
うちに接合する方法等によって本発明の多層フィルムが
得られる。
本発明の多層フィルムは、好ましくは少くともポリプロ
ピレン基体層を延伸して1軸あるい′は2軸配向させる
。かかるポリプロピレン延伸多層フィルムは次のような
公知の方法で製造される。即ち、■シートを成形する押
出用ダイの中、又は出口付近で、まだ溶融状態のうちに
両者を複合する所謂共押しで原反積層シートを作製し、
その後で、2軸延伸する方法。■基材のポリプロピレン
シートに、ヒートシール性樹脂を押出ラミネート加工を
行ない、その後で2軸延伸する方法。■基材のポリプロ
ピレンシートをあらかじめ金属ロールを含むロール群で
加熱状態でMD方向に1軸延伸し、このシート上に、ヒ
ートシール性樹脂を押出ラミネート加工を行ない、その
後でTD方回へ延伸する方法等が有る。
ピレン基体層を延伸して1軸あるい′は2軸配向させる
。かかるポリプロピレン延伸多層フィルムは次のような
公知の方法で製造される。即ち、■シートを成形する押
出用ダイの中、又は出口付近で、まだ溶融状態のうちに
両者を複合する所謂共押しで原反積層シートを作製し、
その後で、2軸延伸する方法。■基材のポリプロピレン
シートに、ヒートシール性樹脂を押出ラミネート加工を
行ない、その後で2軸延伸する方法。■基材のポリプロ
ピレンシートをあらかじめ金属ロールを含むロール群で
加熱状態でMD方向に1軸延伸し、このシート上に、ヒ
ートシール性樹脂を押出ラミネート加工を行ない、その
後でTD方回へ延伸する方法等が有る。
以上のようにして製造されたポリプロピレン多層フィル
ムは、極めて優れた低温ヒートシール性を有するのにも
かかわらず、透明性、耐ブロッキング性、耐スクラッチ
性、滑り性が良好であり、さらに安価に製造できるとい
う極めて大きな実用的価値を有するものである。
ムは、極めて優れた低温ヒートシール性を有するのにも
かかわらず、透明性、耐ブロッキング性、耐スクラッチ
性、滑り性が良好であり、さらに安価に製造できるとい
う極めて大きな実用的価値を有するものである。
なお、実施例及び比較例におけるデータ及び評価は次の
方法に従って行なったものである。
方法に従って行なったものである。
(1) 共重合体中のα−オレフィン含量共重合体を
製造する際の物質収支から求めた。またブテン−1の含
量については更に、赤外分光光度針を用いて7700m
” の特性吸収から常法により定員し、物質収支の結
果を確認した。なお赤外分光光度計による測定は、プロ
ピレン−ブテン−1コポリマーについで、13C−NM
Rによる定量値により検量線を作成し定量した。
製造する際の物質収支から求めた。またブテン−1の含
量については更に、赤外分光光度針を用いて7700m
” の特性吸収から常法により定員し、物質収支の結
果を確認した。なお赤外分光光度計による測定は、プロ
ピレン−ブテン−1コポリマーについで、13C−NM
Rによる定量値により検量線を作成し定量した。
(2) 共重合体中のエチレン含量
共重合体を製造する際の物質収支から求めた。更に赤外
分光光度計を用いて、732QI+−1,720c11
1”の特性吸収から常法により定量し物質収支の結果を
確認した。なお、赤外分光光度計による測定は14Cで
ラベルしたエチレンコポリマーの放射線測定による定量
値により検量線を作成し定量した。
分光光度計を用いて、732QI+−1,720c11
1”の特性吸収から常法により定量し物質収支の結果を
確認した。なお、赤外分光光度計による測定は14Cで
ラベルしたエチレンコポリマーの放射線測定による定量
値により検量線を作成し定量した。
(3) 冷キシレン可溶部(CXS)ポリマー5fを
キシレン500rnlに溶解し、ついで室温まで徐冷す
る。ついで、20’Cのバス中に4時間放置した後にろ
過し、ろ液を濃縮、乾固、乾燥して秤量する。
キシレン500rnlに溶解し、ついで室温まで徐冷す
る。ついで、20’Cのバス中に4時間放置した後にろ
過し、ろ液を濃縮、乾固、乾燥して秤量する。
(4) 沸騰n−ヘプタン不溶部(nHIP)ソックス
レー抽出器により14時間抽出を行なう。なお、リフラ
ックス頻度は5分に1回とする。BHIPの求め方は、
抽出残品を乾燥、秤量して求める。
レー抽出器により14時間抽出を行なう。なお、リフラ
ックス頻度は5分に1回とする。BHIPの求め方は、
抽出残品を乾燥、秤量して求める。
151 1ii限粘度(〔η〕)
テトラリン135℃で常法により濃度を0.4.0゜2
.0.133および0゜1 fl/diと4点変えて測
定した。
.0.133および0゜1 fl/diと4点変えて測
定した。
(6) △)Iaze
共重合体の厚み100μのプレスシートを作成し、60
℃で9時間のアニール処理した後のヘイズと処理前のヘ
イズの差で表わした。
℃で9時間のアニール処理した後のヘイズと処理前のヘ
イズの差で表わした。
(7) ヘイズ値(Haze)
ASTM−D 1003に準拠する。
(8) ヒートシール温度()i、S、T)フィル
ムのラミネート面どうしをヒートシーラーを用いて所定
の温度で2Q/citt2■の荷重をかけ2秒間圧着し
て得た中25mの試料を剥離速度200m/分、剥離角
度180° で剥離を行なって得た剥離抵抗力が300
f/25■のときの温度をヒートシール温度とした。
ムのラミネート面どうしをヒートシーラーを用いて所定
の温度で2Q/citt2■の荷重をかけ2秒間圧着し
て得た中25mの試料を剥離速度200m/分、剥離角
度180° で剥離を行なって得た剥離抵抗力が300
f/25■のときの温度をヒートシール温度とした。
(9) ブロッキング
5001/ / 12 C11”の荷重下で60℃、3
時間処理してブロッキングさせた試片をせん断剥離する
時の最大荷重(即)を求め、’f/ 12 Ca+2単
位で表示する。
時間処理してブロッキングさせた試片をせん断剥離する
時の最大荷重(即)を求め、’f/ 12 Ca+2単
位で表示する。
aO滑り
ASTM D −1894に準拠
但しスタティックな摩擦係数を意味する。
all 耐スクラッチ性
積層フィルムのヒートシール性樹脂層を内側にして、手
で5回激しくこする。内面の傷付き度合を三段階(○、
△、X)に評価する。
で5回激しくこする。内面の傷付き度合を三段階(○、
△、X)に評価する。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り実施例に限定されるも
のではない。
本発明はその要旨を越えない限り実施例に限定されるも
のではない。
実施例1
(1) 三塩化チタン含有固体触媒の調整撹拌機と滴
下ロートを備えた容量11のフラスコをアルゴン置換し
たのち、四塩化チタン60−とn−ヘプタン228−よ
りなる溶液にエチルアルミニウムセスキクロリド136
.61nlとれ−ヘプタン300−よりなる溶液を、−
5〜−10℃で2時間で滴下した。
下ロートを備えた容量11のフラスコをアルゴン置換し
たのち、四塩化チタン60−とn−ヘプタン228−よ
りなる溶液にエチルアルミニウムセスキクロリド136
.61nlとれ−ヘプタン300−よりなる溶液を、−
5〜−10℃で2時間で滴下した。
滴下終了後、室温で30分撹拌したのち、80℃で1時
間熱処理した。ついで室温に静置し、固液分離したのち
、n−ヘプタン400−で4回洗浄を繰り返した。
間熱処理した。ついで室温に静置し、固液分離したのち
、n−ヘプタン400−で4回洗浄を繰り返した。
次に、n−ヘプタン580m1.ジエチルアルミニウム
クロリド51nlをフラスコに投入し、温度を50℃に
保った。撹拌しながら、プロピレン32fを50℃で2
時間徐々に懸濁液中に供給し予備重合処理を行なった。
クロリド51nlをフラスコに投入し、温度を50℃に
保った。撹拌しながら、プロピレン32fを50℃で2
時間徐々に懸濁液中に供給し予備重合処理を行なった。
処理後、固液分離し、n−ヘプタン400 mZで2回
洗浄を繰り返した。
洗浄を繰り返した。
次に、トルエン392m1をフラスコに投入し、温度を
85℃に保った。撹拌しながら、n−ブチルエーテル1
17−およびトリーn−オクチルアミン3゜7−を加え
、85℃で15分反応した。反応後、ヨウ素15.59
をトルエン196−に溶解した溶液を添加し、さらに8
5℃で45分反応した。
85℃に保った。撹拌しながら、n−ブチルエーテル1
17−およびトリーn−オクチルアミン3゜7−を加え
、85℃で15分反応した。反応後、ヨウ素15.59
をトルエン196−に溶解した溶液を添加し、さらに8
5℃で45分反応した。
反応後、固液分離し、トルエン500−で1回、n−ヘ
プタン500 m7で3回洗浄を繰り返したのち、減圧
乾燥して三塩化チタン含有固体触媒90fを得た。三塩
化チタン含有固体触媒中には三塩化チタンが65゜2重
量%含有されていた。
プタン500 m7で3回洗浄を繰り返したのち、減圧
乾燥して三塩化チタン含有固体触媒90fを得た。三塩
化チタン含有固体触媒中には三塩化チタンが65゜2重
量%含有されていた。
(2)共重合
内容積1− の撹拌機付き流動床型反応器を用いて、プ
ロピレンとブテン−1の共重合を行なった。まず反応器
に触媒分散用のプロピレン−ブテン−1共重合体粒子を
60即供給し、ついで反応器を窒素で置換しついでプロ
ピレンで置換した。プロピレンで54 / C111”
Gまで昇圧し80 ta”/hr (7)流量で循
環ガスを反応器下部より供給し、重合体粒子を流動状態
に保ち、ついで次に示す触媒を反応器に供給した。触媒
成分(bl、(C)はへブタンで希釈した溶液を用いた
。
ロピレンとブテン−1の共重合を行なった。まず反応器
に触媒分散用のプロピレン−ブテン−1共重合体粒子を
60即供給し、ついで反応器を窒素で置換しついでプロ
ピレンで置換した。プロピレンで54 / C111”
Gまで昇圧し80 ta”/hr (7)流量で循
環ガスを反応器下部より供給し、重合体粒子を流動状態
に保ち、ついで次に示す触媒を反応器に供給した。触媒
成分(bl、(C)はへブタンで希釈した溶液を用いた
。
+al 三塩化チタン含有固体触媒 21
9(b) ジエチルアルミニウムクロリド 1
12f(C)トリエチルアルミニウム 1
1g(dl メチルメタアクリレートsyついで水素
濃度1,7 vol %、ブテン−1l 7 vol
% になるように水素、プロピレン、ブテン−1を供給
しl0KI/aa2Gまで昇圧し、流動床の温度を65
℃に調節して重合を開始した。重合中は水素、ブテン−
1の濃度及び圧力を一定に保つように、水素、プロピレ
ン、ブテン−1を供給した。重合量が759壷ζ達した
ところで、反応器に重合体粒子を次の重合の触媒分散用
に60時残留せしめ、残りの重合体粒子を撹拌混合槽に
移送しプロピレンオキシド210fとメタノール100
gを添加して80℃で30分処理した。ついで乾燥して
白色粉末状重合体を得た。同じ重合を3回繰り返して行
ない最後に得た重合体について物性を測定した。その結
果を第1表に示す。
9(b) ジエチルアルミニウムクロリド 1
12f(C)トリエチルアルミニウム 1
1g(dl メチルメタアクリレートsyついで水素
濃度1,7 vol %、ブテン−1l 7 vol
% になるように水素、プロピレン、ブテン−1を供給
しl0KI/aa2Gまで昇圧し、流動床の温度を65
℃に調節して重合を開始した。重合中は水素、ブテン−
1の濃度及び圧力を一定に保つように、水素、プロピレ
ン、ブテン−1を供給した。重合量が759壷ζ達した
ところで、反応器に重合体粒子を次の重合の触媒分散用
に60時残留せしめ、残りの重合体粒子を撹拌混合槽に
移送しプロピレンオキシド210fとメタノール100
gを添加して80℃で30分処理した。ついで乾燥して
白色粉末状重合体を得た。同じ重合を3回繰り返して行
ない最後に得た重合体について物性を測定した。その結
果を第1表に示す。
(3)組成物の作製
(2)で得られたポリプロピレン共重合体8Qwt%と
シェル化学線 ジュラフレックス■8240 (ポリブ
テン−1共重合体、MI−2)20wt%とを650押
出機で均一溶融ブレンドを行なった。
シェル化学線 ジュラフレックス■8240 (ポリブ
テン−1共重合体、MI−2)20wt%とを650押
出機で均一溶融ブレンドを行なった。
(4) ラミネート加工と延伸処理
(3)で得られた共重合体を、下記の条件で、あらかじ
めシート成形されたホモポリプロピレンの500μ厚み
のシートにラミネート加工した。
めシート成形されたホモポリプロピレンの500μ厚み
のシートにラミネート加工した。
ラミ加工装置 : 田辺40wriDラミネータラミネ
ート加工 = 290°C ダ イ : 巾700m1 リップ間隔0.5m
m吐 出 量 : 200f/分 ラミ速度= 9゜Om/分 ラミ厚み= 50μ 次に、ラミネート加工された多層シートから90角の試
料を採取して、以下の条件で2軸延伸フイルムを得た。
ート加工 = 290°C ダ イ : 巾700m1 リップ間隔0.5m
m吐 出 量 : 200f/分 ラミ速度= 9゜Om/分 ラミ厚み= 50μ 次に、ラミネート加工された多層シートから90角の試
料を採取して、以下の条件で2軸延伸フイルムを得た。
延 伸 機 : 東洋精機製卓上2軸延伸機温 度
: 150℃ 予熱時間 : 3分 延伸倍率 :Mn2倍、TD5倍 延伸速度 : 5m/分 上記で得た約22μの多層延伸フィルムの物性を第1表
に示す。
: 150℃ 予熱時間 : 3分 延伸倍率 :Mn2倍、TD5倍 延伸速度 : 5m/分 上記で得た約22μの多層延伸フィルムの物性を第1表
に示す。
この多層延伸フィルムは極めてヒートシール温度が低く
(85℃以下)しかも透明性、耐ブロッキング性、滑り
性、耐スクラッチ性が良好に維持されているものであっ
た。
(85℃以下)しかも透明性、耐ブロッキング性、滑り
性、耐スクラッチ性が良好に維持されているものであっ
た。
比較例1
実施例1で得られたポリプロピレン共重合体そのものを
使用して、実施例1で示した条件と同一条件で多層延伸
フィルムを得た。
使用して、実施例1で示した条件と同一条件で多層延伸
フィルムを得た。
この多層延伸フィルムの物性を第1表に示す。
この多層延伸フィルムは透明性、耐ブロッキング性、滑
り性、耐スクラッチ性は大変良好なものであるが、低温
ヒートシール性が本発明の主旨を満足する程のものでは
なかった。
り性、耐スクラッチ性は大変良好なものであるが、低温
ヒートシール性が本発明の主旨を満足する程のものでは
なかった。
比較例2
実施例1で得られたポリプロピレン共重合体7Qwt%
と実施例1で使用したポリブテン−1,3Q wL%と
からなるヒートシール性樹脂組成物を使用して実施例1
で示した条件と同一条件で多層延伸フィルムを得た。こ
の多層延伸フィルムの物性を第1表に示す。この多層延
伸フィルムはポリブテン−1のブレンド量が30チと多
く使用している点、高価になる上にヒートシール温度が
実施例1とそれ程変わらないレベルであり、しかも透明
性、滑り性が大巾に悪く、耐スクラッチ性も悪くなって
おり、本発明の主旨に沿わないものであった。
と実施例1で使用したポリブテン−1,3Q wL%と
からなるヒートシール性樹脂組成物を使用して実施例1
で示した条件と同一条件で多層延伸フィルムを得た。こ
の多層延伸フィルムの物性を第1表に示す。この多層延
伸フィルムはポリブテン−1のブレンド量が30チと多
く使用している点、高価になる上にヒートシール温度が
実施例1とそれ程変わらないレベルであり、しかも透明
性、滑り性が大巾に悪く、耐スクラッチ性も悪くなって
おり、本発明の主旨に沿わないものであった。
比較例3
本比較例で使用するヒートシール性樹脂組成物は下記に
示すポリプロピレン共重合体そのものである。即ち、本
比較例のポリプロピレン共重合体はn−ヘプタンを溶媒
とするスラリー重合法で得られるもので、n−ヘプタン
に溶解する多量のアタクチック成分が除去されているも
のであるが、これは特開昭51−150560や特開昭
54−28351 で使用されているポリプロピレン
共重合体を例示するものである。このポリプロピレン共
重合体の基本スペックを第1表に示す。このポリプロピ
レン共重合体そのものを使用して実施例1で示した条件
と同一条件で多層延伸フィルムを得た。この多層延伸フ
ィルムの物性を第1表に示す。この多層延伸フィルムは
透明性、耐ブロッキング性、滑り性、耐スクラッチ性は
大変良好なものであるが低温ヒートシール性は本発明の
主旨を全く満足しないものであった。
示すポリプロピレン共重合体そのものである。即ち、本
比較例のポリプロピレン共重合体はn−ヘプタンを溶媒
とするスラリー重合法で得られるもので、n−ヘプタン
に溶解する多量のアタクチック成分が除去されているも
のであるが、これは特開昭51−150560や特開昭
54−28351 で使用されているポリプロピレン
共重合体を例示するものである。このポリプロピレン共
重合体の基本スペックを第1表に示す。このポリプロピ
レン共重合体そのものを使用して実施例1で示した条件
と同一条件で多層延伸フィルムを得た。この多層延伸フ
ィルムの物性を第1表に示す。この多層延伸フィルムは
透明性、耐ブロッキング性、滑り性、耐スクラッチ性は
大変良好なものであるが低温ヒートシール性は本発明の
主旨を全く満足しないものであった。
比較例4
比較例3で使用したポリプロピレン共重合体8Qwt%
と、実施例1で使用したポリブチ7−1.20Wtl:
からなるヒートシール性樹脂組成物を使用して、実施例
1で示した条件と同一条件で多層延伸フィルムを得た。
と、実施例1で使用したポリブチ7−1.20Wtl:
からなるヒートシール性樹脂組成物を使用して、実施例
1で示した条件と同一条件で多層延伸フィルムを得た。
この多層延伸フィルムの物性を第1表に示す。
この多層延伸フィルムは透明性、耐ブロッキング性、滑
り性、耐スクラッチ性が良好に維持されてはいるものの
、低温ヒートシール性は、本発明の主旨を満足しないも
のであった。
り性、耐スクラッチ性が良好に維持されてはいるものの
、低温ヒートシール性は、本発明の主旨を満足しないも
のであった。
比較例5
比較例3で使用したポリプロピレン共重合゛体70 W
t %と実施例1で使用したポリブテン−1,3Q w
t %とからなるヒートシール性樹脂組成物を使用して
、実施例1で示した条件と同一条件で多層延伸フィルム
を得た。この多層延伸フィルムの物性を第1表に示す。
t %と実施例1で使用したポリブテン−1,3Q w
t %とからなるヒートシール性樹脂組成物を使用して
、実施例1で示した条件と同一条件で多層延伸フィルム
を得た。この多層延伸フィルムの物性を第1表に示す。
この多層延伸フィルムは、ポリブテン−1のブレンド量
が30チと多く使用している点、高価ζこなる上に1.
低温ヒートシール性が依然本発明の主旨には沿わず、し
かも透明性、滑り性が大巾に悪く、耐スクラッチ性も悪
いものであった。
が30チと多く使用している点、高価ζこなる上に1.
低温ヒートシール性が依然本発明の主旨には沿わず、し
かも透明性、滑り性が大巾に悪く、耐スクラッチ性も悪
いものであった。
比較例6
本比較例で使用するヒートシール性樹脂組成物は下記に
示すポリプロピレン共重合体そのものである。即ち、本
比較例のポリプロピレン共重合体は、実施例1で使用1
ノた触媒系と、ブテン−1の仕込量や新たξこエチレン
を仕込むなどを変えた他は実施例1と同一の重合条件で
得られたものである。このポリプロピレン共重合体の基
本スペックを第1表に示す。このポリプロピレン共重合
体そのものを使用して、実施例1で示した条件と同一条
件で多層延伸フィルムを得た。この多層延伸フィルムの
物性を第1表に示す。この多層延伸フィルムは低温ヒー
トシール性がよくないばかりか、透明性、耐ブロッキン
グ性、滑り性が悪く、しかも透明性について経時的に悪
化していくものであった。
示すポリプロピレン共重合体そのものである。即ち、本
比較例のポリプロピレン共重合体は、実施例1で使用1
ノた触媒系と、ブテン−1の仕込量や新たξこエチレン
を仕込むなどを変えた他は実施例1と同一の重合条件で
得られたものである。このポリプロピレン共重合体の基
本スペックを第1表に示す。このポリプロピレン共重合
体そのものを使用して、実施例1で示した条件と同一条
件で多層延伸フィルムを得た。この多層延伸フィルムの
物性を第1表に示す。この多層延伸フィルムは低温ヒー
トシール性がよくないばかりか、透明性、耐ブロッキン
グ性、滑り性が悪く、しかも透明性について経時的に悪
化していくものであった。
比較例7.8
比較例6で使用したポリプロピレン共重合体80W【チ
(比較例7)、あるいは7Qwtチ(比較例8)と、実
施例1で使用したポリブテン−1,20W1%(比較例
7)あるいは30wt%(比較例8)とからなるヒート
シール性樹脂組成物を使用して、実施例1で示した条件
と同一条件で多層延伸フィルムを得た。
(比較例7)、あるいは7Qwtチ(比較例8)と、実
施例1で使用したポリブテン−1,20W1%(比較例
7)あるいは30wt%(比較例8)とからなるヒート
シール性樹脂組成物を使用して、実施例1で示した条件
と同一条件で多層延伸フィルムを得た。
この多層延伸フィルムの物性を各々第1表に示す。ポリ
ブテン−1を20.30wt%とブレンドしていくこと
により、低温ヒートシール性の改良は認められるものの
、満足できるレベルではなく、透明性、耐ブロッキング
性、滑りが悪く、しかも透明性について経時的に悪化し
ていくものであった。
ブテン−1を20.30wt%とブレンドしていくこと
により、低温ヒートシール性の改良は認められるものの
、満足できるレベルではなく、透明性、耐ブロッキング
性、滑りが悪く、しかも透明性について経時的に悪化し
ていくものであった。
Claims (2)
- (1)結晶性ポリプロピレン層の少なくとも片面上に、
下記樹脂組成物を積層してなるポリプロピレン多層フィ
ルム。 (a)プロピレンと炭素数4以上のα−オレフィンとの
ランダム共重合体で実質的に液状 媒体の非存在下に気相重合して得られるも のであり、しかも次の条件 [1]共重合体の炭素数4以上のα−オレフィン含有量
が8〜25モル% [2]共重合体の冷キシレン可溶部が15〜60wt%
、および [3]共重合体の沸騰n−ヘプタン不溶部が7wt%以
上 を満足する共重合体97.5〜75wt%と、(b)結
晶性ポリブテン−1 2.5〜25wt%とからなる樹
脂組成物。 - (2)炭素数4以上のα−オレフィンがブテン−1であ
る特許請求の範囲第1項記載のポリプロピレン多層フィ
ルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20727784A JPS6184242A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ポリプロピレン多層フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20727784A JPS6184242A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ポリプロピレン多層フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6184242A true JPS6184242A (ja) | 1986-04-28 |
JPH0481507B2 JPH0481507B2 (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=16537126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20727784A Granted JPS6184242A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ポリプロピレン多層フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6184242A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276541A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | Sumitomo Chem Co Ltd | ポリプロピレン積層フィルム |
US6822049B2 (en) | 2002-03-29 | 2004-11-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Propylene-based resin composition and film made of the same |
JP2011207520A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Daicel Chemical Industries Ltd | フィルタトウベール梱包用の多層シート |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935487A (ja) * | 1972-07-20 | 1974-04-02 | ||
JPS5452157A (en) * | 1977-10-01 | 1979-04-24 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Resin composition heat-sealable at low temperature, and biaxially oriented composite film having excellent transparency composed thereof |
JPS5933120A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 軟質系プロピレン系重合体フイルム |
-
1984
- 1984-10-02 JP JP20727784A patent/JPS6184242A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935487A (ja) * | 1972-07-20 | 1974-04-02 | ||
JPS5452157A (en) * | 1977-10-01 | 1979-04-24 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Resin composition heat-sealable at low temperature, and biaxially oriented composite film having excellent transparency composed thereof |
JPS5933120A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 軟質系プロピレン系重合体フイルム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276541A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | Sumitomo Chem Co Ltd | ポリプロピレン積層フィルム |
US6822049B2 (en) | 2002-03-29 | 2004-11-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Propylene-based resin composition and film made of the same |
JP2011207520A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Daicel Chemical Industries Ltd | フィルタトウベール梱包用の多層シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0481507B2 (ja) | 1992-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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