JPS6183894A - 熱交換器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に、管端部をヘッダまたは管シートの穴に
気密嵌入させた、自動車用の管群式熱交換器に関する。

〔従来の技術〕

この種の熱交換器では、管端部は１通常、ヘッダから外
方に拡開し、整備時に、熱交換器内圧の作用で、ヘッダ
が外れることに即応し、管の縦軸線に沿った所定のヘッ
ダ変位方向に、管をヘッダ孔に保持する当接肩部を形成
しである。

このように構成すれば、ヘッダを、管上の管縦軸線に対
して所定方向に保持するとともに、管をフィンに押当て
ることにより、反対方向に保持できる。

一般に、管は、直角に貫通する平形平行フィンと接合さ
れており、フィンは、クリンピング等により、管に固定
されている。

熱交換器を組立てる際、ヘッダを管群の端フィンに押当
てると、フィンが圧縮され、管群端部で相互に接触する
。

しかし、フィンが圧縮される結果として、ヘッダ間隔を
確定しにくく、ヘッダまたはヘッダ上の氷袋は１位置決
めスタッド、または熱交換器を。

固定シャシまたはフレームに締結する手段を備えている
ため、自動車エンジンへの熱交換器取付けに支障をきた
す。

さらに、フィンは、管群端部で相互圧縮されると、熱交
換器内を循環する流体と管群を貫流して、管フィンを洗
浄する流体との熱交換ができなくなる。

〔問題点を解決するための手段〕

したがって、本発明は、特に、管端部をヘッダまたは管
シートの孔に気密嵌入させた、自動車用の管群型熱交換
器を提供している。　　、ヘッダの外側に位置する管端
部は、朝顔形に拡開することにより、管の縦軸線に対し
て、所定方向に、管をヘッダ孔に保持する当接肩部を形
成している。

本発明の第１の特徴は、所定管の、ヘッダ外側端部に拡
開部の代りに、ヘッダ当接バルジを設けた点にある６前
記バルジおよび管拡開端部はそれぞれ、ヘッダの各側部
に位置して、前記ヘッダが。

管からいずれの方向にも、ずれないようにしている。

本発明によると、ヘッダー側の所定管上に形成されたバ
ルジと、ヘッダ他側のその他管の拡−開端部とは、管縦
軸線に沿った両方向において、管に対して、効果的に定
置保持されるため、ヘッダを管群の端フィンに当接させ
る必要がない。

このため、ヘッダ間隔を確定できるとともに、端フィン
の圧縮を防止できる。

本発明の第２の特徴は、ヘッダ外側に拡開端部を備える
管には、上記のバルジを設けない点にある。

本発明によると、拡開端部を備える管に環状バルジを設
ける必要はなく、容管に、上記のいずれかの手段を設け
るだけでよい。

さらに、約４本の管のうち、１本の割合で端部に、上記
のバルジを設けるだけで良いことが実証されている。

〔実　施　例〕

次に、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する６ 図示の熱交換器は、例えば縦横配列された。直線状の平
行な管（１２）の管群（１０）から成っている。

前記管（１２）は、直角に貫通する平形の平行なフィン
（１４）と接合されており、このフィンは、クリンピン
グ等により、管に固定されている。

管（１２）の端部には、フィンがなく、ヘッダ（１８）
または管シート孔を包囲する、円筒形つば（１６）に気
密嵌入されている。前記ヘッダには、氷袋（２０）が従
来要領で固定されている。

各ヘッダの外面、すなわち管群（１０）の外側の対応す
る氷袋（ｚＯ）内に位置する面を覆う、エラストマシー
ト（２４）の管状ブッシング、またはスリーブ（２２）
でシールを形成することにより、管端部をヘッダ孔に気
密嵌入させている。

前記ヘッダの円筒形つば（１６）は、管群（１０）の内
部、すなわち対応氷袋（２０）から遠ざかる方向に向か
って配向されている。

管状スリーブ（２２）　（円筒形っば（１６）に導入さ
れる）に１人された管（１２）の端部は、つば（１６）
のレベル（２６）で、半径方向に膨脹することにより、
エラストマスリーブ（２２）を円筒形つば（１６）に押
当てる。

所定の管（１２）の端部、すなわちヘッダ（１８）の外
側にあり、各氷袋（２０）に突入している端部は、さら
に半径方向に膨脹して、拡開部（２８）を形成すること
により、管をヘッダ（１８）に定置保持している。

前記拡開部（ｚ８）は、管端部が、ヘッダ孔または同筒
スリーブ（１６）から外れるのを防止する６拡開部（２
８）を有しないその他の管（１２）は、エラストマスリ
ーブ（２２）の端部を介して１円筒つば（１６）の端部
に当接する環状バルジ（３０）を備えているが、このバ
ルジ（３０）は、ヘッダ（１８）が管（１２）からずれ
るのを防止する。

図示のように、ヘッダ（１８）は、管群（１０）のフィ
ン（１４）に当接していないため、フィン（１４）は、
相互に平行かつ離間されている。

熱交換器の組立時、単一機械で管（１２）を膨脹させて
、拡開部（２８）と環状バルジ（３０）とを同時形成す
る。

本発明に従って、ヘッダ（１８）孔または筒形つば（１
６）に、管（１２）を嵌入させることにより、ヘッダを
管上に正確に固定保持でき、かつヘッダ間隔を所定値に
保持でき、またフィンを管群（１０）の端部で相互圧縮
できるとともに、端部膨脹または拡開作用に起因する。

管端部の割れ等による、不合格品発生率を低減できる。

上記のとうり１本発明によると、約７５％の管（１２）
に、拡開部（２８）を設けるだけでよく、残りの２５％
については、環状バルジ（３０）で良い。

本発明は、さらに、ヘアピン管またはＵ字管式熱、交換
器、および蛇腹状に折りたたんで、管間にはさむことに
より、外部流体と熱交換するようにした部材を管に設け
た、熱交換器等のその地熱交換器に適用できる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明による熱交換器の部分縦断面図である。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）管端部を、ヘッダまたは管シート孔に気密に嵌入
   し、ヘッダ外側の管端部を朝顔形に拡開することにより
   、管縦軸線に対して所定方向に、管をヘッダ孔に保持し
   うる当接肩部を形成するようにした、特に自動車用の管
   群式熱交換器であって、所定管の前記ヘッダ外側端部に
   、拡開部の代りに、ヘッダに当接するバルジを設け、か
   つ前記バルジと張開管端部とを、それぞれヘッダの各側
   部に位置決めすることにより、ヘッダが、管から何れの
   方向にもずれないようにしたことを特徴とする熱交換器
   。
2. （２）ヘッダ外側に位置決めされた、前記拡開端部を備
   える管には、前記バルジを設けないことを特徴とする特
   許請求の範囲第（１）項に記載の熱交換器。
3. （３）前記バルジを、管群の４本の管につき、約１本の
   割合で設けたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）
   項に記載の熱交換器。
4. （４）前記ヘッダ孔を、円筒つばで包囲し、かつ前記管
   端部とつばとの間に、環状シールを挾入するとともに、
   対応する環状シールの端部を介して、前記環状バルジを
   、前記円筒形つばの端部に当接させたことを特徴とする
   特許請求の範囲第（１）項に記載の熱交換器。
5. （５）前記環状シールを、管群外部のヘッダ面を覆うエ
   ラストマシート等で形成された、スリーブまたはブッシ
   ングで構成するとともに、前記ヘッダ孔および前記エラ
   ストラマシートスリーブに嵌入する管端部を、半径方向
   に膨脹させることにより、前記エラストマシートスリー
   ブを、前記ヘッダの円筒形つば内面に押当てるようにし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第（４）項に記載の
   熱交換器。
6. （６）前記管群が、各端部に設けたヘッダから成り、各
   管の両端を、前記ヘッダ外面から張開する端部、または
   前記ヘッダの他面に当接する環状バルジのいずれかと同
   一形状に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項に記載の熱交換器。
7. （７）前記管を、平行フィンと端部間接合させ、前記熱
   交換器の組立完了後、ヘッダに隣接する端フィンを平行
   に保つとともに、相互および前記ヘッダから離間させる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の熱
   交換器。
8. （８）ヘッダ間隔が、所定値と等しいことを特徴とする
   特許請求の範囲第（６）項に記載の熱交換器。