JPS6183600A - 歌声合成演奏装置 - Google Patents

歌声合成演奏装置

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Publication number
JPS6183600A
JPS6183600A JP59204793A JP20479384A JPS6183600A JP S6183600 A JPS6183600 A JP S6183600A JP 59204793 A JP59204793 A JP 59204793A JP 20479384 A JP20479384 A JP 20479384A JP S6183600 A JPS6183600 A JP S6183600A
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JP
Japan
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data
synthesizer
musical score
input
pitch
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JP59204793A
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Inventor
美昭 田中
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6183600A publication Critical patent/JPS6183600A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は歌声合成演奏装置に係り、特に2つのシンセサ
イザのうち一方のシンセサイザから楽器音を発生させ、
かつ、他方のシンセサイザから歌声音を発生させる装置
に関する。
従来の技術及びその問題点 従来より、鍵盤電子楽器において、押動鍵の音高に対応
した音高で人声に似た音(歌声音)を発生させる歌声音
発生装置が知られている〈例えば、特開昭55−777
99号など〉。しかるに、このものは歌声音を発生する
のみで、これに同期させて伴奏音符の楽器音を同時に発
生することはできなかった。
そこで、本発明は2つのシンセサイザを用い、そのうち
の一方を歌声音用、他方を楽器音用とし、かつ、入力し
た文字(歌詞)を楽器音と対応させて歌市音として発生
することにより、上記の問題点を解決した歌声合成演奏
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明になる歌声合成演奏装置は、文字データ入力部、
楽譜データ入力部、第1及び第2のシンセサイザ、第1
及び第2のデータ転送手段、テーブル作成手段、ピッチ
パラメータ変換手段9含成パラメータ作成手段、データ
変換手段並びにインターフェース手段にりなる。上記第
1のデータ転送手段は楽譜データ入力部又は第1のシン
セサイザよりの楽譜データを順次出力又は受信する。テ
ーブル作成手段は文字データが新たに入来する毎に文字
データを子音と母音を単位とするパラメータに分解して
第1のテーブルを作成するヮまた、上記ピッチパラメー
タ変換手段は、前記入力楽譜データの中の音階データに
従ってピッチパラメータに変換する。
また、上記合成パラメータ作成手段は上記第1のテーブ
ルに従ってメモリから読み出したホルマントパラメータ
に、上記ピッチパラメータを徂み合わせて編集及び補間
された合成パラメータを生成すると共に上記楽譜データ
の中の音価データに従って時間長テーブルを作成し、そ
れらを一時記憶する。前記データ変換手段は上記合成パ
ラメータを特定の規格のデータに変換し、前記第2のデ
ータ転送手段はデータ変換手段により変換されたデータ
のうち複数のポルマント周波数に関するデータを転送し
、かつ、ピッチパラメータに関するピッチ周波数データ
を母音部発声明間中のみ前記時間長テーブルに基づ<I
v1間発生出力し、前記インターフェース手段は第2の
データ転送手段により出力されたデータを前記第2のシ
ンセサイザ内の複数個の可変周波数発振器に制御信号と
して別々に供給する。更に上記インターフェース手段は
、前記第1のデータ転送手段により出力又は受信される
データを前記月1のシンセサイザへ複数個の可変周波数
発振器の制御信号として夫々供給する。
作用 前記第2のシンセサイザは前記文字データ入力部により
入力された文字データに基づく歌声音を斤音する。その
音の高さ、良さ及び強弱は前記楽l111データ入力部
又は前記第1のシンセサイザのキーボードからの楽譜デ
ータによって定められる。
これは2つの場合がある。第1の場合、すなわち予め歌
詞を示す文字データは入力され定められており、かつ、
楽譜データも楽譜データ入力部より入力され定められて
いるときは、前記テーブル作成手段が前記文字データ入
力部よりの入力文字が次に進むように指定される毎に、
その入力文字データを子音と母音に分解して第1のテー
ブルを作成するから、楽譜データに基づく旋律・伴奏音
(楽器音)自体は変らないが、新たな文字又は旋律の変
化に応じてその−の入力文字に対応する音の長さ、音階
等が相対的に変化せしめられることになる。
第2の場合、ずなわち歌詞を示す文字データは入力され
定められているが、楽譜データは予め定められておらず
、前記第1のシンセサイザのキーボードにより与えられ
るときは、文字データ入力部で指定した文字の人声音(
歌声音)が、このキーボードによる音階、音価9強弱に
基づいて発音されることになる。以下、本発明にもいて
実施例と共に図面を参照しつつ更に詳細に読明する。
実施例 第1図は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示す
。同図中、文字入カキ−1は歌詞となるべき文字データ
列を使用者の意図に応じて任意に入力するための文字デ
ータ入力部で、その入力文字データをl10(入出力)
インターフェース2を通して中央処理装置(CPU)3
へ供給する。
また位首検出部4は後述する陰極線管(CRT)12の
両面上に表示された歌詞の中の成る一文字から次の一文
字へ第2図に示す如きライトペン16が移動したことを
検出する回路で、またライ1〜ベン16によりCRTI
 2の画面上の任意の一文字の光を充電変換して得た電
気信号(文字データ)を、I10インターフェース2を
介してCPU3へ供給する。CPU3はランダム・アク
セス・メモリ(RAM)6.リード・オンリ・メモリ(
ROM)7.メモリユニット8.ビデオコントローラ9
.MIDIインターフェース13及び1.10インター
フエース2と夫々双方向性バスを介して接続されている
。RAM6はCP U 3のデーウス1〜ア用及び作業
用のメモリ回路で、また後述する音階に対応するピッチ
パラメータなどが予め格納されている。またR OM 
9にはCPU3の制御プログラムや複数のホルマント周
波数に関するホルマントパラメータテーブルが予め格納
されている。更にメモリユニット8は加工したデータ保
存用のメモリ回路であると共に、発音されるべき楽器音
(旋律・伴奏音)を示す楽譜データが予め格納されてお
り、この楽譜データをCPU3へ転送することができる
また、CPU3は操作部5よりI10インターフェース
2を介して入来するキー人力データによって各種の動作
を行ない、また装置全体のスタートタイミングなども指
示される。CPU3は第3図に示す如き構成とされてお
り、第4図乃至第7図に示す各フローチャートに従った
処理シ」作をiテなう。すなわち、CPU3はまずシス
テムイニシャライズを行なった後(第4図のステップ2
6)、操作部5よりI10インターフェース2全通して
入来する各種ファンクションキー人力データ及び文字入
カキ−1よりの文字データのスキャンニング(スイッチ
スキャン)を行なう(第4図のステップ27)。上記の
キー人力データは第3図に示づ−CPU3内の入力部1
8を通して画像データ変換部1つ9文字検出部20.演
奏データ変換部21、MIDIデータ転送部22及びR
AMデータ転送部23に夫々供給される。
CPU3は次に上記スイッチス=l” A’ンにより得
たキー人力データが文字入カキ−1よりの文字データか
否かの判断を行ない(ステップ28)、文字データでな
いときは操作部5の旋律・伴奏キーよりの入力データか
否かの判断を行ない(ステップ29)、以下、同様にし
て操作部5の旋i4!・伴奏スタートキー、第1の歌声
合成キー、再生キーデンポ変更キー、第2の歌声合成キ
ーよりのキー人力データの′fJ無の判定が順次行なわ
れる(第4図のステップ30〜34)。上記7伸のキー
人力データのいずれかがあったとぎはそのキー人力に対
応した処理動作を行なった後、ステップ27に戻り再び
スイッチスキャンを行なう(第4図のステップ35〜4
1)。
すなわち、文字入カキ−1よりの文字データ入力があっ
たときは、第3図に示すCPU3内の文字検出部20で
その入力が検出され、その人力文字データを取込み、か
っ、その検出出力によって画像データ変換部19はその
入力文字データを画像データに変換して第1図に示すビ
デオコントーラ9に送出する(第4図のステップ35〉
。ビデオコントローラ9はこの入力画像データをビデオ
・ランダム・アクセス・メモリ(V、R,へM)10に
出き込むと共にビデオ信号に変換し、このビデオ信号を
二原色信号分離回路11を介してCRTI2に供給され
、ここで表示させろ。従って、第4図に示したステップ
35の処理動作によって、CRTI2には文字入カキ−
1によって入力された文字が表示されることになる。こ
のCRTI2の表示画面によって文字入カキ−1によっ
て入力した文字列〈歌詞)の表示及び確認ができる。
また、旋1F・伴奏キーが押された場合は、このキー人
力データが第3図に示す入力部18を通して演奏データ
変換部21に供給される。これにより、演奏データ変換
部21はメモリユニット8に予め記憶されている旋律・
伴奏音に関するMIDI (Musical  I u
strument D 1g1tal  I nter
face)規格の楽譜データを読み出し、これをRAM
6に格納する(第4図のステップ36)。また、旋律・
伴奏スタートキーが押された場合は、このキー人力デー
タが入力部18を通してM I D IデータΦλ送部
22にll給され、RA〜16に記憶されていた上記楽
譜データをMIDIデータ転送部22及びM I D 
Iインターフェース13を通して第1図に示り第1のシ
ンセサイザ14へ転送せしめ、これにより上記楽譜デー
タに基づく旋律・伴奏音を演奏せしめる(第4図のステ
ップ37)。
また、テンポ変更キーが押された場合は、テンポを変更
さけるデータがM I D Iデータ転送部22より\
41 D Iインターフェース13へ供給される(第4
図のステップ40)。
また、第1の歌声合成キーが押された場合は、CPU3
は第4図のステップ38に示す歌声合成キーを第1図に
示した第1のシンセサイザ14及び第2のシンセサイザ
15により行なわせる。このステップ38の処理動作を
第5図に示したフローチャートと共に更に詳細に説明す
るに、CPU3はまず変数[を「○」にセットしくステ
ップ43)、次にMIDIインターフェース13を介し
て入来するデータによって第1のシンセサイザ14(1
5でもよい)が受信可能か(イネーブルか)を711定
する(ステップ44)。シンセサイザ14が受信可能と
なった場合はディスク等の不揮発性のメモリユニット8
よりMIDIID上適合した形態の楽譜データ〈以下、
これを第1のMIDIデータともいう)がRAM8に一
旦格納された後、第3図のMIDIデータ転送部22に
よりMIDIインターフェース13を介して第1のシン
セサイザ14へ転送される(ステップ45)。
これによりシンセサイザ14は公知の動作により、楽譜
データ(第1のMIDIデータ)の最初の音符に従った
楽器音を発音する。
ここで、前記MIDIID上は周知の如く楽器を演奏す
る際に(牙なねれる種々の操作(キーを押す、ボリュー
ムを回すなど)を夫々教バイトのデータに変換し、複枚
の楽器、又はそれらをコントロールする成域との間で送
受信するだめの、デークツオーマット規格である。〜I
IDIデータは2〜3バイトのシリアルデータで伝送さ
れるが、最初の1バイトがステータスで、後続のデータ
バイトがどの、ようなファンクションを持っているかを
指示するメツセージになっている。ステータスを含むデ
ータ長は1〜3バイトと不定であり、ステータスとデー
タとは各バイトの第1ビツトが1°。
のときステータス、“○″のときデータという形で一2
識されろ。上記メツセージには大別して個別の1つに乍
データを送るチ!ンネルメッセージと、ネツ;〜ワーク
をコントロールするためのシステムメツセージとに分け
られろ。
CPU3は次に7丘たイr文字データ入力が有るか否か
のrll rを1斤なう(ステップ46)。ここで、こ
の文字データは11a記したステップ28.35にJ:
り文字入カキ−1によって歌詞が既に入力され、かつ、
それが第2図に示す如<CRT12の画面に表示されて
いる状態において、このCRTI 2の画面上の任意の
一文字をライトペン16によって指示することにより、
このライトベン16より入力される。ここで、上記の新
たな文字データか否かは前記位置検出部4により、ライ
トベン16が成る一文字から他の一文字へ移動されたこ
とを検出して得たデータによって判断する。新たな文字
データ入力が有る場合は、ライ1−ペンコロよりの文字
データをCPU3内の文字検出部20で検出して、かつ
、それをストアした1!(ステップ48)、演奏データ
変換部21に・おいてステップ48〜52の処理動作を
順次に行なう。
まず、ステップ4つにおいて、入力文字データによる文
字を子音と母音を単位とする第1のパラメータに夫々分
解し、これにより第1のテーブルを作成し、これをRA
 Mデータ転送部23を介してRA M 6へ書き込む
。すなわち、日本語の音節の大部分は広義の子音と母音
との集合せからなることが知られており、子音と母音を
単位として、それらの列によって詔の音形が表示される
と考えられるから、上記第1のパラメータによって歌詞
を示す個々の音節を示すことができる。
次にステップ50において、入力された前記第1のMI
DIデータ(楽8uデータ)の中の音階データに従って
、RAM6に予め記憶されていたテーブルから音階を定
める母音の基本周波数くピッチ周波i&)Fll を示
すピッチパラメータを読み出す(すなわちピッチパラメ
ータに変換する。)。
次にステップ51においてRAM6に格納されていた前
記第1のテーブルを参照しながら前記ホルマントパラメ
ータをROM7から読み出し、これに前記ピッチパラメ
ータを組み合わせ、パラメータの編集、補間〈音が滑ら
かに変化するように音に区切りをつけることなど)を行
なって合成パラメータを作成すると共に、楽譜データの
中の前記音価データに従って時間長テーブルを作成し、
それらをRAM6に一時記憶する。
ここで、歌声は歌詞を示す個々の音節とそれと共に発生
される音とからなり、前者は前記第1のパラメータによ
り子音と母音とで示され、また第8図に示す如きホルマ
ント周波数対時間特性を示すことが知られている。すな
わち、音声の識別は音声波形を構成している基本周波数
(ピッチ周波数)と複数個のホルマントに基づいて行な
われていると見做されている。第1.第2及び第3ホル
マント〈以下、ホルマント周波数ともいう)をF+ 、
F2及びF3とすると、−の音節は最初に1頼次ホルマ
ント周波教変化を伴って子音部が発音され、次に母音部
が略一定のホルマント周波数により発音される。なお、
母音部発声期間はホルマント周波数F1〜F3と共にピ
ッチ周波数も発生される。
上記子音部におけるホルマント周波数F1〜F3の変化
は子音によって異なり、例えばQ、d及びbの各子音の
ホルマント周波数は第9図(△)、(B)及び(C)に
示す如くに変化することが一般に知られている。ここで
、前記した合成パラメータ中のホルマントパラメータは
上記3種のホルマント周t1.数F1〜F3を決定する
パラメータである。また、ピッチパラメータは前記ピッ
チ周波数を定める。
一方、音fi(歌詞)と共に発生される上記の音は音の
高さ、大きさ、長さによって定まり、これが楽譜データ
の音階に応じて第8図に示したホルマント周波数対時間
特性がFl軸方向に平行移シjした如ぎ特性となり、前
記ピッチパラメータ(ピッチ周波数)がその移動a(音
の高さ)を定める。
また音の長さは母音部の時間長によって得ることができ
る。
次にステップ52において上記の合成パラメータは前記
MIDI規格に適合したフォーマットの第2のMIDI
データに変換される。すなわち、第3図に示すン寅秦デ
ータ変換部32は前記したテーブル作成手段、ピッチパ
ラメータ変換手段1含成パラメータ作成手段及びデータ
変換手段を構成していることになる。この第2のMID
Iデータは第3図のM I D Iデータ転送部22に
供給され、史に第2のN41 D IデータのMIDI
インターフェース13を介して第2のシンセサイザ15
への転送が行なわれる(第5図のステップ53)。ここ
で、この第2のMIDIデータの転送は、子音のホルマ
ント周波数Fl−F3等に関する第1のデータをMID
Iインターフェース13を通して第2のシンセサイザ1
5へ転送した後、母音のホルマント周波数F1〜F3.
ピッチ周波数FO等に関する第2のデータをMIDIイ
ンターフェース13を通して第2のシンセサイザ15へ
転送されることにより行なわれる。
上記の第1のデータは子音部の発声時間帯において、一
定1?!+隔〈例えば0.33m5 > r第1〜第3
ホルマント周波11 F +〜F3の夫々について′e
数回周波数変更を行なわせるべく、複数回順次に転送ざ
机る。これにより、第8図、第9図に示した如く子音部
発声時間帯のホルマント周波数F1〜F1を直線近以的
に変化せしめる各ポルマント周波数についての第1のデ
ータが第2のシンセサイザ15へ出力されることになる
。また、上記の第2のデータは前記時間長テーブルに基
づいてg価に従った時間長分だけ送出される。なお、〜
IID■インターフェース13よりシンセサイザ14及
び15のどちらへデータを転送するかは、MIDIデー
タのステータスの例えばチャンネルメツセージによって
行ない得る。
このようにして取り出された第2のMIDIデータは第
3図に示すRAMデータ転送部23を介してRAM6に
保存される。しかる後に、CPU3はシンセサイザ14
(15でもよい)が受信可能状態か否かを判定しくステ
ップ54)、受信可能状態でないときは再びステップ4
6へ戻って新たな文字データの入力の有無の判定をし、
他方、受信可能状態であるときは前記変数1の値を「1
」だけ増加させた後、その値が総音符数N以上か否かの
判定を行なう(ステップ55.56)。
変数Iの値がNよりも小なるときは、再び前記ステップ
45に戻り、前記第1のMIDIデータを転送した後ス
テップ46で新たな文字データの入力の有無の判定が行
なわれる。そして新たな文字データの入力が有るとぎは
前記したステップ48〜56の動作を行なう。これに対
して、新たな文字データの入力が無いとき、すなわら、
ライトペン16の位置を移動させないで、引続き前と同
一文字を指示している場合は、CPU3はシンセサイザ
14(又は15)が受信可能状態か否か判定しくステッ
プ47)、受信可能状態でないときはステップ46に再
度戻り、受信可能状態のときは前記ステップ50と同様
に、直前に転送した第1のMIDIデータ中の音階デー
タからピッチパラメータに変換した後〈ステップ57)
、Iln音に関する合成パラメータを作成する〈ステッ
プ58〉。従って、新たな文字データの入力が無い場合
は、入力文字データはその直前の音符の文字データと同
一で、その文字の歌声を引続いて発音させればよいから
、子音のデータは不要であり、よってその文字の母音に
関し、かつ、新たな第1のM I D Iデータの音の
高さ1強弱に関する合成パラメータが作成される。この
合成パラメータは以降前記したステップ52.53の処
理を順次受ける。CPU3は次にシンセサイザ14が受
信可能状態か否かを判定し、受信可能の場合はステップ
55,56の処理動作を行ない、受信可能状態にないと
きはステップ46へ戻る。以下、上記と同様の動作が変
数1の値が総音符数N以上となるまで繰り返される。こ
の結果、第1のシンセサイザ14からはメモリユニット
8よりの楽譜データに従う旋律・伴奏音が発音されると
同時に、第2のシンセサイザ15からは予め文字入カキ
−1で入力した歌詞に従った歌声が、ライトベン16の
移動操作に連動し、かつ、上記楽譜データに従った音で
発音される、歌声合成演奏が行なわれることになる。
次に再生キーが押された場合の動作につき説明するに、
CPU3はこの場合は第4図のステップ3つに示す歌声
合成演奏を行なう。この歌声合成演奏はRA M 6に
保存されたデータに基づく自動演奏であり、第5図に示
した処理03作によって入力せしめられた楽譜データ及
び文字データ等による自動演奏、又は後述する第7図に
示す処理動作によって入力せしめられた楽譜データ及び
文字データ笠による自動演奏を行なうものである。この
ステップ3つの処理動作について第6図に示すフローチ
ャートと共に更に詳細に説明するに、CPU3はステッ
プ60にて変数1の値を「O」にセットした後、シンセ
サイザ14が受信可能状態となった後、RAM6に格納
されていた第1のMID[データを読み出して第1のシ
ンセサイザ14へ転送する(ステップ61.62)。引
続いてCP U 3はRAM6に格納されていた第2の
MIDIデータを読み出し、これ第2のシンセサイザ1
5へ転送した後、データの転送終了か否かを判断し、転
送が終了していない場合は第2のシンセサイザ15が受
信可能状態となるのをまつ(ステップ64.65)。シ
ンセサイザ15が受信可能状態となったことを検出する
と、CPU3は第2のM r D Iデータを転送する
(ステップ66)。
ステップ64で第2のMIDIデータの転送終了を検出
した場合、又はステップ66で第2のMIDIデータの
転送を行なった1=合は、次に変数Iの値を「1」だけ
増+Int、(ステップ67)、その値が総音符数N以
上か否かを判断する(ステツ768)。変数1の1直が
総音符数N以上となるまで、CPU3は上記ステップ6
2〜68の処理動作を操り返す。このようにして、再生
キーが押された場合は、第1.第2のシンセサイザ14
゜15よりRAM6に記憶されていたデータに基づいて
、互いに同期して楽器音と歌声音とが夫々発音され、自
動歌声合成演奏かできる。
次に第2の歌声合成キーが押された場合の動作につき説
明するに、CPU3はこの場合は第4図のステップ41
に示す歌声合成演奏を行なう。このステップ41の処理
Ωノ’Kについて第7図に示すフローチャートと共に詳
細に説明するに、第7図中、第5図と同一処理ステップ
には同一符号を付し、その説明を省略する。第7図に示
すフローチャートは第5図に示すフローチャー1〜中の
ステップ45がステップ70に置き換わったものであり
、他は第5図に示リーフローチャートと同じである。
すなわち、ステップ70は第1のシンセサイザ14のキ
ーボードによって入力された楽譜データ(第1のMID
Iデータ)をCPU3が受信することを示す。従って、
このステップ41の歌声合成演奏にあたっては、使用者
は第1のシンセサイザのキーボードとライトベン16と
を夫々操作することとなり、CRTl 2の画面に表示
されている歌詞中の一文字をライトベン16で指示する
と共に、第1のシンセサイザ14のキーボードの鍵を押
動することにより、押動した鍵に対応する音の高さで、
かつ、押動期間に対応した音の長さの楽器音がシンセサ
イザ14より発音されると同時に、その音の高さ、長さ
で、ライトベン16で指示した文字の歌声音がシンセサ
イザ15より発音される。従って、この処理は作曲にと
って好適である。とりわけ、歌詞に合わせた作曲にとっ
て好適である。
次にMID[インターフェース13と第2のシンセサイ
ザ15の構成及び動作について説明する。
第10図はMIDIインターフェースの一例の回路図を
示す。CPU3よりのMIDIデータ〈第1、第2のM
IDIデータ〉は、信号処理装置74のデータ入出力端
子Do〜D7に供給され、ここで並置91変換等されて
インバータ75,76゜抵抗77、コネクタ78等を介
してシンセサイザ14又は15へ転送される。またシン
セサイザ14又は15よりのデータはコネクタ79.フ
ォトカブラ80を夫々介して信号処理装置74に供給さ
れ、そのデータ入出力端子Do−D7より並列に出力さ
れる。なお、信号処理装置74はクロックモジュールI
C81より例えば500kHZのクロックが供給される
更に、シンセサイ’f14及び15を接続する際のネッ
トワークのために、フォトカプラ80内のフォト1〜ラ
ンジスク82のコレクタと負荷抵抗$3との接続点より
取り出された入力データはそのままインクバーク84,
85.抵抗86及びコネクタ(T HRU 端子)87
を介して出力される。
第11図は第2のシンセサイザ15の一実施例のブロッ
ク系統図を示す。MIDIインターフェース13よりの
第2のMIDIデータはシンセサイザ15内の入出力イ
ンターフェース(図示せず)を介して入力端子90+〜
906に順次入力される。入ノ〕端子90+〜90tの
入力データは電圧制御発振器(VCO)91〜94に制
御信号として供給される。ここで、VCO91,92及
び93は夫々前記第1.第2及び第3ホルマント周波数
の信号を発生出力し、VCO94はピッチ周波数Faの
信号を発振出力する。また入力端子90sに入来したデ
ータは低周波発振器(LFO)95に供給され、その発
振動作を制御する。このLFO95の出力信号はVCO
91〜94に供給されてその出力発振周波数を可変制御
してビブラート効果を得ることができ、またLFO95
の出力信号は電圧制御フィルタ(VCF)98及び電圧
制御増幅器(VCA)99に夫々供給されて特定の伝音
のみを強調したり、トレモロ効果を得ることができる。
VC091〜94の各出力信号はリングモジュレータ9
6に夫々供給され、ここで各周波数の和又は差の周波数
の信号に変換された後ミキサ97に供給され、ここでV
CO91〜94の各出力信号と混合される。リングモジ
ュレータ96は特定の音色を得るような場合に用いられ
、その動作は端子906よりのデータによって制御され
る。ミキサ97の出力混合信号はVcF98.VCA9
9及び増幅器100を夫々経て第12図に示す如き波形
の信号とされてスピーカ 101に供給される。
第12図中、王はピッチ周期を示す。
ここで、子音部発声時間帯は端子901〜903にのみ
所定のデータが印加されるので、VCO91,92及び
93から第1.第2及び第3ホルマント周波数F+、F
2及びF3が夫々同時的に出力され、かつ、その周波数
値が前記N段階に分けて順次変更せしめられるが、VC
O94からは信号は発生出力されない。これに対して、
母音部発声時間帯は前記第2のデータの一部によってV
CO94からは音階を定めるピッチ周波数FOが初めて
発生出力されると共に、VCO91〜93からは引続き
第1〜第3ホルマント周波数F1〜F3の信号が一定直
で夫々発生される。この結果、スピーカ 101からは
文字入カキ−1によって入力された歌詞が、メモリユニ
ット8又は第1のシンセサイザ14のキーボードによっ
て入力された楽譜に従って人声音で発音される。また、
その人声音、すなわち歌声音にはビブラート、トレモロ
等の如き音楽的変化をつけることもできる。この結果、
ニュアンスがつき、より好ましい歌声となる。
なお、第11図に示したシンセサイザ15は、キーボー
ド102の使用によって従来と同様に楽器音だけを得る
こともできる。また、第1のシンセサイザ14内のVC
OやLFO等には前記第1のMIDIデータが夫々制御
信号として供給され、そのスピーカより楽器音が発音さ
れる。
なお、本発明において、ピッチパラメータ変換手段はテ
ーブルから読み取るものに限らずその値を計弾で求める
こともできる。またホルマントの数は3以外の複数でも
よい。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、2つのシンセサイザの一
方から楽器音を、他方から歌声音を互いに同期させて発
生させることができ、また入力した歌詞の各文字データ
を新たに入来する毎に歌声音に関するデータを転送し、
一方、楽器音に関する楽譜データは上記文字データの入
力操作に関係なく転送したので、上記文字データの入力
操作に対応させた歌声音を発生することができ、特に上
記楽譜データを楽器音用シンセサイザから得るようにし
た場合は、予め定められた歌詞に対して任意の音階等を
つ(プることができるので作曲用に使用して好適であり
、またホルマント周波数を合成するようにしているので
、子音としてホワイトノイズを利用する従来装[dに比
し、自然で明瞭な歌声音を発生することができる等の特
長を有づるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック系統図、
第2図は第1図図示ブロック系統中の要部の概略構成を
示す図、第3図は本発明装置の要部の一実施1シ11を
示すブロック系統図、第4図乃至第7図は夫々本発明装
置の要部の動作説明用フローヂャート、第8図は合成音
声の子音部、母音部とホルマント周波数の関係を示す図
、第9図は各子音のホルマント周波数と時間との関係を
示す図、第10図は第1図図示ブロック系統中のM I
 D Iインターフェースの一例の回路図、第11図は
第1図図示ブロック系統中のシンセサイザの一実施例を
示すブロック系統図、第12図は第1図図示ブロック系
統中のスピーカの入力合成音声信号波形の一例を示す図
である。 1・・・文字入カキ−12・・・l10(入出力)イン
ターフェース、3・・・中央処理装置(CPU)、4・
・・位置検出部、5・・・操作部、6・・・ランダム・
アクセス・メモリ(RAM)、7・・・リード・オンリ
・メモリ(ROM>、8・・・メモリユニット、9・・
・ビデオコントローラ、10・・・ビデオ・ランダム・
アクセス・メモリ(V、RAM) 、12・・・陰極線
管(CRT)、13・・・fVIIDTインターフェー
ス、14.15・・・シンセサイザ、16・・・ライト
ペン、19・・・画像データ変換部、20・・・文字検
出部、21・・・演奏データ変換部、22・・・MID
Iデータ転送部、23・・・RAMデータ転送部、74
・・・信号処理装置、78,79.87・・・コネクタ
、80・・・フォトカプラ、81・・・クロックジェネ
レータ+C1901〜90s・・・入力端子、91〜9
4・・・電圧制?」1発振器(VCO)、95・・・低
周波発振器(LF○)、97・・・ミキサ、101・・
・スピーカ、102・・・キーボード。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第3図 第S図 、t : 1 泪−1帽→ @IO図 旦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 文字データを入力する文字データ入力部と、特定の規格
    の楽譜データを入力する楽譜データ入力部と、複数個の
    可変周波数発振器の出力信号を混合して出力する第1及
    び第2のシンセサイザと、該楽譜データ入力部又は該第
    1のシンセサイザよりの楽譜データを順次出力又は受信
    する第1のデータ転送手段と、該文字データ入力部より
    の該文字データが新たに入来する毎に該文字データを子
    音と母音を単位とするパラメータに分解して第1のテー
    ブルを作成するテーブル作成手段と、該楽譜データの中
    の音階データに従つてピッチパラメータに変換するピッ
    チパラメータ変換手段と、作成された該第1のテーブル
    に従つてメモリから読み出したホルマントパラメータに
    、上記ピッチパラメータを組み合わせて編集及び補間さ
    れた合成パラメータを生成すると共に上記楽譜データの
    中の音価データに従つて時間長テーブルを作成し、それ
    らを一時記憶する合成パラメータ作成手段と、該合成パ
    ラメータを特定の規格のデータに変換するデータ変換手
    段と、該データ変換手段よりの該合成パラメータ変換デ
    ータのうち複枚のホルマント周波数に関するデータを転
    送し、かつ、該ピッチパラメータに関するピッチ周波数
    データを母音部発声期間中のみ前記時間長テーブルに基
    づく期間、該第1のデータ転送手段によるデータに同期
    させて発生出力する第2のデータ転送手段と、該第1の
    データ転送手段により出力又は受信されるデータを該第
    1のシンセサイザ内の該複数個の可変周波数発振器に制
    御信号として供給すると共に、該第2のデータ転送手段
    の出力転送データのうち前記複数のホルマント周波数に
    関するデータと該ピッチ周波数データとを該第2のシン
    セサイザ内の該複数個の可変周波数発振器に夫々制御信
    号として別々に供給するインターフェース手段とよりな
    ることを特徴とする歌声合成演奏装置。
JP59204793A 1984-09-29 1984-09-29 歌声合成演奏装置 Pending JPS6183600A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083569A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Yamaha Corp 歌唱合成制御装置および歌唱合成装置
JP2012083570A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Yamaha Corp 歌唱合成制御装置および歌唱合成装置
JP2015194779A (ja) * 2015-08-05 2015-11-05 ヤマハ株式会社 歌唱合成制御装置および歌唱合成装置
JP2020013170A (ja) * 2019-10-30 2020-01-23 カシオ計算機株式会社 電子楽器、電子楽器の制御方法、及びプログラム

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