JP3414150B2 - コーラス効果付与装置 - Google Patents

コーラス効果付与装置

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JP3414150B2
JP3414150B2 JP23330596A JP23330596A JP3414150B2 JP 3414150 B2 JP3414150 B2 JP 3414150B2 JP 23330596 A JP23330596 A JP 23330596A JP 23330596 A JP23330596 A JP 23330596A JP 3414150 B2 JP3414150 B2 JP 3414150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ装置に
好適なコーラス効果付与装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロホンから入力される歌唱音声
(以下、ボーカル音という。)にピッチ変換(音高を上
下させる操作)を施してハーモニー音を生成し、このハ
ーモニー音を元のボーカル音に付加するコーラス効果付
与機能を備えたカラオケ装置が各種提案されている。ま
た、最近では、単にボーカル音に対応したハーモニー音
を生成するに止まらず、例えば男性の声から女性の声へ
あるいは女性の声から男性の声へ変換する等、声質の変
換を行う手段を有し、これによりボーカル音とは異なっ
た声質のハーモニー音を生成し得るようにしたカラオケ
装置が各種提案されている。
【0003】図3はこのようなカラオケ装置の構成要素
あるいは付属装置として使用されるコーラス効果付与装
置の構成例を示すものである。図3において、入力端子
10には、マイクロホン(図示略)によって収音された
ボーカル音の波形を表す時系列デジタル信号(以下、ボ
ーカル音信号という。)が入力される。
【0004】声質変換器11および12は、ハーモニー
音割当制御部21から指令が与えられることにより、入
力端子10から入力されるボーカル音信号に声質変換処
理を施し、元のボーカル音と声質の異なったボーカル音
のボーカル音信号を生成する手段である。ここで、声質
変換処理は、例えばボーカル音信号から1周期分の音素
波形を切り出してメモリに書き込み、この音素波形を書
き込み時とは異なった読み出し速度でメモリから読み出
し、元のものとはフォルマントの異なったボーカル音信
号を再合成する等の方法により行われる。
【0005】ピッチ変換器13および14は、ハーモニ
ー音割当制御部21からの指令に従い、声質変換器11
および12から供給される各ボーカル音信号にピッチ変
換を各々施し、ボーカル音とともに協和音を構成するハ
ーモニー音の時系列デジタル信号(以下、ハーモニー音
信号という。)を各々形成する。このハーモニー音信号
を得るためのピッチ変換は、例えばボーカル音信号波形
から1周期分の音素波形を切り出してメモリに格納し、
変換後のピッチに対応した周期で繰り返し読み出す等の
方法により行うことができる。なお、このピッチ変換の
技術に関しては例えば特開昭62−65098号公報に
開示されている。
【0006】ボリューム15および16は、ピッチ変換
器13および14から供給される各ハーモニー音信号を
各々ハーモニー音割当制御部21によって指定されたレ
ベルで出力する。加算器17は、ボリューム15および
16から出力される各ハーモニー音信号をボーカル音信
号に加算し、出力端子18から出力する。この出力信号
がアナログ信号に変換され、図示しないスピーカから放
音される。
【0007】入力端子20にはハーモニー情報が供給さ
れる。このハーモニー情報は、ハーモニー音の生成を指
令する情報であり、図示しないシーケンサによってカラ
オケ演奏のための演奏データとともに記憶媒体から順次
読み出される。ここで、ハーモニー情報は、生成すべき
ハーモニー音の音高、声質、音量等を指定する情報を含
んでいる。ハーモニー音割当制御部21は、ハーモニー
情報に含まれる各情報に従い、声質変換器11,12、
ピッチ変換器13,14、ボリューム15,16の制御
を行う。
【0008】以上の構成において、例えば1個のハーモ
ニー音の生成を指令するハーモニー情報がシーケンサに
よって読み出され、ハーモニー音割当制御部21に与え
られたとすると、ハーモニー音割当制御部21は、当該
ハーモニー情報によって指定された声質への変換処理を
声質変換器11に指令し、また、当該ハーモニー情報に
よって指定された音高へのピッチ変換をピッチ変換部1
3に指令する。この結果、これらの指令に従って声質変
換部11によるボーカル音信号の声質変換、ピッチ変換
器13による声質変換部11の出力信号のピッチ変換が
行われる。そして、これによりピッチ変換器13から得
られるハーモニー音信号が加算器17によってボーカル
音信号と加算され、出力端子18から出力される。
【0009】また、2個のハーモニー音信号(例えば第
1および第2のハーモニー音とする。)の生成を指令す
るハーモニー情報がシーケンサによって読み出され、ハ
ーモニー音割当制御部21に与えられたとすると、ハー
モニー音割当制御部21は、第1および第2のハーモニ
ー音を得るのに必要な各声質変換処理を声質変換器11
および12に各々指令し、また、第1および第2のハー
モニー音を得るのに必要なピッチ変換をピッチ変換部1
3および14に指令する。この結果、ピッチ変換器13
および14から第1および第2のハーモニー音に対応し
た各信号が得られ、これらが加算器17によってボーカ
ル音信号と加算され、出力端子18から出力される。
【0010】ボーカル音と同じ声質のハーモニー音を生
成する場合には、声質変換部11および12への声質変
換処理の指令は行われない。この場合、ボーカル音信号
は声質変換部11および12をそのまま通過し、ピッチ
変換器13および14へ送られる。そして、これらによ
りハーモニー情報によって指定された音高のハーモニー
音信号が生成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上説明した従
来のコーラス効果付与装置において、ピッチ変換のみに
よりハーモニー音の生成が行われる場合には、このハー
モニー音はボーカル音と声質が同じであるので、両者が
響き合って心地好い音となる。また、ピッチ変換に加え
て声質変換が行われ、ボーカル音とは声質の異なったハ
ーモニー音が生成される場合であっても、ハーモニー音
が複数生成されるのであれば、各ハーモニー音同士が響
き合って心地好い音となる。ところが、1つのハーモニ
ー音のみが生成され、しかも、このハーモニー音とボー
カル音の声質が異なっている場合には、ハーモニー音と
ボーカル音が響き合わず、心地好さに欠けたものとなっ
てしまうという問題が生じる。また、ハーモニー音がボ
ーカル音と響き合わないため、ハーモニー音自体が薄く
て頼りない印象を与えてしまう。
【0012】本発明は、このような背景の下でなされた
ものであり、ハーモニー情報に従ってハーモニー音を生
成しただけでは心地好さに欠けたり、ハーモニー音が薄
くなってしまうような場合にハーモニーを補強し、これ
により心地好いコーラス効果を付与することができるコ
ーラス効果付与装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、ハーモニー
音の生成を指示するとともに該ハーモニー音の音高を指
定するハーモニー情報を受け取る手段と、前記受け取っ
たハーモニー情報によって指定された音高のハーモニー
音を生成するための指令を出力するとともに、前記ハー
モニー情報によって指示されたハーモニー音の数が所定
数に満たない場合には、該ハーモニー情報によって指定
された音高のハーモニー音に加えて該音高から僅かにず
れた音高のハーモニー音を生成するための指令を出力す
るハーモニー補強制御部と、前記ハーモニー補強制御部
から出力された指令に従い、前記ハーモニー情報によっ
て指定された音高のハーモニー音を生成し、あるいは該
ハーモニー音および該音高から僅かにずれた音高のハー
モニー音を生成するハーモニー音生成手段とを具備する
ことを特徴とするコーラス効果付与装置を提供する。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に理解しやすく
するため、実施の形態について説明する。かかる実施の
形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を
限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可能
である。
【0016】A.第1の実施形態 図1はこの発明の第1の実施形態であるコーラス効果付
与装置の構成を示すブロック図である。なお、この図に
おいて、前掲図3に示したものと対応する部分には同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0017】このコーラス効果付与装置では、従来のコ
ーラス効果付与装置(図3)におけるハーモニー音割当
制御部21が、ハーモニー音割当制御部21aおよびハ
ーモニー補強制御部22に置き換えられている。これら
のハーモニー音割当制御部21aおよびハーモニー補強
制御部22は、従来のコーラス効果付与装置のハーモニ
ー音割当制御部21が行っていた処理を分担して実行す
る。すなわち、ハーモニー音割当制御部21aは、入力
端子1から入力されるハーモニー情報に従って声質変換
器11および12の制御を行うと共にハーモニー情報を
ハーモニー補強制御部22へ送る。ハーモニー補強制御
部22は、このハーモニー情報に従ってピッチ変換器1
3,14およびボリューム15,16を制御する。
【0018】2個のハーモニー音の生成を指令するハー
モニー情報が入力される場合の動作は上述した従来のコ
ーラス効果付与装置と同様である。しかし、本実施形態
においては、1個のハーモニー音のみの生成を指令する
ハーモニー情報が入力端子20から入力された場合、以
下の独特の動作が行われる。
【0019】まず、ハーモニー音割当制御部21aによ
り、ハーモニー音の声質を指定する情報がハーモニー情
報から取り出され、ボーカル音信号をこの声質のボーカ
ル音信号へ変換するための変換指令が声質変換器11お
よび12の両方に送られる。
【0020】また、ハーモニー補強制御部22により、
ハーモニー音の音高を指定する情報がハーモニー情報か
ら取り出され、この音高へのピッチ変換を行うべき旨の
指令が例えばピッチ変換器13へ送られる。そして、さ
らにハーモニー補強制御部22により上記ハーモニー音
信号の音高から僅かにずれた音高(例えば5セント程度
ずれた音高)が求められ、この音高へのピッチ変換を行
うべき旨の指令がピッチ変換器14に送られる。また、
ハーモニー情報に含まれているハーモニー音の音量を指
定する情報がハーモニー補強制御部22によって取り出
され、この音量に対応したレベルの出力信号が各々得ら
れるようボリューム15および16の出力レベルの調整
が行われる。
【0021】以上の制御がなされる結果、声質変換器1
1、ピッチ変換器13およびボリューム15によりハー
モニー情報によって指定されたハーモニー音信号が生成
され、声質変換器12、ピッチ変換器14およびボリュ
ーム16によりこのハーモニー音信号と同じ声質であ
り、かつ、音高が僅かにずれた音声信号が生成される。
そして、これらがボーカル音信号と加算されて出力端子
18から出力され、スピーカから放音される。
【0022】ボーカル音と同じ声質のハーモニー音を1
個のみ生成すべき旨が指令された場合も同様である。す
なわち、この場合、ハーモニー音割当制御部21aから
声質変換器11および12への声質変換の指令は行われ
ないため、ボーカル音信号は声質変換器11および12
を介してピッチ変換器13および14に送られる。そし
て、ピッチ変換器13によりハーモニー情報によって指
定されたハーモニー音信号が生成され、ピッチ変換器1
4によりこのハーモニー音信号から音高が僅かにずれた
音声信号が生成される。
【0023】このように本実施形態によれば、1個のハ
ーモニー音の生成しか指令されない場合であっても、こ
のハーモニー音と共に僅かに音高のずれた音声がスピー
カから放音されるため、ハーモニーを補強することがで
きる。
【0024】B.第2の実施形態 図2はこの発明の第2の実施形態であるコーラス効果付
与装置の構成を示すブロック図である。本実施形態で
は、上記第1の実施形態における声質変換器11および
ピッチ変換器13が音声合成器31に置き換えられ、声
質変換器12およびピッチ変換器14が音声合成器32
に置き換えられている。上記第1の実施形態ではボーカ
ル音信号からハーモニー音信号を生成したが、本実施形
態では、ボーカル音信号に対するピッチ変換ではなく、
音声合成によりハーモニー音信号を合成する。
【0025】入力端子20には、上記第1の実施形態と
同様、ハーモニー音の生成を指令するハーモニー情報が
供給されるが、このハーモニー情報は、ハーモニー音の
音高、声質、音量、発生タイミング等を指定する各情報
の他、例えば「アー」、「ウー」等の発声を指示する歌
詞情報を含んでいる。
【0026】ここで、例えば各々所定の声質および音高
で「アー」というバックコーラスと「ウー」というバッ
クコーラスを行うためのハーモニー情報が入力端子20
から入力されたとする。この場合、ハーモニー音割当制
御部21aは、ハーモニー情報により指定された声質を
有し、かつ、バックコーラス「アー」に対応したハーモ
ニー音信号を合成するためのパラメータを例えば音声合
成器31へ送る。また、残った音声合成器32に対し、
ハーモニー情報により指定された声質を有し、かつ、バ
ックコーラス「ウー」に対応したハーモニー音信号を合
成するためのパラメータを送る。
【0027】ハーモニー補強制御部22では、バックコ
ーラス「アー」および「ウー」の各々の音高および音量
を指定する各情報がハーモニー情報から取り出される。
そして、バックコーラス「アー」および「ウー」の各々
の音高を指定する情報が音声合成器31および32に各
々送られ、各々のボリュームを指定する情報はボリュー
ム15および16に各々送られる。この結果、各々ハー
モニー情報により指定された声質および音高を有するバ
ックコーラス「アー」および「ウー」のハーモニー音信
号が音声合成器31および32によって合成され、ボリ
ューム15および16を介して加算器17へ送られ、ボ
ーカル音信号と加算されて出力端子18から出力され
る。
【0028】次に所定の声質および音高で「アー」とい
うバックコーラスのみを行うためのハーモニー情報が入
力端子20から入力されたとする。この場合、ハーモニ
ー音割当制御部21aは、ハーモニー情報により指定さ
れた声質を有し、かつ、バックコーラス「アー」に対応
したハーモニー音信号を合成するためのパラメータを音
声合成器31および32の両方へ送る。
【0029】また、ハーモニー補強制御部22では、バ
ックコーラス「アー」の音高および音量を指定する各情
報がハーモニー情報から取り出される。そして、バック
コーラス「アー」の音高を指定する情報が音声合成器3
1に送られ、この音高から僅かにずれた音高を指定する
情報が音声合成器32へ送られる。また、バックコーラ
ス「アー」のボリュームを指定する情報がボリューム1
5および16に各々送られる。
【0030】この結果、ハーモニー情報により指定され
た声質を有するバックコーラス「アー」のハーモニー音
信号と、これよりも僅かに音高がずれたバックコーラス
「アー」のハーモニー音信号が音声合成器31および3
2によって合成され、ボリューム15および16を介し
て加算器17へ送られ、ボーカル音信号と加算されて出
力端子18から出力される。
【0031】C.他の実施形態 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の
適用範囲はこれに限定されるものではなく、本発明の趣
旨から逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。例え
ば以下のような他の実施形態が考えられる。
【0032】(1)上記各実施形態ではピッチ変換器ま
たは音声合成器を2個使用し、ハーモニー音信号を最大
2音まで生成することができるコーラス効果付与装置を
構成したが、3個以上のピッチ変換器等を設け、3個以
上のハーモニー音信号を生成し得るようにしてもよい。
この場合、ハーモニー情報によって1個のハーモニー音
信号の生成が指令されると、1個のピッチ変換器のみが
ハーモニー音信号の生成に割り当てられ、2個以上のピ
ッチ変換器が残る。そこで、この残った2個以上のピッ
チ変換器を使用し、ハーモニー音信号から各々僅かずつ
音高がずれた2個以上の音声信号を生成するようにして
もよい。これによりハーモニー音をさらに厚みのあるも
のにすることができる。
【0033】(2)上記各実施形態では、ハーモニー音
の声質を指定する情報を含んだハーモニー情報を入力端
子20から入力することにより声質の制御を行うように
したが、声質を指定するための操作スイッチ等を設け、
この操作スイッチの操作を検知した声質の制御を行うよ
うにしてもよい。
【0034】(3)上記各実施形態では声質変換機能を
有するコーラス効果付与装置を挙げたが、本発明は声質
変換機能を有しないコーラス効果付与装置にも適用可能
である。
【0035】(4)上記各実施形態では、生成すべきハ
ーモニー音の数が少ない場合に自動的に音高のずれた音
声をハーモニー音に付加するようにしたが、この音声の
付加をするか否かをスイッチ等の操作子によって切り換
えるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ハーモニー情報に従ってハーモニー音を生成しただけで
は心地好さに欠けたり、ハーモニー音が薄くなってしま
うような場合に自動的にハーモニーの補強がなされるた
め、心地好いコーラス効果が得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態であるコーラス効
果付与装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の第2の実施形態であるコーラス効
果付与装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 従来のコーラス効果付与装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
11,12……声質変換器、13,14……ピッチ変換
器、21a……ハーモニー音割当制御部、22……ハー
モニー補強制御部、31,32……音声合成器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−199921(JP,A) 特開 昭62−208098(JP,A) 特開 平7−281684(JP,A) 特開 昭63−174096(JP,A) 実開 平3−43700(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/10 G10H 15/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハーモニー音の生成を指示するとともに
    該ハーモニー音の音高を指定するハーモニー情報を受け
    取り、この受け取ったハーモニー情報によって指定され
    た音高のハーモニー音を生成するための指令を出力する
    とともに、該ハーモニー情報によって指示されたハーモ
    ニー音の数が所定数に満たない場合には、該ハーモニー
    情報によって指定された音高のハーモニー音に加えて該
    音高から僅かにずれた音高のハーモニー音を生成するた
    めの指令を出力するハーモニー補強制御部と、 前記ハーモニー補強制御部から出力された指令に従い、
    前記ハーモニー情報によって指定された音高のハーモニ
    ー音を生成し、あるいは該ハーモニー音および該音高か
    ら僅かにずれた音高のハーモニー音を生成するハーモニ
    ー音生成手段とを具備することを特徴とするコーラス効
    果付与装置。
  2. 【請求項2】 前記ハーモニー音生成手段は、前記ハー
    モニー情報によって指定された音高のハーモニー音ある
    いは該音高から僅かにずれた音高のハーモニー音を生成
    する複数の音声合成器を具備することを特徴とする請求
    項1記載のコーラス効果付与装置。
  3. 【請求項3】 前記ハーモニー情報は、ハーモニー音の
    声質を指定する情報を含み、 前記コーラス効果付与装置は、前記ハーモニー情報を受
    け取り、該ハーモニー情報から該ハーモニー音の声質を
    指定する指令を出力するハーモニー音割当制御部を備
    え、 前記ハーモニー音生成手段は、前記ハーモニー音割当制
    御部から出力された指令および前記ハーモニー補強制御
    部から出力された指令に従って、前記ハーモニー音割当
    制御部から出力された指令によって指定された声質およ
    び前記ハーモニー情報によって指定された音高を有する
    ハーモニー音を生成し、あるいは該声質および該音高を
    有するハーモニー音と、該声質および該音高から僅かに
    ずれた音高を有するハーモニー音とを生成する複数の音
    声合成器を具備することを特徴とする請求項1記載のコ
    ーラス効果付与装置。
  4. 【請求項4】 ハーモニー音への変換を指示するととも
    に該ハーモニー音の 音高を指定するハーモニー情報を受
    け取り、この受け取ったハーモニー情報によって指定さ
    れた音高のハーモニー音への変換の指令を出力するとと
    もに、該ハーモニー情報によって指示されたハーモニー
    音の数が所定数に満たない場合には、該ハーモニー情報
    によって指定された音高のハーモニー音に加えて該音高
    から僅かにずれた音高のハーモニー音への変換の指令を
    出力するハーモニー補強制御部と、 前記ハーモニー補強制御部から出力された指令に従い、
    マイクロホンから入力されるボーカル音信号を、前記ハ
    ーモニー情報によって指定された音高のハーモニー音に
    変換し、あるいは該ハーモニー音および該音高から僅か
    にずれた音高のハーモニー音に変換するハーモニー音生
    成手段と を具備することを特徴とするコーラス効果付与
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ハーモニー音生成手段は、マイクロ
    ホンから入力されるボーカル音信号にピッチ変換を施す
    ことにより、前記ハーモニー情報によって指定された音
    高のハーモニー音あるいは該音高から僅かにずれた音高
    のハーモニー音を出力する複数のピッチ変換部を具備す
    ることを特徴とする請求項4記載のコーラス効果付与装
    置。
  6. 【請求項6】 ハーモニー音への変換を指示するととも
    に該ハーモニー音の声質および音高を指定するハーモニ
    ー情報を受け取り、該ハーモニー情報に基づいて該ハー
    モニー音の声質を指定する指令を出力するハーモニー音
    割当制御部と、 前記ハーモニー情報によって指定された音高のハーモニ
    ー音への変換の指令を出力するとともに、該ハーモニー
    情報によって指示されたハーモニー音の数が所定数に満
    たない場合には、該ハーモニー情報によって指定された
    音高のハーモニー音に加えて該音高から僅かにずれた音
    高のハーモニー音への変換の指令を出力するハーモニー
    補強制御部と、 前記ハーモニー音割当制御部から出力された指令に従っ
    て、マイクロホンから入力されるボーカル音信号の声質
    を変換する声質変換手段と、 前記ハーモニー補強制御部から出力された指令に従い、
    前記声質変換手段によって声質が変換されたボーカル音
    信号にピッチ変換を施し、前記ハーモニー情報 によって
    指定された音高のハーモニー音あるいは該音高から僅か
    にずれた音高のハーモニー音を出力する複数のピッチ変
    換部と を具備することを特徴とするコーラス効果付与装
    置。
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