JPS618308A - 化粧単板の製法 - Google Patents
化粧単板の製法Info
- Publication number
- JPS618308A JPS618308A JP13050284A JP13050284A JPS618308A JP S618308 A JPS618308 A JP S618308A JP 13050284 A JP13050284 A JP 13050284A JP 13050284 A JP13050284 A JP 13050284A JP S618308 A JPS618308 A JP S618308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- veneers
- decorative
- decorative veneer
- dye
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は化粧単板の製法に関する。
建築用内装材の突き板として、従来の天然銘木に代えて
人工の化粧単板が用いられるようになってきた。これは
、素材単板を染色し接着剤を塗布して積層し加圧集成し
てスライスすると得られる上記のごとく、化粧単板の製
造工程には染色工程が含まれるので、それが合理化でき
れば好ましい。
人工の化粧単板が用いられるようになってきた。これは
、素材単板を染色し接着剤を塗布して積層し加圧集成し
てスライスすると得られる上記のごとく、化粧単板の製
造工程には染色工程が含まれるので、それが合理化でき
れば好ましい。
この発明は、上記事情に鑑みて、染色工程の改善さ、れ
た化粧単板の製法を擢供することを目的とする。
た化粧単板の製法を擢供することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、染色単板を集
成しスライスして人工化粧単板を得るにあたり、染色単
板として、染色液もしくは素材型 −板のpHを調整
することによって単板表面部と内容の間での染色度の調
整を行ったものを用いることを特徴とする化粧単板の製
法を要旨とする。以下にこれを詳しく述べる。
成しスライスして人工化粧単板を得るにあたり、染色単
板として、染色液もしくは素材型 −板のpHを調整
することによって単板表面部と内容の間での染色度の調
整を行ったものを用いることを特徴とする化粧単板の製
法を要旨とする。以下にこれを詳しく述べる。
原木をロータリーレースする等して厚み0.5〜2、O
nの素材単板を得る。つぎに、これを、必要に応じ脱色
したのち、染色する。染料としては酸性染料を用いる。
nの素材単板を得る。つぎに、これを、必要に応じ脱色
したのち、染色する。染料としては酸性染料を用いる。
染色に際しては、染色液および/または素材単板のpH
を調整する。このpHが4〜6のときは単板表面が濃く
なり、8〜11のときは単板内部が濃くなるので、これ
らを適宜に使い分けることにより、単一の染料でも複数
の染色色を表現でき、また、夏材部を自然に近いものに
表現するときにも便利である。−染色後はウレタン系等
の接着剤を塗布して積層し、加圧して成形築成する。得
られたフリッチをスライスすれば、柾目間あるいは板目
調の人工化粧単板が得られる。
を調整する。このpHが4〜6のときは単板表面が濃く
なり、8〜11のときは単板内部が濃くなるので、これ
らを適宜に使い分けることにより、単一の染料でも複数
の染色色を表現でき、また、夏材部を自然に近いものに
表現するときにも便利である。−染色後はウレタン系等
の接着剤を塗布して積層し、加圧して成形築成する。得
られたフリッチをスライスすれば、柾目間あるいは板目
調の人工化粧単板が得られる。
以下に、実施例を述べる。
(実施例1)
アガチスの1.0額の単板を(住人化学g Sumi
nol Milling Brot++n 3G) 0
.05%の温水(95℃)中で1時間染色した。なお、
このとき、染色液および単板を酸性(pH4〜5)に調
整しておいた。そのため、単板表面が濃く染まり、フリ
ッチを作成しスライスすると、夏材部の太い松の柾目柄
が表現できた。
nol Milling Brot++n 3G) 0
.05%の温水(95℃)中で1時間染色した。なお、
このとき、染色液および単板を酸性(pH4〜5)に調
整しておいた。そのため、単板表面が濃く染まり、フリ
ッチを作成しスライスすると、夏材部の太い松の柾目柄
が表現できた。
(実施例2)
アガチスの1.01の単板を酸性染料(住人化学製 S
uminol Milling Brown 3G)
0.02%の温水(95°C)中で染色した。なお、染
色液はNaOHを使用してpH8〜9に調整しておいた
。30分染色すると、表面色が濃くなく、桧柄に使用出
来る単板が製造出来たので、集成しフリッチを得てこれ
をスライスしたところ、桧柄の化粧単板を製造すること
ができた。
uminol Milling Brown 3G)
0.02%の温水(95°C)中で染色した。なお、染
色液はNaOHを使用してpH8〜9に調整しておいた
。30分染色すると、表面色が濃くなく、桧柄に使用出
来る単板が製造出来たので、集成しフリッチを得てこれ
をスライスしたところ、桧柄の化粧単板を製造すること
ができた。
この発明にかかる化粧単板の製法は、上にみたように、
単板もしくは染色液のpHを調整しておくだけで、単板
内部を濃くしたり、逆に表面部を濃くしたりすることが
でき、単にpH6l整のみで単板に色変化を付けること
ができる。そのため、単一染料で複数の染色色を得、夏
材部を特徴づける柄を巧みに表現できると言う効果を奏
させることができる。
単板もしくは染色液のpHを調整しておくだけで、単板
内部を濃くしたり、逆に表面部を濃くしたりすることが
でき、単にpH6l整のみで単板に色変化を付けること
ができる。そのため、単一染料で複数の染色色を得、夏
材部を特徴づける柄を巧みに表現できると言う効果を奏
させることができる。
Claims (4)
- (1)染色単板を集成しスライスして人工化粧単板を得
るにあたり、染色単板として、染色液もしくは素材単板
のpHを調整することによって単板表面部と内部の間で
の染色度の調整を行ったものを用いることを特徴とする
化粧単板の製法。 - (2)染料が酸性染料である特許請求の範囲第1項記載
の化粧単板の製法。 - (3)pHが4〜6である特許請求の範囲第1項または
第2項記載の化粧単板の製法。 - (4)pHが8〜11である特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の化粧単板の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13050284A JPS618308A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 化粧単板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13050284A JPS618308A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 化粧単板の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618308A true JPS618308A (ja) | 1986-01-16 |
Family
ID=15035803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13050284A Pending JPS618308A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 化粧単板の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS618308A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011728A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-22 | Aisin Warner Ltd | 車両用変速機の発進装置 |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP13050284A patent/JPS618308A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011728A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-22 | Aisin Warner Ltd | 車両用変速機の発進装置 |
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