JPS6182640A - アンバ−材製シヤドウマスクの黒化方法 - Google Patents
アンバ−材製シヤドウマスクの黒化方法Info
- Publication number
- JPS6182640A JPS6182640A JP20477484A JP20477484A JPS6182640A JP S6182640 A JPS6182640 A JP S6182640A JP 20477484 A JP20477484 A JP 20477484A JP 20477484 A JP20477484 A JP 20477484A JP S6182640 A JPS6182640 A JP S6182640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- blackening
- cathode ray
- coercive force
- ray tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/14—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes
- H01J9/142—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes of shadow-masks for colour television tubes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明のアンバー材製シャドウマスクの黒化方法に関す
る。
る。
カラーブラウン管用シャドウマスクは通常、冷間圧延に
より板厚を0.0λ〜O’lOmとしたアルミキルド鋼
をフォトエツチング法により加工し、数万〜2百万個の
微細な孔をあけることによって製造されろ。チューブメ
ーカーにおいてはエンチング加工されたシャドウマスク
をブレス成製し、更に黒化処理を施し、底面に酸化皮膜
を形成した後、プククン管に組み込む。最後の黒化処理
は錆の防止、ハレーション防止、熱放射の促進などのた
めに行なうもので、es。
より板厚を0.0λ〜O’lOmとしたアルミキルド鋼
をフォトエツチング法により加工し、数万〜2百万個の
微細な孔をあけることによって製造されろ。チューブメ
ーカーにおいてはエンチング加工されたシャドウマスク
をブレス成製し、更に黒化処理を施し、底面に酸化皮膜
を形成した後、プククン管に組み込む。最後の黒化処理
は錆の防止、ハレーション防止、熱放射の促進などのた
めに行なうもので、es。
〜boo℃のスチーム、あるいは天然ガス等の分解ガス
中で行なわれる。黒化処理によりシャドウマスク表面に
はo、6〜qoμm厚のFasO+を主体とする酸化皮
膜が形成される。
中で行なわれる。黒化処理によりシャドウマスク表面に
はo、6〜qoμm厚のFasO+を主体とする酸化皮
膜が形成される。
以上のようKして組み込まれたシャドウマスクは保磁カ
ニjo・以下、透磁率7000以上の磁化特性を有する
のでこれに応じた消磁コイルの設計がなされる。消磁コ
イルはシャドウマスクの磁気による電子ビームのミスラ
ンディングを防止するために通常プラクン管にとりつけ
られるものである。この消磁コイルのコイル巻数はンヤ
ドウマスクの保磁力が小さく、透磁率の大きいほど少な
くてすむ。
ニjo・以下、透磁率7000以上の磁化特性を有する
のでこれに応じた消磁コイルの設計がなされる。消磁コ
イルはシャドウマスクの磁気による電子ビームのミスラ
ンディングを防止するために通常プラクン管にとりつけ
られるものである。この消磁コイルのコイル巻数はンヤ
ドウマスクの保磁力が小さく、透磁率の大きいほど少な
くてすむ。
ところで最近、熱くよるドーミング対策としてアルミキ
ルド鋼Kかわってアンバー材(JA%ニックy−鉄合金
)がシャドウマスク素材として用いられるようになって
きた。
ルド鋼Kかわってアンバー材(JA%ニックy−鉄合金
)がシャドウマスク素材として用いられるようになって
きた。
このアンバー材のアニール直後の磁化特性は保持力は0
.jo・前後、透al率はtooo〜デ000とシャド
ウマスクの素材としては非常に優れた特性を示す。しか
し、これをプレス成型すると加工歪により保磁力はユ6
〜1loe。
.jo・前後、透al率はtooo〜デ000とシャド
ウマスクの素材としては非常に優れた特性を示す。しか
し、これをプレス成型すると加工歪により保磁力はユ6
〜1loe。
透磁率は1000以下に変化する。第1表は素材に引張
応力を負荷したときの保磁力及び透磁率の変化を示すも
のでアンバー材(36%ニッケルー鉄合金)の方が保磁
力はより高くなり、又、透磁率の変化は極めて太きい。
応力を負荷したときの保磁力及び透磁率の変化を示すも
のでアンバー材(36%ニッケルー鉄合金)の方が保磁
力はより高くなり、又、透磁率の変化は極めて太きい。
第 l 表
このよ5にプレス成型により保磁力が高められ、透磁率
が低下せしめられたシャドウマスクを黒化しても保磁力
は、XS前後、透磁率は500〜400とほとんど回復
しない。即ち、従来、アルミキルド鋼よりなる7ヤドウ
マスクに対して用いられてきた消磁コイルはアンバー材
を用い、慣用されている方法によりエツチング加工、ア
ニール、プレス成型、及び黒化処理を施し1作製したシ
ャドウマスクに対し℃は適用することはできない。
が低下せしめられたシャドウマスクを黒化しても保磁力
は、XS前後、透磁率は500〜400とほとんど回復
しない。即ち、従来、アルミキルド鋼よりなる7ヤドウ
マスクに対して用いられてきた消磁コイルはアンバー材
を用い、慣用されている方法によりエツチング加工、ア
ニール、プレス成型、及び黒化処理を施し1作製したシ
ャドウマスクに対し℃は適用することはできない。
そこで本発明が解決しようとする問題点はアルミキルド
鋼よりなるシャドウマスクに対して用いられてきた硝磁
コイルを用いることができるアンバー材製シャドウマス
クを提供することにある。
鋼よりなるシャドウマスクに対して用いられてきた硝磁
コイルを用いることができるアンバー材製シャドウマス
クを提供することにある。
本発明者は上記の問題点を解決すべく研究の結果、黒化
処理をbto℃以上の温度下で行なうことにより、所期
の目的を達成し得ることを見いだし、かかる知見にもと
づいて本発明を完成したものである。
処理をbto℃以上の温度下で行なうことにより、所期
の目的を達成し得ることを見いだし、かかる知見にもと
づいて本発明を完成したものである。
即ち、本発明の要旨はアンバー材を素材とするカラーブ
ラウン管用シャドウマスクを7ニール、及びプレス成型
ののちに、6に0℃以上の温度下で黒化処理することを
特徴とするアンバー材製シャドウマスクの態化方法であ
る。
ラウン管用シャドウマスクを7ニール、及びプレス成型
ののちに、6に0℃以上の温度下で黒化処理することを
特徴とするアンバー材製シャドウマスクの態化方法であ
る。
而して本発明において、悪化処理は4 f 00以上の
温度下でスチーム中又は天然ガス中で行なえばよい。黒
化処理により0.7〜0. Jμmの黒化層が形成され
る。
温度下でスチーム中又は天然ガス中で行なえばよい。黒
化処理により0.7〜0. Jμmの黒化層が形成され
る。
尚、黒化温度は工業上のコスト面(炉の寿命、電力消費
鷲なと)を考慮してbto’c以上、100℃以下にと
どめるのが望ましい。
鷲なと)を考慮してbto’c以上、100℃以下にと
どめるのが望ましい。
悪化処理時のbgo”c以上の高温は保磁力を低下させ
ろと共に透磁率を高める作用記し、その結果保磁力は低
く、透磁率の高いンヤドウマスク製品を製作することが
できろ。
ろと共に透磁率を高める作用記し、その結果保磁力は低
く、透磁率の高いンヤドウマスク製品を製作することが
できろ。
第7図はアンバー材(JA%ニッケルー鉄合金)製ンヤ
ドウマスクの保磁力のプレス後の黒化温度による変化を
示す。この図かられかるように黒化温度がbro”cを
こえると保磁力はよjogより小さくなり、100℃で
はS:10o@となる。透磁率についてもはy同様の傾
向があり、tto”cで1000をこえ、100℃では
、yoooになる。
ドウマスクの保磁力のプレス後の黒化温度による変化を
示す。この図かられかるように黒化温度がbro”cを
こえると保磁力はよjogより小さくなり、100℃で
はS:10o@となる。透磁率についてもはy同様の傾
向があり、tto”cで1000をこえ、100℃では
、yoooになる。
厚さ0./JIIIEのアンバー材(76%ニッケルー
鉄合金)にエツチング加工を施し、アニール、及びプレ
ス成型を慣用の方法により行なったのち、7コo ’c
で黒化処理した。。
鉄合金)にエツチング加工を施し、アニール、及びプレ
ス成型を慣用の方法により行なったのち、7コo ’c
で黒化処理した。。
〔比較例1〕
実施例1と同様にして、但し、s / 0℃黒化処理を
行なった。
行なった。
厚さく2/J、のアルミキルド鋼にエツチング加工を施
し、アニール、及びプレス成型を慣用の方法により行な
ったのち51o℃で黒化処理した。
し、アニール、及びプレス成型を慣用の方法により行な
ったのち51o℃で黒化処理した。
第−表は実施例、比較例/及びλの結果を示す。
第 コ 表
第2表かられかるようにbto’c以下のri。
℃でアンバー材を黒化処理したものは保持力も高く、透
磁□率は低く、従来の消磁コイルは適用することは出来
ない。
磁□率は低く、従来の消磁コイルは適用することは出来
ない。
これに対し、本発明によるものは保磁力はよQo・、透
磁率はl−〇〇と従来の消磁コイルの巻数や回路設計で
十分に電子ビームのミスランディングを防止することが
できろ。
磁率はl−〇〇と従来の消磁コイルの巻数や回路設計で
十分に電子ビームのミスランディングを防止することが
できろ。
以上、詳記した通り、プレス成型されたアンバー材製シ
ャドウマスクをbto’c以上の温度で黒化処理すると
磁化特性はアルミキルド鋼のそれと同等もしくはそれ以
上となり、消磁コイルの巻数の変更や回路設計の変更は
行なわなくてもすむ。
ャドウマスクをbto’c以上の温度で黒化処理すると
磁化特性はアルミキルド鋼のそれと同等もしくはそれ以
上となり、消磁コイルの巻数の変更や回路設計の変更は
行なわなくてもすむ。
尚、本発明によりなるアンバー材製シャドウマスクはア
ンバー材がニッケルを36%含むため実用上錆の心配は
ない。又、熱放射についてもアンバー材の熱膨張係数が
極めて小さいため間11 )−1ない。又、ハレーショ
ン防止についても黒化処理により得られた0/−1,J
μmの黒化膜により十分に目的が達せられるものである
。
ンバー材がニッケルを36%含むため実用上錆の心配は
ない。又、熱放射についてもアンバー材の熱膨張係数が
極めて小さいため間11 )−1ない。又、ハレーショ
ン防止についても黒化処理により得られた0/−1,J
μmの黒化膜により十分に目的が達せられるものである
。
病因面の簡単な説明
第1因は黒化温度による保磁力の変化を示すグラフであ
る。
る。
Claims (1)
- アンバー材を素材とするカラーブラウン管用シャドウマ
スクをアニール、及びプレス成型ののちに、680℃以
上の温度下で黒化処理することを特徴とするアンバー材
製シャドウマスクの黒化方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20477484A JPS6182640A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | アンバ−材製シヤドウマスクの黒化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20477484A JPS6182640A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | アンバ−材製シヤドウマスクの黒化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6182640A true JPS6182640A (ja) | 1986-04-26 |
Family
ID=16496122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20477484A Pending JPS6182640A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | アンバ−材製シヤドウマスクの黒化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6182640A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0305038A2 (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Allegheny Ludlum Corporation | Method of annealing an aperture shadow mask for a colour cathode ray tube |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP20477484A patent/JPS6182640A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0305038A2 (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Allegheny Ludlum Corporation | Method of annealing an aperture shadow mask for a colour cathode ray tube |
JPS6462421A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-08 | Allegheny Int Inc | Perforated shadow mask for color cathode ray tube and annealing tehreof |
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