JPS6182125A - 樹脂被膜付ガラス製体温計 - Google Patents
樹脂被膜付ガラス製体温計Info
- Publication number
- JPS6182125A JPS6182125A JP59188562A JP18856284A JPS6182125A JP S6182125 A JPS6182125 A JP S6182125A JP 59188562 A JP59188562 A JP 59188562A JP 18856284 A JP18856284 A JP 18856284A JP S6182125 A JPS6182125 A JP S6182125A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- layer
- thermometer
- film
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K13/00—Thermometers specially adapted for specific purposes
- G01K13/20—Clinical contact thermometers for use with humans or animals
- G01K13/25—Protective devices therefor, e.g. sleeves preventing contamination
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はガラス製体温計のガラス表面に複数層の高分子
化合物からなる保護被膜を施したガラス製1体温計に関
する。
化合物からなる保護被膜を施したガラス製1体温計に関
する。
一般にガラス製体温計(以下体温計という)は落下して
破損した場合に、そのガラス破片や内部の水銀等が飛散
して回収するのに多くの労力を要するし、また危険であ
る。
破損した場合に、そのガラス破片や内部の水銀等が飛散
して回収するのに多くの労力を要するし、また危険であ
る。
このような事情で従来から体温計の外面をプラスチック
ス等で被膜して破損しにくくするために数多くの提案が
なされている。
ス等で被膜して破損しにくくするために数多くの提案が
なされている。
たとえば実公昭39−30438号公報には、被膜すべ
き体温計を透明な合成樹脂溶液中に浸漬したのち風乾し
て溶剤を揮散し、この操作を繰り返えすことによりガラ
ス表面に薄い複数層の被膜を形成した体温計が開示され
ている。
き体温計を透明な合成樹脂溶液中に浸漬したのち風乾し
て溶剤を揮散し、この操作を繰り返えすことによりガラ
ス表面に薄い複数層の被膜を形成した体温計が開示され
ている。
また特公昭s6−32260号公報Iζは、耐衝撃性合
成樹脂を溶媒に溶かし、この溶液中にガラス製温度計を
浸漬したのち、さらに異種の液体中(たとえば水中)に
ガラス製温度計を浸漬してから風乾して溶媒を除去する
といった被膜形成方法が開示されている。
成樹脂を溶媒に溶かし、この溶液中にガラス製温度計を
浸漬したのち、さらに異種の液体中(たとえば水中)に
ガラス製温度計を浸漬してから風乾して溶媒を除去する
といった被膜形成方法が開示されている。
さらに実開昭57−63236号公報には紫外線硬化型
の樹脂被膜を施した体温計が開示されている。
の樹脂被膜を施した体温計が開示されている。
また実開昭50−20685号公報にはポリウレタンエ
ラストマーとエポキシ−ポリアミド系樹脂の複合膜を保
護膜として具備した体温計も開示されている。
ラストマーとエポキシ−ポリアミド系樹脂の複合膜を保
護膜として具備した体温計も開示されている。
しかし前記実公昭39−30438号公報に開示された
技術は、樹脂溶液の濃度を極めて低濃度とし数回浸漬お
よび風乾を繰り返えして均一な被膜を得ようとするので
あるが、樹脂溶液の溶剤に反覆浸漬されるので、一旦前
処理で乾燥した被膜が再び溶剤に溶は出すため膜厚が均
一とならない欠点があり、さらに被膜が失透を起こし不
透明となることがある。
技術は、樹脂溶液の濃度を極めて低濃度とし数回浸漬お
よび風乾を繰り返えして均一な被膜を得ようとするので
あるが、樹脂溶液の溶剤に反覆浸漬されるので、一旦前
処理で乾燥した被膜が再び溶剤に溶は出すため膜厚が均
一とならない欠点があり、さらに被膜が失透を起こし不
透明となることがある。
また特公昭56−32260号公報に記載された技術は
、耐衝撃性合成樹脂を被膜形成に用いているが、たとえ
ば実施例に開示されているものはポリ塩化ビニルやポリ
ブタジェンまたはABS樹脂等を単層で膜厚100〜1
40ミクロンの被膜を形成させるものであるため熱伝導
率が悪(、検温に際して誤差を生ずる惧れがある。
、耐衝撃性合成樹脂を被膜形成に用いているが、たとえ
ば実施例に開示されているものはポリ塩化ビニルやポリ
ブタジェンまたはABS樹脂等を単層で膜厚100〜1
40ミクロンの被膜を形成させるものであるため熱伝導
率が悪(、検温に際して誤差を生ずる惧れがある。
また実開昭57−63236号公報に開示されている技
術は、紫外線硬化型樹脂の変性アクリレート系またはエ
ポキシアクリレート系樹脂によって形成される被膜が単
層であって、膜厚も厚い欠点があるうえに病院等で使用
する際の消毒に対する耐薬品性についての配慮、および
口中舌下での検温に対する食品衛生法上の安全性等が必
ずしも充分とはいえない。
術は、紫外線硬化型樹脂の変性アクリレート系またはエ
ポキシアクリレート系樹脂によって形成される被膜が単
層であって、膜厚も厚い欠点があるうえに病院等で使用
する際の消毒に対する耐薬品性についての配慮、および
口中舌下での検温に対する食品衛生法上の安全性等が必
ずしも充分とはいえない。
また実開昭50−20685号公報に開示されているポ
リウレタンエラストマーは、上層のエポキシ樹脂との密
着性を重視するあまり、ガラス製外筒管表面との密着力
が不充分であって、たとえば消毒薬液に半日程度の浸漬
および乾燥を反すると保護被膜とガラス面との間に消毒
薬が浸透し被膜が剥離してしまうという欠点があるうえ
に作業性が悪かった。
リウレタンエラストマーは、上層のエポキシ樹脂との密
着性を重視するあまり、ガラス製外筒管表面との密着力
が不充分であって、たとえば消毒薬液に半日程度の浸漬
および乾燥を反すると保護被膜とガラス面との間に消毒
薬が浸透し被膜が剥離してしまうという欠点があるうえ
に作業性が悪かった。
さらにこれらの保護被膜の被膜範囲は体温計のガラス製
外筒管全域を推測し得る説明となっているが、本発明者
の実験によれば、長期間の使用に伴う摩耗によって被膜
に傷が発生し、ガラス製外筒管に内蔵される度板の目盛
が判読しに((なる欠点があった。
外筒管全域を推測し得る説明となっているが、本発明者
の実験によれば、長期間の使用に伴う摩耗によって被膜
に傷が発生し、ガラス製外筒管に内蔵される度板の目盛
が判読しに((なる欠点があった。
このため保護被膜の被覆範囲は水銀飛散防止の機能を果
たす最少限の位置に留めることが望ましい。すなわち度
板の目盛付近、特に36〜42℃目盛近辺には保護被膜
を施さない方が望ましいとさえ言われていた。
たす最少限の位置に留めることが望ましい。すなわち度
板の目盛付近、特に36〜42℃目盛近辺には保護被膜
を施さない方が望ましいとさえ言われていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは熱伝導性がよく、耐衝撃および耐薬
品性、さらに食品衛生法上の安全性等にも優れた複数層
の保護被膜を有する体温計を提供することであり、かつ
保護被膜に傷等が発生して一度板の目盛と水銀柱が判読
しに((ならないようにした樹脂被膜付体温計の提供で
ある。
目的とするところは熱伝導性がよく、耐衝撃および耐薬
品性、さらに食品衛生法上の安全性等にも優れた複数層
の保護被膜を有する体温計を提供することであり、かつ
保護被膜に傷等が発生して一度板の目盛と水銀柱が判読
しに((ならないようにした樹脂被膜付体温計の提供で
ある。
本発明は体温計のガラス製外商管表面に、それぞれ異種
の高分子化合物3種以上からなる保護被膜を薄(重畳し
、かつ均一な膜厚を形成することにより熱伝導性がよく
、耐衝撃性と耐薬品性および食品衛生法上の安全性を付
与したものである。
の高分子化合物3種以上からなる保護被膜を薄(重畳し
、かつ均一な膜厚を形成することにより熱伝導性がよく
、耐衝撃性と耐薬品性および食品衛生法上の安全性を付
与したものである。
また保護被膜の被覆範囲を特定し、保護被膜に傷が発生
しても度板の目盛と水銀柱の判読に支障をきたさないよ
うにした樹脂被膜付体温計である。
しても度板の目盛と水銀柱の判読に支障をきたさないよ
うにした樹脂被膜付体温計である。
本発明は体温計のガラス製外筒管表面にそれぞれ異種の
高分子化合物によつて複数層の保護被膜を形成してなる
体温計を提供するものであるが、さらに詳しく説明する
とガラス製外筒管の表面に接する第1層はガラスとの密
着性がよく弾性があり、かつ第2居との接着力の強いン
ラン系高分子化合物の被膜を形成し、第2層には耐衝撃
性が強く高靭性のポリウレタン系高分子化合物被膜を、
第3層には耐薬品性と食品衛生法上の安全性が高く、か
つ表面硬度の強い軟質塩化ビニル系高分子化合物の被膜
をそれぞれ形成し必要に応じて各層を重畳形成して4層
以上とすることもできる。
高分子化合物によつて複数層の保護被膜を形成してなる
体温計を提供するものであるが、さらに詳しく説明する
とガラス製外筒管の表面に接する第1層はガラスとの密
着性がよく弾性があり、かつ第2居との接着力の強いン
ラン系高分子化合物の被膜を形成し、第2層には耐衝撃
性が強く高靭性のポリウレタン系高分子化合物被膜を、
第3層には耐薬品性と食品衛生法上の安全性が高く、か
つ表面硬度の強い軟質塩化ビニル系高分子化合物の被膜
をそれぞれ形成し必要に応じて各層を重畳形成して4層
以上とすることもできる。
すなわち単層または同種の複数層の保護被膜では、上記
各層の特性を兼ね備えた被膜は得られないため、それぞ
れ異種の高分子化合物3層以上で所望の特性を達成しよ
うとするものである。
各層の特性を兼ね備えた被膜は得られないため、それぞ
れ異種の高分子化合物3層以上で所望の特性を達成しよ
うとするものである。
保護被膜の被覆範囲は、体温計の水銀槽先端からショル
ダー部付近までとするか、またはガラス製外筒管に内蔵
される度板の終端部付近までの任意の位置までとし、必
要に応じては目盛部分のみを除いて保護被膜を形成する
ことも可能である。
ダー部付近までとするか、またはガラス製外筒管に内蔵
される度板の終端部付近までの任意の位置までとし、必
要に応じては目盛部分のみを除いて保護被膜を形成する
ことも可能である。
次に本発明に係る保護被膜形成の樹脂溶液番こりいて説
明する。
明する。
(1)A溶液はシランカップリング剤(たとえば市販品
トーレシリコーン社製SH6020)にイソプロピルア
ルコールを加えて0.2%溶液を作る。
トーレシリコーン社製SH6020)にイソプロピルア
ルコールを加えて0.2%溶液を作る。
(2)B溶液はポリウレタン樹脂液(たとえば式日薬品
工業製タケラックT−2175)にジメチルフォルムア
ミドを加えて15%溶液を作る。
工業製タケラックT−2175)にジメチルフォルムア
ミドを加えて15%溶液を作る。
(3)C溶液は軟質塩化ビニル樹脂液(たとえば電気化
学工業製デンカラック#21M)にトルエンと醋酸エチ
ルを加えて15.6%溶液を作る。
学工業製デンカラック#21M)にトルエンと醋酸エチ
ルを加えて15.6%溶液を作る。
(4)D溶液は上記B溶液にシランカップリング剤を加
えシランカップリング剤0.1%、ポリウレタン15%
の溶液を作った。
えシランカップリング剤0.1%、ポリウレタン15%
の溶液を作った。
(5)E溶液は上記り溶液に0.OI〜296の顔料ま
たは染料を加えて作った。
たは染料を加えて作った。
実施例1゜
体温計の水銀槽部を下向きにしてガラス製外筒管頭部を
取付治具に挟み、A溶液に数秒間浸漬した後ゆっくり引
き上げて風乾し、次ぎにB溶液に浸漬して風乾し、最後
にC溶液に浸漬、風乾して保護被膜を形成した。被膜範
囲は第1図の如く外筒管4に内蔵される度板3の終端部
付近までとしその保護被膜5は第2図に示す拡大断面図
の如く外筒管4のガラス表面に接する第1層6が最も長
く延び、次に第2層7が最も短く、第3層8が第2層7
を包むような形で被覆されている。膜厚は3層合わせて
40ミクロンであった。
取付治具に挟み、A溶液に数秒間浸漬した後ゆっくり引
き上げて風乾し、次ぎにB溶液に浸漬して風乾し、最後
にC溶液に浸漬、風乾して保護被膜を形成した。被膜範
囲は第1図の如く外筒管4に内蔵される度板3の終端部
付近までとしその保護被膜5は第2図に示す拡大断面図
の如く外筒管4のガラス表面に接する第1層6が最も長
く延び、次に第2層7が最も短く、第3層8が第2層7
を包むような形で被覆されている。膜厚は3層合わせて
40ミクロンであった。
実施例2、
上記実施例1.と同様にしてA溶液、D溶液、C溶液の
順に浸漬、風乾して被膜を形成した。膜厚は40ミクロ
ンであった。
順に浸漬、風乾して被膜を形成した。膜厚は40ミクロ
ンであった。
実施例3゜
第3図に示すごとく外筒管4のガラス表面に接する第1
層にはA溶液を、第2層にはB溶液に度板の終端部付近
まで浸漬、風乾した後、D溶液にショルダー部9付近ま
で浸漬、風乾して第3層8aを形成した後、C溶液に度
板の終端部付近まで浸漬、風乾して第4A被膜を形成し
た。膜厚は60〜65ミクロンであった。
層にはA溶液を、第2層にはB溶液に度板の終端部付近
まで浸漬、風乾した後、D溶液にショルダー部9付近ま
で浸漬、風乾して第3層8aを形成した後、C溶液に度
板の終端部付近まで浸漬、風乾して第4A被膜を形成し
た。膜厚は60〜65ミクロンであった。
実施例4゜
上記実施例3.と同様にしてA溶液、D溶液にそれぞれ
度板終端部付近まで浸漬、風乾して被膜をた。膜厚は6
0〜65ミクロンであった。
度板終端部付近まで浸漬、風乾して被膜をた。膜厚は6
0〜65ミクロンであった。
実施例5゜
上記実施例しの方法により保′J!1岐膜の被覆範囲を
変更した試作品を作成した。■第1図に示すものと同様
の位置まで被覆したもの、■は■と同被覆位置で目盛の
読取部分のみ除いて被覆したちの■水銀槽先端部から度
板の最低目盛(35℃)付近まで被覆したもの、■水銀
槽先端部から水銀槽の上部を越え/ヨルダ一部付近まで
被覆したもの、■水銀槽部のみ被覆したもの、の5種類
を作成し落下試験に供した。
変更した試作品を作成した。■第1図に示すものと同様
の位置まで被覆したもの、■は■と同被覆位置で目盛の
読取部分のみ除いて被覆したちの■水銀槽先端部から度
板の最低目盛(35℃)付近まで被覆したもの、■水銀
槽先端部から水銀槽の上部を越え/ヨルダ一部付近まで
被覆したもの、■水銀槽部のみ被覆したもの、の5種類
を作成し落下試験に供した。
上記実施例1.〜4.に示した体温計を1mの高さから
コンクリート床面に落したところ、ガラスは保護被膜内
でひび割れしたが、ガラス小破片および水銀等の飛散は
なかった。
コンクリート床面に落したところ、ガラスは保護被膜内
でひび割れしたが、ガラス小破片および水銀等の飛散は
なかった。
また実施例5.の5種類についても同様の落下試験を行
ったところ、■■■はガラス小破片および水銀等の飛散
はなかった。■はガラスが破損したが、水銀の飛散はな
かった。■はガラス、水銀とも破損して飛散し効果がな
かった。下表にその強度比較を示す。
ったところ、■■■はガラス小破片および水銀等の飛散
はなかった。■はガラスが破損したが、水銀の飛散はな
かった。■はガラス、水銀とも破損して飛散し効果がな
かった。下表にその強度比較を示す。
表中Oはガラス破損および被膜切れともなく全く問題な
かったもの、△はガラスが破損し若干被膜切れはあった
が水銀の飛散がなかったもの、×はガラス破損および被
膜切れがあり水銀も飛散したものである。
かったもの、△はガラスが破損し若干被膜切れはあった
が水銀の飛散がなかったもの、×はガラス破損および被
膜切れがあり水銀も飛散したものである。
以上の結果から体温計の外筒管で強度的に最も弱い部分
は、肉薄に成形されている水銀槽先端部からショルダー
部付根までであること、および水銀槽部と毛細管を接続
するロート状加工部であることを見い出し、この部分を
最重点に保護被膜で被覆すればよいことが解明された。
は、肉薄に成形されている水銀槽先端部からショルダー
部付根までであること、および水銀槽部と毛細管を接続
するロート状加工部であることを見い出し、この部分を
最重点に保護被膜で被覆すればよいことが解明された。
また消毒薬液(クロールヘキシジングリコネート196
溶液)に24時間浸漬しても保護被膜の剥離はなかつた
。さらに食品衛生法上の有害溶出物試験で保護被膜から
の有害物質を確認したが問題はなかった。
溶液)に24時間浸漬しても保護被膜の剥離はなかつた
。さらに食品衛生法上の有害溶出物試験で保護被膜から
の有害物質を確認したが問題はなかった。
以上説明したように、本発明による樹脂被膜付ガラス製
体温計は薄く均一な被膜が形成されているために、熱伝
導を低下させることなく、耐衝7性と耐薬品性および食
品衛生法上の安全性も付与された危険性の少ない体温計
である。
体温計は薄く均一な被膜が形成されているために、熱伝
導を低下させることなく、耐衝7性と耐薬品性および食
品衛生法上の安全性も付与された危険性の少ない体温計
である。
また、水銀飛散防止の機能上からみた保護被膜の被覆範
囲は水銀槽先端部からショルダー部付近までで充分であ
り、被膜の傷発生時に起る目盛等判読の支障とならない
位置で留めることができるなど性能上および作業能率上
多くの利点を有する。
囲は水銀槽先端部からショルダー部付近までで充分であ
り、被膜の傷発生時に起る目盛等判読の支障とならない
位置で留めることができるなど性能上および作業能率上
多くの利点を有する。
第1図は本発明に係る樹脂被膜付ガラス製体温計の縦断
面図、第2図は第1図のA部拡大断面図第3図は本発明
に係る一部分4層被膜を施した樹脂被膜付ガラス製体温
計の縦断面図である。 1・・・水銀槽、2・・・毛細管、3・・・度板、4・
・・外筒管5・・・保護被膜、9・・・ショルダー部。
面図、第2図は第1図のA部拡大断面図第3図は本発明
に係る一部分4層被膜を施した樹脂被膜付ガラス製体温
計の縦断面図である。 1・・・水銀槽、2・・・毛細管、3・・・度板、4・
・・外筒管5・・・保護被膜、9・・・ショルダー部。
Claims (3)
- (1)ガラス製外筒管表面に複数層の保護被膜を有する
ガラス製体温計において、前記複数層の保護被膜はそれ
ぞれ異種の高分子化合物3層以上の保護被膜を具備して
なることを特徴とする樹脂被膜付ガラス製体温計。 - (2)前記複数層の保護被膜はガラス表面に接する第1
層がシラン系高分子化合物、第2層がポリウレタン系高
分子化合物、第3層が軟質塩化ビニル系高分子化合物か
らなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の樹
脂被膜付ガラス製体温計。 - (3)保護被膜の被覆範囲がガラス製体温計の水銀槽先
端部からショルダー部付近まで、またはガラス製外筒管
に内蔵される度板の終端部付近までの任意の位置までと
する特許請求の範囲第1項記載の樹脂被膜付ガラス製体
温計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59188562A JPS6182125A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 樹脂被膜付ガラス製体温計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59188562A JPS6182125A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 樹脂被膜付ガラス製体温計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6182125A true JPS6182125A (ja) | 1986-04-25 |
Family
ID=16225858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59188562A Pending JPS6182125A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 樹脂被膜付ガラス製体温計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6182125A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6317424U (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-05 | ||
JPH0263435U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-11 | ||
WO2021112012A3 (en) * | 2019-12-03 | 2021-07-08 | Nihon Kohden Corporation | Thermosensitive probe |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020685B1 (ja) * | 1966-04-20 | 1975-07-17 |
-
1984
- 1984-09-07 JP JP59188562A patent/JPS6182125A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5020685B1 (ja) * | 1966-04-20 | 1975-07-17 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6317424U (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-05 | ||
JPH0263435U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-11 | ||
WO2021112012A3 (en) * | 2019-12-03 | 2021-07-08 | Nihon Kohden Corporation | Thermosensitive probe |
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