JPS6181879A

JPS6181879A - 自動二輪車のリヤフオ−ク

Info

Publication number: JPS6181879A
Application number: JP59183836A
Authority: JP
Inventors: 一夫渡辺
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1984-09-04
Filing date: 1984-09-04
Publication date: 1986-04-25
Also published as: JPH0558959B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｌｚ上Ｌし皿溌ヱ本発明は、自動二輪車のリヤフォークに係り、持に一対
のりャフォーク・アームの後端部が後車軸を支承するた
めに二股状に形成されたりャフォークに関するものであ
る。

支末弦盟後車輪の脱着を容易に行なうために、一対のりャフォー
ク・アームのｔ、ＧＱ部を二股状に形成したリヤフォー
ク・アームが使用される。その−例を第１図、第２図（
第２図は、第１図における■−■線矢視図である）に示
す。図は、左側リヤフォーク・アーム０１の後端部を示
しており、アーム本体０２の自由端部に、二股形状の鋼
製後端部片（エンドピース）０３が固着・されている。

後端部片０３の下位分岐片０５は、上位分岐片０４に比
して長尺になされ、その伸長部０６の自由端部に上方へ
突出する突起０７が形成されていする。

また、０８は後端部片０３に溶接された係止ピンを示し
、該係止ピン、０８にはドライブチェーンの緊張度を調
整するための調整板（渦さき曲線状の輪郭を有するカム
板）が当接ゼしめられる。

後車軸は、装着状態で上、下位分岐片０４．０５の間で
支承されるが、後車・輪装盾作業を行う間、一時的に左
、右一対の、下位分岐片０５の１１１１　ｆｆ部０６上
に後車輪と一体的に後車軸を載置することができ、突起
０７はζ後車軸が伸長部０６から不”用意に脱落しない
様にストツパニとして別能する。

１１が　゛しようとする口題戸斯かる形状のリヤフォークを、一体物として軽合金で形
成した場合、突起０７を含む伸長部０６が厚肉になり、
軽合金材を使用したことによる軒量化効果が減殺され、
しかも異形形状の伸長部０６を鍛造成形すると、金型寿
命が低下し、製作買増を招く。

出題ヴを　ンｌするための　　および一本発明の目的は
、リヤフォーク本体を軽合金で形成した場合にその十分
な軽口化を計り得るとともにその製造が容易なりャフォ
ークを提供する点にある。

本発明のリヤフォークではミ左、右一対のりャフォーク
・アームの二股状後端部の側面に、Ｕ字状の後車軸案内
板が着脱可能に添設され、該後車軸案内板の下位分岐片
が、上位分岐片よりも長尺であって、その自由端部に上
方へ突出する突起を備えている。

斯かる構成によれば、リヤフォークに対して後車輪を装
着する際、後車輪を担持する後車軸の両端部を下位分岐
片上に載置することができ、下位分岐片の自由端部に形
成された突起が後車輪脱落防止用のストッパーとして機
能する。

１庭贋第３図は、自動二輪車の小体後部を横断平面図として示
している。チェーンスプロケットＳが螺着されたその車
輪ハブのみを図示した後車輪ＲＷが、一対の軸受Ｂ、Ｂ
を介して後車＠１０に支承されている。後車軸１０を担
持する軽合金（例、アルミニウム合金）製リヤフォーク
アーム１２．１６は、その後端部が二股形状になされ、
該二股形状部の切欠き１４．１８内に後車軸１０が嵌挿
されている。

後車＠１０は、リヤフォーク１２の両側で、駆動チェー
ン緊張度調整板（以下、雫に調′ｉＳ板と称する）２２
、後車＠＋ｍ脱防止板２４および後車軸案内板２６（部
材２２．２４．２６はいずれも鋼製である）をＱ通し、
かつリヤフォークアーム１６の両側で、調整板２２、後
車軸案内板２６を貫通して、ナツト１１との螺合関係で
強固にリヤフォークアーム１２．１６に固定されている
。

また、切欠き１４．１８の前方に位置して、リヤフォー
クアーム１２．１６に係止ピン２０．２０が螺合され、
その先端部分がリヤフォークアーム１２．１６の外側面
を越えて突出している。リヤフォークアーム１２に付さ
・れた係止ピン２０の該突出部は、後車軸ｆｆｉ脱防止
板２４を貫通している。そして、その輪郭が渦巻き曲線
状になされた調整板２２．２２の前端（カム□面）が、
係止ピン２０．２０の突出部に当接している。

また、左、右の調整板２２．２２は、相互に対称形状に
なされており、それ故右側調整板２２のみを第４図（第
３図におけるＩＶ　−ＩＶ線矢視図）に示す。

後車＠離脱防止板２４は、前記の様にその前端部を係止
ピン２０が貫通し、該貫通部分を除く他の部分が長円形
環状体として形成されている。該後車軸ＰＪｉＩＩｆ２
防止板２４は、車体右側・のみに配設されており、ナツ
ト１１を緩めた状態で、後車軸１０の右端部がリヤフォ
ークアーム１６から離脱しない様に開面する。後車軸１
０の左端部は、チェ、−ンスブロケットＳに噛合するド
ライブチェーンによって前方側へ奇ぜられるため、後車
軸離脱防止板２４を車体左側に配設する必要はない。

また、後車軸案内板２６は、上位分岐片２８、下位分岐
片３０を有するＵ字状体であって、Ｆｕ分岐片２８に比
して下位分岐片３０が長く、その伸長部３２の自由端部
に上方へ突出する突起３４が形成されている。そして、
該後車軸案内板２６は、一対の螺子３６をもってリヤフ
ォーク・アーム１２の内側面に沿って添設され、その前
端部が係止ピン２０の頭を抑えている。後車軸案内板２
６の内側面（車体中心側表面）には、後車軸１０上に嵌
挿されたカラーＣ１、Ｃ２がナツト１１の締めつけ軸力
に相当する圧力で当接している。

従って、後車軸案内板２６は、後車＠１０を支承し、か
つアルミニウム合金製のリヤ７月−ファーム１０の内側
面をカラー０１、Ｃ２から保３’ｌる機能の他、係止ピ
ン２０の緩み止め部材としてのは能をも有する（第５図
参照。但し、第５図は第３図におけるｖ−ｖ線切１ｇｉ
要部矢視図である）。

さらに、中空後車＠１０の頭１０Ａには、Ｌ字形状にな
された杆材３８が貫通係合され、かつ該杆材３８の他端
部がリヤフォークアーム１２の下面に係合している。こ
の杆材３８は、後車ｌＮ１１０に対してナツト１１を螺
合させ、あるいは暖める際に、後車軸１０の回転を規制
りる低能を有する（第３図ないし第６図参照。但し、第
６図は第５図に６ける■−■線断面図である）。

本実施例は、前記の様に構成されており、調整板２２は
、係止ピン２０との当接関係でドライブチェーンを緊張
さぜる機能を有し、その緊張度の調整に際して、調整板
２２を第４図における矢印へ方向に回転させて固定する
とドライブチェーンは更に強く緊張せしめられる。

また、本実施例では、軽合金材料製リヤフォーク・アー
ム１２の後端部に鋼製後車軸案内板２６を添設する構造
を採用したため、リヤフォーク・アーム１２の後端部の
形状が単純であり、鍛造成形が容易で、ｅ造用金型の耐
久性も良好である。しかも、後車ＩＩｔ！案内板２６が
薄肉の鋼板であるため、軽合金裂リヤフォークの十分な
軽量化を達成し得る。

さらに、リヤフォーク・アーム１２が軽合金製であるた
め、鋼製の係止ピン２０を溶接ではなく螺合固定してい
るが、後車軸案内板２６の前端部で係止ピン２０の頭を
抑えることにより、その緩みを確実に防止することかで
きる。

さらにまた、後車＠案内板２６は、リヤフォーク・アー
ム１２の後端部、すなわち二股状部分の補強部材として
も機能する。

ｌ団夏ｌ星以上の説明から明らかな様に、本発明のリヤフォークで
は、左、右一対のりャフォーク・７−ムの二股状後端部
の側面に、Ｕ字状の後車軸案内板を着脱可能に添設した
ため・リヤフォーク本体を軽合金で形成した場合、十分
な軽量化を達成し得るとともにリャフＡ−り本体の鍛造
成形を容易に行うことができ、鍛造金型の耐久性を良好
に維持し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は公知に係るリヤフォーク・アームの後端部側面
図、第２図は第１図におけるＩ［−ＩＩ線矢視図、第３
図は本発明の一実施例に係るリヤフォークを示す自動二
輪車の車体後部横断平面図、第４図は第３図におけるＩ
Ｖ　−ｒＶ線矢視図、第５図は第３図におけるｖ−ｖ線
切断要部矢視図、第６図は第５図におけるＶｌ　−Ｖｌ
線断面図である。１０・・・ｉ殺車軸、１２・・・リヤフォーク・アーム
、１４・・・切欠き、１６・・・リヤフォーク・アーム
、１８・・・切欠き、２０・・・係止ピン、２２・・・
駆動チェーン緊張度調整板、２４・・・後車ｌ１１１離
脱防止板、２６・・・後車軸案内板、２８・・・上位分
岐片、３０・・・下位分岐片、３２・・・伸長部、３４
・・・突起、３６・・・螺子、３８・・・杆材。

Claims

【特許請求の範囲】左、右一対のリヤフォーク・アームの後端部が、後車軸
を支承するために二股状に形成され、該二股状後端部の
側面に沿ってＵ字状の後車軸案内板が着脱可能に添設さ
れており、該後車軸案内板は、下位分岐片が、上位分岐片よりも長
尺であって、その自由端部に上方へ突出する突起を備え
ていることを特徴とする自動二輪車のリヤフォーク。