JPS6178706A - 歯科用印象材の分解剤 - Google Patents
歯科用印象材の分解剤Info
- Publication number
- JPS6178706A JPS6178706A JP59200255A JP20025584A JPS6178706A JP S6178706 A JPS6178706 A JP S6178706A JP 59200255 A JP59200255 A JP 59200255A JP 20025584 A JP20025584 A JP 20025584A JP S6178706 A JPS6178706 A JP S6178706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impression material
- tray
- agent
- decomposition
- component
- Prior art date
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- Granted
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- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は歯科用に用いる印象材の分解剤に関するもので
あり、歯型等をとった印象材をトレーから外した後にお
いてトレーに残着している印象材を分解除去するために
用いる分解剤である。
あり、歯型等をとった印象材をトレーから外した後にお
いてトレーに残着している印象材を分解除去するために
用いる分解剤である。
(従来の欠点)
従来のこの種分解剤はリン酸塩系化合物を成分としたも
ので広く使用されているが、印象材の分解に時間がかか
ると共にその分解効果も不良のためトレー洗浄時のブラ
シ等で強くこすって残着している印象材(以下、単に印
象材残滓という)を取り除く作業が面倒であった。
ので広く使用されているが、印象材の分解に時間がかか
ると共にその分解効果も不良のためトレー洗浄時のブラ
シ等で強くこすって残着している印象材(以下、単に印
象材残滓という)を取り除く作業が面倒であった。
(発明の目′的)
そこで本発明はアルギン酸カルシウムの固化印象材の分
解を良効且つ迅速にできる分解剤を提供するものであり
、トレー洗浄時の印象材残滓の除去が極めて簡単にでき
るようにしたものである。
解を良効且つ迅速にできる分解剤を提供するものであり
、トレー洗浄時の印象材残滓の除去が極めて簡単にでき
るようにしたものである。
(実施例)
以下、本発明の詳細を実施例について説明する。
本例分解剤は、炭酸す) IJウムと過酸化水素とを3
:1の割合で混合した化合物であり脱水乾燥して粒状に
成形し、2Na2CO3・3H202の構造式で表わさ
れる。該分解剤は低温溶解性に優れ水で簡単に溶けるも
のである。本例分解剤で分解しようとする印象材はアル
ギン酸カルシウム組成の印象材である。なお、印象材の
使用を説明すると、アルギン酸ナトリウムと硫酸カルシ
ウムトラ反応させてアルギン酸カルシウムになりつつあ
る状態のアルジネート印象材を第1図や第2図で示すよ
うなトレーに厚肉付着させた後、vlに被着し固化させ
て歯型等をとるものであり、固化した型取り印象材はト
レーから外して使用されるのである。しかしながらトレ
ーには印象材の残滓が強く付着しているため次回の使用
のために印象材残滓を取り除く必要があり、それを分解
除去するのが本例分解剤である。まず、本例分解剤を水
に溶かして10%濃度の溶液とする。そしてこの溶液中
に印象材残滓の付着したトレーを浸漬すればよい。実験
によると60分の浸漬で印象材残滓が流動状となり、こ
の状態でトレーを水洗いすることにより簡単に印象材残
滓が離脱除去できたのである。これはアルギン酸カルシ
ウムの分解が良好迅速に行われた結果であり、そのアル
ギン酸カルシウム溶解速度曲線を従来分解剤の場合及び
本分解剤の判例と共に第6図に余す。この実験は、室温
20°C2液温20″C1湿度60%、液量100cc
で試験片は20gの長方体を用いた。A線が分解剤の1
0%溶液、B線が同5%溶液、C線が同4%溶液、D線
が向20%溶液、B線が従来のリン酸虐糸分解剤10%
溶液、F線が同5%溶液の速度曲線である。なお、D線
だけは液温30°Cである。この結果によると本分解剤
による溶解速度は従来のものに比較して同一濃度比で6
倍以上の溶解度となっている。
:1の割合で混合した化合物であり脱水乾燥して粒状に
成形し、2Na2CO3・3H202の構造式で表わさ
れる。該分解剤は低温溶解性に優れ水で簡単に溶けるも
のである。本例分解剤で分解しようとする印象材はアル
ギン酸カルシウム組成の印象材である。なお、印象材の
使用を説明すると、アルギン酸ナトリウムと硫酸カルシ
ウムトラ反応させてアルギン酸カルシウムになりつつあ
る状態のアルジネート印象材を第1図や第2図で示すよ
うなトレーに厚肉付着させた後、vlに被着し固化させ
て歯型等をとるものであり、固化した型取り印象材はト
レーから外して使用されるのである。しかしながらトレ
ーには印象材の残滓が強く付着しているため次回の使用
のために印象材残滓を取り除く必要があり、それを分解
除去するのが本例分解剤である。まず、本例分解剤を水
に溶かして10%濃度の溶液とする。そしてこの溶液中
に印象材残滓の付着したトレーを浸漬すればよい。実験
によると60分の浸漬で印象材残滓が流動状となり、こ
の状態でトレーを水洗いすることにより簡単に印象材残
滓が離脱除去できたのである。これはアルギン酸カルシ
ウムの分解が良好迅速に行われた結果であり、そのアル
ギン酸カルシウム溶解速度曲線を従来分解剤の場合及び
本分解剤の判例と共に第6図に余す。この実験は、室温
20°C2液温20″C1湿度60%、液量100cc
で試験片は20gの長方体を用いた。A線が分解剤の1
0%溶液、B線が同5%溶液、C線が同4%溶液、D線
が向20%溶液、B線が従来のリン酸虐糸分解剤10%
溶液、F線が同5%溶液の速度曲線である。なお、D線
だけは液温30°Cである。この結果によると本分解剤
による溶解速度は従来のものに比較して同一濃度比で6
倍以上の溶解度となっている。
このためトレーの洗浄が迅速且つ容易にできてトレー洗
浄に手間がかからないのである。なお、本分解剤の4%
溶液以下では分解速度が遅くなり印象材残滓の分解に効
果的でない。
浄に手間がかからないのである。なお、本分解剤の4%
溶液以下では分解速度が遅くなり印象材残滓の分解に効
果的でない。
(発明の構成及び効果)
以上から、本発明は炭酸ナトリウムと過酸化水君との付
加化合物から成り、水に溶かし4〜20%濃度の溶液と
して歯科用固化印象材成分であるアルギン酸カルシウム
の分解に用いることを特徴とする歯科用印象材の分解剤
である。
加化合物から成り、水に溶かし4〜20%濃度の溶液と
して歯科用固化印象材成分であるアルギン酸カルシウム
の分解に用いることを特徴とする歯科用印象材の分解剤
である。
本発明によると固化した印象材成分のアルギン酸カルシ
ウムの分解が迅速にできる効果が大きく、短時間で印象
材残滓をトレーから容易に除去することができてトレー
洗浄が簡単となる優れた発明である。
ウムの分解が迅速にできる効果が大きく、短時間で印象
材残滓をトレーから容易に除去することができてトレー
洗浄が簡単となる優れた発明である。
第1図は下顎トレーの斜視図、第2図は局部トレーの斜
視図、第6図はアルギン酸カルシウムの溶解速度曲線図
である。 第2図 第1図 N3図
視図、第6図はアルギン酸カルシウムの溶解速度曲線図
である。 第2図 第1図 N3図
Claims (1)
- (1)炭酸ナトリウムと過酸化水素との付加化合物から
成り、水に溶かし4〜20%濃度の溶液として歯科用固
化印象材成分であるアルギン酸カルシウムの分解に用い
ることを特徴とする歯科用印象材の分解剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59200255A JPS6178706A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 歯科用印象材の分解剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59200255A JPS6178706A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 歯科用印象材の分解剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6178706A true JPS6178706A (ja) | 1986-04-22 |
JPS6317805B2 JPS6317805B2 (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=16421329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59200255A Granted JPS6178706A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 歯科用印象材の分解剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6178706A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0273450A2 (en) * | 1986-12-29 | 1988-07-06 | Daikin Industries, Limited | Solubilizer for water-insoluble alginates in dental impression materials |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP59200255A patent/JPS6178706A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0273450A2 (en) * | 1986-12-29 | 1988-07-06 | Daikin Industries, Limited | Solubilizer for water-insoluble alginates in dental impression materials |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6317805B2 (ja) | 1988-04-15 |
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