JPS6177867A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPS6177867A
JPS6177867A JP59201083A JP20108384A JPS6177867A JP S6177867 A JPS6177867 A JP S6177867A JP 59201083 A JP59201083 A JP 59201083A JP 20108384 A JP20108384 A JP 20108384A JP S6177867 A JPS6177867 A JP S6177867A
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JP
Japan
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filter
image
color
toner
photoreceptor
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JP59201083A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisafumi Shoji
尚史 庄司
Seiichiro Hiratsuka
平塚 誠一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は画像形成方法に関し、特に電子写真法を用いる
カラー画像形成用の感光体及びカラー画像形成方法に関
するものである。
口、従来技術 電子写真法を用いて多色画像を得るに際して従来から、
多くの方法及びそれに使用する装置が提案されているが
、一般的には次のように大別することが−できる。 そ
の1つは、感光体を用いた分解色数に応じて潜像形成及
びカラートナーによる現像を繰り返し、感光体上で色を
重ねたり、あるいは現像の都度、転写材に転写して転写
材上で色重ねを行なっていく方法である。 また、他の
方式としては、分解色数に応じた複数個の感光体を有す
る装置を用い、各色の光像を同時に各感光体に露光し、
各感光体上に形成された潜像をカラートナーで現像し、
順次転写材上に転写し、色を重ねて多色画像を得るもの
である。
しかしながら、上記の第1の方式では、複数個の潜像形
成、現像過程を繰り返さねばならないので、画像記碌に
時間を要し、その高速化が極めて難しいことが大き々欠
点となっている。 又、上記の第2の方式では、複数の
感光体を併行的に使用するために高速性の点では有利で
あるが、複数の感光体、光学系、現像手段等を要するた
めに装置が複雑、大型化し、高価格となり、実用性に乏
しい。 また、上記の両方式とも、複数回にわたる画像
形成、転写を繰り返す際の画像の位置合わせが困難であ
り、画像の色ズレを完全に防止することが出来ないとい
う大きな欠点を有している。
これらの問題を根本的に解決するため、本発明者は先に
、単一の感光体上に一回の像露光で多色像を記録する方
法を提案した。 これは、以下のようなものである。
即ち、可視光全域にわたる感光性をもった感光層に、複
数の色分解フィルタ(特定波長域の光の織 みを実質的に透過するフィルタ)を微細な一条状あるい
はモザイク状に組み合わせた絶縁層を配置した感光体を
用い、まずその全面に像露光を与え、各フィルタの下部
の光導電層に分解画像濃度に応じて電荷を分布(以下、
これを第一次潜像と呼ぶ)せしめ、次いで第一の色分解
フィルタを透過する光によりて全面露光することによっ
て、該フィルタの下部の光導電層にのみ第一次潜像形成
過程の強度に応じた静電像(以下これを第二次潜像と呼
ぶ)を形成してフィルタの種類に対応する色、好ましく
はフィルタを透過する色の補色の関係にある色のカラー
トナーで現像し、更に均一に帯電し、以下各分解像につ
いて同様な全面露光の現像・再帯電の操作を繰返すこと
によりて、感光体上に多色画像を形成し、−回の転写に
よりて転写材上に一挙に多色画像を記録するものである
こうした感光体を用いて現像を行なう際、本発明者は次
の如き問題を見出した。 即ち、従来の磁気ブラシ法で
現像を行なうと、特に磁気ブラシが感光体に摺擦するよ
うにして現像を行なうと、感光体上に既に形成されてい
る先のトナー像が摺擦されるために破壊されてしまうこ
と、感光体のモザイク状等の微細な色分解フィルタは細
かいために現像性能が充二分に追随できず、現像ムラ等
が生じ易いことである。 しかも、次の現像時に先のト
ナーを一部離脱してしまい、現像器内への先のトナーの
混りが生じ易い。
ハ、発明の目的 本発明は、上記した画像形成方法を更に発展させたもの
でありて、その目的は、−回の像露光により、色ズレ、
色の濁りのない多色画像を高速且つ簡単に記録し得、か
つトナー像を良好に保持して均一な現像が可能である画
像形成方法を提供することKある。
二、発明の構成 即ち、本発明による画像形成方法は、複数の種類のフィ
ルタ部からなるフィルタ層を有する感光体を像露光する
工程と;しかる後に、前記フィルタ部のうち特定の種類
のフィルタ部に電位パターンを生ぜしめる光による全面
露光を経て形成し湿式現像及び再帯電を行なう操作を前
記フィルタ部の種類順に繰返す工程とを有することを特
徴とするものである。
ホ、実施例 以下、本発明を多色像形成用感光体(以下、単に感光体
という)及び多色画像形成のプロセスに適用した実施例
を詳細に説明する。 以下の説明においては、分解フィ
ルタとして赤色光、緑色光、青色光のみをそれぞれ透過
する赤、緑、青の各フィルタを使用したプルカラー再現
用感光体についてのみ述べるが、分解フィルタの色及び
それに組み合わせるトナーの色は上記に限定されるもの
ではない。
まず、上記感光体を用いた多色画像形成のプロセスを第
1図について説明する。 同図は光導電層として硫化カ
ドミウムのようなn型(即ち、電子移動度の大きい)光
半導体を用いた感光体の一部分を取り出し、そこにおけ
る像形成過程を模式的に表わしたものであり、また各部
の断面ハツチングは省略している。 図中、1.2はそ
れぞれ導電性基板、光導電層であり、3は3色分解フィ
ルタ部R,G、B′を含む絶縁層である。 また、各図
の下方のグラフは感光体各部表面の電位を示している。
まず、fJX1図〔I)のように、帯電器4によって全
面に正のコロナ放電を与えると、絶縁層3表面に正の電
荷を生じ、これに対応して光導電層2と絶縁層3の境界
面に負の電荷が誘発される。
次いで、第1図〔2〕のように、露光スリットを備えた
帯電器5により交流若くは負の放電を与え、絶縁層3表
面の電荷を消去しながら着色像の露光、例えば赤色像の
露光LRを与える。
赤色光は絶縁層3の赤色フィルタ部Rを通過し、その下
部にある光導電/12を導電性とするため、同フィルタ
部において絶縁層3上の正電荷の消去ともに光導電層z
中の電荷も消去する。 これに対し、緑色G1青色フィ
ルタ部Bは赤色光を透過しないため、絶縁層上の一部正
電荷及び光導電層2の負電荷はそのまt残留する。 こ
の帯電は表面電位が負になるまで行なってもよい。
以上が第1次の潜像形成に相当するが、この段階では、
電荷が消去された赤色フィルタ8部はもとより、電荷の
残留しているG、Bの部分も、絶縁層表面では同電位と
なるため静電像としては機能しない。 第3図〔2〕で
は、帯電後の電位はほぼ零の場合を示しであるが、負に
迄帯電してもよい。
次いで、第1図〔3〕のように、絶縁層3に含まれたフ
ィルタ中の一色と同色の光、例えば光源6と青色フィル
タFBによって得られた青色光り。
で全面露光を与えると、青色光を透過するフィルタ8部
下方の光導電層2が導電性となり、該部分の光導電層2
の負電荷の一部と導電性基板1の電荷が中和されて、フ
ィルタBの表面にのみ電位パターンが発生する。 青色
光を透過しないG、 Rの部分には変化は生じない。 
そして、フィルタB部の電荷像を負に帯電したイエロー
トナーTYを含む現像剤で湿式現像すると、電位をもつ
絶縁層B部にのみトナーが付着し、現像が行なわれる(
第1図〔4〕)。
次いで、生じた電位差を消去すべく第1図〔5〕のよう
に帯電器5によって帯電を行なう。 このとき、青色光
を同時に露光すると、電荷の消去を更に完全に行なえる
次いで第1図〔6〕のように、緑色光LGで全面露光を
与えると、前記青色光の全面露光の場合と同じく緑色フ
ィルタ部Gの部分に電位パターンが形成される。 これ
を第1図〔7〕のようにマゼンタトナーTMで湿式現像
すれば、フィルタGの部分にのみマゼンタトナーTMが
付着する。
続いて第1図〔8〕のように再度帯電後、赤色光の全面
露光を与えるが、赤色フィルタ部Rには電荷が存在しな
いため電位パターンは形成されず、シアントナーで現像
を行なってもシアントナーの付着は起こらない。
こうして得られたトナー像を複写紙等の転写材上に転写
し、定着すれば、転写材上にはイエロートナーとマゼン
タトナーとの混色による赤色像が再現される。
他の色についても、下記表−1のごとく、三色分解法と
3原色トナーとの組み合わせによる色再現が行なわれる
こめ表中、ζJ>は静電像形成の第1段階の状態、0は
完成した静電像、・は現像の行なわれた状態、↓は上欄
の状態がそのまま維持されていることを示す。 空欄は
静電像の存在しない部分を表わしている。
(以下余白、次頁に続く) 尚、上記の説明はn型光半導体層を用いた例によってい
るが、セレン等のp型(即ち、ホール移動度の大きい)
光半導体層を用いることも勿論可能であり、この場合は
電荷の正負の符号がすべて逆になるだけで、基本的なプ
ロセスはすべて同一である。 尚、−次帯電時に電荷注
入が困難である場合は光による一様照射を併用する。
上記の説明で明らかなように、本実施例によれば、多色
画像形成用感光体に帯電を行いつつ像露光を与えた後、
複数種のフィルタの1種に電位パターンを生じさせるべ
く特定色の光の全面露光を与えて現像を行なう工程を前
記フィルタの種類数に応じて繰り返す。 即ち、微細な
色分解フィルタを感光体上に配置し、像露光(第1図〔
2〕の工程)後、特定光による全面露光(第1図〔3〕
、〔6〕の工程)を与え、色分解フィルタの各色部分毎
に潜像を形成し、対応する色のトナーを用いて湿式現像
(第1図〔4〕、〔7〕の工程)し、これを繰り返して
多色像を得る0 従って、このプロセスによれば、可視
光全域にわたる感光性をもった感光層に複数の色分解フ
ィルタを微細な線条状あるいはモザイク状等に組み合わ
せて配置した感光体を用い、まずその全面に像露光を与
え、各フィルタの下部の感光層に分解画像濃度に応じた
第1次潜像を形成せしめ、次いで第1の分解フィルタ部
に電位パターンを生じさせるべく特定の光によって全面
露光することによって該色のフィルタの下部の感光層に
のみ第2次潜像を形成せしめ、第1次潜像形成過程の強
度に応じた静電像を形成する。 そして、フィルタの色
に対応する色、好ましくはフィルタを透過する色の補色
の関係にある色のカラートナーで湿式現像し、以下台分
解像について同様の操作を繰り返すことによりて感光体
上に多色画像を形成し、−回の転写によりて転写材上に
一挙に多色画像を記録できる。 また、各現像後に再帯
電を行なっているので、トナー付着域も含めて感光体表
面の電位を均一化し、次のトナー付着に悪影響が生じず
、トナー同士の混色を防止できる。
第2図は本発明による感光体の断面を模式的に示したも
のである。 導電性部材又は基板1上に・  10〜1
00μm厚の光導電層2を設け、その上に10〜100
μm厚の所要の色分解フィルタ例えば赤(R)、緑(G
)、青(B)のフィルタ部を多数を含む絶縁層3が積層
されている。
導電性基板1はアルミニウム、鉄、ニッケル、銅等の金
属あるいはそれらの合金等を用いて円筒状、無端ベルト
状等必要に応じて適宜の形状、構造のものを作成すれば
よい。
光導電層2は硫黄、セレン、無定形シリコンまたは硫黄
、セレン、テルル、ヒ素、アンチモン等を含有する合金
等の光導電体;あるいは亜鉛、アルミニウム、アンチモ
ン、ビスマス、カドミクム、モリブデン等の金属の酸化
物、ヨウ化物、硫化物、セレン化物の無機光導電性物質
;ビニルカルバゾール、アントラセンフタロシアニン、
トリニトロフルオレノン、ポリビニールカルバゾール、
ポリビニルアントラセン、ポリビニルピレン等の有機光
導電性物質をポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル
、ポリカーボネート、アクリル樹脂、シリコン樹脂、フ
ッ素樹脂、エポキシ樹脂等の絶縁性バインダ樹脂中に分
散したもの等によって構成することができる。 又、電
荷発生層と電荷移動層とに分けた機能分離型光導電体も
用いることができる。
絶縁J@3は透明な絶縁性物質、例えば各種のポリマー
、樹脂等で構成することができ、その表面、若しくは内
部に色分解フィルタとして働く着色部を有せしめる。 
前記着色部は、第2図(a)のように、所要の色を持つ
染料等の着色剤を加えて着色した絶縁性物質を光導電層
2上に印刷等の手段によって所定のパターンに付着させ
、あるいは第2図(b)のように着色剤を、光導電層上
に予め均一に形成した無色の絶縁7ii3a上に印刷、
蒸着等の手段により所定のパターンに付着させて形成す
ることができる。 また予め着色部を形成したフィルム
状の絶縁性物質を光導電性体上に取り付けても同じ構造
の感光体を構成することができる。 更に形成された着
色部の表面を更に絶縁性物質3bで被い第1図(C)の
ような構成のものとしてもよい。 また、第1図(d)
に示したように、着色剤を光導電層上に直接印刷・蒸着
等の手段により所定のパターンに付着させて、更にその
表面を絶縁性物質3bで被りた構成のものとしてもよい
前記着色部によりて構成される複数種の微少な色分解フ
ィルタの形状、配列は特に限定されるものではないが第
3図(a)のような線条状、例えば感光体がドラム状の
場合、線条が回転方向に直交するものや、平行のものを
双方とも用いてもよい。 また、複数種のフィルターが
ドラム状感光体のまわりをらせん状に密にとりまくよう
に(各種フィルターは一本ずつ)構成されていてもよい
あるいは、第3図(b)、(c)のようなモザイク状に
構成するのが好ましい。 各フィルタのサイズは、色の
繰り返し巾(第3図中のl)として30〜300μmと
するのが好ましい。  フィルタのサイズが過少の場合
、隣接した他の色の部分の影響を受けやすくなり、また
、フィルタの1個の巾がトナー粒子の粒径と同程度ある
いはそれ以下になると作成も困難となる。 又、フィル
タのサイズが過大となると画像の解像性、混色性が低下
して画質が劣化する。 尚、第2図(a)〜(d)、第
3図(a)〜(c)はいずれも、赤、緑、青のいわゆる
3色分解フィルタを設けた場合を示す。
第4図は、本発明を実施するに適したカラー複写機の画
像形成部の概略図である。
図中、41は第2図に示す構成をもつ感光体より成る感
光体ドラムで、複写動作中は矢印a方向に回転する。 
又、現像装置としては、絞りローラを有する湿式現像装
置を用いる。
感光体ドラム41は回転しながら、必要に応じて光を照
射しつつ、帯電電極4で全面に電荷を与えられ、次の露
光スリットを備えた電極5(図ではスコロトロンを用い
ている)から交流、又は電極4と反対符号のコロナ放電
を受けつつ原稿の霧光りが与えられ、第1次潜像形成過
程が終了する。
次いで、光源6と青色フィルタFBとの組み合わせによ
って得られる青色光に全面露光され、イエロートナーを
収容した湿式現像器7Yで現像され、スクイーズされる
。 さらに、帯電器5により再帯電される(この時、露
光は行なっていない)。
続いて、1回転後に、光源6、交換された緑色フィルタ
F。からの緑色光による全面露光、マゼンタトナーを収
容した湿式現像器7Mによる現像、スクイーズ後、帯電
器5による再帯電を行なう。
また、赤色については、1回転後に、光源6、交換され
た赤色フィルタFRからの赤色光による全面露光、シア
ントナーを収容した湿式現像器7Cによる現像、スクイ
ーズを行なう。 得られた多色トナー像は図示省略した
紙絵送手段によって供給されてくる複写紙8上に、必要
に応じて再帯電及び露光装置10によりトナーに再帯電
、露光を行なった後に転写分離電極9によって転写され
る。
転写される多色トナー像を担持した複写紙は分離電極に
よって感光体ドラムから分離され、図示省略した定着装
置によりて定着され、完成された多色複写物となり、機
外に排出される。 転写を終わった感光体ドラム41は
、必要に応じて除電光を照射しつつ除電M、極11で除
電され、クリーニングブレードを有するクリーニング装
置12で、表面に残音したトナーを除去されて再び使用
される。
このクリーニング装置は、好ましくは、トナーを有しな
い現像液中にクリーニングブレードを有する構造のもの
であり、クリーニングブレードによりドラノ・上刃−ら
除去したトナーを、電極により回収する。 電極に付着
したトナーは、ブレードにより回収される。
第5図は、上記に説明した湿式現像装置の一例を示すも
のであって、13は現像液、14は現像液をポンプで汲
み上げて感光体ドラム41に接触させるための%を極付
ケーシング、18は絞りローラである。 現像を行なわ
ない時は、ポンプを停止し、現像液は回収され、絞りロ
ーラ18、ケーシング14は降下させ、現像液中に浸し
ておく。
各現像装置は第4図に示されるように、項次平行移動し
て、現像に用いられる。
第6図は、」−記に説明した湿式クリーニング装置の一
例を示すものであって、13は現像液、14′は現像液
をポンプで汲み上げて感光体ドラム41に接触させるた
めのケーシング、15 tri: ) ナーDO収ロー
ラ、18は絞りローラ、19はクリーニングブレード、
20は回収トナーである。 但、クリーニングブレード
19で、ドラム41上がらトナーを除去するに際し、ポ
ンプでくみあげた現像液を流しておくことにより、クリ
ーニング性の向上、回収トナーを現像液を用いて洗い流
す効果が得られる。 クリーニングをしないときは、ク
リーニングブレード及びその周りのものは降下させ、現
像液中に浸しておく。
上記したように1色分解フィルタ付きの感光体ドラムを
用いて多色画像を形成するに際し、湿式現像法を用いる
ことによって、先く形成されたトナー像を乱すことなし
に次のトナー像を形成することができる。 しかも、微
細なモザイク状フィルタに対応した現像が、感光体面に
充分に現像液を接触させ得る湿式現像によって可能であ
る。
これは、湿式の場合、現像液に含有させるトナーが微粒
状であるために、微細なフィルタパターンに充二分に追
随して付着し、高解像性が得られるからである。 ゛ま
た、湿式法であるから、現像装置の構造が17i単で故
障が少なく、現像液中のトナー濃度を一定にするための
検出・補給機構も簡単であるため、高い信頼性が得られ
、現像後または転写後必要となる定着機構が、湿式現像
剤の自己定着性から簡単になる。
なお、上記の如き湿式現像装置以外の浸漬式、ローラ一
式、液体噴射式等の湿式現像装置を用いることもできる
。 但、湿式法によるときは、感光体表面にキャリア液
体層が形成されるので、このまま次の帯電を行なうと、
この液体層がトナ一層との密着をはばみ、うまく電位の
消去が行なえないことや、現像剤が次の現像剤中に混合
することがある。 また液体をほとんどなくすと;ロナ
転写等のm気的手段の転写は行なえない。 電気泳動に
よるトナー転写に最少限必要な液厚10〜20μmまで
に液体を絞ることが必要である。 キャリア液体を画像
を乱すことなくスクイーズして適当な厚さまで余分な液
体を除くのに絞りローラやコロナ放電を利用するのがよ
い。 キャリア液体は、絶縁性であるので、コロナ放電
により帯電する。 帯電した液体は、感光体に誘起され
る逆極性の電荷との間のクーロン力により縮む。 すな
わち液体を横方向に押し出す作用を生じるので、コロナ
帯電器を一方向に走査すると、液体層は帯電器の進行方
向に絞られていく。 このような微妙なソフトタッチの
スクイーズは、ローラなどよりは好ましい。 また、こ
のコロナ放電スクイーズは、放電の極性をトナーと同一
に選ぶと、トナー電荷を増加させると同時に潜像電荷を
中和する作用がある。 絞りローラを用いる場合は、現
像剤をスクイーズした後、コロナ帯電により電位の・消
去を行なうことが必要となる。 コロナ転写等の電気的
手段を用いない場合、例えば感光体上にそのまま定着す
る場合や、粘着転写を行なう場合などは、スクイーズの
程度を高めればよい。
なお、上記プロセスに用いられる現像は、湿式現像剤を
用いるのが特徴であるが、第1回の現像に関しては湿式
現像に限らず、トナーと鉄粉等の磁性キャリアを混合し
たいわゆる2原分現像剤や1原分現像剤を用いた乾式現
像を使用することができる。 第1回目の現像に当たり
ては磁気ブラシで直接摺擦する方法を用いてもよいが、
特に第2回目の現像以後は、形成されたトナー像の損傷
を避けるため、現像剤が感光体面を摺擦しない現像方式
を用いることが特に好ましい。 この方式では、彩色を
自由に選べる非磁性トナーを現像溶液中に分散した現像
剤を用い、通常現像域に現像バイアス電界として、直流
電場や交番電場を形成することによって現像性をあげる
と共に静電像支持体と現像剤層を摺擦せずに現像を行な
える。
また、以上の説明はすべていわゆる3色分解フィルタと
3原色トナーを用いたカラー複写機の例について述べた
が、本発明の実施態様はこれに限定されるものではなく
、各種の多色画像記録装置、カラー写真プリンタ等広く
使用することができる。
分解フィルタの色、及びそれに対応するトナーの色の組
み合わせも目的に応じて任意に選択できることはいうま
でもない。 まえ、感光体のフイル夕構造も上述したも
のに限らず、そのパターンや配置等は種々変更できる。
 また、−次帯電時と同時像露光、二次帯電を行なう第
一次潜像形成や、−次帯電後の像露光、二次帯電を行な
う第一次潜像形成も同様に適用可能である。
又、感光体の層構成を、透明絶縁層、感光体層、導電層
及びフィルタを設けて透明絶縁層側からの一次及び二次
帯電、裏面のフィルタ側からの像露光、全面露光を与え
、透明絶縁層側から現像する構成もとらうる。
へ、発明の効果 本発明は上述した如く、複数種類のフィルタを有する感
光体を用いて静電潜像形成後に、特定のフィルタに電位
を形成する特定光による全面露光及び現像の工程を繰返
しているので、従来複数回を必要とした全面帯電、像露
光を僅か1回とすることができ、転写に当たりての各種
画像の位置合わせの必要がなく、装置の小型化、高速化
、信頼性の向上をはかることができる。 得られる記録
物も色ズレの全くない高画質のものとなる。
しかも、湿式現像法を用いることによって、先く形成さ
れたトナー像を乱すことなしに次のトナー像を形成する
ことができる。 また、微細なモザイク状フィルタに対
応した現像が、微粒トナーを用い、かつ感光体面に充分
に現像液を接触させ得る湿式現像によって可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものでありて、第1図〔1
〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕、〔5〕、〔6〕、〔7〕
、〔8〕は画像形成工程を示すブ四セスフロー図、 第2図(a)、(b)、(e)、(d)は各感光体の断
面図、 第3図(&)、(b)、(e)は感光体表面のフィルタ
の配列を示す平面図、 第4図はカラー複写機の概略図、 第5図は湿式現像装置の断面図、 第6図は湿式クリーニング装置の断面図である。 なお、図面に示した符号において、 1・・・・・・・・・導電性基板 2・・・・・・・・・光導電層 3・・・・・・・・・色分解フィルタを含む絶縁層4・
・・・・・・・・−次帯電器 5・・・・・・・・・二次帯電器 7Y、7M、7C・・・・・・・・・現像器8・・・・
・・・・・複写紙 13・・・・・・・・・現像液 41・・・・・・・・・感光体ドラム 〜 R・・・・・・・・・赤色フィルタ部 G・・・・・・・・・緑色フィルタ部 B・・・・・・・・−青色フィルタ部 FB・・・・・・・・・青フィルタ FG・・・・・・・・・緑フィルタ FR・・・・・・・・・赤フィルタ LR・・・・・・・・・赤色光 LB・・・・・・・・・青色光 Lo・・・・・・・・・緑色光 TY・・・・・・・・・黄トナー TM・・−・・・・・・マゼンタトナーである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数の種類のフィルタ部からなるフィルタ層を有す
    る感光体を像露光する工程と;しかる後に、前記フィル
    タ部のうち特定の種類のフィルタ部に電位パターンを生
    ぜしめる光による全面露光を経て湿式現像及び再帯電を
    行なう操作を前記フィルタ部の種類順に繰返す工程とを
    有することを特徴とする画像形成方法。
JP59201083A 1984-09-26 1984-09-26 画像形成方法 Pending JPS6177867A (ja)

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