JPS6177661A - 耐火物用結合剤 - Google Patents
耐火物用結合剤Info
- Publication number
- JPS6177661A JPS6177661A JP59199462A JP19946284A JPS6177661A JP S6177661 A JPS6177661 A JP S6177661A JP 59199462 A JP59199462 A JP 59199462A JP 19946284 A JP19946284 A JP 19946284A JP S6177661 A JPS6177661 A JP S6177661A
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- Japan
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- resin
- furnace
- refractories
- binder
- resol
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
本発明は、耐火物結合剤に関するもので、より詳細には
、高炉用吹付補修用耐火物或いはその他の不焼成耐火物
の用途に使用し得る耐火物用結合剤に関する。
、高炉用吹付補修用耐火物或いはその他の不焼成耐火物
の用途に使用し得る耐火物用結合剤に関する。
従来の技術及び発明の技術的課題
従来、耐火物の製造は、耐火物骨材を粉砕し、必要によ
り粒度調整を行った後、適当な結合剤(バインダー)と
混練し、これを所望の形状に成形し、乾燥した後、これ
を焼成して十分に焼結めることにより行われるが、この
焼成に高温で長時間の処理が必要であり、多量の熱エネ
ルギーを必要とするという問題がある。
り粒度調整を行った後、適当な結合剤(バインダー)と
混練し、これを所望の形状に成形し、乾燥した後、これ
を焼成して十分に焼結めることにより行われるが、この
焼成に高温で長時間の処理が必要であり、多量の熱エネ
ルギーを必要とするという問題がある。
この問題を解決するものとしで、所謂不焼成耐火物が使
用されるに至っている。この不焼成耐火物とは耐火物に
、成形の際十分な強度のでる結合剤を配合して所望形状
への成形を行い、成形後の焼成を省略して、使用時の加
熱で最終的焼成を行わしめようとするものである。この
結合剤は、成形後の室温の段階から耐火物骨材の焼結に
よるセラミック・ボンドが生成する迄の広範な温度範囲
で、十分な強度を与えるものでなければならず、この結
合剤についても、特公昭59−6272号公報をはじめ
として多くの提案が認められる。
用されるに至っている。この不焼成耐火物とは耐火物に
、成形の際十分な強度のでる結合剤を配合して所望形状
への成形を行い、成形後の焼成を省略して、使用時の加
熱で最終的焼成を行わしめようとするものである。この
結合剤は、成形後の室温の段階から耐火物骨材の焼結に
よるセラミック・ボンドが生成する迄の広範な温度範囲
で、十分な強度を与えるものでなければならず、この結
合剤についても、特公昭59−6272号公報をはじめ
として多くの提案が認められる。
不焼成耐火物の重要な用途の一つに、高炉用吹付耐火物
がある。この用途は、高炉の炉壁に損傷を生じた場合、
高炉装入物を降下させた後体風し、炉壁損傷部を観察し
ながら、耐火物を吹付補修中るというものであり、との
吹付補修材としては、シャモット、アルミナ等を骨材と
し、アルミナセメントや各種リン酸塩、ケイ酸塩等の無
機結合剤、或いはフェノール樹脂、メラミン樹脂等の有
機結合剤が使用されている。
がある。この用途は、高炉の炉壁に損傷を生じた場合、
高炉装入物を降下させた後体風し、炉壁損傷部を観察し
ながら、耐火物を吹付補修中るというものであり、との
吹付補修材としては、シャモット、アルミナ等を骨材と
し、アルミナセメントや各種リン酸塩、ケイ酸塩等の無
機結合剤、或いはフェノール樹脂、メラミン樹脂等の有
機結合剤が使用されている。
しかしながら、高炉吹付補修材等の不焼成耐火物用の結
合剤としては、多くの複雑な組合せ特性が要求される。
合剤としては、多くの複雑な組合せ特性が要求される。
先ず、この結合剤は、素地に対して十分な機械的強度を
与え且つ施される炉材面や構造材面に十分な接着性を与
えるものでなければならないのは当然のことであるが、
それと共に比較的低温から耐火物骨材の焼結が生ずる高
温域迄、十分な機械的強度と接着強度(耐剥離性〕とが
維持されるものでなければならない。また、施された素
地は、上記温度範囲内において、流動や垂れ等を生ずる
ものであってはならず、施された形状及び寸法が実質上
そのま壕維持されるという形態保持性を有することが望
まれる。また素地中の水分の蒸発や、結合剤の炭化過程
においても、素地中に発泡や亀裂等を発生するものであ
ってはならない。更に、有機結合剤を用いる場合には、
最終的焼成段階で残炭率が大きく且つ炭化後の気孔率本
可及的に小さいことが望憧しい。
与え且つ施される炉材面や構造材面に十分な接着性を与
えるものでなければならないのは当然のことであるが、
それと共に比較的低温から耐火物骨材の焼結が生ずる高
温域迄、十分な機械的強度と接着強度(耐剥離性〕とが
維持されるものでなければならない。また、施された素
地は、上記温度範囲内において、流動や垂れ等を生ずる
ものであってはならず、施された形状及び寸法が実質上
そのま壕維持されるという形態保持性を有することが望
まれる。また素地中の水分の蒸発や、結合剤の炭化過程
においても、素地中に発泡や亀裂等を発生するものであ
ってはならない。更に、有機結合剤を用いる場合には、
最終的焼成段階で残炭率が大きく且つ炭化後の気孔率本
可及的に小さいことが望憧しい。
従来提案されている結合剤は、未だこのような要求の全
てを満足させ得るものではなかった〇発明の目的 本発明者等は、リン酸質硬化剤、レゾール型フェノール
アルデヒド樹脂及びノボラック型フェノールアルデヒド
樹脂を組合せで含有する結合剤は、高炉吹付補修用耐火
物等の不焼成耐火物に対する結合剤として用いると、上
述した要求の全てを満足させ得ることを見出した。
てを満足させ得るものではなかった〇発明の目的 本発明者等は、リン酸質硬化剤、レゾール型フェノール
アルデヒド樹脂及びノボラック型フェノールアルデヒド
樹脂を組合せで含有する結合剤は、高炉吹付補修用耐火
物等の不焼成耐火物に対する結合剤として用いると、上
述した要求の全てを満足させ得ることを見出した。
即ち、本発明の目的は、従来の耐火物用結合剤の前述し
た欠点が解消された耐火物用結合剤を提供するにある。
た欠点が解消された耐火物用結合剤を提供するにある。
本発明の他の目的は、素地の状態から焼結迄の全段階に
おいて高い機械的強度と接着強度とを与えることができ
、更に施用面からの垂れや発泡の問題をも解消し得る不
焼成耐火物用、特に高炉吹付補修耐火物用の結合剤を提
供するにある。
おいて高い機械的強度と接着強度とを与えることができ
、更に施用面からの垂れや発泡の問題をも解消し得る不
焼成耐火物用、特に高炉吹付補修耐火物用の結合剤を提
供するにある。
本発明の更に他の目的は、最終的焼成段階での残炭率が
大き(且つ炭化後の気孔率も小さい不焼成耐火物用の結
合剤を提供するにある。
大き(且つ炭化後の気孔率も小さい不焼成耐火物用の結
合剤を提供するにある。
発明の構成
本発明によれば、リン酸質硬化剤、レゾール型フェノー
ルアルデヒド樹脂(以下単にレゾール樹11Wト呼ぶ〕
及びノボラック型フェノールアルデヒド樹脂(以下単に
ノボラック樹脂と呼ぶ)を含有することを特徴とする耐
火物用結合剤が提供される0 発明の作用効果 本発明において、リン酸質硬化剤、レゾール樹脂及びノ
ボラック樹脂を含有する結合剤は、これを耐火物骨材に
配合した素地として、炉壁損傷部等に施したとき、素地
の状態から最終焼成に至る全ての段階で、高い機械的強
度と壁面への優れた接着強度を示し、しかも施用面から
の垂れ等の流動が有効に防止されると共に、前述した段
階での発泡も完全に防止されるという驚くべき作用効果
を示す。
ルアルデヒド樹脂(以下単にレゾール樹11Wト呼ぶ〕
及びノボラック型フェノールアルデヒド樹脂(以下単に
ノボラック樹脂と呼ぶ)を含有することを特徴とする耐
火物用結合剤が提供される0 発明の作用効果 本発明において、リン酸質硬化剤、レゾール樹脂及びノ
ボラック樹脂を含有する結合剤は、これを耐火物骨材に
配合した素地として、炉壁損傷部等に施したとき、素地
の状態から最終焼成に至る全ての段階で、高い機械的強
度と壁面への優れた接着強度を示し、しかも施用面から
の垂れ等の流動が有効に防止されると共に、前述した段
階での発泡も完全に防止されるという驚くべき作用効果
を示す。
従来、リン酸質硬化剤とフェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂との組合せけ、例えば特公昭54−7310号公報に
記載されている通り、耐溶融流動性、耐熱変形性に優れ
た結合媒質を与えるとしても、水を含有する素地の形で
炉壁損傷部等に熱間で施した場合には、未だ致命的な欠
点を有することが見出された。即ち、リン酸質硬化剤は
、樹脂の縮合炭化を促進することにより、比較的耐熱性
の結着構造を形成させるものであるが、この2成分系の
結合剤を用いた場合には、比較的低い温度で、素地の垂
れ乃至は崩落を生じるのである。
脂との組合せけ、例えば特公昭54−7310号公報に
記載されている通り、耐溶融流動性、耐熱変形性に優れ
た結合媒質を与えるとしても、水を含有する素地の形で
炉壁損傷部等に熱間で施した場合には、未だ致命的な欠
点を有することが見出された。即ち、リン酸質硬化剤は
、樹脂の縮合炭化を促進することにより、比較的耐熱性
の結着構造を形成させるものであるが、この2成分系の
結合剤を用いた場合には、比較的低い温度で、素地の垂
れ乃至は崩落を生じるのである。
事実、本発明者等の実験によると、リン酸質硬化剤(ポ
IJIJン酸ケイ素)とレゾール樹脂との組合せを用い
た場合及び仝硬化剤とノボラック樹脂との組合せを用い
た場合の何れにも、施用壁面からの垂れや崩落が250
C程度の温度で生ずることが認められた。
IJIJン酸ケイ素)とレゾール樹脂との組合せを用い
た場合及び仝硬化剤とノボラック樹脂との組合せを用い
た場合の何れにも、施用壁面からの垂れや崩落が250
C程度の温度で生ずることが認められた。
この原因は、本発明者の研究によると、上記従来の結合
剤では、樹脂の縮合硬化が表面から内部に次第に進行し
ていくこと及び温度60乃至250Cの比較的低い温度
で素地の強度が未だ弱いことに原因があり、素地表面の
結合剤の縮合硬化が成る程度進行している段階で本、未
だ素地の壁面圧接する部分では結合剤の縮合硬化が不完
全で、この部分の強度が低く、しかも素地表面の硬化が
進行が進んでいる段階では素地内部の水分の蒸発が抑制
され、これにより素地の垂れ、崩落成いは発泡等が生ず
るものと認められる。
剤では、樹脂の縮合硬化が表面から内部に次第に進行し
ていくこと及び温度60乃至250Cの比較的低い温度
で素地の強度が未だ弱いことに原因があり、素地表面の
結合剤の縮合硬化が成る程度進行している段階で本、未
だ素地の壁面圧接する部分では結合剤の縮合硬化が不完
全で、この部分の強度が低く、しかも素地表面の硬化が
進行が進んでいる段階では素地内部の水分の蒸発が抑制
され、これにより素地の垂れ、崩落成いは発泡等が生ず
るものと認められる。
これに対して、リン酸質硬化剤、レゾール樹脂及びノボ
ラック樹脂の3成分を必須とする結合剤では素地表面の
みならず、素地の壁面に接する部分でもレゾール樹脂と
ノボラック樹脂との縮合反応が均一に進行し、素地全体
にわたる機械的強度が一様に向上し、素地内部の水分の
蒸発を阻害することなしに、縮合硬化が進行するものと
認められる。更に、レゾール樹脂とノボラック樹脂とは
、リン酸質硬化剤の存在下且つ高温下に、極めて高分子
量の7エノール樹脂を形成し、骨材の最終焼結迄の段階
で、耐火物素地に高層機械的強度と接着強度とを付与す
ると共に、この段階での炭素の損失が防止されて、高い
残炭率と焼結後の低い気孔率とを与えるものである。
ラック樹脂の3成分を必須とする結合剤では素地表面の
みならず、素地の壁面に接する部分でもレゾール樹脂と
ノボラック樹脂との縮合反応が均一に進行し、素地全体
にわたる機械的強度が一様に向上し、素地内部の水分の
蒸発を阻害することなしに、縮合硬化が進行するものと
認められる。更に、レゾール樹脂とノボラック樹脂とは
、リン酸質硬化剤の存在下且つ高温下に、極めて高分子
量の7エノール樹脂を形成し、骨材の最終焼結迄の段階
で、耐火物素地に高層機械的強度と接着強度とを付与す
ると共に、この段階での炭素の損失が防止されて、高い
残炭率と焼結後の低い気孔率とを与えるものである。
発明の好適態様
本発明の各成分及び配合を以下に詳細に説明する0
リン酸質硬化剤
本発明において、リン酸質硬化剤としては、任意のもの
、例えばポリリン酸ケイ素、ポリリン酸ケイ素のアルカ
リ金属塩、リン酸チタン、リン酸ジルコニウム、リン酸
アルミニウム、リン酸カルシウム、リン駿マグネシウム
、リン酸亜鉛、リン酸バリウム、リン酸鉛、リン酸ンー
ダ等の各種リン酸塩が単独又は2種以上の組合せで使用
される。
、例えばポリリン酸ケイ素、ポリリン酸ケイ素のアルカ
リ金属塩、リン酸チタン、リン酸ジルコニウム、リン酸
アルミニウム、リン酸カルシウム、リン駿マグネシウム
、リン酸亜鉛、リン酸バリウム、リン酸鉛、リン酸ンー
ダ等の各種リン酸塩が単独又は2種以上の組合せで使用
される。
これらのリン酸中において、リン酸分はオルンリン酸の
形でも、或いはメタリン酸、ビロリン酸、トリポリリン
激或いはその他の縮合リン酸の形で存在することができ
るが、通常はこのリン酸分は高度に縮合された形で存在
させることが望ましい。
形でも、或いはメタリン酸、ビロリン酸、トリポリリン
激或いはその他の縮合リン酸の形で存在することができ
るが、通常はこのリン酸分は高度に縮合された形で存在
させることが望ましい。
前記リン酸塩は、酸性のリン酸塩でも或いは塩基性のリ
ン酸塩でもよく、そのリン酸分(/’20りと金属成分
(Nom/l)との割合は、 MO=4・ルア)、 05 式中、Mはケイ素を含めて金属を表わし、mは金74M
の原子価を表わし、ルは0.1乃至0.7、特に0,2
乃至0.5の数である、を満足する範囲内で広範囲に変
化し得る。
ン酸塩でもよく、そのリン酸分(/’20りと金属成分
(Nom/l)との割合は、 MO=4・ルア)、 05 式中、Mはケイ素を含めて金属を表わし、mは金74M
の原子価を表わし、ルは0.1乃至0.7、特に0,2
乃至0.5の数である、を満足する範囲内で広範囲に変
化し得る。
本発明に用いるリン酸質硬化剤は、結合剤の早期ゲル化
を防止して、棚寿命を長く保つという見地から、リン酸
分CP、0.)の徐放性を有することが望ましい。即ち
、この無機リン酸質硬化剤は、下記式 %式% 式中、Xは前記硬化剤1グラムを4規定苛性ソーダ水溶
液100d中に添加した試料溶液の120分迄0経過時
間(分)を表わし、Yは前記試料溶液中に溶出したリン
酸 (Psis)の積算溶出量(”f/100m/)を表わ
す、 で定義される初期溶出−t C8)が250以下、好適
には200以下、特に好適には1nn以下及び平均加水
分解速度定数(,4)が0.2以上、特に好適には0.
3乃至1.3の範囲に夫々あることが特に望ましい。こ
のよう々徐放性リン酸質硬化剤の製法及び特性の詳細は
、米国特許第4.018.616号明細書に述べられて
いる。
を防止して、棚寿命を長く保つという見地から、リン酸
分CP、0.)の徐放性を有することが望ましい。即ち
、この無機リン酸質硬化剤は、下記式 %式% 式中、Xは前記硬化剤1グラムを4規定苛性ソーダ水溶
液100d中に添加した試料溶液の120分迄0経過時
間(分)を表わし、Yは前記試料溶液中に溶出したリン
酸 (Psis)の積算溶出量(”f/100m/)を表わ
す、 で定義される初期溶出−t C8)が250以下、好適
には200以下、特に好適には1nn以下及び平均加水
分解速度定数(,4)が0.2以上、特に好適には0.
3乃至1.3の範囲に夫々あることが特に望ましい。こ
のよう々徐放性リン酸質硬化剤の製法及び特性の詳細は
、米国特許第4.018.616号明細書に述べられて
いる。
特に好適なリン酸質硬化剤は、ポリリン酸ケイ素、特に
5tOt : P20.のモル比が7:1乃至1:2の
ポリリン酸ケイ素である。
5tOt : P20.のモル比が7:1乃至1:2の
ポリリン酸ケイ素である。
レゾール型フェノール樹脂
本発明において、レゾール型樹脂としては、フェノール
類とアルデヒド類とを塩基性触媒の存在下に縮合させて
得られる任意のレゾール型フェノールアルデヒド樹脂が
使用される。
類とアルデヒド類とを塩基性触媒の存在下に縮合させて
得られる任意のレゾール型フェノールアルデヒド樹脂が
使用される。
フェノール類としては、式
式中、Rけ、その内の2個が水素原子であり、残りの1
個がアルキル基、アリール基、ハロゲン原子又は水酸基
であり、Rは水素原子、アルキル基、ハロゲン原子又は
水酸基である で表わされるフェノール類、例えば石炭酸(フェノール
)、0−lm−又はp−クレゾール、0−lm−又np
−−y’ロビルフェノール、クロロフェノール、フェニ
ルフェノール、キシレノール、レソルシン等や、多環多
価フェノール類、例えばビスフェノール類を挙げること
ができる0 アルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、或いはその
ポリマーであるパラホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、フルフラール等を挙げることができる。
個がアルキル基、アリール基、ハロゲン原子又は水酸基
であり、Rは水素原子、アルキル基、ハロゲン原子又は
水酸基である で表わされるフェノール類、例えば石炭酸(フェノール
)、0−lm−又はp−クレゾール、0−lm−又np
−−y’ロビルフェノール、クロロフェノール、フェニ
ルフェノール、キシレノール、レソルシン等や、多環多
価フェノール類、例えばビスフェノール類を挙げること
ができる0 アルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、或いはその
ポリマーであるパラホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、フルフラール等を挙げることができる。
触媒としては、′アンモニア、アミン類、アルカリ金属
或いはアルカリ土類金属の水酸化物等が使用され、前述
したフェノール類1モル当りアルデヒド類を0.7〜2
.5モル添加し、塩基性触媒の存在下で縮合反応を行い
、減圧下で脱水して、レゾール型樹脂を回収する。
或いはアルカリ土類金属の水酸化物等が使用され、前述
したフェノール類1モル当りアルデヒド類を0.7〜2
.5モル添加し、塩基性触媒の存在下で縮合反応を行い
、減圧下で脱水して、レゾール型樹脂を回収する。
用いるレゾール型樹脂は、固形の樹脂であるべきであゆ
、その数平均分子量は一般的に言って200乃至100
0の範囲にあることが望ましい。
、その数平均分子量は一般的に言って200乃至100
0の範囲にあることが望ましい。
このレゾール樹脂は、核炭素原子に結合したヒドロキシ
メチル基を有することが、化学構造上の特徴であり、後
述するノボラック樹脂との組合せで、前述した作用効果
が奏されるものである。
メチル基を有することが、化学構造上の特徴であり、後
述するノボラック樹脂との組合せで、前述した作用効果
が奏されるものである。
ノボラック型フェノール樹脂
ノボラック型樹脂としては、フェノール類とアルデヒド
類とを酸性触媒の存在下に縮合させて得られる任意のノ
ボラック型フェノールアルデヒド樹脂が使用される。
類とを酸性触媒の存在下に縮合させて得られる任意のノ
ボラック型フェノールアルデヒド樹脂が使用される。
ノボラック樹脂の合成に使用されるフェノール類及びア
ルデヒド類は、レゾール樹脂に関して例示したものが同
様に使用され、酸性触媒としては、修酸、ギ酸、パラト
ルエンスルホン酸等の有機酸や、塩酸、硫酸等の無機酸
が使用される。
ルデヒド類は、レゾール樹脂に関して例示したものが同
様に使用され、酸性触媒としては、修酸、ギ酸、パラト
ルエンスルホン酸等の有機酸や、塩酸、硫酸等の無機酸
が使用される。
縮合に際しては、フェノール類1モル当り0.4乃至1
モルのアルデヒドを使用し、酸性触媒の存在下に縮合さ
せ、生成樹脂を固形分の形で回収する。このノボラック
型樹脂は、それ自体公知の手法で変性されたものでもよ
く、例えばノボラック樹脂を少量のへキサメチレンテト
ラミンと反応させ、変性したものをも本発明の目的に使
用し得る。
モルのアルデヒドを使用し、酸性触媒の存在下に縮合さ
せ、生成樹脂を固形分の形で回収する。このノボラック
型樹脂は、それ自体公知の手法で変性されたものでもよ
く、例えばノボラック樹脂を少量のへキサメチレンテト
ラミンと反応させ、変性したものをも本発明の目的に使
用し得る。
用いるノボラック樹脂は、一般的に言って200乃至1
200の範囲の数平均分子量を有することが望ましい。
200の範囲の数平均分子量を有することが望ましい。
このノボラック樹脂は、フェノール骨核がメチレン連鎖
を介して結合されているという構造上の特徴を有するも
のである。
を介して結合されているという構造上の特徴を有するも
のである。
組成
本発明の結合剤において、リン酸質硬化剤、レゾール樹
脂及びノボラック樹脂は、広範囲の量比で使用し得るが
、一般的に言って、3成分組成比で表わして、リン酸質
硬化剤を5乃至35重量%、特に15乃至25重量%、
レゾール樹脂を20乃至60重tチ、特に60乃至45
重量%、及びノボラック樹脂を20乃至60重量%、特
に30乃至45重8%の量で使用するのがよい。
脂及びノボラック樹脂は、広範囲の量比で使用し得るが
、一般的に言って、3成分組成比で表わして、リン酸質
硬化剤を5乃至35重量%、特に15乃至25重量%、
レゾール樹脂を20乃至60重tチ、特に60乃至45
重量%、及びノボラック樹脂を20乃至60重量%、特
に30乃至45重8%の量で使用するのがよい。
リン酸質硬化剤の量比が上記範囲よりも少ない場合には
、耐熱性のある結合媒質を耐火物素地上に形成させるこ
と、が困難とな抄、また上記範囲よりも多い場合には比
較的低温における素地の機械的強度や接着強度が低下す
るようになる。また、用いるレゾール樹脂とノボラック
樹脂との量比にも一定のバランスがあり、夫々の樹脂が
上記範囲よりも多すぎても、或いは少なすぎても、本発
明における前述した作用効果が達成し得なくなる。
、耐熱性のある結合媒質を耐火物素地上に形成させるこ
と、が困難とな抄、また上記範囲よりも多い場合には比
較的低温における素地の機械的強度や接着強度が低下す
るようになる。また、用いるレゾール樹脂とノボラック
樹脂との量比にも一定のバランスがあり、夫々の樹脂が
上記範囲よりも多すぎても、或いは少なすぎても、本発
明における前述した作用効果が達成し得なくなる。
他の配合剤
本発明の接合剤は、以上説明した3成分を必須成分とす
るが、これ以外の接合剤の補助的使用或いは組合せ使用
を何等妨げない。・ 例えば、高炉吹付補修耐火物の用途には、アルミナセメ
ントや粘土類から成る無機結合剤との併用が有効である
。勿論、使用し得る結合剤はこれに限定されず、例えば
カオリン等の粘土類、ケイ酸アルカリ等の無機結合剤や
、ピッチ、タール、カルボキシメチルセルローズ等の有
機結合剤を挙げることができる。
るが、これ以外の接合剤の補助的使用或いは組合せ使用
を何等妨げない。・ 例えば、高炉吹付補修耐火物の用途には、アルミナセメ
ントや粘土類から成る無機結合剤との併用が有効である
。勿論、使用し得る結合剤はこれに限定されず、例えば
カオリン等の粘土類、ケイ酸アルカリ等の無機結合剤や
、ピッチ、タール、カルボキシメチルセルローズ等の有
機結合剤を挙げることができる。
本発明の結合剤を配合する耐火物骨材としては、用途に
応じて、酸性、中性或いは塩基性の各種耐火物舎材が使
用され、例えばシャモット、ロウ石、ムライト、半ケイ
石質、高アルミナ質(パーライト〕等のAAt Os
−5t Ot系骨材:ケイ石等のSin。
応じて、酸性、中性或いは塩基性の各種耐火物舎材が使
用され、例えばシャモット、ロウ石、ムライト、半ケイ
石質、高アルミナ質(パーライト〕等のAAt Os
−5t Ot系骨材:ケイ石等のSin。
系骨材;コランダム、その他の電融アルミナ等のAt、
03系骨材;ホルステライト等のA(q□ −5t O
H系骨材;炭化硅素(SiC系);黒鉛;クロム質、ク
ロムマグネシウム質、マグネシウムクロム質;マグネシ
アクリンカ−1電融マグネシア、焼成ドロマイト等の単
独或いは2種以上の組合せを挙げることができる。
03系骨材;ホルステライト等のA(q□ −5t O
H系骨材;炭化硅素(SiC系);黒鉛;クロム質、ク
ロムマグネシウム質、マグネシウムクロム質;マグネシ
アクリンカ−1電融マグネシア、焼成ドロマイト等の単
独或いは2種以上の組合せを挙げることができる。
これらの耐火物骨材は、それ自体公知の粒度調整、即ち
、一般に粒径1乃至5mの粗粒分が10乃至70重t%
、粒径1問よりも小さい微粒分が90乃至30重量%と
なるような割合いで配合し、耐火物組成物とする。勿論
、これらの骨材を、直接上記粒度構成に近い粒度となる
ように粉砕し、篩分は等を行うことなしに骨材として使
用するこ ゛ともできる。
、一般に粒径1乃至5mの粗粒分が10乃至70重t%
、粒径1問よりも小さい微粒分が90乃至30重量%と
なるような割合いで配合し、耐火物組成物とする。勿論
、これらの骨材を、直接上記粒度構成に近い粒度となる
ように粉砕し、篩分は等を行うことなしに骨材として使
用するこ ゛ともできる。
高炉吹付補修用骨材としては、シャモットとアルミナと
の組合せが使用される。
の組合せが使用される。
耐火物素地を調製するには、耐火物骨材100重量部当
妙1本発明の結合剤を5乃至25重量部、特に6乃至1
5重量部の量で使用するのがよい。
妙1本発明の結合剤を5乃至25重量部、特に6乃至1
5重量部の量で使用するのがよい。
更に、この素地の調製に際して、トルエンスルホン酸等
の分散剤、各種繊維乃至ワイヤー等の補強材をそれ自体
公知の処方に従い配合できる。
の分散剤、各種繊維乃至ワイヤー等の補強材をそれ自体
公知の処方に従い配合できる。
本発明の組成物による耐火物の成形は、上述した組成比
の配合物を用いる点を除けば、それ自体公知の手段で行
うことができる。
の配合物を用いる点を除けば、それ自体公知の手段で行
うことができる。
例えば、各成分の配合は、液体成分(例えば水)と粉末
成分(例えば硬化剤及び骨材)の適量とを十分に混合し
て、粉末成分の表面を十分に湿潤させ、次いで追加量の
粉末成分を十分に混合して全体にわたって均質化された
組成物とする。勿論、この混和に際して、液分の量が不
足しているときには、追加量の水或いは溶媒を補充する
ことは何等差支えない。混線は室温で十分に行い得るが
、所望によっては、150C程度に迄加熱することがで
きる。
成分(例えば硬化剤及び骨材)の適量とを十分に混合し
て、粉末成分の表面を十分に湿潤させ、次いで追加量の
粉末成分を十分に混合して全体にわたって均質化された
組成物とする。勿論、この混和に際して、液分の量が不
足しているときには、追加量の水或いは溶媒を補充する
ことは何等差支えない。混線は室温で十分に行い得るが
、所望によっては、150C程度に迄加熱することがで
きる。
混線組成物は、用途によって種々の成形法に賦すること
ができ、例えば、定形耐火物の場合には、プレス機等に
より加圧下に所定の形状に成形する。
ができ、例えば、定形耐火物の場合には、プレス機等に
より加圧下に所定の形状に成形する。
また不定形耐火物の場合忙は、炉、ランナー、取鍋或い
はその他の付属設備の内側に、コテ塗、キャスティング
、吹付、突きカタメ等の任意の手段で施こす。勿論、本
発明の組成物は、定形耐火物相互或いは耐火物と他の部
材とを接着させろための耐火性接着剤乃至は目地として
使用することができ、また予じめ形成された耐火物の上
塗り被覆として使用することもできる。
はその他の付属設備の内側に、コテ塗、キャスティング
、吹付、突きカタメ等の任意の手段で施こす。勿論、本
発明の組成物は、定形耐火物相互或いは耐火物と他の部
材とを接着させろための耐火性接着剤乃至は目地として
使用することができ、また予じめ形成された耐火物の上
塗り被覆として使用することもできる。
本発明を次の例で説明する。
本発明に使用した実験装置はシャモットレンガ5K54
C旭硝子製)を用いて第1図に示したように一方向開放
の炉をつ(り用いた。あらかじめバーナーで炉内を暖た
め、炉内雰囲気温度を250℃に保たせる。この時の炉
の奥壁の温度は100℃である。上蓋レンガを取除き、
骨材、結合剤、水を充分混ぜた炉材を炉の奥の壁釦添わ
せて流し込む。垂れ流れない様に厚板を入れ升型の枠型
をつ(る。流し込みが終ると同時に、10−の重さを有
するレンガ型(角柱立方体〕をした鉄の塊を炉材の上に
1分間のせ押え込む。鉄塊を取除き直ぐにレンガ蓋をし
、バーナーで炉内雰囲気を2500に15分間保持する
。その後バーナーを消し上蓋及び側壁レンガを取除き、
第2図に示した如く角柱状になっているかフクレ、亀裂
発生状況や流れくずれているか(波線)などを観察し、
保形性の良し悪しを判定した。
C旭硝子製)を用いて第1図に示したように一方向開放
の炉をつ(り用いた。あらかじめバーナーで炉内を暖た
め、炉内雰囲気温度を250℃に保たせる。この時の炉
の奥壁の温度は100℃である。上蓋レンガを取除き、
骨材、結合剤、水を充分混ぜた炉材を炉の奥の壁釦添わ
せて流し込む。垂れ流れない様に厚板を入れ升型の枠型
をつ(る。流し込みが終ると同時に、10−の重さを有
するレンガ型(角柱立方体〕をした鉄の塊を炉材の上に
1分間のせ押え込む。鉄塊を取除き直ぐにレンガ蓋をし
、バーナーで炉内雰囲気を2500に15分間保持する
。その後バーナーを消し上蓋及び側壁レンガを取除き、
第2図に示した如く角柱状になっているかフクレ、亀裂
発生状況や流れくずれているか(波線)などを観察し、
保形性の良し悪しを判定した。
熱硬化した炉材及び接着面を中心にレンガと炉材とを一
諸に40X40X160〜の試験片を切り出し種々の試
験の材料に供した。
諸に40X40X160〜の試験片を切り出し種々の試
験の材料に供した。
試験項目は次の通りである。
1 熱間曲げ強度 250C500t:’ 130C
F11 熱間接着曲げ強度 250tl’ 500
C130(IIc熱間曲げ強度及び熱間接着曲げ強度測
定装置を第3図に示す。即ち、非酸化性雰囲気で250
0.5ooc、13oocに昇温させた炉内の二支点に
前記炉材をのせ上部より荷重を加え破壊した時体を炉内
の二支点にのせ上部より荷重を加え、接着面が破壊した
時の重さく kg/an” )を読み熱間接着曲げ強度
とした。
F11 熱間接着曲げ強度 250tl’ 500
C130(IIc熱間曲げ強度及び熱間接着曲げ強度測
定装置を第3図に示す。即ち、非酸化性雰囲気で250
0.5ooc、13oocに昇温させた炉内の二支点に
前記炉材をのせ上部より荷重を加え破壊した時体を炉内
の二支点にのせ上部より荷重を加え、接着面が破壊した
時の重さく kg/an” )を読み熱間接着曲げ強度
とした。
)11 耐アルカリ性
アルカリ侵蝕剤(コークス: x、co、=8: 2、
重量比)の中に40x40x160%の大きさで切出し
た炉材を埋め込み、1200℃に昇温させ5時間を保持
した後取出し放冷後寸法を計り、侵蝕前の寸法と比較し
線変化率C%)を算出する。
重量比)の中に40x40x160%の大きさで切出し
た炉材を埋め込み、1200℃に昇温させ5時間を保持
した後取出し放冷後寸法を計り、侵蝕前の寸法と比較し
線変化率C%)を算出する。
1v 耐−酸化炭素(CO)性
40x40x160¥、で切出した炉材試験体を両口を
もつ保獲管中に入れ割型電気炉内でCO:Ht:= 1
: 1 (体積比)の混合ガスを17/分の流速で流
し乍ら500℃に昇温し試験体く亀裂が入る時間を読み
とる。
もつ保獲管中に入れ割型電気炉内でCO:Ht:= 1
: 1 (体積比)の混合ガスを17/分の流速で流
し乍ら500℃に昇温し試験体く亀裂が入る時間を読み
とる。
■ 残炭率
示差熱分析装置(理学電機英 サーモフレックス高温形
示差熱天秤8078F2型)を用いへ?雰囲気中で室温
から900℃まで昇温させ重量減少率を測定した。
示差熱天秤8078F2型)を用いへ?雰囲気中で室温
から900℃まで昇温させ重量減少率を測定した。
実施例1゜
骨材(SiC−(’)870?、フェノール樹脂(ノボ
ラック型) 45 t、フェノール[11(レゾール型
)55?、ポリリン酸ケイ素301、水2501をミキ
サーで充分混合し炉に流し込む。
ラック型) 45 t、フェノール[11(レゾール型
)55?、ポリリン酸ケイ素301、水2501をミキ
サーで充分混合し炉に流し込む。
この時の炉の状態は壁面温度100 r、雰囲気温度2
50Cである。流し込んだ後上部より10に9の圧力を
1分間加え圧力を除いた後250cの雰囲気で15分間
加熱した。結果は保形性、壁面への接着ともに良好であ
った(試料−1)。
50Cである。流し込んだ後上部より10に9の圧力を
1分間加え圧力を除いた後250cの雰囲気で15分間
加熱した。結果は保形性、壁面への接着ともに良好であ
った(試料−1)。
実施例2゜
骨材としてシャモッ)71C1、フェノール樹脂(ノボ
ラック型)312、フェノール樹脂(レゾール型)3日
f、アルミナセメント20 Of。
ラック型)312、フェノール樹脂(レゾール型)3日
f、アルミナセメント20 Of。
ポリリン酸ケイ素21?、水150fとをミキサーで充
分混合し実施例1と同様に実験を行った。
分混合し実施例1と同様に実験を行った。
その結果、保形性、レンガ壁面への接着性の優れたもの
が得られた。
が得られた。
実施例3゜
骨材5iC−C870P、フェノール樹脂(ノボラック
型) 40 ?、フェノール樹脂(レゾール型)60g
、ポリリン酸ケイ素50.5r、水250gの配合で実
施例1と同様に実験した。(試料5−6)レンガとの接
着性、保形性、1300℃での熱間曲げ強度の良好なも
のが得られた。
型) 40 ?、フェノール樹脂(レゾール型)60g
、ポリリン酸ケイ素50.5r、水250gの配合で実
施例1と同様に実験した。(試料5−6)レンガとの接
着性、保形性、1300℃での熱間曲げ強度の良好なも
のが得られた。
実施例4゜
骨材5LC−(’ 8701、フェノール樹脂(ノボラ
ックfJL)609、フェノール樹脂(レゾール140
I、ポリリン酸ケイ素sag、水250gの配合で実施
例1と同様に実験した(試料5−4)。
ックfJL)609、フェノール樹脂(レゾール140
I、ポリリン酸ケイ素sag、水250gの配合で実施
例1と同様に実験した(試料5−4)。
実施例5゜
骨材5iC−CB 70.5’、フェノール樹脂(ノボ
ラック型)50g、フェノール樹脂(レゾール型)so
y、ポリリン酸ケイ素60I、水250gの配合で実施
例1と同様に実験した(試料5−5)。
ラック型)50g、フェノール樹脂(レゾール型)so
y、ポリリン酸ケイ素60I、水250gの配合で実施
例1と同様に実験した(試料5−5)。
実施例1,2,5,4および5の接着性、保形性、熱間
曲げ強度、熱間接着曲げ強度、耐アルカリ性、耐CO性
の結果を第1表に記載する。
曲げ強度、熱間接着曲げ強度、耐アルカリ性、耐CO性
の結果を第1表に記載する。
比較例
実施例1と同様の条件で骨材、フェノール樹脂、添加剤
の組合せで比較例試験H−1〜H−9を行った。
の組合せで比較例試験H−1〜H−9を行った。
レンガとの接着性はH−1〜H−9までいずれも不良で
あった。保形性に関してはg−2と〃−9については良
好であった。熱間曲げ強度(K9/−)、熱間接着曲げ
強度(K9/i)、耐アルカリ性(線膨張率チ)、耐C
O性(亀裂発生時間んr)について第1表に示す。
あった。保形性に関してはg−2と〃−9については良
好であった。熱間曲げ強度(K9/−)、熱間接着曲げ
強度(K9/i)、耐アルカリ性(線膨張率チ)、耐C
O性(亀裂発生時間んr)について第1表に示す。
第1−A図及び第1−8図は、それぞれ実施例に使用し
た炉の側面及び上面を示す図、第2図は、第1図の炉を
使用して炉材の熱処理を行なった後の炉材の状態を示す
図、 第5図は、熱間曲げ強度及び熱間接着曲げ強度の測定装
置を示す図である。 1け炉体、2は温度計、3けバーナを示す。 特許出願人 水澤化学工業株式会社第1−A図 i i−s図 第2図 第3図
た炉の側面及び上面を示す図、第2図は、第1図の炉を
使用して炉材の熱処理を行なった後の炉材の状態を示す
図、 第5図は、熱間曲げ強度及び熱間接着曲げ強度の測定装
置を示す図である。 1け炉体、2は温度計、3けバーナを示す。 特許出願人 水澤化学工業株式会社第1−A図 i i−s図 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)リン酸質硬化剤、レゾール型フェノールアルデヒ
ド樹脂及びノボラック型フェノールアルデヒド樹脂を含
有することを特徴とする耐火物用結合剤。 - (2)三成分組成比で、リン酸質硬化剤を5乃至35重
量%、レゾール型フェノールアルデヒド樹脂を20乃至
60重量%及びノボラック型フェノールアルデヒド樹脂
を20乃至60重量%含有することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の耐火物用結合剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59199462A JPS6177661A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | 耐火物用結合剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59199462A JPS6177661A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | 耐火物用結合剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6177661A true JPS6177661A (ja) | 1986-04-21 |
Family
ID=16408200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59199462A Pending JPS6177661A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | 耐火物用結合剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6177661A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100371415C (zh) * | 2005-12-07 | 2008-02-27 | 赵彧 | 水分散型复合固砂剂的配方 |
-
1984
- 1984-09-26 JP JP59199462A patent/JPS6177661A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100371415C (zh) * | 2005-12-07 | 2008-02-27 | 赵彧 | 水分散型复合固砂剂的配方 |
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