JPS6175033A

JPS6175033A - 液晶防眩ミラ−装置

Info

Publication number: JPS6175033A
Application number: JP59197958A
Authority: JP
Inventors: Keiji Jinguu; 神宮　啓至
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1984-09-21
Filing date: 1984-09-21
Publication date: 1986-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉本発明は、液晶の電気光学効果を応用した防眩ミラー装
置に関する。

詳しくは、防眩ミラーの一部もしくは全体部分に各種の
表示を付加した防眩ミラー装置に関する。

〈従来技術〉液晶の電気光学効果を応用して防眩ミラーを構成した例
としては、特許出願公告、昭４８−３５８３４や、特許
出願公告昭５２−２０３５４等があるが、いずれも、液
晶の電気光学効果を単に応用して防眩効果を有するミラ
ーを構成したにすぎず、そのミラー部を利用して何らか
の表示を行なおうとすると、種々の不都合を生じた。

〈目　的〉本発明の目的は、液晶防眩ミラーの、ミラー部の一部又
は全部に各種の表示を付加して、自動車内の情報量を増
加させることにある。

〈構　成〉本発明の液晶防眩ミラーは、透明Ｔ！Ｌ極を設けた上基
板と、透明電極又は鏡面反射性を有するｉｉｉを設けた
下基板をシール材によって挾持し、その間に少なくとも
液晶を封入したものである。そして、上基板もしくは下
基板の電極には、各押の表示を行うためのパターンが形
成゛されている。利用する液晶モードの一例としては、
次に述べる相転位型ゲストホストモードがある。

〈実施例〉第１図は、本発明による相転位型ゲストホストモードを
利用した防眩ミラーの構造を示す。第１図において、透
明電極４が形成された上ガラス基板１と、銀、アルミニ
ウム、クロム等を用いて鏡面反射性を有する電極５が下
ガラス基板２をシー１’ｖ　材’Ｓ　ニよって挾持し、
その間に第１表の様な分子構造を持つ二色性染料を溶解
させた、第２表の様な組成を持つ液晶を封入した。なお
、第１表の様な混合比により、色調は黒色になる。

第１表第　　　２　　　表第５表は、第１図の様な構造を持つ液晶防眩ミラーにお
いて、第１表の混合比の二色性染料濃度を、１％、１，
５％、２％、３％とした場合の・駆動電圧に対する反射
率の変化を示すものであり・第２図はそれをグラフに表
わしたものである０第　　　５　　　表なお、駆動は６４Ｈｚのスタティック駆動である〇一般に、非防眩時の反射率は１５％前後、防眩時の反射
率は４５％前後が、自動車用防眩ミラーとして適当であ
ると言われているので、第３表あるいは第２図かられか
るように、染料濃度を１．５％程度にして、非防眩時に
は１０ｖ駆動で、防眩時にはＯｖ駆動にすれば、液晶防
眩ミラーが形成できる。又、その中間の４ｖ程度と６ｖ
程度で駆動すれば、反射率に階調性を持たせ−る事も可
能である。

又、他のモードとしては、正の誘電異方性を有するネマ
チック液晶に二色性染料を添加して構成したゲストホス
トパネルと、１／４波長位相差板とを組合せたモードが
ある。

第６図は、本発明による防眩ミラーの構造を示す。第３
図において、透明電極４が形成された上ガラス基板と下
ガラス基板２をシール材３によって挾持し、その間に二
色性染料を溶解させたネマチック液晶荘熔解させた。６
は１／４波長位相差板であり、７はミラーである。ネマ
チック液晶としては、第４表の様な組成を持つ液晶を使
用し、これに第５表の様な分子構造を持つ二色性染料を
溶解させた。第６表は、第２表の様な混合比の二色性染
料を、１％、１．５％、２％の濃度とした場合の、駆動
電圧に対する反射率の変化を示すものであり、第４図は
それをグラフに表わしたものである。なお、第２表の様
な混合比により、色調は濃紺となる。又、駆動は６４Ｈ
ｚのスタティック駆動である◇ 第　　　　４　　　　表第　　　　５　　　　表第　　　　６　　　　表一般に、非防眩時の反射率は１５％前後、防眩時の反射
率は４５％前後が自動車用防眩ミラーとして適当である
と言われているので、第３表あるいは第２図かられかる
様に、染料濃度を１５％程度にすればよい。その場合、
非防眩時にはｉｏｖ駆動で、防眩時はＯｖ駆動とし、そ
の間に３ｖ程度と６ｖ穆度で駆動すれば、その間に階調
性を持たせる事も充分可能である０〈実施例〉以下、本発明の実施例について述べる。

（実施例１）第５図は本発明の一実施例であり、防眩ミラー上にクロ
ック表示を行ったものである。この場合、第１図に示す
様な構造の相転移型ゲストホストモードを使用せる場合
は、通常の非防眩時には、クロック表示部以外には適当
な電圧を印加し、て反射率をクロック表示部より高くし
ておく。そうすると、電圧が無印加のクロック表示部の
反射率は低いので、いわゆるポジ表示で時刻が表示され
る事になる。又、防眩時にもクロック表示を見たい場合
は、逆にクロック表示部に電圧を印加して防眩時のミラ
ーの反射率より高くすれば、ネガ表示で時刻が表示でき
る。例えば下電極を反射電極にすると、時刻表示を行う
ためのパターンは第６図に示す様に、表示用電極とその
周囲の電極との間のギヤノブを２０μ以下、好ましくは
５μ程度にして形成すれば、実用上、そん色の無い表示
が行なえる。なお、上電極に表示パターン電極を形成す
れば、必ずしもこのような構造をとる必要はない。

（実施例２）液晶防眩ミラーの一部に温度表示を付加した。

（実施例３）液晶防眩ミラーの一部にガソリン残量表示を付加した。

（実施例４）液晶防眩ミラーの一部に走行距離表示を付加した０（実施例５）可とう性のフィルム基板をガラス基板の代りに用いて、
液晶防眩ミラーを構成し、そのミラーの一部又は全部に
各種表示を付加した・なお、以上の実施例では駆動部分を省略したが、本発明
の防眩ミラー装置は、所定の電圧、Ｔｒｌ、流の印加に
より駆動されることは勿論である。

〈効　果〉以上述べてきたように本発明によれば、入射光の強度に
応じた防眩効果を有するミラーを構成できるとともに、
そこに各種表示を付加する事によって自動車内の情報量
を、増加させる事ができるという効果があるっ

【図面の簡単な説明】

第１図は、相転移型ゲストホストモードを利用した防眩
ミラーの構造を示す。１・゛°上ガラス基板　　２・・・下ガラス基板３・・
・シール材　　　　４・・・透明電極５・・・鏡面反射
性を有する電極６・・・相転移型ゲストホスト用液晶第２図は、液晶防眩ミラーの駆動電圧と反射率の関係を
示す。第３図は、ネマチック型ゲストホストと１／４波長位相
差板とを組合せたモードを利用した防眩ミラーの構造を
示す。１・・・上ガラス基板　　２・・・下ガラス基板３・・
・シール材　　　　４・・・透明電極５・・・ネマチッ
ク型ゲストホスト用液晶７・・１／４波長位相差板８・・・ミラー第４図は、液晶防眩ミラーの駆動電圧と反射率の関係を
示す。第５図は本発明の一実施例である。第６図は電極パターンの彫状を示す。第１図第２図鼾３〆第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

液晶の電気光学効果を応用して構成した防眩ミラーにお
いて、該ミラー部の一部分あるいは全体部分に各種の表
示を付加した事を特徴とする液晶防眩ミラー装置。